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2024年09月

19 9月

江戸川・江東の定数がなぜ増えぬ?!都議会版一票の格差に物申す

去る9月18日から都議会秋場所第三回定例会が開幕致しました!
江東区選出自由を守る会さんのへあや都議の本会議デビューは万感の想い出ございました。
なぜなら、都議会史上初!国政政党・労働組合・生活協同組合・宗教団体・業界団体とは一線を画す完全無所属で、民間出身、女性で現役カーチャンの正式会派(都議会は二人以上を会派と認めてます)が都議会史上初めて誕生したからでありました。
二人になったからといって、喉元過ぎれば熱さを忘れずに日本一大きく日本一古い暗黒都議会の改革を求め、あやさん初当選以来一緒に申し入れをいくつか提出しております。
今回は、明らかに人口と都議の比率が逆転しているのに放置し続けてている、東京都議会議員選挙の定数の是正を本会議初日の議会運営委員会へ求めた内容を一挙公開致します。
※お忙しい皆様は、「お姐総括!」のみ読み進めて下さい(笑)。

◆議員定数及び都議選制度への自由を守る会の見解◆

議会運営委員会委員長 小松大祐様
都議会のあり方検討会座長 小宮 あんり 様
各会派幹事長各位

都議会会派「地域政党 自由を守る会」 幹事長 上田令子 政調会長 さんのへあや

 現在、議員定数・選挙区等、議会改革について「東京都議会議員定数等検討会」におきまして、真摯なる議論が重ねられています。

1.はじめに
さて、二人会派である当会派が出席できない議会運営委員会に「東京都議会議員定数等検討会」(以下「定数等検討会」と言います。)が設置されております。
かつて、一人会派を含めすべての会派が参加していた前例があるにもかかわらず、定数等検討会において一人会派や二人会派の出席を認めないのは不合理です。
また、傍聴さえ認められていないのは、極めて遺憾です。
議会改革、特に選挙区定数は全会派の議員の地位・職責に深く関わる重要な課題ですから、一人会派も含めた全会派の参加が保障される下で検討すべきであり、それが多数決のみならず少数意見の尊重をも基本原理とする民主主義の基本です。
素案作成段階から全都議会会派の声を反映することで、議論が尽くされ都民が納得する方向性が示されると考えるものです。

2.要領の問題点
次に、当会派が考える要綱の問題点は以下の部分です。

 (会議の非公開)
第5 検討会は、原則として非公開とする

議会改革、特に選挙区定数は議員の個人的利害の問題ではなく、東京都の主権者である都民全体にとって重大な利害関心事です。
その課題をまるで議員らの個人的利害関心事であるかのように都民に隠す手続で決めて行ってしまうことは、主権者である都民を蔑ろにするものであって、到底、承服できません。
「原則として非公開」ではなく、「原則として公開」し、都民の声を十分に聞きながら改革を進めるべきです。原則非公開ということは、大変由々しき事態であると考え強く警鐘を鳴らし、まず指摘をし、直ちに要領を改正して公開を原則とすることを求めます。

3.多様な民意を幅広く汲み取る議会構成を
 地方分権改革の進展により、議会の役割は近年、ますます重要になってきています。
 東京都は、特別区のほか、中核市、一般市、町村という事務権限の異なる様々な形態の基礎自治体を抱え、過密と人口流動という大都市特有の課題を有する一方、伊豆・小笠原の島しょ部を有しております。
 このような多様な、行政体を包含する選挙制度の設計にあたっては、創意工夫が必要であると考えます。

まず、重要なことは、1400万人都民の多様な民意を汲み取れる議会を形成することです。
そのためには、「一票の格差」を解消し、少数意見を含む民意が的確に反映する仕組みが担保されることが不可欠です。

 公職選挙法第15条第1項は、「都道府県の議会の議員の選挙区は、一の市の区域、一の市の区域と隣接する町村の区域を合わせた区域又は隣接する町村の区域を合わせた区域のいずれかによることを基本とし、条例で定める。」と定めており、都道府県議選の選挙区は、区市の区域を基本とするように求めております。
 都内には、人口92万人を超える世田谷区から、6万8千人程度の千代田区まで、人口・面積とも多様な区市があり、多摩地区の一部の市を除けば、単独の区市の区域をそれぞれの選挙区としています。
しかしながら現在の各選挙区の定数を見ると、8人区のような大選挙区がある一方、1人区や2人区という少数定数区があります。
本来、大選挙区制は民意の反映に重きを置き、小選挙区制は民意の集約に重きを置くものです。これらの制度の混在は、選挙の意義の異なる要素が制度的に併存していることになるのです。
また、二元代表制においては、民意の集約は首長選によってなされるものであり、議会選においては民意の反映に重きを置かれるべきです。この点において、少数定数区は、人口が極端に少なく特例選挙区として法で認められている島しょ部を除けば、望ましいものではありません。
また、少数定数区では、政党の「構図」で当選者が決まる実態があります。
このようにそもそも多様な民意を反映し得ていない状況では、現行の議員定数127名による本来求められるべき議会機能の発揮は極めて困難であります。
実際にこれまでも、定数や選挙区割については客観的な指標が示されることなく今日にいたっています。現行の区市ごとの区割りにとらわれずに、(島しょ部を除く)すべての選挙区で定数を最低「5人」になるような中選挙区制度を導入するべきと考えるものですが、法改正が必要となることから、来年に迫る都議会議員選挙までにこれを現実することは極めて難しいと思料しますので、まずは現実的に実現可能な定数是正を強く求めるものです。

4.現状定数の課題
極端に均衡を欠いている選挙区定数の是正を国政選挙の一票の格差問題の見直しが常々、図られ続けている中、東京都議会の定数の是正は未だ道半ばです。ことに極端に、格差が顕著な選挙区の早急な見直しを求めるものです。以下、最も格差がある自治体を列記いたしました。
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新宿区 35.18万人(有権者約28万人) 都議定数4人(8.79万人/都議)
杉並区 57.71万人(有権者約47万人) 都議定数6人(9.62万人/都議)
大田区 70.87万人(有権者数約60万人)都議定数7人(10.12万人/都議)
足立区 69.73万人(有権者約57万人) 都議定数6人(11.62万人/都議)
江東区 54.1万人 (有権者約43万人) 都議定数4人(13.52万人/都議)
江戸川区 69.33万人(有権者約56万人)都議定数5人(13.86万人/都議)

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江戸川区は足立区と人口・有権者数がほぼ同等ですが、議員定数は足立区より一人少ない5人であり、合理性に乏しいものとなっています。
人口も有権者も江戸川区より圧倒的に少ない杉並区の議員定数が江戸川区より一人多いのは、もはやまったく説明不能な設定と言うしかありません。
大田区の人口は江戸川区の1.06倍なのに議員定数は1.6倍になっています。同じく、江東区は杉並区と人口・有権者数が1.06倍の差であるにもかかわらず、議員定数は1.5倍となっています。
また、新宿区の定数4は、江戸川区及び江東区との比較で言えば異様に過剰な設定となっています。このような事態は、1票の格差という観点からして、明らかに異常極まりない状況です。

5.最後に
現職議員間の都合を忖度しあい、議員定数の見直しを先送りし続けていると、早晩、主権者である都民に見放され、批判されるばかりか、都議会議員選挙への不信感や無関心を醸成し兼ねません。
東京都の隣の神奈川県議会では、区の人口が変われば機械的に定数を是正するという極めて民主的かつ合理的な制度が採用されています。東京都議会にできないことではないと思料します。
同様の制度の採用を強く要望し、今後の真摯な検討を継続することを求めるものです。
 選挙区別議員定数の改正案の提案にあたっては、広範な合意と正当性を担保する観点から、パブリックコメント等の都民意見の聴取・反映の機会を確保するとともに、議会改革検討委員会及び議員定数等検討会への当会派を含む全会派の参加・出席によることを重ねて強く求め、都議会会派「地域政党 自由を守る会」の見解といたします。
なお、参加・出席の機会が確保されないときには、重大な決意をもって都民世論、司法に訴える覚悟である旨、申し添えておきます。 
以上

【お姐総括!】
憤懣やる方なく再掲致しますが、この異常さもう一度ご覧ください!
*********************************
新宿区 35.18万人(有権者約28万人) 都議定数4人(8.79万人/都議)
杉並区 57.71万人(有権者約47万人) 都議定数6人(9.62万人/都議)
大田区 70.87万人(有権者数約60万人)都議定数7人(10.12万人/都議)
足立区 69.73万人(有権者約57万人) 都議定数6人(11.62万人/都議)
江東区 54.1万人 (有権者約43万人) 都議定数4人(13.52万人/都議)
江戸川区 69.33万人(有権者約56万人)都議定数5人(13.86万人/都議)

**********************************


定数是正申し入れは本会は、4年前にもしておりました。
2020年司法関係者からは、練馬・江戸川を増やし、大田・新宿を減らす等「2増2減」を指摘されたというのに、小池知事の地元の練馬は増やして江戸川区は見送りとなったのです💢
百合子の天敵無所属のお姐を落選させたかった気持ちはわからないでもないwですが、結局次点で落ちたのは自民党であったという、権力者側にとっちゃぁ笑えないオチになったではないですか。
江戸川はお姐がいるから、「2025年都議選は江東増やす「1増1減」にするかな〜」とか、都議会政局は考えていたのでしょうが、あにはからんや江東選挙区では、さんのへあや都議が補選で当選!
どっちも増やしたくなくなってしまった(大爆笑)
都議会国政政党、知事与党はさぁどうするか見ものです!

皆様は是非「江戸川区・江東区の定数を増やせ!」との声を東京都議会に届けて下さいませ。(ご意見送付先コチラ

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13 9月

都議会議連またしても神宮外苑事業者と小池知事へ物申しました!

去る9月9日神宮外苑地区の再開発事業について樹木の伐採抑制や新たに植える木の本数を増やす見直し案が三井不動産より公表されました。

昨年10月に発足した「神宮外苑再開発をとめ、自然と歴史・文化を守る東京都議会議員連盟」は、本年3月7日に開発代表施行者三井不動産本社に赴き、「現存の維持」「開かれた話し合いの場」「国内イコモスの意見反映」を求める要望書を提出しております。(これまでの経緯は上田令子通信ご参照

この度、本議連は、神宮外苑地区まちづくりの筆頭事業者である「三井不動産株式会社」をはじめ各事業者に対して「神宮外苑再開発について、国連報告書の指摘を受け止め市民と専門家の声を聞く場を設けることを求める要望書」を送付いたしました。併せて9月12日には、小池知事にも要望書を提出しておりますので、皆様にお示し致し致します。

◆事業者むけ◆
【神宮外苑再開発について、国連報告書の指摘を受け止め市民と専門家の声を聞く場を設けることを求める要望書】

三井不動産株式会社 代表取締役社長 植田 俊 様
明治神宮宮司 九条 道成 様
独立行政法人 日本スポーツ振興センター 理事長 芹沢 訓 様
伊藤忠商事株式会社 代表取締役会長 CEO 岡藤 正広 様

2024年9月9日
神宮外苑再開発をとめ、自然と歴史・文化を守る東京都議会議員連盟

本年5月1日、国連人権理事会「ビジネスと人権」作業部会の報告書は、市民の声を広く踏まえ
ることなどの不十分さから、神宮外苑再開発が人権に悪影響を及ぼす可能性があるとの懸念を表明しました。
 再開発事業者の三井不動産は5月29日、作業部会の指摘について、環境影響評価後も審議会
に出席して説明を続け、任意の住民説明会も開催したと説明しています。
 しかし、住民説明会の参加対象を限定し、対話のないものであったからこそ、市民が国連に保護
を求め、今回の報告書に至ったというのが現実です。

「神宮外苑再開発をとめ、自然と歴史・文化を守る東京都議会議員連盟」は、神宮外苑再開発の
事業者のみなさんに、国連人権理事会「ビジネスと人権」作業部会の報告書を真摯に受けとめ、市
民や専門家の声に誠実に耳を傾け、対話の場を設けることを求めま
す。
                                                        以上
*****

◆小池東京都知事むけ◆
【事業者が提出した「樹木の保全に関する具体的な見直し案」について厳正な審査と広く専門家の意見を求めることを求める要望書】
2024年9月12日
東京都知事 小池百合子 様
神宮外苑再開発をとめ、自然と歴史・文化を守る東京都議会議員連盟

 神宮外苑再開発への問題提起は住民運動から始まり、多くの都市計画や環境専門家、著名人、文化人から見直しを求める声が上がり、国際イコモスによるヘリテージ・アラートや、国連「ビジネスと人権」作業部会報告書における指摘など、日本社会のみならず、国際社会においてその問題性が認められるまでに至りました。

 百年前に国民の発意により、その奉仕によって作られた特異な歴史的経緯を持ち、当時のランドスケープを都心部に保っていることに多くの都民や専門家が高い価値を認めています。東京都がいま国際的に魅力ある都市として成熟していくうえでかけがえのない都市公園であることは論を待ちません。このような神宮外苑地区にかかる規制を東京都が緩和し、事業者が三棟の超高層ビルと二つの高層巨大施設を建設する計画は、東京都の魅力を著しく損ないかねない計画です。

 膨れ上がる一方の世論を前に、小池都知事は昨年9月に「樹木の具体的な保全策」の提出を三井不動産ら事業者に求めました。当初、年内に出されるはずだった「保全策」が、9月9日に「樹木の保全に関する具体的な見直し案」として提出されました。この「見直し案」は「変更届」として提出されて環境影響評価審議会での議論が始まり、そこでの議論を皮切りに、JSCの大臣認可申請や、権利変換計画申請が行われることとなります。景観問題、騒音問題、外苑全体の植生への影響など問題は山積しています。それぞれ各関係機関が住民の声を受け止め、厳正に検証し、外苑再開発を見直すことが必要です。
 私たちは議員連盟として以下を要望します。

1 「樹木の保全に関する具体的な見直し案」については環境影響評価審議会で徹底審議を行えるよう、「変更届」提出から審議まで少なくとも一カ月ほどの十分な日数を確保し、審議会の日程も項目ごとに審議できるよう十分に確保すること

2 広く都民や専門家の声を受け止める場を持つこと。とくに日本イコモス国内委員会は文化財保護に関して日本を代表する専門家組織であり、「具体的な樹木の保全策」について事業者と直接対話が行える場を都として事業者に求めること


以上
*****

【お姐総括!】
要望書提出時本来は小池知事ないしは環境局長が受け取るべきものですが、このところ小池知事は一切この種の要望は議員からでも受け取らず、当然局長は受け取るだろうと思っていたところ「局長は委員会対応で忙しい」と、総務課長対応となりました💢
ホンの5分の時間も都民の代表に割けないのか…。それが小池都政下の官僚主義ですね。
独裁者における官僚…ハンナ・アーレントの「エルサレムのアイヒマン」を思い出すのでした。

一方三井の見直し案ですが、伐採本数を当初計画の743本から619本に減らす!と言っても僅か124本。
樹高3メートル以上の樹木本数を開発前の1904本から2304本に増やすといっても、移植のリスクは勘案されていない…。
新野球場地下躯体までの距離(セットバック幅)を当初計画の8メートルから18.3メートルに見直といっても、そもそも神宮球場を壊して移設する必要性があるのかということで都民・国民が怒っているというのに、まさに弥縫策見直し案としか言わざるを得ないわけです。
小池知事も、自ら事業認定のハンコを昨年の2月に押しておきながら、坂本龍一さんの手紙、村上春樹氏の批判、サザンオールスターズの反対ソング、決め打ちは国際イコモスからのヘリテージアラートで世論が大きく動き、自らの三期目選挙を考えて突如事業者に見直し案を要求するのは己の政治生命ファーストのご都合主義と言えましょう。
今まで、呉越同舟で再開発をグイグイ進めてきた、三井他事業者はたまったものではなかったでしょうネ、その点だけは同情いたします。
しかしながら大権力者の東京都知事と政府与党、利権に群がる政治家や大企業が国民都民無視で進めようとした、世紀の大開発が、ここまで頓挫して、プライドを捨てて見直す姿勢を示したことは小さくて大きな一歩でありましょう。

それを進めたのは、恥ずかしながら政治の力ではなく市民によるものでありました。
当日は「明治神宮外苑を子どもたちの未来につなぐ有志の会」要望書を提出される加藤なぎさ代表と共に環境局へ赴きました。

▼有志の会と議連メンバーwith環境局総務課長w
20240912地域住民要望提出私達地方議員は、地域住民のこうした願いを届け代弁するために存在するのです。
引き続き、都議会会派地域政党自由を守る会は、地域第一主義で取り組んでまいります!

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お姐参上!

東京都議会議員 
上田令子 
台東区上野出身。結婚を機に江戸川区船堀在住。台東区立黒門小、文京区立第六中、都立三田高、白百合女子大卒。外資系生保等を経て起業も。長男妊娠出産で退職を迫られたこと、江戸川区での保育園探しに苦労したことから、働くマザーズと女子のために東奔西走。99年4月「江戸川ワークマム」 設立。07〜12年江戸川区議。13年東京都議選初当選、現在3期目
家族:夫、息子、義父母と三世代同居。ペット:セキセイインコ4羽
著書:ハハノミクス!
通称:お姐!
所属:自由を守る会代表

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