今月に入って、東日本大震災時の燃料不足をうけ、有事の際のガソリン備蓄のため、都が東京都石油業へ血税3億3700万円を投入しながらも、その先のガソリンスタンド(GS)や、油槽所に意図が伝っておらずちゃんと「ストック」されていなかった「東京都の無責任」が報道されておりました。

 平成25年2月に、災害時に備え、タンク内の在庫が一定量以上減らないように管理してもらう「ランニングストック(流通在庫備蓄)」制度を鳴り物入りで導入したものの…。ふたを開けてみたらば、GSにも油槽所にも(総称すると給油所ですな)全然備蓄されていなかった!というキョーガクの事実が明らかになったのでございます。

 幸か不幸か?!上田令子が現在所属しているのは総務委員会でございましてですねぇ、えぇ都の防災施策の調査、チェックをするところでございました。

 ということで、聞き捨てならじ!と質問予告をTwitter、Facebookでしておりましたところ新たな情報を入手しまして前日の夜に急きょ質問項目を増やしまして3月19日当日に臨んだ次第でございます。そのやり取りは以下の通りです。

お姐「東京都が首都直下地震などに備え、3億3700万円で購入した災害時燃料が、実際には備蓄されていない可能性があるとの報道がされています。東日本大震災時にガソリンが不足し混乱が発生した教訓から、発災事に備え、東京都石油業協同組合と契約し、あらかじめ燃料約2750キロリットルを購入しておく計画だったが、保管義務があるガソリンスタンド(GS)などに意図が伝わらず備蓄にいたってなかったと12日に報道されていました。この件についてのまずこの事業概要と、報道に至った経緯の説明を求めます。」
(お姐心の叫び:いったい全体どうなっちゃってんの!!そもそも何がしたかったのか、なんでこんなことになったのか説明されたし!)

企画調整担当部長「災害時には、災害拠点病院の機能維持や救出・救助活動等を行う緊急通行車両等に必要な燃料の確保が不可欠。このため、都は、災害拠点病院等への燃料の優先供給制度に加え、平成25年に、事前に購入した燃料を給油所等へ備蓄するランニングストック方式を新たに導入。これにより、給油所等への燃料供給が途絶した場合でも、安定的に燃料を供給することが可能となった。一方、都との契約内容を、東京都石油業協同組合が口頭でしか各給油所等に伝えていなかったことなどから、燃料の備蓄に関し、組合と給油所等との間に認識の齟齬があったと報道をされたもの。なお、平成25年5月に都と組合は、備蓄義務を有する給油所等を集めて研修会を開催しており、制度の周知を図っている。」
(お姐直訳:都と組合間では契約はちゃんとしていたんだもん。組合が給油所に伝えてなかったのが悪いのさ。研修会もちゃんとやって、給油所も参加してたんだから!)


お姐「つきましては、東京都の在庫のチェック体制はどうであったか、「月末在庫報告書」が都へ提出されていたか、契約書通りやっていたのかお応えください。」
(お姐心の叫び:しかるべきマニュアルも契約書もあるのは知ってんだかんね!そこに「毎月定期的に、タンク残量が指定された在庫備蓄を上回っていることを確認し、「月末在庫報告書を東石商を通じて都へ提出する」って書かれてんだから、確認をさせていただきます!)

企画調整担当部長「各給油所等で備蓄する燃料の数量については、年度初めに締結する契約書で明記されており、災害時に都が払い出しを指示しなければ、基本的に変更されるものではない。このため、半年に一度、保管料の請求時に組合から提出される毎月の在庫報告書で確認をしてきた。しかし、組合との契約では毎月末に都に対して報告することとなっており、組合に対し、きちんと毎月報告するよう指導していく。」
(お姐直訳:あーっとえーっと契約ではそうなっているんですがのー、うーっとあーっと、ちゃんと提出してないのは組合の問題で都は半年に一度の在庫報告書確認はしておりましたです…)
(↑お姐心の叫び:都へも毎月報告って契約なんでしょ?!なんで半年に一度で東京都も看過していたの?!ということで次の質問しますね。)


お姐「ガソリンスタンドと油槽所双方から毎月末に出されるはずの『月末在庫報告書』が提出されていなかったことは気づいていたのか?」

企画調整担当部長「都は組合と契約を締結しており、組合が、毎月都に在庫報告書を提出することになっている。したがって、都としては、組合内部の在庫確認方法については確認する立場にはない。繰り返しとなるが、各給油所等で備蓄する燃料の数量については、年度初めに締結する契約書で明記されており、災害時に都が払い出しを指示しなければ、基本的に変更されるものではない。このため、半年に一度、保管料の請求時に組合から提出される毎月の在庫報告書で確認をしてきたところ。今回の報道を受け、あらためて組合に対し備蓄燃料の管理を指導していく中で、きちんと毎月報告するよう指導していくこととした。」
(お姐直訳:ともかく同じことを言い続けよう!組合の問題、あくまでも。今後は都が指導をするって!)

お姐「資料だけで確認したことにして、実際に立ち入り検査など在庫現物をチェックしなかったのはなぜか。」
(お姐心の叫び:ふーん。組合丸投げで、東京都は済まされますかね?もしも首都直下型地震が起こってたらどうするつもりだったんでしょう。先んじての確認体制がなく、組合丸投げ、そこで不備があったら組合のせいにするなんて…危機管理意識の欠如としかいえませんな)

企画調整担当部長「備蓄燃料の確認については、契約の相手方である組合から提出される在庫報告書で確認しており、それをもって適正な在庫があると判断している。災害時の確実な燃料供給は重要な課題であり、今回のことを踏まえ、在庫を確認する仕組みなど、現行の制度については、必要な改善を図っていく。」
(お姐直訳:「在庫報告書」で確認してますから!これから気を付けます!)
(↑お姐心の叫び:ほほーう。どんな報告書なんでしょうか?在庫確認が本当にでにるような内容なのか、シッカと情報公開請求をさせていただきますね)


お姐「油槽所・GSと東京都石油業共同組合の間で、燃料代金・保管費について詳細の決定の相互確認なされたのでしょうか、お伺いします。」
(お姐:そもそも、組合とGS・油槽所(給油所)の間ではナンボ支払うという確約ができてたの?足が出るようなことは商人にはできません。つぶれてしまいます!)

企画調整担当部長「都は、組合との契約に基づき、年度当初に燃料の購入代金を組合に支払っている。
また、保管料は、備蓄している燃料を適切に保管するため、その業務を組合に委託しており、その費用として組合に支払っている。契約は都と組合との間で締結しており、組合と給油所等との間で、購入代金や保管料について詳細の確認等がされていたかどうかは組合内部の問題であると認識。お、組合からは、購入代金や保管料の取扱については、理事会で決定するなど必要な手続きを行っていると聞いている。
(お姐直訳:それは東京都は関係ないんだもん。組合と給油所の問題だもーん)
(↑お姐心の叫び:丸投げをここまで正当化するとわ!!で、質問続けます)


お姐「組合任せにして相互確認を怠っていたのはなぜか。」
(お姐:丸投げするなら東京都の存在意義はありません!しかも都民の命に係わる燃料備蓄です!)

企画調整担当部長「繰り返しとなるが、契約は都と組合との間で締結しており、組合と給油所等との間で、購入代金や保管料について詳細の確認等がされていたかどうかは、組合内部の問題であると認識。
都としては、契約の相手方である組合が、給油所等との間で合意を得ているという認識のもとに、毎年度契約を締結。」
(お姐直訳:ひぃー、繰り返すしかない、繰り返すしか!)

お姐「そもそも協定のありかたそのものについても保管費で5%ということでは採算があわないように思われますが制度自体が妥当か、持続可能かお尋ねいたします。」
(お姐:流通品を備蓄していただく場合はそれ相応のメリットがなくては。百歩譲って都民のためと協力いただくとしてもデメリットになっては、組合さん給油所さんに申し訳ないではないか)

企画調整担当部長「保管料については、協定により、燃料の購入代金の5%を組合に支払うこととなっている。これは、制度導入時に都と組合との交渉により合意をしたものであり、妥当なものとして契約に至ったものと認識。 なお、平成25年2月に協定を締結して以降、これまでに、組合から都に対して、保管料が低すぎるという話はない。」
(お姐直訳:組合が合意してんだから妥当なんだよ!しつこいなぁもう)

お姐「知事の指示のもと見直しがなされているなか次年度予算にのっているが執行して良いと考えるかご所見をお聞かせください。」
(お姐直訳:3億3700円ですからね!こんな凡ミス見逃すわけにはいけません。予算調査ですのでね)

企画調整担当部長「当初予算案には、災害時に災害拠点病院の機能維持や緊急通行車両等に必要な燃料の経費を計上。首都直下地震等の切迫性を考えると、災害時の確実な燃料供給は重要な課題であり、現行の制度については、必要な改善を図った上で、適切に予算執行をしていきたいと考えている。」
(お姐:制度としては必要なものなんだからこれでいいのだ。ちゃんとチェックしていくからいいのだ!)


と、本来ならばここで終わるところでしたが、どうにもこうにもこの説明では納得いきませんし、他の委員がお姐とは別の切り口(問題はあったがちゃんとやってね!→はい、ご注意を真摯にうけとめがんばります♪のようなやりとり)で質問をしていたのもなんだか気になるところ…。

で、急きょ以下の質問を敢行しました。

お姐「今月3日の会見で「ガソリンスタンドとか油槽所にとってみればコストはかかるのに、石油業協同組合が都からもらうお金をプールして、自分のところにはほとんど来ないといったら、誰がやる気起こりますかと。要するに、世間の常識……、都民に説明できるような話じゃないといけないので、徹底的にそういうことを改善すると。改善しなけりゃこのシステム全部やりかえる」と述べ、問題視しています。研修会をやったといいますが、何回実施していたのでしょうか?」
(お姐心の叫び:やってますがんばってますという答弁には実績を問うのが一番!回数を聞かせて頂きます)

企画調整担当部長「研修会ですが…平成25年2月の一回のみです…

お姐「一回だけだったら、GS・油槽所の皆さんも忘れてしまいますよね…。ここまで組合任せにして、実際に燃料を確保できると考えていたのか改めてお答えください!

企画調整担当部長「で、ですので…繰り返し(以下略) ×○※△…(答弁にならず。)」

お姐「流通備蓄ということですがねぇ、これじゃぁ、ランニングストックがランニングストップではないではないですか?!本当に平成25年からこれまでの間に、震災があったらどうするつもりだったんだか…。組合にプールされてるとはいえ3億3700万円は都民の財産でもあります。組合任せにせず当事者意識と危機管理意識をもって厳粛た対応を重ねてもとめるものです!」

かくして、総務委員会の最終日意見開陳には(これも長いので別途紹介いたします)以下が入ったといふ…。
チーン

一、災害時燃料が、実際には備蓄されていない可能性について、真相解明を進めること。

【おまけ】
舛添知事も翌日の記者会見で頭を痛めております↓(質疑応答共同通信社部分注目!)。
「今徹底的に調査し、改善の方策をとるように指示をしております。具体的に言うと、口頭ではなくきちんと紙で報告書を出す。だから、組合も都に対して一月に一遍、報告書をきちんと出す。それから、各ガソリンスタンドに対して、組合は紙で契約を結んで、ちゃんとやっているのか。それは、都のためだと言って備蓄していて、1円のコストも払ってもらえないのでは、やる気がなくなりますから。そういうことを今指示して改善をしているというのが今の状況で、改善のきちっとした目途が立って、どういう形でやるかということで。これは、指示の指令ですから、きちんと紙でやれ、いいかげんに口頭でやるなということであります。」
(お姐心の叫び:当たり前ですよ、口頭でなんて民間ではありえません…)

ということで、
同日委員会直前に以下につきまして、この件を憂慮されております知事あて情報公開請求をさせて頂いております。

・東京都と東京都石油業共同組合の間で「災害時燃料供給」に関して締結された契約にかかる書類一式

・契約締結以降同組合から東京都へ提出されている「月末在庫報告書」すべて

*****

しかし、東京都の危機管理意識のなさは、コレだけではなかったのであった。
つづく!!


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