2021年09月21日

【信里田んぼ】稲刈り第1弾!

▼長野市信里地区の田んぼでのお米作りは、いよいよ稲刈りシーズンを迎えました!
まず、早稲種の「あきたこまち」から刈り始め。
あきたこまち田んぼ

稲刈り中

あきたこまちを植えたこの田んぼは、昨年までは休耕田、今年から作付けしました。もちろん無農薬です。休耕していた期間がそこそこ長いので、きっと栄養は十分なはず…!と思っていたら、案の定ほかの田んぼよりも実りが多いそうです。はぜ掛けするときに、ずっしり重さを感じました。
はぜ掛け中
しっかり天日干ししてから脱穀します

天日干し中2
見てください、このずっしり感!


1年ぶりの稲刈り作業、すっかりコツを忘れてしまっており、この1枚の田んぼの稲刈りに予想以上に時間がかかってしまいました…
ぽんすけ育成会の皆さんの練度まではまだまだほど遠く、もっと修行せねば…と強く思うのでした。

来週末にはコシヒカリともち米の刈り取りです!今シーズンの新米をお届けできまるであともう少し。楽しみにお待ちください☆
黄金
黄金の海のよう。すばらしい景観です


▼黄金に輝く稲以外にも、信里田んぼには秋の気配が漂っていました。
日当たりのよい土手には、ワレモコウやヤマハッカがたくさん。この土手は、今夏に2回刈り払い機で全面草刈りをしている場所です。
ヤマハッカ

適切な時期にきちんと草刈りをすることで、草丈の高い草本が抑えられてよく日が当たるようになり、こういった秋の植物たちが生育できるのですね。良い草原環境を保つには、草刈りはとても重要です。
日差しが容赦なく照りつける中、草刈り頑張って良かったなぁとしみじみ思うのでした。



(やまひつじ)

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2021年09月12日

かんきょう講演会「かいぼりで復活!〜協働による武蔵野の水辺再生〜」

▶東京・武蔵野台地にある井の頭池や石神井池では、かいぼりを基軸とした水辺の再生活動が成果を上げつつあります。こうした良い取組がほかの池にも拡がっていくことが期待されます。

今回は、協働でおこなったかいぼりとその成果について講演します。
多数の申込が予想されます。早めのお申し込みがオススメです。

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かんきょう講演会「かいぼりで復活!〜協働による武蔵野の水辺再生〜」

井の頭池などの水辺再生事例から、善福寺池の再生に向けた展望をお話していただきます。

講師:片岡友美氏(認定NPO法人 生態工房)
   
2021年10月16日(土)14時〜16時
場所:ウェルファーム杉並 4階 第3・4集会室(天沼3-19-16)
対象:区内在住、在勤、在学の方
費用:無料
定員:40名(申込順)
その他:長寿応援対象事業(いきがい事業:75歳以上の区民1ポイント)

申込み:9月16日〜 電話またはE-mailで受付(定員になり次第受付終了)
【申込先】電話:03-5336-7352
     講座申込専用アドレス:kouza@ecosuginet.jp

主催:NPO法人 すぎなみ環境ネットワーク

詳細や申込注意事項はコチラ(主催者HP)

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2021年09月11日

【学習会】かいぼりってなぜやるの?(9/20 草加市)

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大曽根ビオトープの汽水池

▶綾瀬川沿いの湿地帯に整備された大曽根ビオトープ(埼玉県八潮市)で計画されている「かいぼり」に先立ち、事前学習会を開催します。
魚を捕るだけではない「かいぼり」の本当の目的や、自然がよみがえるかいぼりの方法などを紹介します。
時節柄、会場の定員数を大幅に減らしています。申込締切あり。詳細は主催者HPをご覧ください。

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大曽根ビオトープかいぼり
事前学習会「かいぼりってなぜやるの?」

講師:片岡友美氏(認定NPO法人 生態工房)
2021年9月20日(月)
14時〜16時
草加市記念体育館 第1・2学習室
定員60名(9/15締切)

主催:NPO法人 エコロジー夢企画、大曽根湿地のビオトープを守る会

行事の詳細、申込は主催者HPへ

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2021年09月10日

平日作業の2コマ

▼今週の平日作業日のこと、池の外来生物防除のためワナの回収をして歩いているとふと視界の端を猛スピードで横切る鳥がいました。その鳥を目で追ってみると色は赤茶で大きさはヒヨドリ程度でした。これから南へと渡る前の中継地点としてやってきたツツドリかカッコウでしょうか。

ツツドリやカッコウというとバードサンクチュアリでは、いつもはオナガに追いかけ回されている印象ですが、この日は中の島にいるオナガの群れに突っ込んでオナガたちを挑発しているように見えました。
明日からの開園で止まっている姿は難しいかもしれませんが、飛んでいる姿なら見られるかもしれません。


▼サンクチュアリ内のススキ・オギ群落を歩いていると、足元に淡い紫色の花がありました。
ここにもあそこにもある!とたどっていくと観察舎付近までありました。

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ナンバンギセル


ナンバンギセルはススキやオギなどのイネ科の植物の根に寄生する植物です。
みなさんに観察してもらえるように観察舎からナンバンギセルまでの間に生えている背の高い草を刈りました。ぜひ探してみてください!見つからなかったら開園スタッフまでお問い合わせくださいね。

(ひら)

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2021年09月09日

さっぱり葦島

▼8月末〜9月上旬にかけて、井の頭公園の数少ない湿地環境のひとつ「葦島」の手入れを行いました。
緊急事態宣言期間中は井の頭かいぼり隊の活動が休止中のため、私たち生態工房メンバーのみで実施しました。

☆葦島がどのような経緯で造成され、再生を目指すことになったのか、経緯はこちらの記事
「葦島再生物語」をチェック!
☆2019年の葦島の様子をさらっと振り返った記事はこちら→「井の頭池の数少ない湿地環境、葦島」

夏の間にヨシがすっかり密生してしまい、湿地面や水面がまったく見えなくなってしまった状態に。これでは、水鳥やトンボ類もちょっと利用しにくいですね。
210830作業前2
園路から見るとこう
210830作業前3
内部から見た。これは見事な茂み

こりゃぁスゲェ量だぁ…腕がなるぜ…などと思いながら、ヨシ以外の植物は適宜刈り残しながら、水面や湿地面が露出するように作業を進めました。

そして3時間で…
210830作業後3
そこが水面だったのか!

再び元の明るい湿地へ!これなら、色々生きものもやってきそうです。
そして、ヨシの隙間には絶滅危惧種のカンエンガヤツリが今年も姿を見せてくれました。
ただ、今年は夏季に池の水位が高く浅場が沈み、あまりひたひたな湿地となっていなかったこともあり、この場所やそれ以外の浅場でもカンエンガヤツリの生育数は非常に少ないです。
昨年のような群生が見られないのが残念ですが、カンエンガヤツリは撹乱遺存種なので、しっかり手入れを続けて、いい環境が維持されていけば、この先も見られるでしょう。
カンエンと葦島
手前の、花火みたいなのがカンエンガヤツリ


▼作業した翌日には、早速水鳥たちが訪れていました。
かる
ひたすらもぐもぐしているカルガモたちや
アオサギとバン
ちょっと休息&採食に訪れていたアオサギなど


葦島は園路からも肉眼で色々観察できる距離なので、このような生きものたちを観察したりスマホで写真を撮っている来園者をよく見かけました。

葦島はこれから冬にかけても色々な水鳥たちに利用されます。
散策の際には「今日は何が来てるかな?」と見に行ってみてください!

(やまひつじ)

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2021年09月08日

【出展】9/11、12 博物ふぇすてぃばる!7

広報画像01_小

▼今週末、9/11、12に開催される「博物ふぇすてぃばる!7」に出展します。
緊急事態宣言下ではありますが、感染症対策に留意しながら開催されるようです。
対策として、
・今年は前売りチケットのみでの入場
・イベント全体を4部制にして入場規制(9/11午前の部・午後の部、9/12午前の部・午後の部)
ということです。今年は当日チケットの販売はないそうなので、来場予定の方はご注意ください。
例年大人気のこのイベントですが、今年はゆったりと見て回れそうです。

当会のオリジナルグッズ販売に加え、今年の「ガクモンでエンタメ!」コーナーでは「イノカシラフラスコモ」をテーマに展示を行います。
と言っても、あまりたくさんお話できなさそうなので、持ち帰り用のチラシをたくさん用意してお待ちしております!
大切にしたい井の頭池の水草を、ぜひ多くの方に知っていただけたら嬉しいです。

イノカシラフラスコモが描かれているオリジナルグッズ2種もたくさん持っていきますよ〜!
グッズ化しているのはここだけではないでしょうか。
ふらすもぼとる
飲み物を入れるだけでなく、インテリアにも使えるクリアボトル
ふらすもケース
ボトルよりもミヤコタナゴが1匹多い!防水ケース



▼さらに・・・
この日には発売が間に合わなかったけど、現在製作中の新作アイテムの展示もあるようですよ・・・!
水辺でフィールドワークをする人にとってはとっても便利なアイテムだそうです。
本イベントで先出し初公開です!どうぞお楽しみに。


(やまひつじ)

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2021年09月07日

外来ザリガニ、濃厚美味! 酒のつまみ、中国で人気 5年で養殖量3倍超(朝日新聞)

▶朝日新聞夕刊1面にアメリカザリガニ食材記事が掲載されました。
盛り付けされた真っ赤な料理の写真が、トップ記事よりも目立っています。

外来ザリガニ、濃厚美味! 酒のつまみ、中国で人気 5年で養殖量3倍超
朝日新聞(夕刊) 2021年9月7日
朝日新聞デジタル
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15036225.html?_requesturl=articles/DA3S15036225.html&pn=3

▶外来種の食材利用の記事は、えてして興味本位な取り上げ方になりやすく、浅い場合が多いわけですが、この記事は中国での食材事情を入口として、日本での食材利用の取組とその難しさを、ていねいに取材しています。事業者でない人にコメントを求めているのが構成のミソです。

▶ところで、外来種の食材利用の話によく登場する「食べて駆除する」というフレーズは、キャッチコピーとしては受けそうですが、「駆除して食べる」と言い換えた方がよいと思います。
食材としての利用を推奨することで野外の外来種資源量を減少させることができるなら、「食べて駆除する」でよいのですが、
実際には食材として利用することによって資源量の減少までを実現(あるいは目標に)しているのではなく、駆除した個体の有効利用として食べているわけですから。

余談ですが、「食べて駆除する」と聞くと、映画やゲームに登場するような巨大モンスターが動物を襲って食い散らかしている映像をわたしはイメージしてしまいます。(さと)

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2021年09月03日

棄てたてのカメは捕りやすい

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▶都立光が丘公園の池では、10年ほど前にアカミミガメの根絶を達成した。
しかるに、それ以降も年間数頭のアカミミガメが投棄される。すぐに捕まえているので、生息数は限りなくゼロに近い状態を保っている。

▶今日は日光浴ワナで1頭捕った。
色の薄いアカミミガメだ。幼体のときには色彩変異個体としてけっこうな値段がついていたのかもしれない。

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ぬかりなくカメを待ち受ける日光浴ワナ

▶このカメには、野外で繁殖したのではなく、投棄されたと考えられる特徴があった。
まず、人慣れしている。

背甲の異常な盛り上がりと、右後肢に付着した水カビのようなモワモワ。

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野生個体では絶対にないとは言わないが、飼育環境が不適切だったのだろうと想像できる。

そもそも、色彩変異個体は飼育下で繁殖させて作出する。
当地ではこのカメの年齢よりも長く、高頻度でワナ掛けや目視観察をしているが、この個体は今日、初めて見つかった。

ちなみに、棄てたてホヤホヤのカメは警戒しないのですぐワナにかかる。

外来種防除実施中の掲示をしている池にカメを持ってくるなんて、逃がすなんていうものではなく、棄てるという言葉がしっくりくる。掛け合わせて作られ、残念な飼育環境で過ごし、ほんとうにかわいそうなカメだ。

▶ここで触れた棄てガメの特徴についてもう少し知りたい方は、「アカミミガメ防除のすすめ方」をどうぞご覧ください。
本の紹介記事
(さと)

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2021年08月31日

水草刈りweek!

▼光が丘公園バードサンクチュアリでは主にヒメガマやヨシなどの水草を7月から刈りはじめています。先週は週に3回も行いました!土日に訪れたお客さんからも「ずいぶんと刈ったんだね」と驚かれるほどです。

なぜ水草を刈るのかというと、
水草は刈らずに放っておくと密度が高くなりすぎて枯れてしまったり、カモやカイツブリなどの水鳥が利用できなくなります。そのため光が丘公園バードサンクチュアリでは水草を4年のローテーションで全て刈り、更新させます。


▼とある1日の作業の流れ
まず、前日に刈った水草が干してあるので堆肥場へと運び出します。1日でも干しておくと軽くなっていて運搬が楽でした。
運搬
干しておいた水草の運び出し

同じ場所に刈った水草を干す予定だったのでまずは運び出しをしないと作業に取りかかれません。


運び出しを終えると、いよいよ水草刈りに取りかかります。
水際に生えている背丈の低い水草は鋸鎌を使って刈っていきます。
水草刈
しゃがんで刈ります


水深の深いところに生えている背丈の高い水草は大鎌で刈ります。
水草刈り2中 のコピー
立って体全体を使って刈ります


そして刈り終わったらまた次回に運搬するために水際や陸地に刈った水草を運びます。

この日の作業の成果(一部)は、同じ場所とは思えないぐらい景色が変わりました!ジャジャーン!
刈前
Before


刈後 のコピー
After



8月終了時点で東側の水草刈りがまだ終わっていないので今後の変わりようにもぜひ注目してくださいね。また、水草を刈った場所にはカモやサギなどが利用しにやってきます。合わせてご覧ください。
(ひら)

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2021年08月30日

【信里田んぼ】いよいよ落水!

▼長野県長野市信里地区の田んぼでのお米づくりは、今年も順調です。
先日にはこの夏2回目の草刈りと、落水のための作業をしてきました!

約1ヶ月ぶりに訪れた田んぼ、すっかり稲が出穂し、早生の「あきたこまち」は穂が垂れ始めているものも。すくすく生育中の稲たちに、愛おしさ全開です。
いね
美味しくなってね


落水作業1
落水のための作業では、まず田に水を引き入れる口を閉じます

落水
そのあと、排水の溝を切ります!水の勢いがよいですね!


▼今年はすべての田んぼで完全無農薬・無肥料にチャレンジをしています。
そんな田んぼには、さまざまな生きものたちが集まってきます。中には、東京では中々見られない光景もあり、行くたびに感動を覚えます。
私にとって見慣れた田んぼとは、稲以外に植物がほとんど生えてないもの。でも信里の田んぼは、コナギがびっしりです。
コナギ
可愛らしいコナギの花は、午後になるととじてしまいます

また、シャジクモやトリゲモの一種といった水草の姿まで。両手でごそっと塊がすくえるくらいの量のシャジクモは、初めて見ました。
とりげものなにか
これはトリゲモの一種

また、ナツアカネが何ペアも、連結打空産卵していました!こんなにたくさん集まるのも、無農薬田んぼならではなのでしょうか。
ナツアカネ
真っ赤なトンボと、黄金の稲の相性は抜群です


無農薬田んぼに挑戦し始めてから、実にたくさんの生きものたちに出会います。農薬の有無でこんなにも違うのか…と驚くことばかりです。
収量が優先ではないので、すぐ売り切れてしまいますが、とっても美味しい信里のお米。ぜひ皆さんも味わってみてください!

来月は稲刈り
いよいよ来月は稲刈りだよ!



(やまひつじ)

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