備えることは守る事 スリップ挙動備えることは守ること 耐震と制震

2021年03月13日

備えることは守ること 表層地盤増幅率

地震波は、地下の岩盤に到達した後、その上に堆積する地盤中を上昇しながら揺れを増幅させて、地表に達します。

地盤は、深い場所ほど古く堆積するので、深いほど堅く、浅くなるに従って柔らかくなる構造をしています。

地震波は、堅い地層から軟らかい地層に揺れが伝わると、揺れが増幅されます。

山地に比べ、台地の方が柔らかいので揺れは大きくなります。

一般的に、軟弱な地盤では、地表の揺れは地下深くの岩盤に比べ5〜10倍に、支持基盤に比べ2〜3倍に増幅されます。

揺れが3倍になると震度が1大きくなります。

一般的に建物を建てる時に、地盤調査を行います。

これは、地盤がどの程度の荷重に耐えられるか、また、地盤の沈下に対して抵抗力がどのくらいあるかを示す指標です。

専門的には長期許容応力度と言います。また、建物の荷重を支えるだけの力を示すのが支持力です。

それに対して、「表層地盤増幅率」と言われるものがあります。

地表面近くに堆積した地層の地震時の揺れの大きさを数値化したもので、地震に対する地盤の弱さを示します。

地震の力を割り増しする係数であり、数値が大きいほど地盤は弱く揺れは大きくなります。

「1.5」を超えれば要注意で、「2.0」以上の場合は強い揺れへの備えが必要であるとされています。

そのために「表層地盤増幅率」を考慮した地盤対策が必要です。

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eco_house at 16:07│Comments(0)

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