馬産地早来の雄大でのんびりした雰囲気にすっかりいい気分になった所で、行き当たりばったりに次の目的地を探した。地理的には宿泊地の旭川に近づいた方がいいから順当に札幌に一度戻るのがいいだろう。さらに順当に朝は北海道大学で首しか見られなかったクラーク博士の銅像を見に行くことにした。どうやら羊ヶ丘という所にあるらしい。行きは高速を使ったが、札幌に戻る際は下道で戻った。道が広くて車線が引いておらず1車線なのか2車線なのか分からない所があって少し面喰ったのと、冬の目印だろうか、車道の端に矢印の看板みたいのがずっと並んでいたのが印象的だ。

 そんなこんなで一時間くらい走り羊ヶ丘に着いた。見晴らしのいい丘陵状の牧草地の頂き付近にどこかを指さすクラーク博士がいた。
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 まさに永遠なる中二病、クラーク博士。といった所だろうか。博士の先には銀色の札幌ドームがそびえていた。ちなみにここでは一つ後悔がある。他の観光客はみんな記念写真でクラーク博士と同じポーズで撮っていた。恥ずかしくてできなかった。一人で行ったからという割引材料はあるにせよ、ここではやはり知らない人に頼んででも同じポーズの写真を撮ってもらうべきだったかなと後で思った。こういう場所できっちり博士と同じポーズで写真を撮る素直さというか人としての素朴さは田舎者の癖に俺には足りないと思った。大志どころか劣等感を抱く始末で丘を後にした。

 大きい街に行った時の自分なりの楽しみの一つにその街の本屋に行くというのがある。地方でも規模の大きい書店が増えてきたこともあり最近では差はなくなってきたが、地元で出回ってない本があったり、旅行雑誌では得られないその地域の情報や住んでる人の雰囲気を掴むのに適しているからだ。という訳で札幌の大通り公園近くにあった書店へ行ってみた。昼もまだ食べていなかったからここで情報収集しようと思ったのだがいまいち不得要領で、結局新潟でも買えるような本を一冊買った。「僕が旅先の書店へ行く理由」みたいな感じで理屈をこねたが現実はこんなものだ。

 まだまだ札幌で見るべき所はあった。でも朝早くから活動し少し疲れてきていた。しかも慣れない大都市札幌の道は一方通行や交差点が多く交通量も多いため自動車で走りまわるのも少し億劫になってきた。そろそろ旭川へ向かおうかと思った矢先、札幌最後の目的地が閃いた。1日を振り返る→今日はダービー馬を3頭も見た→今日は2012年5月27日→今日は競馬の祭典日本ダービーの開催日→今日はダービー馬を3頭も見た□これも何かの縁→今馬券を買えば絶対当たるに違いない→これは札幌競馬場に行くしかない→BOYS(?) BE AMBITIOUS(つづく)