去る3月16日に、DV(ドメスティック・バイオレンス=配偶者等親密な関係にあるパートナーからの暴力)やストーカーなどへの昨年の対応状況を警視庁が発表しました。DV相談件数は、4971件(前年比864件増)、摘発件数(逮捕・書類送検)は846件(同251件増)と、2000年から統計を把握してきた中で過去最多となったことは、報道等でご存じ方もあったかと存じます。
 凄惨を極めた、三鷹女子高生ストーカー殺人を受け警視総監へ平成25年12月6日都議会初当選後の初質問にて求め、奇しくもその当日にDVストーカー総合対策本部(現・人身安全関連事案総合対策本部)が設置されました。今回も、報道発表に先んじた3月14日、お姐は、所属する警察消防委員会にて警視庁への予算調査質疑を、この問題を中心に実施しておりました。

 虐待事案と同じで、件数が増えているというのは、事案急増というよりは、警視庁ホームページやリーフレット、警察署相談窓口にて広報を重ねて対応策の周知がひろがり、都民が安心して気兼ねなく相談・通報できる枠組みができつつあると評価ができると考えております。また、警視庁では平成27年6月1日からストーカー・DV被害者の一時避難費用の全額公費負担の運用を開始しており、これまで、14件の実績があります。今後も提携するホテルの拡充等、被害者の負担軽減に資する制度の運用の充実を図っていくとのこと、頼もしい限り。また、被害者の事情聴取にあたっては被害者の心情に配慮した場所を用意し、希望に応じて女性警察官を担当させる等被害者に寄り添った適切な対応をしていくとのことです。

 また、本年2月に、第3期東京都犯罪被害者等支援計画も策定され、犯罪被害者の「心の治療」にむけて、東京都は、カウンセリング費用の公費負担制度と警察内カウンセラー設置、犯罪被害給付制度、診断書料等の公費支出制度、何より性犯罪・性暴力被害者ワンストップ支援事業開始(性暴力救援ダイヤル NaNa)も開始しております。

 そして、当選以来東京都へ、シツコク運用の活用を求めておりますのが、都立高、公立小中学校と警察間で04年に締結された「警察・学校相互連絡制度」ならびに、「警察署と学校・地域のパイプ役として、少年の非行防止や児童等の安全確保対策に従事する警視庁の再雇用職員」による「警視庁スクールサポーター」が日常的に学校に出向いて情報交換や支援活動行っているスクールサポーター制度(上田執筆記事「本当に子どもがかけていいんだ!110番」ご参考)。警察署から学校側への情報提供は年間3500件以上に及ぶものの、学校から警察への提供件数とは大きな乖離が未だあります。教育現場からのこの制度の活用と担任レベルへの周知が、どうも進んでいないことも、、警視庁生活安全部長からの答弁から読み取れました。ちなみに警視庁では、子どもが気軽に110番通報がしやすいようにヤング・テレホン・コーナーを設置しており、スクールサポーター制度と併せて活用することで相乗効果が発揮できますことからも、東京都教育委員会、区市教育委員会サイドからの警察署、警視庁への積極的な連携を図っていくべし!と重ねて、教育庁に求めてまいります!
 
【相談先一覧】
意外と一覧化して示されておりません情報源をまとめてみました。ぜひご活用下さい!

DV・ストーカー対策

DV相談
※専門機関
 配偶者暴力相談支援センターとして
 東京都女性相談センター ・・・・・・・・・・・・・ 電話:03-5261-3110
 東京都女性相談センター(多摩支所)・・・・ 電話:042-522-4232
 東京ウィメンズプラザ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 電話:03-5467-2455
 その他市区町村福祉事務所相談窓口
相談電話
 電話:#9110又は電話:03-3501-0110 (平日午前8時30分から午後5時15分まで)

ストーカー相談
警視庁 生活安全総務課 ストーカー対策室 相談受付
(相談受付時間 平日 午前8時30分から午後5時15分まで)
電話:03-3581-4321(警視庁代表)

性犯罪・性暴力被害者ワンストップ支援事業
性暴力救援ダイヤル
NaNa(Not Alone Not Afraid ナナ)
「もう一人じゃないよ、恐れず連絡して」
電話番号 03-5607-0799(ななきゅうきゅう)
(24時間365日対応)

少年相談
ヤング・テレホン・コーナー
「ひとりで悩まず、まず相談」
電話:03-3580-4970
(警視庁少年相談室)
相談受付時間
平日(月曜日から金曜日まで)午前8時30分から午後8時まで
土曜日・日曜日・祝日 午前8時30分から午後5時まで

*****

【警視庁予算調査における意見開陳】
少子高齢化が世界最速で進む日本、東京都においては将来世代への負担を慎重に考慮すべきものですが、首都の治安・防災を担う、両庁においては、来るオリンピックパラリンピックも控え、担うべき役割は国益全体に及ぶものであり、ますます重要となっていくものです。都民サービスに直結する事業として、マンパワーの確保充実を図り、本予算では警視庁については137人、東京消防庁については99人の増となり、大いに評価と期待をするものであります。

まず、公安委員会及び警視庁について申し上げます。
一、DV・ストーカー対策については、これまでの実績を踏まえ、被害者等に寄り添う相談体制を引き続き進めること。
一、犯罪被害者、ことに女性被害者の身の安全確保とメンタルケア等対策に努め、さくらポリス等これまでの取組を引き続き推進すること。
一、被害が深刻化する前に、いじめ・虐待に対応するため、子どもが安心して迷わず110番をできる体制づくりを引き続き進めること。
一、スクールサポーター制度を教育機関と連携協力し、引き続き進めること。
一、捜査協力者等への配慮に努め、取り調べの効率化を引き続き進め、都民が身近で親しみやすく、情報提供や相談ができる警察行政を目指すこと。
一、警察署・交番等におけるICTインフラ整備と利活用による警視庁業務の効率化・情報共有化を推進し、全警察官に対する情報リテラシー教育を徹底し個人情報漏えい防止に向けた指導体制を構築すること。
一、苦情処理対応の強化を引き続き進めること。
一、精神疾患患者、認知症高齢者等への対応技術の向上に向けた研修の充実を引き続き進めること。
一、警察職員が働きやすい組織風土の醸成に努め、職員の命を守る対策強化並びに生活安全・サイバー等煩雑部門の人員拡充、装備・備品・制服等の充実・更新を引き続き進めること。

【お姐総括!】
DV・ストーカー、児童虐待、認知症高齢者対応、地域のトラブル…警察署各課の中で「生活安全課」の業務負担が急増!
ほんと毎回、トラブル相談対応にて電話かけるのも、申し訳ないほど忙しそうです…。
オリパラも近づき、外国人観光客も増え、落し物や問い合わせも来るでしょう、それでなくてもテロ対策などの危機管理も待ったなし!
不要不急の人員や部門へリストラ要請するお姐ですが、生活安全課に象徴される庶民に身近な部署への、人員その他働きやすい環境づくりの拡充を求めるものであります!

国民の安全のみならず、命がけの激務、警察官&警察職員の命も守るべし!

 そして、あらためて、悠久の昔から今日に至るDV、ストーカーによる理不尽な暴力によって命を奪われた被害者の皆様のご冥福を心からお祈りします。

☆お姐、カギを忘れて交番で時間つぶしたり、財布忘れて電車賃を借りたり…酔っ払ってお手洗い拝借したり…子どもの頃からお巡りさんにお世話になりぱなし!今こそ恩返しを!☆
と、いう方はクリック↓お願いします!
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ


★江戸川区騒然?!お姐初めての著書『ハハノミクス!』★
電子書籍版

書籍版