2025年11月28日

自然共生サイトの湿地をお手入れします

▼冬恒例、上尾丸山公園の湿地再生イベントが始まります。
植生が遷移し、暗くて乾燥した藪になってしまった場所を、生きもの豊かな明るい湿地に再生させる人気企画です。

▼今回作業する場所では、ボランティアチーム「上尾水辺守」やイベント参加者の協力により、環境がみるみる改善され、昨年は絶滅危惧種のキクモが芽生えたり、ニホンアカガエルの産卵も確認されました。

キクモ240915
明るくなった水際に生えてきたキクモ


しかし、夏の間にまた植物に覆われてしまったり、そもそも手を付けられていない部分もたくさんあります。
みんなでお手入れして、生きものたちのすみかとなる水辺を復活させましょう!

主な作業メニューは2種類!

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湿地を覆う枯れ草をとりのぞく

250105_6
乾いてしまった地面を掘る


あとは木を伐ったり、草や泥を運んだりもします。
湿地を守りたい方、泥にまみれて体を動かしたい方、大歓迎です。

これまでの取り組みにより、上尾丸山公園は国から自然共生サイトとして認定されました。
もっと豊かな水辺を目指して、一緒に汗を流しましょう。

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みんなで水辺守_湿地編

<日時>
2025年
12月14日(日)、21日(日)、27日(土)

2026年
1月17日(土)、24日(土)、31日(土)

※開催日によって時間が異なります
12月と1月17日:9:30~12:00
1月24日、31日:13:00~15:30

<対象>
小学生以上(作業は中高学年向け)

<定員>
各日20名(事前申込制)
フォームやメール、電話でお申し込みください。

申し込みフォームはこちら
https://forms.gle/CjCKdYxuK9rYYoyX6

<参加費>
1人30円(保険代)

<持ち物>
ひどく泥汚れしてもいい服、胴長靴(少数ですが大人サイズの貸出可)、軍手またはゴム手袋、手や顔をふくための手ぬぐい、飲み物、
帰るための着替えなど

※大人、小学校高学年の方は「胴長靴」や「田んぼ長靴」がオススメです。小さいお子さんは、長靴の履き口をガムテープなどでぐるぐると留めると、泥が中に入りません。
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(ふじた)

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2025年11月26日

泥水が池に流れ込むのを防ぐ!浸透地を掘りましょう@井の頭公園

▼井の頭池の水辺保全作業に参加できるチャンス!
イベント「チョコッとかいぼり隊 泥水対策編」を12月6日(土)に開催します。

今回のテーマは「泥水対策」。
井の頭池が抱える課題の一つに、「泥水の流入」があります。まとまった雨が降るとその水が陸地の土を巻き込み、泥水となって池へと流れ込んでしまうのです。
雨降った直後は池水が濁る、池底に泥が堆積する、ツツイトモやイノカシラフラスコモなどの沈水植物が泥をかぶって弱ってしまう、などの問題につながっています。

雨の日
林側から池へ向かって水道ができている

その泥水の対策として「浸透地」を池岸のあちこちに整備しています。
泥水を一旦溜め込んで、なるべく泥が池に入り込まないようにする、あるいは水を地下へ浸透させる役割を担っています。
浸透地には泥が溜まるので定期的に泥上げをして、機能を維持する必要があります。

貯水
水が溜まっている浸透地

浸透溝
水が引いた後には泥が溜まっているのがわかります!

今回は、みんなで浸透地の泥上げをしましょう。
スコップを使って泥を取り除きます。柔らかい泥なので、さくさく掘れて楽しいです。

浸透地掘り
気持ちよく汗をかきましょう!

汚れてもよい靴でOKですが、汚れが気になる方は長靴で参加するのがオススメ。
どうぞお気軽にご参加ください!

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「チョコッとかいぼり隊 泥水対策編」

チョコッと隊ポスター

場 所:井の頭恩賜公園
日 時:2025年12月6日(土)
    9:30〜12:00(雨天中止)

定 員:各回25名(当日先着順、事前申込不要)
    9:15から野外ステージ前で受付

対 象:小学生以上(作業は小学校中学年以上向け)
    ※小学3年生以下は保護者と一緒にご参加ください。
持ち物:作業できる服・靴(池には入りません)、
    作業手袋、防寒対策。
参加費:1人 30円(保険代として)

※天候や現地の状況によって作業内容が変更になる場合があります。

詳細は「井の頭恩賜公園公式ホームページ
※28日(金)に掲載予定


(やまひつじ)


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2025年11月25日

都市公園でネイチャーポジティブ!保全作業、始めてみませんか

▼秋冬以降は、さまざまな活動地で湿地保全作業(イベント)が始まります。
もちろん夏には夏の作業をしていますが、思う存分ドロドロになれるようなものは秋冬が本番です。
中でも上尾丸山公園(埼玉県上尾市)では、オススメの作業をたくさんご用意しておりますよ。

▼11月からは池の水生植物(主にガマ類)の刈り取りを実施しています。
かいぼりをする前の大池には水生植物がほとんどなく、普通種であるガマ類やマコモですら見られませんでした。

2019年
2019年夏の大池

2019年12月のかいぼりを経て、2020年には池底からガマ類が芽生え、毎年順調に生育しています。

2023年
2023年の景観。手前や奥の方にガマ類が伸長中(拡大してみてね)

そのおかげで大池ではカイツブリが営巣するようになったり、チョウトンボやアオイトトンボなどトンボ類の種数や個体数が増えたり…と嬉しい変化が。ガマの茂みはさまざまな生きものに利用されています。

ではこのまま何もしないのが良いのか…?というと、放置は厳禁!
年に数回適度な刈り取りを行って、群落を維持することが大事なんです。ガマ類は根からどんどん殖えますが、繰り返し再生していくだけだとガマ自身も弱ります。若返り、大事です。
ということで、この「ガマ刈り」をイベント化しちゃいました。
池にザブザブ入って、ガマ類を刈っていきますよ!

ガマ刈り
こんな感じ!楽しいです

胴長靴の貸出もありますので、どうぞ気軽にご参加ください。


上尾丸山公園は今年「自然共生サイト」に登録され、今後もさらなる自然再生を目指していきます。
みなさんもその保全の一端を担ってみませんか?

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上尾丸山公園 水辺の保全作業イベント
「みんなで水辺守 〜池に入ってガマを刈る!編〜」

みんなで水辺守_ガマ刈り編

日 時:11月30日(日)、
    12月6日(土)、14日(日)、21日(日)、27日(土)

※12月以降は、進捗に応じて作業内容が変更になる場合があります

    9:30〜12:00(少雨実施)

対 象:小学生以上(作業は中高学年向け)

定 員:各日20名(事前申込制)
    フォームやメール、電話でお申し込みください。

受 付:自然学習館B1 入口前(社協前)
    9:15から受付

参加費:1人30円(保険代)

持ち物:ひどく泥汚れしてもいい服、胴長靴(貸出あり)、
    軍手またはゴム手袋、手や顔をふくための手ぬぐい、飲み物、
    帰るための着替えなど
    ※少数ですが希望者には胴長靴の貸出可(大人サイズ)

申込フォームはこちら
(↑Googleフォームが開きます)

★お問い合わせは0422-27-5634(生態工房)まで


★単発的なイベント参加ではなく、長く継続的に、ガッツリ保全に関わりたい方は「上尾水辺守」への登録をおススメします!
ただいま「体験参加day」を設けています。詳細・申込は<上尾市みどり公園課HP>へ
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(やまひつじ)

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2025年11月17日

【二ツ池公園】浅場管理 2期生まだまだ募集中!

▼二ツ池公園では2023年11月のかいぼりから、自然再生活動を行っています。
東大和市とボランティアチーム「狭山丘陵保全班」の協働で活動中です。

▼浅場では草刈りをメインに行い、湿生植物が生育する環境を整備しています。
浅場には陸生のイネ科植物なども生え、湿生植物の生育スペースを奪ってしまったり、日照を阻害したりします。そのため夏に2回ほど草刈りをしています。冬には枯れ草を刈り取って地表への堆積を防ぎます。

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2年目の浅場


浅場を造って1年で既に10数種ほどの植物を確認しましたが、2年目にして新しく確認した種があります。

(1年目の様子はこちら)

マツカサススキ実b
マツカサススキ


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シャジクモ
水中にある緑色はだいたいそうです


どちらも絶滅危惧種にあたる希少な植物です。
浅場を造る前には園内のどこにも確認されていませんでした。

さらに、シャジクモは9月に草刈りをした後、生育範囲が拡大しました!
手を入れた後の変化を見られるのは、活動していて楽しいポイントです。


▼2期生まだまだ募集中です!

浅場の管理作業以外にも色んな活動があります。ススキを中心とした明るい草地の管理や、雑木林の再生、来シーズンにはなりますが、アメリカザリガニ防除活動、水生生物のモニタリング調査などなど

ぜひ一緒に活動しませんか!?

20250907_100620
9月の草刈り
2期生 候補の方々も大活躍でした!


2期生になるためにはまず体験参加にお申し込みください。
詳しくはこちら

現在決まっているの体験参加の日程は
11/29(土)
12/13(土)、12/21(日)
です。

1月以降の日程は随時更新します。
ご参加お待ちしています!


(ひら)

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2025年11月11日

参加者募集!石神井池の湿地保全イベント

石神井公園での湿地保全イベント、この冬も開催します。
草刈り、土掘りしませんか?小学生以上ならどなたでも!

▼今回の舞台は石神井池の上流部の湿地です。現在は水面を見通せないほどヨシが密生しています。これが枯れて積もってを繰り返すとどんどん陸地になってしまい、湿地の生きものが暮らしにくくなってしまいます。

▼イベントでは、草を刈って植生を更新し、乾いた土を掘って水気のある明るい湿地をつくります。バンやサギなどの鳥が歩きまわり、トンボが舞う豊かな湿地に生まれ変わるはず!
事前申し込み不要です。湿地を守りたい方、泥んこになりたい方、体を動かしたい方、お気軽にどうぞ。

ヨシ刈り1
背丈よりも大きいヨシを刈りまくる!


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乾いた地面を掘りまくる!


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保全作業イベント

日 時:2025年12月20日(土)9:30-12:00 ※荒天中止
    当日9:15〜受付
集 合:石神井公園 三宝寺池バス停前
   (ポスターの地図をご覧ください)
定 員:30名(申込不要、当日先着順)
対 象:小学生以上(作業内容は高学年向き)
参加費:1人30円(保険料として)
持ち物:作業手袋、汚れてもよい長袖長ズボン、
    長靴、タオル、(あれば)鎌、飲み物

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(ふじた)

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2025年11月10日

【イベント】わくわく湧水 ハンノキ林作業の日

▼井の頭恩賜公園にある都内では貴重なハンノキ林で、保全作業をしています。今年は少雨の影響で地下水位が上がらず、ハンノキ林の窪地は窪地のままです。窪地の中で、ハンノキの実生木が育っています。

▼冬の土掘りの季節がやってまいりました!保全作業イベントのお知らせです。
堆積土をどけて、湧水が湧き出すハンノキ林の環境を再生しましょう。

ーーーーー
湿地林の保全イベント「わくわく湧水 ハンノキ林作業の日」

行事_ハンノキ2025-2026小


1回目 2025年12月13日(土)9:30〜11:30
2回目 2026年1月31日(土)9:30〜11:30

都立井の頭恩賜公園にある、都内で数少ないハンノキ林。
台風で多くの木が倒れた後に、ハンノキ林の再生に向けた取組が始まりました。
これまでの保全作業によって湿地林らしく育ちつつありますが、まだまだ手入れが必要です。さらに好適な生育環境にするために、ハンノキについて学びながらさまざまな作業をしましょう。

集合:井の頭恩賜公園「ハンノキ林」(ポスターの地図参照)
   9:15受付開始。雨天中止
定員:30名(当日先着。申込不要)
対象:小学生以上(作業は4年生以上向き)
持ち物:作業できる服・靴または長靴(靴の中に土が入りやすい作業です)、作業用手袋。
参加費:1人 30円(保険代)

※体調のすぐれない方は参加をお控えください。

主催:東京都西部公園緑地事務所
問い合わせ・企画運営:認定NPO法人 生態工房 0422-27-5634


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2025年11月05日

井の頭公園で湿地保全作業イベント実施!

チョコッと隊ポスター


▼大人気企画「チョコッとかいぼり隊 湿地編」を今年も開催します!
初回は11/15(土)です。
告知がやや急ではありますが、湿地ファンの皆さま奮ってご参加ください。

11月は【湿地の草刈り】を行います。

枯草刈り
作業イメージ


井の頭池の湿地は、水深ゼロcmのグチュグチュな箇所、水深数cm〜十数cmの箇所まで色々です。
長めの長靴でほぼ行けますが、胴長靴があると安心かもしれません。

12月以降の本格的な湿地整備シーズンを前に、まずは枯れ草を刈り取って湿地をさっぱりさせましょう。

IMG_5405
夏の間にモサモサになった湿地の枯れ草を刈って、
湿地に堆積するのを防ぎます!



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チョコッとかいぼり隊 湿地の草刈り編
2025年11月15日(土)
9:30〜12:00 雨天中止

井の頭恩賜公園 野外ステージ前 9:15から受付
25名程度(当日受付)
対象:小学生以上(作業内容は中学生以上向き)
持ち物:汚れてもいい服・靴(下記参照)、作業手袋

*服装
作業する湿地には、
・長靴で行ける浅い箇所
・泥深いまたは水深がある箇所 があります。
長めの長靴または胴長靴をご用意ください。

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(やまひつじ)

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2025年11月04日

【信里】2025米づくり☆新米できました

▼信里地区での活動報告、脱穀編です。
2週間ほど天日干しした稲穂から籾(もみ)を外します。

干した稲
日に当たってよく乾きました!


作業では、ハーベスタと呼ばれる自走式の脱穀機を使います。
田んぼに直接乗り入れることができる(現代では当たり前ですが)のが大きな利点です。

脱穀
「はぜ」に横付けして次々に脱穀機に投入していきます


▼脱穀後は、稲を掛けていた「はぜ」を片付けたり、残った藁を処理(田んぼ内で燃やす)して、今年の米づくりは終了です!
地元農家さんの多大なご協力の下、無事に田んぼ仕舞いとなりました。
この後も、お世話になっている水利組合の皆さんとの共同作業等がありますが、脱穀が終了すると「まずは一段落」という思いです。
また、この活動にはボランティアの皆さんにもたくさんのご協力をいただきました。
今年もありがとうございました!

▼収穫したお米は当会ネットショップで販売中です☆
栽培期間中は農薬等を使っていないため、玄米で食べるのもオススメです。
美味しいお米をぜひご賞味ください!

生態工房 購買部のロゴ
食べるご支援、お待ちしています♪


(あっしー)

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2025年10月28日

【寄稿】『生物の科学 遺伝』11月号は淡水ガメ特集です

▼生物科学の総合誌として歴史のある『生物の科学 遺伝』の最新号では「日本の淡水生・陸生カメ類の危機と保全」が特集されています。
2024年11月に続き、2回目の淡水生カメ類特集です。

当会も井の頭池での湿地再生の取組について寄稿しました。
ニホンイシガメを始めとするさまざまな在来生物が確認されている湿地です。

冊子版の他、電子版でも販売されています。
前号と合わせて、ぜひご覧ください!

1_浅場日光浴a


『生物の科学 遺伝』公式HPはこちら
(目次も見られます)

(やまひつじ)

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2025年10月22日

【信里】稲刈りしました

▼長野市信里地区でシナイモツゴをはじめとした水田生態系保全のために、農薬・化学肥料不使用でお米を作っています。
信里地区での取組についてはこちら

9月末、いよいよ収穫です。次々と生えてくる田んぼの雑草にも負けず、今年も無事に稲が実りました。種籾(たねもみ)だったころを思うと、感慨深いです。
今年の実り
黄金色に輝く田んぼ

今年は田んぼの枚数を増やしたので、例年よりも作業量が増えています。機械刈りを頑張るぞと意気込んではいたものの、今年は雨が直前に降ってしまい、田んぼがややぬかるみ気味に。機械で刈る予定だった田んぼを急遽手刈りで対応するというハプニングもありましたが、全ての田で収穫が終わりました。

収穫
今年も大部分は機械が出動

手刈りチーム
手刈り隊大活躍!

刈り取った稲は「はぜ」に掛けて天日干しの後に脱穀します。
空とはぜかけ
気持ちの良い青空の下での作業


【脱穀編】へ続く!

(あっしー)


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