ノートパソコン

2021年06月23日

謎の激安中華ノートパソコン「CHUWI GemiBook13」を購入。メモリー12GB/SSD256GBで税抜き2万9800円 到着評価レビュー&セッティング

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アマゾンのプライムデーセールで激安購入した中華ノート「ツーウェイGemiBook13」、買った経緯は前回書いた。

翌日には届いたので、さっそく開封した。ここで第一印象の評価レビューとセッティングを書いておこう。プライムデーセールが終わったので通常価格に戻っているが、それでも他メーカーと比べ激安なことに変わりはない。まだまだ超お買い得だ。


製品箱は安い素材ながらデザイン自体は悪くない。今どきのおしゃれパッケージングって感じ。入っていたのは本体、ACアダプター、保証書やマニュアル、耐久試験結果書等。

マニュアルはよくある多言語表記で、日本語もある。といってもほとんどなにも書かれてないも同然で、たいして役には立たない。まあセッティングする上で問題はないので、全く不満はない。


本体はアマゾンの写真を見る限り黒だと思っていたが、パッケージ記載によるとグレイ。実際にはメタリックグレイで、ざっくり言えばガンメタといった印象。

天板は金属素材で、意外なことにCHUWIロゴは印刷ではなく立体金属の削り仕様だった。人に威張れるブランドでもないので、そこまでやらんでもとは思うが、自社製品に誇りを持つのはいいことだ。

天板以外はプラっぽい手触りだが全体にきれいな塗色と相まって、底面以外、安っぽさは全く感じない。底面はどうせ見えないし、気にする必要もない。

やはり英語キーボードだった。前回ついでに紹介した14インチ版(上記アマゾンリンクの右の製品)だと写真を見る限りエンターキーの右にもキーが配置されており、誤操作を誘いがち。本機はエンターが右端なので、そういう危険性はない。

とはいえ残念ポイントはある。右段は上からこう並んでいるのだが、ここがよろしくない。

電源
BS
Del
Enter

これ、デリートのつもりで電源ボタンを押してしまうのだ。また何の因果か電源ボタンだけ異様に軽いのよ。せめて他のキーよりずっと重くしてくれたら、誤操作も防げるのに。

並び順はこうであってほしい。

Del <電源
BS <位置変わらず
Enter <Del+Enterのサイズに

で、電源ボタンはキーボードの上に独立したスイッチとして設けてほしい。今のエンターキーの小ささも解消できるし、一石二鳥。これで操作性は超絶向上するはずだ。

個々のキーは大きく、タッチタイピングは快適。キーボード本体は特にべこべこ剛性が低いようなこともない。打ちやすいキーボードは好印象だ。

しかもこのキーボード、なんとバックライト機能がある!

3万円切るパソコンで、これは驚いた。当方夜暗い中で使うことが多いし、旅行のとき暗い機内でも使う。まさかの嬉しい誤算だったわ。起動も簡単で、単にF5を押すだけ。切る>低照度>高照度>切る――とローテーションする。高だとかなり明るいんで、普通は低でいいだろう。

充電100%で画面を一番暗くし、キーボードバックライトもオフの状態でバッテリー駆動させ1時間すると、「残り時間8時間20分(88%)」と表示された。ざっくり10時間弱は持ちそうだ。


USB-Cパワーデリバリー対応だが、本機付属のACアダプターは通常のジャックであってUSB-Cタイプではない。とはいえスマホ充電アダプターくらいの小型だしプラグ折り畳み式なので、持ち運びは楽々だ。

おまけに本機のUSBソケットはUSB-C×1、USB3.0×1だけなので、電源アダプターとしてはレガシーソケットになるのは理解できる。

普段は付属アダプターを使いUSB-Cソケットには外部拡張ディスプレイを接続、旅行・出張時はUSB-C電源アダプターを持ち歩きスマホ等と電源ソリューションを共通化する――といった運用がいいだろう。

理想を言うなら、USB-C×2、3.0×1にして電源アダプターもUSB-Cタイプだと嬉しいが、税抜き3万円切るPCにあんまり要求してもなあ……。


他の拡張性は、イヤホン、SDカードのみと最小限。オフィスでビジネス機として使うなら有線LANソケットが欲しい場合もあるだろうが、最近はオフィスでも無線でのセキュリティー確保が一般化してるから、さほど問題はないだろう。外部ディスプレイ拡張はHDMIじゃなくてUSB-Cソケット使えばいいし。

あーちなみに、アマゾンの商品名のところには下記のようにがっつり「HDMI」と書いてあるが、もちろんHDMI端子はないw さすが中華。粗いわー。


CHUWI ノートパソコン GemiBook 13インチ メモリ 12G+256G SSD Windows 10搭載 2160*1440 3:2 4Kディスプレイ 4コア/Celeron J4115 2.4G/5G/HDMI/ FullHD /USB3.0/WIFI BT5.1 ノートPC


電源スイッチは右上のキー。そこだけ半透明のクリア仕立てになっている。つまり指紋認証付きかと思えるが、どうもそういう機能はなさそうだ。見てくれだけかい……。

電源を入れるとコルタナが立ち上がって毎度おなじみWindows10homeの設定に入る。特に問題なく終了するが、アンドロイドとかスマホの初期設定と比べると、やはり古臭いというか。Wifiくらいここで設定できればいいのにな。


起動後、まずはPCのプロパティーをチェック。中華PCだけにスペックを信用していないのだ。実際、商品名部分が嘘ばかりだし。

一応、重要な部分では、前回書いたスペックで間違いはない。セレロンJ4115クアッドコア、12GBメモリー、256GBのSSD(Netac製だった)。

底面にはM2スロットにアクセスできるカバーがあり、SSDは換装可能だ。


それに13インチ2160×1440ディスプレイ。このディスプレイも、前記のように商品名では「2160*1440 3:2 4K」って書いてあった。たしかに解像度こそ正確だが、よく考えたらこれ4Kじゃないなw 4Kは基本、3840×2160ドットだし。

いろいろ嘘書いてあっても現実の商品のコスパは抜群なので、なぜか腹は立たない。ただ笑えるだけというか。


ディスプレイはドット抜けもなく、発色もまあまあ。ワイド液晶ではなく3:2なので縦方向に余裕がありWeb閲覧や原稿執筆等に便利だ。

ただしグレア処理なので、外光が映り込む。出先での作業がやや心配だが、問題にするほどではない。デフォルトで150%拡大に設定されているが、文字が読みやすいちょうどいい大きさなので当面このままでいいだろう。


とここまでは良かったが、プロパティーを見ていてとんでもないことに気がついた。


ん?

Windows10homeがライセンス認証されてないじゃんwww



自作パソコンでもないのに、これは珍しい。商品名のスペック詐称はともかく、こいつだけはどうしようもない。amazon経由で発売元「CHUWI-JP」に「至急プロダクトキーを送ってくれ」とメール。その日のうちに返事が来てファイルが3つ送られてきた。この早さからして、おそらく頻発してるんだろう。

「ソリューションをアクティベートするためにインターネットに接続できないことについて」という謎タイトルのPDFファイルが、操作法ドキュメントのようだ。タイトルだけでなく本文も日本語がかなり怪しいが、想像でなんとか対処はできる。

加えて、デフォルトキーを表示させる実行ファイル「readdpk.exe」と、デフォルトキー変更コマンドファイル「default key.cmd」と。いきなり実行ファイルかよとびびったが、やるしかない。念のためウイルスチェック後、実行。実行後もライセンス認証は終わらなかったので、謎pdfの最後にあった記述どおり「トラブルシューティング」したら認証が通った。


やっぱあれだなー。初心者には薦められんな、これ。サポートが悪いとかいう温いレベルじゃないわ。設定終了後に渡せばいいんだろうが。


続いて、Wifiとマウスだけ設定し、WindowsUpdate。これがまた、マイクロソフトの大規模アップデートの後だからからか、とてつもなく時間が掛かるのよ。何度かアップデートを繰り返して6時間掛かった。


ようやく落ち着いたので、ストレージの中身を見てみた。基本、余計なソフトはインストールされてないのが好感触だ。素のWindows10であって、追加ユーティリティーの類も一切ない。

以下、初期設定に入る。長くなったので、このへんは次回に。



editors_brain at 18:30|PermalinkComments(0)

2021年06月22日

謎の激安中華ノートパソコン「CHUWI GemiBook13」を購入。メモリー12GB/SSD256GBで税抜き2万9800円

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パソコンを買ったので経緯でも。

信頼してきたシンクパッドがあっさり壊れたんで、割とがっかりした。なので今回は、壊れてもメンタルダメージ少ない安物にした。


安物、つまり3、4万円台くらい。このあたりだとCPUはおおむねCeleronになるんで性能はが低くメインにするには心許ないが、まあ当面それで繋いで考えりゃいいや。


安いPCとなると、おおむねメーカーは限られる。ASUS、HP、Lenovo、Acer、Dell、といった海外企業あたり。あと日本企業だとマウスとか。それに日本のショップブランドの奴がちらほら。

このあたりに目をつけ、スペックをいろいろ検討した。

CPU:どれもCeleronだな予想通り。なるだけ新しい発売日の製品を選ぶことで、多少動作がマシになるはず。

メモリ:4GBが基本、一部高めの奴には8GBがちらほら。4ギガでもさほど問題はない。とはいえ仕事柄クロームのタブを鬼開きして使うので、できれば8ギガにしたいが……。

ストレージ:64GBが多い。64GBあれば最低限の作業はできる。基本、NASにデータ置いてるし、頻繁に使うファイルはクラウドだから、クラウドと同期できる容量があればいい。なので64でも我慢できなくはない。ただeMMCが多いのよ。これ速度遅いからなあ……。64GBでもいいから、できればSSDにしたいところだ。

ディスプレイ:特に画質にこだわりはないので、安液晶でいい。解像度もフルHDあれば、それ以上は不要。あってもどうせ拡大するだけだし。大きさは13インチか14インチ。15インチだと可搬性に問題が出るので避けたい。11インチでもいいんだが、モバイルよりメイン利用を中心にしたいので、可能なら13以上。

他スペック:usb-cのパワーデリバリーがあると嬉しい。SSDの追加スロットがあると助かる。メモリーも後で追加できると捗る。usb-cのディスプレイ出力があると生産性が上がる。


つまり理想を言うなら、メモリー8ギガ/SSD64ギガ以上で、なるだけ発売日が新しく、しかもusb-cのフルスペック端子があると嬉しい。


――だがこれがなかなかなくてなあ……。そりゃ当然だ。各メーカーとも私の希望で造っているわけではない。メモリー8ギガだとusb-cがないとか、あれを優先するとこれがないとか、そんな状況。

いやもちろん、予算を8万くらいに上げれば、全部成り立つと思うよ。CPUだってcore-iにできるだろうし。だが今回は予算に自分で縛りを入れている。


それやこれやでうんうん唸って、候補をいくつか絞り出した。

中でも第一候補に決めたのは、ツクモオリジナルブランドの「eX.computer note ALΣO N1400Lシリーズ N1400L100T/PRO/BK(黒)・TSNB14UP1WH(白)」って奴。スペックを書くとこんな感じ。

ディスプレイ:14.1型フルHD ノングレア IPS液晶
CPU:Celeron5205U
メモリー:PC4-19200 DDR4 SO-DIMM 4GB (4GBx1)
ストレージ:64GB SSD (M.2 SATA接続)
Windows 10 Pro
usb-cパワーデリバリー/ディスプレイ出力対応
価格:32780円(税込み):つまり税抜で29800円

おおむね、私の希望に近い。しかもかなりの低価格だ。この価格にしてssd採用で、パワーデリバリーにも対応しているし。


これを仮で決めておいて、ちょうど始まるアマゾンのプライムデーセールを見て最終決定とした。そっちでもっといいものあるかもしれないし。


でまあプライムデーセールを隅々まで見たら、よりよいものが見つかった。

それがCHUWI。中華パソコンなのでちょっと迷った。同じ中国製品でもLenovoのような大ブランドじゃないし。おまけにこのメーカー、何年か前にスマホでバックドア騒ぎを起こしてるし。チューウィとかじゃなくてツーウェイなんだな。公式表記によると。

パソコンに限らず中華製品は安いが粗いというのは定説で、このブランドもどうだかわかりゃしない。

ただスペックがとても魅力的。


いまいち機種名も型番がわからないのだが、アマゾンの製品名コピペするとこう。

CHUWI ノートパソコン GemiBook 13インチ メモリ 12G+256G SSD Windows 10搭載 2160*1440 3:2 4Kディスプレイ 4コア/Celeron J4115 2.4G/5G/HDMI/ FullHD /USB3.0/WIFI BT5.1 ノートPC

機種名わからない。「GemiBook13」とかでいいとは思うが、同じ名前でいろいろなスペックの機種があったりする(旧型だと思う)。なので型番は知りたいところだ。



スペックだけまとめるとこんな感じ。

celeron J4115
13インチ4Kディスプレイ
メモリー12ギガ
ストレージ256ギガSSD
Windows10home
usb-cパワーデリバリー/ディスプレイ出力可能
バッテリー駆動8時間

これで、税込み41000円が、セールで32800円だった。つまり税抜きだと2万9800円だよお母ちゃん。

やっす。セールは今日までだから、まだ安く買えるよ―。
上のリンクだと37500円と価格が謎だけど、クリックした飛び先はちゃんと32800円だ安心してほしい。これもしかして37500円で売ってた奴を、プライムデー用に41000円に盛った上で割引して割引率を高く見せてるんじゃあ(笑)。さす中華。


J4115はcpuスコア2733らしいから、編集者の作業用としてはギリ最低限はクリアできそうだ。クアッドコアなんで割といいかもしれない。

問題は、英語キーボードという点。

純粋な使い勝手としては、英語キーボードが好きだ。無駄なキーがない分、広くて打ちやすいから。VAIOをメインパソコンにしていた頃は、オプションの英語キーボードを選択していた。英語キーボードでも問題なく日本語入力できるしな。

ただ、会社から貸与されるPCは日本語キーボードなので、ところどころキーアサインが異なる。これが微妙に生産性を下げるのよ。双方で打ち間違えが出るから。

本当は仕事用に英語キーボード選ばせてくれればいいんだが、そうも行かない。

自分流のカスタマイズは極力避けデフォルトに合わせることで生産性を高めるのが私のやり方。なので英語キーボードは微妙だ。おまけに謎の中華PCだし。


でもまあいいや。安いし。人柱になるか(おいおい>俺)

でまあ、ぽちっと購入。


届いたらどうなるか見ものだわ(他人事)
セッテイングや評価レビューなどは順次本ブログのエントリーに上げるので、製品選択に失敗してたら笑ってやってくれ。


本機と類似の14インチ製品があるので、ついでに書いておく。

CHUWI GemiBook Pro 14インチ ノートパソコン J4125 ノートPC高速CPU搭載 メモリー12GB+256GB SSD Windows10搭載2160*1440 Type-C SATA3.0 ラップトップ 2.4G/5G BT5.1 WIFI 無線LAN内蔵 軽量

CPUが13インチ製品より良くなっているが、他スペックはほぼ同じ。


こちらは46500円がセール割引で37200円。こちらも飛び先はちゃんと割引されているのでご安心を。私が購入した機種に比べ、5000円のアップでCPUがよくなって画面も大きくなる。なのでこちらを好む人もいるだろう。


CHUWIは微妙にスペックの異なる機種がたくさんある。多分、手に入った部品でわーっと組み立てて無くなったら部品と品番変えるんだろう。これらもアマゾンで売っているし、一部はプライムデーセール品にもなっている。

これとか、8ギガメモリー256ギガSSD搭載なのに、通常32500円のセール特価26000円だ。通常でも安いね。


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2019年01月23日

ASUSのモバイルノートPC「VivoBook W203MA-FD044T」、ストレージ不足でダウン。その後の再設定で復活

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さて、年末に買った買ったのはASUSのモバイルノートPC「VivoBook W203MA-FD044T」だが、その後いろいろ使いやすく(というかトラブルあったり解決したり)したので、ここで個人的な備忘方々、書いておこう。

購入に至る経緯や初期設定は、以前のエントリーで読んでほしい。ざっくり書くと、こんな感じ。

購入>Windows10Sを10にアップグレード>セキュリティ設定>回復ドライブ作成>ストレージとして128GBのマイクロSDを導入


今回の内容を書いておくと、こう。

電源の「休止」機能追加>office365など各種アプリ導入>ストレージ不足でWindowsUpdateすらできず>回復ドライブを用いて再初期化>設定再検討


さて、まずやったのは「休止機能」追加だ。休止機能ってのはご存知とは思うが、電源オフ時にWindowsを終了させず、メモリーに展開されている作業状況をそのままストレージに書き込む機能。再電源投入時に、作業中の状態が即、再現できる、便利な機能だ。

メモリーに展開されている作業状況をそのまま保持するという意味で、スリープ機能に近い。ただスリープ機能はたとえて言えば「アイドリング中」に保つ機能で、わずかとはいえ通電したままとなる。なのでACアダプターさしっぱじゃないと、バッテリー内の蓄電は徐々に減っていく。

その点、休止機能では完全に電源オフになる。なので出先でモバイル使用するのに便利なわけさ。


休止機能は、普通は以下で有効にできる。

コントロールパネル(Windowsの設定)>システム>電源とスリープ>電源の追加設定>電源ボタンの動作を選択する>電源ボタンを押したときの動作

だが、ここで「休止状態」が選択できない場合がある。VivoBook W203MA-FD044Tもそうだった。これは、なんらかの理由でPCベンダーがその機能を殺しているから。表示させる方法はある。

・コマンドプロンプトを起動(管理者権限で)
・コマンドラインに「powercfg /h on」と入力。これで有効化できる
 (ちなみに無効化するにはpowercfg /h offと入力する)


本機も、この作業で休止状態を使えるようになった。


続いて、office365をインストール。さらにいくつか常用ツールを導入した。――が、ここで問題発生。WindowsUpdateすらまともに動かなくなってしまったのだ。

理由ははっきりしていて、本体のCドライブの空きが不足したから。office365や常用ツールがCドライブにインストールされてしまったのと、休止状態有効化で、Cドライブ内にそれ用の予約領域を確保されてしまったからだ。

いろいろやったが解決は難しそうだったので、初期化してやり直すことにした。作った回復ドライブがさっそく役に立ったな。

コントロールパネルから「回復」にて回復。


さて、ここからやり直し。回復直後ですでにWindows10にアップグレードされた状態なのだし回復ドライブは以前作ったのをそのまま保存しておけばいいだけだから、あとはアプリのインストールだけだ。

前回の轍を踏まないよう、まずはストレージの設定から行う。

コントロールパネル>システム>ストレージ>新しいコンテンツの保存先を変更する

ここで、アプリやデータの保存先をすべて「SDカード」に変更しておく。これで基本的にはCドライブの空き容量のほとんどを確保しておけるはずだ。システム上、どうしてもCドライブ必須なものを除き。


続いて、アプリの再インストールをした。空き容量を考え、office365の再インストールは止めた。googleドキュメントで多分あらかたの用事は済むだろうし。

同様に、休止ドライブの再設定も止めておいた。やっぱストレージ厳しいとわかっているからこそ、メーカーも設定していなかったんだろうし。多少使い勝手は落ちるが、スリープとシャットダウンで活用するわ、本機は。


でまあ現在は、バリバリ活躍中という次第だ。


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2018年12月27日

ASUSのモバイルノートPC「VivoBook W203MA-FD044T」、2万円ほどで購入 ――評価レビュー

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最近いろいろ買ったので、引き続きになるけど、購入話を。

買ったのはASUSのモバイルノートPC「VivoBook W203MA-FD044T」だ。

最初にスペック書いとくと、こんな感じ。
Windows10S
ディスプレイ:11.6インチ1366×768
CPU:Celeron N4000
メモリー:4GB
ストレージ:32GB eMMC
重量:約1kg
端子:hdmi、USB3.0×2、USB3.1Gen1typeC×1、イヤホン、マイクロSD/SDHC/SDXC

これが3万2000円くらいなんだが、先日のAmazonのサイバーマンデーセールで2万2980円になっていたので、思わず買ったわけさ。


現在、私のメインパソコンはlenovo x1carbon。リスクヘッジのため旧型機などをサブとして確保しておくのが私のスタイル。そちらはlenovo x260とASUS x250taだ。

ところが最近、このサブ機が両方共通電不良になることが多い。多分電源端子の接触不良だ。ここのところ私の環境では、この手の通電不良が多く発生している。PCの買い替えは、おおむねこれが理由だ。


今回もそれで、「そろそろサブ機用意しとかないとなあ」と思っていたところで安売りされていたので、ラッキーだった。もちろん今でもAmazon他で売っているが、価格は元に戻っている。といってもそもそも3万でも十分安いんで、割高って話じゃあないが。


今回買ったw203maは、3年半前に買ってこれまで使ってきた同じASUSのx250taと、おおむねスペックが似ている。x205taでは以下だ。

Windows8.1 <10にバージョンアップ済
ディスプレイ:11.6インチ1920×1080
CPU:Atom Z3735F
メモリー:2GB
ストレージ:64GB eMMC
重量:約1kg
購入金額:3万3000円


つまりざっくり今回、メモリーとCPUが良くなった反面、ディスプレイとストレージがグレードダウンしたわけさ。特にストレージ32GBは厳しいが、まあ安いんでいいや。

なにせx250taと比較しても1万安い。それに絶対値として、2万かそこらでASUSのPCが買えるなら、万々歳だ。


届いたので、さっそくセットアップしてみた。

まず起動直後に、Windows10にアップデート(無償)。本機に初期インストールされているOSは、Windows10S。こいつはWindows10のサブセットで機能制限がキツく、大雑把に書けば教育市場とか子供用にチューンされたOSだ。大人が使う意味はない。

続いて数度Windowsアップデートを掛けて、完全に最新状態まで持っていく。


ここからがリスク管理上大事なのだが、回復ドライブを作成する。いやつまり、なんらかの原因で起動不能になったときに、購入直後の状態にシステムを構築し直すためのファイルを作成するわけさ。

回復ドライブは、USBメモリー上に構築する。本機の場合、「16GBのメモリーが必要」と出たので、そのサイズのUSBメモリーを購入した。

買ったのは、最近気に入っているシリコンパワーのUSB3.0対応メモリー。16GBで1000円ちょっと。回復ドライブでは32GB要求されることが多いはずなので、その場合は32GBで1500円ちょいの奴を。


こいつがいいのは防水防塵耐衝撃で、なおかつ亜鉛合金ボディーということ。長期間保存する回復ディスクには最適。それに見た目に優れているので、いずれ回復ディスクが不要になったときも、普通に使いまわせば気持ちよさそうだし。ホール部分をキーホルダー的に使えるしさ。


回復ドライブは、コントロールパネルから作成できる。「Windowsの設定」を起動して「回復ドライブ」で検索すると、「回復ドライブの作成」というメニューが出る。あとは指示に従うだけ。難易度は初心者でも楽勝レベル。ドライブ作成には2時間くらい掛かったので、寝る前に実行してそのまま放置とかが楽。


次にセキュリティー確保だが、特に追加インストールはしない。というのも最近は標準添付のWindows Defenderの機能向上が著しく、他のセキュリティーソフトは不要という論調が増えているからだ。


続いて、chromeとgoogle日本語入力、エディターとdropboxを導入。nasへのアクセスを確保。タスクバーを下から左に移動したら、これで初期作業は終了だ。

作業上、横方向より縦方向の作業領域のほうが貴重なので、タスクバーは左に移すわけさ。


さっそく使ってみた。

メモリが4GBになったし、CPUは3年分新しくなっただけでなく、劇遅AtomからCeleronへと、クラス自体アップグレードされた。おまけに無線LANもa/b/g/n/ac対応なので、旧x250taよりはかなりサクサク動く。ブラウズからテキスト処理など、まったく問題ない。ちなみにbluetoothは4.1だ。


画面解像度はx250taより落ちたがそもそも11インチでフルHDの100%表示は現実的ではなく、本機の解像度で問題ない。というか100%表示でちょうどいいので無駄がない。

キータッチはちょっと硬いが問題というほどではなく、慣れの領域。生産性の関係でタッチパッドは使わないので、愛用のロジクールのモバイルマウス「mx-anywhere」をbluetooth接続しておく。

ちなみにこのマウスはブルートゥースとUSB無線ドングルの両方で使えるので、PCやスマホなど複数で使い回すのが楽。さらにロジクールならではの爆速スクロールなので、生産性も上がる。それにモバイルマウスというものの、超小型ではなくむしろ日本人にはちょうどいいサイズであって、さらに持ち運びにも優れている。普段使いから旅行までカバー範囲が広い。私のメインマウスは、いつもロジクールのこのシリーズだ。


ASUSの話に戻す。ストレージが少ないのは、スマホ的にマイクロSDカードを挿しっぱで運用すればカバーできる。本機のマイクロSDスロットは完全埋没型なので、挿しっぱなしでも本体からカードは出っ張らず、運用に問題はない。ただ個人的にはせっかく小さい本機は旅行用に持っていきたい。

そうなると出先でのデジカメ画像バックアップにマイクロSDスロットは必要不可欠。となると、本体の32GBストレージではバックアップであふれる可能性が高い。ツアー中、日次でフォルダ分けてバックアップしていくので。

それにそもそも、OSだのなんだのが入っているため、購入直後で空き容量は16GB程度しかないし。

なのでUSBマイクロSDカードリーダーを購入した。バックアップ時に、カードリーダー経由で、本体に挿しっぱのマイクロSDカードに収めるためだ。

旅行中の画像バックアップにはどうせ32GBの標準ストレージでは足りないの見えてるから、大容量SDカードをストレージとして確保しておくのは理に適っているし。旅行用だから「小型」「安い」「信頼性」を優先して、トランセンドの評判のいい奴を選んだ。


本機は、端子も豊富。特にUSB3.0/3.1で3ポートあるのが嬉しい。あえて言うなら、電源端子をUSBのCタイプにしてほしいくらいかな。

ちなみに、本機のusb3.1-C端子はデータ転送のみに対応しており、充電や映像出力には未対応だ(ASUSに確認済)。そこもちょっと残念。こちらも充電対応していたら、ACアダプターを繋ぐほうの端子が例によって接触不良になっても、C端子を使って充電できたのにさ。

とまあ、ストレージとC端子だけちょっと残念なものの、かなりの買い得なのは確か。今年の「買って良かった」筆頭かな。


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2016年08月02日

堅牢実直! ビジネスノートパソコンlenovo thinkpad x260 20f5 購入評価レビュー 「バッテリー充電不具合修正試行」編

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lenovo thinkpad x260 20f5、バッテリー充放電順序がおかしい件、対応してみたのでご報告を。

x260は内蔵+外付けのダブルバッテリー採用モバイルノートだが、どうおかしいのか、今一度振り返ってみよう。


交換できない内蔵バッテリーと交換可能な外付けバッテリーを搭載するパソコンの場合、以下のように動作するのが、合理的なはずだ。

●バッテリー使用時の放電は、外付けバッテリーから始まる
●外付けバッテリーが空になってから、内蔵バッテリーの放電が始まる
●充電開始後は、内蔵バッテリーから充電される
●内蔵バッテリーが満タンになったら、外付けバッテリーの充電が始まる



この動作原理であれば利点が大きい。

●交換の利く外付けバッテリーが「常に充電が少ない側」になる。つまりフル充電の予備バッテリーと交換しての連続使用に有利。
●内蔵バッテリーは最後まで踏ん張るので、シャットダウンしなくとも外付けバッテリーを交換できる。
●途中でオプションの大容量外付けバッテリーに交換した際も、内蔵バッテリーは優先的に充電済み。よってより長時間使える。
●頻繁に充放電を繰り返す外付けバッテリーから経年劣化するので、数年後に交換すれば新品同様。



ところが私のx260は真逆の動作をしていたわけだ。つまり内蔵バッテリーから先に放電し、ACアダプターをつなげると、外付けバッテリーから充電するという。


いくらなんでもこのような状況が「仕様」とは思えない。レノボはもちろん中国企業だが、thinkpadは買収前のIBMブランドであって、歴史的経緯があり国内設計・生産されているし。

以前手掛けていた雑誌で設計者たちに取材したことがあり、優れた技術者であることは知っている。


つまりバグの類だな。

ネットで検索すると、実際、この問題に立ち向かったユーザーのブログが見つかった。

「ThinkPad X260の内部バッテリーから使用されてしまう問題」

こちらのブロガーの方はいろいろやったあげく(レノボへの故障修理含む)、解決できなかったようだ。

だがまあ、とりあえず彼の足跡を辿って試行してみる。


まず、運用上の工夫で充電優先順位を変更する手法から試してみた。


●1 ACアダプターを外し、内蔵・外付けバッテリーとも適宜放電させる。
 バッテリー駆動状態で普通に作業。4時間程度で内蔵が空になり、外付けが90%充電程度まで消費するまで続けた。

●2 スリープさせ、外付けバッテリーを取り外す。
 ディスプレイを閉じるとx260はスリープモードに入る。そこでバッテリーを外した。

●3 復帰してACアダプターを接続。内蔵バッテリー充電開始を確認。
 ディスプレイを開けると復帰する。アダプター接続後タスクバーのバッテリー表示をクリックすると、内蔵バッテリーへの充電開始を確認できた。

●4 ディスプレイを閉じ、外付けバッテリーを接続。
 ACアダプターを外さず、外付けバッテリーを接続した。

●5 復帰して内蔵バッテリー充電のままであることを確認。
 復帰後、タスクバーを確認すると、内蔵バッテリーがまだ充電中なことを確認した。外付けバッテリーは認識されていない(つまり内蔵バッテリーしか認識していない)。

●6 再起動後、内蔵バッテリー優先充電を確認。
 パソコンを再起動する。起動後、タスクバーを確認したところ、外付けバッテリーもきちんと認識されていた。かつ内蔵バッテリー充電中で変わらず、外付けバッテリーは充電順番待ち状態のまま。

●7 ACアダプターを外し、外付けバッテリー優先放電を確認。
 外したところ、外付けバッテリーからの電力利用を確認。


――これで正常動作に矯正されたように見える。

ただまあ、この程度の「ユーザーの工夫」でパーマネントに矯正されたかは、個人的には信じていない。いやつまり「再起動したらまた元に戻るんじゃないの」「Windows Updateしたら……」「バッテリー外したら……」とかいう疑いを持っている。上記ブロガーは失敗してたみたいだし。

とか考えていたのだが、やはりダメだった。使いながら様々な残電量条件でACアダプターを抜き差ししてみると、どっちから充電してどちらから放電されるかは、毎度バラバラだ。おおむね、「これまで充電していたほう」から優先して放電している場合が多い。


なので諦めてレノボに連絡したところ、初期不良にて交換ということになった。先日届いたので確認したところ、現状、正常動作で安定しているように思える。というかこれでダメなら、もう諦めるわ。またぞろゼロからWindowsやアプリのDL・設定をし直すのかと思うとなー。ただでさえ現在、NASを認識しなくなってる(本品だkでなく他のPCからも)ので、そちらの解決が先だし。


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2016年07月07日

堅牢実直! ビジネスノートパソコンlenovo thinkpad x260 20f5 購入評価レビュー

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というわけで、パソコンを購入した。


最初に、購入前の私のPC環境を書いておこう。

まあいろいろ持っていたのだがどんどん故障していき、現状、asus x205ta-bのみになっていた。

こいつは11.6インチモバイルノート。1kgを切る軽量さに加え、手荒に扱えるシリコンストレージ、長時間バッテリー駆動と、モバイルにはベストだ。おまけに激安だし。


とはいえ欠点もある。システム構成がタブレットベースなので、とにかく非力なのだ。なにするのでももっさりしている。したがって私のような職業のメインPCには向いていないのだが、Windows10が嫌いなので、新規メインパソコン購入をためらっていた。

このあたりのレビューは書いたので、以下にて。

ASUS X205TA-B 「1kg切り」「11時間バッテリー駆動」 ――3万円の「最強モバイルPC」試用評価レビュー


てか今後数年を見通してもWindowsに改善兆しがなさげなので、Mac移行すら考えていた。設計思想がブレブレになった8.0以降、Windowsはクソだよなー。


――のだが、我慢できなくなって購入したのがx260だ。x205taはキーボードのできがいまいちで、大量の原稿入力に向いていない。それが現実にやや支障をきたし始めたのが、とうとう追加した決定的な理由だ。

といってもx205taは見事な割り切りを見せた優れたコンピューターなので、こちらは今後も海外ツアー中心に運用していく予定。

関係ないけど、x260だのx205だの、メーカー違うくせに間違えそうな型番だよなーw


編集者がメインで使うには、やはり使い勝手のいいキーボード。――ということで、thinkpadが第一候補になる。いろいろなメーカーのノートパソコンを使ってきたが、いちばんいいのは、やはりthinkpadだったからだ。


個人的にはthinkpad x1 carbonを買う予定だった。x260は12.5インチビジネスモバイルで、11インチのasusと、ややカブり感がある。14インチフルHD以上のx1 carbonなら、そこんところの使い分けがうまくできるからだ。

ではなぜx260にしたかだが、コスト面の問題だ。正直、生活が苦しい。まあ潜りすぎなわけで自業自得だが。あはは。


x260は、thinkpadでもビジネスモバイル路線を引き継いできたシリーズの最新作ということになる。そのため職場や出張先、プレゼン先での利用を第一に考えられており、以下の様な特徴を残している。

有線LANソケット
外部ディスプレイ端子(miniDisp+HDMI)
内部+取り外し式のダブルバッテリー
180度倒れるディスプレイ
電源オフでも充電できるUSBソケット



ダブルバッテリーは、なかなか他社にはないと思う。これにより、まず起動したまま外部バッテリーを交換したりできる。次に予備バッテリーを持ち歩くことでバッテリー駆動時間をガンガン延ばせる。オプションに大容量外部バッテリーもあり、それを装着すると16時間とかだ。

ちなみに標準バッテリー+内部バッテリーだと駆動時間は、私のセッティングでは8時間程度だった。


その他の機能は、最新ノートの標準といった感じ。
つまりacにも対応した無線LAN、ブルートゥース4.1、USB3.0とか。

ちょっと変わっているのは、thinkpad伝統のトラックポイントをトラックパッドと併用していること。キーボードのホームポジションから手を動かさずにマウスポインターを操作できるので、一部熱狂的ファンのいる機能だ。


最近のメーカー品なので、けっこう細かくカスタマイズというか部品構成の違う製品を選べる。一例は以下だ。



私が入手したのは、以下の様なスペック構成。

i7-65000u 2.5GHz/8GB/SSD256GB/1366×768×12.5インチ

見ての通り、解像度を除けば、モバイルPCとしては最高スペックとしていい。

ディスプレイはフルHDも選べるが、12.5インチというディスプレイサイズを考えるなら、1920×1080ドットの100%表示では、文字が小さすぎて読みにくいだろう。もちろん拡大表示にすれば滑らかな画像を楽しんだりできるのだが、もっぱら文字と格闘する当方はさほど興味ない。

14インチクラスなら解像度重視にするんだけどねー。


さっそく使い倒しているので、ここで評価レビューなど。

まず当然というか、x205と比べるとなにをするのも圧倒的に高速だ。

今度書くが無線LAN親機も新調したので、800Mbps近く出る。b/g/n採用x205taの10倍だ。

次にやはり、キーミスがほとんどなくなるレベルのキーボードが優れている。キータッチもいい。剛性感があるし、押し下げ時のカチッとした感触が最高だ。


あと意外だったのは、底面に設けられたスピーカーの音質が思ったよりいいこと。まあx205比較では……という話だが。絶対値で感想を書くなら、「ハイファイではないが意外に上が伸びてるしきらびやか」ってとこ。低音は無理だもちろん。


気に入らない点もいくつかある。

まず、ctrlキーが左端でないこと。左端にあるfnキーの脇にctrlキーがある。これによって、ctrlコマンドが圧倒的に使いにくい。

コピペとかで多用するからな―。

職場のデスクトップはctrlとcapsを置き換えるツールを入れている。このx260でもそうする予定。そうすれば、fnキーが左端にあるのは、むしろ便利だし。実行したら、またこのブログにて報告予定だ。


次に、内部バッテリーから先に放電されてしまう点。交換の利く外部バッテリーから放電されるほうが圧倒的に便利だ。まず長時間バッテリー駆動中に、通電しながら予備バッテリーに充電できる。次に、交換不可能な内部バッテリーは寿命を延ばしたいので、あまり頻繁に充放電したくない。

これはポカというより設計ミスやバグの類だろう。ネットで調べると解決策がいくつか出ていた。試行してみて、後日報告する。


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2015年08月07日

ASUS X205TA-B 「1kg切り」「11時間バッテリー駆動」 ――3万円の「最強モバイルPC」、Windows10インストール失敗からの復活!

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アマゾンにて購入した激安モバイルPC、ASUS X205TA-Bだが、無料バージョンアップのWindows10、「いつでもいいよー」という表示が出たので、さっそく8.1からアップグレードしてみた。


このノートパソコン、上記のストレージ64GBバージョンの他に、同名で32GBの旧型が存在するので、購入時は間違えないことが重要だ。おんなじような値段でストレージが倍違うのはけっこうでかい。しかも64だ32だという最低レベルの話なので余計に。

さて、バージョンアップだ。タスクバーに表示されているWindowsマーク「田」をクリックして作業を開始する。ダウンロードから適用まで、約2時間。無事Windows10が起動……しないなw 始まったか。。。

最終段階で無線LANを認識せず、進まなくなる。その作業をスキップすれば起動自体はできるが、無線LANが繋がらない。調べると「ハードウェアがない」と表示されるので、どうやら内蔵無線LANアダプターを認識してないようだ。

となると、無線LANドライバーにバグがあるか、Windows10へのアップデート時に適切なドライバーがインストールされていないということだろう。

ASUS X205TA-Bの場合、こうなるとけっこう困る。というのも有線LANソケットがないのでネットにつなぐことが不可能で、ドライバー探索はおろか、解決策を探す手段すらなくなるからだ。


という袋小路に入ったので、とりあえずWindows8.1に戻した。Windows10にアップデート後、ひと月以内なら8.1に戻せる。戻すのには2時間もかからず、まあ5分といったとこだったので助かった。


そうしてネットを渉猟すると、やはり同様の症状で困っている方が国内外を問わずいるようで、解決策を見た。結論だけ書けば、無線LANドライバーをアップデートせよと。まあそうだな。ASUSのアップデートマネジャーではアップデートされないらしく、手動で行う必要がある。

やり方を書く。

●下記に行く
http://www.asus.com/Notebooks_Ultrabooks/ASUS_Transformer_Book_T100TAL/HelpDesk_Download/
●OSとして「Windows8.1 32bit」を選ぶ(Windows10ではないので注意)
●「Wireless」にて「Version V5.93.103.8 Broadcom Wireless Lan Driver and Application」を選択、ダウンロードする
●新ドライバーがコケたとき元の環境に戻すため、「システムの復元」にて復元ポイントを作っておく
●ダウンロードしたzipファイルをクリックしてドライバーをインストールする
●新ドライバーにて無事無線LANを認識したようなら、Windows10インストールに進む


これで、無事Windows10にアップデートできた。と思ったら、タッチパッドが無反応になってた。あはは。

ただこれはデフォルトで機能オフにされただけのようで、fn+F9にて無事復活した。

Windows10の設定その他は、しばらく使ってから記述の予定だ。


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2015年07月21日

ASUS X205TA-B 「1kg切り」「11時間バッテリー駆動」 ――3万円の「最強モバイルPC」初期設定で使いやすくする

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アマゾンにて購入した激安モバイルPC、ASUS X205TA-Bだが、初期設定してみた。


まずメトロUIを抜けてクラシックなWindowsビューにする。どんな作業もここが中心だ。メトロUIはだらだら情報消費するタブレット向きUIであって、情報生産するパソコン作業には極めて不向きだ。

クラシックなビューに抜けたら、次に設定する。

現在のノートPCでは液晶が横長なので、一般的なWeb閲覧や原稿執筆にやや不便なところがある。なのでタスクバーを下から左に移す。具体的にはタスクバー上で右クリック>「タスクバーを固定する」チェックを外す>タスクバーを下から左にドラッグ>好みの幅にしてから固定。これで随分使いやすくなる。


最初に起動して驚いたことに、デスクトップ上のアイコン・アイコン名とも大きすぎることがある。11インチ程度の小さな画面なのだから、小さすぎるくらいだろうと思っていたのだ。なのでこれも変更する。

まずコントロールパネルハードウェアとサウンド>ディスプレイ>すべての項目のサイズを変更する、にてサイズを最小にする。

まだテキストが大きいので、その下部「テキストサイズのみを変更する」>「アイコン」でフォントを小さくする。標準の11から8にする。それでも十分読めるので。

さらにアイコンテキスト自体が長すぎる場合があるので、アイコン選択>「F2」で文字列を変更する。たとえば「・・・のショートカット」なら「・・・」のみにするとか。自分にだけわかればいいので、アイコン名も抜粋にするとか。「ごみ箱」>「trash」とか半角英文字にするのも手。


いつもはPC付属セキュリティーソフト体験版を叩き切って無料のAVASTを入れるのだが、今回はなぜか「たまにはマカフィー使ってみるか期限まで」と考えてしまったので、そのままマカフィーをセットアップした。もちろん無料期間終了の1か月後にはアンインストールしてAVAST入れる予定。

続いて手持ちの64GBマイクロSDXCカードを導入したが、これはまた次回報告しよう。



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2015年07月14日

ASUS X205TA-B 「1kg切り」「11時間バッテリー駆動」 ――3万円の「最強モバイルPC」試用評価レビュー

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さて、アマゾンにて購入した激安モバイルPC、ASUS X205TA-Bだが、届いたのでさっそく試用してみた。今回はその試用評価レビューでも。

最初にざっくり本機の特徴を書いておく。11.6インチ/0.98kg/バッテリー駆動時間11.3時間という、ここだけ見ると利便性の超高いモバイルPCではある。

なのになんで3万円と安いかというと、昨今のモバイルデバイスシフト>大量生産で安くなったスマホ系パーツを使っているため。つまりCPUはAtomZ3735Fと非力だし、メモリーは2GBしか搭載しない(増設不可)。

ほか一般的なスペックを書いておけば、ストレージはハードディスクでなくシリコンディスクのeMMC64GB。OSはWindows8.1。ブルートゥース4.0とWebカメラ搭載。

つまり早い話、「Windowsタブレットにキーボードがついてる」的構成なわけだ。そのせいかこの円安にも関わらず値下げが進んでいて、私が購入したときよりすでに1割価格が下落している。クソ。



実際に使ってみた。

ハードウェア的な部分の評価を書いておくと、フツーの作業に支障はなく大きな不満はない。多分長く付き合うんじゃないかな。

ただところどころ「もうちょい」的部分は感じる。まあ安いから当然だが。

まず全体に反応が鈍い。OSの要求が厳しすぎ、CPUやストレージがせいいっぱい頑張っても足りないのだろう。たとえばフォルダを開こうとクリックすると、こんな感じ。

クリックだー! <俺
 ↓
ぐーぐー <マシンが居眠りしてる
 ↓
なんだよクリック失敗か(再度クリック) <俺
 ↓
はっ! <気が付いたようだ
 ↓
やべやべ寝落ちしてたわ。フォルダ開けばいいんだな
 ↓
フォルダパカー フォルダパカー
 ↓
なんだよおんなじフォルダ二回も開きやがって(俺苦笑い)

――こんな雰囲気なんだけど、こののほほんぶりに、まああんまり腹は立たない。むしろ「無理させてすまんな。頑張ってくれてありがとう」という気分。なんというかキャラ的には「艦これ」睦月型駆逐艦11番艦「望月」といった感じ。自分でもなに書いてるかわからん。とりあえず夏イベ頑張ろう。

自分、錯乱したようなので、話を戻す。その点、同じ激安ノートパソコンでも「鈍亀HDDながら高性能CPU」のレノボG50等Gシリーズとは異なる。モバイルに特化した利点をうまく使うべきパソコンといえよう。



むしろ気になるのはキーボードのデキがいまひとつのところ。キータッチが悪い。超小型のためキー自体も小さくさらにキートップの立体性にも欠けるため、この欠点が増幅される。カーソルキーなんかひどいもんだね。上下キーが極端に小さいから。

なので大量に入力する場合は外付けキーボードを使いたくなる。この点でも、「持ち歩いての情報収集が中心」といったモバイル利用に向いている。


あとけっこう不便なのが、「休止機能」がないこと。いえWindows8.1に機能はあるはずなのだが、本機では殺されていて使えない。つまりスリープとシャットダウンの二択しかない。コントロールパネルでも復活できない。

これまでのレノボG570ではほとんど休止利用で、そもそもスリープもシャットダウンもめったに使わなかった。なので戸惑った。

とはいえ8.1ではWindows自体の起動がかなり速いので、シャットダウンでもそれほど時間的には問題ない。ただシャットダウン前に開いていた作業環境を再構築するのがめんどくさいけど。なんで殺してあるんだろ? ストレージが小さいせいかな。わかる方は教えて下さい。

まあレジストリいじると復活できなくはなさそうなので、気が向いたら挑戦してブログにも書く。


他には特に問題は感じない。なんたってバッテリー駆動時間が異様に長いので、自宅でもほぼコードレスで使えて気楽。寝るときだけ充電しとけばいいんで。マイクロSDカードは増設したので、それがらみの話題とかセッティングノウハウはまた今度書く。


ソフトウェア的な評価レビューを書いておけば、「Windows8.1はクソ」で終わってしまう。

たとえクソなメトロUIを抜けてクラシックなWindowsビューに辿り着いたとしても、「コントロールパネルはどうやって開くんだっけ」「最近使ったファイルって出ないのか」「メモ帳はどこよ」とか、これまで簡単にできていた便利な機能がほぼ使えないかどえらく見つけにくくあるいは使いにくくなっている。

そもそもWindowsUpdate自体が見つけにくいって、どういうSMプレイよ。

購入前はWindows10へのアップグレードを唯一の希望と思ってたけど、この調子では、どうせ10もクソで終わりそうだよなあ……。



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2015年05月28日

ASUS X205TA-B購入 3万円で「最強モバイルPC」を入手!

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さて、愛用のレノボG570、SSD化などを経て絶賛使用中だったのだが、ついに諦めた。過日ご報告した電源コネクター動作不良をなんとかダマシダマシ使ってきたが、ついにどうにも電源接続を認識しなくなったからだ。

仕事柄、プライベートでのPCは複数確保しておくことにしている。それはつまり「メイン+モバイル」とかいう区分けでなく、単に「メイン+非常時用」ということだ。もっぱら「新品を買う」>「これまで使ってきた奴をバックアップにする」>「これまでのバックアップを放棄」といった感じ。

新品を買うタイミングは、「これまでのバックアップがマイクロソフトのサポートを外れたら」「どっちかが壊れたら」等かな。

ところが直近は、これが崩れていた。つまり――


●G570(メイン) <電源トラブルでメインにするのは危うい
●東芝ネットブック(サブ) <壊れて起動不能
●工人舎SC(サブ) <絶好調だが、XPがついにサポート切れ



こんな状態でどうしてこれまでサブ機を買わなかったかといえば、「Windows8系」がどうしようもないダメOSだからだ。夏と言われる次世代Windows10までG570をなんとか延命するつもりだった。

でも完璧に壊れたら、もうなにか買うしかないよね。


選んだのは台湾ASUSのX205TAって奴(正確にはX205TA-B)。アマゾンで3万3000円くらい。



11.6インチ液晶のモバイルノートパソコンだが、ちょっと変わっているというか、タブレット的なスペックを持っているPCだ。まずCPUがAtom系のZ3735F、メモリーは2GBで、ストレージはハードディスクじゃなくてシリコンディスク、つまりeMMCの64GBだ。

モバイルデバイスシフトでモバイル系パーツが量産されたからか、1年ほど前から、この手の「タブレット的PC」がHPとかからもちょくちょく発売になっていた。安い代わりにCPUもストレージも貧弱な奴。


個人的にも気にはなっていた。というのもハードディスクがないので荒っぽい扱いに強く、小さく軽いのでモバイルも向くし、バッテリーもすごく持つからだ。

なぜ買わなかったかと言えば、OSの件もあるが、ストレージが32GBで極めて貧弱だったため。メーカーも「メインで運用するならクラウドディスクでも使ってね」と言わんばかりに1年間のストレージ無料権を付けたりしてた。

でもさあ、1年後、どうすんのよ。クラウドストレージ料金何年も払うくらいなら、ちゃんとしたノートPC買ったほうが結局安いじゃん。


で、今回G570が壊れたんで調べたら、ストレージ64GBと倍増した製品があったので食指が動いた。それがASUSのX205TA-Bだ。マイクロSDXCスロットがあり、メーカーとしてはそれを外部ドライブとして活用することを考えているようだ。

手持ちには64GBのマイクロSDXCカードがある。足せば128GB。なんたって、今のG570だって自分で改造してストレージはSSD128GBだ。ならたいして違いはないじゃん。

マイクロSDXCは32GB、64GB、128GBとかラインアップがあるが、現状、コストパフォーマンスが高いのは64GBであり、3000円ちょいで買える。持ってないなら買い足したっていい。それだって総額3万6000円くらいだ。ちなみに32GBで2000円弱、128GBだと1万円前後に跳ね上がる。

●64GB


●32GB/128GB


X205TA-Bは、白、赤、ダークブルーの3色あり、アマゾンでも微妙に価格が違う(私が選んだときは白がいちばん安かった)が、使ったことのない色ということで、今回はダークブルーを選んだ。

画面解像度は1366x768でG570と同じ。そう高い解像度ではないが、11.6インチでこれより解像度が高くても、文字が読みにくくなるだけだろう。その意味でバランスが取れている。

シリコンディスクでファンレスだから静かだし0.98kgと超軽量で、バッテリーは11.3時間も持つ。なら、いくら嫌いなWindows8系とはいえども、いずれWindows10なりのメイン機を買っても本機はモバイル用途に転用できる。それにMSも、Windows8機は無料でWindows10にアップグレードするって言ってるし。

――とまあ、そんなことを考えてアマゾンでポチした。買う場合、同じ型番でストレージ32GBの奴もあるから、間違えないように注意が必要だ(上のリンクは64GB版なのでご安心を)。


届いたらここでまたセッティングや活用ノウハウ、試用レビュー等上げるつもりだ。


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2015年02月24日

「4万円の超強力ノートパソコン」レノボG570/G580/G500/G510/G50 ★注意!G510/G50他にセキュリティー上の問題発生

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本ブログでは、これまでlenovo G570/G580/G500/G510/G50ユーザーに向けて、活用情報を公開してきた。


最近、レノボG510/50他の機種についてセキュリティー上の問題が公開され、対策も明確化されたので書いておく。


問題となったのはプリインストールのアプリSuperfish。これは一見たちの悪いアドウェアのようだが実態はさらに悪質で、SSL通信の中身を第三者が盗聴できるという。


Superfishが搭載されていた期間は、2014年9月から12月出荷の製品。対象製品は、レノボのWebによれば以下だ。

G シリーズ: G410, G510, G710, G40-70, G50-70, G40-30, G50-30, G40-45, G50-45
U シリーズ U330P, U430P, U330Touch, U430Touch, U530Touch
Y シリーズ: Y430P, Y40-70, Y50-70
Z シリーズ: Z40-75, Z50-75, Z40-70, Z50-70
S シリーズ S310, S410, S40-70, S415, S415Touch, S20-30, S20-30Touch
Flex シリーズ: Flex2 14D, Flex2 15D, Flex2 14, Flex2 15, Flex2 14(BTM), Flex2 15(BTM), Flex 10
MIIX シリーズ: MIIX2-8, MIIX2-10, MIIX2-11
YOGA シリーズ: YOGA2Pro-13, YOGA2-13, YOGA2-11BTM, YOGA2-11HSW
E シリーズ: E10-30



対象製品を所持するユーザーは、即座に当該アプリおよびその証明書をアンインストールしよう。やり方は、レノボが公開している。


■現時点で最適なGシリーズ関連商品を、以下にまとめておく。

レノボG570/G580/G500/G510/G50活用ノウハウ・評価レビュー「まとめページ」

●後継機 続々登場
 ――G570>G580>G500>G510>G50の順に発売になってます


●G50 CeleronN2830/500GB/4GB/office搭載 AMDe1-6010/500GB/4GB/office搭載


●G50 Core i3/500GB/4GB/office搭載 Core i5/500GB/8GB/office搭載



●増設メモリー(右の8GB×1枚増設がオススメ)



●HDD換装用SSD&HDDケース(とにかく速くなるオススメ改良)
インテル730 480GB/240GB


インテル530 240GB/120GB


ほか、インテルSSD一覧




●内蔵DVDドライブ換装用ブルーレイドライブ&BDXLドライブ


panasonic UJ-260


●HDDを内蔵DVDドライブベイに収めるアダプターと外したドライブ用ケース




●「無線LAN倍速化×WiMAX」カードと、無線LAN3倍速化用外付けセット


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2013年10月15日

「4万円の超強力ノートパソコン」レノボG500/G510 ――G570/G580後継機の実力を検討! 評価・レビュー、使いこなしノウハウ考察など

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私は中国lenovoのG570というノートパソコンを、プライベートでのメインパソコンとして活用中だ。こいつは4万円で「最新高速CPU+不足ないスペック」がまるっと楽しめるという意味で、現在最高のコストパフォーマンスを誇る(と信じてる)。

G570、G580と進んできたレノボの高性能低価格ノートパソコン。Windows8時代になってナンバーが戻り、G500、さらには第四世代Core iを採用したG510と進んできている。


G500/G510とも、これまでのG570/G580同様、CPU(Celeronやi3、i5、i7)、メモリー(2〜8GB)、ハードディスク(320〜750GB)といったスペック違いで多種の派生モデルを発売するはず。

ただGシリーズの基本形はG570時代から、ほぼ同じ。15.6インチのディスプレイ(1366×768)を搭載した類似筐体に最新CPUを搭載し、低速ハードディスク+DVDドライブを積んだ低価格機だ。

低価格機といえども最新CPUを積んだ超絶コストパフォーマンスであることが、Gシリーズの特徴である。


G570>G580>G500>G510でその他の進化は、USB3.0化とか細かな部分に限られる。一部派生モデルとして、Windows8機らしいタッチパネル搭載機(G500S)がある。


G510では、500GB+8GBのSSHDを積んだことが特徴。SSHDはSSDとハードディスクのハイブリッドで、要するにユーザーにとって重要で頻繁に使うファイルを自動判別し、高速なSSDに保存する。ユーザーから見れば単にひとつのHDDを読み書きするだけだ。

最先端CPUを積みながらも低価格を実現したレノボGシリーズは、パーツ選択でコストダウンが重視され、とにかくハードディスクが遅い(5400rpm)。SSDへの換装でいきなり「使いやすい先端ノート」へと激変するわけだが、SSHD採用で、多少はマシなのではないか。期待できる。


また、要するにG570時代から筐体やコンセプトがほぼ変わらないので、G570時代のノウハウがけっこう使えるはずだ。

レノボGシリーズの欠点は、鈍亀的に遅いハードディスク(SSDへの換装推奨)、遅い無線LANカード(変更推奨)、使いにくいキーボード、排熱、といったところ。

ただしGシリーズは伝統的にパソコン内部へのアクセスが簡単で、パーツ交換が楽。低予算で高性能パソコンを作成、あるいは自分好みのパソコンを構築するには、ベストのノートパソコンだろう。

ハードディスクのSSDへの換装メモリー追加、SSD換装で余ったハードディスクをDVDドライブベイに収める方法、通信速度の低い純正無線LANカード換装、その他、大ネタ小ネタノウハウなどは、こちらのまとめページから辿ってほしい。


●G500 Celeron1005M/320GB/2GB Celeron1005M/500GB/4GB



●G500 Core i3 3110M/500GB/4GB/MS office搭載 Core i5 3230M/500GB/8GB/MS office搭載



●G510 Core i5 4200M/500GB/8GB/MS office搭載



■現時点で最適なGシリーズ関連商品を、以下にまとめておく。

レノボG570/G580/G500/G510/G50活用ノウハウ・評価レビュー「まとめページ」

●後継機 続々登場
 ――G570>G580>G500>G510>G50の順に発売になってます


●G50 CeleronN2830/500GB/4GB/office搭載 AMDe1-6010/500GB/4GB/office搭載


●G50 Core i3/500GB/4GB/office搭載 Core i5/500GB/8GB/office搭載



●増設メモリー(右の8GB×1枚増設がオススメ)



●HDD換装用SSD&HDDケース(とにかく速くなるオススメ改良)
インテル730 480GB/240GB


インテル530 240GB/120GB


ほか、インテルSSD一覧




●内蔵DVDドライブ換装用ブルーレイドライブ&BDXLドライブ


panasonic UJ-260


●HDDを内蔵DVDドライブベイに収めるアダプターと外したドライブ用ケース




●「無線LAN倍速化×WiMAX」カードと、無線LAN3倍速化用外付けセット


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2013年09月02日

無意味に欲しいJBLのアクティブスピーカー5000円。ヤバい買いそうだ……

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先日、ものすごく物欲を刺激される製品を見つけた。それはJBLのスピーカーなんだけど、2本1セットでわずか5000円強だ。

「JBLで5000円!? 5万とか50万の間違いじゃなくて?」と目が飛び出るわけだが、もちろん理由がある。この製品「PEBBLES」(ペブルス)はピュアオーディオ用ではなく、PC向けのアクティブスピーカーなわけだ。つまりアンプ内蔵のスピーカー。

50mmのフルレンジユニット×バスレフ。下の写真でわかるように、こいつはなかなかデザインがいい。色は白と黒がある。


入力はUSBに加え、ステレオミニプラグも使える。つまりパソコンだけでなく、iPodやiPhone、アンドロイドスマホなどで音楽再生するときなんかにも便利だ。音の悪いテレビにつないで使ったりとかも。


USB接続で使えるわけなので、D/Aコンバーター内蔵だ。USBバスパワー駆動だから、特に電源をつなげる必要はない。ミニプラグ運用の場合だけは、USBのACアダプターでも使えばいい。


AVウオッチのレビューなど見ると、同じアクティブスピーカーで高音質で著名なオラソニックの卵型スピーカー「OlasonicTW-S5」「OlasonicTW-S7」より音質が良さげな雰囲気。


実はオラソニックも前けっこう欲しくて、危うく買いそうになった過去がある。それより安いし音が良さげだしJBLだし、うーん、これはもう買うしかないのか……というところまで追い込まれている。


なぜスパっと買わないのかというと、使い道が思いつかないからだ。私の場合、音楽を高音質で聴くなら、普通にオーディオセット×PS3でブルーレイミュージックなりCDなりをを聴けば済む。

本来的な用途であるPCスピーカーとしてはどうかというと、PCで音楽を聴くことがない。どうしても聴きたいならヘッドホンなりイヤホンなりで済むし。そっちにはそれなりに音質の優れた製品を持っているので。

音がそこそこのテレビに接続する手はあるんだが、それもAVアンプにつないであるので、音楽番組なり映画なりを観る場合は、そちらで5ch再生しているし。となるとバラエティーだのアニメだの、わざわざアンプを通すのも面倒なときに使う程度になる。その程度の使い方で欲しいのか、悩むところだ。

自宅にオーディオセットを組んでいないような人だったら買えば「幸せJBL生活」が待っているはずだ。ただ自分の場合、どうにも「ちょうど悩みどころ」にハマってしまうわけだ。くそっ。この際、オフィス持ってって使ってやろうか。


というわけで、現在、超お悩み中だ。といってもまあ、高いものでもないので、デザインを楽しむという意味だけで買っちゃうかも。……買っちゃうんだろうなあ、私の性格だと。

その場合はもう、docomoのd tabで「dビデオ」を楽しむときのスピーカーにするだな。

――あっ! これいい。ヤバい。買いそうだ()


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2013年03月05日

「4万円の超強力ノートパソコン」レノボG570/G580/G500/G510/G50 ――電源コネクター不良解決編

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中国lenovoG570とその後継機G580/G500/G510/G50は、4万円かそこらで「最新高速CPU+不足ないスペック」がまるっと楽しめるという意味で、現在最高のコストパフォーマンスを誇る(と信じている)。

実際私もレノボG570購入後、評価・レビューし、ちまちまメモリー追加したり廃熱対策したりハードディスクをSSDに換装して、本ブログにて適宜ご紹介している。個別の記事は「まとめページ」から辿って下さい。


私のG570で、こないだ報告した電源ソケット接触不良だが、泥縄式対処法を発見したので、そのご報告など。

この電源不良、ACアダプター接続時に、接続状況が怪しくなるというもの。原因はおそらく電源コネクター本体側の接触不良で(おそらく内部でハンダが剥がれ掛かっている)、電源コネクターを曲げたり捻ったりとかした「なんとか通電する」ように誤魔化しつつ使っている状況だった。

この不良具合がどんどん悪くなってきて、ついにはバッテリー完全放電で起動すらできない日が出てくるようになった。

困った。元が4万円のPCだし、1万とかかけて修理するのも悔しい。


苦し紛れに手持ちのACアダプターをいろいろ物色してみると、抽選で当たった東芝ダイナブックUX23のACアダプターが、電圧・最大出力・コネクター形状と極性の、すべてがほぼ近似だった。

なので試しに差し込んでみた。……。充電するじゃん。


もしかしてソケット接触不良でなく、ACアダプターケーブル内部の断線だったのかと考えたのだが、このダイナブックUX23のACアダプターでも、稀に充電できなくなってしまう。なので本体内部の接触の問題なのは明白だ。

なんでこちらのACアダプターだと充電できるのかは「謎」。おそらく微妙なコネクター形状の違いでメス側ソケットを押す力が違うのではないかと考えているが、正直良くわからない。神のお導きなのかもテヘッ

まあこちらでも充電がうまく行かなくなるまでは、これで使い倒すわ。


■現時点で最適なGシリーズ関連商品を、以下にまとめておく。

レノボG570/G580/G500/G510/G50活用ノウハウ・評価レビュー「まとめページ」

●後継機 続々登場
 ――G570>G580>G500>G510>G50の順に発売になってます


●G50 CeleronN2830/500GB/4GB/office搭載 AMDe1-6010/500GB/4GB/office搭載


●G50 Core i3/500GB/4GB/office搭載 Core i5/500GB/8GB/office搭載



●増設メモリー(右の8GB×1枚増設がオススメ)



●HDD換装用SSD&HDDケース(とにかく速くなるオススメ改良)
インテル730 480GB/240GB


インテル530 240GB/120GB


ほか、インテルSSD一覧




●内蔵DVDドライブ換装用ブルーレイドライブ&BDXLドライブ


panasonic UJ-260


●HDDを内蔵DVDドライブベイに収めるアダプターと外したドライブ用ケース




●「無線LAN倍速化×WiMAX」カードと、無線LAN3倍速化用外付けセット


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2013年02月08日

「4万円の超強力ノートパソコン」レノボG570/G580/G500/G510/G50 ――電源コネクター不良発生編

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中国lenovoG570とその後継機G580/G500/G510/G50は、4万円かそこらで「最新高速CPU+不足ないスペック」がまるっと楽しめるという意味で、現在最高のコストパフォーマンスを誇る(と信じている)。

実際私もレノボG570購入後、評価・レビューし、ちまちまメモリー追加したり廃熱対策したりハードディスクをSSDに換装して、本ブログにて適宜ご紹介している。個別の記事は「まとめページ」から辿って下さい。


私のG570も購入以来2年近く経った。その間、トラブルらしいトラブルも無くプライベートのメインパソコンとして大活躍してくれたわけだが、最近ちょっと調子が悪い。

というのも、ACアダプター接続時に、接続状況が怪しくなるのだ。つまりタスクトレイにあるバッテリーインジケーターから、ふとコンセントマークが消えてしまう。

どうやら電源コネクターの接触が怪しいようで、アダプターを抜き差ししたり捻ったりすると、また接続する。でまあ5分もするとまた消えてたりとか。付いたり消えたりを繰り返したりとか。


これはおそらく電源コネクター部が接触不良を起こしているのだろう。つまり電源ケーブルを足に引っ掛けて変な方向に引っ張ったりなど繰り返すうちに、本体の電源コネクター部のハンダが基板から剥がれかけてるとか、そんな感じで。

もちろん最悪、通電しなくなる可能性がある。


なのでなんとかしたい。修理としてはハンダの盛り直しになるので私でもできそうだが、原理上、基板までばらして外さないと無理だろう。それが面倒くさい。

どうしようかなあ……とか考えながら、毎日コネクターをいじいじしている。


■現時点で最適なGシリーズ関連商品を、以下にまとめておく。

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プロフィール

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出版社の編集者。雑誌、単行本、Webサイトとすべて経験。基本マインドは雑誌屋。デザインに凝った趣味雑誌が好み。

趣味は多彩。のめり込むタイプで、対象増加の一方。

キャラクター的にはツッコミ(自称)。他人に言わせると「ボケ」。
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