先週金曜日6月27日も舛添要一東京都知事の定例記者会見が開催されました。

 そこで!

 なんと!!!

 都民注目の!?!

 「儀典長」につき、記者から質問が飛び出し、知事自身が初めて記者会見にて、そのあり方の詳細に回答をしたのでございます。

 本年3月14日の予算特別委員会に臨むため、まず経歴の資料要求をし、外務省からの所謂「天下り」人事であることが判明しました。そこで、予算特別委員会では、なぜ外務省職員を登用するのか、その理由と是非を問う質問を致しました。

 知事本局長(当時)より「外交官としての豊富な経験、知見が有用であることから、都では、儀典長を外務省から採用」との答弁を頂きましたが(詳細過去ブログ外務省→都庁への天下り指定席?!「儀典長」を問う!ご参照)どうにも腑に落ちず、その後、以下情報公開請求を敢行致しました。

【儀典長の行動・業務内容がわかる資料】
1.平成23年度から25年度の東京都儀典長のタイムカード、業務日誌等の勤務実態がわかるもの
2.平成23年度から25年度の東京都儀典長の出張に関する記録全て(出張目的・出張先・交通手段・宿泊先・面会相手がわかるもの)
3.平成23年度から25年度の間に東京都儀典長が知事及び各部局に対して行った補佐・助言に関する記録全て
4.平成23年度から25年度の間に東京都儀典長が使用するために購入した物品の品名・購入数・購入額・購入時期がわかるもの
5.平成23年度から25年度の間に東京都儀典長が外務省とやり取りした都政情報全て

【給与のわかる資料】
1.指定職給与表の適用基準
2.「指定職給与表の適用基準」において指定基準の例外となっている職名のわかるものおよび例外の内容がわかるもの

 これらを手元に取り寄せまして、こもごも調査していたところ、去る25日に閉会しました、第二回定例会にて組織条例改正案「東京都組織条例の一部を改正する条例」が上程され、なんと「儀典長」を廃止、新しく「外務長」へ名称変更することとなったのでございます。
(詳細は過去ブログ儀典長→外務長へ名称変更。古巣の名前で出ています?

 この条例は、その後全会一致で可決・成立されましたので、さて名称変更にとどまるのか、職務内容も「トップマネジメント体制」下において見直しを図るのか注目をしていましたところ、先週金曜日の知事記者会見で「儀典長」発言が飛び出したのでございます。

 そのやりとりは巻末に一挙掲載させていただきますので、後ほどゆっくり全文を精読頂くとして、トピックとなるところを拾いだしてみますね。

 まず、冒頭記者から、「儀典長の廃止は考えているのか?」と問われると…

知事「あのですね、儀典長と言ったら、皆さん方、何を思われますか。プロトコール。だから、昨日のIOCの皆さん来られて、私が主催で昼食会をやると。そうすると、私の前にコーツさんが座ってどうだって、これ、プロトコールなんですよ。」

プロトコール?????

「コーツさんが座って(って、誰だそもそも的な)」???「これ、プロトコール」???

いきなり、思いっきり、わからない…。そんな時はwikiに聞こう!ということで、ググりますと、プロトコールとは「複数の者が対象となる事項を確実に実行するための手順等について定めたもの。日本語では「規定」「議定書」「儀典」などと意訳される。」とある。

儀典を英語にしてプロトコールで、さらに和訳したら儀典…ますますわからない。

さらに知事は
「東京都に入庁する、就職する皆さん方が外交をやろうと思って入ってはきていないですよ、普通は。外交やりたいなら外務省に入ってますよ。ですから、彼らにとって外交のエキスパートとしてやれというのは、ちょっと要求は酷ですね。したがって、これは外交のプロである外務省から人材をいただく」

と、外務省からの人材採用の理由をこう、弁明、いや説明。

???

 東京都職員の皆様はとても優秀ですし、福祉だけやろう、建設だけやろうと思って入庁しないわけで、実際各局の業務を多種多様に人事異動によって学びこなされています。職員研修体制も整っており(こちらご参照)なので、たとえ外交であっても、しっかり吸収して、ソツなくこなせると思うのですが…。

さらに知事は

「外務省の力も借りながら、本当の外交のプロを入れながらきちんと都市外交ができるように、今それは外務省と緊密に連携をとりながら、そういう人材の派遣を要請しているところです。
 それが決まった上でどうするか。つまり儀典長というのは、ある意味でロジなのですね。ロジというのは、私がソウルに行くという時に、北京に行くという時に、飛行機の便、何便とりますかと、ホテルはどこをとりますかと。」

と続けます。

ロジ???

たぶん…ロジスティクスのことなのでしょうね。で、困ったときは…(省略)。

 直訳しますと「原材料の調達から、製品が顧客の手に渡るまでの過程を「ものの流れ」」ということですな、ハイ。

で、

「ものの流れ」がホテルをとる????

…ぜんぜん、ますますもって、わからない…。

そして、知事は、記者会見最後に

「もう最大のポイントは、儀典長という名前をやめるということ。儀典長なんていうことで外交はできません。」

とのこと。

 じゃぁ今まで、儀典長=指定職給与として月額 834,000円もらっていた、歴代「儀典長」は何をやっていたんだっ!!??

 と、思うのは私だけはないハズ

 えぇ!

 なにしろ国際派の知事でいらっしゃいますし、ご自身6ケ国語(英・独・仏・西・伊・露語)を話すことができ、公的外交の時は必ず通訳がつきますので、庶民としてはさらに「儀典長」改め「外務長」がつく必要が、にわかに分かり難いところですが(いわば執事のセバスチャン的立ち位置?!)、

知事の

「国益を損なうような都市外交はやるべきではない」

だから

「本当の外交のプロを導入する」ために「外務省の皆さん方のご協力も得て」体制を作るという趣旨は、わからないでもございません。

「外務省の皆さん方のご協力も得」た人材配置は、この↓資料の通りですが

儀典長の職責、処遇の考え方、経歴及び歴代経歴(過去5代)


 現「儀典長」(←まだ正式な人事手続きがなされてないので旧名称にて標記)、その経歴をみると中東が得意分野と思われますので、西欧、東南アジア、アフリカ、北米、南米の外交においては、また別途「外務省の皆さん方のご協力」を得るのだろうな…と思ったり思わなかったり。少なくとも多言語においては、知事が勝ると思われ…。
 
 だったら、その都度「外務省の皆さん方のご協力」していただいて、今どきはバイリンガルや帰国子女の東京都職員はいくらでももいらっしゃるので、生え抜きの都職員が担当すればいいのではないの??

 これを期に「外交」人材を東京都職員にて育成すれば、オリパラ準備局でも、外国人対応などの多い各局では引く手あまたの人材に成長するであろうと、思ったり思わなかったりするわけです。

 名称変更後も、「プロトコール」&「ロジ」から一体「何」に、「外務長」がなられるのか、どっから人材を抜擢していくのか、引き続き定点観測を続けてまいる所存です。 

 なお、今回の舛添知事会見については、別件でも、両角みのる幹事長も物申しています。ハイ!→こちら

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【注目の平成26年6月27日舛添要一東京都知事記者会見】


【記者】東京MXテレビの朝倉と申します。先日、ネット記事を拝見いたしまして、その中で都市外交について触れていらっしゃるんですが、ソウル訪問も控えましてですね、外交部門を強化したいと、儀典長の廃止といったことを考えていらっしゃるようなんですが、機構改革で大なたを振るうというふうに書いてらっしゃるんですが、これ、どういうところなのか教えいただけますでしょうか。

【知事】あのですね、儀典長と言ったら、皆さん方、何を思われますか。プロトコール。だから、昨日のIOCの皆さん来られて、私が主催で昼食会をやると。そうすると、私の前にコーツさんが座ってどうだって、これ、プロトコールなんですよ。儀典ですから、式典です。だから、外国の賓客来られたときに、迎賓館で、東京都の迎賓館で、できればそこでどうもてなすかという、これ、儀典なんです。外交ではありません。外交の一部なんです。なぜ儀典長っていう名前になっているかというと、これ、私が伝え聞いたところなので間違ってるかもしれませんが、私が聞くと、石原元都知事が、外交なんかする必要はないので、外交部長とか外務長とかいう名前を、そんなもの儀典さえやっておけば良いということで、プロトコール、儀典長に変わったというけど、私は、私の都市外交はそんなものではなくて、もっと本格的にやるべきだと。特に2020年の大会を、東京オリンピック・パラリンピック控えたら、全力を挙げて都市外交をやらないといけないと。従いまして、まず、儀典長という名前を、もう名は体をあらわすわけですから、名前から変えていかないと駄目だな。ですから、これを外務長とか外交局長とか、今考えていますけど、まず、そういうものに変えていく。
 それから、要するに東京都に入庁する、就職する皆さん方が外交をやろうと思って入ってはきていないですよ、普通は。外交やりたいなら外務省に入ってますよ。ですから、彼らにとって外交のエキスパートとしてやれというのは、ちょっと要求は酷ですね。したがって、これは外交のプロである外務省から人材をいただくという形で、そういう外務省の力も借りながら、本当の外交のプロを入れながらきちんと都市外交ができるように、今それは外務省と緊密に連携をとりながら、そういう人材の派遣を要請しているところです。
 それが決まった上でどうするか。つまり儀典長というのは、ある意味でロジなのですね。ロジというのは、私がソウルに行くという時に、北京に行くという時に、飛行機の便、何便とりますかと、ホテルはどこをとりますかと。こういう仕事はやり慣れているのですよ。そうじゃなくて、中国と日本政府の間で、尖閣や何かでこんな難しい時に北京に行って大丈夫かと、どういうことをあなた言うんだねという時は、まさに頭脳の部分なので、これは相当頑張らないといけない。それから、ソウルも同じですよね。従軍慰安婦の問題とか歴史認識とかで大変緊張関係にありますですね。そういう中で、東京都知事がソウル市長の要請に応じて行くというのは、日本国全体の国益を損なってはいけませんから、そういう中での都知事の都市外交というのはどうあるべきか、これは相当慎重にやらないといけない。
 そういう時に、それができる体制を整えたいというふうに思っております。国益を損なうような都市外交はやるべきではない。あくまでも、日本国政府がしっかりおやりになっている外交を、どのような形であれ、側面から援護射撃をすると、支えるというようなことに結果的になるような外交をやらないといけないですから、本当の外交のプロを導入すると。それが今、私の念頭にあるところでございますが、これは7月の中旬までに、外務省の皆さん方のご協力も得て、そういう体制をやろうということで今、少しずつ固めていると、そういう状況です。

【記者】テクニカルな部分になるんですが、それは外交局というものをつくるというのが一つのイメージにあるわけですか。

【知事】それはちょっといろいろな方法を考えてます。つまり、もう最大のポイントは、儀典長という名前をやめるということ。儀典長なんていうことで外交はできません。儀典長というのはですね、赤坂の迎賓館、ありますね。あれのお守りする人が儀典長なんですよ、外務省でいうと。そうじゃないでしょう。だから、要するに、仮に浜離宮に、東京の迎賓館でしたら、そこの管理をする人が儀典長なんです。だから、それじゃないだろうという、それが最大のポイントだと思ってください。象徴的に言えば。


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