June 06, 2010

それいけマッコウ突撃隊

 英名 "Sperm whale" 。このどうにもエロカワイソスな名付けをされたクジラが座礁して半月(英名に比べて和名の風流なこと。)、"うちのコ"になって1週間。砂場に置かれていた頭部をホネホネ団で除肉し埋める作業が行われた。
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 頭部一面には「ホワイトエンジェルズ」たちが取り付き、ハミハミ、ハミハミ(お分かりでしょ?)。数日で脳油のかさが減っている。すごいぞエンジェルズ。で、その過程で発生したアンモニア臭および硫化水素のようなニオイで眼が痛い。巨大なピータンを目の前にしているようだ。

 塊から上顎骨など大まかなホネを取り外したものの、それでも脳油部分が大きすぎ、切り分けも移動も無理っぽい。団員も熱中症気味。頭のすぐ隣に穴を掘って丸ごと埋めることに。
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 脳油を埋めた上に砂をかぶせ、踏み固めようとすると、地面が「たうんたうん」ってする!踏んでる横の地面が揺れている!ちょっと楽しい。

 鯨の骨は結合が脆く、後頭部の骨は解体の先からボロボロ割れてきた。破片は取れるだけ取ってかごに入れ、一緒に埋める。惜しむらくは、耳骨が確認できなかったことー!ホネ破片の中にあればいいんだけど、もしかしたら脳油の塊の中に紛れて「たうんたうん」の中に埋もれているかもしれない。1年後(くらいかな?)の掘り起こしが楽しみなような、気が重いような。寛骨に気を取られて耳骨のこと忘れていたんだなあ。

 そういえば、頭の左右非対称加減もロクに観察しなかった。31日の解体時には、胃内容を見るのがやっとで(大量のカラストンビが出てきた。そのうち1つはダイオウイカのものであることが判明!)、龍涎香探しもできず、子宮の中も見られなかった。胎児がいたら楽しいのに。というか、どこが子宮かもよく分からず。内臓に一番詳しいはずのコードネーム”院長”も、「クジラは診察したことない!」と言っていたし。

 これでマッコウ祭りは一段落。クジラ解体って大変なのねー。図鑑には体の構造がかかれているけれど、あの巨体をよくそんなに詳しく調べられたなーって、そっちの方に感心しちゃう。

 あー、ピータン粥食べたい。パクチー散らしてさー。

educationalstaff at 23:35│ ホネな話