2024年12月30日
井の頭池 井戸の泥さらい(2)

▼井の頭池・定例の協働作業 お茶の水井戸の泥さらい作業の続きである。
井戸付近に泥が流入するのは、豪雨の際に下水管の処理能力を超えて、マンホールから水があふれるからだ。
井戸の近くにあるマンホールから水が噴き出して川となり、林床の土を削りながら井戸付近に流入してしまう。
▼それで井戸付近の泥さらいに合わせて、林内に砂防ダムのような簡易な土留めを整備した。泥水の流れを林内のあちらこちらへ受け流し、地中に浸透させて井戸に到達させないようにする。

簡易な土留めを設置
マンホールから水が噴き出すのは、住宅地での雨水浸透が十分でないからだ。それはそれで課題なのだが、まずは園内でできることをする。
▼井の頭池の協働は、生態工房・東京都・あか井のの三者で毎月実施中。次回は泥水対策の「しがら柵」補修を予定しています。(さと)