2007年06月

2007年06月19日

再挑戦?


ホームページ作りに再挑戦してみようかと。
今回は上手くいくといいな。
また失敗したら、そのときは諦めよう。きっとむいてないんだ。

雨が降らない。曇りはするけど、降らない。
梅雨入りして二日のみ降って、あとはさっぱり。水足りるんかね?

第三部1話できました。推敲はたりてないなきっと。
借金少年とロボ娘の話です。
あと年数が経って、ルラがすごい美化されてます。本人がこの評判を知ったら驚くか、誰のことだかわからないんだろうな。

ee383 at 00:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日記 

1話


「お疲れ様でしたー!」
 俺の声が工事現場に響く。それ以上の作業音が響いているから聞こえなかった人もいるだろう。それでも聞こえた人たちは、返事をしてくれた。
 このあと夕食の材料を買って、家事をして眠れば一日が終わる。ここ何年か同じパターンを繰り返してるから、さずがに慣れたな。
「今日は何を食べるかな」
 自分で家事をしてたら、好きなものを食べられるっていうのが利点だよな、家事をしてくれないから、このくらいの好き勝手は許されるはずだ。
 そんなことを思いながら屋台が並ぶ通りに向かう。いい匂いがしてきた。たくさん動いて腹が空いてるから、どれも美味そうに見えてくる。
 どの屋台も客を呼ぼうと威勢のいい声を出している。
「そこ行く兄ちゃん、どうだい美味そうな串焼きだろ? 一本買っていかないか?」
 呼ばれたほうを見ると屋台のおっちゃんが、肉の刺さった串を差し出していた。鳥のもも肉か? 美味そうなタレがかけられている。網で焼かれているほかの串もジュージューといい音を出して美味そうだ。買っていくか。
「おっちゃん。六本ちょうだい」
「まいど!」
 代金を聞いてお金を払う。一本小さめの串をオマケだと言ってくれた。お礼を言って歩き出す。
 もらった串を歩きながらほおばる。
「美味い!」
 お腹がすいてるから、より美味く感じる。
「ほかは何を買うか。家にパンはあるし、昨日の野菜も残ってる。それを野菜スープにして」
 考えていると、かごに積まれたリンゴが目に入る。あれでいいか。リンゴを売っている屋台に向かい、一つ買う。
 夕食は焼き鳥、野菜スープ、パン、リンゴに決まった。
 屋台通りから家に帰る。
「今日は親父部屋から出てくんのかな。今度は何を作ってるかわからんけど、最近仕上げだとか言ってこもりっきりだからなぁ。まともな物を作っていい値段で売れたらいいなぁ」
 今までのことを考えると無理だなって、わかるから困る。いったいいくつ元のとれない意味の分からない物を作ってきたことか。思い出したくもない。
 家が見えてきた。
「ただいま〜」
 返事はないけど、奥からごそごそと音が聞こえてくる。まだ完成はしてないのか。まあ俺には関係ないか、さっさと夕飯作ろ。
 野菜を煮て味付けをして、リンゴを六等分に切る。これだけだからそんなに時間はかからなかった。
 準備ができたので、親父を呼びにいく。作業に集中してると食べにこないこともあるけど、一応呼んどかないと文句言われるし。
「親父ー夕飯できたぞ」
 扉を開けずに呼ぶ。うかつに開けられない。作業が失敗してると巻き添えくらう。何度かそんなことがあって学習した。そうでなくても、防犯装置とかいうのが取り付けられてるから危ないんだ。
 中から返事が返ってこない。とういうことは集中してんだな。一回声かけたし、役目は果たした。ご飯食べよう。

 ご飯を食べ終わって、食器を洗ってると、親父の部屋から完成したという大きな声が聞こえてきた。
「親父ー完成したのか?」
 親父の部屋をノックしながら聞いてみる。どんなものができたのか気になる、というわけじゃない。夕飯を早く食べてもらわないと食器が片付かない。
 中から入っていいぞと聞こえてきた。親父の了解があっても油断できない。警戒しながら扉を開ける。
 部屋の中に入ってすぐに目を閉じたゴーレムが目に入ってきた。壁に立てかけられるように立っている。親父はそのゴーレムに繋がっている紐みたいなものを外していた。
 そいつは綺麗な女型のゴーレムだった。俺よりも小さいから 160cmちょっとくらいか。肩までの外はねの金髪を持ち、無表情で目を閉じている。肌も見た目では柔らかそうで、まるで人間そのものに見える。思い出してみても、この部屋にゴーレムはいなかったはずだから、今回作ったものはこれなのだろう。
「トロン見てくれ! 今回の発明品だ。今から起動させる」
 そういうと親父は使い方のわからない何かを操作する。
 ゴーレムの手がピクリと動き、まぶたがゆっくりと開いていく。綺麗なアイスブルーの瞳と目があう。そのまま視線を外したゴーレムは親父のほうを向く。
「おはようございます、マスター」
「ああ、おはよう。動いてみてくれるか?」
「わかりました」
 ゴーレムは壁から一歩二歩と離れ俺に近づいてくる。その動きを見て、高性能なゴーレムだとわかった。以前バイト関係で見たゴーレムは動きがぎこちなかった。ゆっくりと足元を確認するように歩いていたのに対して、こちらはスムーズに歩く。
 俺の目の前に来て止まる。
「はじめまして」
 そう言うと首だけ親父に向けて、
「マスターこちらはどなたですか?」
 と聞いた。
「息子だよ。息子のトロンだ」
「はじめまして、トロン」
 一礼する。
「ああ、はじめまして……えっとなんて呼べば?」
「私の名前は……」
 そこで止まる。俺とゴーレムは少し見つめあい、同じタイミングで親父を見る。
「まだ名前はない。候補として『カラクリ』というのがあるが」
「却下です」
「そうだな、それはないな」
 親父の案はゴーレム自身によって即座に駄目だしされた。
「ほかには『ジンゾウ』『イチゴウ』『アルゴールドーター』がある」
「どれも駄目だ」
 まともなのがない。最後のアルゴールというのは親父の名前だ。
 ゴーレムが俺を見ている。相変わらずの無表情だけど、目に懇願というか期待の色がみえる。たぶん、名前をつけてほしいんだろう。親父に任せたら変な名前になると推測したらしい。
 と言っても名前……ねぇ。そう簡単には思いつかない。
 考え込む俺を親父もゴーレムもじっと待ってくれた。そして十五分悩んで、決めた。
「フェノス。フェノスっていう名前でどう?」
「記録しました。今日から私はフェノスです。よろしくお願いします」
 
 腹がへったという親父は夕食を食べに部屋を出た。それにフェノスもついていく。俺も親父の部屋にもう用事はないので、一緒に出た。
 暖めなおした夕飯を食べる親父を見て、ふと思いついた。フェノスのご飯ってどうすればいいのか。
「親父。フェノスって俺たちと同じものを食べて動くのか?」
「んぐ、ぷはっ。動力源か? フェノスは魔力で動く。食べ物を食べてもエネルギーにはできん。味覚もないから、食べる意味はないさ」
「ふーん。魔力か」
 味覚ないっていうのは想像できないな。ほかの感覚もないのか? 今までの会話で視覚と聴覚はあるってわかってる。あとは触覚と嗅覚。考えるよりも聞いてみたほうが早い。
「フェノス。匂いってわかるか?」
「匂い……ですか?」
「そう鼻から息を吸って何か感じるかってこと」
 自分の鼻を指差して聞く。フェノスは自分の鼻を触って、息をする。
「はい。何か感じます。マスターの部屋にいたときとは違う空気です」
 それを聞いて親父が驚いた顔をしているが、今は疑問を解消するのが先だ。
「嗅覚はあるのか。じゃあ触覚はと」
 フェノスの手を触ってみる。フェノスの手は暖かくはないが、柔らかさはあった。
「触っているってわかるか? 俺の手が触れたとき、少しでも刺激があったか?」
「トロンの手が触れて、わずかにですが刺激があります」
「触覚もあると。けど鈍い?」
 最後は味覚。でも親父が言うにはないらしいが、試してみる。残っている野菜スープと親父のリンゴをフェノスの前に置く。
「食べてみてくれ」
「はい」
 フェノスはスプーンを手に取り、スープを飲む。多くはないスープを飲み終えて、リンゴをかじる。
「どう、舌に何か感じる?」
「はい、舌に刺激がありました。それとスープとリンゴでは受ける刺激に違いがありました」
 味覚もあるようだ。親父がますます驚いている。味覚はないって言ってたし、予想が外れて驚いたのだろう。
「フェノス、味覚と嗅覚と触覚は本当にあるのか?」
 親父が今の会話の正否を念を押して聞いた。
「はい、今私が感じてるものがマスターたちが感じているものと同じならば、あると言えます」
 難しい返し方したな。自分が感じているものが、他人と同じってことを証明するのは無理っぽいぞ。わかったのは刺激に対して、体の反応があったってことくらい。
「うーん」
 親父が首を捻っている。
「どうした親父」
「起動した時から思ってたんだが、フェノスが予測よりも高性能なんだ。できるだけ性能は高くしようとは思っていたが、五感全てを備えるとまでいかないはずだ」
「別に悪いことじゃないだろ」
「まーな。それなりに高価な部品も使ってるから、上手いこと相乗効果が起きてここまでになった……のか?」
 聞き逃せない言葉があった。
「……親父、フェノスって創るのにいくらかかった?」
 声のトーンが下がる。フェノスはこちら見て、わずかに身をひく。原因を考えている親父はそれに気づかず、
「そうだなざっと、金貨500枚くらいか」
「こんのっ馬鹿親父っ! また借金増やしやがったな! おっれっがっ働いて働いて働いてっ! ようやく返済まであと少しってとこまできてた借金をっ! なに考えてやがる!」
「これでも家にあった部品とか使って節約したほうなんだぞ?」
 節約にしたにしても、もとからあった借金の倍ちかくじゃねーか! 頭が痛い。こんなんじゃ借金完済はいつになるのか。
「そう心配するな! いつか俺の発明がヒットしていっきに借金が返せる日がくるさ」
 今までまともに売れたことがないってのに、そのポジティブ思考はどこからくるんだ。
 頭を抱える俺を心配したのかフェノスが近づいて声をかけてくる。
「大丈夫ですか? マスター」
「マスター?」
 さっきまで親父をそう呼んでいたのに、いきなり俺をマスターだなんて呼ぶもんだから思わず疑問が声に出た。顔も間抜けな表情になっていると思う。親父も驚いた顔だ。
「主は親父のはずだろ? 俺をそう呼ぶのは間違いだ」
「マスターとアルゴールの会話から、マスターを変更したほうが私にかかる負担が減ると判断し、独自の判断で変更しました。これからよろしくお願いします」
 親父を呼び捨てかよ。しかし自分でマスター変更できるって、本当に高性能なんだな。
 史上初めてなんじゃないか? 自分で作った絶対忠誠のはずのゴーレムに見放されたのって。
「親父はいいのか? 俺がマスターってことになっても」
「マスターを俺に戻しても、また自力で変えるのは簡単に予想できる。それならば好きにさせとくさ。もとからお前のサポートをさせるつもりだったしな」
 そうだったのか。いつものように気まぐれで創ったとばかり。
「それなら俺がマスターってことでもいいか。よろしくフェノス」
「はい。よろしくお願いしますマスター」
 うーん、なんというか呼ばれ慣れてないからむずむずする。
「フェノス、マスターじゃなくてさっきまでみたいにトロンって呼んでくれ」
「…………はい、わかりました」
 少し悩んだみたいだけど、納得して頷いてくれた。
 これから一緒に暮らすんだから、家族みたいなものだろ。それなのにマスターとか呼ばれてたらいつまでも壁がありそうだ。

 とここで終われたらよかった。さて明日から頑張って働いてお金稼ぐぞーなんて思ったもんだから、増えすぎた借金ができたことを思い出してしまった。マジでどうしよう? 今までどおりのバイトだと、利息分もきついってのは想像がつく。今までの生活だってバイト量にものをいわせて乗り切ってきたんだし、これ以上はさすがにバイトを増やせない。増やしたら倒れて、稼げなくなる。
 再びテーブルに突っ伏して悩み始めた俺。
「どうしたのですかトロン」
「いやな? 借金が大きくてどうしようか悩んでいるんだ。これ以上バイトを増やせないし」
 現時点で工事現場に食堂の裏方、倉庫整理と三つを掛け持ってる。時間の余裕も、体力も足りない。
「いままでどうにかなったんだ、これからもどうにかなるって」
 笑いながらのたまう親父に皿を投げつける。親父に当たり床に落ていく皿をフェノスが受け止める。ナイスキャッチだフェノス。皿一枚でも割れたら痛い出費だからな。
「どうにかならないから悩んでるんだ! ちったあましな経済観念を身につけろ馬鹿親父!」
「皿投げつけるなよ。それなら塔に行ったらどうだ? 高い階層にいるやつらは、金貨500枚なんか簡単に稼ぎ出すぞ」
「いけるか! 冒険者学校に通ってもないのに塔に行くのは自殺行為だ」
「学校に行ってなくても活躍している冒険者はたくさんいる。それにウォーカーズが活躍していた時代には冒険者学校なんてなかったと聞く」
 冒険者学校は150年程前にできた組織だ。それより以前にも似たようなものはあったらしいけど、強さを増した魔物に対抗するため国がそういったものをまとめてつくりあげた。引退した冒険者を講師に招いて、冒険するうえでの心得や行動の仕方などを教える。もちろん魔術と武器の使い方、戦い方も教える。
 なぜ魔物に強さが増したのかわかっていない。もしかしたら国のお偉いさんはわかっているのかもしれないけど、俺たち一般庶民は知らない。
「ウォーカーズは才能があったんだろ。最初から強かったとか」
 最高Lvの舞双剣士ルラは神眼をもって全ての攻撃を見切ったとか言うし。生まれ持った才が違うと思う。
「それに始めから稼げるわけない。稼げない間も借金は返済していかなきゃいけないだぞ? 生活が不安定になるのは目に見えてる。
 仲間もいないから一人でいくことになる。塔を探索するのに、それは不利だっていうのは親父だってわかるはずだ」
「フェノスを連れて行けばいい。いろいろと役に立つ機能を備えている。戦闘能力もある」
「本当なのかフェノス?」
 フェノスに聞くとしっかりとした肯きを返してくれる。
「はい。日常生活では役に立たない機能を多く所有しています。戦闘をこなせるだけの機能も内蔵されています」
 日常生活に役立つ機能を優先して持たせるべきだと思うが、親父だしなぁ。浮かんだアイデアを使えることにうかれて、深く考えずに創っていったんだろう。
「どうだこれでも行けないというのか?」
 ……正直、冒険者みたいな一か八かの賭けって嫌いなんだけど。
「お前にはロマンがないのか? 昔から少しずつ解明されてきたとはいえ、まだまだ塔は未知で溢れている。その未知に触れてみたいというわくわくはお前の心の中にないのか?」
 なくはないさ。自分の知らないことに触れて知りたい、楽しんでみたいという想いはたしかに俺の中にもある。
 ただ、
「そう言った考えができない生活をさせてきたのは誰だ!」
「それを言われると心苦しいんだが」
 そういった反応を返してくることに、安心している俺がいる。ここで「俺だ!」とか言いやがったら包丁が飛ぶとこだった。
「そういった生活をさせてきたからこそ、そろそろトロンのやりたいことをさせたいんだ。このまま借金を返すためだけに働き続けて、楽しいことを知らずに大人にはしたくない」
 別に今の生活が嫌で嫌でたまらないってわけじゃないけど? それに、それなりに人生を楽しんでいるつもりだ。そりゃ親父みたいにやりたいことを楽しんでやってるわけじゃない。でも俺までそんなことやってたら生活できないくなるだろ。
「お前はまだ15才だ。人生これからだ。もっと羽目を外して生きても罰は当たらん」
 羽目を外しっぱなしの親父が言うと、どことなく重みがある。気のせいだと思うけど。
 ……でも、たまには信条に反してもいいかもしれない。人生一回くらいは博打な生き方をしてみるのも面白いかもしれない。駄目だった場合は……家を売ろう。思い出がたくさんたくさん詰まった家だけど、親父も最低まで落ちたら生き方かわるかもしれない。
「わかったよ。塔に行ってみる。実を言うと少し興味があったから」
 そう言うと親父は嬉しそうな顔をした。こんな親父でも子供が好きなことをやれるのは嬉しいんだな。
「そうと決まれば支度金を用意しないとな。いくら残ってたっけ?」
「へそくりから出すから準備しなくていい。フェノスの生活用品を買いに行くついでに、塔に行く準備もする」
 タンスに少しずつ貯めていたへそくりの金額を思い出す。たしか金貨6枚はあったはず。そんだけあれば、登録料とかフェノスの服とか足りるだろ。
「明日はいろいろすることがあるから、片付けて風呂はいって寝る。親父も最近徹夜続きだったんだから早く寝ろよ」
 アルバイトを辞めることをわびに行かないと。そのあとは挑戦者管理協会に行って、買い物か。
「そういやフェノスはどこで寝るんだ?」
「俺の部屋に魔力補充ができる寝床があるから、俺の部屋だ」
「それは運べないくらい重い?」
「? それなりの重量はあるが、運べないことはない」
「じゃ今から運ぼう」
「なんでだ?」
「ゴーレムとはいえ、フェノスは女の子だ。親父と一緒の部屋で寝させられるかよ」
「俺がフェノスを襲うとでもいうのか!?」
「親父の変な思考がうつると困る」
「予想以上の返答だ!」
 俺の言葉にぶつぶつと文句を言う親父とフェノスを連れて、親父の部屋からフェノス用のベッドを運び出す。移した先は母さんの部屋だった場所。定期的に掃除はしているから埃まみれといったことない。ただ、使わないもの、親父の発明品を置いていたから倉庫っぽくなっている。近いうちに整理するか。
 皿を洗い、風呂に入る。手伝ってくれたフェノスも少し汚れたんだが、風呂に入れていのかわからなかったので濡れたタオルで全身を拭いてもらった。もちろん拭いてるところは見てない。いきなり服を脱ぎだしたから、急いで回れ右した。
 なぜそんな反応をするのか聞かれたので、一般常識が欠如していることがわかった。とりあえず、人前で服は脱ぐなと言っておいた。
 ちょっとしたごたごたを終えて、フェノスにおやすみと言って自室に入る。ベッドに入ったらすぐに眠れた。

ee383 at 00:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)第三部 

2007年06月11日

燃えるアニメ


ニコニコ動画でグレンラガンの11話を見てきました。
燃えた! 面白かった! かっこよかった!
今までの話で一番好きな話です。
特に後半がいい!
後半だけ10回近く見た。
合体のち名乗り上げから必殺技まで。鳥肌ものです。
見て大満足なアニメって久しぶり。


ニフニフ動画というものができるらしい。
ニコニコ動画に似てるって聞いた。
人気でるのか? 


短編アップです。
電撃掌編王のテーマで書いてます。
口調がツンで、態度がデレってツンデレというのだろうか。

ee383 at 22:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日記 

ツンデレを楽しむ



「聞いてるの幸太?」
 紅い教室に僕と彼女だけが残っている。夏も終わり、日が沈むのが早くなってきたからもうそろそろ暗くなるはずだ。
 俺は視線を窓から優音に移す。
「聞いてた」
「余所見しながら理解できるほど頭よくないんだから、きちんとこっちを向いてなさい」
 言葉通りに優音を見ると、夕日に照らされただけじゃない赤さが優音の顔を染めている。
 それを気にせず口を開く。
「文化祭でやることのアンケート結果だろ。男装女装喫茶に決まったって言ってた」
「聞けてたの」
 口調はつまらなさそうだが、顔には笑みを浮かべている。
「でも許可下りないだろ。面白そうだとは思うけど」
 普通の喫茶店なら許可下りるかもしれないけど、ちょっと変則的だよなこれ。
 もしできたら珍しさで見物客が集まりそうな喫茶店になるな。何人か似合いそうな奴がいるから、ファンとかもできたりしてな。
 くくっと声を出さずに笑う俺を優音が訝しげに見ている。
「何がおかしいのよ」
「ん? 全員が変装した姿を想像したら笑えてな。でもま、想像だけで見ることができんのは残念だな」
「見れるわよ。三年前に提案して実行できたっていう記録が残ってるし」
「もうやった奴らがいたのか!?」
 チャレンジャーだなそいつら。結果が気になる。
「いつの間にそういったこと調べたんだ?」
「アンケートの参考にしたかったから、そのときに。選択肢は多いほうがいいでしょ」
「アンケートに項目がたくさんあるって思ってたけど、そういうわけだったのか。俺そこまで考えがまわらなかった。すごいすごい」
 俺は自分の思いつく範囲で提案をだしてたからな。ほかの奴らもたぶん俺と同じだろ。ほんとよく思いついたな。
「幸太とは頭の出来が違うの。これくらい思いついて当然よ」
 優音の顔は嬉しそうに緩んでいる。それを俺に見られまいと横を向いた。
 夕日はすでに沈んでいて、暗闇が町を覆おうとしている。優音の顔が赤く染まっているのは、優音自身の火照りが原因だ。俺に感心されて嬉しかったらしい。

 優音は昔からこうだ。口調は厳しいが、態度は素直。
 前に弁当を作ってくれたときは、冷蔵庫の残り物処理係りよとか恥ずかしいから一緒に食べないでとか言いながら、俺の口元におかずを差し出した。あの時はさずがに口調と態度が違いすぎだろって思ったな。
 これもツンデレっていうのか? 口調はツンで態度がデレ。

「何やるか決まったし帰るか」
「幸太は何もしてないじゃない。まったく役立たずなんだから」
「はいはい、ごめんなさい」
 顔がまだ赤いぞ優音よ。俺たちは荷物を鞄にいれて校舎を出る。
「家まで送っていくよ」
 と言っても優音とは近所だから、帰り道同じなんだけどな。
「当然よ。こんな暗い道を女の子一人で帰すなんて男として最低の行為だわ」
 優音は嬉しそうに手を繋いでくる。なんというか尻尾がついてたらぶんぶん振ってそうな雰囲気を出している。
「勘違いしないでよ。手を繋いだのは、私のペースに合わせるためよ。何も考えずにずんずん進まれたら疲れるの」
「了解しましたお嬢様」
 おおっ!? 優音の顔が真っ赤になった。いやほんと素直だ。照れたのか歩くペースも速くなって引っ張られる。
「のろのろしないで、ちゃんと歩いて!」
 難儀な性格だ。そこが面白くて可愛いんだけど。こんなこと声に出したらどんな反応が返ってくるだろ? ちょっと想像できない。いつの日か伝えたいなぁ。
 でも今はこの性格を楽しもう。正直、からかうと反応が面白いし。

2007年06月10日

第三部開始


第三部開始しました。
と言っても始まりの部分なので、短いです。
本格的に始まるのは次から。
今回はメインキャラ二人で進みます。
それと一人称でやってみようと思ってます。
楽しんでもらえたら幸いです。


来るべき人がこなかった。待っても待ってもこなかったです。
せめて来れないって連絡をいれてほしい。

ee383 at 20:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日記 

プロローグ


「私には結局無理だった。そして、おそらくこれから先も無理だろう」

 白衣姿の初老の男が一人で呟く。男の前にはガラスケースのようなものに入った少女がいて、目閉じ静かに男の独白を聞いている。

「しかし諦めることはできない。いつの日か誰かが私の願いを叶えると信じて遺す」

 独白は続く。男は一冊の本を手に取る。

「再びお前の笑顔を見ることができないのは残念なことだ」

 本を持ったまま男が歩き出す。広くはない部屋だからすぐに扉のそばに立った。

「おやすみ」

 男の言葉に呼応して、部屋の明かりが消えていく。扉が閉じられて、部屋は闇で満たされた。
 数年数十年数百年経っても、このガラスケースの少女が目覚めることはなかった。
 少女は、男が予想したこととは違う形で再び生まれた。しかし、それは男が予想した年月よりもさらに遠く遠くのことだった。


 男と少女が存在した時代から何年も何年も経ち、文明すら変わったある時。
 一人の男が古本屋に入っていく。棚を眺めながら歩く。目的の本を探すためではなく、ただ気まぐれでここにきたようだ。
 興味をひかれる本がみつかったのか男は足を止めた。それはあの本だ。棚から抜き出し手に取る。ぼろぼろで朽ち果ててないことが奇跡とも思える状態だ。だがどのページも欠けることなく存在していた。
 手に取った本をぱらぱらと流し読む。気に入ったのかカウンターへと持っていき購入した。

「家にほとんどの材料はそろっている。足りないぶんはすぐにそろうはずだ」

 そう呟くと男は上機嫌で古本屋を出た。
 男はこの日からさっそく行動を起こす。そして一年経ち、満足いくものが完成した。


 古の少女が新しき生を得る。そばには一人の少年。
 過去と現在が出会い、未来に生きる。
 
 大きな負債を返すため、普段は打たない博打を打つ少年。隣に立つは機械仕掛けの少女。
 借金返済ファンタジー開演。

ee383 at 20:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)第三部 

2007年06月06日

化物語読了


化物語面白かった。もっと別の話読みたい小説です。
こういう書き方もあるのかと影響をうけた作品になりました。
2008年に化物語関係の本がでるらしいから楽しみにしとこう。
誰か二次創作書いていないかな。自力で探せるものは読んだし。
ネタは思いついたけど、書けるかわからない。

電撃掌編王用の掌編を書きました。
これはツンデレなのかと書きながら首をひねるものに仕上がってます。
字数も超えてるし。
もう一つ書いたんですが、あっちはツンデレが出てないので出せない。

wikiでツンデレって調べたらいろいろあって驚きました。
人の妄想ってすごい。


ee383 at 22:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日記 

お昼の暴走


「世の中にはツンデレというものがあるそうね」
 僕の目の前に座る幼馴染の少女香原弥生は、昼休みで教室にたくさんのクラスメイトがいるなか、そんなことを言い出した。
 学校でもトップクラスの美貌を誇る弥生が突然こんなことを言い出しだもんだから教室がいっきに静まり返った。
「ツンデレってなに言ってんだ? っていうかどこでそんな言葉を覚えた!」
「夏の有明は暑かったわ」
 有明ってコミケか!? コミケに行ってきたのかこの女!?
「お前って同人に興味があったんだな」
「ない」
 即答かよ。でも同人に興味なくて、コミケに行って意味あんのか?
「ないって、じゃ何しに行ったんだよ?」
「ちょっと研究のため資料を買いに。買って分析するのに時間かかって夏休み終わったけど」
「研究ってわざわざコミケに参加する必要があったのか?」
 さっきから質問ばっかだな。
「漫画とか小説も読んだんだけど、もう少しツンデレの資料がほしかったのよ」
「ツンデレを知るためだけにコミケに参加したのか」
 教室は相変わらず静かだ。いろいろと衝撃を受けているのかもな。
「そう! おかげでツンデレを極めたといってもいいわ!」
「極めるも何も、もとから近かったような気もするけどな」
 近いってだけで、デレの部分は見たことないが。純度100%ツンって感じだ。隠し味にデレが入ってたらいいなってところか。
「そういうわけで陽一、このお弁当を受け取れ」
「命令かよ! それに弁当はある」
 母さんが作ってくれた弁当を弥生に見せる。
「私の弁当が食べられないって言うの!」
 どこぞの酔っ払いみたいなことを言ってくる。弥生は僕の手から弁当を取り上げ、
「陽一の隣に座っている男子A、この弁当あげるわ。ありがたく食べなさい」
 そう言って田中君に僕の弁当を押し付けた。
「人の弁当を勝手にっていうかクラスメイトの名前くらいちゃんと呼んであげろよ!」
「覚える気がない人の名前を知るわけないでしょう? この学校で私がちゃんと名前を覚えている人って両手で数えて足りるわよ?」
「少ない! 本気で覚える気がないな!?」
「それはいいとして」
 人と接するうえで名前を覚えるのは大事なことだと思うが、それ呼ばわりか。
 弥生にはコミュニケーションの大切さをじっくり教え込む必要がありそうだ。
「これで陽一の食べるご飯はなくなったわけだけど」
「いや田中から返してもらえばいいだけ」
 そう言いながら田中を見ると、何人ものクラスメイトが、争うように僕の弁当をつまんでいた。人気ものだな僕の弁当。食欲の秋だから? それとも成長期故の暴走?
「さてどうする? 弥生様、この卑しいわたくしめにどうぞ食事をお恵みくださいって土下座しながら言ってくれたらこのお弁当を渡してもいいわよ」
「やるか! 言えるか! 言うくらいなら一食くらい抜く」
「そう? なら仕方ないわ。せっかく朝五時に起きて、指を切るとかべたなイベントをこなしながら作ったお弁当なのに、陽一は食べてくれないのね。この白魚のような手に傷を入れた責任はとってもらうわよ」
「最後のほうおかしいから! 俺に責任はないはずだ!」
 ん? 回りから冷たい視線が。食べてやれよとか最っ低とか嫉妬の炎がメラメラとぉっとか聞こえてくる。
 他の奴らは弥生の味方か!? 名前も覚えてもらえてないってのになんてことだ。美人は得だというのは本当だったんだ。
「ほら回りも責任とって私と結婚しろと言ってる」
「言ってない! そこまでは言ってない!」
「で食べるの? 食べないの?」
「ううっいただきますぅ」
「最初からそう言えばいいのよ」
 弥生は手に持ったままだった弁当を机に置き、包みを解いていく。僕の分も解いてくれている。
 ふたを取るとから揚げ、卵焼き、ほうれん草のおひたし、切り身の鮭、ポテトサラダ、俵型の海苔巻きおにぎりが姿を現した。どれもいい具合に焦げ目がついてたり、ぱらりとゴマがふってあったりして見た目からして美味しそうだ。
 目を奪われていると弥生は箸で卵焼きをはさみ、僕の口元へ差し出した。
「あーん」
 まじですか!? こんな人目のあるところでそんなラブラブカップルの真似事をするのというのか!?
 回りも興味津々って目で見てる。始めは固まってたりしてたくせに、順応性高いよ!
「なによその目は? せっかく私が食べさせてあげるんだから嬉しがって食べなさい」
 これもデレてるっていうのか? 微妙なところだ。
「あの……うぐっ」
 話そうとして口を開けたら、卵焼きを突っ込まれた。仕方ないので食べて話すことにする。
「しょっぱ! なんだこれ!? 砂糖と塩間違えてるのか!? そんなべたな!?」
「成功ね」
「いや明らかに失敗だろ!」
「買った同人誌には砂糖と塩を間違えて使って、さらに二人の仲が進展しているものがあったわ」
「間違ってる! 資料にするものを間違ってるぞ! まさかこの弁当全部失敗してるのか? 自分にもダメージがいくだろ」
 僕との仲を進展させたくて自爆技を選ぶとは。
「私のはまともよ。さして興味もない勉強を四時間も強いられたあとのお昼は、美味しいものを食べたいじゃない」
 酷いっ。僕もその勉強を強いられているわけなんだが。
「食べてくれないの?」
 ここでその潤んだ目は反則だ。表情も落ち込んだようにみえる。表面上そうみえるってだけで、内心どう思ってるのかわからないが。
 回りに助けを求めてみても、笑顔でグッドラックとしか言ってくれない。
 その後どうなったかというと、食べたさ! そりゃもう勢いよく。嫌なことはさっさと終わらせるにかぎる!
 幸い、致命的なまでな失敗がなかったのが救いだ。
「美味しかった?」
 頬を赤く染め、小首を傾げて聞いてくる。お前、結果がわかってるくせにそんなこと聞いてくるのか? でもここは漢として言わなきゃいけないんだろうな。というか回りから言えっていう圧力が。
「お、美味しかったよ。毎日食べたいくらいに」
「嬉しいっそれならこれから毎日作ってくるわ!」
 眩しいほど笑顔で言ってくる。その笑顔は別なときに見たかったよ。
 明日、学校休もうかな? 全く解決にならないことを真剣に考えても僕は悪くないよね?  


2007年06月04日

蛍とか雷とか読書


蛍見てきました。去年と同じ場所です。
小さい頃に比べるとだいぶ蛍の数が減ってます。小さい頃は手で捕まえることができるほどにはいた。蛍の墓ほどじゃないけど。

綺麗な風景というともう一つみました。ただし夢の中でだけど。
雷が乱れ落ちている風景で、とても綺麗でした。
自分に被害さえなければ、現実でも雷は綺麗だと思います。誰にも被害がなければ、毎日見たいものです。

化物語を買ってきました。
上巻の途中まで読んで面白かったので、下巻も買いました。
上巻を読み終わったので、あとで下巻を読みます。面白かったので、楽しみです。
妖怪や神様に関する話も面白いんですが、キャラが濃いのもいいですね。主人公と八九寺真宵の会話が一番気に入ってます。


ee383 at 22:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日記