Marston KJ, et al : Resistance training enhances delayed memory in healthy middle-aged and older adults: A randomised controlled trial. J Sci Med Sport. 2019 Nov;22(11):1226-1231. PMID: 31281076

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31281076/

 

【背景】高強度の運動は、認知機能低下の発生を延期または防止するための潜在的な治療ツールである。ただし、健康な成人の認知機能に対する構造化されたレジスタンストレーニングの長期的効果に関する十分なエビデンスはない。この研究の目的は、後期中年成人の認知機能に対する2つの生態学的に有効な強力な12週間レジスタンストレーニングプログラムの効果を調査することであった。

 

【方法】運動科学部の強度およびコンディショニング研究室での単一サイト並列ランダム化比較試験。 最小化ランダム化により割り当てられたグループ。45人の健康な成人(年齢範囲= 41-69歳)を登録し、(A)高負荷、長時間休憩のレジスタンストレーニング(n = 14)、または(B)中負荷、短時間休憩のレジスタンストレーニング(n = 1512週間、週に2回、

または非運動コントロール(n = 16)にランダム化。7日以内のフォローアップ。 データは20169月から201712月に収集された。CogStateコンピューター化バッテリーを使用して評価される認知機能を検討した。評価者は、参加者グループの割り当てについて知らされていなかった。 二次アウトカムは、最大筋力と体組成。

 

【結果】2018年に44人の参加者が分析された。対照群と比較して、レジスタンストレーニンググループ(g = 0.67-0.79)の遅延言語パフォーマンスは改善された(p = 0.02)。なお、トレーニンググループ間に差はなかった。同様に、最大筋力の増加が、対照群と比較した場合、レジスタンストレーニンググループで観察され(p <0.01)、トレーニンググループ間で差はなかった。 体組成の違いは観察されなかった。 介入の有害事象や副作用はなかった。

 

【結論】12週間の集中的なレジスタンストレーニングにより、トレーニングデザイン(高負荷と中程度の負荷)に関係なく、言語記憶の遅延が改善される。

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