とうとう、決まってしまいましたね。
新国立競技場改築費 2520億円で決定(NHK)
「2020年東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場について、運営するJSC=日本スポーツ振興センターが開いた有識者による会議で、改築費は斬新なデザインにこだわるなどした結果、当初よりも900億円多い2520億円になることが決まりました。膨大な建設費に批判が集まるなか、5年後に向けた計画が進められることになりました。」

「増額分のうち、最も多いおよそ765億円は、「キール・アーチ」を造って設置するために必要な特殊な技術や資材のための経費」

 この件ついては「屋根がないなら壊さなきゃ良かったのに…新国立競技場。」にて取り上げましたが、この際に予言しましたた東京都知事、東京都教育委員会、文科省あて開示請求

「国立競技場の改築費用の東京都の負担分について、平成25年12月24日に下村博文文部科学大臣が発言した内容とその根拠をしめす情報すべて
・国立競技場の改築費用の東京都の負担分について文部科学省と東京都が交渉・接触した記録に関する情報すべて
・国立競技場の改築費用の東京都の負担分について舛添要一東京都知事に説明した際の記録に関する情報すべて
・国立競技場の改築費用の東京都の負担分について猪瀬直樹前知事および職務代理者等から舛添要一東京都知事に引き継がれた情報すべて」

どれも「不存在」ということでした。都民や事業者には、途中で放り出したくなるような書類をお役所という所は求めるにもかかわらず、その都民・国民が2520億も負担しなくてはならぬような甚大な工事について、なんの書類もないとはなんということでしょうか。 遅くとも今月31日までには全ての書類が示される予定ですので、引き続き調査・分析をしていきます。

 …72年前国立競技場で何があったかご存知でしょうか?

 第二次世界大戦中の1943年10月21日、現国立競技場(もう取壊されてしまいましたが…)の前身、明治神宮外苑競技場にて、戦場に向かう大学生らの壮行会が行われたのであります。(過去ブログ「教育は中立ではありえないー学徒出陣から70年ー」ご参照)

 私の父親はその時、早稲田の1年生。雨が降りしきる中の薄暗い壮行会であったと話してくれた彼も、鬼籍に入りました。

 おりにつけ、生きていてくれたらあれもこれも話したかった聞きたかったと懐かしく思い出すのですが、今回ばかりは、新国立競技場の愚かな現状を見ないですんだと思うと、どこか救われる思いであります。

 国立競技場には、当時早稲田大学3年生で壮行会に出て出兵された寺尾哲男さんらが建立された、「出陣学徒壮行の地」記念碑がひっそりと立っていました。私には、父のことも重なり特別な思いがあり、記念碑の温存を会派として都へ求めました。幸い記念碑は新しい競技場へ移設されることが決定したものの…。

 天文学的な税金をまたしても無辜なる国民、ことにあの時壮行会で送り出したような若者達の未来に押し付けるとは…。

 この精神構造は、まったくもって戦時中と変わらないと大きな憤りと悲しみを感じております。

 オリパラを踏まえスポーツを通じた健全育成を東京都も政府も推進しているにもかかわらず、まだまだ部活の闇は晴れることもなく、体罰も後を絶たず。

 おろかしい「近代的な」身の丈に合わぬデザインの屋根くんだりのために765億円、ボロけたマット、空気の受けたボール、古くて倒れてきて、子どもが大怪我するサッカーゴール、足りない武道指導者…どれだけ公教育の通常体育の改善のために使えたことでしょう。

 実績実力ともにある民間指導者へ部活などスポーツ指導を有償で外注すれば、どれだけ貧困にあえぐ子どもたちへアスリートへの道が開けることでしょうか。

 おりしも、私の実兄松村克弥がメガホンを撮った映画映画「サクラ花〜桜花(おうか)最期の特攻〜」が先日クランクアップいたしました。

 「桜花(おうか)」とは、最も残忍で愚かだと言われ「人間爆弾(正式にはロケットエンジンがついていたのでミサイルですが)」と呼ばれた知られざる特攻機。私は、スミソニアン航空宇宙博物館で現物を見ましたが、あまりに命を軽んじた設計に慄然としました。
 一式陸攻機に帯同した「桜花」は、二度と帰還することなく敵艦隊へ向けて玉砕する運命ですから、長時間操縦するわけではないので、短期の訓練にて多くの少年兵が大空に散っていったのです。

緒形直人さん大和田健介さんら 映画「サクラ花〜桜花最期の特攻〜」影開始に向け意気込み語る〈阿見町〉茨城新聞ニュース(2015.6.3)


映画「サクラ花」予告動画



 大手の配給会社ではなく、大企業がかかわるわけでもなく、有志の皆さんのカンパで制作費を捻出しています。(あと600万円!!まできました、あと一歩!)

 映画の最後は、個人、地場産業、中小企業の皆さん…2千人くらいの名前が延々とエンドロールに流れることをめざしてます。この悲しい歴史を、プロパガンダやイデオロギーに走ることなく人として一緒に受け止めていく、そういう思いをこめて…。

 「キール・アーチ」の傍らに立つ「出陣学徒壮行の地」記念碑を思うとやりきれぬ思い。

 しかしお上を批判するだけでは何も変わらぬ。兄も私もおそらく父親から戦争体験を直接聞く最後の世代。
 空襲で家を、学徒動員で先輩・友人を失った父の思いのバトン。兄は、映画という文化を通じ、私は政治の末席にいる者として次世代への責任を果たそうとしているのかもしれません。

☆お姐、本日は1号の21歳の誕生日。すべての英霊にお母さんがいたその痛みを引き継ぎ、悲しみを繰り返さない鉄のカーチャン政治家たれ!!☆
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