edomam

東京都議会議員 上田令子のお姐が行く!

花のお江戸の一大事!呼ばれもしないがお姐参上!今日も頼まれもしない世直しに奔走中〜
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ
↑お姐発世直しのためクリックプリーズ!

2016年10月

25 10月

決算審査で問うてみた「東京都は借金を返せるのか。」

 本日は、平成27年度各会計決算特別委員会第一分科会の初日で、会計管理局、選挙管理委員会事務局、議会局、財務局の局別審査を行いました。

 財務局=財政運営
 会計管理局=金庫番

 と、東京都の血税と都民の財産(土地や建物・現金)を所管する中枢機構の審査ですから張り切って臨みました。

 簡単に言えば、これから福祉の需要は多岐にわたり、量質ともに増えていくのに、その財源はどうしていくの?

 そもそも借金があるけれど、都民福祉を提供しながら、ちゃんと返せますか?
 まさか、子ども達にはツケを回さないですよね?

 ということにポイントを絞りました。 

■税収以上に増える福祉費用?
 東京都の財源で頼りになるのが法人二税(法人事業税と法人都民税)。
 そこで過去15年の法人二税の推移を調べたところ、最も低かったのは平成23年度の1兆2,338億円。最も税収がよかったのが平成19年度の2兆6,162億円と約1兆3800億円ほども税収に差が出ていました。。法人二税は都税収入に占める割合は高いのですが、景気変動の影響を受けやすく、極めて不安定な形で増減を繰り返していて財務もお姐もそこを勘案しているのはかねてよりブログでも触れてきました。

 一方、福祉保健費は、どのぐらい支出しているのかといいますて、平成23年度の8,939億円から平成27年度の1兆553億円と右肩上がりで増加しております。平成19年度からこれまで、平均して、4.42%増加し続けております。仮に平成28年度の法人二税1兆8,125億円を一定とし、これから福祉費が4.42%増え続けるとした場合、12年後の2028年には

 法人二税≒福祉費

 という計算になります。
 つまり、東京都において約12年後には、都税収入の34.8%を占める法人二税で、福祉費用が賄えなくなってしまうのかもしれないということ。
 しかもその前の2025年。現在約800万人と言われる団塊の世代が75歳である後期高齢者を迎え、現在1,500万人程度の後期高齢者人口が、約2,200万人まで膨れ上がり、全人口の4人に1人は後期高齢者という超高齢化社会が到来するわけです。

 そこで、どのようなシミュレーションや対策などを想定しているのか、財務局に質しました。

財務局「第三者による推計を実施。この推計によれば、都の社会保障関係経費は、高齢者人口の増加などに伴い、毎年、平均約300億円、20年間で5,000億円以上増加することが見込まれている。
都は、事業評価などで効率性を高め、都債(お姐注:借金です!)や基金(お姐注:財源不明のプール金)を計画的かつ戦略的に(お姐注:ざっくりしすぎてる!)活用するなど、将来を見据えた財政運営を行っている。」

とお答えになりました。

 すわ!!どんな「計画的かつ戦略的」かしら…と耳をすましますと…

財務局「具体的には、平成27年度に「福祉先進都市実現基金」を創設するなど、「財源として活用可能な基金」の年度末残高を約1兆2,500億円、「2020年に向けた集中的・重点的な取組を図る基金」の年度末残高を約8,100億円確保するなど、将来への備えを講じている。」

 これって…どこからどうやってお金を引っ張ってきて「基金」を創設するのかしら。ない袖は振れない、そもそも手元にお金がなくなっていくのにどうやってプール金をこさえるのか謎すぎるのでありましたが、決算年度の報告への審査ですのでここは聞き置いて。もっと深刻な事態に斬り込んでいきます。

■実は借金を返したくても返せない現実を見える化
これから、法人二税と福祉費用でプラマイゼロになるかもしれないというのは前述の通り。財務局は「引き続き、強固で弾力的な財政基盤を堅持し、将来にわたって持続可能な財政運営を行っていく。」と締めくくりましたが、実は平成26年度予算審査時のお姐blogで指摘してきたように東京都には6兆円という一般会計級の借金があるわけです。これまで色々と「世代間の不公平をなくすため」との説明を財務からは頂いておりましたが、チームお姐にて、公式に決算委で資料要求したデータをグラフ化してみたら恐ろしいことが判明したのです。

都債残高グラフ


 ご覧のとおり、バブル崩壊の平成3年あたりから都債発行額が元金償還額を上回り(=借金額が借金返済額よりも上回った)、都債残高は平成3年の1兆6941億円から平成13年の7兆6384億円と10年間で5兆9,443億円もの多額の借金を増やすことになったわけです。国でも同様に、バブル崩壊後に国債残高(国の借金)が増えて、今日に一千兆円ともなりニッチもサッチいかなくなっていることは賢明なる皆様はご承知のとおりでございます。

 せめて、東京都は今のところキャッシュフローは黒字なので、今のうち節約をする行財政改革を徹底し、やりようがあるのではないかとお姐は考えていたのですが、28年度予算は14年ぶりに一般会計予算が7兆円を超える始末。

 東京都も国と同じように景気対策(公共事業)に打って出たことが都債残高(棒グラフ)の上昇+現状維持に見て取れます。当選以来、「いつ減らすのか?どうなっているのか?」と指摘する度に「世代間の不公平…(以下略)及び元金償還をしている」と答弁するも、現状として全く減っていないのが、この、ギリシャの神殿のような棒グラフが語る通りでございます。
 頂点に達した平成13年の7兆円以降、チビチビと返済しているところは読み取れますが、平成20年9月に起こったリーマン・ショックの翌年である平成21年、23年、24年はまたもや借金が増え、これまでの努力空しく4年間で3,151億円も増加することになったのです。
 
 財務局答弁のとおり「財政再建達成後も施策の見直し努力」をし、「リーマンショックの影響で、都税収入が1年間で約1兆円もの減収に直面した際にも、安定的に必要な行政サービスを提供」できたことは大いに評価しておりますが、状況は年々深刻になってきているわけです。「投資的経費の削減や都債の発行抑制を行ってきた」と言われても、豊洲新市場やオリパラと莫大に膨らんだ事業費を見るととても納得もできませんし、都民の皆様に私も説明ができないから、何度も疑義を質しておるのです。

 財務局答弁十八番の「引き続き、強固で弾力的な財政基盤を堅持していく。」ことができない状況がすぐそこにあるのです。

■新知事のもと改革を急げ。
 結局お姐の「借金は返さないのか」の問いに「借金は返せます!」と明言しなかった財務局でしたが、小池知事は、私の「決算審査にどう臨むか」との質問に対し「決算は、予算に計上された施策や事業の執行結果を計数的に明らかにして、行政目的が効果的、効率的に達成されたかどうかの判断材料を都民に提供するものであり、決算審査を通じて、施策や事業の成果、そして課題を具体的に検証し、今後の予算編成に生かすなど、PDCAサイクルを踏まえた取り組みにより、都民ファーストの都政の実現を目指す。」
と答弁しました。
 世界金融のこのところの不安定さを鑑みても、バブル崩壊級、リーマン・ショック級の経済ショックが発生した経験を踏まえても、さらには、先に述べた2025問題、「法人二税≒福祉費用」を鑑みて、まさに、借金返済のPDCAサイクルをふまえ、可及的速やかに都財政構造改革を断行しなければ、未来の子どもたちに、借金という大きな負の財産を相続させることになるのです。

【都民ファースト&子どもファースト企画実施】
image

10月21日は、お姐所属会派かがやけTokyo都政報告会を開催しました。築地移転の賛成派反対派の両雄を講師に、あっけらかんとしかし中身の濃いバトルを展開。会場の皆様にも多くの声を頂戴しました。大変な大盛況でして今後こうしたオープンな場と雰囲気で都民の皆様と意見交換をして政策に活かしてまいりたいものです。早速第二弾も構想中ですお楽しみに!
edomam

10月22日は毎年恒例「江戸川でワーキングマザーの仲間入り2016@船堀」を実施、平成29年度保育園入園申請手続きを前に、保育園に入るためのノウハウ共有やママたちのエンパワメントをせていただきました。来週末は、葛西、小岩でも開催します。詳細こちら プレWM、プレイクメンのご参加お待ちしております。

【おまけ】
希望の塾無事合格いたしました(笑)。「都民と進む。都民と決める」の理念のもとお姐は、都民の皆様やポイントグリーンで小池知事を応援した皆さんと一緒に政策課題を共有し、議会活動に反映させていただきたいと、とても楽しみにしております。まだ見ぬ塾生の皆様よろしくお願いいたします!

☆お姐、常に政局より政策!常に地域住民と議会活動最優先!で路地の花を愛でながらて獣道をゆけ☆
と、いう方はクリック↓お願いします!
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ


★江戸川区騒然?!お姐初めての著書『ハハノミクス!』★
電子書籍版

書籍版
22 10月

小池知事“子どもファースト”の社会的擁護明言

YAHOO!ニュース掲載記事を転載します】

去る9月22日に、社会的擁護下にある「すべての子どもたちに温かい家庭を」をテーマに地方議員を中心に、当事者、里親さん、事業者等で運営し、
上田が代表を務める「こども@ホーム」にてレインボーフォスターケア代表・藤めぐみさんを講師に招き、「社会的養護とLGBT」勉強会を開催した。

LGBTカップルに対象を広げることによって、里親の人的資源を確保するのみならず多様な価値観を有する家族は、社会的養護の子ども達が置かれた過酷な状況を理解しやすいということ。何より里親に、若くしてなれるというメリットなど新たな里親の選択肢を共有した。里親推進をさらにLGBTまでに広げようという社会的意識が高まっているといるが、東京都の歩みは遅い。

都では、確かに「家庭“的”養護を推進」としているが、要注意なのが、この中に小規模施設(グループホーム)も含めていることだ。(上田ブログ参照)愛着障がい回避のため重要な赤ちゃん時代、生後一ヶ月未満の乳幼児の里親委託はゼロとなっている。

世界では要保護児童は「施設から家庭へ」が主流となってきていることから、このような市民活動はもとより都議会議員として、議会活動でも質してきた。なぜ施設での養育に東京都が拘るのか…果たしてそれが正しいのか?経費の観点から見てよう。

【施設種別 児童一人あたりの予算額】(注1)(2015年上田の第二回定例会文書質問より)

◆民間(=社福)児童養護施設◆

(社会的養護の必要な児童を養育する施設)

予算額※  111億313万円

予算規模  2,803人

児童一人当たりの予算額 396万1千円

(※民間グループホームの一部経費を含む。予算規模には、民間グループホームを含む。)


◆民間(=社福)グループホーム◆

(地域の中で家庭的な雰囲気の下、6人程度の児童を養育する小規模施設)

予算額※  22億4千338万3千円

予算規模   852人

児童一人当たりの予算額 263万3千円

(※民間児童養護施設に含まれるものは除く。)


◆乳児院◆

(社会的養護の必要な乳幼児を養育する施設)

予算額  34億5千609万7千円

予算規模  507人

児童一人当たりの予算額 681万7千円


◆ファミリーホーム◆

(養育者の自宅で5〜6人の児童を養育する事業)

予算額  3億5千53万1千円

予算規模  123人

児童一人当たりの予算額 285万円

◆養育家庭等◆

(所謂里親・児童を養育する家庭)

予算額  7億6千3百万9千円

予算規模  419人

児童一人当たりの予算額 182万1千円

以下、さらにわかりやすく切り出してみた。

「施設養護」

児童養護施設  約400万円

グループホーム  約260万円

乳児院  約680万円

「家庭養護」

ファミリーホーム 約280万円

養育家庭等  約180万円

ちなみに、

「特別養子縁組」=0円である。

コスト面から考えても、里親や特別養子縁組を推進すべきであることが明確だ。なかなか、東京都から「脱施設・里親推進」について明快な方向性が得られぬままこう着状態が続いていたが、突如として転機が訪れた。平成28年7月31日「都民ファースト」を高らかに掲げ、政党や組織の後ろ盾もなく圧倒的勝利を果たした都政史上初の女性首長、小池百合子知事が誕生したのである。

おりしも、知事の初議会となった第三回定例会は、私が一般質問担当であった。要保護児童、養護施設にいる子どもについて、子どもの権利条約二十条では、「特に、里親委託」と定義され、都の東京都児童福祉審議会は、乳児は里親に委託すべきと答申をしていること。一方、日本の里親委託は主要国最下位の12%、都も12%で全国平均16.5%以下であり、「国の社会的養護の課題と将来像」の里親委託率のグラフ(22P)、「東京都はグループホームと里親・ファミリーホームの合計を60.0%(2,248人)定めているため全国計から除く。」とされていることなどを踏まえ、都における脱施設、里親推進に向けて、早速小池知事の姿勢を問うた。

知事の答弁を全文ご紹介する。

「社会的養護についてのご質問がございました。子どもは皆それぞれ異なる個性や能力を持ち、未来への無限の可能性を秘めております。

全ての子どもたちが生まれ育った環境に左右されずに、個性や創造力を十分に伸ばし、社会の一員として自立できる環境を整備していくことは、むしろこれは社会全体の責務といえましょう。

東京には、さまざまな事情で親元では暮らせない約4000人のお子様がいらっしゃいます。こうした子どもたちの健やかな育ちを支えることが社会的養護の役割でございます。

私は、社会的養護のもとにある子どもたちもできるだけ家庭と同様の環境において養育されることは、まさに望ましいと思います。

子どもにとって家庭は安らぎの場であります。そして、人間形成の行われる最初の場でもございます。こうした考えのもとで、社会的養護の施策展開に当たりましても、養育家庭を初めとした里親制度の活用を中心に進めていきたいと考えております。」

nikkori

(▲東京都知事選直前の本年7月8日江戸川区小規模保育所にっこりハウスを視察。お姐が知事選で小池百合子さんを応援しよう!と決めた瞬間)

「社会的養護の施策展開に当たりましても、養育家庭を初めとした里親制度の活用を中心に進めていきたい」この一言がどれほど、家庭を求める子ども達と、子ども達を待っている里親さん、そして特別養子縁組を望んでいるカップルに福音となったかわからない。

神は細部に宿るというが、国際派でもある小池知事の言葉の隅々に、子どもの権利条約の理念が行き渡っていることを議場で胸を熱くしながら聞いていた。これまで区議・都議として男性首長と渡り合ってきたが、このような人類愛を感じさせる答弁を聞いたことがなかったからだ。今後も「子どもファースト」な児童・教育政策となるよう、私も二元代表制の議会側の人間として取組んでいく所存だ。

(注1)施設等の種別ごとの児童一人当たりの年間予算については、グループホームの経費や養育家庭を支援する職員を配置する経費を児童養護施設の予算に計上しているため、算出することは困難。仮に、児童福祉法による児童入所施設措置費等の平成27年度予算額を単純に予算規模で除算した額を児童一人当たりの予算額とした。(東京都福祉保健局)

【こぼれ話】
赤ちゃん養子縁組を提唱する、脱施設の第一人者である矢満田篤二さんがいち早くYAHOO!ニュースを読んでくださり、お仲間とのMLにて以下のようなコメントをしてくださいました。ご本人の快諾を得ましてご紹介いたします。

「上田令子・都議は、2015年3月10日(火),女性国会議員たちと共に、CAPNAを訪問、萬屋さんから、「愛知方式・赤ちゃん縁組」の経緯と現況などを聞き取り、その後、愛知県の児童家庭課なども訪問しました。(上田ブログ「気骨の公務員の奇跡「愛知方式」新生児里親養子縁組」ご参照)その体験が、活かされてきたようです。(CAPNA設立以来)20年余が経過して、今、ようやく。」

 忘れずにいて下さり大変嬉しかったです。地方議員というのはスタンドプレーだけではとても成果を出せるものではなく、地道な調査とそれに基づく質疑の積み重ねです。当選以来取り組んできましたことに光があたりましたことは、何より家庭で暮らせない4000人の東京の子ども達の人生に一隅を灯すことともまりましょう。

 ちなみに、今月以下の通りCAPNA・日本財団共催「赤ちゃん縁組伝達講習会」も開催されますのでご案内申し上げます。
日時:2016年10月27日(木)13:30-17:30 10月28日(金) 9:30-15:30
場所:日本財団2F 東京都港区赤坂1丁目2番2号
対象:児童相談所職員、里親支援専門相談員、里親支援機関職員、里親委託等推進委員会、要保護児童対策地域協議会等の関係者で守秘義務を保持する者
定員:50名 申込先着順
詳細こちら

☆お姐、都政が変わる潮目。自らのタグボートで子ども達を守れ!☆
と、いう方はクリック↓お願いします!
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ


★江戸川区騒然?!お姐初めての著書『ハハノミクス!』★
電子書籍版
12 10月

あれだけ騒がれてもザックリしすぎの決算概要に脱力

 都議会は明日閉会し、いよいよ決算モードに入っていきます。私は「平成27年度各会計決算特別委員会 第1分科会」←不親切なHPで、何を審査する分科会なのか明記されていませんがこの点も指摘できる私の担当部局は、議会局財務局総務局政策企画局青少年治安対策本部会計管理局主税局選挙管理委員会事務局人事委員会監査委員となっております。
 東京都の決算委員会は予算委員会と違い、知事は同席せず、知事部局を中心にした各会計決算特別委員会と公営企業会計決算特別委員会と分科会形式で行われます。
 去る10月5日の私の一般質問において
「行政は予算主義になりがちでして、成果をフィードバックする決算なくして予算編成はできようもなく、本来は決算主義であるべきです。ついては、今般の決算審査にどう臨むのか、知事のご覚悟をお示しください。」と確認をしましたところ
「決算は、予算に計上された施策や事業の執行結果を計数的に明らかにして、行政目的が効果的、効率的に達成されたかどうかの判断材料を都民に提供するものであることはいうまでもありません。
 そして、これから始まる都議会によるこの決算審査を通じて、都としても、施策や事業の成果、そして課題を具体的に検証し、今後の予算編成に生かすなど、PDCAサイクルを踏まえた取り組みにより、都民ファーストの都政の実現を目指していくところでございます。」
との答弁を頂いております。
 昨年の決算の時に「かがやけTokyo会派の委員(注:お姐のこと)から、26点の資料要求がされた(中略)次の委員会までにその資料を提示する理事者側は大変」「普段から用意してあるものであれば、確認して渡せばいいのだろうが、過去云年分とか、これこれに分類して、などの注文がつけば、要求資料をその都度作成していることの方が多い」と他会派都議よりご指摘を受けたことはございます。しかしながら、都民の代表の都議会議員の視点で要求した資料を、理事者(お役所)がゼロベースで資料を作成することで自分達の中にかはなかった、都民ファーストの新たな視点を職員が気づく、持てることになりますし、何よりも議会正式資料となり都民への情報公開にもなるのです。ですので「都民ファースト」の新知事体制のもと、今回も適宜適切に資料請求をし、決算期間の実態・状況や数字を把握して決算審査に張り切って臨む所存です。
(資料請求が大事なのかまとめた過去ブログ「資料要求」に議員力が現れる。もご一読下さい。)

 と、まあ張り切っている矢先の本日、議会局の経理担当課長から届いた、ひざカックン資料がこちらです。
image


 舛添前知事の豪華絢爛ファーストクラス&スィートルーム都市外交が指摘され、ブーメランで返ってきた、報告書もなかったロンドン視察や、都民の目線にこらえきれず中止にしたリオ五輪視察。遠い昔のことのようですが僅か4ヶ月前のことです。これだけ、都議会の支出のあり方が問題が取り沙汰されたのに、こんなペラ一枚のザックリしたもので、決算執行の是非が問えようもなく款・項・目まで出してもらい必要とあらば節まで要求予定です。

 議会局のみならず、全庁に渡りざっくりしすぎな都庁予算書・決算書。お姐は、文書質問等でことあるごとに改善を求めてきました。そのやり取りは以下の通り。お忙しい皆様は「お姐超訳」のみお読み下さい(笑)。

【見やすい予算書・決算書について】(平成27年第二回定例会)
 東京都の行政サービスにおいて、政策立案(計画立案・予算編成)→事務事業実施→行政評価→施策・事業事務の見直しというサイクルがどの部局、どの事業においても行われていると思われます。平成26年第四回都議会定例会文書質問の一の4の質問の回答においても都は毎年度、予算編成の一環として事業評価を行い、決算状況などを厳しく検証した上で、その結果を予算に的確に反映するとお答えいただいております。やはり、予算編成において重要なことは事業評価、行政評価であると考えます。その上で以下について、質問を行います。
1 予算編成において、行政評価が最も重要なものになると考えます。豊島区では、行政評価の評価方法に成果指標、活動指標のほか、必要性・有効性・効率性といった評価項目を設定しております。都は平成26年第四回都議会定例会文書質問の一の4の質問の回答において、事業評価を行い、予算編成に的確に反映するとお答えいただいたが、都における行政評価の評価方法は豊島区のような評価項目は設定しないのか。
(お姐超訳:いろいろ言い訳してるけどざっくりし過ぎてんですよ。PDCAサイクルなどちゃんとやってるようには思えない。豊島区のようにきめ細かい資料をつくるべし!)

回答
 都の事業評価は、かつての財政再建推進プランによる見直し努力を財政再建後も継続していくために再構築した制度であり、現在では、現場の視点に基づく自主的、自発的なマネジメントサイクルとして都庁全体に定着しています。
 具体的には、個々の事業について、必要性・有効性・効率性といった観点から、成果や決算状況などの検証を行うとともに、施設整備評価や情報システム関係評価といった専門的な視点による評価を実施し、より多面的な検証を行うことで、一つひとつの事業の質の向上を図っています。
(お姐超訳:東京都スタイルでやってます。各局ごとに…)

2 豊島区においては、すべての事業に対し、事業の所管課が評価するとともに、庁内評価プロジェクトチームが点検・精査することで、最終的に区としての方向性を明確にしております。その際、各事業の拡充、現状維持、改善・見直しのうえ継続、縮小、休止・廃止・完了・統廃合のようにそれぞれの事業について方向性を評価しますが、これら豊島区のような全事業にわたる行政評価はなされないのか。
(お姐超訳:全ての事業の評価を網羅できる状況にして欲しいわけです!職員も議員も都民も!)

回答
 都における事業評価は、都が直接実施する事業に加え、監理団体等を通じて実施している事業や特別会計なども含めた全ての事業を対象としています。
 また、予算編成の一環として、きめ細かく事後検証を行い、評価結果を次年度の予算に的確に反映することで、都としての事業の方向性を明確にしています。
 評価結果については、都民への説明責任を果たすという観点はもとより、分析手法を広く庁内で共有する観点などから、平成26年度は521件を公表し、更なる事業の見直しに結びつけています。
(お姐超訳:全てを対象にはしてますよ、全て見られるかは別として…はい、521件は公表してます。)

3 平成26年第四回都議会定例会文書質問の回答にて、都は毎年度、予算編成の一環として事業評価を行い、決算状況などを厳しく検証した上で、その結果を予算に的確に反映するということは了承しておりますことから、質問1、2であげたような豊島区で行われているような予算編成を行わない場合、それ以外の具体的な東京都独自の具体的な方法につきお示しください。
(お姐超訳:きめ細かいフィードバックなくしてどーやって都民ファーストの予算編成できるわけ?)


回答
 都における事業評価の最大の特徴は、予算編成の一環として実施していることにあります。
 事業評価として、決算状況はもちろんのこと、事業の成果やコストなど幅広く検証をした上で、見直し・再構築や拡大・充実等の評価を行い、その評価を予算編成に反映させています。これにより、実効性や効率性の高い施策の構築に寄与しているものと考えています。
 このことは、評価自体が目的となってしまいがちだとの意見も見られる一般的な行政評価と比べ、一歩進んだ取組であると認識しています。
 また、評価に当たっては、施設整備や情報システムの関係部局と連携した専門的見地からの検証や、財務諸表等の新たな公会計手法を活用した多角的な検証を行うなど、評価手法の充実にも努めています。
 今後とも、関係部局との連携を密にし、都の自己改革の取組として、事業評価の一層の活用を図っていきます。
(お姐超訳:豊島区?!東京方式のほうが一歩進んでます。東京方式で間違いない、東京方式を続けます!!)
*****

 東京都の予算書、決算書は、区議市議経験者なら驚愕ものではないでしょうか。江戸川区の一般会計、特別会計予算は建設局と同程度。江戸川区は款・項・目・節までにわたり事業と金額を明記、豊島区に至ってはその成果や実績を別紙で事細かにまとめております。区市議員を経験せず都議会議員になる方も多かったせいなのか、これまで議員や議会は指摘しなかったのが不思議でなりません。
 オリ・パラの予算膨張を鑑み、財政を均衡させ、予算の肥大化を防ぐための条例が必要と考えます。均衡予算と健全財政原則を条例化すれば、行政全体にマネジメントもガバナンスもきき、無尽蔵に予算がふえることをいさめられます。小池知事が憂慮して、斬新に実態究明を開始した豊洲市場・オリパラの予算膨張をみればわかるように「あふれんばかりのぜい肉をつけてしまった巨大な肥満都市東京」のダイエットレシピを作るにあたって必要なのが、まずは直近の決算審査の過程と結果でありましょう。
 これまでの慣習がありましたから、改善したいと思う職員がいたとしてもその実現は難しかったと思います。
 小池知事は、第一線の職員が腐らない組織風土についての私の質疑に「組織の運営におきまして、職員のやる気を引き出す。そして、その士気を高めることは、トップである私の役目であります。そして、ともに改革を進めていく、その思いを就任の初日から職員に語ってまいりました。」と明快に回答しました。
 予算決算は議会の華と言われており、まさに都政改革の喫緊の課題を料理する場として、知事が高らかに掲げた改革マインド理念が担当部局の隅々まで浸透し、実りある決算特別委員会となることにワクワクしているお姐であります。

【お姐総括】
 一番の情報公開は、決算書・予算書!
 都民が「款・項・目・節」までネットで見られるようになれば無駄遣いもできなくなります!

☆お姐、決算主義を浸透させることで役人マインドから改革マインドへ変えてゆけ!!☆
と、いう方はクリック↓お願いします!
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ


★江戸川区騒然?!お姐初めての著書『ハハノミクス!』★
電子書籍版

書籍版
お姐参上!

東京都議会議員 
上田令子 
台東区上野出身。結婚を機に江戸川区船堀在住。台東区立黒門小、文京区立第六中、都立三田高、白百合女子大卒。外資系生保等を経て起業も。長男妊娠出産で退職を迫られたこと、江戸川区での保育園探しに苦労したことから、働くマザーズと女子のために東奔西走。99年4月「江戸川ワークマム」 設立。07〜12年江戸川区議。13年東京都議選初当選、現在3期目
家族:夫、息子、義父母と三世代同居。ペット:セキセイインコ4羽
著書:ハハノミクス!
通称:お姐!
所属:自由を守る会代表

Twitter
最新コメント
QRコード
QRコード
月別アーカイブ
  • ライブドアブログ