ダイエットと美容の効果を高めるBeautyPlusブログ

ダイエットを成功する、美容を保つためには、正しい知識を身に付け、 自分に合う正しいサプリメントの摂取を行い、ストレスなく楽しく続けることです。 このブログでは、ダイエットや美容の知識や方法、促進する栄養素の成分などを学んで頂き、 様々なサプリメントの内容を検証し、ご紹介していきます。

セラミド

ダイエットを成功させたい方、美肌を手に入れたい方は必見。
このブログでは、成分・栄養素の効果・効能、サプリメントの正しい選び方、
効果が高まるサプリメントを飲むタイミング、サプリメントの副作用、
自分に合うダイエット方法の見つけ方や美肌を促進する栄養素など
ダイエットと美容を成功させるために様々な知識を解説します。

セラミドの効果・効能

今回はセラミドの効果について解説します。

セラミドの基礎知識はこちら
セラミドの摂取量と多く含む食品はこちら


◎セラミドの効果・効能
①バリア機能で肌を外部刺激から守る効果

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健康な角質層では、セラミドを含む細胞間脂質が角質細胞同士の間に隙間なく
埋められており、紫外線やダニ・ノミ、それにチリなどの外部刺激から
肌を守るバリア機能が働きます。
またセラミドは、皮膚の水分の蒸発を抑える効果も担っています。


②優れた保湿効果
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角質層に含まれている水分量は、通常10〜30%となっています。
その角質層の水分のうち、約80%はセラミドを含めた細胞間脂質に存在し、
約17%は天然保湿因子に、約3%は皮脂に存在しています。
一方で湿度が30%以下になると角質層から水分が蒸発しやすくなり、
肌が乾燥しやすい状態となってしまいますが、セラミドは湿度が0%になっても蒸発をせず、
また気温が大幅に下がっても凍らない性質を持っています。
そのため、優れた保湿力をもつセラミドは乾燥や肌荒れを改善する効果があります。


③美肌・美白を促進する効果
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セラミドは体内の余分なメラニンの合成を抑制する働きがあるため、
シミやそばかすを改善し、美肌を保つ効果があります。
またセラミドの保湿力によって潤いのある美肌を形成することができます。


④アトピー性皮膚炎を改善する効果
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アトピー性皮膚炎は、食生活や生活習慣、生活環境、
人間関係からくる精神的なストレスなど様々な要因によって発症します。
アトピー性皮膚炎を発症すると、湿疹やかゆみなどの症状が現れ、
患部から組織液が流れたり、慢性化するとザラザラの肌に厚みを伴います。
ですが近年の研究結果により、アトピー性皮膚炎患者の細胞間脂質に存在するセラミドの量が、
健康な肌の人と比べて異常に少ないことが分かってきました。
そのため肌の保湿力が低下し、外部刺激から肌を守るバリア機能が落ちてしまい、
皮膚炎の症状が出やすくなってしまいます。
もちろんアトピー性皮膚炎の治療として生活習慣を見直して規則正しい生活を送ることや、
スキンケア、食事療法による改善を行うことはとても大事ですが、
セラミドを配合したクリームを使用することも効果的です。


今回はセラミドの効果について解説しました。
美肌効果の高いセラミドですが、セラミドの基礎知識を理解し
またセラミドの摂取量をよく守り、肌の健康を保ちましょう。
 

セラミドの摂取量と多く含む食品

今回はセラミドの1日に必要な摂取量と、セラミドを多く含む食品について解説します。

◎セラミドの1日に必要な摂取量
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セラミドの1日に必要な摂取量は1200μgです。
セラミドが肌に1200μgある状態であれば、紫外線や乾燥などの外部刺激から
肌を守るバリア機能が十分働くといわれています。
セラミドは体内で生成されており、ターンオーバーのサイクルの中で角質層に広がりますが
食事から摂取したり、また化粧水などで補うことも効果的です。

また乾燥肌やアトピー肌でセラミドが低下傾向にある人は、
化粧水など皮膚の表面から摂取するよりも体の内から摂取していくことを心がけましょう。

セラミドは加齢とともに減少していく成分であり、
40歳になると20歳のセラミド量と比べて半分ほどになってしまいます。
またセラミドは、一度に過剰摂取しても効果がすぐに表れる成分ではありません。
そのため、こまめに継続して摂取することが重要です。

次はセラミドを摂取しやすい食品について解説します。


◎セラミドを多く含む食品
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【セラミドを多く含む食品】
・コンニャク芋
・コンニャク
・しらたき
・黒豆
・小豆
・ひじき
・そば
・牛乳
・たまねぎ
・わかめ

セラミドはコンニャク芋に最も多く含まれているため、
セラミドのサプリメントではコンニャク芋が原料に使われていることが多いです。
上記のほかでも、カリフラワーやじゃがいも、ごま、キャベツなどにも含まれており、
比較的食事から摂取しやすい成分といえるでしょう。

最近では「ミルクセラミド」という商品も多いですが、
牛乳などの動物性のセラミドは、コンニャク芋に比べて人のセラミドの成分に近いため
体内への吸収率が高いことも特徴です。

今回はセラミドの摂取量について解説しましたので
次回はセラミドの効果・効能について解説します。


セラミドの基礎知識

今回はセラミドの基礎知識について解説します。

◎セラミドとは?
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セラミドとは、水分を保つ性質の「ラメラ構造」をもつ油の一種です。
ラメラ構造には水に馴染みやすい部分の「親水基」と、油に馴染みやすい
部分である「疎水基」があり、これらの細胞が積み重なって層状構造を形成しています。
そしてセラミドは、人間の皮膚の最も表面に近い角質層に存在している物質です。


◎角質層の構造とセラミドの役割
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人間の皮膚は、表面から表皮層・真皮層・皮下組織の3層に分かれており、
表皮層の中でさらに表面から角質層・顆粒層・有棘層・基底層の4層に分類されます。
そして角質層の構造は、「ケラチン」というたんぱく質の細胞がブロック状に並んでいます。
そのケラチンの細胞同士を結びつけるために、ブロックの間に細胞間脂質が埋められています。
セラミドは細胞間脂質の約50%を占める成分であり、このセラミドの量によって
紫外線などの外部刺激から肌を守るバリア機能の働きや、肌のハリや潤いをもたらします。

美肌効果のあるヒアルロン酸の基礎知識はこちら

◎ターンオーバー(肌の生まれ変わり)とセラミドの関係
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セラミドは、「ターンオーバー」と呼ばれる肌が生まれ変わる
一連のサイクルによって生み出されます。
具体的には、ターンオーバーは表皮層の一番奥側にある基底層から
新しい表皮細胞が生み出され、その細胞が分裂を行いながら角質層まで上がり、
最終的に垢となって剥がれ落ちるまでの一連の流れのことをいいます。
セラミドは細胞が生み出される基底層の段階では細胞内に含まれた状態ですが、
角質層まで上がってきた時に細胞内から細胞間脂質に放出されます。
そこでセラミドが肌に潤いを与えたり、刺激から守る効果を発揮します。


◎6種類のセラミド
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人間の角質層には6種類のセラミドが存在していると言われています。
セラミドのそれぞれの機能について解説します。
【セラミドの種類】
・セラミド1:紫外線などの刺激から肌を守るバリア機能、保水機能
・セラミド2:高い保水機能
・セラミド3:保水機能、シワを抑える機能
・セラミド4:角質の脂質バリア層を保つ機能
・セラミド5:角質の脂質バリア層を保つ機能
・セラミド6:保水機能
人間の肌に最も多く含有されているのはセラミド2であり、
セラミド全体の約20%を占めているため、肌の健康状態に最も影響を与える成分です。

今回はセラミドの基礎知識について解説しました。
美肌成分として非常に人気があるセラミドですが、
肌のサイクルやセラミドの正しい知識を身につけましょう。
次回はセラミドの摂取量や多く含む食品などをご紹介します。


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