かいぼりの発表しました(第15回 外来魚情報交換会)【発表】アメリカザリガニを人気者にしない、これからの普及啓発活動

2020年01月27日

木を伐ってもいいじゃない

▼むしろ伐った方がいいんじゃないか、というお話しです。

活動地のいくつかの公園では、木を伐ると、どんな伐採にも苦情がくる。
強いご意見をおっしゃるのは、高齢の野鳥撮影の方に多い。

木を伐ることは自然破壊だと思っていて、伐採によって野鳥がいなくなったことになっている。

木を伐って人工物を建設するわけではなく、
来園者の安全や施設維持、または伐採更新や日照改善をして生物多様性保全を図るための伐採なのだから、わたしは公園管理者に感謝する。ぜひ実施してほしい。

▼こういう木があるとする。

折れそう

水面に覆い被さって、野趣があって良いとも思うが、わたしは「伐る」方に賛成だ。

・活動地ではこういう木が毎年折れる。ボートでの遊覧・調査・作業者が危険。

・倒れるまで放置すると護岸が壊れて園路通行に支障がある。

・水中への落葉・落枝の過度な堆積、水面への日照阻害は池の生物にとってよくない。


▼木を伐ると苦情が出ると聞いて、こう言った人がいる。

「伐らないで放っておいたら陰樹ばっかりになって生物多様性が保たれないよね。自然災害で生じるギャップもそうだけど、手入れをすることで光が入ってきて新しい環境ができたり、二次林が保たれるんでしょ。
そんなの、高校の生物基礎で習うのにね。 センター試験でもよく出題されるよ。
一般教養として習うから知ってるけど、問題なのは頭の堅い世代だね」

言ったのは、文系の高校生だ。
今の学校教育で、これは一般教養で学習する。

そしてこれから先も、科学的な教養のある世代が育っていくだろう。

▼伐採反対を言うのはけっこうだが、自然観や宗教観が独特だし、一方的な批判や人格攻撃はまったく余計だ。
公園管理者や専門団体が説明をしても聞いてもらえていないが、孫から同じ話をされれば冷静になれるだろうか。盆や正月が待ち遠しく思う。(さと)

ecoworks at 15:15│Comments(10)
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この記事へのコメント

1. Posted by nanashinogonbei   2020年01月28日 20:42
なかなか乱暴なご意見ですね。
高齢の野鳥観察をしている方は自然も良く観察している為、一般の方が気づかない過剰な伐採が、保全の域を逸脱していることに気づいたのでしょう。それを頑固だとか独特の自然観、宗教観と断定するのはあまりに稚拙すぎます。
堂々とその方と話し合えばよいでしょう。
何も現状を知らない、机の上の知識だけを基にして発言した高校生を、科学的教養ある意見だと持ち上げて、反論したつもりになっているとしたら、卑怯というしかありません。
2. Posted by さと   2020年01月28日 22:24
わたしと、引用した高校生が言った内容は、現代の公教育での知識に基づいています。木を切るのは自然を壊す行為だという主張は、個人的な情緒に基づく意見ですね? 意見はけっこうですが、その根拠が社会の共通の知識に基づいていない、個人的な考えであると言ったのです。議論の土台となる共通の知識がなく、そのうえ相手を貶めることを言ってマウントしようとする困った状況について申し上げたのです。教育内容は時代に合わせて変遷していきます。しかし習っていない人が新しい考え方をすぐには受け入れがたいということは、理解できます。
3. Posted by nanashinogonbe2   2020年01月28日 22:55
>>2
公園は自然のものではないので適宜木を刈ったりすることは必要だと思いますが、皆さんはその刈り方等に意見を言ってるのだと思います。中には感情的に訴えてる人もいるかと思いますが、このブログの記事を読むと生態工房さんも感情的に野鳥観察をしている人達をバカにしているように思えます。個人的なブログであれば、ですが、これが生態工房さん公式見解ということであれば問題がある団体にしか思えません。
4. Posted by 名無しさん   2020年01月29日 00:18
1 この生態工房のポストには知っていてわざとやっている間違いがいくつかあると思います。

一つは木の伐採に反対する人は「1本たりとも切るな」と主張しているのではなく、「いきなり、協議会にもかけずにたくさんの木を伐採するのはひどい」と主張しているのに、まるで前者のように書いていること。

もう一つは生態学の基礎を理解している文系高校生の話をあたかも万能理論のように紹介していること。生物・生態学では不確定要素が多いため、その現場の状況を踏まえて、最適解を探すべきですね。これを生態工房さんは知らない訳はないでしょう。しかも今回の伐採で休息場所や営巣場所を奪われた水鳥他多くの生物の貴重な生息環境を奪っていることを伏せていることも悪質です。

公園や河川など近隣住民が利用する自然の開発には住民との意見交換やワークショップを通じて最適解を探すことは近年の潮流です。そのために井の頭公園にも協議会があるのでしょう?決して管理者(公園)が独断でやってよいものではないはずです。生態工房さんはそういう市民参加を促す立場ではないのでしょうか?

もちろん、公園ですから管理は必要でしょう。ただし今回は急で規模や生物に対しての影響が大きく、コンセンサスが取れていないことが問題だと思います。
5. Posted by 井の頭自然の会 鈴木浩克   2020年01月29日 08:50
私は55歳の野鳥観察者ですので、さとさんがおっしゃる「高齢の野鳥観察者」に分類されるのかどうか?は微妙ですが、学校教育で『木を切るほど生物多様性が高まる』とは教わらなかったので、最新の教養は無いのです。
公教育で教えられている内容を教えていただきたいのですが、それは切れば切るほど多様性が高まる、というものなのでしょうか?。私はやはり、多様性を高めるためには、切るべき木と残すべき木が存在すると思うのですが、間違いでしょうか?

6. Posted by 井の頭自然の会 鈴木浩克   2020年01月29日 09:24
補足ですが、私はさとさんを個人攻撃したり、ちゃかしたりするつもりはありません。ただ子供のころから井の頭公園で育ったものとして、高齢であっても意見を述べたり、学習したりする機会は与えてほしいと思っての書き込みです。よろしくお願いいたします。
7. Posted by 星の王子様   2020年01月29日 09:51
ちょっと気づいたことを一つ言わせてください。
このブログの記事ですが、最初は1ページ構成で、記事の終わりまでを途中何もせず読めましたが、批判的な投稿が入った途端「続きを読む」という形式に変えられ、全部読むのにもうワンクリックしてひと手間掛かるようにされましたね。
まるで、故意に読みにくくして、批判的意見をなるべく人目にさらされないようにしているかのようです。
他の長い記事では、「続きを読む」見当たりませんので、ちょっと穿った見方をしてしまいました〜
8. Posted by 杉並のとんちゃん   2020年01月29日 20:08
去年の4月か5月だったと思いますが、ツツイトモの繁茂した井の頭池の様子を息子と眺めながら、話をしていた時に、いきなり、橋の袂の樹木の伐採?枝払い?に対しての批難を私達に向かって大声で怒鳴りだした男性がいらっしゃいました。
「私は以前の状況も知りませんから、なんとも言えませんが、色々な状況が考えられるので、
一概に言えないのではないでしょうか?」とお話ししたのですが、こちらの話に全く耳を傾ける様子はなく
ご自分の意見をぶちまけるだけぶちまけるとさっさと行ってしまわれましたので、びっくりするとともに、とても悲しくなりました。
そして、ここの生態系のことも含め、様々なことを勘案して、一所懸命に手入れされている方達が聞かれたら余計に悲しいことだろうと思いました。
多くの人が訪れる都市公園では、安全管理も必要になります。また、生き物にしても、其々色々な環境を好む生き物がいるわけですから、それらの兼ね合いや生態系の持続性というものも考えなければなりませんから、とても難しいですね。
放っておけば、それなりに自然は遷移していきます。
そうした方が生態系が豊かになるのかといえば、そういう訳ではありませんし、かといって、極端にどんどん樹木をきっていけば良いかというとそういう訳でもないでしょう。適切に適度に!ということを目指してもなかなかその尺度が皆さん違ったりするので、悩ましい所だと思います。生態工房さんは井の頭公園の協議会などでも色々とお話し合いをされながら、無難なやり方を探られているのではないでしょうか?井の頭公園に設置されている説明板やパンフレットでは、井の頭池での様々な作業のことやその意味合いが
かなり丁寧に説明されていて、(そういう周知する工夫は大切なんだけど、大変時間や手間がかかることなので)よくやっていらっしゃるなぁ、頭が下がるなぁ
というのが、私の正直な感想です。
9. Posted by 杉並のとんちゃん   2020年01月29日 20:09
今回の生態工房さんの記事を読むと少し乱暴に思えるところもありますが、私としては、上に記した自分の経験もあったりしたものですから様々に心を尽くしてお話ししてもどうにも聞いてさえもらえない事が積み重なってのことなのかなぁとお察しし、本当にご苦労だなぁ、大変だなぁと思いました。が、他の方からのコメントを読んでこの記事だけを読むとちょっと誤解されるかもなぁとも思いました。(^^!)
ブログの記事を書くにせよ、公園の整備をするにせよ
色々と大変なことが多いと思いますが、挫けず、頑張ってくださいね!陰ながら、応援しています。
長文になり、大変失礼しました!


10. Posted by 高齢野鳥観察者   2020年01月30日 00:33
私も長年井の頭で野鳥観察をしておりますので、お仲間の中に激しい非難をしそうな人の心当たりはあります。その方はもっと長年観察をされていて、野鳥に対する愛情がとても深く、個々の鳥の事情までよくご存知です。野鳥達の生活場所だった樹木を突然何本も伐採されたり枝を払われた時、その人は鳥達の気持ちになって怒ったのだと推察します。鳥達はとても困惑し怒ったと私も思っています。今の井の頭公園の管理には、鳥などの生き物自身や、それを愛情を持って見守っている私供への理解が欠落していると感じています。管理に携わられている方々には、そういう視点も持っていただきたいと切に願います。野鳥観察者や鳥たちを怒らせたり落胆させないためには、改変は急がず時間をかけて段階的に進めるようにし、管理計画の策定段階から情報を公開して、野鳥観察者の意見を聞いていただくことが必要だと思っています。

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