2010年06月09日

フリーランスという「生き方」。 ――その戦略について、フリーの生き様を死ぬほど見てきた私からアドバイス。

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画像 245前回の続き。フリーを目指す方へのアドバイスというか。


カメラマンだろうとイラストレーターだろうとライターだろうとなんだろうと、マスコミの仕事でフリーになりたいという人には、私の経験から、忠告がある。

それは、人生設計をまじめに考えること。そして別オプションをちゃんと確保することだ。


人生設計で言うと、まず年金はちゃんと払おう。最低限のセーフティーネットだ。

次に、月1万でもいいので、投資信託を積み立てること。志望者は若い人だろうから、オススメは新興国の株式投信だ。できれば為替ヘッジなしのもの。アクティブファンドでなく、インデックスファンドがいい。


これらのアドバイスは、単に実践上のニーズからの話だけではない。フリーで成功するのに高い教育はマストではないが(もちろんあったほうが望ましい)、「地頭の良さ」は必須だからだ。

「フリーを目指すんだから、年金だけは払っておこう」程度の戦略すら思い付かない能天気な人が、フリーで成功するのは稀だ。ちゃんとものごとを判断できる人のほうが、普通の才能程度でも、絶対に成功に近い。


次に人生のオプション。だってプロのカメラマンになりたいったって、なれるかわかんないじゃん。まあ一瞬ならなれるとは思うけど、一生食えるかは(どころか食える年収になるかは)別だから。

だから、なにか食い扶持のメドをつけておいたほうがいい。

理想は年取って体力が落ち頭が鈍くなっても、小銭がちゃりんと落ちてくる仕事。アパート経営とかマンション投資とかね。

20年投信積み立てればワンルームマンション投資費用くらいはそれなりにめどが付くと思うけど、長期間なのでリスクはある。だから駆け出しのヒマなうちに、潰しの利く資格を取るのがいい。頭がいいならそれ系。そっちに自信ないなら重機とか大型二種とか。そうしたガテン系だけでなく、不動産の資格なんかは猛勉強まではいらないのでオススメだ。

あと、語学はオールマイティーのジョーカー。将来の潰しも利きやすいし(添乗員とか小さな商社とかね)、たとえば中国語スペイン語ぺらぺらのライターとかカメラマンなら、その属性だけで仕事も取りやすいから、一石二鳥だ。


逆に「なんとなく・・が好きだから」だけで無戦略に飛び込んでいくのは、オススメしない。

それじゃ「勉強が嫌だから」だけでバンド組んだりお笑い目指すのと同レベル。少なくともマスコミという高感度の世界を目指す人にしては情けなさ過ぎるというか、頭悪過ぎてマスコミの仕事は難しそうだ。

「勉強嫌だし、音楽なら」で高校中退してバンド組んだ挙句、20年経っても売れないで、バイトもコンビニレジみたいな奴ばかりでスキルもなく、年取って潰しが全然利かなくなった。もちろん年金も納めてないから将来は生活保護しか。――みたいなのとおんなじになる可能性があるから。

納得づくならそれでもいいんだけど、往々にしてそうなると社会を逆恨みしたりしちゃいがちだ。貧すれば鈍するって奴。そんな人生、嫌でしょう? 

それに蛇足だけど、年金未納率が37%に達してる中、老後を生活保護に頼る人の激増は見えてる。そんとき今みたいな手厚い生活保護がまだあると思う?

editors_brain at 08:16│Comments(0)この記事をクリップ!マスコミクリップ | 出版界でメシ食いたい方に

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