June 03, 2023

Peoplesという人名

 2年前の2021年に横浜ベイスターズに Michael Peoples という名の投手がいることを5月9日の対タイガーズ戦をテレビで見て知ったが、後日ほかの試合で登板したときにマウンド上で急に倒れ込み、その後は退団することになった。

 その後この選手がどうなっているかは知らないが、Peoples という珍しい family name(surname / last name)はどういう由来なのだろうか。

 「人」という個人→a person(単数)/ people(複数)
 「国民 / 民族」という集合→a people(単数)/ peoples(複数)

 (a) Ten [people] died in the accident.
  「その事故で10名が死亡した」(ウイズダム)
 (b)(i) The Japanese are a [hardworking people].
   「日本人は勤勉な国民である」(ジーニアス)
  (ii) Asia is the home of many [peoples].
   「アジアには多くの民族がいる」(オーレックス)

 a people といえば、フェイスブックでこんな英文を見つけた。

 A [people] that elect corrupt politicians are not victims but accomplices.(George Orwell)

 投票するどころか、多くの国民が選挙に行かないから、腐敗した世襲議員ばかりになってしまう。


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Posted by eg_daw_jaw at 11:24 エッセー・雑文など(私生活編) 

June 02, 2023

Ohtani→王谷(大谷→Ootani)

 「王位に(就く)」は「おういに(就く)」と書き、「大いに(頑張る)」は「おおいに(頑張る)」と書く。

 「王貞治」の「王」は「おう」なのでローマ字で Oh と書くのは理にかなっているが、「大谷翔平」の「大」は「おお」なので「大谷」は Ohtani ではなく Ootani と書くのが筋であるにもかかわらず、それでは「ウータニ」と読まれかねないので、それを避けるために敢えて Ohtani としているとも考えられる。

 しかし、Ohtani では「おおたに(大谷)」ではなく「おうたに(王谷)」になってしまわないか。

<S水M明氏のコメント(@FB)>

 「A, I, U, E, O」は本来「ア、イ、ウ、エ、オ」と読むべき文字であり、「エイ、アイ、ユー、イー、オウ」などと読む「英語」は、非標準的です。「OO」ももちろん「ウー」ではなく「オオ」のはずです。英語話者は「英語の文字の読み方は、スタンダードではなく、かなり非標準的である」ということを意識すべきなのですが、まあそれは無理でしょうね。

 ところでファーストネームの Shohei のほうは、「しょうえい(Shoh・ei)」と読まれる心配はないのか。


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Posted by eg_daw_jaw at 17:00 エッセー・雑文など(私生活編) 

June 01, 2023

✕イギリス英語→〇英語 ✕アメリカ英語→〇米語

 フェイスブック友達であるY浅T雄氏の投稿を許可を得て引用させていただく。

Stephen Lord
 When I lived in Japan, I was often told I did not speak ‘standard English’.
 I am from England!
 Standard English doesn’t exist but in Japan people think it is how Americans speak English!
 This notion is clearly the result of American propagandas.
 日本に住んでいた頃、よく「標準的な英語」を話していないと指摘された。
 私は、英国人だ!
 そもそも「標準的な英語」など存在しないのだが、日本人は、米国人が話す英語が「標準的」と考えている。
 この考え方は、明らかに、米国のプロパガンダによるものだ」

(引用は以上)

 そういえば、イギリス人の友人で何年も日本の大学で教鞭を執ってきたF氏は、学生から「先生はイギリス人なのに英語の発音が悪い!」と言われたことがあるとこぼしていた。

 「英語」とは今は概ね「アメリカ人(米国人)」が話す言語のことを言い、本家である「イギリス人(英国人)」が話すもののことは「イギリス」を冠して「イギリス英語」と言うが、それでは「イギリスイギリス語」や「英英語」にあたる「重言」になってしまう。

 本当は「本家」であるイギリス人が話す言語を「英語」と呼び、「分家」であるアメリカ人が話すものこそ「アメリカ」を冠して「アメリカ英語」と呼ぶのが筋であるはずなのに、現実にはそうなっていないが、これは「(ジャイアント)パンダ」と「レッサーパンダ」の関係に似ている。

 元来は「パンダ」といえば「レッサーパンダ」のことだったが、「後発」で高人気の「ジャイアントパンダ」が「ジャイアント」を冠することなく単に「パンダ」と呼ばれるようになったために、「先発」の本家が「レッサー」を冠して「レッサーパンダ」と呼ばれるようになった。

 British English is to (American) English what lesser pandas are to (giant) pandas.
 「イギリス英語:(アメリカ)英語=レッサーパンダ:(ジャイアント)パンダ」

 個人的には、イギリス人の言語は「イギリス語」/「英語」、アメリカ人の言語は「アメリカ語」/「米語」と呼べばよいと思う。


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Posted by eg_daw_jaw at 09:04 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 31, 2023

ヘボンとヘプバーン

 Was the woman who fell in love with Gregory Peck in Roman Holiday played by Audrey Hepburn or Ingrid Bergman?

 Hepburn という姓の著名人が二人いて、一人が「ヘボン式」のローマ字を考案した James Curtis Hepburn、もう一人が「ローマの休日」の主演女優である Audrey Hepburn で、奇しくも二人とも「ローマ」に関係しているところが面白い。

 同じ綴りでありながら日本語の表記が異なるのは、一方が発音に従って「ヘボン」に、そしてもう一方が綴りに従って「ヘプバーン」になったからではないかと思うがどうだろうか。

 ところで「ヘボン式」のローマ字では「新橋」は Shimbashi、「天ぷら」は tempura と書くのは、b と p の前は n ではなく m が発音に都合がよいからにほかならない。
 また、「千葉」は Chiba であって Tiba ではなく、「津田沼」は Tsudanuma であって Tudanuma ではない。


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Posted by eg_daw_jaw at 10:40 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 30, 2023

stressed と desserts

When you are stressed you eat ice cream, cake, chocolate and sweets.
Why?
Because ‘stressed’ spelt backwards is ‘desserts.’

<フェイスブックでシェアした上の投稿に対するS水M明氏のコメント>

 この手の言葉遊びは、英語よりも日本語の方がずっと簡単ですね。回文ではないですが、先日、「нтяои」という文字がプリントされたカバンを持った高校生がいました。このロシア語はどういう意味だろう、と思って調べてみても、該当する単語がなく、よくよく考えたら「NORTH」の裏返しですね。

 stressed→desserts なら、listen→silent もまたしかりで、spelt backwards ではないが、spelt differently ではある。

 When you [listen] you are [silent]. Why? Because 'listen' spelt differently is 'silent.'


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Posted by eg_daw_jaw at 17:08 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 29, 2023

不可能は可能(Impossible says, "I'm possible.")!

 ナポレオンが言ったとされる "Impossible" is a word to be found only in the dictionary of fools.(フランス語からの英訳)が「わが辞書に《不可能》の文字なし(There's no such word as impossible in my dictionary. / The word "impossible" can't be found in my dictionary.)」となって語り継がれているが、藤原道長の「この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることのなしと思へば」も趣旨は同じではないだろうか。

 impossible といえば、こんなのをフェイスブックで見つけた。

 Nothing is impossible, the word itself says “I’m possible.”

 この I'm を見て例の英語の回文を思い出す。

 Madam, I’m Adam.「奥様、私はアダムです」

 回文といえば、咄家(はなしか)の立川談志が生前に「オレが死んだら新聞の見出しは《談志が死んだ》で決まりだな」と言って実際にそのとおりになったことがあるが、この回文の元になったのは「ダンスがすんだ」であるのはほぼ間違いないだろう。


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Posted by eg_daw_jaw at 11:56 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 28, 2023

どのみち後悔!

Do or do not do it – you will regret both.(Soren Kierkegaard)

 [Do it] or [do not do it]→[Do] or [do not do] it.
 both [doing it] and [not doing it]→both

 「良妻に恵まれると幸福になれるが、(良妻に恵まれないどころか)悪妻に恵まれると哲学者になれる」というが、悪妻で名高い(良妻に恵まれなかったおかげかせいで哲学者になることができた)ソクラテスは、「結婚するべきか否か」を弟子に訊かれて「結婚してもしなくても後悔することに変わりはない」と答えた、というのを読んだのは、モンテーニュの「エセー(随想録)」だっただろうか。


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Posted by eg_daw_jaw at 12:30 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 27, 2023

案の定の誤り!

<整序英作文>

 ここに引っ越してから3年以上になる。
→(been / has / it / over / passed / since / three / years) I moved here.(1語除外)

 over three years(または more than three years)は、本当は「3年超(>3年)」であって「3年以上(≧3年)」ではないが、日常的には「3年超(>3年)」のことを「3年以上」と言うので、ここはそれに従う。

 since の後には過去の時点を表すべく過去形の文が来るが、主節では「現時点ではその時点からすでに3年超が経過している」ことを言うために現在完了形を用いて Over three years [have passed] とするか、または「その時点から現時点までの時間が3年超であること」ことを it を主語に be動詞の単純現在形、または現在完了形を用いて It [is] over three years / It [has been] over three years とする。

 (a) Over three years [have passed] since I moved here.
 (b)(i) It [is] over three years since I moved here.
  (ii) It [has been] over three years since I moved here.

 そして、(a) と (b)(ii) はどちらも現在完了形の動詞を用いるために、両者を混同した次のような誤りが起こりがちだから気をつけるようにと強調しておいたのに、中間テストでは案の定その誤りをした答案が少数とはいえあった。

 ✕It has passed over three years since (I moved here).

(正解)It has been over three years since (I moved here).


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Posted by eg_daw_jaw at 22:30 定期テスト 

May 26, 2023

これや、これしかない。ほかのを選んだヤツはアホや!

 「文法問題さえできればよい」ということは絶対にないが、逆に「文法問題すら満足にできない」ようでは読み書きに支障が出るので話にならない。

 たとえば、次のような中間テストの4択問題(とは名ばかりの実質的には2択問題)で失点するようでは甚だ困る。

(1) If she (   ) there yesterday, she would not be here now.
 A. did not leave  B. had not left  C. ✕✕✕  D. ✕✕✕

 「《yesterdayが示す過去》の事実(she left there yesterday)」に反する仮定を表す「仮定法過去完了」の if節と、その仮定のもとでの「《nowが示す現在》の結果」を表す「帰結節」から成る文ということではB以外に選びようがなく、まさに「これや、これしかない。ほかのを選んだヤツはアホや!」という問題にすぎないのに、Aを選んだ答案がちらほら。

(正解)B
(完成文)If she had not left there yesterday, she would not be here now.「もし彼女が昨日そこを出発していなかったら、今ここにいないだろう」

(2) If he had taken my advice, he (   ) happier now.
 A. would be  B. would have been  C. ✕✕✕  D. ✕✕✕

 「《he did not take my advice.という過去の事実》に反する仮定を表す「仮定法過去完了」の if節と、その仮定のもとでの「《nowが示す現在》の結果」を表す「帰結節」から成る文であることは紛れもなく、これまた「A. これや、これしかない。ほかのを選んだヤツはアホや!」という問題。

(正解)A
(完成文)If he had taken my advice, he would be happier now.「もし彼が私の忠告に従っていたら、今もっと幸せになっているだろうに」


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Posted by eg_daw_jaw at 18:10 定期テスト 

May 25, 2023

他人(ひと)の不幸を願う者は幸福になれない!

 「他人(ひと)の不幸は蜜の味」というが、「他人が不幸にならないかぎり自分は幸福にはなれない」と考えているようでは決して幸福にはなることはできない。

 よく言われるように、金持ちを引きずりおろして貧乏にしても、代わりに自分が金持ちになれるわけではない。

 タイガー・ウッズは「首位争いをしているライバルがパットを外せば自分の優勝が決まる」というときでも「入れ!」と願うことはあっても、「入るな!」と願ったりしないという。そこでパットを外すような弱い相手に勝っても仕方がない、見事にパットを沈める強い相手に勝つことこそ価値があると考えるからであるとのこと。

 名門の灘高校から現役で東大の理3に受かった精神科医の和田秀樹氏が「ライバルの同級生が落ちることを願うのではなく、一緒に受かりたいと思ったからこそ自分は受かった」という趣旨のことを著書の中で述べているのを読んだことがある。

 あいつが落ちれば自分が受かる可能性が高くなるからと、ライバルの落第を望むようなケチな了見の受験生では受かる可能性は低い。

 そういえば、フェイスブックでこんなのを見つけた。

Successful people – They want others to succeed.
Unsuccessful people – They want others to fail.


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Posted by eg_daw_jaw at 21:30 勉強法・合格作戦など 

May 24, 2023

s と x の間に入る字は?

 フェイスブックで見つけたネタを脚色してみた。

《女性家庭教師》:ねえ、sとxの間に何が入るか知ってる?
《男子生徒》:tuvwですかね ?
《女性家庭教師》:真面目ね…

<s水m明氏のコメント1>
 i じゃないですか?

<返信>
 キツネは fox、6 は six。では「アレ」は?→sex→バーカ!「アレ」は that に決まってるだろ!

<s水m明氏のコメント2>
 「こそあど言葉」というのがありますが、なぜ「ここ、そこ、あそこ(←あこ、とは言わない)、どこ」なのでしょうか?

<s水m明氏のコメント3>
 身体の部分で、ごく近くにあるのに、「あそこ」と言ったりするのはなぜでしょう?


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Posted by eg_daw_jaw at 18:00 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 23, 2023

little - less - least なら less - lesser - lessest?

 little の比較級である less の後に er をつけて lesser とするのは「二重比較級」として誤りとなるが、唯一の例外として認められているのが「レッサーパンダ」(a lesser panda / lesser pandas)における lesser だと思っていたら、フェイスブックでこんな例文を見つけた。

 The longer you live in the past, the [lesser] future you have to enjoy.

 これを答案として書いたら、「✕lesser→〇less」と直されるのは必至だろう。

訂正文:The longer you live in the past, the [less] future you have to enjoy.

 ついでながら、「パンダ」といえば今は「ジャイアントパンダ」のことを指し、そうでないパンダは「レッサー」を冠して「レッサーパンダ」と呼んでいるが、元はといえば「レッサーパンダ」こそが「パンダ」のご本家だった。しかし、本家にとって不運なことに、後発ながら人気の出た「ジャイアントパンダ」を「パンダ」と呼ぶようになったために、本家本元の「パンダ」が「レッサー」と断る「レッサーパンダ」に格下げになった。そういう話を何かの本で読んだことがある。


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Posted by eg_daw_jaw at 08:16 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 22, 2023

not 遅婚 but 晩婚

 「おそく結婚する」の「おそく」は「晩く(late)」であって、 決して「遅く(slowly)」ではない。その証拠に「晩婚(⇔早婚)」と言い、ほかの意味でないかぎり「遅婚(⇔速婚)」とは言わない。

 晩く(late)⇔早く(early)
 遅く(slowly)⇔速く(fast)

<4択>
 In the Northern Hemisphere the sun sets (   ) in summer than in winter.
 A. earlier  B. faster  C. later  D. more slowly

 北半球では、夏には冬によりも「遅い速度で(more slowly)」ではなく、夏には冬によりも「晩い時刻に(later)」日が沈むと考えらえる。

 In the Northern Hemisphere the sun sets [later] in summer [than] (it does) in winter.

(正解)C
(完成文)In the Northern Hemisphere the sun sets [later] in summer than in winter.「北半球では、夏の方が冬よりも日が沈むのが《晩》い」


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Posted by eg_daw_jaw at 18:14 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 21, 2023

「ある」と「いる」の違いを教えてください

 Ct値45のPCR検査では、新型コロナウイルスがわずか「5匹いる」、あるいは「5個ある」だけでも「陽性」が出てしまうらしいが、そうだとすれば、陽性者の大半が実は擬陽性、つまり感染などしていないとしてもおかしくない。

 そんな話が567禍が終わった今では懐かしいが、ウイルスは「5匹いる」と言うべきか、それとも「5個ある」と言うべきか。

 動くと意識したものが存在することは「いる」、動くと意識しないものが存在することは「ある」と使い分けることからすると、「細菌」と違って「生物ではない(非制限用法)ウイルス」は自ら動くわけではないので「5個ある」と言うべきであると考えられるが、それでよいだろうか。

 ちなみに、たとえばタクシーは人が運転することによって動くものなので、停車しているときは「タクシーがいる」と言えるが、机は動くものではなく静止した状態で用いるものなので「机がある」と言い、決して「机がいる」とは言わない。

 では次の場合はどうか。

 People drive faster [where] there are fewer cars.
 
 車は動くものではあるが、静止している場合は「いる」でよいとしても、動いている、つまり走っているときは「いる」では違和感がある。ここは「いる車が少ない」ではなく「走っている車が少ない」と言うのが妥当ではないだろうか。

 ✕《ある》車が少ない道路ほど、運転のスピードが上がる
 ✕《いる》車が少ない道路ほど、運転のスピードが上がる
 〇《走っている》車が少ない道路ほど、運転のスピードが上がる

<訂正>

 「少ない」をうっかり「多い」としていたので、すべて「多い」→「少ない」と訂正。


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Posted by eg_daw_jaw at 19:22 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 20, 2023

A なんて言うんじゃネエ、Bと言いネエ、Bと

谷崎潤一郎は醤油のことを「むらさき」と言ったのを父親から咎められたという。

 「むらさき」なんて、御上り(おのぼり)さんみてえなことを言うんじゃネエ。「したじ(下地)」と言いネエ、「したじ」と。

 この言い方を借用する。

 〇綴りのことを「スペル」なんて言うんじゃネエ。「スペリング」と言いネエ、「スペリング」と。
  
 how to spell のつもりで「スペル」と言っているのかもしれないが、綴りは spelling であって spell ではない。

 〇英短文を憶えることを「暗唱」なんて言うんじゃネエ。「暗記」と言いネエ、「暗記」と。

  憶えるのは「暗記」、憶えたものを空(そら)で言うのが「暗唱」。一緒にすんじゃネエ。

 〇sentence のことを「文章」なんて言うんじゃネエ。「文」と言いネエ、「文」と。

 ただし、「長い文章」を「長文章」ではなく「長文」と言うように、「文章(passage)」のことを「文」と言うのはよいが、逆に「文(sentence)」のことを「文章」と言ってはいけない。

 
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May 19, 2023

進次郎構文?

〇Birthdays are good for your health. Studies show that people who have more birthdays live longer.

 「誕生日は健康によい。誕生日が多い人ほど長生きをする」というが、実は「誕生日が多いから長生きをする」のではなく、因果関係は逆で「長生きをするから誕生日が多くなる」にすぎない。

 誰が作ったかわからない「進次郎構文」として「刑務所は犯罪者が多いですね」というのを思い出すが、そもそも犯罪者が入るのが刑務所だから「刑務所に犯罪者が多い」のはわざわざ断るまでもない。

 そういえば、その昔「鯖(さば)は魚偏にブルーですね」で名高いミスターこと長嶋茂雄氏が「アメリカ人は子供でも英語が上手いですね」と言ったというが、これは「長嶋茂雄構文」と呼ぶべきかどうか。


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Posted by eg_daw_jaw at 18:06 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 18, 2023

「学頭」と「校長」(@駿台高等予備校)

 「駿台予備学校」が「駿台高等予備校」だった頃、経営者である山崎春之氏が「校長」で、講師の長である鈴木長十(ちょうじゅう)先生が「学頭(ガクトウ)」だった。

 「学頭」は(正規の学校における)「教頭」のような管理職ではなく、また、堅気の学校の「教頭」の上には「校長」という上司がいるが、(堅気の学校ではない)予備校の「学頭」にとっては、経営者ではあっても講師ではない(非制限用法)「校長」は決して上司ではなかった。

 また、「駿台高等予備校」から「駿台予備学校」に改称した後も含めて往時の駿台には「校長(その後は学園長)」のほかに、その実兄である山崎章氏が務める「学監」という職位もあったが、このご兄弟は、喩えれば、あの西武における堤義明氏と実兄である堤清二氏の関係だったような気がする。

 以上、OBとして昔を懐かしんでみたが、この話が通じる人はほとんどいないかもしれない。


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Posted by eg_daw_jaw at 09:10 エッセー・雑文など(予備校編) 

May 17, 2023

勝てない勝負はしないにかぎる!

Dan dare not argue with his wife about the matter.

 テキストに出てきたこの英文を見てふと思った。

 男女二人が口論をすれば、喋る量が少なく見積もっても「男:女=1:5」である以上、男に勝ち目はない。
 
 「男の中に女が一人(たとえば男5人の中に女が1人)」でも女は平気であるが、逆に「女の中に男が一人(たとえば女5人の中に男が1人)」に男は耐えられないというのは無理もない。仮に喋る量が「男:女=1:5」であるとすれば、「男5人:女1人=1 × 5:5」は「5:5」でバランスが取れているからよいが、「女5人:男1人=5 × 5:1」は「25:1」だから男にとって地獄になりかねない。

 Generally speaking, women are better linguists than men.

 話す能力に長(た)けている(非制限用法)女に口で勝負を挑む男はとても賢明であるとは思えない、と言ったら叱られるだろうか。


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Posted by eg_daw_jaw at 11:05 通常授業 

May 16, 2023

shipping shipping ships

〇I think that that that that that student used is unnecessary.

 うろ覚えではあるが、こんな英文を思い出した。
 5つ並んだ that の品詞はどうか。

 I think (1)that (2)that (3)that (4)that (5)that student used is unnecessary.

 (1) 接続詞、(2) 指示形容詞、(3) 名詞、(4) 関係代名詞、(5) 指示形容詞で、「私は、《その》(5)学生が使った《ところの》(4)《その》(2)《that》(3)は不要である《と》(1)思う」。

 そういえば、かつてフェイスブックでシェアした船の絵に、次の文が付されていたが、まるで「うらニワニワニワニワニワニワニワとりがいる(裏庭には二羽、庭には二羽鶏がいる)」に似た言葉の遊びとして面白い。

〇This is a ship-shipping ship, shipping shipping ships.

 shipping shipping ships(現在分詞・動名詞・名詞)

 shipping ships(動名詞・名詞)は「動名詞が後ろの名詞の目的や用途を示す」関係で、sleeping pills「(眠ることのための錠剤→)睡眠薬」と同じ用法。

 shipといえば、フェイスブックでこんな英文を見つけた。

〇A ship is safe in harbor, but that’s not what ships are for.(John A. Shedd)


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Posted by eg_daw_jaw at 21:56 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 15, 2023

「5月」を May というワケ?

〇I just realized why this month is called [May]. It [may] rain, it [may] snow, it [may] be 70 degrees, or it [may] be 20 degrees.

 5月だから言える。ほかの月ではこういう気の利いたことは言えない。いや5月でも、may の弱形といわれる過去形の might なら無効になる。5月を Might に替えないかぎり。

→I just realized why this month is called [Might]. It [might] rain, it [might] snow, it [might] be 70 degrees, or it [might] be 20 degrees.

 なお、ここでの気温は「摂氏」ではなく「華氏」なので、「(華氏温度−32)× 5 ÷ 9」で計算すると、70°Fは(70−32)× 5 ÷ 9 ≒ 21.1°Cとなるが、20°Fはどうか。


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Posted by eg_daw_jaw at 08:15 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 14, 2023

「ご多幸」の「多」はどこに?

May you all be happy and well!

 教科書に祈願文として出てきたこの文に「皆様のご多幸とご健康をお祈りいたします」という訳文がついているのを見て「ご多幸の《多》ってどこに書いてあるの?」とチャチャをいれたくなったのは、あるとき授業で Sleeping Beauty を「眠れる森の美女」と訳したら、「《森》って英語のどこにあるんですか」と冗談で訊かれたことがあるのをふと思い出したからだった。

 では「ご多幸」改め「ご幸福」ならどうだろうか。

 →皆様の《ご幸福》と《ご健康》をお祈りいたします。


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Posted by eg_daw_jaw at 13:15 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 13, 2023

変われるが勝ち!

(A) As the water shapes itself to the vessel that contains it, so a wise man adapts himself to circumstances.

 As SV …, so SV …. / If SV ..., then SV .... / Though SV ..., yet SV ....

 とりわけフェミニスト(女権論者)に忖度(そんたく)すれば、man を person に替える必要があるが、その場合の再帰代名詞は himself or herself にするか、それとも(themselves ならぬ)themself にするか。

→(i) As the water shapes itself to the vessel that contains it, so a wise [person] adapts [himself or herself] to circumstances.
 (ii) As the water shapes itself to the vessel that contains it, so a wise [person] adapts [themself] to circumstances.

(B) It is not the strongest species that survive, nor the most intelligent, but the most responsive to change.(Charles Darwin)

 強調構文:It is [not] the strongest species that survive, [nor] the most intelligent (species), [but] the most responsive (species) to change.(2つ目と3つ目の species は略)


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Posted by eg_daw_jaw at 12:44 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 12, 2023

「生物(セイブツ・なまもの・いきもの)

 「生物」と書いて「セイブツ・いきもの・なまもの」と少なくとも3通りに読むことができるが、紛れをなくすために、「セイブツ」は「生物」、「いきもの」は「生き物」、「なまもの」は「生もの」と書き分けたりする。

 「生」という字の読み方が多様であることについては、FB友達であるKY氏の数年前の投稿記事に付された「文字入りの絵」に驚嘆した。わかりやすくするために「 」を加えて編集してみる。

「生(い)け花」を「生(い)き甲斐」にした 「生(は)え抜き」の「生(き)娘」
「生(すず)絹」を「生(なり)業」に「生(せい)計」たてた
「生(お)い立ち」は「生(なま)半可」ではなかった
「生(あい)憎」「生(そう)前」は「生(う)まれてこの方」
「生(しょう)涯」通して「生(きっ)粋」の「生(うぶ)」だった

 「生業」と書いて「なりわい」、「生憎」と書いて「あいにく」と読む。

 多様な読み方といえば、「子」という字を6つ並べたものがある。

 子子子子子子

 「子」は「こ・シ(ジ)」だけでなく、「ね」(@子年(ねどし))とも読めるので、答えはこうなる。

 「ね・こ(の)・こ(の)・こ・ね・こ」(猫(の)子(の)子猫)
 「シ・シ(の)・こ(の)・こ・ジ・シ」(獅子(の)子(の)子獅子)


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Posted by eg_daw_jaw at 22:14 エッセー・雑文など(予備校編) 

May 11, 2023

聞く・聴く・訊く

The man who asks a question is a fool for a minute, the man who does not ask is a fool for life.(Confucius)

 ✕聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥
→〇訊くは一時の恥、訊かぬは末代の恥

 ask、hear、listen をすべて「聞く」と書く人が多いが、「細かいことが気になってしまう僕の悪い癖」を自認する杉下右京ならぬ杉下左京としては、ask「訊く」、hear「聞く」、listen「聴く」と使い分けないわけにはいかない。

 ところで hear と listen に関しては、listen(聴く)を「聞く」と書く人は多いが、逆に hear(聞く)を「聴く」と書く人はいないと言ってよい。これはちょうど a leg / legs(脚)を「足」と書く人は多いが、逆に a foot / feet(足)を「脚」と書く人はいないのに似ている。または、「時刻(例えば 8時10分)」を「時間」と言う人は多いが、逆に「時間(例えば 50分授業)」を「時刻」と言う人はいないのに似ている。


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Posted by eg_daw_jaw at 19:08 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 10, 2023

「クソ」と「ウ〇コ」

 「おっぱい」が「乳」や「乳房」の幼児語であるように、「ウ〇コ」は「糞(クソ)」の幼児語にあたるが、どちらも幼児だけでなく大人も使う。
 ただし、特に「ウ〇コ」はむやみやたらと「糞(クソ)」の代わりに使ってよいわけではない。

 糞(クソ)面白くもない映画
 (✕ウ〇コ面白くもない映画)

 糞真面目(クソまじめ)なヤツ
 (✕ウ〇コ真面目なヤツ)

 糞味噌(クソみそ)にののしる
 (✕ウ〇コ味噌にののしる)

 糞度胸(クソどきょう)がある
 (✕ウ〇コ度胸がある)

 目糞鼻屎(めクソはなクソ)を笑う
 (✕目ウ〇コ鼻ウ〇コを笑う)

 何糞(なにクソ)負けてたまるか
 (✕何ウ〇コ負けてたまるか)

 下手糞(へたクソ)な絵
 (✕下手ウ〇コな絵)

 そういえば、廊下で立ち話をしていた二人の高校生女子の一人がもう一人に偽悪(ギアク)ぶって「ちょっと糞(クソ)してくる」と言って立ち去る場面に出くわしたことがあるが、「ちょっとウン〇コしてくる」では却って直接的で下品になりかねない。


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Posted by eg_daw_jaw at 14:08 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 09, 2023

誤読苗字・難読苗字

 「四月一日」と書いて「わたぬき」と読むが、我が受験時代に(駿台予備学校の前身である)駿台高等予備校に出講していた東大(@駒場)助教授の「わたぬき先生」は難読の「四月一日」ではなく「綿貫」という字だった。

 「東海林」は多くは「ショウジ」と読む(たとえば「赤城の子守歌」で名高い往年の歌手・東海林太郎(ショウジタロウ))は、決して「トウカイリン」と読むことがないわけではなく、現に30年ほど前だったか、テレビのモーニングショーでアナウンサーが「東海林」という姓の高校生を「こちらがトウカイリン君です」と言って紹介した後で「ショウジ君ではありません。トウカイリン君です」と断ることがあった。

 30年以上前、S台の講師室に一人でいるときにやってきた一人の受講生から「ながうち先生はおられますか」と訊かれた。
 「ながうち先生」の正体が「長内(おさない)先生」であることはすぐにわかったので、「ああ、《おさない》先生なら、もうお帰りになった」と答えたが、実は「長内」という姓で「ながうち」と読む人もいるらしい。

 「ながうち先生」事件?の数年後、今度は「かしわや先生」事件?があった。
 「かしわや先生はおられますか」という問いに「はて?」と一瞬は思ったものの、間もなくそれが「粕谷(かすや)先生」のことだとわかった。
 確かに「粕」は「米」を「木」に置き換えれば「柏(かしわ)」だから、うっかり「かすや」を「かしわや」読み間違えたのは明らかだった。

 「米」を「木」と見間違えたといえば、今から半世紀超前の高1時代の同じクラスに「粟田」という姓の同級生がいたが、ある先生が初めて出席を取るときに「粟」を「栗」と見誤って「くりた」と呼んだのに対して本人が「『あわた』です」と訂正する場面があった。

 ちなみに、もっと読みが難しいはずの「薬袋(みない)先生」を間違えて「くすりぶくろ先生」と呼ぶのは聞いたことがない。


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Posted by eg_daw_jaw at 20:12 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 08, 2023

「王(おう / オー / OH)」と「大(おお / オー / OH)」

 競走馬名には、「タケシバオー」や「トウカイテイオー」のように「オー」で終わるものが少なくないが、この「オー」が King の「王」にあたるのは紛(まぎ)れもない。

 「王」は「おう」と書いて「オー」と読むので、競走馬名では読みに合わせた表記を用いるのが慣わしらしい。

 「王」といえば、往年のホームラン王である王貞治氏の現役時代のユニフォームに付されたローマ字名は OH だったが、これを英語で発音すれば「オゥ」なので、これは「おう」という「かな表記」に従ったと考えられなくもない。

 本当は「オー」と発音するためには OH よりは OR のほうが望ましいとも言えるが、これだと「オァ」と読まれかねない。

 それなら、いっそのこと「王」を「ワン」と原語読みすればどうか。

 「ワン」なら英語では ONE にあたるので、奇しくも背番号の「1」と一致する。
 現に王選手は一部では「ワンちゃん」という愛称で呼ばれていた記憶があるので、この表記を用いいてはいけない謂(いわ)れもない。

 4番・ファースト・ONE(ワン)・背番号1

 ついでながら、「大谷翔平」の「大」は「おお」と書いて「オー」と読み、ユニフォームのローマ字では「OH(@OHTANI)」となっているので、「王(おう)」の「オー」/「OH」と変わりがない。何とか区別できるようにならないものか。

 王:おう(かな表記)/ オー(発音)/ OH(ローマ字表記)
 大:おお(かな表記)/ オー(発音)/ OH(ローマ字表記)


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Posted by eg_daw_jaw at 09:26 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 07, 2023

anger(アンガ)とdanger(デインジャ)

 フェイスブックで見つけた「怒り」がネタの2文。

〇Remember no one makes you angry. You decided to use [anger] as a response.

 この物言いから、なぜかアドラーの言葉を思い出す。

 「やる気がなくなった」のではない。「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ。
 「変われない」のではない。「変わらない」という決断を自分でしているだけだ。

〇[Anger] doesn’t solve anything. It builds nothing, but it can destroy everything.

 「怒り」は「毒にも薬にもならない」では済まないで「毒になる」。

 anger「怒り」の頭にdをつければdanger「危険」になるのは偶然かどうか。
 ただし発音は anger が「アンガー」だからといって danger は「ダンガー」ではない。
 昔「なるほどザワールド」というテレビ番組でレポーターとして出演した落語家の古今亭志ん朝がDANGERという道路標識を見て「ここ危ないんですね。《ダンガー》って書いてありますから」と言ったのが懐かしい。

 アクセントのない音節は「音引き(ー)」を用いる長音にはならないので、angerは「アンガー」ではなく「アンガ」、dangerは「ダンガー」でも「デインジャー」でもなく「デインジャ」となるが、カタカナではどのみち正確な表記にはならないのは承知の上。


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Posted by eg_daw_jaw at 13:23 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 06, 2023

「三本」は「さんぼん」なのに、「四本」は「よんぼん」でないのはなぜ?

 数年前にフェイスブックに投稿したものに加筆する。

 「今さら聞けない・海野凪子の日本語」(@週刊文春)の「説明に困る『ものの数え方』」(@最新号)で気になったのは、「三階・三本・三匹」がそれぞれ連濁によって「さんがい・さんぼん・さんびき」であるのに、「三」が「四」になって「四階・四本・四匹」だと、「よんかい・よんほん・よんひき」であって、「よんがい・よんぼん・よんびき」とはならないことだった。

 海野先生は「別の機会にでも・・・」と言って、今回は理由の説明をしてくれていないが、それまで待てない。誰かわかる人がいたら、ぜひ教えてほしい。

 ちなみに「三階」は、「さんがい」だけでなく「さんかい」と言う人も多いというが、自分では「さんかい」と言うことのほうが最近では多いように思う。

 以上のことについて、(数年前ではなく今年の)先日、フェイスブック友達のS氏から次のコメントをいただいた。

 「じゅうさんにち」の次が「じゅうよんにち」ではなく「じゅうよっか」なのも不思議です。「じゅうよっか」と言うなら、その前は「じゅうみっか」のはずなのですが。

 それで思い出した。

 現役の騎手だった頃に「名人」と呼ばれた故・武邦彦調教師の「四男」が「武幸四郎(元騎手・現調教師)」なら、三男の「武豊(騎手)」は「武豊三郎」でなくてはいけないとは言わないが、そうであればわかりやすくてよかったとは思う。


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Posted by eg_daw_jaw at 11:11 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 05, 2023

The 比較級…, the 比較級…

〇The older I get, the less I care about what other people think of me. Therefore, the older I get, the more I enjoy life.

 私は歳を重ねれば重ねるほど、他人(ひと)が私のことをどう思うかが気にならなくなる。したがって、私は歳を重ねれば重ねるほど、人生が楽しくなる。

 「the 比較級から始まる従属節」と「the 比較級から始まる主節」によって、「…すればするほど、その分だけいっそう〜する」という比例関係を表す。

 文法上は、前の節の the は後に続く比較級の形容詞や副詞を修飾すると同時に「従属節」を導くという点で「関係副詞」、そして後の節の the は前の節の内容を《指す》と同時に後に続く比較級の形容詞や副詞を修飾するという点で「指示副詞」と考えられる。

 どこかで読んだこの説明が参考になれば幸い。


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Posted by eg_daw_jaw at 11:14 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 04, 2023

✕清少・納言→〇清・少納言

 国語の先生が「ら抜き」で「来れる」と言ったり、「さ入れ」で「雨が降らなさそうだ(正しくは「雨が降らなそうだ」)」と言ったりするのを聞くと部外者ながらがっかりするが、とりわけ古文の先生が「清(セイ)少納言(ショウナゴン)」を「清少(セイショウ)納言(ナゴン)」と言うのを聞くときの「がっかり度」はそれを上回(うわまわ)る。

 ✕清少・納言→〇清・少納言

 ちなみに、いや、あまり「ちなまない」かもしれないが、「コスタリカ(Costa Rica)」は、これとは逆のパターンにあたる。

 〇コスタ・リカ(✕清少・納言)←✕コス・タリカ(〇清・少納言)

 「コスタ・リカ」を「コス・タリカ」と言うのは、ちょうど「あだち・リカ(足立梨花)」を「あだ・チリカ」と言うようなものではないか。

 「プエルトリコ(Puerto Rico)」についてもまたしかり。

 〇プエルト・リコ←✕プエル・トリコ

 特にテレビのアナウンサーに向けて言いたい。

 《プエル・トリコ》なんて言うんじゃねぇ、《プエルト・リコ》と言いねぇ、《プエルト・リコ》と。
 
 「プエルト・リコ(Puerto Rico)」を「プエル・トリコ」と言うのは、石田純一夫人である「東尾・理子」を「東・尾理子」と言うようなものではないか。

 〇東尾 理子(ひがしお・りこ)←✕東 尾理子(ひがし・おりこ)
 
 細かいことが気になってしまう、僕の悪い癖!


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Posted by eg_daw_jaw at 13:42 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 03, 2023

sooner or later(晩かれ早かれ・早晩)

  Jack and Betty は「ジャックとベティ」であって「ベティとジャック」ではない。

 その伝では black and white は「黒と白」であって「白と黒」ではないが、「と」をつけない形なら二つの色の順序を逆にして「白黒(しろくろ)」と言う。

 目を白黒させる(✕目を黒白させる)
 白黒写真(「モノクロ写真」は「モノ黒写真」ではない)

 right and left についてもまたしかりで、そのまま「右と左」に違いないが、「と」をつけない形であれば順序を逆にして「左右(サユウ)」と言う。ただし訓読みなら順序はそのまま「右左(みぎひだり)」で問題ない。

 次に sooner or later は、「はやかれおそかれ」ではなく「おそかれはやかれ」と順序を逆にして言うが、漢字は「晩かれ早かれ」であって「遅かれ早かれ」ではなく、ましてや「遅かれ速かれ」ではない。
 また「早晩(ソウバン)」とも言うが、この場合は「晩早」という順序を逆にした言い方はしない。

 (A)(i) black and white(「黒と白」/「白黒」)
   (ii) right and left(「右と左」/「左右」)

 (B) sooner or later(「晩かれ早かれ」/「早晩」)


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Posted by eg_daw_jaw at 08:16 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 02, 2023

「心」の在り処(ありか)は何処?

〇Educating the mind without educating the heart is no education at all.(Aristotle)

 「《頭》で考える」と言い、「《心》で感じる」と言うが、だからといって「心」が「心臓」にあるとは思えない。
 実際は「考える」のも「感じる」のも同じ「頭脳」ですることではないのか。

 時代劇では「心臓」のことを「心(シン)の臓(ゾウ)」と言っているが、「心の臓」が「心臓」なら、「頭脳」はなぜ「頭臓」と呼ばないのか。これはもしかすると「頭脳」が「身体の内部、特に胸腔と腹腔とにある器官」という「臓器」の定義に該当しないからかもしれない。

 ところで、「考える」と「思う」の違いは何か。

 I think that ...「…と思う」
 I am thinking of 〜ing.「〜しようかと考えている」


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Posted by eg_daw_jaw at 09:14 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 01, 2023

仮定法過去の好例を一つ

〇I don’t trust anyone who’s nice to me but rude to the waiter, because they would treat me the same way if I were in that position.(Muhammad Ali)

 フェイスブックで I don't trust ... to the waiter. Because they ... in that position. と2文になっていたのを I don't trust ... to the waiter, because they ... in that position. と1文に書き換えたので悪しからず。

 I don’t trust anyone who’s nice to me but rude to the waiter, because they [would treat] me the same way [if] I [were] in that position.

 [if] they [were] in that position は「I [am not] in that position という現在の事実」に反する仮定を表す「仮定法過去」。
 they [would treat] me the same way は、そうした if節による仮定のもとでの結果を表す「帰結節」。

 一緒に飲食店に行ったときに、従業員に威張ったり怒鳴ったりする類の人は信用できない、というより人として好きになれない。


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Posted by eg_daw_jaw at 19:48 エッセー・雑文など(私生活編) 

April 30, 2023

「存亡の機」と「存続の危機」

 「存亡の危機」と言う人が多いが、本当は「危機」なら「存続の危機」、そして「存亡」なら「存亡の機」と言うのが正しい。

 「存亡の危機」が誤りなら、「難易度が高い(低い)」もまたしかりで、個人的には「難度が高い(低い)」と言いたい。

 そういえば、「このごにおよんで」は「この期に及んで」であって、「この後に及んで」ではない。また「さいごをみとる」は「最期をみとる」であって、「最後をみとる」ではない。

 ついでに、「汚名挽回」と言う人がたまにいるが、実は「汚名」は「返上」するものであって「挽回」するものではなく、逆に「挽回」するのは「名誉」であって「汚名」ではない。

 ✕汚名挽回→〇汚名返上 / 〇名誉挽回

 「汚名返上」のつもりで間違えて「汚名挽回」と言う人はいるが、「名誉挽回」のつもりで「名誉返上」と言う人はいない。


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