こんにちは、鹿島学園高等学校通信制長野キャンパスの宮原です。


 暦の上では春ですが、まだ寒い日が続いていますね。
 こんな陽気は「花冷え」と言って、桜の花が咲くころに、去ったはずの寒さがもう一度ぶり返してくる季節です。そんな季節の真っただ中の
313日、ToiGoにて2017年度鹿島学園高等学校長野キャンパスの卒業式が行われました。それは厳かでとても感動的な式でした。

かしま


今年は3年生総勢26名が卒業して行きました。誰一人欠けることなく、全員が卒業です。卒業の判定が下されるまでは、本当にドキドキしていましたが、判定が下り全員の卒業が決まってひとしきり喜んだのもつかの間、今後は送り出す寂しさが胸に迫ってきました。


 通信制というこの場所は、やはり普通の高校とは違います。この高校を選んだ背景がそれぞれにあり、また目指す目標も、就職をしたい生徒、大学や専門学校への進学をしたい生徒、とにかく高校卒業の資格が取りたい生徒など様々です。


 私が担当したのはこの一年だけでしたが、彼らの歩んで来た道が決して平たんではなかったことは容易に想像がつき、笑顔で接してはいても、心のどこかで、彼らに対する態度はこれでよかったのだろうかと自問自答をする日々でした。今もそれには答えが出ないままなのですが、卒業式を終えてひとつだけ私の心に浮かんだことは、どうか自分だけの幸せを見つけてこの先を歩んで欲しいという強い思いでした。幸せのかたちは本当に人それぞれで、他者からの物差しでは計ることが出来ません。生きていれば迷うことはたくさんあるけれど、その時に世間体だとか他人の意見ではなく、自らが選択できる中で一番幸せだと感じることを選べるように祈るばかりです。でも私なんかが祈らずとも、ちゃんと卒業を迎えることが出来た彼らならば、この先きっと自分だけの幸せを見つけて歩んでくれると確信しています。


 まだ少し寒い日が続くようですが、春はすぐそこ。新しい季節へのワクワクする気持ちと不安な気持ちが混同するこの季節、体調に気を付けながら、来る春を思い日々大切に生活していこうと思います。