取材を通じて知り合った蕎麦研究家の方と、武蔵野うどんを食べに出かけました。蕎麦ではなく、あえてのうどんです。おそらく各地の蕎麦を食べ歩いてこられたであろう御仁ゆえ、お連れするなら我が郷土の「武蔵野うどん」を味わっていただきたいと思った次第。ご本人も麺文化全般に強い関心をお持ちで、以前から武蔵野うどんの名店の評判を耳にし、一度訪ねてみたいと思っていたそうです。
鬼平の「一本うどん」ほどではないにせよ、一本ずつが太く重く、噛みごたえがあり、私は箸で一本ずつ手繰りながらいただいています。今日は肉汁うどんをいただきました。
食後は武蔵野うどんのルーツを辿る半日散歩へ。東久留米市柳窪の天神社には、この地域で柳久保小麦が栽培されていたことを示す解説板が立っていました。柳久保小麦は一旦途絶えましたが、近年、復活して江戸東京野菜として認定されています。一帯は雑木林と湧水に囲まれた武蔵野の面影を色濃く残すエリアで、腹ごなしのお散歩にぴったりでした。
次に訪れた小平ふるさと村では、江戸期の古民家や、水車、石臼、五穀(米、小麦、アワ、キビ、ヒエ)など武蔵野うどんに関連した展示を見ることもできました。









