October 23, 2019

need not have p.p. と did not need to 〜

(a) [If] they already [knew] about it, we [needn't have told] them.
(b) [If] they already [knew] about it, we [didn't need to tell] them.
 「彼らがもうそのことを知っていたのであれば、私たちは彼らに話す必要はなかったのです」

 need not have p.p. は (i)「《〜する必要はなかった》のに実際にはした」ときに用いるが、それに対して did not need to 〜は (ii)「《〜する必要はなかった》ので実際にもしなかった」ときだけではなく、need not have p.p. と同様に (i)「《〜する必要はなかった》のに実際にはした」ときにも用いることができる。

 ついでながら、上の文のif節は「過去の条件」を表す副詞節であって、「現在の事実に反する仮定」を表す「仮定法過去」ではない。


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 19:54 特別授業 

October 22, 2019

✕me and you→〇you and me

Tom said he knew you and me.
「トムは、君と僕のことを知っていると言っていた」

 この文の発言者であるジャックが、目の前にいるベティに、「僕は君(ジャック)と彼女(ベティ)のことを知っている」(I know you and her)というトムの発言を間接話法で伝えるとき、トムが言うところの I と you and me を、発言者であるジャックから見てそれぞれ he と me and you に変える必要があるが、「知っている」については主節の said という過去に時制を一致させて過去形の knew を用いる。
 ただし、二人称の you を差し置いて一人称の me を先に言うのは適切ではないので、二人称→一人称の順序になるように、me and you を you and me と言い換える必要がある。

 Tom said, "[I] [know] [you and her]."
→Tom said (that) [he] [knew] [me and you].(✕)
→Tom said (that) [he] [knew] [you and me].(〇)


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 15:52 通常授業 

October 21, 2019

報われない努力はするな!

 「努力は必ず報われる」わけではないが、努力しないかぎり報われることがないということでは、「努力」は成功の「必要条件」であって「十分条件」ではない。

 王貞治氏は「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない」とおっしゃるが、それならむしろ「報われる努力」と「報われない努力」があると考えてはどうか。

 何でもいいから取り敢えず努力すればよいというわけではなく、するのは「報われない努力」ではなく「報われる努力」でなくてはいけない。

 英語に関しては、単語帳で単語を断片的に覚え、文法問題集を何度も繰り返して答えを覚えるというのは、まさに「報われない努力」の極みと言わざるを得ない。
 
 「こんなに頑張っているのにどうして伸びないのでしょうか」と訊く受験生がいるが、それは「頭が悪いから」でないとすれば、勉強のやり方が間違っているからにほかならない。


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 22:04 エッセー・雑文など(予備校編) 

October 20, 2019

疑問詞の選定(どこ)

 「フランスの首都はどこですか」「パリです」
→"(   ) is the capital of France?" "(         )."

 「どこですか」だからといってWhereではない。
 Where is the capital of France?では「フランスの首都はどこにありますか」となって、たとえばIt is in the north of France.「それ(=フランスの首都)はフランスの北部にあります」とでも答えざるを得なくなる。

 ここは [What] is the capital of France?となるが、What(C) is(V) [the capital of France](S)?に対する応答は、It(S) is(V) Paris(C).「それはパリです」であって、Paris(S) is(V) ([the capital of France](C)).(カッコ内は省略)「パリが(フランスの首都)です」ではない。

(正解)What / It is Paris.
(完成文)"[What] is the capital of France?" "It is Paris."


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 17:02 特別授業 

October 19, 2019

「正解候補の語」は「主役専門の俳優」!

<4択>
You've got a high fever, so staying in bed is the only (   ) thing to do.
 A. sensational  B. sensible  C. sensitive  D. sensual

 映画やテレビでは、水谷豊(@相棒)や米倉涼子(@ドクターX)のように主役が専門の俳優もいれば、笹野高史山村紅葉のように脇役が専門の俳優もいるが、それは英文法の4択問題でも事情が似ていて、正解(主役)の候補として登場する語もあれば、常にダミー(脇役)でしかない語もある。

 冒頭の問題でいえば、sensible水谷豊ならsensitive米倉涼子、そしてsensationalが笹野高史ならsensualは山村紅葉ということになるが、正解(主役)は最初の2つ(2人)のうちのどちらかに決まっているので、4択とはいっても実質的には2択問題にすぎない。

(正解) B
(完成文)You've got a high fever, so staying in bed is the only [sensible] thing to do.
     「君は高熱があるのだから、唯一賢明なのは寝ていることだ」


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 19:35 通常授業 

October 18, 2019

「見る・視る・観る」と「聞く・聴く・訊く」

 先日(10月15日)のフェースブックに投稿したものに加筆する。

〇鰻は《見》た目が蛇に似ている。(「見物」の「見」)
〇テレビしか《視》ない情報弱者。(「視聴」の「視」)
〇いい芝居をたくさん《観》たい。(「観劇」の「観」)

〇噂に《聞》いた。(「寡聞」の「聞」)
〇授業を《聴》く。(「聴講」の「聴」)
〇名前を《訊》く。(「訊問」の「訊」)

 自分では「みる」と「きく」の漢字をこのように使い分けることが多いが、この中で「見る」と「聞く」にだけ「見える」と「聞こえる」という可能動詞があるのは、非意識的な行為だからと考えてよいだろうか。

 「相棒」の「杉下右京」ならぬ「杉下左京」として、細かいことが気になってしまう僕の悪い癖!


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 15:14 エッセー・雑文など(私生活編) 

October 17, 2019

「母語が英語」か「英語が母語」か

 先日、the [girl (whose cap is red)] の和訳として、英文の構造に忠実な「帽子が赤い女の子」では違和感がある、「赤い帽子の女の子」とするほうがよいというようなことを書いた。

 The [girl (whose cap is red)] is Betty.
  (a)「《帽子が赤い》女の子がベティです」(△)
  (b)「《赤い帽子の》女の子がベティです」(〇)

 では、こういうのはどうか。

 (i) This book is for [students (whose native language isn't English)].
  (a)「この本は《母語が英語でない》学生を対象にしている」
  (b)「この本は《英語が母語でない》学生を対象にしている」

 (ii) I am looking for a [person (whose hobby is playing badminton)].
  (a)「私は《趣味がバドミントンの》人を探している」
  (b)「私は《バドミントンが趣味の》人を探している」

 「帽子が赤い」と「赤い帽子の」ほどの差はないとはいえ、どちらかというと、(i)も(ii)も「SがCである」を「CがSである」と置き換えた(b)に軍配が挙がりそうな気がするので、いつか機会を見つけて決を採ってみたい。


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 22:00 通常授業 

October 16, 2019

早↔遅↔速

 昨日フェースブックに投稿したものに加筆する。

 「脚(legs)」のことを「足」と書く人は多いが、逆に「足(feet)」のことを「脚」と書く人はいない。
 「時刻(what time)」のことを「時間」と言う人は多いが、逆に「時間(how long)」のことを「時刻」と言う人はいない。
 「文章(passage)」のことを「文」と呼ぶことはあるが、逆に「文(sentence)」のことを「文章」と呼ぶのは如何なものかと思う。

 加えて、「速く(fast)」の代わりに「早く」と書く人はいるが、逆に「早く(early)」の代わりに「速く」と書く人はいない。
 たとえば「授業が《速》くてついていけない」の代わりに「授業が《早》くてついていけない」と書く人はいるが、逆に「朝《早》く起きる」の代わりに「朝《速》く起きる」と書く人はいない。

 ところで、今日の授業で副詞のlateが出てきたときにふと気づいた。

 「早く(early)」の反意語である「おそく(late)」も、「速く(fast)」の反意語である「おそく(slowly)」も、区別なく「遅く」と書く。

 ということは、「遅く」の反意語は「早く」でも「速く」でもあることになるが、そうだとすれば、「早↔遅↔速」の「遅」は、「黒↔白↔赤」の「白」に似ていると言えなくもない。


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

   
Posted by eg_daw_jaw at 22:14 エッセー・雑文など(私生活編) 

October 15, 2019

塾には罪がない!

 堅気の学校で、いわゆる「できる生徒」に「塾に行ってるの?」と訊くとほぼ例外なく「いいえ、行ってません」と答えるが、逆に同じことを「できない生徒」に訊くと多くが「はい、行ってます」と答える。

 言うまでもなく、「塾に行くからできなくなる」のではなく、「できない生徒」が塾に行くだけで肝心の勉強をしないので「できない生徒」のままでい続けるというだけのことにすぎない。

 よく「塾にでも行かないかぎり勉強しないから」と言って親は子供を塾に行かせるが、そういう子は塾に行っても勉強しないので、払った受講料が丸々無駄になってしまう。

 そもそも、正規の学校の授業中に居眠りをしたり、私語をしたりして勉強を怠る生徒は、塾に行けばまるで人が変わったように勉強するかというと、そういうことは絶対にあり得ない。

 改めて言うが、塾に行くから勉強ができなくなるのではなく、塾に行くだけで勉強しないから一向にできるようにならない。もちろん、塾には何の罪もない。


<コメント> 2019年10月15日 16:43:28 泥鰌主

 塾に行くことが日頃勉強しないことの免罪符となり、塾に行ったことを勉強しことと誤解して、妙な安心をしてしまう。子供も親も。


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 14:36 エッセー・雑文など(私生活編) 

October 14, 2019

そういう料簡だから・・・

 「そういう料簡だから昇太さん、あんたのところにはいつまでも嫁が来ない」(笑点)とはもはや言えなくなったが、「そういう料簡だから、君はいつまでも英語ができるようにならない」と受験生に言いたくなることは依然として多い。

 実際、英語に関するかぎり、読み書きに不可欠な文法の基礎知識が大きく欠落、または不足しているにもかかわらず、一向に基礎を勉強しようとしない受験生が少なくない。
 それで、基礎ができていないまま問題の解き方を教わりたがるが、たとえ教えても基礎学力がないので、どのみち解くことができない。

 そういう料簡だから浪人し、また、そういう料簡だから次もまた受からない、ということにならないようにしなくてはいけないが、そのためには、おそらく碌(ろく)に読んでいないと思われる、高校入学時に配布された「文法書」を早急に通読する必要がある。

 その忠告に対して、「今からでも間に合うでしょうか」と言って何とかやらないで済ませようとしたりすれば、もはや「間に合わない」ことが確定してしまうので、それだけは避けなくてはいけない。


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 19:30 勉強法・合格作戦など 

October 13, 2019

what(何・もの・こと)

(a) You don't know ([what] is important to you) until you lose [it].
 「『自分にとって《》が大切であるか』は、それを失うまでわからない」

 You don't know ([what] is important to you)
 「『自分にとって《》が大切であるか』はわからない」

 until you lose [it](= [what] is important to you)
 ✕「それ(=『自分にとって《》が大切であるか』)を失うまで 」
 〇「それ(=『自分にとって大切である《もの》』)を失うまで」

(b) This is [what] I bought for my mother's birthday.
 「これは『私が母の誕生日のために買った《もの》』です」

(c) I did [what] I believed was right.
 「私は『自分が正しいと信じる《こと》』をしたのです」

 日本語訳では「(疑問代名詞)」か「もの / こと(先行詞を含む関係代名詞)」か区別するが、英語ではどのみち同じ what であることに変わりがない。


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 19:15 通常授業 

October 12, 2019

「もう何歳」と「まだ何歳」

 たとえば「私も《もう》65歳だから」と自ら言う人は見た目も老けていて80歳くらいに見えたりするが、同じ年齢でも「私は《まだ》65歳だから」と言う人は見た目も若くて50歳前後にしか見えないということがあっても不思議ではない。

 もちろん個人的には、気持ちは「まだ何歳」であって、自慢ではないが、自分が「もう何歳」と思ったこともなければ、言ったこともない。

 ところで「もう」といえば、英語の場合、「もう(すでに)」が確定している「肯定文」では already を用いるのに対して、「もう(すでに)」かどうかが不確定である「疑問文」ではyet を用いるが、同じ「疑問文」でも「もう(すでに)」が確定しているときには already を用いる。

(a) I've [already] finished my homework.
 「《もう》宿題は終わった」(「もう(すでに)」が確定

(b) Have you finished your homework [yet]?
 「《もう》宿題は終わったの?」(「もう(すでに)」かどうかが不確定

(c) Have you finished your homework [already]?
 「《もう》宿題が終わったの!(ずいぶん早いね)」(「もう(すでに)」が確定


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 18:40 エッセー・雑文など(私生活編) 

October 11, 2019

冠詞を見くびるな!

(a) My family visited a [church (that was built about 100 years ago)].
 「私の家族は100年ほど前に建てられた(ある)教会を訪れた」
  (聞き手は「どの教会」のことであるかを知らない)

(b) My family visited the [church (that was build about 100 years ago)].
 「私の家族は、100年ほど前に建てられた(その)教会を訪れた」
  (聞き手は「どの教会」のことであるかを知っている)

 小学校の英語では「athe かは難しいので、抜かして教えましょう」というのを聞いたことがあるが、実際にそんなことをしているのだとすれば「狂気の沙汰」と言わざるを得ない。
 第一、必要な冠詞を抜いたりすれば、それはもはや英語ではなく、そういう英語もどきのデタラメを教えているのだとすれば「教えらえる小学生が可哀想!」と言うだけでは済まないが、本当に「athe かは難しい」と考えるのであれば、何も小学生に英語なんか教えるべきではない。
 それに、そもそも英語が苦手で小学校の先生になったような人たちに英語を教えさせること自体が間違っている。


<コメント> 2019?10月11日 22:46:44 su

 師にご教授頂く前の17年、恥ずかしながらaとtheの違いは疎(おろ)か冠詞について意識すらした事はありませんでした。 文法書を読む事。冠詞の大切さなど知れたこと感謝します。


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 22:32 通常授業 

October 10, 2019

赤い帽子の女の子

The girl whose cap is red is Betty.
「赤い帽子の女の子がベティです」

 The girl is Betty. + (Her cap is red.)
= The [girl (whose cap is red)] is Betty.

 「その女の子がベティです」+「《彼女の》帽子は赤い」
=「その『(彼女の)帽子が赤い』女の子がベティです」
→「『帽子が赤い』女の子がベティです」

 her「彼女の」に代わる関係詞whoseは「彼女の」ではなく、訳文から外すべきであるのは言うまでもないが、「《帽子が赤い》女の子」という日本語には違和感がある。自分なら「《赤い帽子の》女の子」と言うように思う。

 「相棒」の杉下右京ならぬ杉下左京として、細かいことが気になってしまう僕の悪い癖!


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 18:50 通常授業 

October 09, 2019

none / no one / nothing

 no one は、国籍、職業、年齢、性別を問わず、「人が一人もいない」ことを、また nothing は、種類を問わず「物や事が何もない」ことを言うための代名詞、それに対して、none は、「人」でも「物」でも「可算名詞」でも「不可算名詞」でも、先行する名詞の「数」や「量」がゼロであることを言うための代名詞として用いると割り切ってみてはどうか。

 先行する名詞の「数」や「量」の多少について言うときには、たとえば many books / few books / much water / little water の代わりに、それぞれ名詞を省いて many / few / much / little代名詞として用いるが、「数」や「量」がゼロであることを言うときには、たとえば no books / no water の代わりに名詞を省いて no だけで済ませるのではなく、こういうときこそ none の出番となる。

 (i) "How many [students] came?" "[None] did."
  「生徒は何人来たのですか」「一人も来ませんでした」
   (No students→None)(✕No one)

 (ii) "Do you have any [objections to the plan]?" "[None] at all."
   「その案に何か異論はありますか」「まったくありません」
    (No objections to the plan→None)(✕Nothing)

 (iii) "How much [money] do you have? "[None]."
   「お金をいくら持っているの?」「全然(持っていない)」
    (No money→None)(✕Nothing)


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 19:58 通常授業 

October 08, 2019

the ease with which SV ...

(a)(i) The hotel ([at which] I stayed last night) was comfortable.
  (ii) The hotel ((that) I [stayed at] last night) was comfortable.
   「私が昨夜泊まったホテルは快適だった」

 atは目的語とセットにして I stayed [at the hotel] last night とも、また動詞とセットにして I [stayed at] the hotel last night とも考えられるので、「私が昨夜泊まったホテル」は、The hotel ([at which] I stayed last night) とも The hotel ((that) I [stayed at] last night) とも言えるが、話し言葉ではふつう後者を用いる。

(b) Many parents are worried about the ease ([with which] children can access the Internet).
  「子供が容易にインターネットにアクセスできることを心配する親が多い」

 Children can access the Internet [with ease].
 「子供は容易にインターネットにアクセスすることができる」

 with easeeasilyに相当する副詞句としてwithと目的語easeとの結びつきが強く、単独では動詞と結びつくものではないので、「子供がインターネットにアクセスできる容易さ」は the ease ([with which] children can access the Internet) であって、ふつうはthe ease ((that) children [can access] the Internet [with]) としない。


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 14:10 通常授業 

October 07, 2019

久々に「everは《今までに》じゃない!」

 堅気の学校で高1や高2の時から教えている高3生に「everって何だ?」と訊くと、即座に「at any time」や「いつであるかを問わず」という答えが返ってくるが、予備校で講師室に質問に来る受講生に同じ質問をすると、何度か授業で話しているにもかかわらず、ほぼ例外なく「今までに」と答えるのでうんざりする。

 1クラス1教材につき週に2回(高1と高2)や3回(高3)ずつ授業がある高校と、週に1回しかない予備校の違いということもあるが、入試に現役で合格する者としないものから成る高校と、不合格者だけから成る予備校の違いということもあるかもしれない。

 Do you [ever] read mystery novels?

 それで、この例文を見せて「和訳してみて」と言うと、現在完了形でもないのに「あなたは《今までに》推理小説を読んだことがありますか」と訳したりするが、正しくは「あなたは《いつであるかを問わず》ふだん推理小説を読みますか」、つまり「あなたは推理小説を読んだりしますか」ということにほかならない。

 もちろん現在完了形の疑問文なら「今までに〜したことがありますか」という形の和訳は有効に違いないが、それは「現在までの経験」を表す現在完了形だからであって、「今までに」は決してeverに対する訳語ではない。

 Have you [ever] been to Hawaii?
 「あなたは今までにハワイへ行ったことがありますか」
  (←あなたは《いつであるかを問わず》今までにハワイへ行ったことがあるか)


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 15:20 エッセー・雑文など(私生活編) 

October 06, 2019

寿司と鮨

 長年の経験から、「寿司」は大衆店、「鮨」は高級店と結論して区別している。

 ガラス戸を通して店内が覗けるのが大衆店、木戸が閉まっていて店の中が見えないのが高級店、店の外にプラティスティック製のサンプルを展示しているのが大衆店、そればないのが高級店、店内で、ネタの値段が表示されているのが大衆店、表示されていないのが高級店、暖簾(のれん)に「寿司」とあるのが大衆店、「鮨」の字を用いているのが高級店、以上のように考えてまず間違いない。

 大衆店である「寿司屋」がピンからキリまでであるのに対して、高級店である「鮨屋」は、喩えて言えばセンター試験なら200点満点の180点以上でハズレがないが、値段が値段なので、庶民にはそうそう頻繁に行けるものではない。
 高級店といえば「すきやばし次郎」に一度だけ行ったことがあるが、ふつうは大衆店の中でもピンキリのピンである「寿司幸(すしこう@御徒町)」を半世紀近く贔屓(ひいき)にしている。

 堅気の学校で使っている教科書に掲載されているThis is the best sushi bar that I can recommend.という英文に「これは私が勧めることができる最良の寿司店です」という訳文がついていたが、それを見て、自分にとっては「寿司幸(すしこう)」のことに違いないと思った。


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

す  
Posted by eg_daw_jaw at 12:18 エッセー・雑文など(私生活編) 

October 05, 2019

「文」と「文章」

 「文(sentence)」のことを「文章」と言う人がいるが、どうも気になって仕方がない。

《文章》:文を連ねて思想・感情などを表現したひとまとまりのもの(明鏡国語辞典)。/ 複数の文で、まとまった思想・感情を表したもの(新明解国語辞典)。/ 文よりも大きい言語単位で、通常は複数の文から構成されるもの。それ自身完結し統一ある思想・感情を伝達する(広辞苑)。

 しかし、逆に「文章(passage)」のことを「文」と呼ぶのは差し支えないように思う。
 たとえば「乱筆乱文」の「乱文」とは「乱れて整わない《文章》」のことを言う。

 ところで「長文」とは「長い《文》」よりもむしろ「長い《文章》」のことを言うのに対して、「短文」とは逆に「短い《文章》」よりもむしろ「短い《文》」のことを言うことが多いのではないかと思うが、どうだろうか。
 ちなみに、誰もがそうかどうかわからないが、少なくとも自分は「英語の長い《文章》」のことは「英長文」ではなく「英語長文」と呼び、「短い英語の《文》」のことは逆に「英語短文」ではなく「英短文」と呼んでいる。

 以下はついでながらの話。

 「1コマが50分の授業」と言うときの「50分」は「時間」、そして「第1限は8時50分に始まる」と言うときの「8時50分」は「時刻」、と自分では意識的に使い分けているが、実際は「時間」のことを「時刻」と言う人が皆無であるのに対して、「時刻」のことを「時間」と言う人は多く、現に辞書で「時間」を引くと「俗に《時刻》と同義」とある。


<コメント> 浪人生

 単語の学習について質問です。今、英語の辞書を使って英語の学習をしているのですが、思うように単語が覚えられません。残された時間も短く、正直焦っています。このまま、辞書を使い続ける方が賢明ですか?

<回答> 道場主

 まさか「辞書を使い続けるのをやめる」のが賢明であるはずはない。そもそも「単語を覚えよう」という意識が強すぎるのではないか。もしまだなら、センター試験の過去問をすべて辞書を引きながら、答えを見ながら「単語を覚えよう」と意識しないで、がむしゃらにやってみてはどうか。語彙力が上るのは間違いないと思うので。

<コメント> 2019?10月05日 21:14:20 浪人生

 ありがとうございます。今、師の英作文基本300選を使い文法書で補いながら英短文を覚えている途中です。そうすると、センター 第2問は300選を全て覚えきってからの方が良いですか?

<回答> 道場主

 「文法書」というのは、どの本のこと?
 文法書を通読して文法の基礎知識を完璧にすれば、センターの第2問ごときで失点することなどあり得ないのでは?

<コメント> 2019?10月05日 21:38:01 浪人生

 チャート出版のデュアルスコープ総合英語です。第2問に関しては師の300選を覚え始めて文法の正答率は上がったのですが動詞の語法や熟語が問われている問題で失点してしまいます。

<回答> 道場主

 文法問題を解くための英文法ではなく、読んで書くための英文法を徹底させれば、文法問題ごときで間違えることはなくなるはず。

<コメント> 2019?10月05日 22:34:42 浪人生

 読んで・書くための英文法は文法書を理解し300選で使い方を覚える、こんな勉強法で良いのですか?

<回答> 道場主

 要は、断片ではなく文単位で考えることが肝要であるということ。

 
読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611


  
Posted by eg_daw_jaw at 17:02 エッセー・雑文など(私生活編) 

October 04, 2019

代名詞の「彼女」と名詞の「彼女」

 代名詞の she が「彼女(かのじょ)」であるのに対して、he が「彼(かれ)」であって「彼男(かのだん)」でないのは、queen が「女王(じょおう)」であるのに対して、king が「王(おう)」であって「男王(だんおう)」でないのと同じと言ってよいだろう。

 しかし、「彼女」を「かのおんな」と読むのであれば、対義語として「かのおとこ」と読む「彼男」があってもよいのではないか。

 また、名詞の girlfriend が「彼女(かのじょ)」であるのに対して、boyfriend は「彼氏(かれし)」であって「彼男(かのだん)」ではない。

 《代名詞》:彼女↔彼(she↔he)
 《名詞》:彼女↔彼氏(girlfriend↔boyfriend)

 ところで、日本語の「ボーイフレンド」や「ガールフレンド」は英語の boyfriend や girlfriend と必ずしも一致しないどころか、違う意味で使われることが多い。

 たとえば「あなたは可愛いから、ボーイフレンドがたくさんいるんでしょ」と悪気もなく言ったりするのは、この語を単に「男子の友だち(male friend)」のつもりで用いているからに違いない。


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 21:30 エッセー・雑文など(私生活編) 

October 03, 2019

a long, hot bath

There is nothing like a long, hot bath after a long day's work.

 先日扱ったこの例文で、受講生から a long, hot bath について質問があったのに答えた。

 a long, hot bath は「(入る時間が)長い『熱い風呂』」のことを言う。

 「風呂」は、まずは「熱い」かどうかで分類し、その「熱い風呂」に入る時間が「長い」ということなので、a [long (hot bath)] という語順は譲れない。

 結局、a long, hot bath は、hot が bath を修飾し、long が (hot bath) を修飾し、a が [long, hot bath] を限定する関係ということになる。

 また、long と hot はまったく異質の形容詞なので、これを and で並列して a [(long and hot) bath] とする謂(いわ)れはない。

 ついでながら、black と white なら同質の形容詞なので、and で並列するのにふさわしいが、ふと次のような例を思い出した。
 
 a black and white dog「(1頭の)白黒ぶちの犬」
a black and a white dog「(1頭の)黒い犬と(1頭の)白い犬(の計2頭)」

 前者は、a [(black and white) dog] で、and が black と white を並列し、black and white が dog を修飾し、a が [(black and white) dog] を限定する関係。

 ちなみに、英語では black and white でも、日本語ではふつうは「黒白」ではなく「白黒」という。
 逆に、日本語では「白黒」でも、英語では whilte and black ではなく black and white という

 また、後者は本来、and が a black dog と a white dog を並列する関係であるが、a black dog and a white dog では dog がダブるので、二つ目を one という代名詞で表すか、または二つ目だけ残して共通関係にするかする。

 a [(black) dog] and a [(white) dog]
a [(black) dog] and a [(white) one]
 a [(black) and a (white) dog]


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 18:14 通常授業 

October 02, 2019

魚ではないのに魚偏!

 「(ワニ)」は「魚」ではないのに漢字に「魚偏」を用いるのは、水中を泳いでいる「ワニ」を昔は「魚」の仲間と考えていたからであるという。
 
 そうだとすれば、「魚」と同じように常に水中にいて陸に上がることのない「(クジラ)」なら、いっそう「魚偏」を用いるのにふさわしいことになる。

 A whale is [no more] a fish [than] a horse is.
 「《鯨》が《魚》でないのは、馬が《魚》でないのと同じである」

 ところが、クジラと同じ哺乳類で水中を泳いで生活する「海豚(イルカ)」には「魚偏」を用いることがないが、それにしても「海の豚」とは「ブタ」には悪いが可哀想ではないか。


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

    
Posted by eg_daw_jaw at 22:36 エッセー・雑文など(私生活編) 

October 01, 2019

ルールは守れ!

 英文を要約して「80字から100字の日本語で書け」という問題なら、その字数内に収まらないかぎり、内容を問わず0点にするのが筋であるのに、模試では「1字足りないごとに、または1字超えるごとに1点ずつ減点する(たとえば5字不足なら5点減、8字超過なら8点減)」などというおかしな基準を設けることがあるが、それは決して受験生のためにならない。

 また、入試の答案に別解を書けば少なくともその問題は0点にされても文句は言えないが、模試で「別解を書いたときは、点数の多いほうで採点する」などという扱いをしたりすれば、入試とは違う甘い採点になるので、これもまた受験生のためにならない。 

 それに限らず、答案を返却する模試は、答案を返却しない入試と比べて、概ね採点が甘くなりがちであることは否めないように思う。


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 16:10 エッセー・雑文など(予備校編) 

September 30, 2019

文法書を読め(その3)!

 1ヵ月余り前に国立の医学部が志望の受験生が「センター試験の過去問は20数年分すべてを2周しました」と自慢げに言うので、どれくらいできるのかと訊くと、200点満点中で170点くらい取れたり取れなかったりとのこと。

 それにしても、センター試験の過去問のすべてを、それも2周するほどの勉強家の割には満点の200点に程遠い点しか取れないのが不思議だったので、文法の基礎ができてないのではないかと疑って、文型、時制、仮定法、関係詞、比較構文などの基礎知識を試すべく、1行で済むくらいの基本英文を空所補充の形で書かせてみたところ、案の定ボロボロで話にならなかった。

 むしろ、これでよく200点満点で170点も取れるものだと逆に感心したが、このまま、センター試験の問題を3周、4周、5周と繰り返したところで、これだけ文法の基礎がガタガタでは学習効果は期待できないので、まずは早急に文法書を読んで読み書きの土台となる基礎を固めることを強く勧めたが、あれから1ヵ月あまりの間に、果たしてその忠告に従って文法書を読んで勉強したかどうか定かではない。

 何も「ロイヤル英文法」のような大冊を読めと言っているのではない。
 Evergreenやbe程度の文法書すら読まないで受験勉強をするのは「受験への冒涜」とまでは言わないが、その報いとして「学力が向上しない」という罰(バチ)が当たるのは必至と言わざるを得ない。


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 12:18 勉強法・合格作戦など 

September 29, 2019

千手観音でもないかぎり!

<誤文訂正>

 ✕Almost everyone had a racket in one hand and a ball in another.

 合掌手を除いて40手もある「千手観音(せんじゅかんのん)」なら、「one hand にラケットを、そして残る39手のうちの another (hand) にボールを持っていた」ということが考えられるが、2手しかない人間では、それはあり得ない。

 もちろん人間の場合は、左右どちらか一方の手が one hand なら、残るもう一方の手は the other (hand) にほかならない。

 ところで、主語の Almost everyone は、Almost という副詞が every という形容詞を修飾し、Almost every という形容詞句が one を修飾している関係と考えられる。

 どこかの文法問題集の解説に「almostは副詞ではあるが、例外的に everyone のような代名詞を修飾することができる」かのようなことが書いてあったが、さすがにそれに同意することはできない。

(正解) another→the other
(完成文)Almost everyone had a racket in [one hand] and a ball in [the other].「ほとんど全員が、一方の手にラケットを、そしてもう一方の手にボールを持っていた」


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 18:54 通常授業 

September 28, 2019

a long day's work

There's nothing like a long, hot bath after a long day's work.
「長い1日の仕事の後でゆっくり入る熱い風呂に優るものはない」

 work「仕事」(不可算名詞)
 a work / works「作品」(可算名詞)

 冒頭の文の a long day's work に関して、「不可算名詞の work に a をつけるのは誤りではないか」などと言わないように。
 ここは、along day's work を限定する関係ではなく、a が long day を限定し、a long day の所有格にあたる a long day's が work を限定する関係にほかならない。
 
 〇a long day's [work]
  (a long day'sa long day の所有格)
 ✕a [long day's work]


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 18:00 通常授業 

September 27, 2019

anyone→him / him or her / them

Should [anyone] come to see me, tell [him] I'll be back by noon.
「もし万一誰かが私に会いに来たら、正午までには帰ると言ってほしい」

 anyone三人称単数であるのを理由に、代名詞として him を用いたりした日には、「なんで anyone が男と決まるのよ?」とフェミニストから叱られかねないが、だからといって him or her としたらしたで「なんで男の he が女の she より先なのよ?」と文句を言われかねないだけでなく、出てくるたびに he or she / him or her / his or her / himself or herself と言わなくてはいけないのも煩(わずら)わしい。

 そこで今では、anyone に限らず、someone / everyone / no one などの類には、複数を承知で同時に男女どちらにでも対応できる them を代名詞として用いるのが無難というのは理解できなくはない。

 cf. Should [anyone] come to see me, tell [them] I'll be back by noon.


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 21:10 通常授業 

September 26, 2019

思い上がりも甚だしい!

Human beings are different from other animals in that they can think and speak.
「人間は、考え、かつ話すことができるという点で、他の動物とは違う」

 この例文によれば、「考え、かつ話すことができるのは人間だけである」ということになるが、それは人間の思い上がりも甚だしい。
 我が家には猫が2匹いるが、考えないどころか猫なりに考えていることは一緒に生活していてよくわかる。また、猫は読んだり書いたりまではしないとしても、色々な鳴き声を使い分けて聴いたり話したりにあたる意思疎通をしているのも間違いない。
 それを考えれば、冒頭の例文は次のように書き換えるべし。

 cf. Human beings are different from other animals in that they can read and write.
  「人間は、読み書きができるという点で他の動物とは違う」

 また、百歩譲って、「聴き話す」に「読み書き」を加えた4技能が揃っていることをspeakの定義だとすれば、他の動物は彼らなりにthinkはできてもspeakまではできていないことになるので、冒頭の例文からthink andを除いて次のように直さないと彼らに対して失礼になる。

 cf. Human beings are different from other animals in that they can speak.
   「人間は、言葉を話すことができるという点で他の動物と違う」

 以上はシャレで書いたことなので、あまり真顔で反論されても困るということを断っておきたい。


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 19:48 通常授業 

September 25, 2019

oneとit(その2)

<2択>

(a) If you need a dictionary, I'll lend (it to you / you one).
(b) If I had a dictionary, I'd lend (it to you / you one).

 (a) 「もしあなたに辞書が必要なら」と言っているだけで、必要なのがどの辞書と特定しているわけではないので、「私があなたに貸す」のは 「不特定単数」の辞書、代名詞なら one にほかならない。

 (b) 「(実際は持っていないが、その事実に反して)もし私が辞書を持っているなら」という仮定法である以上、「私があなたに貸す」のは 「私が持っている(と仮定される)その辞書」という「特定単数」の辞書、代名詞なら it ということになる。

(正解) (a) you one (b) it to you
(完成文)(a) If you need a dictionary, I'll lend you [one].
      「もしあなたに辞書が必要なら、1冊貸してあげます」
     (b) If I had a dictionary, I'd lend [it] to you.
      「もし私に辞書があるなら、貸してあげるんだけど」


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 20:20 通常授業 

September 24, 2019

oneとit

<2択>

(a) I found a very cute outfit in the department store, and I bought (it / one).
(b) "Have you ever seen a koala bear?" "Yes. I saw (it / one) in Australia several years ago."

 (a) 初めて話題にするときの「すごく可愛い洋服」は a very cute outfit という「不特定単数」であるとしても、次に言及するときは the [very cute outfit (that) I found in the department store] 「私が昨日デパートで見つけたそのすごく可愛い洋服」と特定するので、「特定単数」の「代名詞」として it を用いる。

 (b) 初めて話題にする「コアラ」は「不特定単数」の a koala bear に違いないが、疑問文では話題にはなっても、どのコアラと特定はしないので、次に言及するときも a koala bear という「不特定単数」に変わりはなく、したがって「代名詞」は one がふさわしい。

(正解) (a) it  (b) one
(完成文)
(a) I found a very cute outfit in the department store, and I bought [it].
 「私はデパートですごく可愛い洋服を見つけて、それを買った」
(b) "Have you ever seen a koala bear?" "Yes. I saw [one] in Australia several years ago."
 「コアラを見たことはありますか」「はい、数年前にオーストラリアで見ました」


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 14:18 通常授業 

September 23, 2019

not any of ... / none of ...

<改作4択>
Max tried on six pairs of shoes, (   ).
 A. any of which he didn't like  B. he didn't like any of
 C. none of which he liked  D . not any of which he liked

  Max tried on six pairs of shoes, [but] he did[n't] like [any] of [them].
→✕Max tried on six pairs of shoes, [any] of [which] he did [n't] like.(A)
  (but + them = which も、not が any より後になる語順は不可)
 ✕Max tried on six pairs of shoes, [not any] of [which] he liked.(D)
  (not が any の前に来るのはよいが、直接並んだ not any ... は節の先頭では不可)
 〇Max tried on six pairs of shoes, none of [which] he liked.(C)
  (節の先頭では not any of ... ではなく none of ... とする)
 ✕Max tried on six pairs of shoes, (that) he did[n't] like [any] of.(B)
  (コンマありの非制限用法では、thatの使用も省略も不可)

(正解) C
(完成文)Max tried on six pairs of shoes, none of [which] he liked.
 「マックスは靴を6足履いてみたが、どれも気に入らなかった」

読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 12:13 通常授業 

September 22, 2019

漢語由来のLong time no seeと英語由来の「一石二鳥」!

 Long time no see.という英語は、かつてイギリスがチャイナと交易をする際に、チャイナ人が使っている「久しぶりです」という挨拶の「好久不見」をイギリス人が直訳して生まれたものだというが、ほんとうだとすれば英文法でうまく説明することができないのも無理はない。

 一方、「一石二鳥」は元より漢語かと思いきや、実は19世紀半ばに日本に入ってきたto kill two birds with one stoneという英語を1862年に刊行された英和辞書で「石一ツニテ鳥二羽ヲ殺ス」と訳したのをもとに、江戸時代の漢学者が「四字熟語」にしたものだという。

 どちらも、その由来が意外であるところが何とも面白い。


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 10:16 エッセー・雑文など(私生活編) 

September 21, 2019

who SV ... / (that) SV ...

<改作4択>
There was no objection from the man (   ) was sure to protest.
 A. I thought  B. I thought he  C. who I thought that  D. whom I thought

 There was no objection from the [man]. + (I thought [that] [he] was sure to protest.)
= ✕There was no objection from the [man ([who] I thought [that] was sure to protest)].
 〇There was no objection from the [man ([who] I thought was sure to protest)].
 〇 There was no objection from the [man ([that] I thought was sure to protest)].
 〇 There was no objection from the [man (I thought was sure to protest)].

(正解) A
(完成文)There was no objection from the man I thought was sure to protest.
     「きっと抗議するだろうと私が思った男から何の反対もなかった」


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 18:56 通常授業 

September 20, 2019

まさかの「unless = if ... not」!

@堅気の学校

 授業が終わる直前に最前列の生徒が手を挙げた。

《道場主》:何か質問か?
《生徒》:今日の授業の質問ではありません。実は昨日の塾で「unless = if ... not」って教わりました。(笑)
《道場主》:いったいどこの塾だ。
《生徒》:〇〇〇です。
《道場主》:そうか。それは聞かなかったことにする。
《生徒》:この説明を聞いた時には、前に先生に教わったことを思い出して笑いそうになりました。
《道場主》:それにしても、1993年のセンター試験でウソだってことがとっくにバレてるのに、まだそんなことを言ってる先生がいるとはなあ。
《生徒》:はい。
《道場主》:それでどうしたんだ。手を挙げて「それ違います!」って言ったか。
《生徒》:いいえ、そこまでする勇気はありませんでした。
《道場主》:まあ君はわかってるからいいけど、ほかの塾生が可哀そうだな。
《生徒》:確かに。(笑)
《道場主》:でもあれからunlessとif ... notの違いを問う問題は出てないと思うから、知らなくても困ることはないというのが救いだな。

 unless肯定文(肯定条件の除外)
 「SがV…する場合を除いて」(= except if肯定文

if否定文(否定条件)
 「SがV…しない場合は」

〇I'll be surprised [if Tom doesn't have an accident]. He drives too fast.
 「私は、トムが事故を起こさなければ驚く。彼はスピードを出しすぎる」
✕I'll be surprised [unless Tom has an accident]. He drives too fast.
 「私は、トムが事故を起こす(場合だけは驚かないが、その)場合を除いて(どんな場合にも)驚く。彼はスピードを出しすぎる」


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 20:00 通常授業 

September 19, 2019

statisticsと単複

(a) Statistics [is] the subject I hate most.
 「統計学は、私が最も嫌いな科目である」
(b) Statistics [show] that women live longer than men.
 「統計は、女性のほうが男性より長生きであることを示している」(✕shows)

 同じstatisticsでも、「統計学」は単一の学問として「三人称単数」であるのに対して、「統計」は数々の数字から成り立っているので「三人称複数」と考えればよい。

 ついでながら(b)の場合、「三単現(三人称単数現在形の動詞)の s」と「複数の s」を混同して、「主語のStatisticsが複数なら、show ではなく shows が正しいのでは?」というまさかの質問をしないように。


読んだらクリック!
   ↓


コメントはこちら
  ↓
パソコン用URL http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P42267611
携帯電話用URL http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P42267611

  
Posted by eg_daw_jaw at 17:11 通常授業