2016年06月14日

小学館、除却損計上等で赤字決算

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小学館の2016年2月期決算が発表になったので見てみよう。有効数字2桁に丸めてある。小学館をはじめとする大手3社の過去決算などは、こちらをどうぞ。


売上高 960億円 前期比-6.7%
経常利益 -8.9億円 前期6.4億円
当期利益 -30億円 前期1.9億円



目を惹くのは巨額の当期損失。これについては特別損失計上の結果だという。具体的には、以下のようだ。ビル建設予定地の更地化に伴う固定資産の除却損。有価証券評価損。栗田や大洋社(取次)破産に伴う連鎖損失。

だがこれは本業とはほぼ関係ないので、大きな問題はないだろう。……とはいえ、経常利益も赤字なんですけどね。前年は黒字だったわけで。


もう少し細かく見る。

出版売上 630億円 前期比-13%
うち
雑誌 300億円 -10%
漫画 200億円 -10%
書籍 110億円 -14%
他諸々

広告売上 120億円 -7.2%
デジタル 120億円 +54%
版権等 89億円 -6.2%



デジタル売上の急伸が目立つ。すでに100億売り上げているのは、特に書籍の電子化が進んでいるのとデジタルマガジン関連の売上だろう。紙媒体はまんべんなく減っているが、その分がデジタルシフトしたと見ることも、できなくはない。

まあ実際は、妖怪ウオッチブームの反動がでかいんだろうけれども。


editors_brain at 08:47│Comments(0) 出版界でメシ食いたい方に 

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