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27 12月

守れ。葛西臨海水族園【第5章】小池知事驚愕発言「結婚式場」に?!

お姐発「守れ。葛西臨海水族園」アクションが功を奏して、地元江戸川区、都庁関係者、建築家業界はもとより、全国的に「え?壊すの?ありえない…」という大きな反響が広がってきております。12月23日に、異例の記者席、傍聴席も満席の中第4回葛西臨海水族園事業計画検討会が開催されました。なんと、副座長はじめ5人もの委員が欠席。欠席される委員の中には、既存施設(谷口吉生氏設計葛西臨海水族園本館のこと)のことを度外視して話を進めることを指摘し、文化的価値を再評価すべきだという文書を提出された方もいましたが、都庁官僚の口車にのった決断をすることへの良心の呵責か、闘う勇気から逃亡されたのでしょうか? 

案の定、これまでいくら既存施設の長寿命化をうったえても無視され、反映されず煮え湯を飲まされ続けてきた複数の委員から

「本館から水族園機能を奪うべきではない」

「本館をどうするか除外しての計画はおかしい」

「あらためて、既存施設をどうするか検討項目にいれて議論すべきだ」

等の意見が出て、それに難癖つけて、役所の味方をする委員もおり(←この人環境デザインの教授らしいけれど
ホントに建築を愛してるの?!)、検討会は大紛糾。

とにもかくにも、これまでのように委員の意見を無視することなく、今後事業計画案を作成するときは必ず、全ての委員の確認をとってからコトを進めること。

既存施設について、改めて検討項目に加えて新たな議論を重ねていくこと。

を双方確認して終わったのであります。

都庁官僚の目論見としては、シャンシャン総会ならぬ、アリバイ委員会で、うるさい委員の話を聞くのもシカトして、資料を作るのもこれで最後…あ・と・は・壊すだけ…とシメシメと役人も、そのボスである小池知事も思っていたことでしょう。

しかし、大相撲宜しく千秋楽になって、良識とノブレスオブリージュのアクションが大金星となって東京都にとって想定外の事態となったのであります。

【大手メディアがこぞってとりあげる】
お姐も何度か傍聴に行った葛西臨海水族園にかかる検討会は、それまでは閑散とした中で行われていました。
しかし今回は、まるであの豊洲の100条委員会並みの熱気に包まれ、これはただでは終わらない何かが始まる予感を感じたのです。
そう、猪瀬元知事、舛添元知事らが、ちょっとしたアクシデントから、あれよあれよとに事件になり失墜していったような。
国政政党の野望に“希望”を託した小池知事の希望の党が、たった一言の「排除」発言で失墜したような…。

あの時の予感?予兆?
言葉にできない肌感覚が重なったのです。

この手の一見地味な、しかもある意味、江戸川区葛西というローカルなテーマの行政委員会を、業界新聞は取り上げることはあったとしても、なかなか耳目を集めることもなかったのに、なんと天下の?!NHK夕方ニュース番組報道となったのです。

都立葛西臨海水族園の建て替えで議論 保存を求める声も NHK
「東京工業大学の安田幸一教授は「既存の施設を利用して長寿命化していこうという声が多い中、新しい施設に移ったあと、既存の施設の活用法を考えるという意見に終始しているのは問題だ」と話していました。」

葛西臨海水族園 取り壊しに反対意見 FNN
「23日の検討会では、建物の取り壊しに反対する意見などが出された」

葛西臨海水族園の新しい姿の概要示される 朝日
「委員の一部からは世界的建築家が設計した現施設の保存活用を求める声が上がっている。」


【委員の発言を無視して事業計画を強行発表】
こうした報道がなされている中、昨日突如としてお姐のところに、東京都建設局公園緑地部再生計画担当課長から、事業計画案が完成したのでプレス発表をすると連絡が来たのです!
そこでお姐は、

「既存施設の取り扱いについて、全く触れられておらず、新規施設ありきの事業計画案になっており驚愕いたしました。
本館施設を利用しないという前提は確定していなかったはずで、到底納得できる内容ではありません。
事前に委員の全ての先生にお見せしたのでしょうか?
中身を必ず確認させて欲しいという意見があり、座長もそうされると答えてました。
少なくとも委員の先生方のご意見を聞いてから進めて下さい。」
とプレス発表をやめるよう強く要請したのです。

しかしながら、都庁官僚暴走列車は進むよどこまでも。
座長に一任したから公表して良いのだという担当課長の弁明ですが、お姐は委員会を傍聴してるわけで、委員は座長に一任してないことを目の前で確認してるんです。
各委員へ報告書案を提示して、さらにその意見を反映することを約束していたはずなのです。
その後調べたところ、委員に素案の中身が提示されたのは、一昨日の午後であったことが判明。訂正を促すいとまも与えないファクトをつかみました。

つまり、委員からの意見を反映する前にまとめられた報告書案であることに間違いないということです。
こんな乱暴なやり方で作った素案、それをもとにパブリックコメントを募集することは、国際都市東京において、ありえない暴挙なのです。

【挙句の果ては知事の「結婚式場」発言!】
23日(月)に検討会→25日(水)に委員へ事業案を送信→特に意見を反映することなく→26日(木)午前お姐に連絡→お姐がプレスは待てと要請→ガン無視して同日午後3時発表

というもう、民主主義も自由もヘッタクレもない、ファシズム体制の中、さあ今日はなんの日?!

知事定例記者会見の日!!

を迎えたのでした。
本日は、知事鳴り物入『「未来の東京」戦略ビジョン』を小鼻を膨らませて発表していたわけですが、事前にお姐はツイッターでその実態をつぶやいておりました。

「お姐独自調査の結果判明したコスト
策定費6千6百万円 コンサル料740万円 
税金を使った、事実上の「小池百合子都知事選」公約のベースとなりますまいか。要注目!」

巨額の税金使って選挙活動ともとられかねない「長期計画」をドヤ顔で説明されておいででしたが、記者質問となりますとサっと顔色が変わる場面がありました。

そう、「葛西臨海水族園本館の去就」につき尋ねられた時です。

日経新聞記者「昨日葛西臨海水族園の移設計画案というのが公表されパブリックコメント募集とやむたが、今、建築家の谷口吉生氏の設計したガラスドームについて建築的文化的価値があるということで、「保存、利活用したらどうか」という声が有識者や建築関係からあがっている。昨日発表された都の計画では既存施設から水族園機能を移設後施設の状態等を調査の上、その在り方を検討すると表現されているが、知事の保存、利活用などのお考えをうかがいたい」

小池知事「開園から30年が経っており施設が老朽化したり、バリアフリー化が必要だということで更新に向けた検討を行っている。外部の有識者の議論を踏まえて(お姐注:前述のとおり、踏まえてない、無視)素案を公表させていただいてパブコメ開始した。都民の皆様の声をお寄せ下さい…(以降官僚準備の書面棒読み。以下省略)」

さんざん、検討会で建設局が説明してきたことをなぞり終えたあと、ホっとしたのか、とんでもない発言が飛び出したのです。
(なんだか、排除発言の時の似てますね)

小池知事「ガラスのドームですね…。

あれなかなか素敵でぇ、私、あそこで結婚式とかね、ユニークべニューで使ったらいいんじゃないかな?

はぁ??
結婚式場ぉ〜!
お姐は持ってたマグカップ落としそうになりました。

約25年前の都知事選で、「ワンフロア丸々知事室になっているのは贅沢で広すぎ」と、批判していた青島幸男氏は「知事室をどうしますか?」と聞かれて、「結婚式場にでもしますかねぇ」と思い付きのように無責任に答えたということを、都政関係者は思い出して同じようにお茶こぼしたのではなかったでしょうか?

葛西臨海水族園本館は、水族館として設計され、水族館として生き続けるからこそ「ユニーク」なのではないでしょうか?

水族館機能を奪い、がらんどうにして、「素敵でぇ」という素人の思い付きで、パーティスペースのような安易な利用施設にしていいのか?

いいわけはない!!

ガウディのサグラダファミリアを、
「デザインが素敵でぇ、冠婚葬祭式場にしたらいいんじゃないかな?」

なんて、バルセロナ市長は言うのでしょうか?
谷口吉生氏は空と海と水が一体化する「水族園」を創ったのです。

残骸にしてオシャレな式場にするなんて、都民ならず、人類と文化と文明に対する冒涜に他なりません。

価値もわからない者が、もちつけないものを持つとこういうことになります。

能力のない者、ノブレスオブリージュのない者、エスタブリッシュメントの矜持がない者をトップにするとこんな残酷な破壊行為を、全く痛みを感じないばかりか、意味も理解せずできてしまうのです。

日本の文化を滅ぼしかけ得た廃仏毀釈運動

言わずと知れパリまで焦土とさせようとしたナチスによるホロコースト

バーミヤンの世界遺産の仏教遺跡群の旧タリバン政権による大仏立像破壊

松坂牛の頂きものの価値がわからず、みじん切りにして野菜炒めしちゃうバカ嫁状態…(お姐か?!)

【心の琴線に触れる“みんなのご近所水族館”】
知事に今日質問をされたのは日経新聞の記者でした。
そして今回の報道で奇遇にも一番心に残った記事も日経新聞でした。

日本経済新聞 の名物コラム「春秋」

「幼い娘を連れていった思い出の場所だ。改修して使い続けられないものか。」

「「人生100年をうたう時代に30歳で命を絶つの?」と建築史家の松隈洋さん。たとえ人間でなくとも壮年期の建物の「訃報」は悲しい。」

記者の本音が吐露されており、今回の「葛西臨海水族園取り壊し暴挙」が何なのか実によくしるされていました。

東京都よはかる水族館には、家族や恋人と訪ねた万人の共通のかけがえのない思い出があるから、国立競技場解体よりも更に痛みを感じるのではないでしょうか。


【お姐総括!】
華やかなことや目立つことだけは大好き小池知事。
その日は超多忙であったにも関わらずスケジュールをムリクリ調整しイソイソとホテルオークラ完成式典に出席したといいます。
プレステージ_ロビー2
▲父の意匠を引き継いだ谷口吉生氏設計ホテルオークラ東京ロビー。もちろんここでの結婚式はお姐は大歓迎です!

オークラ旗艦ホテルで式典 本館建て替え 12日開業 産経新聞

皮肉なことに、この記事の写真左から二人目にオークラロビーと葛西臨海水族園設計者の谷口吉生氏が小池知事とともにいます。

ノブレスオブリージュとエスタブリッシュメントの矜持をもつ“巨匠”と表裏の顔が違う小池百合子という“Politician”を象徴するワンショットですね。

「建物は、ある意味で、人と同じです。この世に生まれてきた以上、日々、寿命に向けて老化していきます。高齢者を大切にしない社会は成熟した社会とは言えません。ある程度の御世話は必要なのです。人としての発想が貧困な人達の考えることに文化度の低さを感じます。寂しい限り!」

知己のある建築家の言葉をシェアして、今回は熱くたぎらず、無法者の暴挙に痛めつけられてきた私の故郷「東京」の痛みを静かに共有させていただきます。

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22 12月

守れ葛西臨海水族園。【第4章】国内外の名だたる建築家も業を煮やし立ち上がる!

令和元年最後の本会議第四回定例会も無事に12月18日に終了をいたしました。本年10月消費税増税が実施され、三カ月続く景気動向指数の悪化幅は前回、5年前の増税後の4.8ポイントを上回って、東日本大震災があった2011年3月以来、8年7ケ月ぶりの大きさとなっています。このような状況の中、平成30年度決算において、未だ都債残高が約5兆円あるにも関わらず都が決算意見で述べた「一層の無駄を排除できた」とは判断できなかったことから一般会計、不祥事が相次いだ水道事業会計、突如として住宅経営本部を本年4月に設置されることとなった都営住宅会計、5,600億円の有償所管換を執行した中央卸売市場会計の4会計に反対を致しました。

本年またしても上程された第186号議案ほか3件の職員の給与の増額議案にも反対をいたしました。理由は、人事委員会の引き上げ勧告は、中小零細企業が多い我が国において、民間給与と公務員給与の差を増額調整する妥当性が極めて疑問視されるからです。また、同議案と連動し議員報酬・期末手当引き上げを防ぐための議員提出議案第10号を共同提案するも、「東京大改革」を掲げたはずの都民ファースト会派を中心に数の力で否決されましたことも非常に遺憾です。

 今回、知事鳴り物入りで目玉条例第215号議案「都民の就労の支援に係る施策の推進とソーシャルファームの創設の促進に関する条例」については、条例の中核概念である「ソーシャルファーム」の定義規定が置かれていないと同時に対象者の範囲を規定する概念も明示されていないこと、従前の雇用・就労支援政策と同条例による取組は重複するかどうかの調査検討とその情報提供もなされず、特定の事業者や法人を念頭に置いてないか、影響を受けていないかの確認・検証もなされていないことから「新たな福祉をうたった利益誘導になるのではないか」という都民の疑念を晴らすことは困難であり、あまりに拙速かつ安易な条例設置であることから反対を致しました。なお「ソーシャルファーム」及びその取り組み自体を批判や否定するものではないことを申し添えます。

【異例の満席となったシンポジウム】
※これまでの経緯は「守れ、葛西臨海水族園」(序章第1章第2章第3章)ご参照ください。

12月19日には、日本建築学会主催の「葛西臨海水族園の長寿命化を考える」シンポジウムが開催されました。私はどうしても15時から都庁での公務があったため中座せざるをえなかったことから開催1時間前に会場に駆けつけ、主催者の建築家の皆様から専門家のお立場からのお声を頂戴した次第です。
中でも、大変光栄なことに、現代の世界的日本人巨匠の建築家の先生方に直接おめもじしてお話をうかがえたことです。
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▲右:槇文彦先生 真ん中:古谷誠章前日本建築学会会長

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▲葛西臨海公園水族園を設計された谷口吉生先生

皆様口をそろえて

「葛西臨海水族園本館を残してください。よろしくお願いいたします。」

とおっしゃられ、谷口先生に深々と頭を下げられたことは、今年一番胸を突く出来事でありました。
基調講演の動画はこちらからご覧になれます
当日は、建築会館は続々と所属、関連する先生方が集まられていました。
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忙しい建築家の先生方がこのように集まることはまれで、異例の満員御礼状態のことです。お姐が指摘した、パブコメの捏造?!が一目でわかるよう回廊には全文が掲示され皆様足を止めて読み込まれていました。
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そして、槇先生の基調講演が始まると会場は静かな熱気に包まれたのでした。

【行政は痛みもなく連絡もせず文化的建築物を壊す】
1975年、槇先生ご自身が設計された沖縄国際海洋博・海洋生物園を事例にあげられた、恒久に使うことも念頭にいれて設計したも関わらずたった20年で壊されてしまったこと。
その際に行政サイドからは何も連絡がなかったことを厳しく指摘されました。会場からは、納得とも嘆きともとれぬため息が聞こえてきました。

現在葛西臨海水族園事業計画検討会の委員をつとめておいでの柳澤要先生は、事業計画が解体ありきで進められていること、そして、今の本館でも十分機能できること、そして本館を生かしながら今後運営していける一同納得の代替え案を明示。

古谷 誠章前会長(早稲田大学 創造理工学部 建築学科 教授)は

「建築はその場に建ち続けることで、人は記憶を辿ることができる
逆に、消え失せると同時に人々の記憶も断ち切られてしまう

わが国は震災や戦災で多くの記憶装置を失って来た。特に戦後の何もないもない国土に築かれた数々の素晴らしい建築が危機に瀕している
これ以上無闇とそれらを失いたくない


公共建築は、近年とみに大型化し、かつてのように珠玉の作品が生まれにくくなっている。全国に残る戦後のこのような稀有な建築作品をぜひ大切にしましょう」(古谷先生FBより引用

と強くうったえられました。おりしも人気ドラマ「同期のサクラ」の最終回。
主人公北野桜のいつもの定番セリフ「私には夢があります」。
そこで

「私たちが作った建物をみて未来の人たちが私たちが生きていたということを思い出してくれることです。私がいつもすばらしい建物をみて感動するように生きる希望や勇気をもってくれることです」

と、最後のシーンで締めくくりました。

「私たちが生きていたということを思い出してくれる」

この思いこそが設計者谷口先生の未来への贈り物、「愛」そのものではなかったのではなかったでしょうか?

当初プログラムにはなかったものの谷口先生はマイクを向けられ一言ご挨拶をされました。

「葛西臨海水族園を設計させていただいた谷口吉生です。
今日は年末の大変お忙しい中、また天気の悪い中、私の設計した水族園を守るためにおいでいただき、本当にありがとうございました。心からお礼申し上げます。

皆さんから色々とお話をしていただいたので、私が話すことはありませんけれども、一つだけ申し上げたいのは、水族園の計画には、本当にたくさんの方が関わっていらっしゃるということです。

今日は、もちろん一緒に設備設計をしていただいた森村事務所の村田さんもいらっしゃいますし、ご一緒に水族園を作った安部さん、福島アクアマリンの館長さんもいらっしゃいますし、そのお話にも出ていた、展示をやっていただいた伊藤隆道さん、いろいろな方がいらっしゃいます。それから最近ご連絡いただいたのですけれども、東京都設計者選定委員会の建物に関わっていらした東京都財務局の営繕の伊藤博夫さんという方がいらっしゃいます。彼はこの建物を東京都の管理側から参加していただきました。たまたま体を悪くしていてリハビリ中ということで、今日はいらっしゃいませんでしたけれども、大変ご親切なメールをいただいて、この建物を守らなくてはいけないとおっしゃっていただきました。

今日は建築のご専門の方が多いから、お分かりになると思いますけれども、一つの建築を作るには大変いろいろな方が関与しています。まず、工事関係に本当にたくさんの方がいらっしゃいました。そういう方達も私の心に残っています。特に葛西の場合は、お話にもありましたけれど、非常に厳しい軟弱地盤で、杭をたくさん打たなくてはならない。それと杭の横に力がかからないように周りを埋め立てる時には、スタイロフォームを埋め込むEPS工法により地盤を軽量化して盛り土を行なっています。それから、建設廃材が埋まっていましたから、メタンガスが発生します。それらいろいろなことを克服した。そういうことを考えると、絶対に壊せるはずがないと私は思います。

先ほども言いましたけれど、力が続く限りお手伝いさせていただきたいと思います。まず、私もだいぶ歳ですので、まず、自分の長寿命化を図らないと(笑)いけません。それから、最近水族園の中に参りましたら、かなり中が少しスラム化している状態にありました。

やはり私たちは、最初の作ったときに、みなさんの息がこもったそこにできる限り戻したいと、長寿命化の前に若返り化を図り、これも私に必要なもの(笑)でもございます。
そんなことで、本当にありがとうございました。心からお礼を最後に申し上げます。よろしくお願いします。」

時に、ユーモアを交えながらも世界的な日本人建築家としての矜持と、そして断固たる静かな意思をもって語られました。中には涙ぐむ先生方もいらっしゃったそうです。

【ぞくぞくと名だたる建築家が声をあげ始める】
「葛西臨海水族園本館を壊すということは、持続可能な社会づくりに反し近代建築文化財を冒とくするものだ」という、当たり前の思いはさざ波のように伝わり、2月提出された無視され続けていた小池知事への日本建築学会要望書に続いて、日本建家協会からも緊急要望が知事あてに12月17日に出されました。

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日本建築家協会要望書

そして12月20日には、イエール大、ハーバード大の先生方からも要望が寄せられ、直接小池百合子知事室に持ち込まれたのです。

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▲ハーバード大学院 森 俊子建築科教授

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▲イエール大学 Mr.Sunil Bald建築学准教授

国立競技場を壊された痛みは、関東大震災、東京大空襲、そして高度成長期による乱開発、都民不在の都市整備事業…
江戸と東京の風景も思い出も壊された日本人・東京人の痛みと重なり、今度は谷口先生設計の葛西臨海水族園本館か?!と痛みや悲しみから憤りに、そして今回のアクションへと昇華していったのであります。

【とうとう新聞報道へ。アリバイ委員会の行方に注目】
日本建築学会を中心とした、建築家の皆様のアクションと、及ばずながらお姐の発信により地域と世論が動き出し、シンポジウムにも多くのマスメディアが取材におとずれ、とうとう新聞報道・Yahoo!ニュースとなりました!

「5500万人が愛した「葛西臨海水族園」が大ピンチ 老朽化や経営を口実に「都民の財産」を破壊していいのか?」(Yahoo!ニュース)

葛西水族園 保存活用を 都内でシンポ「意匠洗練、機能性兼ね備え」(東京新聞)

本来は葛西臨海水族園をどう維持して、地域に根差した生物多様性及び環境保全のサンクチュアリの実現、そのために都政事業の責務をどう果たして行くのか議論すべきであったはずが、いつの間にやらハコモノスクラップアンドビルド検討会に変容、“あり方検討”から““ハコモノ”更新構想”→世界的“巨匠”「谷口 吉生作品」の本館から水族館機能を奪い…やがては解体か、怪しげなベンチャーに売り渡す懸念もされる““ハコモノ”事業計画検討”へとすり替わっていきました。

いよいよ、明日午前、最後の検討会が開催されます。シンポジウムの司会を務められた安田幸一先生、パネラーの柳澤先生の意見は、どう扱われるのか。国内外の著名かつ名だたる建築家やそして本来であれば、公共事業を共に担い、行政とは連携することも多い学会協会所属の先生方も声をあげるとは余程のことです。東京都はどう受け止め、「国際派」「サスティナビリティ」を目指す小池知事はどう判断するのか。

第4回 葛西臨海水族園事業計画検討会」
12月23日(月)10時〜開催

都度もみ消されて来た本館解体的結果ありきの進行に異議を唱える委員の声は届くのか!?予断を許さずしっかりと江戸川区民の皆様はもちろんのこと、都民の皆様は関心をもって行方を見守ってください。お姐もシッカリ傍聴いたします。

つづく!

【お姐総括!】
槇先生、谷口先生はひとこと「ノブレス・オブリージュ」の方でした。プロフェッショナルとしての自負を持たれていらしてもおごり高ぶったところは微塵もなく、洗練され矍鑠とされた物腰、古き良き技術立国であったころの絶滅寸前の日本の良識を先生方が手掛けられた建築と同じように体現されておいででした。

高貴なことへの責任も、仕事への自負もないくせに権力欲だけは人一倍で、おごり高ぶる“政治屋”が多い我が業界において、一陣の清風を感じたひと時でありました。

こうした建築家の命がこめられた設計を実現するために施行事業者・工事担当の方々も額に汗をしながら、知恵を出しあって、江戸川区独特の軟弱地盤と命がけで格闘された姿が目に浮かぶではありませんか。

江戸川区民を中心に訪れた延べ5500万人の想い出の玉手箱、現代の竜宮城のような葛西臨海水族園本館を壊すということは、日本人の御霊宿る神社を壊すようなことに等しい!

それを、東京都は、東京都知事はどうして壊せるのでしょうか??!!

★ご参考★
「葛西臨海水族園の長寿命化を考える会」HP
葛西臨海水族園長寿命化にかかる埼玉建設新聞記事

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11 12月

守れ、葛西臨海水族園。【第3章】小池知事が無視し続けた建築学会要望書

本日は、都議会はお姐の出番はありませんでしたが、第4回定例会一般質問でありました。最後に、共産党議員から、昨日の代表質問において、本会議初日、小池百合子知事所信表明でお得意の鶴の一声で突然発表となったのではないか?と話題になっている都立病院の独立行政法人化に関する質疑の知事答弁が不明瞭であったことから動議(議会運営・進行や手続き質疑・答弁等に疑義や異議があった場合、議員が本会議中挙手をして提議すること。)がかかりました。ところが、東京都議会会議規則第45条2「通告しない者が発言しようとするときは、起立して「議長」と呼び、議席番号又は自己の氏名を告げて議長の許可を得なければならない。」に則って、発言しているのですから本来議長は指名すべきなのに、都民ファーストの会の石川良一議長が無視し、通常、動議をシカトするなんてありえないので大紛糾しました。“知事与党”都民Fの数の力で押し切ろうとしたのか、稲城市長を歴任したというのに議会進行が真面目にわからなかったのか、結果的に議事整理権を放棄しちゃったわけで、さすがに議会局からペーパー(カンペ)が入り、動議をうけるかどうか結局当該議員は指名されないままに決を図り、グダグダの仕切りの中多数決で否決されました。お姐は、昨日の共産党質疑「病院経営本部長は、独法化をいつ知ったのか」「都立病院への約400億円の公費投入が、都は赤字だいう認識なのか」への明確な答弁がなく消化不良でしたので、動議には賛成しました。やれやれ…。民主主義も規則も冒涜し、古い都議会は、都民ファースト大量当選後、都議会ドン時代より更に独善的な運営となり戦時体制並みにもっと古くなっております、ハイ。

【長寿命化を願う建築家と出会った!】
※これまでの経緯は「守れ、葛西臨海水族園」(序章第1章第2章)ご参照ください。
さて、本会議中は都議が全員登庁しておりますので、さまざまな団体さんが各会派への陳情や要望に訪れます。今日は、なんと!お姐が葛西臨海水族園本館問題を取り上げていたことから、建築家の先生方が12月19日に開催されるシンポジウム「葛西臨海水族園の長寿命化を考える」参加及び12月23日開催「第4回 葛西臨海水族園事業計画検討会」傍聴のご案内を届けに来て下さいました!
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▲左:豊洲問題でおなじみの森山高至先生、右:矢板久明先生

本会議前の慌ただしい時間ではありましたが、密度の濃いお話、建築家という専門家だからご存知の新事実、新しい資料なども頂戴できました。やっぱり独自調査しているよりも先生方に会って話せば話は早い!

前回、社会的にも認められているアカデミックな組織・建築家集団からの正式な申し入れを小池百合子東京都知事は、返事もせずに放置、無視をし続けたと申しあげましたが、その組織とは…かの!
日本建築学会でありました。先生方は、“あり方検討”の頃から憂慮し、““ハコモノ”更新構想”→世界的“巨匠”「谷口 吉生作品」の本館から水族館機能を奪う結論ありきの““ハコモノ”事業計画検討”へとすり替わっていくのではないかとロックオンされていたのであります。
そこで、建築のプロ集団は「小池知事に申し入れをしよう!」と、立ち上がられていたのです!

【無視され続けた日本建築学会の要望書】
このままでは、解体ありきで話が進んでしまうと、今年の2月に日本建築学会は正式に小池知事に要望書を提出されていたのでした。(詳細HPはこちら)
全文転載いたしますのでぜにご一読くださいませ。
******
東京都知事 小池百合子様
東京都建設局長 西倉鉄也様
建学発 2019-第 0008 号 2019年2月5日
一般社団法人 日本建築学会 会長 古谷誠章
葛西臨海水族園の保存活用に関する要望書
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 平素より、本会の活動につきましてご理解とご尽力を賜り、篤く御礼を申し上げます。 貴下が所有する東京都江戸川区の「葛西臨海水族園の更新に向けた基本構想」が2019 年 1 月に発表され、新たな水族園の実現に向けた検討が進められている由、うかがっております。 基本構想では、現在の水族園地内に、「既存施設とは別に建築する建物に水族園機能を移すことを基本とした検討」を進め、「既存施設については、水族園機能を移設後、施設の状態等を調査の上、そのあり方について検討」すると記されており、現在の建築の建替えの可能性も示唆する内容となっています。
ご承知のように、葛西臨海水族園は上野動物園 100 周年を記念して東京都が計画し、現代日本を代表する建築家の一人である谷口吉生(1937-)の設計により、1989(平成元)年に竣工した建築です。谷口は国内外に多くの美術館建築の名作を設計したことで知られますが、 水生生物の展示を目的とするこの施設においても、展示のための機能性と洗練された意匠を兼ね備えた優れた建築を設計し、これまで毎日芸術賞(1990)、建築業協会賞(BCS 賞)(1991)、 公共建築賞(1994)を受賞するなど高い評価を受けています。とくに建築へ向かうアプロー チの構成や、入念に計画された建築と周辺環境との結びつきはこの建築作品を特徴づけるものであり、そこで試みられた非日常的な空間の演出は、東京の公共建築の中では唯一無二の価値をもつものといえます。現在、文化庁が実施している近現代建築を対象とする文化財調査で示された 7つの評価基準の内、「革新性」「地域性」「継続性」の三項目に該当する、東京都を代表する近現代建築と評することができます。
展示においても、マグロが回遊する巨大水槽をはじめとした画期的な展示方法が試みられており、従来の水族館の枠に収まらない新しい「水族園」を創出しようとした関係者の姿勢を今なお窺い知ることができます。ここで実践された変化に富む展示空間の設計はその後の日本の水族館の建築に影響を与えたとされ、さらにこの建築が広く市民に親しまれてきたことは、1989 年の開園より多くの入園者を集めてきた事実が示しております。
建設後 30 年近くが経過し、施設・設備の老朽化が進み、バリアフリー等の新たな問題や施設の増改築の要望が出てきていることに対して、長期的な整備の計画が必要であることは論を待ちませんが、しかしながら、竣工後 30 年に満たない優れた建築物を、建替えの可能性を含む検討の対象とすることは、持続可能な発展を目指す今日の社会が求める姿勢とは相容れないものと考えます。それは、多くの市民の記憶が蓄積し、今なお利用者に評価されているかけがえのない建築遺産を失うことに通じるものと危惧しております。
貴下におかれましては、この建物の有する文化的価値について改めてご理解いただき、既存建物の保存活用を考慮した適切な整備・改修計画の策定をご検討下さいますよう、お願い申し上げる次第です。
なお、本会はこの建物の保存活用に関して、学術的観点からのご相談をお受けいたします

敬具
*****

専門家として、文化的価値を指摘し、30年で老朽化ということがいかにナンセンスかを理路整然と指摘し、そしてそれだけではなく、いくらでも長期利用への力になると投げかけているのです。
建設局には建築士ホルダーは沢山いますが、こうした建築家が力になってくださることは本来なんとありがたいことではなかったでしょうか…。
しかし小池百合子知事は無視し続けたのです。

【お姐が情報開示請求したとたん届いた返事】
一方、鼻の利く、なにか持ってるお姐は、お姐で、12月23日の最後の検討会で「はい、本館は解体の方向で、ウン、結論ありき、検討しないこと検討する行政委員会ですからね!シャンシャン!」と終わることを懸念して、11月1日に葛西臨海水族園本館が本当に老朽化しているのか?わかるであろうあらゆる資料を情報開示請求をしておったのであります…。
今日、おいでいただいた、森山先生、矢板先生にお話を聞きましたら、なんと!その一週間後の11月8日に学会にお返事が届いたというではありませんか?
20191108建設局からの要望書への回答_page-0001

これっておかしくないですか?
9カ月も放置して、お姐が情報開示請求したら慌てて回答。
パブコメの中身もあたかも老朽化で解体やむ無し的な印象操作をし、さらに、要望書は無視し続ける。小池知事は「情報公開は一丁目一番地」「東京大改革」を高らかに掲げ、当選されたというのに、「情報公開」されて、ようやく動くとは本末転倒。都民を、日本建築学会の先生方を愚弄するにもほどがあります!

さらに、先生方からキョーガクの事実を教えていただきました。建設局へ「葛西臨海水族園の長寿命化を考える」シンポジウムへの参加をお願いしていたところ。以下のような木で鼻をくくったような回答がきたそうで、了承を得て掲載します。
20191108建設局からの回答_page-0001
「公務の都合により参加できない」のは知事であればそれは多忙なので納得できますが、早々たる講師陣が勢ぞろいであるというのに(御年91歳の槇文彦先生が登壇されるんですよ!)建設局及び葛西臨海水族園の担当職員が誰一人出席できないとは、研究心のかけらもないのかと、開いた口が塞がりません。

葛西臨海水族園本館をどうしてくのか、多くの可能性や選択肢を検討するために検討会議があるのではないのでしょうか。
情報開示できた資料と建築シロートお姐は格闘しておりましたが、今日面識を得て、先生方にも分析していただけることになりました。さぁて、本当に東京都はこれまで万全のメンテナンスをしていたのか見ものであります。…つづく!!

【お姐総括!】
議員がしっかりしてないと!議会運営も行政手続きもグッダグダ!
都議会唯一無二の一刀両断議員として、あまりの酷さからくる眩暈にめげず、おかしいことはおかしい!言い続けます!

★こちらも必見★
アリバイ委員会とさせまじ🔥👊
本館解体的結果ありきの進行に異議を唱える委員の声は届くのか!注目です。傍聴に行こう!
第4回 葛西臨海水族園事業計画検討会」
12月23日(月)10時〜開催

「葛西臨海水族園の長寿命化を考える会」HP

葛西臨海水族園長寿命化にかかる埼玉建設新聞記事
▲本日御目文字しました先生方が登場してます

長寿命化シンポポスター
シンポジウム「葛西臨海水族園の長寿命化を考える」
主催 一般社団法人 日本建築学会
日時 2019 年 12 月 19 日(木)13:00〜17:00
お陰様で満員御礼。異例の参加率だそうです!

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6 12月

守れ、葛西臨海水族園。【第2章】遺す?壊す?驚愕のパブコメ結果

通常政治的及び政策的SNS発言において炎上する場合を除き(区政・都政の闇に斬り込みまくるお姐ですが、案外炎上したことがありません。←案外思いつき発言せず、エビデンスをもとに外堀埋めるヲタク的調査の職人肌タイプ)、「いいね!」やコメントがつかないものなのですが、今回の「守れ、葛西臨海水族園」(序章第1章)シリーズは、大変な反響を頂いております。
おりしも、去る11月30日に、艱難辛苦の末3年の歳月を経て〆て1529億円也の新国立競技場が完成しました。
取り壊すかどうかでまず議論百出、挙句ザハ氏デザインに決定するも、国か都か?!費用負担の問題に端を発してひっくり返って設計のやり直し…。お姐もガリガリやっておりました。(遠い目)

屋根がないなら壊さなきゃ良かったのに…新国立競技場。

桜花よ君はなんと見る…国立競技場を泣く

舛添知事に先んじて新国立競技場問題情報公開してみた

高度成長期の象徴であった1964年東京五輪。その文化的建築物の象徴であった「国立競技場」をぶっこわされた記憶が生々しいこのタイミングでの、葛西臨海水族園本館の存亡は、東京都民、江戸川区民、東京を愛する東京で生まれ育った、あるいは長年暮らしている人々それぞれの東京の心象風景をまたしてもぶっ壊される危機として、思い出琴線を美しく奏でた、というかジャンジャカかき鳴らしたものと思われます。皆様ありがとうございます。
※これまでの経緯
本来は葛西臨海水族園をどう維持をし、ラムサール条約が制定された場でもある葛西臨海公園(海浜公園)において、地域に根差した生物多様性及び環境保全のサンクチュアリの実現、そのために都政事業の責務をどう果たして行くのか議論すべきであったはずが、いつの間にやらハコモノスクラップアンドビルド検討会に変容、“あり方検討”から““ハコモノ”更新構想”→世界的“巨匠”「谷口 吉生作品」の本館から水族館機能を奪い…やがては解体か、怪しげなベンチャーに売り渡す懸念もされる““ハコモノ”事業計画検討”へとすり替わっていったわけでございます。

【大本営発表(都)のパブコメまとめは?】
さて、行政事業の賛否是非、今後の計画など、専門家や一部委員の公募などをして構成し審議する所謂「アリバイ行政委員会」には、幕の内弁当にもれなく梅干しがついてくるように「アリバイパブリックコメント」を公募したりするもの。今般も「葛西臨海水族園の更新に向けた基本構想(素案)」の公表及び都民意見の募集について」と、パブコメを募集しておりました。
結果は、こちら「葛西臨海水族園の更新に向けた基本構想 素案」に対する意見募集の結果 となります。
一読しますと、老朽化が大変、更新やむなし!を誘うような印象をうけます。
しかも、水族園本館解体の反対の声はあたかも少数派のような印象操作として反対は、この表の数件しか掲載されてません。

都パブコメまとめ
▲東京都がまとめたパブコメ。水族園本館にかかる部分

その右横の「東京都の考え方」欄では、長々クドクドトいかに老朽化して、もう本館はつかえないのだと言わんばかりの「説明」が掲載されてます。

反対意見も少ない、「改築ありき」という雰囲気が醸成されとる、Oh!バプコメマジック!!

しかし、お姐のところに寄せられる声とは真逆な感じがするなぁ…

ということで、そういう時は情報公開マン(誰?!)の登場!!

【パブコメ意見全79件から聞こえてきたのは…解体反対の大きな声】
全79件をシッカと取り寄せました!!(全文こちら

そこから聞こえてきた真の声を、いくつかご紹介させて下さい。

「区民の都民のそして国民の遺産です。…どこをとっても存続すべきものです。」
「訪問者の満足度が97%と高い施設を、基準が変ったということで建て替えるという考え方に強い違和感」
世界に類を見ない建築であることを再認識していただきたい。」
「国際的にも有名な作品なので解体してしまうことは日本人の評判を落とす」
「物心つく前から親しんでいるドームや、その回りの水平線とマストが重なったような景色がなくなって しまうのは寂しいです。どんどん家族との記憶を懐かしむ場所が少なくなっているため、葛西臨海水族園だけは変わらずにいてほしいと思います。、私にとって数々の想い出が詰ま詰まった施設」
「谷口吉生氏のガラスの透明感のある建築が好きで(中略)現在の施設は水面からのアプローチやガラスドームの景観が素晴らしく、今や都民にとってのレガシー」
「家族の成長とともに何度も訪れた思い出のある建物として、大変貴重な建物」
「日本の現代建築を代表する世界に誇る名建築のひとつ」
「都民の多くが30年もの長きに亘って親しみ、臨海部のかけがえのない風景」
多くの人々の記憶に,心家風景として強く刻み込まれている」
「小学校に行った時の思い出。入口を入ってエスカレータ一を降りる時のワクワクと冒険のようなドキドキ。あの感動は、約20年以上たった今でもドームを見るたび、 思い出します。」
「この現代建築、現代庭園・公園の構成は(中略)世界中どこにもありません」
「3児の父親でもある息子を連れて初めて臨海公園を訪れた日のことを私は忘れることができません。海と美しく繋がったガラスドーム水族館や空の広場の独創的な景観に親子で見入ったものでした」
「東京都にある最も美しい建物のひとつ」
「この水族館を30年前に訪れたときは(中略) 日本が誇る建築物のひとつ。」
「子供達が小さい頃、よく家族で行った葛西臨海水族園。建て直しの話を聞いて驚いています
「葛西の風景を30年にわたってリードしてきました。この、シンプルでありながら豊潤な、日本の海岸線に稀有な風景を壊して絶対にいけません。」
「2年ほど前に、今年、亡くなった母を連れて行きました。老若男女が楽しめる水族館」
「訪れる者を飽きさせない建築的仕掛けは、ディズニーランドとは別の形で夢の世界へ私達を誘います。」
「建築と外構デザインとが一体となった、国内では数少ないランドスケープデザインである。」
「日本の意匠の精神を表現することができる数少ない建築家の作品」
「今もなお利用者に高く評価されている「ユニ一クベニュー」としての価値を単純に失われることがないよう切望します」
「“改築”は行政用語で、同じ場所での建物の新築。建て替え反対の意見を出させないまま進めようとする粉飾すら感じ、もしそうであれば強く抗議」
「私の家族を含め、これまで多くの来園者に親しまれ、思い出の場ともなっている」
「この事実を知らない人が多い。葛西臨海水族園の公式のアカウントからでさえもパブリックコメント募集の呼びかけがされていません」
「傑作の建築」
「質の高い現代の建築物を文化継承するべき
「バリアフリーの構造は、今は足が悪くなった私自身にとってもとても優しく、沢山の親子連れや車椅子の方、お年を召した方々がゆっくりと見ていらっしゃる様子には幸福感を覚えました。」
「訪れる度にドームと水盤と一体となった東京湾を背景に、楽しそうに記念写真を撮る来場者の姿を見る。その度にここを設計した谷口は、この思い出を作る美しい舞台を来訪者にプレゼントしたのだと思う。」

全文こちら

*****

万感迫る思いが伝わってきますね。文化的近代建築を愛する思いだけではなく、家族との思い出についても多く触れられております…。これらをご一読いただければ、東京都のまとめたパブコメがいかに反対意見を端折ったかご理解いただけたと思います。

こうなってきますとね、えぇ!「建て替え」賛成、反対、結果的にどっちが多かったのっ?!

気になりますよね…。

はい!情報公開の後は集計マン登場!!(だから誰?!)

【葛西臨海水族園本懐驚きの鑑定結果は約9割が反対】
もったいつけません!注目の結果は?!
改築賛成 11% VS 改築反対89%

詳細は以下ご参照下さい
パブコメ集計


平成30年11月7日から12月6日まで、葛西臨海水族園公式Twitterで呼びかけられることもなく秘密裏(?!)に進められたパブコメでしたが、気づいた無辜なる、葛西臨海水族園本館を愛する人々によって、今多くの都民が思うような思いが届けられていたことに、私は、目頭が熱くなる思いで読み進めたのでございます…。

そして、このパブコメがまとめられている時期に時同じくして…志高き、そして専門家集団である建築家の皆様も、国立競技場のようなことにさせてはならじ!とすでにアクションを起こされていたのであります。

しかし、その建築家集団、しかも社会的にも認められているアカデミックな組織からの正式な申し入れを小池百合子東京都知事は、返事もせずに放置、無視をし続けたのであります…。つづく!!!

【お姐総括!】
大本営パブコメ発表を疑え!!

よもや1年後に、全文調査されるとも思わず、都庁官僚暴走列車は本来、鈍行で行かねばならいところを超特急で手間も暇も、近代建築文化財も、都民の心も思い出もすっ飛ばし突っ走り続けていたのであります。

力としては小さくても、どれほど踏みつぶされても馬鹿力を発揮し、大きな力で多くの共感を得て人を巻き込むことができるのは「正しいことは正しい!おかしいことはおかしい!!」と言えるブレない人間。

公共事業をぶら下げられて魂売り飛ばす建築業界人ばかりではない「曲がったことが大っ嫌いな建築家という職人」と「わたしはブレない」職人都議がいたということをどーやら、知事も、都庁官僚もお忘れのようで…。さぁ、これからが我ら職人集団の腕の見せ所!お楽しみに!

★こちらも必見★
「葛西臨海水族園の長寿命化を考える会」HPが誕生!
葛西臨海水族園長寿命化にかかる埼玉建設新聞記事
長寿命化シンポポスター
シンポジウム「葛西臨海水族園の長寿命化を考える」
主催 一般社団法人 日本建築学会
日時 2019 年 12 月 19 日(木)13:00〜17:00
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29 11月

守れ、葛西臨海水族園。【第1章】委員の意見が反映されぬ謎の検討会

私は、台東区上野で生まれ育ちました。池之端で産湯を使い…上野公園は庭で、動物園、水族館、博物館は大きなオモチャ箱のように遊び学び育ちました。今思えば贅沢な幼年時代でありました。(詳細こちら

今も瞳の奥には、あの懐かしい「上野水族館」の建物と大きな水槽がまざまざと蘇ります。
上野水族館
▲昭和39年開園「上野水族館」。ほぼお姐と同じ歴史が(笑)葛西臨海水族園サイトより

平成生まれの息子たちを上野動物園に連れて行ったときにすでに、水族館は取り壊され無くなった時は寂しく感じたものですが、お嫁にきた江戸川区葛西臨海公園へ移設(1989年)されたご縁も痛切に感じ、新しい私たち家族の思い出の風景になっていった、それが葛西臨海水族園だったのであります。

【“水族園機能停止”結論ありきの検討委員会】
前回blogで触れました、本来は葛西臨海水族園をどう維持をし、ラムサール条約が制定された場でもある葛西臨海公園(海浜公園)において、地域に根差した生物多様性及び環境保全のサンクチュアリの実現、そのために都政事業の責務をどう果たして行くのか議論すべきであったはずが、いつの間にやらハコモノスクラップアンドビルド検討会に変容、“あり方検討”から““ハコモノ”更新構想”→世界的“巨匠”「谷口 吉生作品」の本館から水族館機能を奪い…やがては解体か、怪しげなベンチャーに売り渡す懸念もされる““ハコモノ”事業計画検討”へとすり替わっていったわけでございます。

そこでの議論はどうなっていたか?!!
葛西臨海水族園事業検討委員会議事録をつまびらかに精査すれば見えてくる官僚主導のお手盛り会議の実態!お姐超訳でご紹介させて頂きます。

【平気で無視される検討委員の意見】
平成30年1月30日第1回葛西臨海水族園事業検討会委員名簿
再生計画担当部長「既存施設(←お姐注:本館のこと)につきましては、水族園機能移設後、施設の状態などを調査の上、そのあり方について検討しますということを基本構想に追記をいたしました。このように素案から一部修正を行い、今月基本構想を策定したものでございます。」
(お姐超訳:もうね、ウン、アリバイ検討会だから、結論決まってんですから、ハイ。本館の水族館機能は停止せざるを得ないんですよ、その流れでよろしくお願いしますヨ、お墨付き委員のセンセイ方!)

K副座長「既存施設のことでお伺いというか、コメントしたいのですが、あり方検討会の時は既存施設がいかに使いにくいかという、そういう問題を抽出したのだけれども、あの建物の建築的価値というのはほとんど、少なくとも検討会では議論しなかったように思うのですね。結構手厳しい意見(お姐注:パブコメのこと。全79件はこちら)が寄せられていて、これは既存施設から水族園機能を移すということが報告書に書かれていますが、既存施設をその後どうするのかということは、この委員会では検討しない、それはもう、その後の話ですか。」
(お姐超訳:パブコメの意見も本館を残して欲しいという意見が多いし、建築的価値に触れもせず、一体全体本館どうするつもり?)

公園緑地部長「基本的にというか、あくまでも新しい水族園、水族園の更新に向けてという議論をこの場ではやっていただきたいということですので、既存の施設云々に関しましては、また別途、我々としてもいろいろな移設というか、昨日が移った後に調査なんかをしながら、どのくらいの活用が考えられるか等など含めまして考えていきたいなと考えておりますので、この場において議論すべき事柄ではないと認識しております。」
(お姐超訳:本館をどうするか、ここは回答ゼロで、まずははぐらかし逃亡!)

K副座長「とはいえ、この施設を残していくのであれば、全体として葛西臨海水族園だと思いますので、ここにどういう機能を与えるのかということと、新しい建物での活動は不可分だと思いますので、少なくともそこのところは議論しないといけないかなというのは思います。」
(お姐超訳:なーんで既存施設のこと度外視してんの??)

公園緑地部長「(前置きいいわけ…略)既存施設はまた追っていろいろと検討しなければいけないという認識でございます。」
(お姐超訳:ともかく新館建てて既成事実作りたいんだから話元に戻さないで!!お墨付き専門家で皆様呼んでるわけですから!!)

Y委員「既存施設については、建築学会から、保存・再生の要望書がもうすぐ出ます(お姐注:なんと!!これは要チェック!!)。むやみに壊すということを決定を前提として今、いろいろな計画が進んでおりますけれども、サスティナブルの視点において、要するに同じ規模で同じものを隣に建てるというのは、本当によろしいかどうかというのは、僕は今日初めてこの委員会に参加しておりますので、5年前の委員会と大分状況は変わっておりますので、非常にこれはサステナブルという意味では重要な問題ですので、いかに既存の施設が老朽化しているかというのは、エンジニアリング的にもちゃんと調査をして、結果を出して、それから計画を正当化していかないとと思います。」

K座長「(中略)既存施設は取り壊しというのはもう決まっている?」

公園緑地部長「いえ、それは決まっていません。」
(お姐超訳:と答えておこう、今は。)

K座長「ですよね。その場合、当然教育機能だとか、学習機能だとか、ビジターセンターだとか…(中略)2つの建物(お姐注:新設するハコモノと本館のこと)というものをどういうふうに使っていくのかということを十分に検討すべきだなと思います。それだけ確認させていただきます。」
(お姐注:こののち分科会でも一切その検討はなされず。本館長寿命化を検討しないことを検討する検討会!)

(中略)

N座長「少し風向きが変わる可能性がありそうな。建築学的というか、建築士的にあの建物の魅力をY先生のほうから一言、そんな話はまだここではあまり出ていなかったものですから」

Y委員「本当に世界的にも日本の水族館のシルエット、代表として認知されておりますので、それ、中身はどうでもいいというのはちょっと違うかなと、できれば中身も今後も素晴らしいものになっていって欲しいなと。水を使うか使わないか、その辺はもう、これからの議論で結構だと思いますけれども、それだけの十分価値のある建築だと認識しております。」

S委員既存施設のあのシルエットが非常に価値が高いとした場合に、それを統合した形での新しい景観をつくりだすような建築が求められるのかなとも、今、お話を伺っていてつくづく思いました。」

U委員私も文化としてこの水族館を見て行くということは大賛成ですので、都市の物語と同時にあの景観を残していただきたいなと思っています。」

(お姐超訳:谷口巨匠作品を安易に壊せる神経がわからない!!という委員の皆様の率直なご意見がようやくオープンに。)

*******

と、第1回検討会では委員からの意見でこれまでシメシメとばかりに、なおざりにされてきた本館の近代建築文化価値がようやく再評価されて大団円のもと終わり、本館の再評価につながるかと思ったところ…あにはからんや、とんでもない展開になるのであります。

*****

令和元年3月4日第1回分科会

公園緑地部長「先般の検討会におきましては、新たな水族園に関することと合わせまして、既存施設をどうするのかということに関しまして、忌憚のないご意見ですとか、ご提案をいただきました。ある程度の水族園機能を既存の施設に残してもいいんじゃないかというような内容のご提案もございましたけれども、繰り返しで恐縮ではごいますけれども、既存施設につきましては、水族園機能を新たに建築する建物に全て移設した後に施設状態を調査し、それからそのあり方を検討していきたいというのが都の考え方(←お姐注:これって誰の考え方?少なくとも都民じゃないし江戸川区民では絶対ない!)でございます。」
(お姐超訳:第1回検討会の議論なんか知らんもんね、シカトシカト。本館からの水族館機能停止ありきで仕切りなおしますよぉ!!)

Y委員「既存をどうするかという議論は今日しませんけれども、僕は、既存をほとんど改修しないで使えるようなものができるとは思っています。」

(お姐注:都庁官僚に無視されても無視されても、けなげに食い下がる委員!)

【前回会議の意見は抹消、毎度強引に仕切りなおす】

委員の先生方のご意見を無視し、官僚暴走列車は進むよどこまでも💢

******

令和元年6月6日第2回葛西臨海水族園事業検討検討会

再生計画担当課長「分科会での主な検討事項とご意見をこちらにまとめさせていただきました。この中でなんですが、既存施設に関するご意見もいただきました。分科会でいただいたご意見につきましては、3ページの主なご意見の欄の下の3点でございます。また、本日、ご欠席のY委員(お姐注:上記文化的価値を始めて指摘した委員)から既存施設の利用について、ご意見を頂戴しまして、委員のご希望により、委員の皆様の席上に配布させていただきました。(中略)既存施設とは別に建築する建物に水族園機能を写すことを基本とした検討を進めております。一方で、既存施設につきましては、水族園機能を移設後、施設の状態などを調査の上、そのあり方について検討することとしてございます。このたびの検討会およびこれまでの分科会でのご意見を踏まえながら、既存施設のあり方については別途考えてまいります。」

(お姐超訳:第1回の議論、分科会の議論はシカトシカト。Y委員のご意見も議事録に残りますから机上配布で読み上げませんよ、ハイ。まずは新館の新設を固めて水族館機能を移して動かぬ状況をつくるまで本館のことは後回し!!)

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トホホホ…さらに追い打ちがかかります。

*****

令和元年8月28日第3回葛西臨海水族園事業検討検討会

冒頭、再生計画担当課長よりこれまでの経緯には触れず淡々とスケジュールが説明される。
(中略)
I委員「今の水族館をどういう風に内部がリニューアルできるかはまだわかりませんけれども、いろいろな使い方ができると思うんですけれども、そこを全く考えることなしに、新しい水族館とその周りの公園の植栽管理のことを(中略)、その辺が若干不明確なまま行くというのは、あと、そこの動線みたいなものも、新旧どうつなぐのかというあたりも、今の場合は全く新しいものだけができて、旧とどう繋がれるのかというのも、一応分断された状態。もちろん最初はそうかもしれないんですけれども、その後、どう使えるのかというあたりが全く不明なまま考えるというのは、やや、勿体無い、勿体なさすぎるという部分があるので、その辺りはぜひとも、重々承知の上で言っている発言です。」

Y委員「この委員会もそうなんですけど、いくら何度も発言しても、ここには反映されないんですよ。今までの委員会で。そんな委員会だったら、やめたほうがいいと僕は思っている。何のためにこの委員会をやっているのかという気さえ、今日はしていますけども。(中略)
僕は、本当に水族館を愛しているので、別に邪魔するわけではないので。
本当にいい水族館、葛西の水族館はやっぱり歴史上、大事な水族館だったわけです。今もそうなんですけれども、それを後継がちゃんとやるというのは、相当ハードルが高い。簡単にはトップランナーになれない。返り咲けない。やっぱりちゃんとそこをちゃんとやる人を立てた方がいいと思います。」

(お姐注:言えども言えども反映されない検討会。しかしあきらめずに発言してくださる委員の皆様)

*****

人気ドラマ「同期のサクラ」のじいちゃんからのファックス名言“「勝ち」より「価値」だ”等、多くの日本国民が涙し、話題となっています。主人公のサクラは故郷の島に橋を架けることが夢でしたが、所属する建設会社が施工するにも関わらず強度が足りない工事であることを地域住民に正直に語り窮地に陥ります。組織の理不尽さに同感し、忖度しないサクラに心を寄せる日本国民も多いと思います。
このような、粗削りな公共事業に一石を投じることに日本人はドラマですと大いに共鳴するのです。

けれど実際は、見て見ぬふり。ことに議会が率先して。

そして、庶民には、なかったこと、見せないままに静かに破滅的な公共事業が進んでいくのです。
都民・国民・江戸川区民の税金で運営される行政において、このような官僚・役人主導というか暴走により、近代建築文化財も、無形の遺産である葛西臨海水族園の記憶遺産も壊し、そのためのアリバイ委員会は、無辜なる人々を民主主義と文化を誠に愚弄するものであります。

そして、「一応やりました」的集約して都合の悪いことは表に出ずにまとめられたパブリックコメント79件を、お姐が独自に全文入手したところ…委員の先生方と同じ切実な「本館を遺すべきだ!」「想い出を壊さないで」という切実な思いが綴られていたのであります…つづく!!

【お姐総括!】
ぜひシンポジウムのご参加を!
シンポジウム「葛西臨海水族園の長寿命化を考える」
主催 一般社団法人 日本建築学会
日時 2019 年 12 月 19 日(木)13:00〜17:00
申し込み
長寿命化シンポポスター

言えども反映されぬ行政委員会…そういえばお姐も経験がありました。
議員になる前に、平成16年から区民委員として2年間闘った「江戸川区男女共同参画推進区民会議」(詳細こちら)
都政区政は都庁官僚や行政職員のものでも、ましてや東京が故郷でもない知事の自分を引き立たせる装身具でもない!!!

お姐には夢があります。
国政政党、労働組合、既得権益団体に忖度せず
ひたすら地域住民の日々慎ましく生きる人々の自由と、幸いと命と健康、何気ない日々の営み
東京で暮らしてきた想い出、記憶財産を守るため、一歩も引かず
議会で闘う信じあえる仲間を増やしていくことです

私の都議選のキャッチフレーズは

都民の当たり前を都政の当たり前へ!!

花のお江戸の「あたぼう」都政を実現する江戸っ子都議は今日も行く!

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21 11月

葛西臨海公園がまた破壊の危機?!守れ、水族園。【序章】

一昨日の毎日新聞夕刊の一面をご覧になられた江戸川区民の皆様は仰天されたことと思います。

築30年、葛西臨海水族園に建て替え計画 建築家ら解体に「待った」 東京・江戸川
「1989年の開館以来、計約5500万人が訪れ、その後の巨大水族館ブームの先駆けになった「葛西臨海水族園」(東京都江戸川区)の新築計画が論議を呼んでいる。都は老朽化を理由に新施設を同じ敷地内に建設する方針だが、世界的建築家の谷口吉生さん(82)が設計した現施設は取り壊される可能性が出ているためだ。日本建築学会(竹脇出会長)は保存・活用を求め来月、都内でシンポジウムを開く。」(11月19日毎日)

葛西臨海公園と言えば!!オリパラ招致に伴い、カヌースラローム競技場が、なんと葛西地域にお住いの先人たちが必至の思いで一度失った干潟を取り戻した「西なぎさ」の前に作ろうという恐ろしい計画が立ち上がり、お姐は情報発信役斬り込み隊長とし、何かと相克が多かった(苦笑)多田正見前区長、オール江戸川区議会、地域住民と力を合わせ現在の場所へ移転した経緯がある曰く付きのマイホームタウンの公園です。

詳細こちら↓
葛西臨海公園カヌー競技場予定地が悲願成就、移転に!

ニャロメ〜!!オラが葛西臨海公園になにすんねん!!(←大阪クォーター故激高すると出てくる関西弁)

と、矢も楯もたまらず、お姐も飛び出したろうとご想像のご貴兄も多いと存じますが、これ、妖しいなぁと実はずっとロックオンしておりました。良い予感より悪い予感の方が当たりやすいのが世の常役所の常…

【いつも間にやら“あり方検討”から“更新構想”→“事業計画検討”へ】
カヌースラローム競技場の件もあったことから、「葛西臨海水族園のあり方検討会」委員名簿)が平成29年11月に立ち上がった際、傍聴に伺いました。その際は、主に葛西臨海水族園の地域における葛西沖や東京湾といった身近な自然環境保全の位置づけがどうなっているのか?ラムサール条約制定前でもあったことから、施設がどうだというよりもその中身、ソフトウエアに高い関心があったのですが…

徐々に話が横道にそれまして、なぜか「葛西臨海水族園の更新に向けた基本構想」が立ち上がり「更新」ありきでグイグイと議論が進み、パブコメを募り、年が明けまして今年から「葛西臨海水族園事業計画検討会」委員名簿)に看板がすり替わってしまったのございます。

あらら、こんなこと我が江戸川区でもありましたね…。

「新川千本桜構想→計画事件」

カヌースラローム競技場同様、大規模工事ありき住民不在で進むことを指摘し、江戸川区民にお知らせして、暴走を食い止めたお姐でした。

悲願達成。新川千本桜計画事業縮小へ!

#一度お姐がロックオンすると「悲願達成」するジンクス

ことほどかように、ウッカリしておりますと、官僚主義的ハコモノ計画は、住民不在、議会チェックも免れて杜撰にレゴブロック大好き♡的税金建設事業スクラップアンドビルドが進んでいくのであります。今回の葛西臨海水族園も、まさに悪い予感が的中のパターンに陥ったということが新聞報道で明らかになったわけなのでございます。

【水族園は、世界的“巨匠”「作品」】
本来公共事業などを請け負い、行政とは親和性の高い建築業界。いろいろと私も談合や、入札などで鋭い指摘も数々させて頂いてまいりました。その業界の主柱的学識組織ともいえる「日本建築学会」がなぜ声を上げてくれたのか?
お姐は「心地良い違和感」を感じました。
毎日新聞記事にもあるように、そして私も問題意識を持ったきっかけとなったのが、葛西水族園の設計者、日本芸術院会員、東京藝術大学客員教授日本建築学会賞作品賞2度、吉田五十八賞、高松宮殿下記念世界文化賞など多数受賞され、ニューヨーク現代美術館新館を手がけられた谷口 吉生氏の存在。

葛西臨海公園遠景
▲葛西臨海水族園遠景(
写真撮影:北嶋俊治)
「遠くにガラスドームが見える導入部、円形の施設上部に広がる水盤、ガラスドームの見上げ、ドームの下に矩形に切り取られる会場の風景ーーと、これほどドラマチックなアプローチを持つ建築はそうそうないだろう。建物内に入った後も暗い展示空間と外の景色とが、緩急をつけながら繰り返す。(日経アーキテクチュアより抜粋)

カヌースラローム競技場の当初建築予定地は野鳥が営巣をする地域で愛鳥家の高円宮妃殿下も胸を痛めていたと側聞していますが、高円宮殿下世界文化賞も受賞している谷口氏の父は、建築家の谷口吉郎氏。お父様はかの伝説的美を誇り世界中の観光客から愛されたホテルオークラの設計者でした。その完成美を惜しむ声が多く、デザインを継承し、本年改築が完成したホテルオオクラのロビーはご子息の谷口吉生氏が手がけました。
オオクラプレステージ_ロビー2
▲現ホテルオークラロビー。忠実に復元されたように見えながらも新機能は満載

この東京都の東京都民の、日本の「文化的近代建築遺産」が、今まさに水族館機能と存在そのものが、官僚主義により奪われようとしているのです!

【大切なの“記憶遺産”。今ならまだ間う!】
今、葬り去られようとしているのは巨匠谷口吉生作品のみならず、江戸川区民、訪れた5500万人全ての方々の思い出「記憶遺産」なのです。この価値は計り知れません。
昔デートで行ったカップルが夫婦となり、子連れで訪れ、やがて孫を連れて行く…その時大切な人と一緒に見たドームから海と空へ続く導線美は誰しもの心の中に残り続けていることでしょう。
30年は老朽化の年月ではなく思い出の歳月なのです。
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▲この夏、小さかった息子たちを度々連れて行った水族園にて次男と。撮影は長男

今なら、まさに「検討段階」ですし、予算もついておらず、まだ間に合います!!ぜひ緊急シンポウム「葛西臨海水族園の長寿命化を考える」に、江戸川区民の皆様ご参加いただき問題を共有して頂きたいと思います。
一方、都議としてお姐は、本腰をいれて動き始めていたのであります。

【アリバイ委員会の功罪】
検討会の「あり方」があまりにも拙速かつ不可思議過ぎることから

お姐「検討会とは名ばかりで、現在の葛西臨海水族園から水族園機能を奪い、その結果解体し別途新設!ありきの出来レース検討会だったのではないの?」

と確認していたところ…

東京都建設局公園緑地部再生計画担当課「水族園の更新につきましては、まず「あり方検討会」を設置し、専門的な検討をし、その報告を受け、都として「基本構想」を策定した、という経過。」

とのことで、建て替え・更新、水族園機能の停止は検討会ではあたかも追認されたような説明を重ね続けてます(現在進行形)。

根拠となる部分を求めたところ

葛西臨海水族園のあり方検討会(建替えに言及している箇所は38P)

葛西臨海水族園の更新に向けた基本構想(第4章2、既存施設については20〜21P、施設の課題に関しては23〜24P

そして、現在は葛西臨海水族園事業計画検討会で更新ありきで「検討」しているようでございます。

これホントに委員の皆さんが納得しているの?

パブコメが恣意的に使われてるんじゃないの??

そもそも、私もかつて信じ込まされた「葛西臨海水族園本館の老朽化」が本当なの???

と、言うことで、ドーン!!!と今月に入って情報開示請求をしたところ…

予想もつかない動きと事実が…!!!!つづく!!

【お姐総括!】
「脱官僚」は政治家の永遠のミッション!税のムダ、不正癒着天下りは発見次第、即退治!で、今回も取り組みます。さて、そんなお姐とたのしい世直し仲間の今日は記念日です。
自由すぎる人たち
▲11月10日「上田令子都政報告会」にて。自由すぎるメンバー(笑)

お陰様で、本日をもって地域政党自由を守る会結党5周年を迎えました!
紆余曲折ありましたが、皆様のおかげをもちまして、お姐以下都議1名、区議4名、市議1名それぞれが地域政党ならではの、それぞれのミッションをもって活動を進めております。引き続き、右に左にご愛顧のほど、ご期待を賜りますれば幸いです!

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15 11月

「ふるい都議会」は古いまま。決算特別委員会発言奪われる。

本日は、東京都各会計決算特別委員会(平たく言いますと一般会計の決算審査)の全局にわたる総括質疑が行われました。通常の決算特別委員会は、予算特別委員会と異なり、分科会形式で行われ知事の出席はないという「東京都議会スタイル」。しかしながら豊洲移転、オリパラ問題、こどもの城跡地購入など、争点となる問題がいくつもあるなかで知事不在では、審査が深堀できないということで、当たり前のことですが、今回は小池百合子東京都知事が答弁に立ちました。今後も是非マストで続けるべきと考えます。

第15委員会室
▲通常使用しない第15委員会室で開催

「都議会で知事一問一答形式の決算審議で答弁に立つのは異例だ。一連の都施策の検証の場である決算特別委に知事自らが参加し、都政の説明責任の強化につなげる。」(日経新聞 11月6日)

【江戸川区議時代進めた議会改革】
一方、お姐といえば、一人会派「自由を守る会」となった昨年11月より、予算と決算審査に関われなくなりました。一人会派だからといて、一度も決算予算に関わることなく任期が終わることは、まさに民主主義、地方自治の精神に反するものであり、江戸川区議会議員時代からお姐は血みどろの(笑)闘いを展開してまいりました。

お姐を予算・決算に出そう!

委員外議員の発言に思う

予算委員会初体験記「総務費」の巻


お陰様で江戸川区議会においては史上初の「委員外議員」一人会派無所属議員として発言するとい「前例」を創り、改選後、江戸川区議会においては、今日に至るまで一人会派議員も発言の場を担保できることとなっております。

都議会においては、未だ一人会派への予算・決算の発言を許されておらず、大変由々しい問題であると都議になってから考えておりまして、晴れて当事者となりアクションを開始しております。

【都議会のステージでも改革推進中!】
江戸川区議の時は、発言権を奪われていることに対して東京都へ申し入れ(審決申請)結果結果の解説)をいたしました。
して、都議である現在は、まずは平成31年度予算特別委員会にむけ一人会派都議が歴史上誰しもやらなかった「委員外議員発言申出」を3月に敢行致しました。

「都議会が死んだ日」〜都民ファーストによる驚愕独善議会運営〜

その際は、例の怒号が飛び交い議員同士が押し問答する「事件」が発生、私の申出はウヤムヤなままに却下。

それでもあきらめずに、東京都議ですから今回は総務省へモノ申しました!

ふるい都議会を新しく!〜発言権を求め総務省へ申し入れしました!〜

そして、その回答はやはり、江戸川区議会に関する東京都からの回答と同じく…

都議会一人会派議員発言不許可問題、総務省の回答は⁈

お姐超訳しますれば
「議会運営というものは、選良たる議員に委ねられ、よもや招集者(会派ではなく、個々の議員ひとりひとりに及ぶ)の発言権を奪うような運用をするわけがないという性善説にたっているので、戒めることが想定されていないので、法・制度が存在していない。

だから、
「何もできない、ゴメンネ!各議会でがんばってネ!どうしてもというなら裁判所いってね!」」

という回答をまたもや頂いたのでございます。

今回は、通常通り静かに始まりましたから、「ふるい議会を新しく」と大量当選した「知事与党」「都民ファーストの会」たきぐち学委員長(荒川区選出)の声はすべて聞こえました。

たきぐち委員長「委員外議員の発言の申出について申し上げます。上田令子議員が会議規則第63条の規定により本日の員会に出席して発言したい旨の申出がありました。本件については理事会において協議の結果、必要なしとの結論になりました。お諮りいたします。本件については理事会の協議結果通りとすることに御異議ありませんか」

委員一同「異議なし」と呼ぶものあり。

一部委員「理事会開いてねーじゃないかよ

そうなんです!理事会開いてもないのに却下されていいたのであります(驚愕)。

【理事会も開かれず奪われた議員の発言権】
去る11月7日が、正規メンバーにおける本日の決算審査における質疑通告締め切りでありましたが、
私は都議会会議規則63条(以下)に則り申出をするわけです。
__________
第63条 委員会は、審査又は調査中の事件について必要があると認めるときは、委員でない議員に対し、その出席を求めて説明又は意見を聞くことができる。委員でない議員から発言の申出があつたときもまた同様とする。
__________

「必要がある」論拠のひとつとしては、他の委員と質問内容がかぶらないということですから、彼ら彼女らの通告書を見てから、内容がかぶらないよう私の質問項目を精査して「委員外議員発言申出書」を11月12日に以下の通り提出したのです。

*****

令和元年11月12日

平成30年度各会計決算特別委員長 たきぐち 学 殿


東京都議会議員 上田令子  

委員外議員発言申出書

  11月15日の貴委員会において、下記事項について出席して発言したいので許可されるよう、会議規則第63条の規定により申し出ます。




1 「平成30年度東京都各会計歳入歳出決算」の認定について
・小池知事の政治姿勢・トップマネジメントについて
・小池知事の学歴をめぐる報道について
・知事特別秘書の勤務状況・服務について

・職員の服務規律と意欲向上について
・「東京都政策連携団体」(監理団体・報告団体・出資団体)について
・「東京都政策連携団体」(監理団体・報告団体・出資団体)の知事による代表取締役人選の在り方について。(お姐注:東京都水道局外郭団体TSS社長に小池知事が「大抜擢」した件です)
・財政の中長期的展望・持続可能性について
・税財源の確保について
・区市町村への財源移転について
・入札制度改革と談合防止について
・区市町村への財源移転について
・わかりやすい予算書・資料づくりと電子化について
・生産緑地制度の適正な運用と固定資産税の確保について
・教育政策について
・子ども・子育て支援政策について
・保育園待機児童対策について
・各種虐待・ハラスメント・DV対策について
・社会福祉施設の運営適正化と指導・監督について
・「福祉型大学」等障がい児の卒後の自立支援について
・動物愛護政策について
・男女共同参画政策について
・医療政策について
・公社病院について
・選挙管理事務について
・都市基盤整備について
・住宅政策について
・災害対応について
・オリンピック・パラリンピック施設整備について
・オリンピック・パラリンピック実施競技について
・オリンピック・パラリンピック都市ボランティアについて
・職員団体事務所・労働組合事務所について
・行政委員会委員等知事任命職の選任提案のあり方について
・行政委員会事務局のあり方について
・小池都政における長期計画および独自条例づくりについて
・その他

以上
*****
大まかな項目は「他の委員と重なる」と却下される可能性はあったとしても、少なくとも赤字分の質問をする議員はおりませんでした。ゆえになぜ「必要なし」となるのか。何か不都合だから「必要なし」なのか??

11月8日には確かに決算特別委員会に係る理事会は開催されてはおりますが、私が11月12日に「委員外議員発言申出書」提出後に、たきぐち委員長が本日発言したところの「理事会において協議の結果」の根拠となる「理事会」が開かれた形跡はありません。
開かれてもない理事会で、私の発言権を奪うことを決めて、それに賛同し数で押し切る「ふるい議会を新しく!」をキャッチフレーズにした知事最大与党「都民ファースト」の考える「東京大改革」一丁目一番地のひとつである政策「議会改革」ってなんなのでしょうか?

【お姐総括!】
ヨコモジ大好きの小池百合子知事は「7C TOKYO」、Chance, Change, Challenge, Check, Community, Children, Choju (長寿)をこのところご執心です。
にも拘わらず党首まで務めた「都民ファースト」が、全員氏名を書いて頂き当選した個々の議員の発言権を奪うというのはある意味人権侵害であります。

発言するChanceを理事会も開かず奪い、
議会改革というChangeもせず
都議会史上初めて全議員が、予算・決算に関わるChallengeもせず
予算・決算をCheckする議員を排除
その思想ではCommunityなど構築もできず
こんな精神風土では、Childrenの未来は暗雲たれこめ、
少数意見や会派に不平等な扱いをする姿勢はChoju (長寿)社会において高齢者や弱者を斬る

「 Fascism(独裁主義)7C TOKYO」(略称:F7C TOKYO)

と言えますまいか。

とまなりますれば!!さんハイ!

「お姐を予算・決算特別委員会に出そう令和PT!」発動でございます!!

東京都議会ご意見・ご要望サイトへ
「上田令子を、予算・決算に出させよ!」と是非メール下さい!

お姐を予算特別委員会・決算特別員会にも参加できない、給料ドロボー都議としないためにぜひご協力よろしくお願いいたします!

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28 10月

オリパラ熱中症対策もう一つの問題。守れ子どもの生命!

先週金曜日、マラソン札幌開催は「決定事項」だと国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ(John Coates)調整委員長が小池都知事と会談の際に明言をし、大騒動となっております。都議会としても一丸となって何かしらの意見表明を模索しております。
オリパラはホストシティを始め地域に開かれた大会として、多くのボランティアの皆様のお支えで運営されようとしております。私個人としては都にしろ国にしろ、同じ国民の税金ですので、これ以上コストがかかるようなことは極力避けて頂きたいと思っておりますが、アスリートは勿論のこと、私は大会を支える職員、ボランティア、応援に来た一般客、外国人観光客の皆様の、健康と命についてかねてより大きな危機感を抱いてました。
ことに、東京の児童や生徒が、「東京都オリンピック・パラリンピック教育」のもと、不本意な形で応援に駆り出され熱中症にかかり、重篤な健康被害にあわないかということが一番の気がかりでした。

【強制動員?!都立高生のつぶやきが話題に】

昨年末「東京五輪のボランティア募集 都立高校生に応募強要か「全員書いて出せ」という実態がネットで話題になり、テレビでも取り上げられました。
ずっと、心にひっかかっていたのですが、今夏行われた一年前イベントの熱中症対策における厳しい状況から上田は秋口から独自調査をいたしておりました、ところの急転直下のマラソン札幌開催に、運命的な示唆を感じたわけです。
シティ
▲話題の「シティキャスト」(東京都が募集する都市ボランティア)

 都教育委員会は、オリンピック・パラリンピック準備局で募集していた「シティキャスト」事業の周知について各都立学校に依頼するも、応募を強制した事実はないということでした。そして、当該校に確認を行ったところ、「シティキャストに申し込む最後のチャンスであり、興味のある人は、積極的に応募してください。」という案内を行ったとの報告を受けているということで、SNS上の生徒の生の声とは何故か乖離がありました。

受け手の生徒の印象と学校側のこの乖離を放置するわけにはなりませんことから、同校に対しては、主旨を再度説明するとともに、応募が必須と感じてしまった生徒への丁寧な説明を行うように促したのこと。

つまり、「東京都はボランティアの強制はしません。誤解があったけれども説明し、解消した」ということですね。

ちなみに、この「シティキャスト」ボランティア事業は、応募者自らの意思に基づくボランティアであり、「応募申込用紙」にも、「辞退される場合は、速やかに連絡してください。」と明記されてはおります。

つまり、いつでも辞退可能ということです。

そして、私としてはまず大前提として、生徒の個人情報の保護、「シティキャスト」をやったかやらないかで、成績や内申書に影響してはならないため確認したところ、収集・管理する生徒の個人情報については、個人情報の保護に関する法律及び東京都個人情報の保護に関する条例を遵守し、それらの保護には当然努めること、そして本応募は、個人の自由意思により行われるものであり、応募しなかった生徒が不利益を被ることはないということを把握致しました。

つまり、オリパラボランティアはやってもやらなくても成績や内申に影響はない、ということです。
申し込んでいない高校生諸君!安心してください!

こうした「強制」ではないという前提で都教委は、オリンピック・パラリンピック準備局で募集していたシティキャストの応募の周知について各都立学校に依頼したわけでありまして、総勢都教委へは1,204名の生徒から「応募申込用紙」の提出がありました。

なんとありがたいことでしょうか?
しかし、私は彼ら彼女らの熱中症が心配でたまりませんでした。

【児童生徒のボランティア・観戦の責任はどこにあるのか】
そして、今回のマラソン競技等と関連してきますのが、こうした正式な応募を経たボランティアはまだ人員及び状況把握や、熱中症対策の周知がそれでも可能でありましょうが、沿道や屋外会場で応援に子ども達が駆り出された場合万が一事故や疾病につながった時に、誰が責任を負うのかということであります。

念のため、小学校に楽器演奏や旗振り応援などで強制的に動員する通達や指示を教育委員会が出していないか釘をさしたところ、現時点都教委は公立小学校に対して、楽器演奏や旗振り応援などについて通知を出した事実はありませんことを都民の皆様にお伝えします。

先の都立校生の強制動員のように聞こえることがもしも公立小学校であったとしても、それは正式な都による自治体通知ではありません。

つまり、小学校や教員(校長を含む)が何をいっても、正式な通知に基づきませんから炎天下の沿道等への応援は拒否しても大丈夫です!

そして、ココ重要なとこ!
いざ熱中症で子どもが倒れた場合、責任主体は誰かなのか。ズバリ問うたところ

「18歳以上の未成年の方も含め、シティキャストへのこまめな休憩時間の確保や水分補給の徹底など、都は運営主体として、シティキャストが安全に活動できる環境づくりに取り組んでいます。」
(お姐超訳:安全なための環境は作ります!呼びかけもします!←お姐注:責任の明確な所在は明言せず…)

つまり、安全対策の環境づくりに取り組むとは言っていますが、東京都教育委員会が全責任をもちますとは明言していないのです。しかもシティキャストに限定してますから不作為に沿道など屋外応援に駆り出された児童・生徒についての責任の所在は、益々わからなくなっているのです。

【お姐総括!】
賢明なる保護者の皆様にはそろそろお気づきいただけたと思います…

コーツ委員長は「こうした事案の決定はIOC理事会に管轄権がある。五輪憲章の下に、IOCには常にアスリートの健康を最優先にする責任がある」と明言しています。

お姐は東京都議会議員としてカーチャンとして明言します!

危ないと思ったら、オリパラ炎天下応援はやめよう!!

お姐の杞憂で終わればいいのですが、念には念をいれたい。
熱中症や事故、疾病が起こった時の責任はこのように明確になっていないとしか判断せざるを得ない中、学校主導のオリパラ炎天下応援、ボランティアについては強制力は何らないので、その時その時の判断で危険を回避するために、子どもに良く説明して、危険な暑さだとカーチャンの野生の勘で思ったら、自分を信じ潔く断ってください。

☆お姐、誰一人命の危険にさらしてはいけない。それが真のオリパラ教育!という方クリック!↓お願いします!☆
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21 10月

東須磨小前校長・現校長は今すぐ刑事告発する義務がある。

神戸市立東須磨小学校の教員間のイジメの真相が日に日に明らかになっています。教育現場であってはならない凄惨な暴力行為に、呆れるを通り越して強い憤りを感じている方も多いと思います。「まさか教員が!?」と多くの方は思ったかもしれませんし、多くの報道や専門家もこの点を強調して取り上げてました。しかしながら、かねてより、教員がイジメをすることに関する指摘をしてきたお姐としては、この事件関にしては許しがたい!と感じてはおますが「さもありなん」と思う自分もおりました。
江戸川区議時代から指摘し続けること10年以上…。教育版「白い巨塔」との死闘の過去blogは以下です。

教育委員会からイジメをなくしては?2010.11.09

教育委員会は教員による「イジメ」を自覚すべき2018.10.3

「先生、どうにかできませんか。」教師をこそどうにかしなくては。2019.2.7

【真犯人は誰なのか】
当該教員の蛮行は、驚くべきことに騒がせることとなった激辛カレー「虐待」動画のみならず、平手打ち、蹴る、首を絞めて呼吸困難にさせる、関節技をかける、熱湯の入ったヤカンを顔につける、コピー用紙の芯であざができるほどお尻を叩く等など、50項目にもわたり(詳細:飲酒強要し平手打ち プロレス技で首絞め 髪の毛に接着剤)、被害教員は去る10月11日に被害届を提出、受理されています。加害教員らのしたことは、一般人より高い倫理性がもとめられます教員(公務員)としても、一人の人間としても断じて許されるべきことではないと考えますが、たまたま暴力傾向のある人間が集まって発生した職場のトラブルとして矮小化片づけてはいけないのです。事件発覚後、センセーショナルに報道される内容を見て私が違和感を持ったのはこの点でした。

本質的な「悪の根源」は個人のみならず、教育現場、教育委員会という組織に宿っているのではないか。

あれだけの、イジメがありながら「気づかなかった」では済まされません。
なぜなら、子どものイジメを見抜いて防止するプロの教職員集団の組織なのですから。

「イジメっこ」を諫めることなく、「イジメられっこ」の叫びに目を背け看過し続け、見て見ぬふりをしてきた、学校現場と被害教員を救えなかった神戸市教育委員会が大問題だと、長年「教育現場からあらゆる暴力(子ども間、教員から子どもへのイジメ)をなくせ」と諸悪の根源を指摘し続けてきたお姐は断言します。

【刑事訴訟法239条第2項に基づき学校長は告発すべき】
公務員は刑事訴訟法により、犯罪行為を見かけたら警察または検察に告発する義務があります。

刑事訴訟法239条第2項
官吏又は公吏(←すべての公務員のこと)は、その職務を行うことにより犯罪があると思料するときは、告発をしなければならない。

つまり、肉体的精神的苦痛を伴う尋常ではない暴力行為が教員間で発生していたことを知った瞬間に校長ならびにすべての職場の公務員は告発する法的義務があったのです。この法的義務を、校長と周りの教職員は見て見ぬふりをして、放置していたと言わざるを得ない状況であったことを、この事件を知り胸を痛め、憤りを持っている日本中の子どもも、大人も、是非知ってい頂きたいと思います。

被害教員は、報復を畏れず、勇気をもって被害届けを出したのです。

であればこそ、東須磨小学校の現校長はもちろんのこと、すでに暴力行為が発生し、相談も受けていた前校長も躊躇することなく、刑事告発をすべきであったし、今からでもやらねばなりませんし、いわんや、現校長今すぐに告発すべきです。

公務員が法律上の義務を実行しなければ、当然懲戒処分の対象にならなければ、国民の公務員及び神戸市教育委員会、日本の全ての公教育現場と教育委員会への信頼は失墜してしまいます。

【お姐総括!】
大津いじめ自殺事件を受けて制定されたいじめ防止対策推進法が施行されて6年が経ちます。

こども6法
▲弘文社刊「こども六法」より抜粋

第22条では教員たちによるチームの設置が義務付けられているのに、チームで後輩教員をイジメていたとは、笑止千万!決してウヤムヤにしてはなりません。

なぜなら、

東須磨小学校の子ども達は勿論、日本全国の子ども達が静かに見守っているからです。

先生たちは、おとなたちは、正義をつらぬいてくれるのか。

イジメ徹底的に許さないと動いてくれるのか…


被害者教員の被害届は受理され捜査が始まっていいます。不起訴のようなあいまいなことにならず刑事事件として立件され、裁判で真実が明らかになり、厳重な処罰が加害教員に課されるべきです。

無論、それとは別に、現校長・前校長と神戸市教育委員会は法的義務を果たすべく刑事告発をすべきなのです。

今のところ静観されている教職員組合におかれましては、ゆめゆめ「不当懲戒!!」と加害教員を守ることなく、

「子どもと教育の、より良い今と未来をめざします」とする日教組こと日本教職員組合には、ぜひより良い未来のため教員のイジメ体質に自浄作用を発揮していただきたい。

「憲法を守り、学校と教育に生かそう」をモットーとされる全教こと全日本教職員組合は、その高い法規範意識に基づかれ、あらゆる暴力を、学校現場から根絶するよう、刑事訴訟法に基づく刑事告発義務を果たすよう全教員に人権意識を喚起し促していただく教職員組合活動をお願いしたい。

追伸:神戸市議会も頑張ってください!

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1 10月

目黒女児虐待死事件、主犯の父親の初公判始まる。

先月、母親へは懲役8年実刑判決が下された目黒区5歳女児虐待死事件。いよいよ、主犯の養父の公判が始まりました。
養父は、起訴容疑を概ねみとめていると第一報が流れました。まずは、黙秘したり、事実関係を認めないなどという状況ではないこと、事件については正面から争わはない姿勢は確認できましたが、初日から「顔が貼れるほど殴った」、弁護側が「理想の子ども像とのギャップにいら立ち、態度が強くなった。親でありたいという気持ちもあった」と訴えた点など、全く常人の理解を超えているとしか言いようがありません。

【罪の本質はどこに】
母親の懲役8年につき、あまりに残酷な虐待を看過したばかりか、共謀せざるを得なかった母親の罪は確かに問われなければならなかったと思います。一方、今回の刑事裁判が再発防止に果たしてつながるのかと私は考えました。

罪の本質はどこにあったのか。

女児の人権と尊厳が、まずもって著しく侵害されていたこと。
子どもへの人権意識が、養父には微塵も存在していなかったことであり、夫のDVによって、精神まで恐怖の下に支配され極限状況の中で娘を助けられなかった、母親の自由と自立心の喪失ではなかったのではないか。

人の痛みを感じない人権意識のかけらもない、強者に立てばなんでもできる、やってしまう残忍な人間というのは残念ながら、古今東西この世に存在してまうものです。こうした人間の性根を改めさせることは容易ではないと思いますが、令和の御代においては、この手の人間から逃げ出すこと、助け出すことは出来ると思います。

助けてと声を出していい、逃げ出していいという勇気を育て、支え、安心して相談できる場所があって、それを知っていることは今日この時からできるはずです。

本来はその場が、児童相談所であったでしょう。
小学校であったでしょう。
市役所、区役所、要保護児童対策協議会であったでしょう。
県庁、都庁、警察であったでしょう。

そして、過去10年の間に区市町村と児童相談所が関わっていながらも30名もの子どもを失ってきた東京都の責任が一番重いと私は考えます。

また、国連の子どもの権利委員会からもたびたび、勧告を受けながらも、女性や子どもの権利擁護を後回しにし、懲戒権や強すぎる親権の見直し等法整備が立ち遅れてきた政府、そして政治そのものに原罪があると私は、政治家の末席にいる者として、我が罪でもあると猛省するものです。


【自由と人権を尊ぶ精神をつくる】
東京都では、この事件が発生してから、拙速に子どもの虐待防止条例が制定されました。条例制定よりも、今できることを実直に積み重ね、運用の徹底をすべきと私は指摘をしております。今も変わりません。

都虐待防止緊急対策と条例方針が発表されるも。

虐待防止だけではなく、包括的な子どもの人権と尊厳を守る各種事務事業、学校現場での徹底を私は毎度毎度本会議のたびに、確認、要請を続けております。

場当たり的なアドバルーン政策ではなく、家庭、学校、地域あらゆることろで暴力の危険性にさらされている今この時を生きる子ども達をいかにして守るか。
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徹底的に自由や尊厳を守られた子どもは、自信も勇気も自己肯定感も身に付け、助けて!といえるし、人を助けようと動く大人になるでしょう。

人権教育は、マニュアルでは体得できないものです。自分が大切にされた経験こそが何よりの礎となるものでしょう。我が子はもちろん、今日皆さんの周り子ども達の命や尊厳を最優先して関わっていく、それが再発防止への最初で最善の誰でもできる一歩、一緒に踏み出しませんか?

【お姐総括!】
当該事件の母親は、まだ幼い長男がいます。刑期を終えるか仮釈放されるまでは別々に暮らすことになります。彼の愛着障がいなど私は気になって仕方がありません。
その後もどう再統合をしていくのか支えていくことは、5歳女児の弟さんの人生と育ちを支えていくことになります。
もちろん、弟さんを支えていくのは、児童相談所となります。

その頃の児童相談所が、お役所体質・縦割り意識を一掃し、真に子どものために機能する居心地の良い場、母親が安心して相談できる場となるよう、都議会議員お姐として、なしうることをあの手この手で果たし、あらゆる子どもの人権と尊厳と自由を守るため引き続き全力を注いでまいります!


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▲お姐悲願の児相移管!

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お姐参上!

東京都議会議員 
上田令子 
台東区上野出身。結婚を機に江戸川区船堀在住。台東区立黒門小、文京区立第六中、都立三田高、白百合女子大卒。外資系生保等を経て起業も。長男妊娠出産で退職を迫られたこと、江戸川区での保育園探しに苦労したことから、働くマザーズと女子のために東奔西走。99年4月「江戸川ワークマム」 設立。07〜12年江戸川区議。13年東京都議選初当選。
家族:夫、二人の息子、義父母と三世代同居。ペットはセキセイインコの京ちゃん。
著書:ハハノミクス!
通称:お姐!
所属:自由を守る会代表

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