江戸川山の会

東京都東部勤労者山岳連盟 江戸川山の会 掲示板

2022年10月27日(10月山行報告3)

メンバー:ST、SY、MK、HF
コース:七入(8:11)~道行沢橋一番橋(9:00)~道行沢橋五番橋(9:58)~標高1400m付
近(10:04~10:14)~抱返の滝(10:31~10:35)~沼山峠(11:32~11:50)~御池
(12:07)~モーカケの滝(13:27~13:32)~七入(14:00)
 4年ぶりに沼田街道~御池古道を歩くことにした。理由は実に単純、2年ぶりに、檜枝岐にキャンプをしに行こうと思っただけで、その暇つぶしに軽く歩き紅葉を楽しもうと考えた次第である。懸念材料は、前回は10月の中旬、今回は下旬、季節が2週間近く進んでいることである。
 七入の駐車場に車を置き、早速出発。駐車場を出ると、道の向こう側に真新しい立派な道標が立っていた。登山道に入って直ぐの御池古道の分岐にも同じような道標が立っていた。
 御池古道との分岐を真っ直ぐ進むと、間もなく平坦なところへ出た。笹藪が深く見通しのきかないところである。直ぐに赤法華沢橋と名付けられた山道にしては立派なスラブ橋を渡ると、山裾を進むようになる。右側は山腹斜面で、始まったばかりの紅葉が雲一つ無い青空に映え、思わずシャッターを押したくなる。左側は笹藪の平坦地が続いていた。
 僅かに登って上の台地に出ると、沢に出た。ここにも道行沢橋一番橋と名付けられた3寸角を並べた立派な橋が架けられていた。五番橋を過ぎれば沼山峠は近いと、4年前のことを思い出しながら橋を渡る。
 道は沢の中を行くが、殆どが緩やかな台地状に見えるところを行き、沢を渡る時だけ沢を見るような感じなので、沢沿いを進んでいるような気がしない。ブナを基調とする紅葉の中、ポツンポツンとカエデ類の赤が混じって陽光に照り映える様は今日の澄み切った空と相俟って目を見張るものがある。
 簡単な説明と共に数字の書かれたプラスチックの板が木に結わき付けられていた。30、29と続き、28が出てきて巨木に番号が振ってあるのだと気付いた。最初はブナばっかりだったので、ブナの木だけかと思ったが、ミズナラ、桂、ハリギリにも振ってあった。目通り1m以上の巨木を対象にしているようである。14、15番くらいまでは気が付いたが、それ以降は見ていない。1番はどこにあるのだろうか、気になる。
 五番橋から15分位で抱返ノ滝である。落差30m位で、水量が少なく、水がすだれの様に滑り落ちていた。
抱返ノ滝を過ぎると、尾根に向かっての急登となる。20分程で尾根に出るが、その手前で樹林の切れたところがあり、会津駒ヶ岳から大杉岳に至る稜線が見渡せた。このコースで唯一の展望であった。
尾根に出たら、即沼山峠だと思いこんでいた。沼山峠までは20分程の行程であったが、以外と遠く、まだかまだかと思い始めた頃、やっと休憩所の屋根が見えた。。
 沼山峠ではバスが待っていた。11時50分発だとのこと、我々以外に誰もいなかったのでバスの中で昼食を摂らせて貰った。
御池古道へは御池ロッジの脇から入る。直ぐに小さな湿原が現れた。湿原は僅かの距離、段差で2番目、3番目と続く。草紅葉の湿原は上から見ると、森の中にぽっかりと浮かんでいるように見えたのが印象的であった。
 3つ目の湿原を過ぎると、ブナ平である。綺麗な紅葉を期待していたが、なんと葉は既に落ち、初冬の様相である。沼田街道の今が盛りの紅葉と何と違うことか。日当たりが違うのか、風当たりか、地形が影響しているのか等、とりとめの無い話をしながら足早に進む。
 ブナ平が終わると、急斜面のジグザグ道となる。打って変わって紅葉の中の道である。20分位降り、駐車場を左に見て水平な道に入ると、モーカケの滝展望台である。展望台と言っても滝までは結構遠く、遠望する感じである。紅葉で滝壺付近が隠されているのではっきりしないが、落差50mはありそうな大きな滝である。
 モーカケの滝展望台からは緩やかな尾根を進む。15分位で尾根は終わり、沢を渡ると、間もなく七入であった。
沼田街道1
七入の駐車場
沼田街道2
駐車場を出て道の向こう側に真新しい道標がある
沼田街道3
御池古道との分岐にも真新しい道標があった
沼田街道4
登山道を入ると直ぐ紅葉が迎えてくれた
沼田街道5
赤法華沢橋
沼田街道6
道行沢橋一号橋
沼田街道7
抱返の滝
沼田街道8
尾根に上がる手前、樹林の隙間から会津駒ヶ岳
沼田街道9
沼山峠は近い
沼田街道10
沼山峠に出た
沼田街道11
御池ロッジの壁にあった御池古道入り口の道標
沼田街道12
ブナ平のブナはほぼ落葉していた
沼田街道13
紅葉の中、七入に向かって急斜面を降る
沼田街道14
展望台からのモーカケの滝

2022年10月9日(10月山行報告2)
 
メンバー:KIK(L)、RS
コースタイム:男の川登山口駐車場(7:50)~女の川登山口(8:00)~女体山山頂(9:20~9:25)~筑波山山頂駅御幸ヶ原(9:39~10:00)~男体山山頂(10:09~10:18)~自然研究路東屋(10:30~11:00)~大石重ね(11:13)~薬王院コース分岐~男の川下山口(11:18)~男の川登山口駐車場(11:51)
 本来の筑波山に登るコースの裏手にある裏筑波と呼ばれるコースを歩きました。距離にして5.5キロ。コースタイムは3~4時間、累積標高は500m程です。午後からの天気予報が雨でもその前にササッと登れるコースです。登山道に標識はなく自己責任で登る事になります。
 女の川は女体山を源に真壁側に流れているので女の川と呼ばれています。万葉の時代から詩歌に歌われ恋の川とも呼ばれています。下流で男体山を源に流れる男の川と合流して「男女川」みなのがわとなります。
 百名山の筑波山はケーブルカーでもロープウェイでも簡単に登れる事から、観光客の人も多く来られる山になっています。コースも色々ありますので自分の脚力に合わせた登山を楽しめます。
 真壁側からは交通の便が悪く車でないと行けない事もあり、又、違った筑波山を楽しめます。静かな山歩きが出来ると思います。それでも以前よりはこのコースで登る人も増えたように感じます。ピンクリボンなど無かったのが、男の川に付けられていたりしました。
 女の川は沢を渡ったりしながら登って行きます。荒れた登山道のように岩を越えたり、枯れ木を跨いだり、自分でコースを決めて上を目指します。駐車場で出会った女性は週に何度か裏筑波を歩いているそうですが、一人なので、女の川は難所があるので行かないと言ってました。ここが難所?と言うのかなあと思ったのは一ヶ所ありましたが、そこは岩をよじ登って回り込む所で、足さえかけてしまえば大丈夫な所です。そこは以前ロープが掛かっていたそうですが、今は取り除かれたと、後から来た男性が言ってました。以前登った時、こんな所登ったかな?と思いました。ここを登らなくても踏み跡を辿らず、始めから沢沿いに行けば行けそうだとKIKさんが言ってました。(トラロープが掛けてあった頃の写真を見ると登った記憶が甦ります:KIK)上の方から人の声が聞こえて来ると、そこは女体山に続く登山道です。沢山の人が歩いています。女体山山頂で写真を撮って、御幸ヶ原でひと息入れて茶店の横から男体山山頂まで登ります。ふもとの街並みが見えています。自然研究路を歩きますが、階段が斜めになっている所はバランスに気を付けて慎重に下ります。男の川への分岐は大きな岩に赤いペンキがついているのでそこから入ります。男の川の方が歩き易いと思います。沢の流れに沿って下山します。一時間足らずで登山口に到着です。
 たまにはこういう歩きもいいと思います。
 帰りは元気館で温泉に入り、帰路に着きました。ありがとうございました。
筑波山1
林道沿いの女の川登山口
筑波山2
現在はトラロープがついていません(以前の写真)
筑波山3
上部は苔むした大石がゴロゴロ
筑波山4
沢の最上部で笹原の踏み跡をトラバース
筑波山5
一般登山道と交わるところ
筑波山6
男体山山頂の祠にて
筑波山7
男体山山頂の道標
筑波山8
男体山裏山道を下る
筑波山9
大石重ね
筑波山10
男の川登山口に下山

2022年10月3日(10月山行報告1) 

メンバー:KIK(L)、RS
コースタイム:半月山登山口駐車場(9:20)~登山口(9:23)~半月山(9:47~10:00)~半月峠(10:39)~中禅寺山(10:50)~阿世潟峠(11:25)~社山(12:44~13:30)~阿世潟峠(14:12)~中禅寺山(15:09)~半月峠(15:17)~登山口(16:00)
 社山は栃木県日光市と足尾町の境界にそびえる標高1827mの山です。栃木百名山の山であり、中禅寺湖の南にあり、湖の向こうには男体山が正面に見え、奥日光の展望台として人気の山です。
 今回車を半月山駐車場に停めました。正面にはこれから登る社山が目の前に見えています。
 かなり標高の高い駐車場は観光客の絶景スポットになっていて、山に登るのは私達くらいでした。登山口から歩き始めます。初めからの急な登りです。折角なので半月山に立ち寄ります。半月山は田中さんと江戸川山の会の皆さんと(私は当時、らくらくハイキングクラブ)登った時以来で、もう9年も前の事になります。展望台からの景色は変わりなく雄大な男体山、美しい中禅寺湖。湖に細長く飛び出た八丁出島の眺望は当時を思い起こさせるものでした。自然は変わらずにそこにあり、時間だけが流れて今、同じ場所に立っている自分がいます。でもここに来られた事に感謝です。
 半月山展望台には大阪から来られた女性4人のグループと水戸から一人で半月山に登りに来た私たちと同年配くらいの男性と話が弾み、今日はこれから社山に登る事を話し、男性も行ってみたいという事になり、三人で登ることになりました。女性たちとはここでお別れです。
 山での一期一会。男性は農業の合間を縫って最近山に登られるようになったそうです。奇妙な三人での山登りです。車は湖畔に停めてきたそうなので下山は途中から下りられます。私達はピストンです。小ピークの上り下りが続きます。今回、社山の登山口が前から通行止めになっていて解除されたかどうか分からなかったので、半月山駐車場から登りましたが、ラッキーな事に、通行止め解除になっていました。男性は分岐から登山口に下りられます。下山する人達とすれ違いましたが皆さん社山登山口を利用されていたのですね。私達二人は車の所までピストンしなくてはなりません。
 山頂までの上りは石ゴロゴロの急な登りが続きます。見上げるとあそこかなと、頑張って歩くとまだまだ先があります。何度かそんな事を繰り返して、着いたよーの声でやっと山頂に着きました。長かったです。山頂からは半月山駐車場に停めた車が見えています。あそこから来たんだ。遠く感じました。山頂は流石に寒いです。一枚羽織ってお昼にします。一緒に登った男性に江戸川山の会の案内を差し上げました。社山に登れた事、喜んで下さいました。良かったです。下山に取り掛かり、湖畔に下りる阿世潟峠分岐でお別れです。ここからは2人で来た道を戻ります。登りと同じだけ登り下りがある下山はキツイと感じます。登り一辺倒の山は下りも一辺倒。
 社山は小ピークを越えても又、登りの登山道が目の前に出て来ます。半月峠まで来て後は駐車場まで最後の一頑張りだ。先が見えるとエネルギーが湧いてきます。
 眼下に駐車場が見える所まで来ました。停まっている車はほとんどいませんでした。観光客の人が数人景色を楽しんでいました。林道のゲートが5時に閉まってしまうので、それに間に合うようにと頑張りました。
 駐車場から見える社山は登る前とは又、違って見えました。あの山頂にいたんだ。感慨深いものがありました。紅葉前の静かな山歩きが出来ました。帰りはロマンチック村の温泉で汗を流して無事に帰路に着きました。ありがとうございました。
社山1
半月山駐車場
社山2
一番前の山頂が社山
社山3
半月山登山口
社山4
半月山展望台から見えた日光白根山
社山5
展望台からの皇海山
社山6
展望台から男体山と中禅寺湖の出島
社山7
展望台からの社山の眺望
社山8
半月山山頂
社山9
手彫りの半月山の看板
社山10
半月峠の分岐
社山11
半月峠の案内板
社山12
中善寺山
社山13
中善寺山の稜線から、社山と右の白根山
社山14
阿世潟峠の分岐(下山道通行止めが解除)
社山15
賽の河原に登る(バックは半月山)
社山16
社山山頂に到着
社山17
足尾山塊と松木沢の眺望
社山18
社山から半月山駐車場の遠望

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