気付いたら、日も長く、ポカポカしてきて春めいてきた。

寒いのは気が滅入るので苦手で爬虫類のように動きも少なくなるのが春が近づくにつれて動けるようになってくるのが常だが、今年の冬は比較的良く動いた。

というのも、ひょんなことからスノボを始める事になり、そのままならなさにムキになり、レンタル代がもったいないから結局道具を買ってしまい金が無くなってしまい、気付いたら会社の同僚と毎週のようにストイックにスノボ道に邁進する日々を、人知れず送っていた。スキー場に行ったらほとんど休憩なしで、ど真剣に一日中滑っている。

結構数多く行って人よりも上達のスピードが遅い気がするが、まずまず形になってきて、恐怖でしかなかった暴走感というか谷に吸い込まれる感じも気持ちよくなってきた。一緒に行ってる同僚も最初は全くの初心者だったが、運動神経がよく、今では多分抜かれている。それは仕事も変わらない(苦笑) 後から来たのに追い越され状態である。

板も結局買ったが、最初は全く適応できず、粗悪品をつかまされたと思って少し落ち込んだ。ワックス塗ったり何だり手間をかけたり悪戦苦闘してるうちに、不意にコツを掴んで、急に言う事を聞くようになってきた。道具の不思議さを感じた。

ただ「滑る」という行為も、色々と人生勉強になる。滑るのは恐い。けど恐がって後ろにのけぞると余計スピードが出て、もっと恐い。しっかり踏み込んで、目を逸らさなければ、コントロールして滑ることができる。恐くない。雪を知り、板を知り、山を知り、己を知れば百戦危うからず。

とはいえ、相も変わらず恐がりな自分だが、スノボだけじゃなくてもっと色々な事に、恐がらず前のめりに取り組みたいと思い始めている。