ネットブック

2011年04月18日

デジタルフォトフレーム兼USBサブディスプレイLG F7010N購入。トラブル解決編+結論

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さて、LGのUSBサブディスプレイ・デジタルフォトフレームF7010N購入話。本日はトラブル発生・解決編だ。

前回報告したように、ユーティリティーをインストールして再起動したとたん、パソコンが「ギーコギーコ」0.5秒間隔で壊れそうな騒音がしたわけだが、止まることなく続いている。

試しにトレイアイコンのユーティリティーを右クリックして終了させると、騒音は止む。明らかに本ツールの影響だ。

再度ツールを起動すると、即座に騒音。なんだろこれ。


見た感じ、どうもFDDがありもしないFDを求めて稼働しているようだ。多分だけど、プログラム書いたのどえらく古くないかいこれ。2000ベースかなんかで。

どうしよこれ。この騒音放置したままじゃ、ディスプレイとして使うどころの話じゃないじゃん。うるさくて仕事にならない。

――とりあえず、「困ったときはコントロールパネル」の手で。

デバイスドライバー一覧を開いて見てるうちに一案が出た。FDDドライバーを右クリックして「停止」させる。 ――と、騒音が止んだ。FDDは使えなくなるけど、使うことはまず100%ないから当面これで運用すればいいか。


でまあ、F7010Nに電源をつないでUSBでパソコンとつないでみる。

どきどき。

なんたって「正しくインストールされた場合でもミニモニターとして使えない場合があります」だからなあマニュアルがお手上げしてるわけで。


と、選択肢が出たので「ディスプレイ」を選ぶ。おや、無事に画面が出た(OSはXPsp3です)。縦で使いたかったけどそれは無理だったので、横にして使うことに。この手のいい加減な製品(あっ書いちゃった)を使うときは、こちらが製品に寄り添って優しくしてあげるのがコツだ。ウブな女の子と同じだな。


ディスプレイとしての使い心地。

表示自体はきれい。デジタルフォトフレーム兼用品なんで、発色がいいのは当然だが。

ただ液晶の追従性に欠けるのか(orドライバーのせいか)、マウスカーソルがカクカク動く。だからメイン作業のウィンドウを置いとくのは勧めない。まあ元々小さいんで、そんなことする奴はいないだろうけど。私もTTDOのテキストファイルをエディターで開いて置いとくのがメインの使い方だ。それだけでもだいぶ便利。仕事の生産性が上がる。

あと、サブディスプレイにマウスを移動するのがひっかかったりもする。コツはわかったんだけど、他のディスプレイの端から移動すると難しい。真ん中へんに置いて勢いよく移動させるとうまくいく。

これらの意味から、コントロールパネルのマウス設定で、ctrlでマウスカーソルを表示させるようにしておくとイライラせずに済む。

ディスプレイの一部白抜けも、テキストファイルを見てる分には腹も立たんし。<こちらは初期不良として交換してもらった。交換品にはまったく白抜けはない。

ちなみにマニュアルには多少のドット抜けは不良ではない旨の記載がある。パソコン系製品の場合割とよくある対応だから、無茶言わないように。ただし私が入手した製品に限っては、最初のも交換後の奴も、どちらもドット抜けはひとつもなかった。


結論:1万円でこれだと微妙。5000円なら「安いんだから」で「納得力」が出せる。単なる思い付きだけど、韓国の通販から個人輸入するとかすれば、ウォン安もあっていい感じで買えるのでは?

まあ私の場合他に仕事で使える選択肢がないんで、これでいいんだけど。

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2011年04月15日

デジタルフォトフレーム兼USBサブディスプレイLG F7010N購入。到着レビュー設定編→トラブル発生編

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前回の続き。デジタルフォトフレーム兼USBサブディスプレイ、LG「F7010N」を買った話。

前回は楽天を挙げたけど、アマゾンのが安いみたい。参考まで。


見た目、けっこうかわいいでしょ。

さっそく梱包を解く。本体、リモコン、USBケーブル、ACアダプター、ドライバーのROM、ペラ説明書。こんな感じ。

本機は縦置きも横置きも可能。プレゼント向きにメッセージ表示機能がある(「パパありがとう」「結婚おめでとう」みたいな固定メッセージからの選択)。あとどうでもいいことだがリモコン操作以外に前面にタッチパネル操作ボタンがある(普段は消灯)。

また、画面下のLGロゴ消灯機能がある(これが便利)。


まずは起動して初期設定をする。表示言語は英語に。会社で使うのにベタな日本語出したくなかったので。当然だがロゴは消しちゃう。余計な文字は目障り。私は別段フォトフレームとして使うつもりはないので、写真を入れたりはしない。

とはいえ画面を見てみると……。うーん。

どでかい色ムラが1か所。

色ムラというか、3mm直径くらいで白くぼんやり抜けている。液晶のドット抜けではない。障子に指で穴開けたみたいな感じ。ディスプレイの構造は詳しくないが、なんていうのかバックライトを拡散させるためのシートに穴が開いてるような感じ。

私はサブディスプレイ使用だからまだマシだが、フォトフレームとして使いたい人にとってはけっこう致命的でないかいこれ。


この問題はあとで考えることにして、とりあえずディスプレイとして使うべくパソコンと接続する。

マニュアルを読んでわかったんだが、ディスプレイとして使う対応は、WindowsXP。Vistaにも対応しているが、32ビットのみ。つまりおそらくWindows7でも(32ビットなら)対応してるみたい。


マニュアルの指示どおり、ROMからユーティリティーの「LG DPF Manager」をインストール。これをインストールすると、F7010Nは、接続時に「ストレージ」か「ディスプレイ」かを選べる。ストレージを選ぶと、内蔵メモリーにパソコンからデータを転送できるわけだ。

でもマニュアルの片隅には「正しくインストールされた場合でもミニモニターとして使えない場合があります」ってつるっと書いてある。

そんなんあり?(笑)

それで許される話じゃないだろ条件すら特定しないで。それともこれがワールドクオリティーなんだろうか。私は「過剰品質を求める日本ガラパゴスユーザー」なのだろうかもしかして。


まあいいや。運を天に任せてインストール。インストール後は再起動。――でまあ、ここで問題発生。

再起動したら、なんだかパソコンが「ギーコギーコ」言っとる。なんだこれ。0.5秒間隔で壊れそうな騒音が。えーっ(゜ε゜;)

次回、トラブル解決編・そして活用レビュー・評価編へと。

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2011年04月13日

デジタルフォトフレーム兼USBサブディスプレイLG F7010N購入。その選択経緯。

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最近買ったもの話でも。

それはデジタルフォトフレーム。韓国LGのF7010Nだ。

購入理由だが、フォトフレーム機能はどうでも良くて、サブディスプレイとして使いたかったのだ。いや仕事で。

つまり仕事では現在ツインディスプレイを組んでる。片方はアナログ、もう片方はDVIケーブルにてつないで。それで1280×1024ドット×ツイン態勢。もっと解像度を上げたいんだけど支給品の安物PCなんで、これ以上高解像度のディスプレイは接続できない。

というわけで、もうひとつディスプレイが欲しくなったのだ。でもまともな方向でトリプルディスプレイを組むのは面倒臭い>んならとりあえずUSB接続のサブディスプレイにすればいいじゃん。ってわけ。それにこれなら解像度の低いネットブックにつなげば使い勝手がぐんと良くなるし。

でまあ、USBサブディスプレイのいい製品を探した。サイズがでかすぎると、支給品の狭い机では無理。なので小さいタイプで。このタイプ、最近ではフォトフレーム機能を持つものが増えている。

実際調べるといくつか出ている。グリーンハウスGHV-DF7UD。サムスンSPF-87H。そしてLGのF7010N・F8012N・F1020Nの三兄弟。残念ながらこの手の小型フォトフレームで定評のあるソニーや富士フイルム等日本のメジャーメーカー製ではサブディスプレイはないようだ。

比べてみた。

グリーンハウス 7インチ800×480ドット 内蔵メモリー2GB リモコン付き
サムスン 7インチ800×480ドット 1GB USBバスパワー駆動可能 <生産中止?
LG 7/8/10インチ800×600ドット 2GB リモコン付き

サムスンはなんだか評判が悪い。バスパワー駆動は魅力的だが生産中止みたいだし、まあいいや。グリーンハウスとLGは似たようなもん。LGのが解像度が高いので、サブディスプレイとしては使いやすい。

でまあLGに。

LGの三兄弟はざっくり言えば液晶サイズだけの違い。あとデザインがそれぞれ全然違う。どれもイマイチというか。いや精一杯デザインに頑張ろうとしているのはよくわかるんだけど、ソニーや富士フイルムなどと比べると、段違いにレベルが低い。


でもまあ要は仕事用サブディスプレイなんだから、デザインはガマン。解像度が低いので、なにもでかいサイズである必要はない。前述のようにじゃまだし。したがって三兄弟のうち買うなら7か8インチ。これが見比べると面白くて、外形サイズはほぼ同じ。8インチはミニマムなデザインを志向していて、7インチは華やかめ。

私は8インチにしようとビックカメラを訪れたが、見比べて7インチF7010Nにした。8インチF8012Nはベゼルがマット仕上げのラバープラみたいな感じで、白いフレームのものが店頭で汚れていたからだ。マットで汚れると落としづらい。

もちろん黒フレームの8インチにする手はあるんだけど、F7010Nのほうがいい感じだ。それにどちらも解像度同じだし。

買ってきた。私は店舗だから楽天よりは高かったけど。

↓ LG F7010N 楽天

でまあさっそくUSBサブディスプレイとして使い始めた……かったんだけど、トラブル発生だ。次回詳細と使用してのレビュー・評価を書いてみる。

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2010年12月01日

ポータブルWi-Fiルーター「光ポータブル」導入。 ――その3 イーモバイル音声端末SIMは本当に「データ定額」で使えるのか? 検証

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P1170619さて、昨日の続き。光ポータブル導入の際、イーモバイルの音声端末SIMできちんと「データ定額制」になるのかどうか。

昨日書いたように、私のイーモバイル「タッチダイヤモンドS21HT」は、データ定額契約を結んでいる。

しかし、音声端末のデータ定額契約SIMで光ポータブル利用した場合、「データ通信パケットを定額制のものと見なす」ようになっているのかは、どこにも書いてない。


さっそくNTTに問い合わせてみた。

しかし回答は、データ定額以前のレベル。つまり「当社が動作確認しているのはデータ通信端末のSIMだけです」というもの。回答を貼っておくと以下だ。

【回答】
せっかくお問い合わせをいただきましたが、「光ポータブル」におけます3Gモバイルデータ通信サービスのご利用につきましては、弊社側では「光ポータブル」の提供に留まります。

■弊社側からのご案内は下記に留まります。

・現在弊社でSIMフリー版でのご利用の確認が取れているのは、イー・モバイル株式会社のEMモバイルブロードバンドです。イー・モバイル株式会社の「EMモバイルブロードバンドサービス」につきましては、 https://store.emobile.jp/sp/hikari/、または0120-736-157へお問合せ下さい。

※3Gモバイルデータ通信サービスのご利用にあたっては、携帯電話事業者の提供する料金プランによっては通信料金が非常に高額となる場合がありますが、弊社は一切その責任を負いかねますので、予めご了承下さい。

参照URL:
http://flets.com/hikariportable/order/index.html



うーん(゜ε゜;)

要は「ウチは知らん。イーモバに聞け」ってことか。さすがお役所。「通信料金が非常に高額となる場合がありますが」とか脅かされたし。

仕方ないんで、イーモバイルに確認してみた。以下が回答だ。

回答
「光ポータブル」は、弊社データ通信端末のEM chipを差し替えてご利用いただくことが可能でございます。

現在音声端末をご契約いただいておりますが、音声端末用のEM chipにて「光ポータブル」をご利用いただく場合、弊社で動作保証をいたしておりませんので、分かりかねます。

大変恐縮ではございますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

なお、データ通信端末のEM chipをお持ちの場合、「光ポータブル」に差し替えてご利用された場合の通信料は、ご契約いただいております料金プランに応じます。



うーん(゜ε゜;)

やはり使えるかどうかは「わからない」ってことか。おまけに料金だって青天井の可能性がある。だって「データ通信端末のSIMなら、通信料は契約料金プランどおり」って書いてあるだけだ。「音声端末SIMは知らんよ」ってことじゃん要は。

この結果を受け、再度NTTに。

【回答】
弊社にてご案内ができる範囲は下記となります。

「光ポータブル」におけます3Gモバイルデータ通信サービスのご利用につきましては、弊社側では「光ポータブル」の提供に留まります。

「光ポータブル」を利用して3Gモバイルデータ通信サービスがご利用いただけるかの判断は、携帯電話事業者側の判断となります。「eモバイル」様のご回答が「はい」の場合は、先にご案内のホームページを参照してください。

参照URL:
http://flets.com/hikariportable/order/index.html



たらい回し(笑)。

まあ、両社とも、対応はこれで正しいとは思う。公式の答えしか返せないという事情はわかる。

でもそれはそれとして、不親切じゃん。両社とも音声端末SIMで使ったらどうなるかなんて実際は知ってるに違いない話なんだから、「正式に確認してはいませんが」レベルは教えてくれても。


進退窮まったが、ここで思い出したのは、イーモバイル直営「イーモバイルショップ」だ。以前も端末設定で困ったときに親切に対応してもらった経験がある。

さっそく訪問。聞いてみると、担当者はあっさり「音声端末のSIMでも使えますよ。定額契約なら料金も大丈夫です」と教えてくれた。やっぱ現場で聞かないとダメだね。


――でまあ、契約して光ポータブルが送られてきた。

使っての感想や設定などは、いずれ書いてみる。ゲーム機を先に設定したせいか、無線LANのセキュリティーレベルがパソコンでもWEPになって困った。まあ直ったけど。


いちばん心配だったのは、やはり料金が大丈夫かということ。親切なイーモバイルのスタッフには悪いが、自分で確認するまでは不安だ。

というわけで、出先でちょっと使ってみて、そのまま1か月放置。特段データ通信料金におかしなことがないのを確認した。

ポータブルWi-Fiは、やっぱいろいろ便利だわ。

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2010年11月30日

ポータブルWi-Fiルーター「光ポータブル」導入。 ――その2 バッファローDWR-PGでなく「光ポータブル」にした理由

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P1170674昨日の続き。

昨日は、バッファローDWR-PGの利点を書いてみた。今日は光ポータブル導入の経緯。

バッファローDWR-PGとNTT東「光ポータブル」の違いというか、なんで「光ポータブルを選んだか」など。


これは、私の個人的環境に理由がある。

バッファローDWR-PGでは、ドコモのFOMAカードを使う。つまりドコモ回線のみに対応している。

これに対し、同じ機器を使うNTT東「光ポータブル」では、FOMAカードを使うSIMロック版「タイプA」と、SIMフリー版「タイプB」がある。

SIMフリー版は、理論上はどの回線業者のSIMでも使える。NTT東では、イーモバイルの「データ通信契約SIMカード」だけ、動作確認をしているので、残りは自己責任だが、まあ普通に考えて使えるだろう。

私はドコモ回線は持っておらず、イーモバイルの音声端末「タッチダイヤモンドS21HT」を持っている。だから必然的に光ポータブルタイプBしか選択余地がなかったのだ。


さて、それはそれとして、光ポータブル導入の前に、私はなんとしても確認しないとならない点があった。

つまり、私のイーモバイル端末は音声端末であり、データ通信端末ではない。ここで、NTT東が動作確認済みの範囲から外れているのだ。

つながるかどうかなら実際やってみればいいだけの話だ。しかし、実に怖い。

というのも、光ポータブルにSIMを挿してデータ通信した場合、音声端末のSIMおよび契約では「データ定額にならず上限青天井のトンデモ通信料金が請求されるのではないか」という危惧があったからだ。「月料金50万円です」は勘弁してほしい。


もちろん、私のタッチダイヤモンドは、ケータイとして会話に使うだけでなく、USBなりブルートゥースなり経由でネットブック工人舎SCのネット接続にも使っている。そのためデータ定額契約を結んでいる。


しかし、音声端末のデータ定額契約SIMで光ポータブル利用した場合、「データ通信パケットを定額制のものと見なす」ようになっているのかは、どこにも書いてない。

さっそくNTTに問い合わせてみたのだが、回答は私の困惑を深めるばかりだった。

以下次エントリーにて。

editors_brain at 07:00|PermalinkComments(0)

2010年11月29日

ポータブルWi-Fiルーター「光ポータブル」導入。 ――その1 バッファローDWR-PGの利点

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P1170466最近買ったもの話でも。

それはポータブルWi-Fiルーター。要するに3G回線のSIMを挿入することで、その回線を使って無線LANを張り巡らしてくれるバッテリー駆動の機器。

出先でノートパソコンやゲーム機をネットにつなぐのに便利だ。

「ノートパソコンに3GのUSB通信アダプターでもつなげば同じじゃん」と思う方もいるだろう。まあそうなんだけど、もっと利点がある。

ご存じの方には言うまでもないが一応を説明しておくと、たとえば同時に数台のノートパソコンやらゲーム機をネットに接続できる。


とにかく便利なので各社から出ているのだが、私が買った(というかレンタルだが)のはNTT東の「光ポータブル」。月額315円だ。

これ、実はバッファローのポータブルWi-fi「DWR-PG」のNTT東版。
↓DWR-PG 楽天

この製品、単に出先で使うだけでなく、多様な使い方ができる。全部書いてみよう。

●1 出先で使う
前述の通り。ネットへのつながり方は、3G回線>DWR-PG(モバイルWi-Fiルーター)>無線LAN>パソコンやゲーム機。

●2 自宅で無線LAN親機として使う
自宅に無線LAN環境がない人でも、無線LAN親機として使える。DWR-PGは内蔵バッテリーだけでなく、ACアダプターでも運用できるので。ネットへのつながり方は、光回線(なりADSLなり)>LANケーブル>DWR-PG>無線LAN>パソコンやゲーム機。

●3 自宅で無線LAN子機として使う
無線LAN機能がないパソコンやテレビの子機として使える。ネットへのつながり方は、光回線(なりADSLなり)>無線LAN親機>無線LAN>DWR-PG>LANケーブル>パソコンやテレビ。

●4 自宅でネットへのゲートウェイとして使う
自宅に電話回線や光回線がない人(固定電話を契約してない人)でも、パソコンやゲーム機をネット接続できる。ネットへのつながり方は、3G回線>DWR-PG>無線LAN>パソコンやゲーム機。


普通に自宅に回線を引いている人でも便利に使えるわけだが、上記「4」のように、「電話はケータイしか持ってない」人でも自宅でネットを使えるのは、実に便利。

なんたって固定回線の月額を払う必要がない。ひとり暮らしとかで「自分が出先にいるときは自宅からネット接続する必要はない」人なら、もう固定電話回線解約してこれだけで運用した方がずっと得だ。速度は光回線より遅いが、普通にWeb見て回るレベルならあまり気にならない。


まあ私は自宅に固定回線も無線LAN環境もあるんで事実上使い方としては「1」だけなんだけど、それだって便利だ。


では、なんで私がDWR-PG買わないで、NTTのレンタルにしたかだが、私の個人的環境に理由がある。

それは明日にでも書いてみる。

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2010年11月19日

当たった東芝ダイナブックUX23で、マイクロソフトの「おせっかい機能」に泣く。

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P1170803さて、懸賞で当たった東芝のネットブック「ダイナブックUX23」を使っているわけだが、こちらはソニーVAIO Fのように「深夜勝手起動に悩む」ということはない。

のだが、やはり困った症状がひとつある。それは、ウィンドウが勝手に最大化されてしまうことだ。


たとえば、エディターで原稿を書いてたとする。途中で関連情報を確認するため、エディターのウィンドウを隅にドラッグし、ブラウザーの画面が見られるようにする。

――よくある光景じゃないか。

ところがこのとき、エディターのウィンドウを隅に置こうとそこまでドラッグするとウィンドウのメニューバーの色が変わり、そこでドロップすると「移動が完了する」どころか、「勝手にエディターのウィンドウが画面いっぱいに最大化されてしまう」のだ。


何度も発生する症状を見ていると、どうやら、画面の四辺にウィンドウの端が掛かった状態でドロップすると「勝手最大化」するようだ。


こりゃまいった。

だってそうじゃないか。こっちは「邪魔だから」隅に置こうとしてるのに、「最大化」で反応するなんて! 使い手のやりたいことの真逆じゃん。

これを修正するのに、どえらくイライラする。精神衛生上、極めて悪い。

この症状はVAIO Fでは起こっておらず、私の環境では東芝UXだけで起こっている事態だ。


調べてみた。

どうやらマイクロソフトお得意の「よけいなおせっかい機能」のようだ。

たとえばWordで続き番号を「1」とか打って原稿を書いて改行すると、勝手に次行の行頭に「2」がついてしまったりする「アレ」だ。


Wordのおせっかい機能は、プロにとって誠に腹の立つ邪魔なものである。たとえば日本語だと行頭に空白を入れるわけだが、それが「勝手機能」で継承されてしまう。

すべてがWordで完結すれば、なんとか我慢できる(自分が操作してない文字が入るのはプロとしては気持ち悪いが)。

しかし編集の現場で使われるのは、通常テキストファイルだ。あまりそのへんをご存じない著者からWordのDOCファイルが来たりして、当方でテキストファイルに変換して保存すると、「おせっかい機能の行頭下げ」はないことにされてしまい、空白が入らないのだ。

かくしてできあがった原稿は、行頭の下がったパラグラフとそうでないパラグラフが混在、編集者を泣かせる、という次第になる。


こんなことがあるので、私は出入りのライターにはテキストファイルでの入稿をお願いしている。のだが、先生によってはWordでの執筆にこだわっている方もいたりして、胃が痛い。

自分で書く原稿は、すべてエディターでテキストファイルとして最初から生成する。企画書はWordで仕上げるが、それもエディターで起こした原稿をWordに流し込んで「整形する」だけだ。なるだけWordに触る時間を減らすようにしている。そうでないと余計なところで時間が掛かって自分の生産性を下げるから。


話がWordへの恨み辛みで飛んだが(笑)、要はWindows7にも同類の「おせっかい機能」があったということだ。VAIO F
でこれが起きてないのは、ソニーが気を利かせてこの機能を殺しているからだろう(当然だ)。


当然、ぶっ潰す。

やり方は以下だ。

コントロールパネル>システムとセキュリティ>コンピューターの簡単操作(どこが!)>マウス動作の変更>マウスを使いやすくします(どこが!)>ウィンドウの管理を簡単にします>ウィンドウが画面の端に移動されたときに自動整列されないようにします(悪い日本語の典型)、にチェック。


はあー、すっきりした。

それにしても、コントロールパネルでもこんなに深いディレクトリーにあり、しかも「マウス動作の変更」とか「ウィンドウの管理を簡単にします」なんて場所にこの機能が隠れてるとは、普通の人の常識では考えつかないから、素で見つけ出すのはかなり困難だろう。

そこも問題だ。

きっと今でもイライラしてる人が世界中で100万人くらいはいるだろうな(悲)。


マイクロソフトはWindows開発に全力を注いでいるはずだが、この機能が本当に「コンピューターの簡単操作」だと思い込んでいるのだろうか。私がテスターなら全力で反対するけどなあ。。。


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2010年05月20日

当たった東芝ダイナブックUX23、使い方をいろいろ考えてみた。やはり旅行・出張の友か。ただ問題はパナソニックのデジカメの無慈悲対応。

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dawn1日飛んだが、プレゼントで当たったパソコンの話を。


さて、このダイナブックUX24をどう生かすか。

いろいろ考えてみた。


まず、単純に売っぱらっちゃう手がある。ネットでの販売価格最低ラインが4万円くらいだから、3万円なら売れるかも。

でもそれもなあ。。。せっかく当たったのに。これ、私の人生でもっとも高額な当選商品だし(次点が「バザールでござーる」折り畳み自転車)。


なんとか使ってみよう。


そのためには、やはりHD250GB&USB常時通電という利点をいかに生かすかがコツ。

たとえば出張や旅行に持ち歩いて、デジカメデータを毎夜落としておくフォトストレージには便利。

それと電源のないところでiPhoneだとかのスマートフォンや携帯音楽プレイヤーを接続して、UX24を充電スタンドとして利用するとか(これけっこう便利だよね)。普通のモバイルパソコンでも可能だが、本機はパソコンの電源を入れずにこれができるので、純粋に大容量外部バッテリーとして使うことができる。これ便利。

普通の外部バッテリーと異なり、電源入れれば当然パソコンとして使えるので、携帯機器と同期できるし。

その意味でも旅行向きだ。

工人舎よりは重く、でかくなるけど、キーボードが長文入力に耐えるので、出張仕事には便利そうだし。


ただ問題がある。

これは私個人の環境のせいだが、使ってるデジカメ、パナソニックFT1付属ソフトのPhotoFunStudioの起動条件が、ネットブックがこれだけ普及したのに今どき「1024×768ドット以上の画面必須」という無慈悲さで、起動しないのだ。

FT1の利点はハイビジョン動画を撮れることなのだが、見ていると、上記ソフトでの取り込み時に変換しているようだ。なのでおそらく単純にエクスプローラーかなんかでコピペしたのだと、静止画はともかく動画は読めなくなる可能性がある(このへん調べてないので、事実は不明)。


だからまたしても困惑している次第。パナさえなんとか対応してくれたらと思うが、打診した感じでは「はあ、参考意見として開発に投げておきます」の無慈悲対応だったので、絶対無理だな。

editors_brain at 08:16|PermalinkComments(0)

2010年05月18日

東芝ダイナブックUX23、レビューを書いてみる。さすが「ノートの東芝」だが、「ネットブックの限界」は超えられず。大容量HDと常時通電USBを生かせば「名機」に!

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eda昨日の続き。東芝ダイナブックUX23が当選して送られてきたので、そのレビューでも。


メタリックブラウンの筐体で、表面処理もなんかデコボコさせているので、見た目は価格の限界は感じるものの、それなりに高級感がある。女性なんかにも受けそう。富士通やNECの最高級ノートパソコンの仰々しさに比べりゃ100倍マシ。

キーボードはサイズ的には問題なく使える。ただし表面が平板でなんていうかつるつるしてて滑るので、キータッチは良くない。私でもそうなんだから、爪の長い女性ではなおさらだろう。


液晶表示はキレイだけど、それになにか意味があるかと聞かれると、「ないよなあ」と答えざるを得ない。別にそんなんどうでもいいし。

メモリー1GBでWindows7だから心配だったが、特に動作が遅いということはない。このタイプのパソコンに向いている作業、つまり普通にネット見たりメールしたりデジカメ写真見たりする程度では、問題は皆無だ。


ただ、Windows 7 Starterってのがなあ(笑)。XPの工人舎のがずっといいというか。


いや、スターターでも普通に使えるよ。ただ、壁紙が変えられないとか、マイクロソフトが陰湿な制限を加えているので、楽しいOSではない。

「ネットブックはハードウェア的に弱い部分があるので、そこに応じた制限をOSでも加えよう」という、論理的な物なら納得できる。でも「壁紙ダメよ」ってのは、単なる「いじめ」だろう。

早い話、「安くして呼び込んだスターターの客には、使い出してからうんざりしてもらって、ホームプレミアムに有料アップグレードしてもらおうっと(ハート)」という、マイクロソフトの嫌味な戦略がもろに透けて見えるので、毎日使っていて不快だ。(もちろん当機はアップグレードしても性能的には問題なく使える)

こんなことばかりやるから、どんどんMSは嫌いになってくんだよ。まあアップルも嫌いなんだけど。

壁紙については、フリーウェアで対応している物があるので、それを使った。ぷんぷん。


利点を述べれば、ハードディスクの磁気ヘッドを専用ユーティリティーで管理してるみたいで、ちょっと振動が加わると「アームを退避しました」みたいな表示が出る。そこんとこは、「さすがノート経験世界一の東芝」という感じ。

あと、私個人的にはどうでもいいが、日本ブランドなんでサポートがしっかりしている(んじゃないかなあと想像)利点がある。だから初心者が「とにかく安くなきゃヤダ」って場合は、これでいいだろうな。スターターの嫌味なところなんかわかりゃしないだろうし。


――以上がレビューだ。

まあ自分で読み返してみてもなんだが、昨日書いたような困惑経緯があるせいか、なんだか微妙に低体温のレビューになってしまう。

とはいえ、本機にはちゃんと「向いている」使い途がある。それは大容量HDと常時通電USBを生かす方法だ。明日書いてみる。

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2010年05月17日

倒れてたら、神様が「精密機器」を持ってきた(笑)。――東芝ダイナブックUX23が当たった件について

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kasumiちょっと前の話だが、仕事の疲労のため週末に部屋で倒れ込んで虫の息でいたら、宅急便が届いた。

見ると「精密機器」と書いてある。

そんなん買った覚えはないので不思議な思いで開けてみたら、東芝のノートパソコンが入っていた。


でまあ驚いたわけだが、要はプレゼントに当選したのだ。SBI損保の自動車保険に入った折、顧客10万人突破キャンペーンかなんかがちょうど開催中で、それに申し込んだようだ(すっかり忘れてた)。

賞品は10種類くらいあって、当選各10名みたいな感じ。

そういえば思い出したんだけど、「テレビは別に壊れてないし、ソニー以外のBDレコーダーは買う気がないし(PSPの関係で)」とか悩んで、「まあパソコンなら潰しが利くだろ。それにどうせ当たるわけないから悩む時間ももったいないし」くらいの感じで申し込んだ気がする。

要はこれよ。皆さんならどれを選ぶだろうか。
http://www.sbisonpo.co.jp/company/information/n_100104.html

結構微妙でしょ。当たるとわかってたらもっとちゃんと考えただろうけど、その目で読んでみても、悩む。デジタルテレビがまだないならテレビ一択だろうけど。


で、届いたのは東芝のUX23って奴で、ひと言で書くなら、2009年冬モデルのネットブック。10インチ液晶搭載。


そんで当たったとわかった瞬間はテンションが上がったんだが、すぐになんだか困惑した。

というのも、メインパソコンはVAIOのFを買ったばかりだし、モバイルは工人舎SCというマニアックな7インチ画面のパソコンを偏愛して使っている。つまり「今さら中途半端なネットブックなんか来てもなあ……」という現実に立ち返ったからだ。


いやこれが、たとえばレッツノートのモバイルパソコンなら、もの凄くうれしい。工人舎は特殊用途に落とし込んで、こっちをモバイルのメインとして活躍させられるから。

しかしネットブックはマイクロソフトやインテルの縛りがキツすぎて(その代わり安いんだけど)、特徴を出すのが難しい。UX23も当然そうだから、工人舎を押しのけてまで使うほどの内容がない。

スペックを書いてみると、CPUがAtomN280(1.66GHz)だから、工人舎よりちょっとだけいい。液晶はネットブックの縛りどおり1024×600ドットで、工人舎と同じ。工人舎はむしろ仮想的に1024×768表示が可能だ。メモリーも1GBで同じ。OSはWindows 7 Starter。


「いいなあ」と思うのはHDが250GBと大きめのところ。あとUSB端子のひとつが電源オフでも通電していることかな(ここが実は凄い利点で、明日書くけど)。バッテリー駆動時間4時間というのも、最近は当たり前と言われるかもしれないが、実用的だ。

あと基本性能がしっかりしてるせいか、2010年春モデルでもスペックがほとんど変わってないので(無線LANがn対応したくらい)、「型落ち感」はゼロだ。それでいて春モデルだと6万円くらいだから、もし私が自腹で買うとしたら、春モデルよりはこの冬モデルを買う確実に。


せっかく届いたんで、明日レビューしてみる。

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2009年08月10日

GPS/ワンセグ/タッチパネル搭載ネットブック「工人舎SCシリーズSC3KX06GS」で遊ぶ 韓国から個人輸入した車載キットで「パソコンカーナビ実走試験」してみた「結果」

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工人舎のネットブックSCシリーズ、細かく言えばSC3KX06GSを買った私は、これを便利に使う方法について、いろいろ考えている。

韓国からSC用(と思われる)工人舎純正車載キットを個人輸入した件を4回ほど報告した。今日はその続き。いよいよドライブでのカーナビ実験だ。


まず、感度から。これは問題ない。ジャイロなどもちろん未搭載なわけだが、ほぼきちんと表示され、間違った道を表示することはない。

カーナビソフト自体のデキは、以前報告したように(例:世田谷から東名に乗る指示を頼むと、池尻大橋までわざわざ戻って首都高に乗る道をナビする)トンデモないできなんで、信じて運転することは危険だ。でも知らない土地で、現地点を表示してくれる程度に期待するなら、充分に応えてくれる。

有料道路とか普通の交差点の立体交差なんかだと、タマに指示が曖昧で、違う誘導路に行っちゃったりするけど、それは助手席のかわいい女の子にナビさせても同様だから、まあいいんじゃないの。

だから「道路看板が一個増えた」くらいの期待度で使うと吉。そうでないと腹が立つよ。

音量や輝度はSC側で調整すればいいんで、問題なし。カーナビを使っていると「ちょっと地図を縮小して全体を眺めたい」とか「拡大して詳細を知りたい」ということがあるが、キーボードのショートカットキーで操作できるので、便利。


最大の、というかちょっとした問題は、助手席の視界。背の低い女の子なんかを乗せると、画面が邪魔で景色を楽しめないようだ。まあ当然か。だから「初めてのデート」なんかでは、使わないほうがいいなあ。だいいち、初めてのデートで彼氏がせっせとパソコンを車に持ち込んで設定してたりしたら、「この人オタク」とか引かれるだろう(笑)。

まあ、もっと深い仲になってから、これ幸いと持ち出したほうがいいね。


どうでもいい話は置いとくとして、私の結論では「日常的に使う気はしないけど、泊まりがけの長距離ドライブなら、まあ使ってもいいかな」という感じ。それなら、出先でメールなどもチェックできるし。


まじめに書けば、本当に最大の問題は、吸盤が外れる危険性。もし走行中に吸盤が外れてパソコンが床に落下すれば、ハードディスクや液晶などに致命的な損傷を受ける可能性がある。ハードディスクがクラッシュすれば、データも飛ぶ。だから私なら、助手席に誰か乗せたときだけかな、使うのは。それならとっさに持ってくれるだろうし、落としても足がアブソーバーになるだろうし。

その意味で、NASにデータを退避してから本格的にカーナビとして使いたいし、もっと言えば、完全なサブパソコンとしての運用を始めてから使いたい。さらに付け加えるなら、ハードディスクでなく、SSD搭載パソコンこそ、こうしたカーナビ使用にはふさわしいので、次世代工人舎製品向けかもね。


editors_brain at 10:47|PermalinkComments(0)

2009年08月09日

GPS/ワンセグ/タッチパネル搭載ネットブック「工人舎SCシリーズSC3KX06GS」で遊ぶ 韓国から個人輸入した車載キットで、車内パソコンカーナビを実現!

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工人舎のネットブックSCシリーズ、細かく言えばSC3KX06GSを買った私は、これを便利に使う方法について、いろいろ考えている。

韓国からSC用(と思われる)工人舎純正車載キットを個人輸入した件を3回ほど報告した。今日はその続き。前回、車載キットをダッシュボードに固定するところまでは進んだ。いよいよパソコンの車内への搭載だ。


まずパソコンを車載キットにパコンとはめ込む。ここで、ちょっと問題になったことがあった。

この車載キット、上下方向の調整はアームを動かせば良く、ネジで締めてしっかり固定できる。これに対し、パソコンを左右にチルトさせる(画面を傾ける)自由度もあるのだが、ここにはネジのような固定道具がない。ここが問題。

つまり、はめ込んだまま車に乗っていると、カーブの遠心力などで、パソコンがカクカク傾いてしまう。勢いで吸盤が外れて落ちないかハラハラするし、画面が傾いている情けない状態は、第一見ていて気持ち悪い。

ダッシュボードはおおむね水平なのが普通で、左右に傾ける必要があるとはそもそも思えない。百歩譲って必要があるとしても、せめてネジは付けてほしい。

仕方ないんで、目立たない黒のガムテープで可動部をぐるぐる巻きにして、動かないように固定した。


ここまで行けば、あとはまあ簡単だ。

車載キット付属のカー電源アダプターをシガーソケットに差し込んで、パソコンにつなぐ。内蔵GPSユニットは、車載状態では引き出すことが不可能なのと感度も鈍いことから、SC付属の外付けGPSユニットをつなぐ。ユニットは、ダッシュボードの一番前に適当に置いておく。

あとは電源入れてSCの付属カーナビソフト「GrandMap PC Navi」を起動して使うだけだ。

わくわくして、さっそくドライブで使ってみた。いろいろ思うことがあったのだが、その感想は明日また。

↓工人舎SK3KX06GAカーアダプター付き 69800円 楽天



editors_brain at 10:47|PermalinkComments(0)

2009年08月08日

ネットブック向きWebブラウザーは、Chromeで決まりかも

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工人舎のネットブックSCシリーズ、細かく言えばSC3KX06GSを買った私は、これを便利に使う方法について、いろいろ考えている。

私は編集者という仕事柄、各種の代表的Webブラウザーを使っている。

管理しているサイトの見え方の違いを確認するためが大きいが、それだけでなくブラウザーにはそれぞれ個性があるので、「情報収集には・・が向いているが、高速ブラウジングには・・が向いている」などという現状があり、仕事の効率化のために各種を使い分けた方が生産性が高まるからだ。

で、私の感触を書いておくなら、以下になる。

●firefox
情報収集で使うのにはいちばん。各種のプラグインを活用することで、生産性がぐんぐん高まる。反面、そうした知識が必要。

●chrome
とにかく高速で気持ち良くブラウジングできる。また、最後発だけにメニュー構成などが工夫されていて(Windows標準スタイルをある程度捨ててまで効率化してある)、使いやすい。

●ie
どれよりもブラウジングが遅く、鈍くさい。デファクトなんで、他のブラウザーに対応し切れてない鈍くさいサイトでも見られるのが利点。


ここからはネットブックの話だ。ネットブックでは、1024×600(ないし576)ドットという狭い画面を「どう効率よく使うか」が、使い心地を大きく左右する。特に縦が狭いのが問題になる。

このブログでも、「タスクバーを下から左に移す」「デスクトップ上のアイコンやフォントサイズ、アイコン間隔を詰める」といったノウハウを書いてきた。

このネットブックの使い心地を大きく改善するのが、Googleが開発したブラウザーであるChromeを使うことだ。


クロームは、ネット企業であるグーグルが本気で開発したせいか、極めてよく考えられたブラウザーだ。Windows標準スタイルをある程度捨ててまでメニューなどを調整しているので、特に「縦に余分な、じゃまな空間を取らず、最大限にWebサイトを表示できる」利点がある。これが、ネットブックにはまことに都合がいい。


たとえばアドレスバーは検索窓としても使えるし、「ファイル」「編集」といったWindowsでおなじみのメニューは上部から省かれ、アドレスバー右のアイコンにまとめられている。

ブックマークはアドレスバーと連動しており、アドレスバーは一文字入力する毎に、ちょうどケータイの予測変換のように、検索履歴やブックマークの候補をプルダウンで選択でき、キーボードが小さく入力がやりづらいネットブックでも使い勝手がいい。

などなど。まさにネットブック向けなのだ。Windows標準スタイルを捨てているとはいっても、すぐ慣れるので心配は不要。

私は、SCではもうクロームしか使ってない。

会社のデスクトップパソコンでも、メインで活躍させているのはクロームとファイアーフォックス。見に行くサイトによって使い分けている。IEはサイトの見え方確認用くらいしか使わない。遅いので、1日通して使うとずいぶん時間を損するからだ。

――とういうわけで、ネットブックユーザーの方、ぜひグーグルのサイトからクロームを落として使ってみてください。Webを見て回るのが、ずいぶん楽になるので。

それに来年にはChrome OS搭載のパソコンがついに登場するし。慣れといて損はないよ。

editors_brain at 10:56|PermalinkComments(0)

2009年08月02日

GPS/ワンセグ/タッチパネル搭載ネットブック「工人舎SCシリーズSC3KX06GS」で遊ぶ 外付けハードディスクを購入する「NASはこの製品がベスト」の巻

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昨日に続き、私の使っている工人舎SC3など、各社のネットブック運用に欠かせない外付けハードディスクの話題を。


RAID可能なNASといっても、多種出ている。RAID1で運用するとハードディスク容量は半分になるので、容量はなるだけでかいほうがいい。最近は大容量NASも値段がこなれてきたので、この際2TBを奮発することにした。

NASというのはもちろん機能としてはハードディスクだが、構成的にはコンピューターの一種だ(OSはほぼLINUX)。だからCPUだとかメモリーも積んでおり、どのような部品を選んだかで性能はピンキリ。パソコンと同じだ。

したがって同じ2TBでも性能により値段の差が激しい。このあたりは容量だけでほぼ価格の決まる普通の外付けハードディスクとは違うところだ。


で、いろいろ調べて、欲しい製品が絞り込まれてきた。私も、もちろんそれなりの性能のものが欲しい。具体的には、バッファローの下の奴。

↓バッファローLS-Q2.0TL/R5 45990円 楽天市場


でもこれ、やっぱり高い。それに私はネットワークにはあまり詳しくないので、もっと安いのでいろいろ失敗した方が勉強になる。

で、以下のふたつを候補とした。いずれも「低価格NAS」として定評のある製品だ。

↓バッファローLS-WH2.0TGL/R1 26487円 楽天市場


↓IOデータ HDL2-G2.0 27550円 楽天市場


ここで悩む。価格差は誤差レベルだから、どっちでもいい。外観は明らかにIOデータのほうが良くて、しかも小さい。ファンレスだから動作音も静かだ。そこだけ比較すれば、IOを買う。

しかしことハードディスクというかNASの場合、見てくれより性能だ。早い話、「どっちが転送速度が速いか」「どっちが壊れないか」「どっちが機能が豊富か」。


「どっちが壊れないか」は当たり前だが不明。

機能面は大差なさそう。リモートアクセスに関してはバッファローのほうがいいようだが、そもそも「外出先から自宅のNASにWebを通じてアクセスする」などという使い方を私がするとは(今のところ)思えない。するとしても数年後だろうし、その頃はNASも進化していてSSDになってるだろうから、(それなら壊れないのでRAIDも不要だし)そのとき買えばいい。結論として、今回はどっちでもいい。

あとは速度だ。NASの場合、ハードディスク自体のデータ読み書き速度よりLANを通じての転送速度のほうが遅いので、そこが問題。これがよくわからない。ネットの書き込みなど見ていても、どっちにも「遅い」だの「使い物にならない」だの「特に問題はない」だの意見が割れていて、判断できないのだ。


ということで、後は、ネットワーク設定のしやすさくらい。前述の通りここが自信ないので、初心者向けで定評のあるバッファロー製品に心が傾いている。まだ注文まではしていないが、たぶんこっちにするんじゃないかな。買ったらまたここで設定の詳細などを報告する予定だ。


ちなみにRAIDが不要なら、USB接続より高速という、バッファローの以下の製品を買う。これならNASの欠点がカバーできる。RAIDを組まないとバックアップが必要になるが、1万円もしない安価なUSBハードディスクを買って月1回程度行えばいいだろう。

↓バッファローLS-XH1.5TL 25800円 楽天市場


これは今年の春発売になった新しい製品。容量は1.5TBだが、RAIDを組まないので当面充分。1TBや2TBもあるが、2TBはまだ4万円以上するので、買うなら1.5TBだ。

editors_brain at 09:49|PermalinkComments(0)

2009年08月01日

GPS/ワンセグ/タッチパネル搭載ネットブック「工人舎SCシリーズSC3KX06GS」で遊ぶ USB接続ハードディスクでなく、NASにした「理由」

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工人舎のネットブックSCシリーズ、細かく言えばSC3KX06GSを買った私は、これを便利に使う方法について、いろいろ考えている。

前回の続きで、NAS(ネットワーク接続ストレージ)を買うに到った経緯など。


来年買う、次世代のパソコン運用については、この間書いた。

次世代のメインパソコンでは、ノートなら500GB、テレビサイドなら1〜2TBくらいのハードディスクを積んでいるだろうから、それをメインのストレージにする手はある。

ただ、2台を同時に使ったりとか片っぽだけ使ったりとか、あれこれを考えると、とても面倒くさい。それに、メインの2TBのディスクをどうバックアップするのかも頭が痛い。


そもそも1テラだ2テラなどとハードディスクが大容量になってくると、バックアップで運用する現実性が、次第に薄れてくる。なんたって面倒だし時間が掛かる。

とはいえバックアップしないとデータ消失の危険性がある。なんたって、ここ数か月で、使ってるパソコン2台とも、ハードディスクが壊れた始末だし。


なので、「2テラくらいの外付けハードディスクとネット上のクラウドにほとんどのデータを移してしまい、クライアントパソコンには一時的データしか置かない」運用を考えたというわけだ。


で、外付けハードディスクだって、NASでなく、USB接続のものという選択肢もある。

しかしパソコンを2台同時に使うときが面倒なので、どうせならNASがいい。

それにUSB接続のハードディスクにしてしまうと、今度はそっちを、どうバックアップするかという問題が生じる。前述のように2テラのバックアップなど、想像するだけでうんざりだ。


なら、NASでRAIDを組めばいい。RAIDを組めば、バックアップ不要になる。RAID1だのRAID5だのなら、なにせハードディスクが物理的に壊れてもデータは壊れないからだ(よくわからない人は検索してください)。


もっと長い目で見ると、また選択は変わってくる。つまり、5年後くらいに買うのなら、RAIDは不要かも。つまり、大容量のSSDが激安になっているだろうからだ。壊れる可能性がはるかに下がるので、「RAID不要」「バックアップ不要」時代にもなるだろう。

ただ、今からここ5年位を見通すと、当面、NASにデータを置くのがいちばん正解だろう。と、まあ、このように考え到ったわけ。


で、具体的な製品選びだ。これはまた次回書く。

editors_brain at 09:21|PermalinkComments(0)
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