November 10, 2019
なぜ勝手に変える?
major(メイジャ)を「メジャー」、lady(レイディ)を「レディー」と、わざわざ原語の発音から遠ざけて言うのが昔から気になっていた。
Asian(エイジャン・エイシャン)を「アジアン」(@アジアン・キッチン)」と言うのもまたしかり。
こうした「発音」だけではなく、「文法」まで無視するものもある。
全英女子オープンゴルフで「しぶこ」こと「渋野日向子(しぶのひなこ)」選手が優勝した時に、現地でSmiling Cinderella(スマイリング・シンデレラ)」と呼ばれたのを勝手に「スマイル・シンデレラ」と言い換えて報道することが多かった。
「文法」といえば、スポーツの実況中継でアナウンサーが「次第にエキサイトしてまいりました」と言うことがよくあるが、exciteが「興奮させる」という意味の他動詞であることを考えれば、本当は「エキサイトさせられてまいりました」でなくてはいけないことになる。
またまた杉下左京としては、細かいことが気になってしまう僕の悪い癖!
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Asian(エイジャン・エイシャン)を「アジアン」(@アジアン・キッチン)」と言うのもまたしかり。
こうした「発音」だけではなく、「文法」まで無視するものもある。
全英女子オープンゴルフで「しぶこ」こと「渋野日向子(しぶのひなこ)」選手が優勝した時に、現地でSmiling Cinderella(スマイリング・シンデレラ)」と呼ばれたのを勝手に「スマイル・シンデレラ」と言い換えて報道することが多かった。
「文法」といえば、スポーツの実況中継でアナウンサーが「次第にエキサイトしてまいりました」と言うことがよくあるが、exciteが「興奮させる」という意味の他動詞であることを考えれば、本当は「エキサイトさせられてまいりました」でなくてはいけないことになる。
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Posted by eg_daw_jaw at 17:38
│
│エッセー・雑文など(私生活編)
November 09, 2019
「どう」のhowとwhat
ありきたりの話を念のために。
(a) 記憶しているかぎり、父から卒業後《どう》するつもりか《訊》かれたことはない。
→As far as I remember, my father has never asked me ([what] I was going to do after I graduate).
what(O) I(S) [was going to do](V)(✕how)
「聞く」という漢字表記を、hear だけでなく listen はもちろん、askにまで用いる人が少なくないが、ここは「聞く(hear)」/「聴く(listen)」/「訊く(ask)」とぜひ区別したい。
(b) しっかり勉強してくれるかぎり、君が余暇を《どう》過ごそうと私は構わない。
→As long as you study hard, I don't care ([how] you spend your free time).
how(M) you(S) spend(V) [your free time](O)(✕what)
ところで hard といえば、「一所懸命(いっしょけんめい)」であって「一生懸命(いっしょうけんめい)」ではないという考えに固執したい。
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(a) 記憶しているかぎり、父から卒業後《どう》するつもりか《訊》かれたことはない。
→As far as I remember, my father has never asked me ([what] I was going to do after I graduate).
what(O) I(S) [was going to do](V)(✕how)
「聞く」という漢字表記を、hear だけでなく listen はもちろん、askにまで用いる人が少なくないが、ここは「聞く(hear)」/「聴く(listen)」/「訊く(ask)」とぜひ区別したい。
(b) しっかり勉強してくれるかぎり、君が余暇を《どう》過ごそうと私は構わない。
→As long as you study hard, I don't care ([how] you spend your free time).
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November 08, 2019
✕theirselves→〇themselves
堅気の学校で高3生が「見てください」と言って持参したノートに、誤文訂正問題の答えとして「them→theirselves」と書いたものをたまたま見つけた。
三人称複数の「再帰代名詞」は、もちろん themselves であって theirselves ではない。
「再帰代名詞」については、どういう経緯でそうなったかはともかく、現実には、一人称と二人称が「所有格+self(複数はselves)」の myself / ourselves、および yourself / yourselves であるのに対して、三人称だけは「目的格+self(複数はselves)」の himself / itself / themselvesであって、「所有格+self(複数はselves)」の hisself / itsself / theirselves ではない。
その伝では、三人称単数女性の「再帰代名詞」である herself の her は(所有格ではなく)目的格と考えられる。
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三人称複数の「再帰代名詞」は、もちろん themselves であって theirselves ではない。
「再帰代名詞」については、どういう経緯でそうなったかはともかく、現実には、一人称と二人称が「所有格+self(複数はselves)」の myself / ourselves、および yourself / yourselves であるのに対して、三人称だけは「目的格+self(複数はselves)」の himself / itself / themselvesであって、「所有格+self(複数はselves)」の hisself / itsself / theirselves ではない。
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Posted by eg_daw_jaw at 17:26
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│エッセー・雑文など(私生活編)
November 07, 2019
それは「文法書」じゃない!
英文法の基礎ができていないと、英文を読むことも書くこともできない。ましてや聴くことも話すこともできない。
和文英訳の練習問題を自分で書いたものを持参して「添削してください」と言う受講生の答案が文の体(てい)を成していないのは、文法の基礎知識が欠落しているか、または大きく不足しているかが原因であるのは紛れもない。
そこで、まずは文法の基礎を学ばせるために「文法書」に言及して、「君は文法の基礎がまったくできていないけど、何か『文法書』は持っていないのか」と訊くと「いいえ、持っています」と答えるので、「持ってる文法書は何?」と訊き返すと、嬉々として「ネクステです」と言ったりするから呆(あき)れる。
それは「文法問題集」であって「文法書」ではない!
そう一喝するが、「そうなんですか」と言うだけで、まったく悪びれる様子もない。
「文法書」で文法の基礎を学ぶことなく、「文法問題集」を何回も繰り返して肝心の文法ではなく「答え」を覚えるだけでは、いつまで経っても英文が読めて書けるようになるはずはない。
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和文英訳の練習問題を自分で書いたものを持参して「添削してください」と言う受講生の答案が文の体(てい)を成していないのは、文法の基礎知識が欠落しているか、または大きく不足しているかが原因であるのは紛れもない。
そこで、まずは文法の基礎を学ばせるために「文法書」に言及して、「君は文法の基礎がまったくできていないけど、何か『文法書』は持っていないのか」と訊くと「いいえ、持っています」と答えるので、「持ってる文法書は何?」と訊き返すと、嬉々として「ネクステです」と言ったりするから呆(あき)れる。
それは「文法問題集」であって「文法書」ではない!
そう一喝するが、「そうなんですか」と言うだけで、まったく悪びれる様子もない。
「文法書」で文法の基礎を学ぶことなく、「文法問題集」を何回も繰り返して肝心の文法ではなく「答え」を覚えるだけでは、いつまで経っても英文が読めて書けるようになるはずはない。
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Posted by eg_daw_jaw at 17:47
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│エッセー・雑文など(予備校編)
November 06, 2019
「先行詞が『時』だから関係詞はwhen」というわけじゃない!
(a) The [day] will come ([when] we can do everything through the Internet).
「インターネットを通じて何でもできる日が来るだろう」
The day will come. + (We can do everything through the Internet [then]).
= The [day ([when] we can do everything through the Internet)] will come.
→The [day] will come ([when] we can do everything through the Internet).
「先行詞がdayという《時》だから関係詞はwhen」と決まるわけではなく、ここは関係詞節の中での働きが「時の副詞」なのでwhenを用いているにすぎない。
次の例を見よ。
(b) I clearly remember the [wonderful days ([which] we spent in Paris five years ago)].
「私たちが5年前にパリで過ごしたすばらしい日々を私は鮮明に覚えています」(×when)
We spent wonderful days in Paris five years ago.
→the [wonderful days ([which] we spent in Paris five years ago).
the [wonderful days (([that]) we spent in Paris five years ago).
先行詞がwonderful daysという《時》ではあっても、関係詞節の中での働きは「場所の副詞」ではなく「他動詞spentの目的語」なので、ふさわしいのは「目的格の関係代名詞」であるwhichやthat(省略も可)にほかならない。
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= The [day ([when] we can do everything through the Internet)] will come.
→The [day] will come ([when] we can do everything through the Internet).
「先行詞がdayという《時》だから関係詞はwhen」と決まるわけではなく、ここは関係詞節の中での働きが「時の副詞」なのでwhenを用いているにすぎない。
次の例を見よ。
(b) I clearly remember the [wonderful days ([which] we spent in Paris five years ago)].
「私たちが5年前にパリで過ごしたすばらしい日々を私は鮮明に覚えています」(×when)
We spent wonderful days in Paris five years ago.
→the [wonderful days ([which] we spent in Paris five years ago).
the [wonderful days (([that]) we spent in Paris five years ago).
先行詞がwonderful daysという《時》ではあっても、関係詞節の中での働きは「場所の副詞」ではなく「他動詞spentの目的語」なので、ふさわしいのは「目的格の関係代名詞」であるwhichやthat(省略も可)にほかならない。
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November 05, 2019
何語(なにご・なんご)
ちょうど1週間前にフェースブックに投稿したものに加筆する。
「ペルーは何語ですか」→What(in / is / language / Peru / spoken / the)? →〇What is the language spoken in Peru? / ✕What language is spoken in the Peru? / ✕What is the spoken language in Peru? から思いついたナゾナゾを紹介する。
<その1>
Q:「ぺル―」は何語?
A:スペイン語!
Q:ブーッ!
A:じゃあポルトガル語?
Q:まさか!
A:じゃあ正解は何?
Q:日本語!
「ペルー」という片仮名は「日本語」に決まっている。
<その2>
Q:"Peru"は何語?(紙に書いたものを見せて)
A:今度は騙されないぞ。
Q:じゃあ答えは?
A:”Peru"は英語!
Q:ブーッ!
A:エッ、違うの?
Q:”Peru””は「1語」だよ。
実は「何語(なにご:what language)」ではなく「何語(なんご:how many words」だった。
ついでながら、「何人」は「なんにん」か「なにじん」か、はたまた「なんぴと」か、また、「人気」は「にんき」か「ひとけ」かというのもある。
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「ペルーは何語ですか」→What(in / is / language / Peru / spoken / the)? →〇What is the language spoken in Peru? / ✕What language is spoken in the Peru? / ✕What is the spoken language in Peru? から思いついたナゾナゾを紹介する。
<その1>
Q:「ぺル―」は何語?
A:スペイン語!
Q:ブーッ!
A:じゃあポルトガル語?
Q:まさか!
A:じゃあ正解は何?
Q:日本語!
「ペルー」という片仮名は「日本語」に決まっている。
<その2>
Q:"Peru"は何語?(紙に書いたものを見せて)
A:今度は騙されないぞ。
Q:じゃあ答えは?
A:”Peru"は英語!
Q:ブーッ!
A:エッ、違うの?
Q:”Peru””は「1語」だよ。
実は「何語(なにご:what language)」ではなく「何語(なんご:how many words」だった。
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Posted by eg_daw_jaw at 15:54
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│エッセー・雑文など(私生活編)
November 04, 2019
単語だけ覚えても読めない!
堅気の学校で、高1入学時に全生徒に配布された文法書:Evergreenすら読まないまま、単語帳で必死に単語を覚えている高3生がいるのを見て、「そんなしょうもない単語帳なんか必死こいてやっても英語の成績は上がらないよ」と言うと、「でも単語を知らないと読めませんから」という答えが返ってきた。
確かに「単語を知らないと読めない」というのはウソではないが、逆に「単語さえ知っていれば読める」というわけではなく、実際、単語だけいくら覚えても文法の基礎知識が欠落したり、大きく不足したりしていると、満足に英文を(書くことはもちろん)読むことはできない。
もちろん単語を覚えるだけでも「単語テスト」なら点が取れるが、読めて書けなければ肝心の「英語のテスト」ではまともに得点することができない。
まずは文法書を通読して文法の基礎知識を固めた後、センター試験の過去問すべてを和訳を見ながら、かつ辞書を引きながら読みきってはどうか。
それだけでも語彙力は大きく上がるのは請け合いであるし、その結果として読解力も伸びるのは間違いない。
どうしても単語帳で単語を覚えないと気が済まないのであれば、そういう勉強をした後でよいと思うがどうか。
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もちろん単語を覚えるだけでも「単語テスト」なら点が取れるが、読めて書けなければ肝心の「英語のテスト」ではまともに得点することができない。
まずは文法書を通読して文法の基礎知識を固めた後、センター試験の過去問すべてを和訳を見ながら、かつ辞書を引きながら読みきってはどうか。
それだけでも語彙力は大きく上がるのは請け合いであるし、その結果として読解力も伸びるのは間違いない。
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Posted by eg_daw_jaw at 12:08
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│勉強法・合格作戦など
November 03, 2019
「収入が《少》ない」のは「《低》収入」!
His income is very [low], but he wants to buy a car so that he can drive to work.
「彼は収入がすごく少ないが、自動車通勤ができるよう車を買いたがっている」
英語では income は high / low で表すが、日本語では「収入」は「多い」/「少ない」であって「高い」/「低い」ではない。
上の英文中で His income is very low. は、日本語では「彼の収入はすごく《少ない》」であって「彼の収入はすごく《低い》」ではなく、逆に日本語の「彼の収入はすごく《少ない》」は、英語ではHis income is very [low].であって His income is very [little]. ではない。
ところで不思議なことに、日本語でも「多い収入」/「少ない収入」のことを「多収入」/「少収入」ではなく、まるで英語のように「《高》収入」/「《低》収入」と言う。
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「彼は収入がすごく少ないが、自動車通勤ができるよう車を買いたがっている」
英語では income は high / low で表すが、日本語では「収入」は「多い」/「少ない」であって「高い」/「低い」ではない。
上の英文中で His income is very low. は、日本語では「彼の収入はすごく《少ない》」であって「彼の収入はすごく《低い》」ではなく、逆に日本語の「彼の収入はすごく《少ない》」は、英語ではHis income is very [low].であって His income is very [little]. ではない。
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November 02, 2019
融通が利かないのは困る!
(a) Is the baby a [boy] or a [girl]?
→✕赤ちゃんは《少年》ですか、《少女》ですか。
boyは「少年」、girlは「少女」と教わったとしても、「赤ちゃん」が「少年」や「少女」であるわけがない。
→〇赤ちゃんは《男の子》ですか、《女の子》ですか。
(b) 犬の飼い主に訊く。
[He] or [she]?
→✕《彼》ですか、《彼女》ですか。
heは「彼」、sheは「彼女」の一点張りで、犬の性別を日本語で訊くときに、まさか「彼」か「彼女」かで通す人がいるとは思えない。擬人化するとしても、せいぜい「《男の子》ですか、《女の子》ですか」だろう。
→〇《オス》ですか、《メス》ですか。
ちなみに、競走馬の調教師の中には、たとえば藤沢和雄調教師(@美浦・みほ)のように、自身の管理馬のことを対外的に「彼」や「彼女」と呼ぶ人もいる。
(c) 君の《彼女》
→✕your [she] / ✕your [her]
「彼女(@君の彼女)」は、もちろん三人称単数女性の人称代名詞ではない。
→〇your [girlfriend]
(d) 生徒が先生に向かって
What do [you] think about it?
→✕《あなた》の考えはどうですか。
日本語では、生徒が先生に向かって「あなた」とは言わない。
→〇《先生》のお考えはいかがですか。
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→✕赤ちゃんは《少年》ですか、《少女》ですか。
boyは「少年」、girlは「少女」と教わったとしても、「赤ちゃん」が「少年」や「少女」であるわけがない。
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(b) 犬の飼い主に訊く。
[He] or [she]?
→✕《彼》ですか、《彼女》ですか。
heは「彼」、sheは「彼女」の一点張りで、犬の性別を日本語で訊くときに、まさか「彼」か「彼女」かで通す人がいるとは思えない。擬人化するとしても、せいぜい「《男の子》ですか、《女の子》ですか」だろう。
→〇《オス》ですか、《メス》ですか。
ちなみに、競走馬の調教師の中には、たとえば藤沢和雄調教師(@美浦・みほ)のように、自身の管理馬のことを対外的に「彼」や「彼女」と呼ぶ人もいる。
(c) 君の《彼女》
→✕your [she] / ✕your [her]
「彼女(@君の彼女)」は、もちろん三人称単数女性の人称代名詞ではない。
→〇your [girlfriend]
(d) 生徒が先生に向かって
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November 01, 2019
「先生」と人称!
生徒同士で「《先生》がいらっしゃった」と言うときの「先生」は三人称。
先生が生徒に向かって「《先生》は君の考えには反対だな」と言うときの「先生」は一人称。
逆に、生徒が先生に向かって「私は、《先生》がお生まれになった市の大学に留学しようかと考えているところです」と言うときの「先生」は二人称。その証拠に、英語では「先生」はheでもsheでもなくyouにほかならない。
I am thinking of studying at a university in the city where [you] were born.
以上のことは、もちろん「お父さん」や「お母さん」にも応用できる。
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October 31, 2019
✕very too ... →〇much too ...
This coat is much [too big] for me.
「このコートは、私にはあまりにも大きすぎる」
too bigを強めてvery [too big]ではなくmuch [too big]とするのは、ちょうどbiggerという比較級を強めてvery [bigger]ではなくmuch [bigger]とするのに似ていると言えないだろうか。
cf. This coat is much [bigger] than that one.
「このコートは、あのコートよりずっと大きい」
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October 30, 2019
the reason why SV ...→why SV ...
(a) This is ([why] he has left the town).
「これが、彼が町を出た理由である」
このように理由が一つだけのときは、必ずしもThis is the [reason ([why] he has left the town)].と先行詞のthe reasonを伴う必要はなく、それを省いてThis is ([why] he has left the town)].とすれば足りるが、理由が2つ以上あってone of the reasons why ...となる場合はその限りではなく、特定複数にあたるthe reasonsを省いてone of why ...とすることはできない。
(b) This is one of the [reasons ([why] he has left the town)].
「これが、彼が町を出た理由の一つである」
✕This is one of ([why] he has left the town)].
また、次のようにreasonに修飾語として形容詞を伴うときも、その形容詞の後には修飾されるreasonという名詞が不可欠なので、それを省くことはできない。
(c) What is the [fundamental reason ([why] the speed of light cannot be broken)]?
「光速が超えられ得ない根本的な理由は何ですか」
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「これが、彼が町を出た理由である」
このように理由が一つだけのときは、必ずしもThis is the [reason ([why] he has left the town)].と先行詞のthe reasonを伴う必要はなく、それを省いてThis is ([why] he has left the town)].とすれば足りるが、理由が2つ以上あってone of the reasons why ...となる場合はその限りではなく、特定複数にあたるthe reasonsを省いてone of why ...とすることはできない。
(b) This is one of the [reasons ([why] he has left the town)].
「これが、彼が町を出た理由の一つである」
✕This is one of ([why] he has left the town)].
また、次のようにreasonに修飾語として形容詞を伴うときも、その形容詞の後には修飾されるreasonという名詞が不可欠なので、それを省くことはできない。
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October 29, 2019
ペルーは何語ですか
ペルーは何語ですか。
→(is / in / language / Peru / spoken / the / what)?
(正解)What is the [language spoken in Peru]?
「ペルーで話される言語は何ですか」(直訳)
✕What language is spoken in the Peru?
「何語」は「なにご(what language)」であって「なんご(how many words)」ではないが、この形の答案が驚くほど多かったのは、「何語(なにご)」という字面に引きずられてwhat languageとしたために違いないとはいえ、Peruにtheをつけてthe Peruとするのは、ちょうどJapanにtheをつけてthe Japanとするようなものなので、誤りであるのは言うまでもない。
もちろん、theを除外してWhat language is spoken in Peru?とするのは差し支えないが、問題の解答としては、勝手にtheを省いてよいわけではない。
そういえば、What is the spoken language in Peru?という答案もあったが、「ペルーの話し言葉は何ですか」は、もちろん「ペルーは何語ですか」にはあたらない。
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→(is / in / language / Peru / spoken / the / what)?
(正解)What is the [language spoken in Peru]?
「ペルーで話される言語は何ですか」(直訳)
✕What language is spoken in the Peru?
「何語」は「なにご(what language)」であって「なんご(how many words)」ではないが、この形の答案が驚くほど多かったのは、「何語(なにご)」という字面に引きずられてwhat languageとしたために違いないとはいえ、Peruにtheをつけてthe Peruとするのは、ちょうどJapanにtheをつけてthe Japanとするようなものなので、誤りであるのは言うまでもない。
もちろん、theを除外してWhat language is spoken in Peru?とするのは差し支えないが、問題の解答としては、勝手にtheを省いてよいわけではない。
そういえば、What is the spoken language in Peru?という答案もあったが、「ペルーの話し言葉は何ですか」は、もちろん「ペルーは何語ですか」にはあたらない。
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October 28, 2019
「先行詞が場所だから関係詞はwhere」というわけじゃない!
(a) This is a picture of the [town (where my father was born)].「これは、父が生まれた町の写真です」
This is a picuture of the town. + (My father was born [there].)
= This is a picture of the [town ([where] my father was born)].
ありきたりの話ではあるが、「先行詞が場所だから関係詞はwhere」というわけではなく、関係詞節の中での役割が「場所の副詞」にあたるときに用いるのが「関係副詞」のwhereであるにすぎない。
したがって、次のように関係詞節の中での役割が「場所の副詞」ではなく「他動詞の目的語」にあたるときには、「目的格の関係代名詞」としてwhich、またはthat(省略可)を用いるべきであるということになる。
(b)(i) This is a picture of the [town ([which] I visited last month)].
(ii) This is a picture of the [town ([(that)] I visited last month)].
「これは、私が先月訪れた町の写真です」
This is a picture of the town. + [I visited [it] last month.]
= This is a picture of the [town ([which] I visited last month)].
(whichの代わりにthat、またはその省略も可)
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= This is a picture of the [town ([where] my father was born)].
ありきたりの話ではあるが、「先行詞が場所だから関係詞はwhere」というわけではなく、関係詞節の中での役割が「場所の副詞」にあたるときに用いるのが「関係副詞」のwhereであるにすぎない。
したがって、次のように関係詞節の中での役割が「場所の副詞」ではなく「他動詞の目的語」にあたるときには、「目的格の関係代名詞」としてwhich、またはthat(省略可)を用いるべきであるということになる。
(b)(i) This is a picture of the [town ([which] I visited last month)].
(ii) This is a picture of the [town ([(that)] I visited last month)].
「これは、私が先月訪れた町の写真です」
This is a picture of the town. + [I visited [it] last month.]
= This is a picture of the [town ([which] I visited last month)].
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October 27, 2019
「なぜ」か「理由」か知ったこっちゃない!
(a) Tell me the [reason why you look so happy].
堅気の学校で使っている教科書のこの英文に「そんなに嬉しそうな(顔をしている)《理由》を教えてください」ではなく、「《なぜ》そんな嬉しそうな(顔をしている)のか教えてください」という、まるで「先行詞+関係副詞の節」ではなく「疑問詞節」に対するかのような訳文がついていたが、それなら、むしろ the reason を省いて why だけで済ませればよい。
(b) Tell me [why you look so happy].
この場合、why を「疑問副詞」として「《なぜ》そんなに嬉しそうな(顔をしている)のか教えてください」と訳すか、それとも「先行詞を含む関係副詞」として「そんなに嬉しそうな(顔をしている)《理由》を教えてください」と訳すかという問題があるが、そういうことは、どのみち同じ why である以上、英語が母語の人にとっては知ったことではない。
それはちょうど、what を「疑問代名詞」として「何」と訳すか、それとも「先行詞を含む関係代名詞」として「もの」や「こと」と訳すかが、彼らにとって知ったことではないのと事情は同じだろう。
cf. You don't know [what is important to you] until you lose [it].「自分にとって《何》が大切であるかは、それ(=自分にとって大切な《もの》)を失うまでわからない」
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堅気の学校で使っている教科書のこの英文に「そんなに嬉しそうな(顔をしている)《理由》を教えてください」ではなく、「《なぜ》そんな嬉しそうな(顔をしている)のか教えてください」という、まるで「先行詞+関係副詞の節」ではなく「疑問詞節」に対するかのような訳文がついていたが、それなら、むしろ the reason を省いて why だけで済ませればよい。
(b) Tell me [why you look so happy].
この場合、why を「疑問副詞」として「《なぜ》そんなに嬉しそうな(顔をしている)のか教えてください」と訳すか、それとも「先行詞を含む関係副詞」として「そんなに嬉しそうな(顔をしている)《理由》を教えてください」と訳すかという問題があるが、そういうことは、どのみち同じ why である以上、英語が母語の人にとっては知ったことではない。
それはちょうど、what を「疑問代名詞」として「何」と訳すか、それとも「先行詞を含む関係代名詞」として「もの」や「こと」と訳すかが、彼らにとって知ったことではないのと事情は同じだろう。
cf. You don't know [what is important to you] until you lose [it].「自分にとって《何》が大切であるかは、それ(=自分にとって大切な《もの》)を失うまでわからない」
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October 26, 2019
Abe ShinzoかShinzo Abeか
堅気の学校の高1の授業で、英文の中にSuzuki Tadashiという人名が出てきたときに、一部の生徒がざわざわ騒ぎだしたので、「Tadashi SuzukiではなくてSuzuki Tadashiであるのが気に入らないわけ?」と訊くと「そうです」と答えた。
「鈴木正」だろうが「鈴木忠」だろうが、日本では「姓→名」の順で呼ぶのが慣わしであるし、そもそも固有名詞である以上、英語で言うときでも必ずしも英語式の「名→姓」に合わせる義理はない。
近隣国のトップを見よ。
習近平(シー・チンピン・Xi Jinping)、文在寅(ムン・ジェイン・Moon Jae-in)、金正恩(キム・ジョンウン・Kim Jong-un)を、それぞれJingping Xi(チンピン・シー)、Jae-in Moon「ジェイン・ムン)、Jong-un Kim(ジョンウン・キム)と呼ぶのを聞いたことがない。
なぜ我が国の安倍晋三(あべ・しんぞう・Abe Shinzo)首相だけが、「姓」と「名」を逆にしてShinzo Abe(シンゾウ・アベ)と呼ばれなくてはいけないのか納得できない。
ところで、「習近平」は日本では「シー・チンピン」ではなく「しゅう・きんぺい」と日本語読みするのに、なぜか半島の二人は「ブン・ザイイン」や「キン・ショウウン」のような日本語読みにしない。
以前は、例えば「朴正熙」は「パク・チョンヒ」ではなく「ボク・セイキ」、「金大中」は「キム・デジュン」ではなく「キン・ダイチュウ」、金日成は「キム・イルソン」ではなく「キン・ニッセイ」と呼んでいたのに、いつの間にか日本語読みをやめてしまったのはなぜだろうか。
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「鈴木正」だろうが「鈴木忠」だろうが、日本では「姓→名」の順で呼ぶのが慣わしであるし、そもそも固有名詞である以上、英語で言うときでも必ずしも英語式の「名→姓」に合わせる義理はない。
近隣国のトップを見よ。
習近平(シー・チンピン・Xi Jinping)、文在寅(ムン・ジェイン・Moon Jae-in)、金正恩(キム・ジョンウン・Kim Jong-un)を、それぞれJingping Xi(チンピン・シー)、Jae-in Moon「ジェイン・ムン)、Jong-un Kim(ジョンウン・キム)と呼ぶのを聞いたことがない。
なぜ我が国の安倍晋三(あべ・しんぞう・Abe Shinzo)首相だけが、「姓」と「名」を逆にしてShinzo Abe(シンゾウ・アベ)と呼ばれなくてはいけないのか納得できない。
ところで、「習近平」は日本では「シー・チンピン」ではなく「しゅう・きんぺい」と日本語読みするのに、なぜか半島の二人は「ブン・ザイイン」や「キン・ショウウン」のような日本語読みにしない。
以前は、例えば「朴正熙」は「パク・チョンヒ」ではなく「ボク・セイキ」、「金大中」は「キム・デジュン」ではなく「キン・ダイチュウ」、金日成は「キム・イルソン」ではなく「キン・ニッセイ」と呼んでいたのに、いつの間にか日本語読みをやめてしまったのはなぜだろうか。
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October 25, 2019
one or two months と a month or two
名詞の反復を避けるために、たとえば one hour の代わりに、hour を省いて one だけで済ませることはできるが、an hour の代わりに、hour を省いて an だけで済ませることはできない。冠詞は名詞に冠する詞なので名詞を伴うことなく一人では生きていけない。
たとえば、one [hour] and a half [hour] の代わりに one and a half [hours] とは言えるが、an [hour] and a half [hour] の代わりに an and a half [hours] とは言えず、正しくは a half [hour] の hour のほうを省いて an [hour] and a halfと言う。
one and a half [hours]
an [hour] and a half
同様に、one [month] or two [months] の代わりに one or two [months] とは言えるが、a [month] or two [months]の代わりに an or two [months] とは言えず、正しくは a [month] or two と言う。
one or two [months]
a [month] or two(✕an or two months)
(i) No matter how hard you try, you can't master English in one or two months.
(ii) However hard you try, you can't master English in a month or two.
「どんなに努力しても、1,2か月で英語を習得することはできない」
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one and a half [hours]
an [hour] and a half
同様に、one [month] or two [months] の代わりに one or two [months] とは言えるが、a [month] or two [months]の代わりに an or two [months] とは言えず、正しくは a [month] or two と言う。
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a [month] or two(✕an or two months)
(i) No matter how hard you try, you can't master English in one or two months.
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October 24, 2019
theyが三人称単数?のとき
これから出かける親が一人で留守番をする我が子に向かって言う。
たとえ警察官だと名乗っても、知らない人にドアを開けてはいけませんよ。
→Don't open the door to anyone you don't know even if ( ).
anyone ...は三人称単数なので、文法どおりには <even if> he or she says he or she is a policeman or a policewoman. ということになるが、いくら何でもこんなへんちくりんな言い方はしそうにない。
ここは三人称単数であることには目をつぶって、三人称複数の代名詞ながら「男女共通」の they と、同じく「男女共通」の a police officer を用いて、<even if> they say they are a police officer とするのがよい。
they は文法上は「三人称複数」なので動詞の現在形は say や are であって says や is ではないが、指しているのは anyone ... という三人称単数なので、主格補語(SVCのC) は単数の a police officer であって、複数の police officers であるべきではない。
✕they say ther are [police officers]
〇they say they are a police officer
✕they [says] they [is] a police officer
(完成文)Don't open the door to anyone you don't know even if they say they are a police officer.
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たとえ警察官だと名乗っても、知らない人にドアを開けてはいけませんよ。
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anyone ...は三人称単数なので、文法どおりには <even if> he or she says he or she is a policeman or a policewoman. ということになるが、いくら何でもこんなへんちくりんな言い方はしそうにない。
ここは三人称単数であることには目をつぶって、三人称複数の代名詞ながら「男女共通」の they と、同じく「男女共通」の a police officer を用いて、<even if> they say they are a police officer とするのがよい。
they は文法上は「三人称複数」なので動詞の現在形は say や are であって says や is ではないが、指しているのは anyone ... という三人称単数なので、主格補語(SVCのC) は単数の a police officer であって、複数の police officers であるべきではない。
✕they say ther are [police officers]
〇they say they are a police officer
✕they [says] they [is] a police officer
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October 23, 2019
need not have p.p. と did not need to 〜
(a) [If] they already [knew] about it, we [needn't have told] them.
(b) [If] they already [knew] about it, we [didn't need to tell] them.
「彼らがもうそのことを知っていたのであれば、私たちは彼らに話す必要はなかったのです」
need not have p.p. は (i)「《〜する必要はなかった》のに実際にはした」ときに用いるが、それに対して did not need to 〜は (ii)「《〜する必要はなかった》ので実際にもしなかった」ときだけではなく、need not have p.p. と同様に (i)「《〜する必要はなかった》のに実際にはした」ときにも用いることができる。
ついでながら、上の文のif節は「過去の条件」を表す副詞節であって、「現在の事実に反する仮定」を表す「仮定法過去」ではない。
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「彼らがもうそのことを知っていたのであれば、私たちは彼らに話す必要はなかったのです」
need not have p.p. は (i)「《〜する必要はなかった》のに実際にはした」ときに用いるが、それに対して did not need to 〜は (ii)「《〜する必要はなかった》ので実際にもしなかった」ときだけではなく、need not have p.p. と同様に (i)「《〜する必要はなかった》のに実際にはした」ときにも用いることができる。
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October 22, 2019
✕me and you→〇you and me
Tom said he knew you and me.
「トムは、君と僕のことを知っていると言っていた」
この文の発言者であるジャックが、目の前にいるベティに、「僕は君(ジャック)と彼女(ベティ)のことを知っている」(I know you and her)というトムの発言を間接話法で伝えるとき、トムが言うところの I と you and me を、発言者であるジャックから見てそれぞれ he と me and you に変える必要があるが、「知っている」については主節の said という過去に時制を一致させて過去形の knew を用いる。
ただし、二人称の you を差し置いて一人称の me を先に言うのは適切ではないので、二人称→一人称の順序になるように、me and you を you and me と言い換える必要がある。
Tom said, "[I] [know] [you and her]."
→Tom said (that) [he] [knew] [me and you].(✕)
→Tom said (that) [he] [knew] [you and me].(〇)
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「トムは、君と僕のことを知っていると言っていた」
この文の発言者であるジャックが、目の前にいるベティに、「僕は君(ジャック)と彼女(ベティ)のことを知っている」(I know you and her)というトムの発言を間接話法で伝えるとき、トムが言うところの I と you and me を、発言者であるジャックから見てそれぞれ he と me and you に変える必要があるが、「知っている」については主節の said という過去に時制を一致させて過去形の knew を用いる。
ただし、二人称の you を差し置いて一人称の me を先に言うのは適切ではないので、二人称→一人称の順序になるように、me and you を you and me と言い換える必要がある。
Tom said, "[I] [know] [you and her]."
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October 21, 2019
報われない努力はするな!
「努力は必ず報われる」わけではないが、努力しないかぎり報われることがないということでは、「努力」は成功の「必要条件」であって「十分条件」ではない。
王貞治氏は「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない」とおっしゃるが、それならむしろ「報われる努力」と「報われない努力」があると考えてはどうか。
何でもいいから取り敢えず努力すればよいというわけではなく、するのは「報われない努力」ではなく「報われる努力」でなくてはいけない。
英語に関しては、単語帳で単語を断片的に覚え、文法問題集を何度も繰り返して答えを覚えるというのは、まさに「報われない努力」の極みと言わざるを得ない。
「こんなに頑張っているのにどうして伸びないのでしょうか」と訊く受験生がいるが、それは「頭が悪いから」でないとすれば、勉強のやり方が間違っているからにほかならない。
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何でもいいから取り敢えず努力すればよいというわけではなく、するのは「報われない努力」ではなく「報われる努力」でなくてはいけない。
英語に関しては、単語帳で単語を断片的に覚え、文法問題集を何度も繰り返して答えを覚えるというのは、まさに「報われない努力」の極みと言わざるを得ない。
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Posted by eg_daw_jaw at 22:04
│
│エッセー・雑文など(予備校編)
October 20, 2019
疑問詞の選定(どこ)
「フランスの首都はどこですか」「パリです」
→"( ) is the capital of France?" "( )."
「どこですか」だからといってWhereではない。
Where is the capital of France?では「フランスの首都はどこにありますか」となって、たとえばIt is in the north of France.「それ(=フランスの首都)はフランスの北部にあります」とでも答えざるを得なくなる。
ここは [What] is the capital of France?となるが、What(C) is(V) [the capital of France](S)?に対する応答は、It(S) is(V) Paris(C).「それはパリです」であって、Paris(S) is(V) ([the capital of France](C)).(カッコ内は省略)「パリが(フランスの首都)です」ではない。
(正解)What / It is Paris.
(完成文)"[What] is the capital of France?" "It is Paris."
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→"( ) is the capital of France?" "( )."
「どこですか」だからといってWhereではない。
Where is the capital of France?では「フランスの首都はどこにありますか」となって、たとえばIt is in the north of France.「それ(=フランスの首都)はフランスの北部にあります」とでも答えざるを得なくなる。
ここは [What] is the capital of France?となるが、What(C) is(V) [the capital of France](S)?に対する応答は、It(S) is(V) Paris(C).「それはパリです」であって、Paris(S) is(V) ([the capital of France](C)).(カッコ内は省略)「パリが(フランスの首都)です」ではない。
(正解)What / It is Paris.
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October 19, 2019
「正解候補の語」は「主役専門の俳優」!
<4択>
You've got a high fever, so staying in bed is the only ( ) thing to do.
A. sensational B. sensible C. sensitive D. sensual
映画やテレビでは、水谷豊(@相棒)や米倉涼子(@ドクターX)のように主役が専門の俳優もいれば、笹野高史や山村紅葉のように脇役が専門の俳優もいるが、それは英文法の4択問題でも事情が似ていて、正解(主役)の候補として登場する語もあれば、常にダミー(脇役)でしかない語もある。
冒頭の問題でいえば、sensibleが水谷豊ならsensitiveは米倉涼子、そしてsensationalが笹野高史ならsensualは山村紅葉ということになるが、正解(主役)は最初の2つ(2人)のうちのどちらかに決まっているので、4択とはいっても実質的には2択問題にすぎない。
(正解) B
(完成文)You've got a high fever, so staying in bed is the only [sensible] thing to do.
「君は高熱があるのだから、唯一賢明なのは寝ていることだ」
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A. sensational B. sensible C. sensitive D. sensual
映画やテレビでは、水谷豊(@相棒)や米倉涼子(@ドクターX)のように主役が専門の俳優もいれば、笹野高史や山村紅葉のように脇役が専門の俳優もいるが、それは英文法の4択問題でも事情が似ていて、正解(主役)の候補として登場する語もあれば、常にダミー(脇役)でしかない語もある。
冒頭の問題でいえば、sensibleが水谷豊ならsensitiveは米倉涼子、そしてsensationalが笹野高史ならsensualは山村紅葉ということになるが、正解(主役)は最初の2つ(2人)のうちのどちらかに決まっているので、4択とはいっても実質的には2択問題にすぎない。
(正解) B
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October 18, 2019
「見る・視る・観る」と「聞く・聴く・訊く」
先日(10月15日)のフェースブックに投稿したものに加筆する。
〇鰻は《見》た目が蛇に似ている。(「見物」の「見」)
〇テレビしか《視》ない情報弱者。(「視聴」の「視」)
〇いい芝居をたくさん《観》たい。(「観劇」の「観」)
〇噂に《聞》いた。(「寡聞」の「聞」)
〇授業を《聴》く。(「聴講」の「聴」)
〇名前を《訊》く。(「訊問」の「訊」)
自分では「みる」と「きく」の漢字をこのように使い分けることが多いが、この中で「見る」と「聞く」にだけ「見える」と「聞こえる」という可能動詞があるのは、非意識的な行為だからと考えてよいだろうか。
「相棒」の「杉下右京」ならぬ「杉下左京」として、細かいことが気になってしまう僕の悪い癖!
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〇いい芝居をたくさん《観》たい。(「観劇」の「観」)
〇噂に《聞》いた。(「寡聞」の「聞」)
〇授業を《聴》く。(「聴講」の「聴」)
〇名前を《訊》く。(「訊問」の「訊」)
自分では「みる」と「きく」の漢字をこのように使い分けることが多いが、この中で「見る」と「聞く」にだけ「見える」と「聞こえる」という可能動詞があるのは、非意識的な行為だからと考えてよいだろうか。
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Posted by eg_daw_jaw at 15:14
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│エッセー・雑文など(私生活編)
October 17, 2019
「母語が英語」か「英語が母語」か
先日、the [girl (whose cap is red)] の和訳として、英文の構造に忠実な「帽子が赤い女の子」では違和感がある、「赤い帽子の女の子」とするほうがよいというようなことを書いた。
The [girl (whose cap is red)] is Betty.
(a)「《帽子が赤い》女の子がベティです」(△)
(b)「《赤い帽子の》女の子がベティです」(〇)
では、こういうのはどうか。
(i) This book is for [students (whose native language isn't English)].
(a)「この本は《母語が英語でない》学生を対象にしている」
(b)「この本は《英語が母語でない》学生を対象にしている」
(ii) I am looking for a [person (whose hobby is playing badminton)].
(a)「私は《趣味がバドミントンの》人を探している」
(b)「私は《バドミントンが趣味の》人を探している」
「帽子が赤い」と「赤い帽子の」ほどの差はないとはいえ、どちらかというと、(i)も(ii)も「SがCである」を「CがSである」と置き換えた(b)に軍配が挙がりそうな気がするので、いつか機会を見つけて決を採ってみたい。
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The [girl (whose cap is red)] is Betty.
(a)「《帽子が赤い》女の子がベティです」(△)
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(i) This book is for [students (whose native language isn't English)].
(a)「この本は《母語が英語でない》学生を対象にしている」
(b)「この本は《英語が母語でない》学生を対象にしている」
(ii) I am looking for a [person (whose hobby is playing badminton)].
(a)「私は《趣味がバドミントンの》人を探している」
(b)「私は《バドミントンが趣味の》人を探している」
「帽子が赤い」と「赤い帽子の」ほどの差はないとはいえ、どちらかというと、(i)も(ii)も「SがCである」を「CがSである」と置き換えた(b)に軍配が挙がりそうな気がするので、いつか機会を見つけて決を採ってみたい。
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October 16, 2019
早↔遅↔速
昨日フェースブックに投稿したものに加筆する。
「脚(legs)」のことを「足」と書く人は多いが、逆に「足(feet)」のことを「脚」と書く人はいない。
「時刻(what time)」のことを「時間」と言う人は多いが、逆に「時間(how long)」のことを「時刻」と言う人はいない。
「文章(passage)」のことを「文」と呼ぶことはあるが、逆に「文(sentence)」のことを「文章」と呼ぶのは如何なものかと思う。
加えて、「速く(fast)」の代わりに「早く」と書く人はいるが、逆に「早く(early)」の代わりに「速く」と書く人はいない。
たとえば「授業が《速》くてついていけない」の代わりに「授業が《早》くてついていけない」と書く人はいるが、逆に「朝《早》く起きる」の代わりに「朝《速》く起きる」と書く人はいない。
ところで、今日の授業で副詞のlateが出てきたときにふと気づいた。
「早く(early)」の反意語である「おそく(late)」も、「速く(fast)」の反意語である「おそく(slowly)」も、区別なく「遅く」と書く。
ということは、「遅く」の反意語は「早く」でも「速く」でもあることになるが、そうだとすれば、「早↔遅↔速」の「遅」は、「黒↔白↔赤」の「白」に似ていると言えなくもない。
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「脚(legs)」のことを「足」と書く人は多いが、逆に「足(feet)」のことを「脚」と書く人はいない。
「時刻(what time)」のことを「時間」と言う人は多いが、逆に「時間(how long)」のことを「時刻」と言う人はいない。
「文章(passage)」のことを「文」と呼ぶことはあるが、逆に「文(sentence)」のことを「文章」と呼ぶのは如何なものかと思う。
加えて、「速く(fast)」の代わりに「早く」と書く人はいるが、逆に「早く(early)」の代わりに「速く」と書く人はいない。
たとえば「授業が《速》くてついていけない」の代わりに「授業が《早》くてついていけない」と書く人はいるが、逆に「朝《早》く起きる」の代わりに「朝《速》く起きる」と書く人はいない。
ところで、今日の授業で副詞のlateが出てきたときにふと気づいた。
「早く(early)」の反意語である「おそく(late)」も、「速く(fast)」の反意語である「おそく(slowly)」も、区別なく「遅く」と書く。
ということは、「遅く」の反意語は「早く」でも「速く」でもあることになるが、そうだとすれば、「早↔遅↔速」の「遅」は、「黒↔白↔赤」の「白」に似ていると言えなくもない。
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Posted by eg_daw_jaw at 22:14
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│エッセー・雑文など(私生活編)
October 15, 2019
塾には罪がない!
堅気の学校で、いわゆる「できる生徒」に「塾に行ってるの?」と訊くとほぼ例外なく「いいえ、行ってません」と答えるが、逆に同じことを「できない生徒」に訊くと多くが「はい、行ってます」と答える。
言うまでもなく、「塾に行くからできなくなる」のではなく、「できない生徒」が塾に行くだけで肝心の勉強をしないので「できない生徒」のままでい続けるというだけのことにすぎない。
よく「塾にでも行かないかぎり勉強しないから」と言って親は子供を塾に行かせるが、そういう子は塾に行っても勉強しないので、払った受講料が丸々無駄になってしまう。
そもそも、正規の学校の授業中に居眠りをしたり、私語をしたりして勉強を怠る生徒は、塾に行けばまるで人が変わったように勉強するかというと、そういうことは絶対にあり得ない。
改めて言うが、塾に行くから勉強ができなくなるのではなく、塾に行くだけで勉強しないから一向にできるようにならない。もちろん、塾には何の罪もない。
<コメント> 2019年10月15日 16:43:28 泥鰌主
塾に行くことが日頃勉強しないことの免罪符となり、塾に行ったことを勉強しことと誤解して、妙な安心をしてしまう。子供も親も。
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言うまでもなく、「塾に行くからできなくなる」のではなく、「できない生徒」が塾に行くだけで肝心の勉強をしないので「できない生徒」のままでい続けるというだけのことにすぎない。
よく「塾にでも行かないかぎり勉強しないから」と言って親は子供を塾に行かせるが、そういう子は塾に行っても勉強しないので、払った受講料が丸々無駄になってしまう。
そもそも、正規の学校の授業中に居眠りをしたり、私語をしたりして勉強を怠る生徒は、塾に行けばまるで人が変わったように勉強するかというと、そういうことは絶対にあり得ない。
改めて言うが、塾に行くから勉強ができなくなるのではなく、塾に行くだけで勉強しないから一向にできるようにならない。もちろん、塾には何の罪もない。
<コメント> 2019年10月15日 16:43:28 泥鰌主
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Posted by eg_daw_jaw at 14:36
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│エッセー・雑文など(私生活編)
October 14, 2019
そういう料簡だから・・・
「そういう料簡だから昇太さん、あんたのところにはいつまでも嫁が来ない」(笑点)とはもはや言えなくなったが、「そういう料簡だから、君はいつまでも英語ができるようにならない」と受験生に言いたくなることは依然として多い。
実際、英語に関するかぎり、読み書きに不可欠な文法の基礎知識が大きく欠落、または不足しているにもかかわらず、一向に基礎を勉強しようとしない受験生が少なくない。
それで、基礎ができていないまま問題の解き方を教わりたがるが、たとえ教えても基礎学力がないので、どのみち解くことができない。
そういう料簡だから浪人し、また、そういう料簡だから次もまた受からない、ということにならないようにしなくてはいけないが、そのためには、おそらく碌(ろく)に読んでいないと思われる、高校入学時に配布された「文法書」を早急に通読する必要がある。
その忠告に対して、「今からでも間に合うでしょうか」と言って何とかやらないで済ませようとしたりすれば、もはや「間に合わない」ことが確定してしまうので、それだけは避けなくてはいけない。
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実際、英語に関するかぎり、読み書きに不可欠な文法の基礎知識が大きく欠落、または不足しているにもかかわらず、一向に基礎を勉強しようとしない受験生が少なくない。
それで、基礎ができていないまま問題の解き方を教わりたがるが、たとえ教えても基礎学力がないので、どのみち解くことができない。
そういう料簡だから浪人し、また、そういう料簡だから次もまた受からない、ということにならないようにしなくてはいけないが、そのためには、おそらく碌(ろく)に読んでいないと思われる、高校入学時に配布された「文法書」を早急に通読する必要がある。
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Posted by eg_daw_jaw at 19:30
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│勉強法・合格作戦など
October 13, 2019
what(何・もの・こと)
(a) You don't know ([what] is important to you) until you lose [it].
「『自分にとって《何》が大切であるか』は、それを失うまでわからない」
You don't know ([what] is important to you)
「『自分にとって《何》が大切であるか』はわからない」
until you lose [it](= [what] is important to you)
✕「それ(=『自分にとって《何》が大切であるか』)を失うまで 」
〇「それ(=『自分にとって大切である《もの》』)を失うまで」
(b) This is [what] I bought for my mother's birthday.
「これは『私が母の誕生日のために買った《もの》』です」
(c) I did [what] I believed was right.
「私は『自分が正しいと信じる《こと》』をしたのです」
日本語訳では「何(疑問代名詞)」か「もの / こと(先行詞を含む関係代名詞)」か区別するが、英語ではどのみち同じ what であることに変わりがない。
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「『自分にとって《何》が大切であるか』は、それを失うまでわからない」
You don't know ([what] is important to you)
「『自分にとって《何》が大切であるか』はわからない」
until you lose [it](= [what] is important to you)
✕「それ(=『自分にとって《何》が大切であるか』)を失うまで 」
〇「それ(=『自分にとって大切である《もの》』)を失うまで」
(b) This is [what] I bought for my mother's birthday.
「これは『私が母の誕生日のために買った《もの》』です」
(c) I did [what] I believed was right.
「私は『自分が正しいと信じる《こと》』をしたのです」
日本語訳では「何(疑問代名詞)」か「もの / こと(先行詞を含む関係代名詞)」か区別するが、英語ではどのみち同じ what であることに変わりがない。
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October 12, 2019
「もう何歳」と「まだ何歳」
たとえば「私も《もう》65歳だから」と自ら言う人は見た目も老けていて80歳くらいに見えたりするが、同じ年齢でも「私は《まだ》65歳だから」と言う人は見た目も若くて50歳前後にしか見えないということがあっても不思議ではない。
もちろん個人的には、気持ちは「まだ何歳」であって、自慢ではないが、自分が「もう何歳」と思ったこともなければ、言ったこともない。
ところで「もう」といえば、英語の場合、「もう(すでに)」が確定している「肯定文」では already を用いるのに対して、「もう(すでに)」かどうかが不確定である「疑問文」ではyet を用いるが、同じ「疑問文」でも「もう(すでに)」が確定しているときには already を用いる。
(a) I've [already] finished my homework.
「《もう》宿題は終わった」(「もう(すでに)」が確定)
(b) Have you finished your homework [yet]?
「《もう》宿題は終わったの?」(「もう(すでに)」かどうかが不確定)
(c) Have you finished your homework [already]?
「《もう》宿題が終わったの!(ずいぶん早いね)」(「もう(すでに)」が確定)
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もちろん個人的には、気持ちは「まだ何歳」であって、自慢ではないが、自分が「もう何歳」と思ったこともなければ、言ったこともない。
ところで「もう」といえば、英語の場合、「もう(すでに)」が確定している「肯定文」では already を用いるのに対して、「もう(すでに)」かどうかが不確定である「疑問文」ではyet を用いるが、同じ「疑問文」でも「もう(すでに)」が確定しているときには already を用いる。
(a) I've [already] finished my homework.
「《もう》宿題は終わった」(「もう(すでに)」が確定)
(b) Have you finished your homework [yet]?
「《もう》宿題は終わったの?」(「もう(すでに)」かどうかが不確定)
(c) Have you finished your homework [already]?
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Posted by eg_daw_jaw at 18:40
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│エッセー・雑文など(私生活編)
October 11, 2019
冠詞を見くびるな!
(a) My family visited a [church (that was built about 100 years ago)].
「私の家族は100年ほど前に建てられた(ある)教会を訪れた」
(聞き手は「どの教会」のことであるかを知らない)
(b) My family visited the [church (that was build about 100 years ago)].
「私の家族は、100年ほど前に建てられた(その)教会を訪れた」
(聞き手は「どの教会」のことであるかを知っている)
小学校の英語では「a か the かは難しいので、抜かして教えましょう」というのを聞いたことがあるが、実際にそんなことをしているのだとすれば「狂気の沙汰」と言わざるを得ない。
第一、必要な冠詞を抜いたりすれば、それはもはや英語ではなく、そういう英語もどきのデタラメを教えているのだとすれば「教えらえる小学生が可哀想!」と言うだけでは済まないが、本当に「a か the かは難しい」と考えるのであれば、何も小学生に英語なんか教えるべきではない。
それに、そもそも英語が苦手で小学校の先生になったような人たちに英語を教えさせること自体が間違っている。
<コメント> 2019?10月11日 22:46:44 su
師にご教授頂く前の17年、恥ずかしながらaとtheの違いは疎(おろ)か冠詞について意識すらした事はありませんでした。 文法書を読む事。冠詞の大切さなど知れたこと感謝します。
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「私の家族は100年ほど前に建てられた(ある)教会を訪れた」
(聞き手は「どの教会」のことであるかを知らない)
(b) My family visited the [church (that was build about 100 years ago)].
「私の家族は、100年ほど前に建てられた(その)教会を訪れた」
(聞き手は「どの教会」のことであるかを知っている)
小学校の英語では「a か the かは難しいので、抜かして教えましょう」というのを聞いたことがあるが、実際にそんなことをしているのだとすれば「狂気の沙汰」と言わざるを得ない。
第一、必要な冠詞を抜いたりすれば、それはもはや英語ではなく、そういう英語もどきのデタラメを教えているのだとすれば「教えらえる小学生が可哀想!」と言うだけでは済まないが、本当に「a か the かは難しい」と考えるのであれば、何も小学生に英語なんか教えるべきではない。
それに、そもそも英語が苦手で小学校の先生になったような人たちに英語を教えさせること自体が間違っている。
<コメント> 2019?10月11日 22:46:44 su
師にご教授頂く前の17年、恥ずかしながらaとtheの違いは疎(おろ)か冠詞について意識すらした事はありませんでした。 文法書を読む事。冠詞の大切さなど知れたこと感謝します。
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October 10, 2019
赤い帽子の女の子
The girl whose cap is red is Betty.
「赤い帽子の女の子がベティです」
The girl is Betty. + (Her cap is red.)
= The [girl (whose cap is red)] is Betty.
「その女の子がベティです」+「《彼女の》帽子は赤い」
=「その『(彼女の)帽子が赤い』女の子がベティです」
→「『帽子が赤い』女の子がベティです」
her「彼女の」に代わる関係詞のwhoseは「彼女の」ではなく、訳文から外すべきであるのは言うまでもないが、「《帽子が赤い》女の子」という日本語には違和感がある。自分なら「《赤い帽子の》女の子」と言うように思う。
「相棒」の杉下右京ならぬ杉下左京として、細かいことが気になってしまう僕の悪い癖!
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「赤い帽子の女の子がベティです」
The girl is Betty. + (Her cap is red.)
= The [girl (whose cap is red)] is Betty.
「その女の子がベティです」+「《彼女の》帽子は赤い」
=「その『(彼女の)帽子が赤い』女の子がベティです」
→「『帽子が赤い』女の子がベティです」
her「彼女の」に代わる関係詞のwhoseは「彼女の」ではなく、訳文から外すべきであるのは言うまでもないが、「《帽子が赤い》女の子」という日本語には違和感がある。自分なら「《赤い帽子の》女の子」と言うように思う。
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October 09, 2019
none / no one / nothing
no one は、国籍、職業、年齢、性別を問わず、「人が一人もいない」ことを、また nothing は、種類を問わず「物や事が何もない」ことを言うための代名詞、それに対して、none は、「人」でも「物」でも「可算名詞」でも「不可算名詞」でも、先行する名詞の「数」や「量」がゼロであることを言うための代名詞として用いると割り切ってみてはどうか。
先行する名詞の「数」や「量」の多少について言うときには、たとえば many books / few books / much water / little water の代わりに、それぞれ名詞を省いて many / few / much / little を代名詞として用いるが、「数」や「量」がゼロであることを言うときには、たとえば no books / no water の代わりに名詞を省いて no だけで済ませるのではなく、こういうときこそ none の出番となる。
(i) "How many [students] came?" "[None] did."
「生徒は何人来たのですか」「一人も来ませんでした」
(No students→None)(✕No one)
(ii) "Do you have any [objections to the plan]?" "[None] at all."
「その案に何か異論はありますか」「まったくありません」
(No objections to the plan→None)(✕Nothing)
(iii) "How much [money] do you have? "[None]."
「お金をいくら持っているの?」「全然(持っていない)」
(No money→None)(✕Nothing)
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先行する名詞の「数」や「量」の多少について言うときには、たとえば many books / few books / much water / little water の代わりに、それぞれ名詞を省いて many / few / much / little を代名詞として用いるが、「数」や「量」がゼロであることを言うときには、たとえば no books / no water の代わりに名詞を省いて no だけで済ませるのではなく、こういうときこそ none の出番となる。
(i) "How many [students] came?" "[None] did."
「生徒は何人来たのですか」「一人も来ませんでした」
(No students→None)(✕No one)
(ii) "Do you have any [objections to the plan]?" "[None] at all."
「その案に何か異論はありますか」「まったくありません」
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October 08, 2019
the ease with which SV ...
(a)(i) The hotel ([at which] I stayed last night) was comfortable.
(ii) The hotel ((that) I [stayed at] last night) was comfortable.
「私が昨夜泊まったホテルは快適だった」
atは目的語とセットにして I stayed [at the hotel] last night とも、また動詞とセットにして I [stayed at] the hotel last night とも考えられるので、「私が昨夜泊まったホテル」は、The hotel ([at which] I stayed last night) とも The hotel ((that) I [stayed at] last night) とも言えるが、話し言葉ではふつう後者を用いる。
(b) Many parents are worried about the ease ([with which] children can access the Internet).
「子供が容易にインターネットにアクセスできることを心配する親が多い」
Children can access the Internet [with ease].
「子供は容易にインターネットにアクセスすることができる」
with easeはeasilyに相当する副詞句としてwithと目的語easeとの結びつきが強く、単独では動詞と結びつくものではないので、「子供がインターネットにアクセスできる容易さ」は the ease ([with which] children can access the Internet) であって、ふつうはthe ease ((that) children [can access] the Internet [with]) としない。
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「私が昨夜泊まったホテルは快適だった」
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(b) Many parents are worried about the ease ([with which] children can access the Internet).
「子供が容易にインターネットにアクセスできることを心配する親が多い」
Children can access the Internet [with ease].
「子供は容易にインターネットにアクセスすることができる」
with easeはeasilyに相当する副詞句としてwithと目的語easeとの結びつきが強く、単独では動詞と結びつくものではないので、「子供がインターネットにアクセスできる容易さ」は the ease ([with which] children can access the Internet) であって、ふつうはthe ease ((that) children [can access] the Internet [with]) としない。
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October 07, 2019
久々に「everは《今までに》じゃない!」
堅気の学校で高1や高2の時から教えている高3生に「everって何だ?」と訊くと、即座に「at any time」や「いつであるかを問わず」という答えが返ってくるが、予備校で講師室に質問に来る受講生に同じ質問をすると、何度か授業で話しているにもかかわらず、ほぼ例外なく「今までに」と答えるのでうんざりする。
1クラス1教材につき週に2回(高1と高2)や3回(高3)ずつ授業がある高校と、週に1回しかない予備校の違いということもあるが、入試に現役で合格する者としないものから成る高校と、不合格者だけから成る予備校の違いということもあるかもしれない。
Do you [ever] read mystery novels?
それで、この例文を見せて「和訳してみて」と言うと、現在完了形でもないのに「あなたは《今までに》推理小説を読んだことがありますか」と訳したりするが、正しくは「あなたは《いつであるかを問わず》ふだん推理小説を読みますか」、つまり「あなたは推理小説を読んだりしますか」ということにほかならない。
もちろん現在完了形の疑問文なら「今までに〜したことがありますか」という形の和訳は有効に違いないが、それは「現在までの経験」を表す現在完了形だからであって、「今までに」は決してeverに対する訳語ではない。
Have you [ever] been to Hawaii?
「あなたは今までにハワイへ行ったことがありますか」
(←あなたは《いつであるかを問わず》今までにハワイへ行ったことがあるか)
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1クラス1教材につき週に2回(高1と高2)や3回(高3)ずつ授業がある高校と、週に1回しかない予備校の違いということもあるが、入試に現役で合格する者としないものから成る高校と、不合格者だけから成る予備校の違いということもあるかもしれない。
Do you [ever] read mystery novels?
それで、この例文を見せて「和訳してみて」と言うと、現在完了形でもないのに「あなたは《今までに》推理小説を読んだことがありますか」と訳したりするが、正しくは「あなたは《いつであるかを問わず》ふだん推理小説を読みますか」、つまり「あなたは推理小説を読んだりしますか」ということにほかならない。
もちろん現在完了形の疑問文なら「今までに〜したことがありますか」という形の和訳は有効に違いないが、それは「現在までの経験」を表す現在完了形だからであって、「今までに」は決してeverに対する訳語ではない。
Have you [ever] been to Hawaii?
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