2025年01月05日
石神井公園水辺観察園 湿地の手入れ
▼都立石神井公園の水辺観察園は、三宝寺池内に浮かぶ「中之島沼沢植物群落」の景観を来園者が間近で観察できるようにすることを目的に造られた場所。毎月、さまざまな管理作業を、石神井生物多様性部と一緒に行っています。
今月は湿地の手入れを重点的に行っています。湿地は何もせずに放っておくと枯草や流入した泥などが堆積し、徐々に陸地化してしまいます。冬の間に枯草を刈ったり、陸地化・乾燥化した場所を掘り下げる(または耕耘)などの攪乱が湿地を維持するためのキーになります。
ここ最近は、ヨシの広がる湿地を掘り下げています。年々乾燥が進み、「湿生植物」よりも「湿った環境を好む陸生草本」が目立ってきてしまっているので、地盤を下げることで、より湿地らしく回復させるというねらいです。

スコップでガツガツ掘ります
掘った土は水辺観察園池内の浅瀬作りで活用します

僅かだが高さには確かな違いがあります
10〜20 cmほど掘り下げ、作業前よりも湿地感がアップ!
この後、春にかけてどのような植物たちが生えてくるのか注目です。
(あっしー)
今月は湿地の手入れを重点的に行っています。湿地は何もせずに放っておくと枯草や流入した泥などが堆積し、徐々に陸地化してしまいます。冬の間に枯草を刈ったり、陸地化・乾燥化した場所を掘り下げる(または耕耘)などの攪乱が湿地を維持するためのキーになります。
ここ最近は、ヨシの広がる湿地を掘り下げています。年々乾燥が進み、「湿生植物」よりも「湿った環境を好む陸生草本」が目立ってきてしまっているので、地盤を下げることで、より湿地らしく回復させるというねらいです。

スコップでガツガツ掘ります
掘った土は水辺観察園池内の浅瀬作りで活用します

僅かだが高さには確かな違いがあります
10〜20 cmほど掘り下げ、作業前よりも湿地感がアップ!
この後、春にかけてどのような植物たちが生えてくるのか注目です。
(あっしー)