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カテゴリ:心理・精神 > パーソナリティ障害


「自己愛性パーソナリティ障害」という言葉で検索したとき、「自己愛性パーソナリティ障害 末路」という検索候補が出てきます。これは自己愛性パーソナリティ障害の人に苦しめられている人が多いということを暗示していると思われます。そして苦しめられた人は、自己愛性パーソナリティ障害の人の末路が悲惨なものであって欲しいと願っているのかもしれません。そのため「末路」という言葉を入れて検索するのだと考えられます。インターネットで「自己愛性パーソナリティ障害」と検索すれば、被害にあった人の証言などがたくさん出てきます。それではどのような末路になるのでしょうか。 


自己愛性パーソナリティ障害の末路

自己愛性パーソナリティ障害の人は「自分は特別な人間である」などという思いから、やたら謙遜しながらも自信がある言動をします。そのため、その魅力に傾倒する支持者やイエスマンなどの取り巻きも身近にいて、心地よい環境を現実社会でもネット社会でも作り出そうとします。しかし、その環境が作り出せないときは子供っぽく拗ねたりして精神的に未熟な行動をとります。また、自尊心を傷つける相手に対しては徹底的に批判して悪態をつくというのはこれまでにも述べたことです。

自己愛性パーソナリティ障害は主に20歳以降の男性がなりやすいですが、自己愛性パーソナリティ障害になった人は自己愛性パーソナリティ障害と気づかずに人生を過ごす人がほとんどです。たとえ周囲の人が示唆したとしても意見を聞き入れませんし、診断テストを行ったり特徴を指摘したりしても事実を受け入れることはほとんどありません。問題なく社会で活躍していればいいのですが、やはり人間関係でトラブルを起こすため直接的、あるいは間接的に被害にあった人は、自己愛性パーソナリティ障害の人の末路が悲惨になって欲しいと願うことが多いようです。それほど自己愛性パーソナリティ障害の人がもたらす影響や破壊力というものがいかに甚大なものであるかという裏返しのようにも思えます。

年をとっても本人は自己愛性パーソナリティ障害だと自覚しないため、その症状は年々ひどくなっていきます。自己愛性パーソナリティ障害の人は他人からの評価に過敏であるため第一印象がいい場合が多いです。そのため最初のうちは人が寄ってきますが、次第に周囲の人は自己愛性パーソナリティ障害の人の異常性を体験したり目撃したりすることになります。まともな人は関わり合いたくないため距離を置くようになります。そして自己愛性パーソナリティ障害の人は40歳ぐらいを境にして孤立していくようになります。

自己愛性パーソナリティ障害の人は孤独に耐えることが出来ないため、自分を認めてくれる存在を作ろうとします。しかし、若いころには通用していた学歴や年収、そして仕事での活躍などの優劣がつきやすく自分を誇示できる話は、年を取るともはや通用しなくなっています。

職場ではもちろん家庭でも孤立するようになり、居場所は次第になくなります。自己愛性パーソナリティ障害の人はそもそも人を信用しないため、心を許せる友人はおらず、ビジネス上の付き合いの人もほぼいなく、そして家庭は離婚したりなど、最終的には孤独な老後を過ごすことになる可能性が高いです。

このように、自己愛性パーソナリティ障害の人は自分のことを認めてくれる存在がいない人生を歩むことになります。これは自分の存在価値のために他人を必要とする自己愛性パーソナリティ障害の人にとってはとてもつらいことです。「社会が自分を見捨てたんだ」などと言って社会に責任転嫁して正当化しようとする人もいますが、原因は自身の言動にあります。

自己愛性パーソナリティ障害の人は高い理想を掲げながらも強い劣等感を抱えており、そのストレスを上手に処理できないため周囲に悪態をつき、さらに共感性も著しく乏しいです。そのような人が自分の異常性を認めることはほぼないので、社会生活を順調に送ることは難しいです。やはり将来は孤立していくものと考えられます。

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今回は自己愛性パーソナリティ障害の被害者の特徴について取り上げます。

主な被害者の特徴として、自己愛性パーソナリティ障害の人から嫉妬された人や消極的な性格の人、素直で純粋な人などが挙げられます。


嫉妬された人

自己愛性パーソナリティ障害の人は、自分以外の者が成功したり幸せになることに強い羨望嫉妬を感じ、冷静でいられません。自分の分の成功や幸せが奪われてしまったかのように感じてしまい自尊心がひどく傷つけられるため、自分より優れている人や幸せな人を標的(ターゲット)として攻撃します。


消極的な性格の人

消極的な性格の人は自己愛性パーソナリティ障害の人から攻撃されても反論することが難しいため、自己愛性パーソナリティ障害の被害者となりやすいです。また、拒まれたり嫌われたりすることを恐れたり、あるいは自分の感覚や感情が正しいという自信を持てないために自分の主張ができなかったりします。自己愛性パーソナリティ障害の人はこのような性格の人に対して支配的であり、自尊心を満たす道具だと無意識のうちに思っています。


素直で純粋な人

素直で純粋な人は、自己愛性パーソナリティ障害の人から攻撃されると自分に原因があると思う傾向にあります。相手が自分の精神を破壊するような人ではないと思い続け、攻撃されても耐えて被害が深刻になっていく場合があります。また、他者に依存しやすい性格の人も被害が深刻化しやすいです。


被害にあえば心身に異常が発生しますので、その症状についても取り上げます。


被害者の症状

被害者の症状としてはうつ病などの精神疾患、不眠症などの心身症、対人緊張などの病的な心理状態を患ったりします。自信を喪失して無気力状態になったり自殺願望が生じたりして生活に大きく影響が出たりします。一度このような状態になると症状が回復するのに時間がかかったりするため、会社を休職や退職したりする場合があります。


被害者は何の落ち度もないのにも関わらず、自己愛性パーソナリティ障害の人に精神を破壊され人生を狂わせられることになります。しかし、自己愛性パーソナリティ障害の人は自分より成功して幸せな人を嫉妬して羨望します。特に見下していた相手が幸せになると非常に自尊心が傷付きます。そのため、自己愛性パーソナリティ障害の人には何を言われても無視して自分が幸せになることを考えてください。

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自己愛性パーソナリティ障害の人は対人関係で問題を起こして孤立するということはすでにお伝えしました。それでは孤立しそうになった自己愛性パーソナリティ障害の人は一体どのような行動をするのでしょうか。


称賛を求める自己愛性パーソナリティ障害

自己愛性パーソナリティ障害の人は周囲から無視されたり反応がなかったりすると、注目を集めるために自分のすごさを周囲にアピールして称賛承認を求める言動をしたり、自分の境遇や環境の不遇さを述べたりして同情を引こうとします。同情に関しては以前の記事の『イエスマン』の部分でも言及しております。

また、自己愛性パーソナリティ障害の人は精神的に他の人より脆弱なため、他人が自分のことをどう見ているかなど常に他人の評価が気になる状態です。そのため周囲の反応がないとすごく不安になります。これは「評価過敏性」と言ったりします。

周囲の反応がなければ周りから意見やコメントを求めようと働きかけますが、その内容は自己愛性パーソナリティ障害の人にとって耳障りのいい内容でなければいけません。つまり忖度して話をしなければいけません。決して自己愛性パーソナリティ障害の人を否定するような意見やコメントなどを言ってはいけません。他人からの評価に対して著しく過敏であるため、一度自己愛性パーソナリティ障害の人の自尊心を損なうような意見やコメントをすればターゲットにされ、ひどく批判されたり罵倒されたりして精神を追いつめられる事態に発展しかねません。本当のことが言えず、さらに発言に細心の注意を払わなければならないため、人は去っていき周囲はイエスマンばかりになります。自己愛性パーソナリティ障害の人は裸の王様とも言えます。

一方、自己愛性パーソナリティ障害の人は称賛を求めたり同情を引く言葉や行動が上手なため、それにつられて優しい言葉をかけたり応援したりする人が現実社会でもネット社会でもいます。

しかし、残念ながら同情したとしても自己愛性パーソナリティ障害の人には意味がありません。献身的に尽くしている自分も素晴らしい人間であると勘違いして同情している人も一部いますが、称賛したり同情してくれる人は、自己愛性パーソナリティ障害の人にとって自尊心を満たしてくれる道具でしかありません。たとえ自己愛性パーソナリティ障害の人が感謝の言葉を言ったとしてもそれは儀礼的で表面上のことにしかすぎないだけで、心の底からの気持ちではありません。

しかし、反応があっただけで嬉しそうにするのも自己愛性パーソナリティ障害の特徴です。自己愛性パーソナリティ障害の人は孤立することを恐れているため、反応があるとすごく嬉しそうにします。そのため表面上の耳障りのいい事だけを言って自己愛性パーソナリティ障害の人と付き合っていくのも一つの方法ですが、そのうちこちらの精神が疲弊してきます。従って、自己愛性パーソナリティ障害の人とは距離を置いて反応しないのが一番です。

称賛を求めたり同情を誘う言動があったとしたら、それは自己愛性パーソナリティ障害の人が自尊心を満たしたいために行っていることなのだと思って見てみるといいでしょう。

冷静な目で見れば自己愛性パーソナリティ障害の人の不思議な行動が見えてきます。

みなさんの周りにいるかもしれませんので、注意を払って見てみるといいかもしれません。

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これまでお伝えしてきたように、自己愛性パーソナリティ障害は対人関係で問題を起こす可能性が高いです。

しかし、自己愛性パーソナリティ障害の人も生活をするために働く必要があります。

それでは自己愛性パーソナリティ障害の人と職業について見ていきましょう。 


自己愛性パーソナリティ障害と職業

自己愛性パーソナリティ障害の人は自分が特別な人間だと思っているため、自分が主役となれるような職業に就きたがります。目立たないアシスタントの仕事や事務、裏方の仕事は避ける傾向にあります。

通常、自己愛性パーソナリティ障害の人は努力を避ける傾向にありますが、その一方で野心的で努力を惜しまない人もいます。そのような人は特定の能力に秀でた人が多いです。しかし、そのような人でも挫折や批判、反対意見には極端に弱かったりします。それが原因で激怒したり精神的不安定になったりして周囲に迷惑をかける場合があります。また、共感性が不足しているため良好な人間関係を築くことが苦手で人間関係でトラブルをよく起こしがちです。そのため、チームワークを必要とするような協調性が求められる仕事は難しいです。

自己愛性パーソナリティ障害の人は損得勘定で考える傾向が他の人より強いため、自分の手柄にならないことには無関心です。雑用は他人に押しつけて当然と考えています。また、自分だけおいしい果実(利益)だけを取って、面倒な仕事や自分の利益にならない仕事には一切手伝わず関与しない特徴があります。損失が出るような事柄があれば、自分の責任は棚に上げて相手に損失を負わせようとする傾向もあります。

一般的に自己愛性パーソナリティ障害の人が向いている職業として芸術家や作家、芸能人(モデル・アイドル・俳優など)、投資家、経営者などが挙げられます。このように自己顕示欲が発揮できたり、人との接触が少ない職業が特徴です。

芸能人は多くの人と接しますが、やはり対人関係で問題を起こす人も多い業界です。

投資家の中でも個人投資家は人と接することが基本的にはほとんどない職業です。しかし、投資で成功して起業したとしても、自己愛性パーソナリティ障害の人は良好な人間関係が築けないため、事業を発展させることができず成功しない可能性があります。

自己愛性パーソナリティ障害の会社経営者は共感性が低いため、人の気持ちが理解できずパワハラモラハラのように言動が著しく厳しいことが見受けられます。最初のうちは強い個性で人を魅了し順調ですが、やがて自己愛性パーソナリティ障害の本性が明らかになって人は去るようになり、従業員や利害関係者、そして世間からの評判も悪くなり事業は苦しくなります。

自己愛性パーソナリティ障害の人が向いていない職業としては公務員や医療関係、介護職、サービス業(飲食・販売など)、教育関係などが挙げられます。これらの職業はチームワークを必要としていたり共感力が要求されるものです。従って、自己愛性パーソナリティ障害の人には向いていません。そのため、これらの職業に自己愛性パーソナリティ障害の人が就くと、その被害は甚大なものになる可能性があります。

これらの適職は絶対的な指標ではなく参考程度でしかありません。


どの職業においても多かれ少なかれ人と関わります。しかし、自己愛性パーソナリティ障害の人は自分が自己愛性パーソナリティ障害だと認識していないことがほとんどです。そのため、職場でも周囲が驚くほど厳しい言動をしたりする人がいます。「あなたのために言ってくれているのよ」と言う人もいるかもしれませんが、そのような言葉では片づけられない事例も多々あります。明らかに様子がおかしく人格を攻撃して精神を破壊するような人もいます。もしいたら、関与しないか必要最低限の接触にしておくことが自分を守るためにも重要です。

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自己愛性パーソナリティ障害の人によく見られる特徴についてはお伝えしましたので、今回は孤立する過程とイエスマンについて紹介します。


自尊心と怒りと孤立

自己愛性パーソナリティ障害の人の自尊心は非常に脆くて崩れやすいのが特徴で、些細な批判で容易に傷つき、弱い自分を守るために怒ります。他人が欠点を指摘したり違う意見を言った場合でも周囲が驚くほど腹を立てて怒り、「あなたは間違っている」などと激怒しながら反論します。しかしその中身は、著しい事実誤認や論点がずれていることもあります。論点をずらしたりして自分の得意な分野に話をすり替えて批判をするなど、論点をずらすのも自己愛性パーソナリティ障害の人の特徴です。

そのような悪態を目撃した人は、自己愛性パーソナリティ障害の人から次第に離れていき、自己愛性パーソナリティ障害の人は孤立することになります。その孤立した状態について自己愛性パーソナリティ障害の人は「周りが自分のことを理解してくれないからだ」などと、自分に原因があるのにも関わらず周囲の人に責任転嫁をします。自己愛性パーソナリティ障害の人は孤独であることに耐えられないので、自分を認めてくれる存在がいないと精神的に不安定になります。


イエスマン

自己愛性パーソナリティ障害の人は、無視されたりして周囲からの反応がなくなると悪態をつき、それは次第に怒りへと変わります。周囲から人がいなくなり孤立していく自己愛性パーソナリティ障害の人は、落ち込んだりして無意識に同情を引こうとします。良心的な人は「なんとかしてあげよう」などと思い言葉をかけますが当然効果はありません。

一方、常に寄り添っている雰囲気を醸し出している取り巻き、いわゆる「イエスマン」が自己愛性パーソナリティ障害の人にいたりします。自己愛性パーソナリティ障害の人は取り巻きに忠誠心を持ってもらうために、取り巻きのニーズ(仕事・お金・情報の提供など)に答えます。その代わりに献身を求めます。自己愛性パーソナリティ障害の人にとってイエスマンは自尊心を高めてくれる存在であるため、自然と取り巻きをつくるようになります。

イエスマンは、気分が落ち込んで弱音を吐いている自己愛性パーソナリティ障害の人に対して「感情を吐露していいのよ」などのような優しい言葉をかけて接しようとしますが、周囲はこのイエスマンのことを冷めた目で見ています。このようなイエスマンの人たちは、自己愛性パーソナリティ障害の人が他人に迷惑をかけているにもかかわらず素晴らしい人間だと思い込み、献身的に尽くしている自分も素晴らしい人間であると錯覚している可能性があります。また、その他のイエスマンには、自己愛性パーソナリティ障害の人を利用(仕事・お金・情報など)しようと考えている人もいます。このように、取り巻き(イエスマン)も周りの人から見れば異常な人だと思われています。


このように自己愛性パーソナリティ障害の人の孤立には原因がありますし、イエスマンにも問題があります。

自己愛性パーソナリティ障害の人が同情を引こうとしていても関与しないことが重要です。

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