May 25, 2010

「今の私は待機モード」

 週末、「大阪湾に全長8mのマッコウクジラが漂着」というニュースが届いた。マッコウクジラの、あの頭蓋の凹みに寝袋で寝るのが夢だった私。どよめく私たち。

 マッコウで8m?ずいぶん小さい。本当にマッコウ?というのが最初の正直な感想。でも、一昨年のザトウクジラより大きい。いずれにしても大物だ。
 翌日、ネットのニュース画像を見るとやはりまだコドモっぽい。頭も図鑑にあるような潜水艦型にはなっていない。ということは、これが手に入れば成長途中の頭蓋骨が見られることに!

 と、妄想は暴走するのだが、その後の情報にヤキモキしている。

 行政の縛りかオトナの事情か、博物館はあまり勝手に動けないらしい。しかも、一般人(?)にはクジラの死体=埋めて処理、という図式らしく、標本化は想定していなかった様子。

 この激レア物件を埋めるの?勿体なーい−。なんでわざわざお金かけてそんなことするのだろう。

 と、ここでも怒りと歯がゆさが暴走する。行政サイドの事情を聞いていないから、勝手に行政を悪者にするのはイヤなんだけど。

 今日の夕方には、港湾に電話したよ、とても丁寧に対応してくれたよ、ニュースで「博物館が保存するか検討中」と流れたらしい、ああ一安心、いやまて館には取材は来てないよ、初期段階のソースじゃないか、などというメールが飛び交い、いやもうここ3日ほどクジラ祭りである。携帯が鳴らないかソワソワ、鳴ってドキドキ、読んでイライラ。博物館からの新たな情報&指令を待つしかない、このもどかしさ。

 明日、状況が好転して、ホネ取りに行けたらいいな。気候も気温もクジラ日和のようだし。
ホネの神様、お願いします。

 そして、これを読んで下さっている皆さまにもお願いします。
 漂着したクジラ(やイルカなど)は、生き物の情報を沢山持っている大切な資料です。「遺体は土に返すのが供養」という考えもあるかもしれませんが、標本として第二の人生を歩むという選択肢もあることを知っていただきたいと思います。引き取り手がない場合はともかく(←ここ重要です。処理も保管も大がかりですから。小さな施設に名指しで押しつけることになんてなったら大変。)、座礁クジラ→埋設、という話を聞いた時に、チラッとでも「勿体ないかも」と思って下さいませんでしょうか。

educationalstaff at 23:47│ ホネな話