2011年09月06日

食品中の許容放射線量を「素人の多数決」で決めるのか? まさかな。

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昨日の日経夕刊を読んで驚愕した。

食品安全委員会が7月にまとめた「生涯累積放射線量限度」に対するパブリックコメントが、1か月で3000件以上あった。――という主旨の記事なんだが。


私の目が釘付けになったのは、「食品中の放射性物質の暫定規制値の見直しに向けた厚労省の作業も遅れそうだ」という箇所。

まさかとは思うが、これって「緩すぎる」という意見が多ければ規制値を厳しくし、「厳しすぎる」という意見が多ければ規制値を緩くするってこと? つまり素人の多数決で規制値を決めると。


科学って、そういうもんかあ?


統計的に十分な安全度を取った許容できる数値を計算から求めるのが普通じゃん。「衆愚政治」かよ。

海外でのBSE発生んときのヒステリーで科学的に無意味な全頭検査を強行し、税金1000億も無駄に費やしたときと同じだな。詳しくは下記書籍にて。


科学に疎いのが一般人。「ラジウム温泉の放射線は健康にいい」とかみんな喜んで入ってるし。馬鹿だろ。DNAを傷つけるのは同じ。DNAが傷ついても、人間には補修能力がある。だから過度の心配は不要だ。第一、時計の蛍光塗料やテレビからだって放射線は発生してるし。野菜にだって発癌性物質は入ってるし。

プラズマクラスターなんてOHラジカルを作り出す。早い話、活性酸素と同じじゃん。「活性酸素は体に悪いけど、プラズマクラスターは善玉活性酸素」なんてことはない。勉強しようよ、10代でわかる程度の科学なんだからさ。

記事を読むと、「作業が遅れる」のは単に食品安全委員会の答申が遅れるから「トコロテン式に厚労省の作業も遅れる」という意味にも取れる。もちろんそっちの意味とは思うが、なにかと「政治主導」でデタラメをしてきた政権だけに、なんだか心配になる。


editors_brain at 09:30│Comments(0) ヘンな世界 

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