2011年01月24日

中国レノボがNECパソコン事業を傘下に。IBM大和研究所の遺伝子注入でNECパソコンがようやくマシに……はならないだろうな。ハアー

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P1170063いやー、NECのパソコン部隊が中国レノボの傘下に入ったね。感慨深い。

レノボは中国の大手パソコンメーカーだけど、なんといっても2004年にIBMのパソコン部隊を買収して世界を驚かせた。


私はレノボのデスクトップにはなんの感情も持っていないが、ノートThinkPadについてはロイヤリティーを感じている。

これは名前からわかるように元々IBMのノートパソコン。当時は開発を日本IBMの大和研究所が手掛け、高品質のプロ向けノート(特にモバイル)として私の周囲の編集者仲間・ライター連中に圧倒的な人気を誇っていた。

もちろん私も使っており、キーボードなどインターフェイスの性能、無駄なスペースをそぎ落としエッジを立たせた矩形デザインなどにしびれてたり。美しい。

開発者と話したこともあるが彼らは筋金入りのモバイルおたくであって、それだけに「マニアのかゆいところ」がよくわかった製品開発をする。

そんなわけで、私にとって、ThinkPadは特に思い入れの強いブランドなのだ。


でまあ吸収後、一部マニアの懸念をいい意味で裏切り、この開発体制がレノボ時代になっても継続されている。つまりレノボThinkPadも日本設計で高品質なのだ。


あのレノボが、ついにNECも傘下か(パソコン事業だけだけど)。

NECのパソコンは国内トップシェア。とはいえ私の感覚だと「どうしようもないジジババ向けPC」というイメージしかない。

だってデザイン最悪。機能も「流行りそうな奴を適当に詰めましたハア」という「投げやりなお節」状態で、切り口もコンセプトもない。


私が期待するのは、IBMのミームが移植されてNECのパソコンがとんがることだが、どうだろ。そうなってくれるといいが、難しいだろうなあやっぱり。なんたってNECは元々電電系。要は役人企業じゃん。

それにNECの思惑としてはレノボの販売網でNECブランドを中国に押し込みたいらしいけど、先方にいいようにやられて終わりじゃないの? それでどうせNECの役員責任取らないんだろ。適当に美辞麗句並べ立てた「成果」で乗り切って。

editors_brain at 07:00│Comments(0) モノモノ図鑑 

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