【長野市信里】田んぼ 火入れの準備見分けられると楽しい♪冬のカモたち

2024年12月06日

ポテンシャルを秘めた上尾丸山公園の湿地

▼いよいよ今週末から始まる、上尾丸山公園の湿地再生イベント。
今年から事前申込制となっています!各回とも参加者大募集中です〜

▼上尾丸山公園の大池の西側に隣接する湿地は、手入れが行き届かず、藪化・乾燥化が進んでいます。樹木もかなり大きく生長し、真っ暗な箇所も… 毎年範囲を決めて、順繰りに再生活動を進めています。

今年作業を行う地点は、2023年度と同じ場所。2023年12月〜2024年2月のイベントで初めて手を入れた場所です。

作業前は、大きく生長したヤナギの枝が湿地へ影を落とし実生木も多く、陸地化が進んでセイタカアワダチソウやノイバラの藪でした。

バーベキュー場東20230409
2023年4月

昨年の同所でのイベントの様子→
藪を切り拓き、ひたひたになるように掘り下げたところ、春にはこのような湿地になりました。

240421a
2024年4月

この場所でウキヤガラが広がり、シオカラトンボやシオヤトンボが飛び交う光景は初めて見ました。
ウキヤガラは埼玉県では普通に見られるようですが、東京都ではレッドリストに掲載されている種であるため、群生している光景になんだかジーンときてしまったのでした。

ウキヤガラ
ウキヤガラ

シオヤトンボ240505_2
上尾丸山公園では昨年ぐらいから見られるようになったシオヤトンボ


ウキヤガラは嬉しいですが、このまま何もしないと、草丈の高い抽水植物が優占してしまうの初夏〜秋までに、上尾水辺守が2回ほど草刈りをしました。
そのおかげで、秋にはコナギやキクモ、ミゾソバなどさまざまな湿生植物が確認されています。

刈り取り240630_2

手入れ後1年目となった今シーズン、昨年までと比べて様々な変化が見られました。
上尾丸山公園の湿地、きちんと手入れをすればするほどびっくりするような成果が返ってきます!秘めているポテンシャルが非常に高いのです。
今年は、手入れする範囲をさらに拡げ、良い状態の湿地を拡張したいと思っています。
湿地をすみかとする“あの鳥”や、“あのトンボ”が見られますように…と想いを込めながら、一緒に作業をしてみませんか?
ご参加、お待ちしています!

(やまひつじ)

*イベントの詳細は

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上尾丸山公園 水辺の保全作業イベント
「みんなで水辺守 〜湿地のお手入れ編〜」

みんなで水辺守_湿地編2024年12月1月


日時:2024年12月8日(日)、22日(日)、
2025年1月5日(日)、12日(日)
   9:30〜12:00(少雨実施)

対象:小学生以上(鎌などの道具を使う場合があるので、作業は中高学年向け)
   ※小学生は保護者同伴で!
定員:30名
参加費:1人30円(保険代)

持ち物:ひどく泥汚れしてもよい服、長靴(長いものがおすすめ)や胴長靴、
    軍手やゴム手袋、手や顔を拭くための手ぬぐい、帰るための着替え、飲み物など

★お問い合わせは0422-27-5634(生態工房)まで

今年から【要申込】となりました。
申込フォームはこちら
https://forms.gle/wEJ1pcbEzEf4o7jT9
(↑Googleフォームが開きます)

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ecoworks at 12:02│Comments(0)
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