2004年11月17日
ライブドアブログ規約改悪祭り・その後
一夜明けたら、規約改悪祭り(←違っ!)、動きがあったみたいですね。
というか、ライブドアの社員の方々は、そんな深夜まで残業してるんですか。マスコミ系、IT系は慣習的に、残業代は出ないところが多いというのに、まったくご苦労様です。
■利用規約の一部変更につきまして[11/16さらに追記しました]・・まったく、主婦はあまり夜更かしできないんだから、企業活動は、もっと人間的な時間にお願いしますよ。おかげで、すっかり祭りに出遅れてるじゃないですか←そんな論点かい。
http://blog.livedoor.jp/staff/archives/9413905.html
というか、ライブドアの社員の方々は、そんな深夜まで残業してるんですか。マスコミ系、IT系は慣習的に、残業代は出ないところが多いというのに、まったくご苦労様です。
抗議の殺到や利用者離れを受けて、批判をかわすためにあわてて書いたというのがバレバレの変更ですが・・そこにあえて突っ込まないのは武士の情けということで。
ともかく、今回の改訂ではっきりしたのは、
ひとつめ、これが明らかになったことは大慶です。
エログ無断削除の権限の確保が目的であったならば、例えば、
美少女野球シミュレーションゲーム★LOVE DOLL フェ美ックス
・・などのキワどいネタを思いついたとしても、それを掲載する前に、いちいちバックアップを取って、無断削除に備えなければいけなくなります。
ちなみに、主婦は家事が忙しいので、まだバックアップ取ってません・・だから、今ざくっと丸ごとブログごと削除されたらモノスゴーク困ります。
でも、エロもの弾圧が目的でないということであれば、安心してネタ披露できます。
18禁姉妹版★LOVE DOLL ふぇちックス もよろしくっ!・・とかさ。
・・これはこれで削除されそうだな・・やめてくださいね。削除するなら、せめてこの記事だけにしてくださいね(目についても困るので、この記事は開発日記にも社長日記にもトラバ貼りません・・ていうか、貼れません。自爆!)。
まあ、LOVE DOLLネタは置いておいて、話を戻す・・と。ふたつめについても、万々歳です。これだけでも祭りをした甲斐がありましたね。
さて、書籍化に当たっては、「期間無制限で非独占的に許諾」という文章が難しくて気に喰わないのですが、「著作権法の規定に基づき」という一文が挿入されてるので、許します。
もし、ライブドアがこの規約を盾にムチャなことをしようとしても、「著作権法の規定」を越えたことはできませんから、何かあっても法的に対抗することが可能です。これはライブドア側が「こう言っておけば無難だろ」と安易に考えている以上に、後々のライブドアの暴走を押さえ込むクサビになると思われます。
なお、他ブログでは有料・無料ユーザーの扱いの違いを問題にしているみたいですが、無料ユーザーの私としては、この程度で満足です。
逆に言うと、この一文を入れておけば最初からここまでもめなかったかもしれないし、もっと言えば、ライブドア側に、最初から著作権法に則って事を進める気持ちがあったのなら、今回あらためて規約を改定して物議をかもす必要すらなかったはずなんですが・・(つづく)
ともかく、今回の改訂ではっきりしたのは、
- 今回の改訂は、一部で噂されていたような「エログおよびライブドア側の気に喰わないブログを無断削除する権限の確保」ではなく、ブログの書籍化などを目的としている。
- 実は、改定前から利用者側に認められていなかった「著作権」が、ウェブログを著作した利用者にあると改訂され、明文化された。
- 書籍化に当たっては「著作権法の規定に基づき」云々・・
- 著作者人格権を行使しないというのは、編集に基づく訂正の承諾を得る手間を省くために挿入された文言である。
ひとつめ、これが明らかになったことは大慶です。
エログ無断削除の権限の確保が目的であったならば、例えば、
美少女野球シミュレーションゲーム★LOVE DOLL フェ美ックス
・・などのキワどいネタを思いついたとしても、それを掲載する前に、いちいちバックアップを取って、無断削除に備えなければいけなくなります。
ちなみに、主婦は家事が忙しいので、まだバックアップ取ってません・・だから、今ざくっと丸ごとブログごと削除されたらモノスゴーク困ります。
でも、エロもの弾圧が目的でないということであれば、安心してネタ披露できます。
18禁姉妹版★LOVE DOLL ふぇちックス もよろしくっ!・・とかさ。
・・これはこれで削除されそうだな・・やめてくださいね。削除するなら、せめてこの記事だけにしてくださいね(目についても困るので、この記事は開発日記にも社長日記にもトラバ貼りません・・ていうか、貼れません。自爆!)。
まあ、LOVE DOLLネタは置いておいて、話を戻す・・と。ふたつめについても、万々歳です。これだけでも祭りをした甲斐がありましたね。
さて、書籍化に当たっては、「期間無制限で非独占的に許諾」という文章が難しくて気に喰わないのですが、「著作権法の規定に基づき」という一文が挿入されてるので、許します。
もし、ライブドアがこの規約を盾にムチャなことをしようとしても、「著作権法の規定」を越えたことはできませんから、何かあっても法的に対抗することが可能です。これはライブドア側が「こう言っておけば無難だろ」と安易に考えている以上に、後々のライブドアの暴走を押さえ込むクサビになると思われます。
なお、他ブログでは有料・無料ユーザーの扱いの違いを問題にしているみたいですが、無料ユーザーの私としては、この程度で満足です。
逆に言うと、この一文を入れておけば最初からここまでもめなかったかもしれないし、もっと言えば、ライブドア側に、最初から著作権法に則って事を進める気持ちがあったのなら、今回あらためて規約を改定して物議をかもす必要すらなかったはずなんですが・・(つづく)
edokisa at 12:37│Comments(2)│旧Blog記事
この記事へのトラックバック
1. livedoor Blog利用規約を改悪 [ 宮殿騎士Blog ] 2004年11月17日 15:16
本サービスにて作成されている全てのコメントおよびトラックバックを含むウェブログについて、弊社は、利用者への通知なしに無償で利用することができるものとし、利用者は、弊社及び弊社の指定する者に対し、著作権等(著作者人格権の行使も含む)を行使しないものとします。
2. ライブドアブログまつり 〜絶賛開催中 [ かずひろブログ ] 2004年11月17日 15:28
「俺のものは俺のもの、お前のものは俺のもの」
かの剛田武はそう喝破した。
突然のライブドアブログ@ジャイアン化宣言を受け、ブログ作成者による祭りが開催されている。
先日深夜から参加した私は慣れないトラックバックをしつつも、祭りが拡大してゆく様子を眺
3. 規約の一部変更で揺れ動くユーザーたち(追記11/15) [ 狂の時代を回避せよ ] 2004年11月17日 15:29
ライブドアブログの利用規約の一部が変更された。
第8条を見てみると、『利用者は、弊社及び弊社の指定する者に対し、著作権等(著作者人格権の行使も含む)を行使しないものとします』ともあり、これは新たなサービスへの布石とも言えるかもしれません。
解釈の仕方によっ
4. 利用規約の変更の修正 [ 流れにまかせるコト ] 2004年11月17日 15:32
ライブドアブログ利用規約の変更の修正がなされました。
5. 第8条の改訂どうしたものかね… [ あすはひのき ] 2004年11月17日 15:44
文章にトレード機能をつけたらどうでしょう。トラックバックと同じように働き、文章を使用する際の著作権料を交渉できるリンクのようなものを…
6. まあこんなとこかな… [ あすはひのき ] 2004年11月17日 15:58
16日にlivedoor Blog利用規約の変更が再度あったようです。
それまで曖昧だったことを説明し、許諾という言葉が入ることで無断使用のニュアンスをなくした感じになりました。
個人的にはこんなところかな…と思います。お金取るくらいなら最初からWebを利用しないですし.
7. ライブドアの規約変更 [ 受験生の日記帳 ] 2004年11月17日 16:31
以下、私が知的財産法を、学部試験前2時間だけしか勉強したことがない男であるとい
8. Blogの著作権は?(再改定される)〜利用規約の一部変更につきましてより〜 [ Y's WebSite : Blog 〜日々是好日〜 ] 2004年11月17日 17:55
16日も終わろうとした頃、livedoorのホームページのBlogのページに『利用規約の一部変更につきまして[11/16さらに追記しました]』という、livedoor開発日誌のリンクがありました。
今回はlivedoor Blog担当のライブドア メディア事業部の有賀さんとおっしゃる方からの文面も
9. livedoorの削除問題から規約改悪へ[弁護士見解] [ 黄泉[裏]新聞 - 号外 ] 2004年11月17日 18:02
次はlivedoorの規約の話題ですか?なんか淋しいです・・・。(T^T)
10. livedoorは、規約を適正な内容にしても信頼は回復出来ない [ 黄泉[裏]新聞 - 号外 ] 2004年11月17日 18:04
約束があっても、それが守られなければ無意味です。
11. 移転します。 [ Seventhly's Blog ] 2004年11月17日 20:40
相変わらず矛盾だらけだな〜
「宣伝目的で利用するため」という表現がいつの間にか「出版」まで拡大。
利用をやめても拘束される利用規約とか、いつからなのか、今までの分はとか。
そういえば、著作権を行使されたから不利益被るってあるかな〜
12. あくまで補足 [ *** 6人組とレースとクマ *** ] 2004年11月17日 21:17
先日から論争を巻き起こしている規約についてですが、
またまた補足されたようですね。
(詳しくはコチラ)
規約の文章の中にも盛り込まれたようです。
だからさぁ・・・規約の中に入れるなら「補則」って表記すりゃ良いんじゃないの?
ようやく担当者の名前も出てきた.
13. ライブドアブログ [ ええタイトルが思いつかへん ] 2004年11月17日 21:44
江戸きさとさんの江戸ぶろぐより
「ライブドアブログ規約改悪祭り・その後」
「ライブドアブログ規約改悪祭り・その後2」
ザクっとですが読みました。
今回の件に関しては、江戸さんのようにライター出身の人には特に深刻な問題だったようですね。
ライブドアは
14. 二転三転するLivedoor [ 麻衣・里菜推進連合 ] 2004年11月17日 22:24
何だ!?昨晩オイラが記事投稿する数十分前に
新たな変更がUPされているではないか!
利用規約の追記について
とりあえずBlogの著作権は各Blogの著作者にあると明記はされている。
だがしかし!変更後の規約を読み進めると著作者人格権を行使しないものとしますとある
15. 規約改悪一件落着??か? [ ライブドアブログ被害者の会@ゴッゴル ] 2004年11月17日 23:13
利用規約の一部変更につきまして[11/16さらに追記しました]
ということで新た日修正が出て事態は終息の方向に向かいつつある?ようなんですが、どうなんですかね?法律とか出版に詳しくないのでよくわからないのですけど。
修正前(11月12日時点)
第8条 (ウェ
16. お騒がせの規約がさらに追記されました [ 狂の時代を回避せよ ] 2004年11月18日 13:11
<利用規約の一部変更につきまして[11/16さらに追記しました]>
『第8条 (ウェブログの公開について)
利用者が著作したウェブログとそれに付随するコメント及びトラックバックは当該ウェブログを著作した利用者に著作権が発生するものとします。但し、宣伝、利用促進
17. 社長さんがブログを通じた個人発信認知を促進していくおつもりなら [ なんでも評点 ] 2004年11月18日 17:58
ブログによってネットの個人発信が認知されていくことの大事さを社長さんがちゃんと認識しておられる一方で、ユーザーが著作者人格権を行使できないという規約がすでに適用されてしまっている。
18. 「利用規約の一部変更」をうけて [ あったかい手 ] 2004年11月19日 01:04
かなり乗り遅れましたが…ライブドアは利用規約を追記したんですね。
「livedoor Blog 開発日誌」より
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利用規約の一部変更につきまして[11/16さらに追記しました]
修正前(11月12日時点)
第8条 (ウェブ
19. ライブドア利用規約にさらなる追記 [ ぷれこ風呂 ] 2004年11月19日 11:23
livedoor Blog 開発日誌:利用規約の一部変更につきまして[11/16さらに追記しました]
引用すると、
修正前(11月12日時点)
第8条 (ウェブログの公開について)
本サービスにて作成されている全てのコメントおよびトラックバックを含むウェブログについて、弊社は、
20. 大江戸 [ 馬鹿と煙 ] 2005年12月23日 15:13
さてさて、前回は文京区という大胆不敵な題材で投稿したので今回は更なる大胆行動に出たいと思います。そう!江戸です!!!
この記事へのコメント
1. Posted by 埜波 2004年11月17日 23:10
TBありがとうございます。
いろいろあってわけ分からない部分もあるのですが、
早い話は「電車男」の2匹目のドジョウ、ってことでいいんでしょうか?
いろいろあってわけ分からない部分もあるのですが、
早い話は「電車男」の2匹目のドジョウ、ってことでいいんでしょうか?
2. Posted by 江戸きさと 2004年11月18日 00:50
コメントありがとうございます。
>電車男・・そうですね、多分、そうなんでしょう。
もっと悪いことを企んでいるに違いないと疑心暗鬼になっている人や、ステキな企画があるけどまだ発表できない段階なんじゃないかと希望的観測をしている人、さまざまいるようですが、私はもう、深読みせずに文面通りに解釈しました。
多分、メディア事業部の有賀氏も、それ以上複雑なことは考えられない状態にあると思われます(笑い)。
>電車男・・そうですね、多分、そうなんでしょう。
もっと悪いことを企んでいるに違いないと疑心暗鬼になっている人や、ステキな企画があるけどまだ発表できない段階なんじゃないかと希望的観測をしている人、さまざまいるようですが、私はもう、深読みせずに文面通りに解釈しました。
多分、メディア事業部の有賀氏も、それ以上複雑なことは考えられない状態にあると思われます(笑い)。