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東京都議会議員 上田令子のお姐が行く!

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2019年05月

29 5月

総額480億円契約に質疑なしの委員会を嘆く。

本日は、私が所属する公営企業委員会(水道局・下水道局・交通局)が開催されました。主に工事請負や地下鉄車両や都バスの購入といった「契約締結報告」がなされました。
入札経過も合わせて報告されるわけですから、お姐は毎回、毎回、フレッシュな目線で確認のための質疑をさせて頂いております。

【〆て約480億の巨額契約】
公営企業委員会は現場をもっておりますことから、どうしても工事を発注したり、車両などを買い入れたりする契約が毎々発生いたします。
今日の委員会で報告された事案をご紹介します。

★水道局 111億4千5百60万円
水道局工事事案

★下水道局 227億9百21万4千円
下水道局工事事案

★交通局 141億2千6百7万6千円
交通道局工事事案

★三局総額 479億8千89万円★!!

【毎回確認しなくてはいけないワケ】
公平公正な入札過程は経ているかチェックするのは、もちろんのことですが、必ず確認するのは以下3点であります。

1.入札可能事業者数
→いつもおなじみメンバーばかりが入札していないか?

2.入札を辞退した場合はその理由。理由が不明な場合は何故確認しないのか
3.低入札対象となり、調査票の再提出を求められているのに何故出さず放置するのか
→お姐が真っ先に発見した談合の新種?!「辞退談合」がないか確認!(詳しくは“辞退”談合?!リニア事件から見た東京都の実際

毎々同様の質問で理事者(お役所)サイドとしても、「またですか?」と思われることもあるかもしれませんが入札や契約締結は毎回毎回ゼロベースで点検するのが、私は議員の役目と考えております。
結局ウッカリ見過ごして、数年経って談合が発見されていては、「あの時何も確認せず追認した」ということになってしまいます。実際に水道局にあっては、平成24年9月に飲食接待を受けた職員が逮捕・起訴され、平成26年9月に職員が元職員及び工事事業者が情報漏洩をする事件が立て続けに発生し、さらに昨年10月に当該局発注業務の見積もりの情報漏洩による談合の疑いで、公正取引委員会の調査がはいり、さらにさらに、本年2月には外郭団体TSS不適正事案により、特別監察が入るという、尋常じゃない事態が発生しておりますから公営企業委員の責任は重いのです。(過去blog他にもあった!都水道局外郭団体TSSのお粗末事案ご参照)

【巨額の契約に質疑をしたのは…】
ことほどかように血税が使われる入札・工事に関しては、公営企業委員会という“常任”委員会にて常に確認をすべきと私は思うものですが、いかがでしょうか。

しかしながら、本日の委員会での総額479億8千89万円の契約締結事案に質疑をしたのはお姐だけでありました。
公営企業質問時間

神は細部に宿るといいますが、不正癒着、談合の影は千に3つの確率であろうとも目を皿にして検証していれば、「おや?」と「選良」たる議員が気づくよすがになりますし、そういう議員がいると役所というものはシャキっとするのであります。悪しき慣習の温床を、議員が議会活動で絶っていくいくのであります。これはスタンドプレーでもなんでもなく、議員という職責を担う職人として地道な点検作業に他なりません。

【野田数TSS新社長委員会招致へ向けて】
そして本日は、過日「小池知事側近天下りを問う〜野田数氏の委員会出席要求」と、委員会へ問題提起をした水道局外郭団体東京水道サービス(TSS)の、人事他新体制についての報告もありました。

東京水道サービス株式会社のコンプライアンス強化に向けた取組について

この報告を受けて、以下資料要求をいたしました。

1.外郭団体出向時の給与の算定根拠がわかるもの
2.TSS出向者の前職・役職、と出向時の役職、復帰後の所属部署・役職、過去10年分
3.TSSにおける、固有職員の管理職の占める割合が経年的にわかるもの。(全固有職員人数と管理職人数を明記のこと)
3.TSS人件費総額と平均最高額の給与。最高額者の役職。管理職、非管理職、非常勤、それぞれの平均給与。(都関係者か固有かも明記)
4.TSSにおける都派遣職員と固有職員、協力会社からの出向の割合と人数、及び各々の役職者の割合と人数がわかるもの。過去10年分。(それぞれの全職員集も明記)
5.TSSへの東京都が支払っている委託金額と、根拠規定及び積算根拠がわかるもの。
6.TSSにおける固有職員給与と、東京都派遣職員の平均年収と、TSSが支払っていた人件費総額過去10年分
7.野田数代表取締役が決定した経緯と人選の根拠がわかるもの
8.新社長及びTSS代表取締役社長経験者の学歴・経歴・過去の所属・水道事業及び企業経営における実績及び経験値がわかるもの、過去10年間
9.役員体制の人選となった根拠及び経緯について
10.TSSにおける交際費の基準、決済担当者から最終決裁者がわかるもの(部署、役職名を具体的に明記)
11.交際費の金額と決算に占める比率及び主な内訳がわかるもの。過去10年分
12.再委託していた14社との、人事交流の状況(業務を明記)と役職がわかるもの。および発生した人件費。過去10年分
13.14社へ委託した具体的な業務内訳と委託開始時期。
14.東京水道グループコンプライアンス有識者委員会の委員の経歴及び公職歴
15.同委員会の設置から委員選定の経緯と理由がわかるもの。
16.同委員会の第一回の議事内容と出席者(都及びTSS側も含む)及び今後の活動予定のわかるもの。
*****
これを受けて、来る6月7日の公営企業委員会で質疑を敢行し、野田数社長の委員会招致の実現に向けて、一人会派(無所属)だからとあきらめることなく働きかけをしてまいる所存です。

【お姐総括!】
質問すればいいというものではないのは、耳にタコができるほどご指摘をいただいてますのでガッテン承知のすけ!

せめて確認くらいはしていくのが議員の仕事ではないでしょうか?

全て追認なら議会不要論はさらに強まってしまいます!
今週統一地本選挙で当選された全国の新人議員がこうした慣習に染まりませんように…

確認しよう! 東京都議会!!地方議会!

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28 5月

わたしが苦手な THE“議運委”

大相撲夏場所千秋楽では、トランプ大統領杯が、前頭八枚目で優勝を果たした弱冠25歳の朝乃山英樹関に贈られました。一方、東京都議会夏場所は、6月4日から開幕いたします。議会にも取り組み(本会議)が行われる前に、「親方会議」のような慣習がございます。

【大会派に属さぬ無党派新人を待つ現実】
議会の親方会議とは「議会運営委員会」と申しまして、二層構造とあいなっております。

議会運営委員会理事会(非公開、議員も傍聴不可。議事録無し)
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▲議会運営委員会理事会議室

議会運営委員会(どなたでも原則傍聴可能。議事録あり)
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▲議会運営委員会室

お陰様で、当選を果たした、自由を守る会の新人3名、白川愛目黒区議会議員さんのへあや江東区議会議員高浜なおき文京区議会議員ですが、自由な議会活動を求め「一人会派・無所属」のスタートとなりました。
士気の高いメンバーが意気揚々と議員バッチをつけて登庁するや、特別区と呼ばれる東京23区の区議会(都議会も!)はトンデモない事態が待ち受けているのでございます。

仰天事実その1 一人会派を会派として認めず、会派名を公式に名乗れず「無所属」(その他)扱い。

→目黒区議会は区議会だよりに、議案対しての賛否の氏名も出してもらえない等、情報公開の世の中なのに、区民が投票した議員の態度表明を知ることができない!!
所属したい常任委員会や特別委員会なども、たいていは大会派のあまりものを当てがわれる。

一人を会派として認めない=無所属という理由から、議会全体の運営を協議する「親方会議」に出させない!(終わってから議会事務局の職員の報告を待つか、わざわざ聞きにいかねばならない)

仰天事実その2 議会運営委員会(通称 議運)及び議会運営委員会理事会に出席させてもらえない

→というわけです。お姐も江戸川区議会、東京都議会と一人会派と少数会派の経験があり、ぎりぎりオブザーバー議運理事(ひとりじゃないから議運委出してあげるけどオマメ扱い)として参加した経験があります。例えば舛添元知事の最末期などは、知事不信任を全会派から提出されようとしている中、説明にやってきたのも、非公開・議事録なしの議運理事会でありまして、争点となることが起これば重要な議論の場となるのであります。
でも、都民の目には全く触れない場なのであります。
だからこそ、無所属扱いでも全会派がはいるべきであります。

【秘密裏運営、謎の“議運”】
議運理事会(各会派代表数名ずつ)は議運委(理事会より倍以上の人数で構成)の上に乗っかった、お正月の重ね餅みたいな関係にあります。
議運理事会で、ほぼほぼ決まったことを、議運委で、お経のようにひたすら読み上げるというパターンが散見されております。
改めて、問題点を突き詰めますと…

仰天事実その3 非公開、議事録無しの都民への説明責任を放棄している議運理事会

仰天事実その4 議運委傍聴者に配られる資料は詳細のない項目のみの紙ペラ一枚
議運資料


という、情報公開とは真っ向、逆行し「ふるい議会の生命維持装置」「心臓部」といったところでしょうか?

東京都議会委員会条例
(委員会の公開及び秘密会)
第十九条 委員会は、これを公開する。ただし、理事会は、非公開とする。

と、規定されています。
以前都議会で私も、オマメ理事として出席した際、大会派の都議が「理事会は最高意思決定機関!」と息巻いていらっしゃったのですが、そこには何の法的根拠もなければ、都民・区民不在、馴れ合、手打ち談合寄合の「親方秘密裏会議」と都民・区民に思われても仕方のないお寒い実態、とんだ「心臓部」でございます。
であるにも関わらず
仰天事実その5 議運委を開かなければ本会議が開けない。

仰天事実その6 議運理事会を経なければ議運委を開けない。

都議会HPによれば「各会派の代表者などで構成されており、議会の運営方法などについて協議しています。」とざっくりした説明しかなく、ますますナゾめいており、議運理事会はその存在すらも明記されていないのです。その必要性は一体…。

【“議運”の存在意義とは】
この“議運”…、お姐はとっても苦手でしてねぇ。

なんとなく大相撲でいうところの「八百長」を事前に決めているようなそんなイメージを毎度持ってしまいます。議運や理事会に入ったらはいったで、「理事会協議に同意したんだから、勝手なことをするな」と言われるわけです。

まったく、同意できなくても数の力でおしきられてムリクリ同意させれられるわけで、議運理事会出たらでたで少数会派や一人会派が無力化させられる、八百長に加担せざるを得ないようなことになる運営そのものにお姐はハテナマークなのです。

【お姐が総括!】
ゆえに、意欲ある一人会派・無所属の新人議員は、議運や理事会に出られないとクサる必要はまったくなく、議運で決められたことがおかしい!と指摘できる立場を大いに使えるのであります!!

先進的な地方議会は、理事会(協議会と呼ぶところもあり)にすべての会派が参加できたり、地域住民が傍聴でき、議事録もあったりします。ネット中継しているところもあります。

議員生活12年…未だ議運のレーゾンデートルがわからないお姐。
全国津々浦々の、士気の高い新人議員がギョーテンしている今のタイミングで
「あなたの感覚や、直観は、おかしくない」
「長いものに巻かれず、今はすぐに結果を出せなくても、その感覚をずっと持っていて!」
と伝えたくて本ブログを書きました!

日本全国の地方議会の議運の進化にむけて、ぜひ力を合わせていきましょう!!

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22 5月

昨年度の政務活動費の残額2,488,897円を返還

本年3月末で締め切られた平成30年度の政務活動費の収支報告が無事終了し清算が完了致しました。今後若干の微調整が発生するもしれませんが、議会局発行の納付書で支払い、ほぼ確定額が明確になりましたのでお知らせいたします。

【政務活動費の年度途中の返金は制度上不可能】
私が所属する会派は、昨年の12月に一人会派となり、会派名を「かがやけTokyo」から「自由を守る会」へと変更をいたしました。その経過のなかで、当方は会派存続を望んでおりましたが、音喜多駿氏(前都議=本年3月辞職)からは上田の「かがやけTokyo」会派離脱及び解散、政務活動費の返還等を一方的かつ強圧的に要求されました。(詳細こちら)
「かがやけTokyo」は私が名付け親であり、離脱することも解散する気も毛頭なかったことから、その要求には応じる理由は全くありませんでした。音喜多氏はご自身のTwitterで、私が協議を拒んだとし「多額の政務活動費を返還できなかったこと等は誠に遺憾」とつぶやかれ、blogでは

「会派には400万円以上の政務活動費が残っていると考えられます(※10月に上田令子都議個人が使用された分は未確認)。混乱を起こした会派・議員がこの政務活動費を使用する大義はなく、その是非は今後都民の判断に委ねられるとはいえ、返還することができなかったのは極めて残念なことです。」

と、あたかも上田令子が政務活動費を全部ガメて使ってしまうような印象操作を意図するような発言を執拗にされました。世間的には発信力のあるとされる音喜多氏に攻撃をされれば、誰しも動揺もし、戦慄を覚え、恐怖感を味わうことは想像に難くないのではないでしょうか?

当方からすればそのようなことは邪推に過ぎず、「言われっぱなしでは誤解を受ける。直ちに対応しては?」という心配下さった多数の都民の方々からご意見も頂きましたが、公金である政務活動費については、SNS扇動に煽られて安易に反論するのではなく、ルールに則って確定した手続きを粛々と進めていくことこそが条例に精通し遵守し、税金を守る都議として「あたりまえ」の責務であると考えました。

結論からいえば、「東京都政務活動費の交付に関する条例」によりまして、会派所属議員が、所属会派から 離脱した場合において、同議員分の政務活動費のみを年度途中に返還することはできないということす。
ご心配頂いた皆様ご安心下さい。そもそも、私がガメて使うことなど出来ないような仕組みになっているのであります。
(詳細こちら)

【注目の返還額】
昨年度の政務活動費の残額の全額は!!

総額 2,488,897円也!!
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このうち
音喜多駿氏未使用分  717,182円
(2018.12.21振込額)※
※過不足発生の場合調整あり。総額は変更なし。

上田令子返金総額  1,771,715円

しっかりと、音喜多氏の残額は本日全額返金をいたしましたことをご報告いたします。

【多額の返金となったワケ】
政務活動費は、2017年改選後2割削減を達成し、一人当たり月額50万円、年額600万円となりました。以前から使途について、首をかしげる都議・会派も存在していたことから、1期目から身を切る改革の一丁目一番地として率先して推進して実現を果たしました。
一方、政務活動費というのは、本来、政務活動のための補助金であり、有効に活用すべきものであります。私のように、労働組合等の支持母体もなく大きな国政政党に所属しない議員にとっては、綿密な政務調査を行い、その議会活動結果を知らしめることこそが都民への説明責任を果たし、支持を集める大きな機会であり、上田令子通信は人口約70万人の江戸川区においては1回発行すれば150〜180万円程度が必要となります。
こうした広報活動に政務活動費を使うことは、都民の知る権利にも資する重要な説明責任のための手段であり、パフォーマンスのために徒に返還額の大きさを強調するのは本末転倒であります。

今回お姐は、上記のようなこれまでと異なる新たなファクターから、音喜多氏分を念頭に入れ、極めて神経質に政務活動費を精査せざるを得ない立場に立たされ制度に則り適正適切に返還した次第です。

【お姐総括!】
事務所も自宅に戻し、経費もぐっと抑えられたことから、今後はお姐通信を年2回発行できそうです!

今後とも都政の闇を明かにし、血税の使途を監視すべく、政務調査活動を進めるとともに、積極的に情報公開・情報発信をしていくことで、区民・都民に還元していく所存です!
晴れて自由の身となり、区議会議員時代のように、トピックな話題をプリンタで印刷する取って出しチラシも再開予定!
乞うご期待下さい!


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お姐参上!

東京都議会議員 
上田令子 
台東区上野出身。結婚を機に江戸川区船堀在住。台東区立黒門小、文京区立第六中、都立三田高、白百合女子大卒。外資系生保等を経て起業も。長男妊娠出産で退職を迫られたこと、江戸川区での保育園探しに苦労したことから、働くマザーズと女子のために東奔西走。99年4月「江戸川ワークマム」 設立。07〜12年江戸川区議。13年東京都議選初当選、現在3期目
家族:夫、息子、義父母と三世代同居。ペット:セキセイインコ4羽
著書:ハハノミクス!
通称:お姐!
所属:自由を守る会代表

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