昨日運転された単8283レ~単8957レ(新鶴見→大宮・EF65 2093号機牽引)にて、愛知機関区所属のDE10 1557号機と新鶴見機関区所属のEF65 2057号機が次位無動力で回送されていました。両車はそのまま大宮車両所へと取り込まれ、入場となっています。


2057号機については前回検査が2010年9月ということで、PF型の平均検査期限である6年を迎えた昨年秋ごろより運用から離脱しており、新鶴見区の休車庫にて同じく休車中である2069号機と共に入場待ちとなっていました。
後から検査期限切れとなった広島更新色の2127号機に先を抜かれてしまいましたが、この度やっと入場する運びとなりました。これより全般検査に取り掛かると思われます。




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この時期に検査入場となりますと、全ての工程を完了して出場してくるのは5月半ば~下旬頃と予想されます。5月下旬には毎年開催されている「おおみや鉄道ふれあいフェア」があるので、検査を終えた姿で展示されることも考えられます。

噂なので真偽の程は不明ですが、2057号機が全般検査と同時に2139号機に次いで2機目となる国鉄特急色へ復元され、完成した状態で「おおみや鉄道ふれあいフェア」にて展示されるのではないかという情報もあります。2139号機も昨年4月末に出場し、一度も運用入りせずこのイベントに展示されていますからね… 
本当に国鉄特急色が実現となれば、2年連続このイベントにて国鉄特急色へ復元された車両が展示されるという、一時期では考えられなかったようなことが起きそうで個人的には期待しています(笑)


2139号機は赤プレ+スノープロウ「無」でしたので、2014年に廃車された1079号機と同形態の車両が復活ということになりましたが、2057号機は赤プレ+スノープロウ「有」ということで、国鉄特急色へ復元されますと同年に廃車された2077号機と同形態の車両が再び姿を現すことになります。JR貨物発足後のPF型で一番多く見られたスタイルがまた見られると思うと、期待は膨らみますね。



来月1日で旧国鉄が解体され、JR各社が発足してから30年の節目を迎えます。2057号機自身も昨年12月22日で落成から40年目を迎え、国鉄→JR貨物へと継承されて30年と、同機にとって今年は様々な節目の一年でもあります。2139号機の時は未更新車の国鉄特急色が全滅した直後で、「栄光のラストナンバー」という名で復元されましたが、2057号機はこういった記念の意味合いを持って、国鉄特急色に塗り替えられる可能性は十分にあるのではないかと…


再び輝かしい国鉄特急色の姿を見られることに期待しつつ、5月上旬頃に構内試運転などで姿を見せるときまで待ち続けたいと思います!




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