エコチルやまなし 公式ブログ

エコチル甲信ユニット、エコチルやまなしの公式ブログです。

2023年が始まったと思ったら、気がつけばバレンタインデーのイベントも過ぎ、あっという間に2月も後半となりました。まだまだ寒い日が続いていますが、みなさんお変わりございませんか。
 さて、以前私は、通勤途中で見る富士山の美しさについてブログに綴ったことがあったのですが、今回も通勤途中のことを書かせていただきます。

 相変わらず、環状線を上ったところから見えてくる富士山は美しく、元気や癒しのパワーを私に与えてくれています そしてもう一つ、私を元気づけてくれるものは、音楽です。
 度々、歌手の方が「音楽や歌うことで皆さんに元気や勇気を届けたい」と言っている場面を目にしますが、確かにそうだなあと近頃しみじみと感じます。音楽を聴くことで癒され、歌うことで元気になる…音楽のちからって大きいですね。
 昭和ブームの影響なのか、最近よく、テレビ番組で昭和の歌謡曲などが紹介されているのを目にします。懐かしさと歌い易さで、つい口ずさんでは、家事の手を休めてしまったりして若い世代の人たちが知っていることに驚かされる一方で、いい音楽や歌は世代を問わずに愛されるんだなあと改めてその魅力を実感しています。
 音楽を聴くのも歌うのも好きなんですが、新型コロナウイルス感染症により、ここ数年はカラオケに行くこともできず、歌う機会がぐんと減ってしまい残念に思っていました。 自分一人になれる場所なら…と思った時、ふと、「そうだ、車の中で歌っちゃおう」と思い立ち、通勤時間の一人きりの運転中に、結構思い切り歌っては音楽を楽しんでいます きっと反対側車線の方からは丸見えなんでしょうけど…
 政府は、新型コロナウイルス感染症について感染症法上の位置づけを5類に引き下げるとの意向を発表しました。コロナ前のような日常生活を取り戻せる日は、着実に近づいてきていると思います。でももうしばらくは、車の中で歌いながらの通勤を楽しみたいなぁ 運転がおろそかにならないように安全運転を心がけながら、続けていきたいと思っています

 ちなみに、最近のお気に入りはGReeeeNの「ポポポポポーズ」という曲です。NHK・Eテレの「いないいないばあっ!」の中で流れていたそうで、楽しく元気が出るので、機会があったら聴いてみてくださいね

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RC川窪 

 昨年の12月17日に、「ぼこっちくらぶ」のイベントで、本格的な和凧を作って揚げるイベントを行いました。

挑戦してくれたエコチルキッズ8人は、竹ひごを貼りつけたり、凧糸を結び付けたりする作業が、思いのほか難しくて苦労していましたが、できあがった凧を揚げるのは、とても楽しかったようです 凧作り名人に教えてもらった凧は、ものすごくよく揚がりました

凧作りイベントの様子は、20232月に発行する「こぴっと通信22号」でご紹介しますので、お楽しみに
 ここでは、凧作り名人に教えてもらった、よく揚がる凧の作り方を詳しくご紹介したいと思います。

 

→凧の作り方(ここをクリック)

 

イベント当日、山梨大学のグラウンドで出来上がった凧を揚げてみました。
 あまり風のない日でしたが、走り出すとふわっと凧が浮き上がり、みんなのテンションも上がっていきました


写真

 余談ですが、凧が木に引っかかって困っていたとき、通りすがりのお兄さんたちがすうーっと来て、爽やかに助けてくれました 電気工事関係の方々だったようです。

 ご親切にありがとうございました

リサーチコーディネーター・飯田

 20197月から始まった、小学2年生対象の学童期検査が11月で終了しました。約2,000人の小学2年生とそのご家族が、お休みの日に山梨大学医学部キャンパスまで来て、色々な検査に協力してくれました。本当にありがとうございました
 エコチルやまなしでは、貴重な対面の機会を有意義に活用しよう!ということで、追加調査の「学童期総合健診」も実施し、学童期検査の身体計測、精神神経発達検査に加え、採血や採便、歯科健診、眼科健診などたくさんの検査を受けていただきました。検査の詳細な振り返りは来年2月に発行予定の「こぴっと通信」22号でご報告いたしますので、今回は裏話をいくつか書かせていただきたいと思います


<壮大な計画>
 追加調査「学童期総合健診」を実施するにあたり、検査を始める2年前から準備に取り掛かりました。学内8講座(小児科、糖尿病・内分泌内科、整形外科、眼科、泌尿器科、歯科口腔外科、耳鼻咽喉科・頭頚部外科、社会医学)がそれぞれ研究計画を立て、検査内容を検討しました。健康なお子さんに参加していただける機会はなかなかないため、各講座の先生方も気合が入ります。最終的に22の研究計画がまとまりました。
 個々の研究計画書と全体の研究計画書をまとめ、検査内容を精査し、大学の倫理審査を受けるなど数々の手続きを踏み、更には検査費用の負担についても考えなければなりません。何度も何度も検討を重ね、紆余曲折の末、ようやく追加調査の実施にこぎつけました。


<シミュレーション>
 たくさんの検査をすることになったので、会場設営や実際の検査手順の確認など練習が必要です。20196月、実際の検査会場となる山梨大学医学部看護学科教育研究棟1階に検査室を設営し、ボランティアのお子さんを募り、実際の流れの通りやってみました。検査に携わるスタッフは、消防署員による救急救命講習を受け、シミュレーションの改善点を確認・修正して本番に臨みました。

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↑ 心臓マッサージの練習


<毎回検査の前後が大変>
 月に1回、土日に検査を実施することになったのですが、毎回会場設営と撤収がなかなか大変でした。金曜の夕方、机や椅子を配置し、必要物品を運び、掃除をする。日曜日の検査終了後、教室を元の状態に戻し、更に検体や書類のチェック…。検査も間違いのないよう気が抜けませんが、準備と後片付けもなかなかの重労働でした

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 毎検査日の朝早く、山縣センター長自ら、駐車場案内の看板を構内のあちこちに配置し、会場前の通路の掃き掃除をしてくださいました

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↑やらせ写真のようですが、本当に毎回設置してくださいました(笑)




<地味だけど、重要な検体管理>
 参加者の皆さんの大切な検体は、適切に保管しなければ解析できなくなってしまいます。保管温度に注意を払い、分注(容器に分けること)や解析(遠心分離をしたり、試薬と混ぜたりして、成分を抽出する)をします。送っていただいた便検体も腸内細菌を抽出する作業は社会医学講座の先生が実施しました。
 皆さんの貴重な検体から得られたデータを基に、いくつかの研究論文が発表されています。詳しくはこちら

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 約4年の間には、ここには書けない裏話もたくさんありましたが、予期せぬ新型コロナウイルス感染症の流行も何とか乗り越え、小学2年生対象の検査は終了しました。来年7月からは小学6年生対象の学童期検査が始まります(もう?)。総合健診もまたやりますよ。詳細は順次ご案内しますので、ぜひご参加ください また皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

 

スタッフM

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