2016年08月10日

LAMY2000の4色ボールペン「改造」。 ――純正芯を交換して、書き味アップを狙う。「パイロットアクロボール 低粘度油性インクリフィルBRFS-10」評価レビュー編

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テンションが強過ぎるスプリングの交換など、改造・改良を続ける私のLAMY2000・4色ボールペン。経緯はすべてまとめページにまとめてあるので、ご一読を。

ラミー2000を昔から好んでいた理由などは以前も書いたが、要は最高のデザインだ。60年代のアトミックデザイン+30年代のバウハウスが融合したような貌、そしてポリカーボネイトとステンレスを素材に用いるという当時の未来志向(今となっては一周したレトロモダンで、また新鮮)。

実際、使い込んでもまったく飽きが来ず、どんどん好きになってゆく。


現状、各種リフィルを交換しつつ試している私のラミー2000。流用できるリフィル一覧はここに書いたが、私のこれまでの遍歴は以下だ(純正は油性芯)。

●黒
純正>ゼブラゲルブルーブラック>パイロット油性>パイロットゲル>ぺんてる油性
●赤
純正>ゼブラゲル蛍光赤>ステッドラー油性蛍光オレンジ>オート油性ソフトインクピンク
●青
純正>ゼブラゲルオレンジ>純正>ゼブラエマルジョン>純正>パイロットゲル超極細黒
●緑
純正>ゼブラゲル


日々、新しい替芯などないかと探しながら、いろいろ試し、お気に入りでまとめている。買ったものは使うので現在使っているのがベスト芯というわけではない。今回最後にそのへんは書いておくので、ご参考まで。

ラミー2000適合替芯一覧&評価レビュー一覧はこちら


最近増えてきている芯トレンドとして、「低粘度油性インキ」がある。各社とも揃えており、本ブログでも折に触れて試用してきた。今回もそれ。パイロットから発売になっている「アクロボール」シリーズだ。こいつの4C芯「アクロインキ」が発売になっていた。つまりラミー2000で使えるということになる。

さっそく買ってラミー2000に装着。読者の方の人柱として、評価・レビューしてみた。


これ、0.5mm径の細字が「BRFS-10EF-B」、1.0mmの太字が「BRFS-10M-B」、0.7mmが「BRFS-10F」。0.5/1.0mmは現状黒のみ。売れ線の0.7mmは黒、赤、青、緑と、ラミー向きに4色揃う。私はいつもの「メモ弾幕」用に1.0mmを購入した。

■アクロインキBRFS-10M-B(1.0mm)/BRFS-10EF-B(0.5mm)


■アクロインキBRFS-10F(0.7mm) 黒/赤


■アクロインキBRFS-10F(0.7mm) 青/緑



●アクロインキアクロインキBRFS-10M-B(1.0mm黒)レビュー

とにかく滑らか。他社低粘度油性インキより上質の滑らかさ。感覚的にはゼブラのゲルインキと同等レベル。

また色が黒黒している。油性インキはともすると掠れがちな発色をする場合がある。特にしばらくぶりに書いた時とか。それが皆無。なので取材時のメモ弾幕用としてはかなりいい。

欠点はボテ漏れ。くるくると円を描くと、ちょうど下端で鋭く切り返す部分とかにボテ漏れが出る。以前試用したぺんてるビクーニャ、三菱ジェットストリームと同様で、低粘度油性インキはどうしてもボテ漏れが生じるのだろう。

私はボテ漏れは嫌いなので、その意味で惜しい1本。


今回も、私が使ってきた各種替芯のベストを書いておく。各替芯の詳細レビューは、まとめページから辿ってください。

●黒 <メインに使うメモ弾幕用
取材のときなど、とにかく高速に書き散らすので、ボテ漏れカスレがない、スムーズな動作が最重要。

パイロットBRF-8M 油性 1.0mm太字
書き味は味気ないが、ボテ漏れカスレ皆無の気持ち良さで、「プロの相棒」って印象。

次点を挙げるなら、色が好きなゼブラRJSB5-FB ゲル ブルーブラックかな。


●赤 <注意喚起用
普通の人と同じ使い方。目立つこと。使う頻度は少なめなので、「ひさしぶりに書いたら最初しばらくかすれた」とかは嫌だ。

オートR-4C7NP 油性ソフトインク ピンク
オートのスリム4用替芯。書き味、発色とも素晴らしい。ちょっと悩むのは、色自体はステッドラー92RE-14 蛍光オレンジがベストなこと。ただ白い紙に書くとやや読みにくいので、僅差でオートかな。


●青 <本文で注意を変える場合とか
個人的に頻度が少ないので、黒の別レイヤーに替えた。

パイロットLHRF-20C3 ゲル超極細 黒
パイロットハイテックC用のリフィル。0.3mmと超極細。書き味こそ味気ないが、これも「プロの相棒」感。気に入っている。お堅い書類記入用に使っている。営業マンとかがラミー2000出してこのインクで書類を書いたりすると、顧客の信頼性ぐんとアップしそう。

ちなみに純粋な「青インク」という意味では、ゼブラRJSB5-FB ゲル ブルーブラックRJSB5-RBL ロイヤルブルーをオススメする。ゼブラのゲルインクリフィルは、インクが無くなるの早いけど。


●緑 <本来の主旨とまったく異なるレイヤーの記述に使う
たとえば会議中に、まったく別案件で思いついたことを資料の隅に書くとか、そういう用途に使っている。なので放置しておいてもすぐ書ける「アイドリング感」が重要。

ゼブラRJSB5-EG ゲル エメラルドグリーン
すぐ書けるし、気に入っている。ゼブラのゲルインクは「黒青赤はいおしまい」でなく、様々な色を多様に揃えている。なので緑にこだわらないなら、いろいろ選べて楽しい。減りは早いけど、用途的にそれほど使う頻度高くないし。今はゼブラゲルがなくなったので、余ってた純正芯でつないでる。次はゼブラRJSB5-EVG ゲル エバーグリーンRJSB5-BO ボルドーあたりを使う予定。


今後もいろいろなリフィルを試してブログにアップしていくので、LAMY2000ユーザーの方、あるいは4C芯でいいものを探している方は、お楽しみに。


editors_brain at 08:00|PermalinkComments(0) モノモノ図鑑 | ライフハック

2016年08月02日

堅牢実直! ビジネスノートパソコンlenovo thinkpad x260 20f5 購入評価レビュー 「バッテリー充電不具合修正試行」編

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lenovo thinkpad x260 20f5、バッテリー充放電順序がおかしい件、対応してみたのでご報告を。

x260は内蔵+外付けのダブルバッテリー採用モバイルノートだが、どうおかしいのか、今一度振り返ってみよう。


交換できない内蔵バッテリーと交換可能な外付けバッテリーを搭載するパソコンの場合、以下のように動作するのが、合理的なはずだ。

●バッテリー使用時の放電は、外付けバッテリーから始まる
●外付けバッテリーが空になってから、内蔵バッテリーの放電が始まる
●充電開始後は、内蔵バッテリーから充電される
●内蔵バッテリーが満タンになったら、外付けバッテリーの充電が始まる



この動作原理であれば利点が大きい。

●交換の利く外付けバッテリーが「常に充電が少ない側」になる。つまりフル充電の予備バッテリーと交換しての連続使用に有利。
●内蔵バッテリーは最後まで踏ん張るので、シャットダウンしなくとも外付けバッテリーを交換できる。
●途中でオプションの大容量外付けバッテリーに交換した際も、内蔵バッテリーは優先的に充電済み。よってより長時間使える。
●頻繁に充放電を繰り返す外付けバッテリーから経年劣化するので、数年後に交換すれば新品同様。



ところが私のx260は真逆の動作をしていたわけだ。つまり内蔵バッテリーから先に放電し、ACアダプターをつなげると、外付けバッテリーから充電するという。


いくらなんでもこのような状況が「仕様」とは思えない。レノボはもちろん中国企業だが、thinkpadは買収前のIBMブランドであって、歴史的経緯があり国内設計・生産されているし。

以前手掛けていた雑誌で設計者たちに取材したことがあり、優れた技術者であることは知っている。


つまりバグの類だな。

ネットで検索すると、実際、この問題に立ち向かったユーザーのブログが見つかった。

「ThinkPad X260の内部バッテリーから使用されてしまう問題」

こちらのブロガーの方はいろいろやったあげく(レノボへの故障修理含む)、解決できなかったようだ。

だがまあ、とりあえず彼の足跡を辿って試行してみる。


まず、運用上の工夫で充電優先順位を変更する手法から試してみた。


●1 ACアダプターを外し、内蔵・外付けバッテリーとも適宜放電させる。
 バッテリー駆動状態で普通に作業。4時間程度で内蔵が空になり、外付けが90%充電程度まで消費するまで続けた。

●2 スリープさせ、外付けバッテリーを取り外す。
 ディスプレイを閉じるとx260はスリープモードに入る。そこでバッテリーを外した。

●3 復帰してACアダプターを接続。内蔵バッテリー充電開始を確認。
 ディスプレイを開けると復帰する。アダプター接続後タスクバーのバッテリー表示をクリックすると、内蔵バッテリーへの充電開始を確認できた。

●4 ディスプレイを閉じ、外付けバッテリーを接続。
 ACアダプターを外さず、外付けバッテリーを接続した。

●5 復帰して内蔵バッテリー充電のままであることを確認。
 復帰後、タスクバーを確認すると、内蔵バッテリーがまだ充電中なことを確認した。外付けバッテリーは認識されていない(つまり内蔵バッテリーしか認識していない)。

●6 再起動後、内蔵バッテリー優先充電を確認。
 パソコンを再起動する。起動後、タスクバーを確認したところ、外付けバッテリーもきちんと認識されていた。かつ内蔵バッテリー充電中で変わらず、外付けバッテリーは充電順番待ち状態のまま。

●7 ACアダプターを外し、外付けバッテリー優先放電を確認。
 外したところ、外付けバッテリーからの電力利用を確認。


――これで正常動作に矯正されたように見える。

ただまあ、この程度の「ユーザーの工夫」でパーマネントに矯正されたかは、個人的には信じていない。いやつまり「再起動したらまた元に戻るんじゃないの」「Windows Updateしたら……」「バッテリー外したら……」とかいう疑いを持っている。上記ブロガーは失敗してたみたいだし。

とか考えていたのだが、やはりダメだった。使いながら様々な残電量条件でACアダプターを抜き差ししてみると、どっちから充電してどちらから放電されるかは、毎度バラバラだ。おおむね、「これまで充電していたほう」から優先して放電している場合が多い。


なので諦めてレノボに連絡したところ、初期不良にて交換ということになった。先日届いたので確認したところ、現状、正常動作で安定しているように思える。というかこれでダメなら、もう諦めるわ。またぞろゼロからWindowsやアプリのDL・設定をし直すのかと思うとなー。ただでさえ現在、NASを認識しなくなってる(本品だkでなく他のPCからも)ので、そちらの解決が先だし。


editors_brain at 08:00|PermalinkComments(0)モノモノ図鑑 | ライフハック

2016年07月31日

鳥越俊太郎先生の原発停止政策、現実性を検討する

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前エントリーで鳥越俊太郎先生のトンデモ政策ウオッチをしたが、彼の「東京250km圏の原発停止」発言について、もう少し。

停止した場合、どう代替するのかというあたりを。

東京電力管内の膨大な電力需要、どこから持ってくるのかという点。昨日指摘したように、遠方から持ってくるしかない。当然、青森とか石川とかの、遥か離れた場所の原発から融通してもらうのかということだ。送電ロスを考えれば、全然エコじゃない。

栃木あたりの大規模工場の電力、「東京都が近場の原発を止めたからお前んとこ計画停電な」とか上から目線で命令するのだろうか?

首都圏を引っ張る首長としては無責任極まりない。


長期的に脱原発を目指すなら、発想としてはわかる。石原都知事や猪瀬都知事は、実際、東京圏での高効率新型クリーン火力発電所新設を推進・実現したし。そうしたロードマップも提示できないのに申し入れたって、鼻で笑われるだけだ。そもそも権限すらないし。

いやこの石原都知事の政策、反原発陣営にとってはすごい援軍なのだが。反原発の方々と話すと、ほとんどの場合、なぜか石原さんは大嫌いなのが不思議だ。

そこから判断するに、どうもエネルギー政策としての脱原発でなく、政治イデオロギーとして原発云々言ってるみたいだ。この火力発電所の件なんか知らないしさ。

指摘すると「環境にやさしい太陽光発電を」とか言うんだけど。太陽光発電とか太陽熱発電ってのはアリゾナの砂漠みたいな無為の大土地向きであって、過密な東京圏では無理では。

自然エネルギーなど再生可能エネルギーの可能性については過去エントリーでも触れたが、日本で一気に普及を図るには難しい面がある。有望という意味では、個人的には地熱発電を推す。


editors_brain at 08:39|PermalinkComments(0)ヘンな世界 
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