【作業イベント】育てよう ハンノキ林 2/16・3/7会報55号発行

2020年01月29日

撹乱が育む湿地の絶滅危惧種

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▼人里の湿地の植物には、遷移が進むことによって減少する種が多くある。
タコノアシもそのひとつ。埼玉県レッドデータブックでは絶滅危惧粁燹VU)に選定されている。

さいたま市桜環境センターのビオトープで、湿地の半分を耕耘した。
湿地区域を2つに分け、年ごとに交互に耕して植物が繁茂しすぎない状態を維持している。

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このデロデロ環境が重要

前年に耕耘した区域では、期待通りにタコノアシが多く生えた。

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開花したタコノアシ(2019年夏)

▼タコノアシは休耕田のような人工湿地によく見られるが、本来の生息地は河川の氾濫原だ。
氾濫原では、洪水で形成された泥地に生えてきて、他の草が繁茂すると衰退する、という生活を送っている。

タコノアシを保全する場合、個体1本1本を大事にしても意味がない。以前どの地点に生えていたかなどと気にせずに、思い切りよく耕して生育環境をつくった方がよい。(さと)

ecoworks at 08:35│Comments(0)
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