一日バルセロナを歩き回りぐったりして部屋にいた所、ハモンさん(同じツアーの参加者の人。生ハム=ハモン好きであることから勝手に命名)からホテルの部屋に内線電話が。それぞれの一日の観光話をそこそこに次の日の昼までのホテル出発までの時間を一緒に観光する約束をした。

 最終日。まず、前の日に回れなかったガウディの有名な建築物の一つであるカサ・パトリョに行ったのだがまだ開館しておらず入り口で断念。ハモンさんが行きたいとのことでランブラス通りにあるボケリア市場と、市内随一のデパート、エルコルテイングレスがカサパトリョの割合近くにあるのでそこで日本へのお土産をそれぞれに調達した。観光者向け以外の商品が充実しているので、市販の調味料や、猫の餌など面白いお土産を買う事ができた気がする。

 そして観光の締めに、前の日行けなったモンデュイックの丘に行きバルセロナ市内を一望。丘の上に発着場があるロープウェイに乗ってホテルに近い港までを空中散歩した。時間に限りがあり、まだ行きたい所や食べたいものもあったが、2日間で最低限見るべき程のものは見れたような気がした。何とか時間とお金を作ってまた来たいと思った。

 ホテルから空港、そして往路と同じくドーハ経由で成田へ。時間はほぼ変わらないが、行きとは違い楽な服装で乗り込む事ができた事や、ハモンさんを始めこの旅でそれなりにツアー参加者の人とも仲良くなり、周りにも気を遣いすぎる事無く過ごせたので、ストレスは随分と軽減された。添乗員さんの配慮で窓側に座ることもでき、往路では堪能できなかった空の旅も味わえた。

 長いフライトの後成田へ着くと驚くほどあっさりと同じツアーの参加者の人たちはそれぞれの荷物を受け取るとそれぞれに帰って行った。おそらくこの数日行動を共にしたこの人たちとも一生会う事は無いだろうなと思うと感傷的な気分になる。同じ場所には行く事はできても、同じ時、同じ人とは二度とは旅はできない。とはいえ、この旅で一番仲良くなったハモンさんとは連絡先を交換し、成田空港で記念に一緒に写真を撮った。勝手にネット上でハモンさん呼ばわりしているのは申し訳ないと思いながらも、色々な事を教えてくれたいい先生であり、旅という共通の趣味で話のあういい仲間になれたと勝手に思っていて本当に感謝しているし、ハモンさんのおかげでいい旅になった。お互いのこれからの幸運を願いながら、次の旅路へ別れた。又会おう!(了)

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