2024年12月29日
高コスパイヤホン! 今ならクーポン込み三千円切るぞ急げ! TRN「TA1」ダイナミック+BA2ウェイ金属筐体mmcx 自腹購入評価レビュー

愛用してきたオンキヨーカスタムイヤホン「IEM IE-C2」だが、8年使ってついに右が力尽きた。気に入ってたんだが無念……。
こいつは現在、fiio「utw5s」という完全無線アダプターとmmcx接続しての使用が中心になっていた。utw5sはベータ版ファームウェアインストールすると現在無線最高音質であるLDACフォーマットで観賞できるし。
なので急遽、mmcx接続のイヤホンを探すことになった。3万も出せばよりどりみどり。まあ7万円だったオンキヨーの高音質には及ばないだろうけどさ。適当に情報をサーチして、安くて面白そうな奴を見つけた。それがTRN「TA1」。
いやただの安中華イヤホンなんだけど。中華は玉石混淆であらかたカスというのが定説。だが当方、soundpeats「sonic」が中華にしては好印象で現在のメインイヤホンになっている。
なのでこれも人柱になればいいや。なんたってこれ、アマゾンでたった3,850円だ。しかも下記リンク先でわかるように、今なら千円オフクーポンまでついてて送料無料税込み2,850円だよお母ちゃん
TRN「TA1」クーポン千円!
たかが三千円のイヤホンなのにスペックは凄い。ドライブユニットは低音ダイナミック+中高音バランスドアーマチュア(なんとKnowles社製)の2ウェイ。帯域は10Hzから40kHzとハイレゾだ。ハウジングは亜鉛合金、つまり金属製で渋い輝き。もちろんmmcxなのでリケーブルが自由自在。製品には純銅銀メッキ有線ケーブルが付属してくる。
つまりちょっと信じられないコスパなわけだ。少なくともスペック面は。
でポチして届いたのでさっそく有線状態から試聴してみた。
一聴、エイジング前なのにそこそこバランスはいい。普通のイヤホンだとエイジング前は低音がぼんぼんゆるくて締まりがないもんだが、これはそうでもない。まあもちろんエイジングしたほうがいいのは確かだが。
音質は後で詳しく記述するが、まず感じるのはイヤーピース。白・黒・フォームと三種のピース(各サイズあり)が付属するもののさすがの低コストだけに、質は低い。標準ならフォームがいい。というのも中高音が派手なので抑えたいのと、本体の耳へのフィッテイングがいまいちなのでしっかり固定したいからだ。それだけで音質はかなり違う。
イヤーピースについて私はオーディオテクニカAT-ER500をsonicで愛用しているので、これをこちらに移植した。アブソートマー素材採用の奴で、とにかくイヤホンを高音質に変えてくれる。音の定位がはっきりくっきりして、音楽の輪郭がすごくクリアになる。スピーカーで言うなら、箱鳴りが無くなった感じ。音源が固定され無駄な振動が無くなるためだろう。とにかくイヤホンが二段階くらい高級品になる感覚なので、これはお薦めだ。
オーディオテクニカAT-ER500
で、これにして固定を安定化させた。
次はケーブル。純正のまま鳴らしてみるととにかくガチャガチャと中高音がやかましい。以前オンキヨーイヤホンで安ケーブルをテストしたときと同じ印象だ。なのでさっそくfiio utw5sに接続。ワイヤレス(ldacハイレゾ接続)でハイレゾ音源(amazon music unlimitedのハイレゾ音源)で試聴。これでやっといい感じに初期調整ができた。
以下、その状態での音質を評価レビューしていく。
●低音
下まで伸びている。なおかつ締まりが良く、ぼんぼん主張してこない。派手な中高音に押されて一聴、出ていないような印象があるが、ちゃんと出ている。これは私の好きな低音パターン。贅沢言うなら、最低音まで深く沈み込んでいてほしい。だが文句はない。
●中音
特に特徴はない。色気もなく、ただ出ているだけの中音。解像度とか音の広がりには欠ける。この低価格を考えると、かなり頑張っているほう。クリアですっきりしており、そう不満はない。
●高音
中音と同じ印象。そう不満はないが、もう少しだけ上に伸びていてほしい。
●低音〜高音までのバランス
乱暴に分類すれば、弱ドンシャリ。個別に分析すればたいして不満もない中高音だが、バランスとしてはちょっと元気でうるさい。とはいえサ行が刺さるということはないので、大きな問題はない。ダイナミック型のような色気ある中高音でもなく、BAの硬質な中高音と言えばそれはそうだが、なんというか事務的に「仕事で鳴らしてます」という印象。オンキヨーカスタムの「押しは弱いが上品に音楽を奏でてくれる」という中高音と比べるとなあ……。まあ価格20倍と比べてどうするという気はするが。あと多分、エイジングで枯れてきて味わいが出てくるとは思う。それに期待してる。
低音まで含め全体に硬質なのはやはり、高剛性の金属ハウジングならではだろう。
アマゾンミュージックのイコライザー機能で最低音域と最高音域だけ上げた。これが好バランス。
●結論
こんな低価格のイヤホンとは思えない高品質/音質。しかもmmcx対応だ! 三千円なら買わない手はない。標準がやかましいと感じる人は、ケーブル交換しよう。あとスマホと有線接続して通話にも使いたいならマイク付きのケーブルに変える。たとえばシュアならこんなの。 安いのが欲しいなら、こんなの。
分野としてはedmとかロックに向いている。中域の色気が欲しいジャズとか女性ボーカルにはあんまり向かないが、それなりに頑張ってはくれる。当方は当面、スマホでのメインイヤホンとして使う予定。ソニックはpcのメインイヤホンにしてるのよ。テレワークで集中したいときには、ソニックの図太くて隙を許してくれる音質が、bgmに向いてるから。
こいつは現在、fiio「utw5s」という完全無線アダプターとmmcx接続しての使用が中心になっていた。utw5sはベータ版ファームウェアインストールすると現在無線最高音質であるLDACフォーマットで観賞できるし。
なので急遽、mmcx接続のイヤホンを探すことになった。3万も出せばよりどりみどり。まあ7万円だったオンキヨーの高音質には及ばないだろうけどさ。適当に情報をサーチして、安くて面白そうな奴を見つけた。それがTRN「TA1」。
いやただの安中華イヤホンなんだけど。中華は玉石混淆であらかたカスというのが定説。だが当方、soundpeats「sonic」が中華にしては好印象で現在のメインイヤホンになっている。
なのでこれも人柱になればいいや。なんたってこれ、アマゾンでたった3,850円だ。しかも下記リンク先でわかるように、今なら千円オフクーポンまでついてて送料無料税込み2,850円だよお母ちゃん
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つまりちょっと信じられないコスパなわけだ。少なくともスペック面は。
でポチして届いたのでさっそく有線状態から試聴してみた。
一聴、エイジング前なのにそこそこバランスはいい。普通のイヤホンだとエイジング前は低音がぼんぼんゆるくて締まりがないもんだが、これはそうでもない。まあもちろんエイジングしたほうがいいのは確かだが。
音質は後で詳しく記述するが、まず感じるのはイヤーピース。白・黒・フォームと三種のピース(各サイズあり)が付属するもののさすがの低コストだけに、質は低い。標準ならフォームがいい。というのも中高音が派手なので抑えたいのと、本体の耳へのフィッテイングがいまいちなのでしっかり固定したいからだ。それだけで音質はかなり違う。
イヤーピースについて私はオーディオテクニカAT-ER500をsonicで愛用しているので、これをこちらに移植した。アブソートマー素材採用の奴で、とにかくイヤホンを高音質に変えてくれる。音の定位がはっきりくっきりして、音楽の輪郭がすごくクリアになる。スピーカーで言うなら、箱鳴りが無くなった感じ。音源が固定され無駄な振動が無くなるためだろう。とにかくイヤホンが二段階くらい高級品になる感覚なので、これはお薦めだ。
オーディオテクニカAT-ER500
で、これにして固定を安定化させた。
次はケーブル。純正のまま鳴らしてみるととにかくガチャガチャと中高音がやかましい。以前オンキヨーイヤホンで安ケーブルをテストしたときと同じ印象だ。なのでさっそくfiio utw5sに接続。ワイヤレス(ldacハイレゾ接続)でハイレゾ音源(amazon music unlimitedのハイレゾ音源)で試聴。これでやっといい感じに初期調整ができた。
以下、その状態での音質を評価レビューしていく。
●低音
下まで伸びている。なおかつ締まりが良く、ぼんぼん主張してこない。派手な中高音に押されて一聴、出ていないような印象があるが、ちゃんと出ている。これは私の好きな低音パターン。贅沢言うなら、最低音まで深く沈み込んでいてほしい。だが文句はない。
●中音
特に特徴はない。色気もなく、ただ出ているだけの中音。解像度とか音の広がりには欠ける。この低価格を考えると、かなり頑張っているほう。クリアですっきりしており、そう不満はない。
●高音
中音と同じ印象。そう不満はないが、もう少しだけ上に伸びていてほしい。
●低音〜高音までのバランス
乱暴に分類すれば、弱ドンシャリ。個別に分析すればたいして不満もない中高音だが、バランスとしてはちょっと元気でうるさい。とはいえサ行が刺さるということはないので、大きな問題はない。ダイナミック型のような色気ある中高音でもなく、BAの硬質な中高音と言えばそれはそうだが、なんというか事務的に「仕事で鳴らしてます」という印象。オンキヨーカスタムの「押しは弱いが上品に音楽を奏でてくれる」という中高音と比べるとなあ……。まあ価格20倍と比べてどうするという気はするが。あと多分、エイジングで枯れてきて味わいが出てくるとは思う。それに期待してる。
低音まで含め全体に硬質なのはやはり、高剛性の金属ハウジングならではだろう。
アマゾンミュージックのイコライザー機能で最低音域と最高音域だけ上げた。これが好バランス。
●結論
こんな低価格のイヤホンとは思えない高品質/音質。しかもmmcx対応だ! 三千円なら買わない手はない。標準がやかましいと感じる人は、ケーブル交換しよう。あとスマホと有線接続して通話にも使いたいならマイク付きのケーブルに変える。たとえばシュアならこんなの。 安いのが欲しいなら、こんなの。
分野としてはedmとかロックに向いている。中域の色気が欲しいジャズとか女性ボーカルにはあんまり向かないが、それなりに頑張ってはくれる。当方は当面、スマホでのメインイヤホンとして使う予定。ソニックはpcのメインイヤホンにしてるのよ。テレワークで集中したいときには、ソニックの図太くて隙を許してくれる音質が、bgmに向いてるから。
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