2005年08月04日
神戸・御影中柔道部 合宿中の死亡事件 以前から「体罰」日常的にあった
兵庫県神戸市立御影中学校の柔道部が淡路島でおこなっていた合宿の際、1年生の男子生徒が死亡した事件で、亡くなった生徒の母親や他の部員の保護者らが「部内で日常的に『体罰』があった」と証言していることがわかった。〔『神戸新聞』2005/8/4〕
「意識がなくなるまで柔道の絞め技をかけられた」「蹴られた」「竹刀で殴られた」などといった「体罰」の事例が証言されている。
こんな行為は、単なる暴行に過ぎない。柔道の指導で、意識がなくなるまで絞め技をかける必然性はない。また、蹴るとか竹刀で殴るなどというのは、柔道とは全く無関係の行為である。また、こんな「体罰」を受けて、柔道の技術が向上するとも考えられない。
非科学的な精神論に基づく「指導」が、日常的な「体罰」や、事件当日の生徒の体調不良の兆候を見落としたうえ「練習態度が悪い」と一方的に決めつけて正座させた上暴行を加えるといった人権軽視の状況を生み出したのではないか。
学校側は現時点では「日常的に『体罰』があったとは聞いていない」という対応である。本当に把握していないのか、それとも把握していながら把握の事実を隠しているのかは不明である。いずれにしても、学校側は自ら進んで、「体罰」の実態を明らかにしていくことが求められる。
また、このような事件は2度と起こしてはならない。子どもたちの人権を尊重する学校活動、学校現場から「体罰」を一掃すること、非科学的な精神論ではなく科学的見地を取り入れた部活指導などをおこなっていくことが、強く求められている。
「意識がなくなるまで柔道の絞め技をかけられた」「蹴られた」「竹刀で殴られた」などといった「体罰」の事例が証言されている。
こんな行為は、単なる暴行に過ぎない。柔道の指導で、意識がなくなるまで絞め技をかける必然性はない。また、蹴るとか竹刀で殴るなどというのは、柔道とは全く無関係の行為である。また、こんな「体罰」を受けて、柔道の技術が向上するとも考えられない。
非科学的な精神論に基づく「指導」が、日常的な「体罰」や、事件当日の生徒の体調不良の兆候を見落としたうえ「練習態度が悪い」と一方的に決めつけて正座させた上暴行を加えるといった人権軽視の状況を生み出したのではないか。
学校側は現時点では「日常的に『体罰』があったとは聞いていない」という対応である。本当に把握していないのか、それとも把握していながら把握の事実を隠しているのかは不明である。いずれにしても、学校側は自ら進んで、「体罰」の実態を明らかにしていくことが求められる。
また、このような事件は2度と起こしてはならない。子どもたちの人権を尊重する学校活動、学校現場から「体罰」を一掃すること、非科学的な精神論ではなく科学的見地を取り入れた部活指導などをおこなっていくことが、強く求められている。
edu_garden at 20:04
│
│いじめ・「体罰」など
この記事へのトラックバック
1. 神戸・御影中の死亡事故 顧問ら、停職処分に [ きょういくブログ ] 2005年08月19日 13:50
神戸市立御影中学校の柔道部死亡事故(2005年8月2日)に関連して、神戸市教委は8月16日、死亡した生徒の体調不良を見逃した上「体罰」を加えたとして、顧問の臨時講師らを講師任用期間満了(9月末)までの停職処分にしました。顧問らは依願退職したということで....
この記事へのコメント
1. Posted by
unclemac
2005年08月04日 23:21
TBありがとうございました。知り合いは高校の教師ばかりで、中学は居ないです。が、教育実習で中学生に教えた事有りますが、あんな可愛いやつらを理由がどうであれ、暴行するなんて信じられない。TVに出て来るあの学校関係者のコメントを聞くと、増々、周辺者を含めた集団の犯罪に思える。彼らは、自己に責任が及ばない事だけを考えているのが、手に取る様に分かります。
