December 12, 2024

数多くのバカが集まるとできるもの!

 One idiot is one idiot. Two idiots are two idiots. Ten thousand idiots are a political party.(Franx Kafka@FB)

 多数のバカが集まったからといって必ず1個の政党ができるというものではないが、逆に「1個の政党は多数のバカが集まってできたものである」と言いたくなることはある。

 一人や二人のバカなら無害でも、多数のバカが集まると有害な団体ができるということでは、「限られた数のウィルスが身体に入っても感染には至らないが、膨大な数のウィルスが集まると感染して発病する」という話をふと思い出してしまう。


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Posted by eg_daw_jaw at 09:28 エッセー・雑文など(私生活編) 

December 11, 2024

「未満」の対義語 

 「100未満(<100)」のつもりで「100以下(実は≦100)」、また「100超(>100)」のつもりで「100以上(実は≧100)」と言う人が少なくない。

 「未満」の「未」の対義語は「既」なので、(<100)が「100未満」なら、(>100)を「100既満」と言ってはどうかと考えたことがあるが、それでは100ちょうどを含むので(≧100)、つまり「100以上」の意になりかねない。

 それなら「既」ではなく「超」の字を用いて「100超満」ならどうかと提案したい。

 100未満(<100)↔100超満(>100)
 100以下(≦100)↔100以上 or 100既満(≧100)

 その伝では、「100未満(<100)」でないものは「100以上 or 100既満(≧100)」、そして「100以下(≦100)」でないものは「100超満(>100)」ということになる。

 逆に「100超満(>100)」でないものは「100以下(≦100)」、そして「100以上 or 100既満(≧100)」でないものは「100未満(<100)」ということになる。


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Posted by eg_daw_jaw at 08:50 エッセー・雑文など(私生活編) 

December 10, 2024

✕見れる→〇見られる ◎見える

✕過去は見れても、将来は見えない(@FB)

 「見る」という「上一段活用」の動詞に続けて「見ることができる」にあたる意味を表すための助動詞は「られる」であって「れる」ではないが、それとは別に「見える」という「可能動詞」を用いて同様のことを言うこともできる。

 ✕見・れる(ら抜き)
→〇見・られる(動詞+助動詞)
 〇見える(可能動詞)

 冒頭の文の前半の「見れても」はいわゆる「ら抜き」なので「見られる」か「見える」に直す必要があるが、後半の「見えない」は「見える」という可能動詞の否定形として正しい。

 ✕過去は見れても、将来は見れない(ら抜き)
→◯過去は見られても、将来は見られない(見・られる)
 ◎過去は見えても、将来は見えない(見える)
 
 「受け身」と区別がつかない「見られる」よりも、「可能」で紛れのない「見える」に軍配が挙がる。


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Posted by eg_daw_jaw at 07:10 エッセー・雑文など(私生活編) 

December 09, 2024

「自分だけ儲けよう」は✕!

自分だけ儲けようという考え方は、どこかに弱さがある。(松下幸之助@FB)

 同じことは受験にも言える。

 自分だけ受かろうという考え方は、どこかに弱さがある。

 あいつが落ちればその分だけ自分が受かる可能性が多少でも高くなるからという理由で、一緒に勉強しているライバルの不合格を願うような「さもしい考え方」をする受験生よりも、あいつにも自分一緒に受かってほしいと願う受験生のほうが受かりやすいのではないか。

 プロゴルファーのタイガー・ウッズは自分と首位を争っているライバルが最後のパットを外せば自身の優勝が決まるというときでも、決して「外せ!」ではなく「入れ!」と念じるという。That's why あれだけ強い。


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Posted by eg_daw_jaw at 06:48 エッセー・雑文など(私生活編) 

December 08, 2024

「AのB」と「BのA」

 アホの誰某(=アホである誰某)≠ 誰某のアホ(=誰某というアホ)

 講師のYゼミ(講師が自慢のYゼミ) ≠ Yゼミの講師
 生徒のS台(生徒が自慢のS台) ≠ S台の生徒
 
 以上のように「AのB」と「BのA」は意味が違うが、動物の性別を言うときは「AのB」でも「BのA」でも実質的な違いがない。

 雄の猫(オスのネコ)=猫の雄(ネコのオス)
 (ただし「雄猫(オスネコ)とは言うが「猫雄(ネコオス)」とは言わない)
 雌の猫(メスのネコ)=猫の雌(ネコのメス)
 (ただし「雌猫(メスネコ)」とは言うが「猫雌(ネコメス)」とは言わない)

 male and female「雄(と)雌」は「おす(と)めす」と訓読みにするが、逆順の「雌雄」には概ね「シユウ」という音読みを用いる。

 これは right and left「右(と)左」が「みぎ(と)ひだり」という訓読みであるのに対して、逆順の「左右」がふつうは「サユウ」という音読みになるのと同じ現象であるところが面白い。

 以上は、「愛猫家(アイビョウカ)(a cat person)」として「犬」ではなく「猫」でやってみたが、次は「愛馬家(アイバカ)」ならぬ「愛競馬家(アイケイバカ)」として馬でやってみる。

 牡の馬(オスのウマ)=馬の牡(ウマのオス)
 (ただし「牡馬(ボバ・オスウマ)」とは言うが「馬牡(バボ・ウマオス)」とは言わない)
 牝の馬(メスのウマ)=馬の牝(ウマのメス)
 (ただし「牝馬(ヒンバ・メスウマ)」とは言うが「馬牝(バヒン・ウマメス)」とは言わない)

 🐎や🐄のような蹄(ひづめ)のある動物の♀♂には、「雄雌」ではなく「牡牝」の字を用いる。


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Posted by eg_daw_jaw at 09:31 エッセー・雑文など(私生活編) 

December 07, 2024

eye contact「視線交錯」!

 寝室の本の山から、以前に読んだ「見た目だけで心の9割がわかる!(渋谷昌三・王様文庫)」が見つかったので、パラパラめくっていたら赤線を引いた次の箇所に目が留まった。

 視線を合わせる頻度については、男性と女性では若干の差があるようです。
 男性にくらべて女性のほうが、人と視線を合わせることに抵抗が少なく、相手の目を見つめる回数も男性より多く、見つめている時間も長い傾向があります。(30ページ)

 引用は以上

 男性が「(異性である女性を)見る性」であるのに対して、女性は「(異性である男性から)見られる性」であると言われるが、「見る性」である男性が女性と話すときに関するかぎり、相手をどうしても性的な目で見てしまう疚(やま)しさから、つい目をそらしてしまいがちであるのに対して、「見られる性」である女性には男性に対してそういう後ろめたいものがないので、いつまでもじっと相手を見つめることができるのではないか。とはいえ、話す相手が(異性ならぬ)同性であれば、この説明は決して有効ではない。

 eye contact「視線交錯」といえば、こんな例文がある。

 She never fails to make [eye contact] no matter who she talks to.
 「彼女は相手が誰でも必ず目を見て話します」
 
 fail to 〜「〜し損なう」→「〜しない;〜することができない」と考えれば、never fail to 〜「いつであるかを問わず〜し《ない》ことが《ない》」という「二重否定」は、「いつでも必ず〜する」という肯定にあたる。


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Posted by eg_daw_jaw at 09:02 エッセー・雑文など(私生活編) 

December 06, 2024

✕危ないである→✕危ないです 〇危険である→〇危険です

 奢(おご)り奢られの仲である元教え子の医師ハッカイに奢り番だった日の昼食後、一緒にJR船橋駅で電車を待っていたら「危ないですから黄色い線の後ろで並んでお待ちください」という拡声器を通した駅員の声が聞こえてきた。

《ハッカイ》:「危ない」という形容詞に「です」をつけるのはダメですね。それを言うなら「危険」という名詞を使って「危険ですから」と言うべきです。
《道場主》:形容詞に「です」をつける言い方は、これにかぎらずよく使うから特に気にはならないけど、改めて言われてみるとそのとおりだな。
《ハッカイ》:「危ないです」がいけないのは、「危ないである」や「危ないだ」がいけないのと同じですよ。
《道場主》:「危ない」を「危険」に替えて「危険ですから」なら、確かに「危険である」や「危険だ」と言えるから正しいことになるなあ。

 1年前にFBに投稿した上の記事にFB友達からコメントがあった。

S水M明:「彼女は美しいです」「ちょっと寒いです」などがダメというのは「きついです」。

 以上

 「です」を「である」に替えてみる。
 
 ✕美しいである / ✕寒いである / ✕きついである


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Posted by eg_daw_jaw at 08:06 エッセー・雑文など(私生活編) 

December 05, 2024

女は男の5倍は喋る?!

 「口をつぐんだ翡翠(カワセミ)」(向かって左)と「嘴(くちばし)を大きく開いて何か喚(わめ)いているらしい翡翠(カワセミ)」(向かって右)の「ピクチャー(絵にも写真にも見える)」に英語のコメントがついているFBの投稿を見て思わず笑った。

 I am no bird expert, but the one on the right is the female.

 こんな話がある。

 「男(5人)の中に女が1人」でも女は平気であるのに対して、「女(5人)の中に男が1人」は男にはとても耐えられない。

 女は男の5倍は喋るという。

 「男5人:女1人」なら、喋る量は「5 × 1 = 5」 :「1 × 5 = 5」で 5:5 だからバランスが取れるが、「男1人:女5人」では「1 × 1 = 1」と「5 × 5 = 25」で 1:25 という大差がついてしまう。

 右脳と左脳をつなぐ脳梁という器官が一般に男性より女性のほうが断然太いおかげで、言語の使用能力で女性は男性を大きく上回る。現に通訳業者の約4人に3人が女性だという。

 Generally speaking, women are better linguists than men.
 「一般的に女性は男性より語学が得意である」


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December 04, 2024

✕テレビばかり視る→〇テレビを視るばかり

 「テレビばかり視るとバカになる」というが、それでは「視るのはテレビだけで、ほかのものは何一つ視ない」の意になりかねない。
 ここは「するのはテレビを視ることだけで、ほかのことは何一つしない」の意になるように「テレビを視るばかりだとバカになる」と言い換えるべきではないのか。

 ✕テレビばかり視るとバカになる
→〇テレビを視るばかりだとバカになる

 その伝では「よく学びよく遊べ」で知られる例の英文の主語であるall work and no playは「勉強ばかりして遊ばないこと」ではなく「勉強するばかりで遊ばないこと」でなくてはいけないことになるが、「視る(@テレビを視る)」とちがって「する」の場合は、どちらでも問題はないのではないか。

 [All work and no play] makes Jack a dull boy.

 (i)《勉強ばかりして遊ばない》 / (ii)《勉強するばかりで遊ばない》と、男の子はダメ男くんになる
→よく学びよく遊べ

 Jackが男の子の象徴なら、Bettyは女の子の象徴と考えて、こんなのはどうか。

 cf. [All play and no work] makes Betty a dull girl.
  「遊んでばかりで勉強しないと女の子はダメ子さんになる(→よく遊びよく学べ)」


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December 03, 2024

重言:3歳歳上(サンサイ・としうえ)

(a) My brother is three years older than I am.
 「兄は私より3(つ)歳上です」

 ✕3歳歳上(サンサイとしうえ)(重言)
→〇3歳上(サンサイうえ)
 〇3つ歳上(みっつとしうえ)

(b) ✕[How old] is his [age]?
  「✕彼の歳(とし)は何歳(ナンサイ)ですか」(重言)

→〇[How old] is [he]?「彼は何歳(ナンサイ)ですか」
 〇[What] is [his age]?「彼の歳(とし)はいくつですか」

 cf. ✕[How old] is the retirement [age] where you work?
 →〇[What] is the retirement [age] where you work?


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December 02, 2024

さらにさらにもっと最低!

 little(原級)−less(比較級)ーleast(最上級)の less に er を加えた lesser(@lesser panda)という例外はあるが、good の比較級である better の前に more を加えて more better というのはいわゆる「二重比較級」として誤りとみなされる。

 往年の映画評論家である「オバちゃま」こと小森和子女史(故人)は、テレビで放映した映画に短評を加えた後で「来週はモアベター(more better)よ」と言うのが慣わしだったが、本当は「来週はイーヴンベター(even better)よ」と言いたかったに違いない。

 ✕more better(二重比較級)
→〇even better(今週も良かったが、来週は「さらに良い」)
 cf. much better(来週は良くなかった今週より「ずっと良い」)

 「二重比較級」といえば、こんなものもある。

 「それより下がない」ことを「最低」というので、「最も最低」もなければ「もっと最低」もないはずであるのに、「(日本憲政史上)最低(の首相)」と評された鳩山由紀夫の後には菅直人という「もっと最低(の首相)」が続き、その数年後には岸田文雄という「さらにもっと最低(二重比較級)」の首相が誕生した。そしてそれで終わりかと思ったら、次に石破茂という「さらにさらにもっと最低(三重比較級)」の首相が続くことになった。このままでは国が亡びる!


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December 01, 2024

✕校高→〇高校 & ✕取鳥→〇鳥取

 校高うかりますよーに!(@初詣の絵馬)

 初詣でに来たアホ受験生がこう書いた絵馬を見て呆(あき)れた神様が呟(つぶや)いた。

 受からせてやりたいが、残念ながら無理だな!

 これを見て、自分が小学生の頃に「とっとり」が「鳥取」か「取鳥」かで迷ったのを思い出した。

 ✕取鳥→〇鳥取

 catching birds「鳥を取ること」という「動名詞句」なら「取鳥」であるのに対して、the catching of birds「鳥の捕獲」に代わる bird catching「鳥取り」という「名詞句」なら「鳥取」ということになるので、迷うのも無理はない。


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November 30, 2024

「聴力(聞く力)」はあるも「聴く力」なし!

 前首相は「聞く力を大事にしている」と自ら言っていたが、民意を無視して国益に反する売国的なことばかりしていたということでは、国民の声が耳には入る(hear)としても、進んで耳を傾ける(listen)ことがなかった、言い換えれば「聞く力」はあっても「聴く力」はまったくないに等しかった。そして、その「ない」はずの「聴く力」は専ら「大使」とは名ばかりの「(エマニュエル)総督」を相手に発揮されたと揶揄(ヤユ)されるのも無理はない。
 
 「音声が《聞こえる(hear)》こと」を英語では [hearing] ability というが、日本語ではこれを「聞力(ブンリョク)」ではなく「聴力(チョウリョク)」という。
 また、 [hearing] test を「聞力検査」ではなく「聴力検査」というが、「聴」の字にふさわしい listen を用いて [listening] test では図らずも「リスニング(の)試験」のことになってしまう。

 そして「聞こえづらい耳を補強する器具」を英語では [hearing] aid というが、日本語ではこれを「補聞器」ではなく「補聴器」といい、逆に日本語では「補聴器」でも英語では [listening] aid ではなく [hearing] aid という。


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November 29, 2024

重言:速いスピード / スピードが速い

✕速いスピード
✕スピードが速い

 これは「速い速度」や「速度が速い」に準じる重言にあたる。

 「高速(度)(high speed)」や「低速(度)(low speed)」というように、「速度」は「高い」か「低い」かであって、「速い」か「遅い」かではないが、なぜか「高い速度・低い速度」や「速度が高い・速度が低い」とはふつういわない。

 「スピードが速い」に類するものとして、ふと「頭が賢い」という言い方を思い出してしまう。

 ✕誰某(だれそれ)は頭が賢い
→◯誰某は頭が良い ◯誰某は賢い

 「頭が良い」ことを「賢い」という。


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November 28, 2024

「文法は不要」のわけがない!

 「文法は不要です。ただ英語の音声を聞き流すだけで話せるようになります」というコピーを信じて語学教材を購入し、毎日2時間、今まで2年に亘って一日も欠かすことなく聞き流していますが、一向に話せるようになりません。私はよほど頭が悪いのでしょうか。

 某週刊誌の人生相談のコーナーに載った、このような記事を読んだことがあるが、もし自分がこれに答える側である先生なら、こう言うだろう。

 はい、あなたはその宣伝文句を信じたという点でおっしゃる通りよほど頭が悪いと思います。

 外国語か母語かを問わず、文法が必要不可欠であることに変わりはなく、意識的に学んで習得するか、意識することなく自然に習得するかの違いがあるにすぎない。

 「文法」といえば、1年前にフェイスブック友達である作家の藤森かよこ先生の記事をシェアさせていただいたものが出てきたので、謹んで以下に紹介する。

 昔に渡部昇一氏が対談集で語っていたこと。
 きちんと学校で学んで、英文法の概略程度が頭に入らないなら、どうしようもないって。
 いや、ほんとよ。
 英文法の概略って、ほぼ中学で学ぶこと。
 高校では、頭に入った英文法の概略に基づいて、そこそこ長い文章を読む練習したり、書いたりする練習する。
 大学では、英語文献を読むの。
 聴いたり話したりは、その過程でできてくるもの。
 大学生になっても「関係代名詞がわからない」って言ってる人は、英語は諦めて、チイチイパッパ英会話ゴッコやってりゃいいの。
 日本語で議論できない人間は、英語でもできないし。
 で、私は正直言うと、大学院生の時に英語は諦めたんよ。世間話はできても議論は日本語でも英語でもできないとわかったから。

 引用は以上。

 「日本語でも英語でも議論ができない」というのはまさに此方人等(こちとら)のことだから、とても英語を使う仕事はできないが、だからといって、ほかに何か特別な才能があるわけでもないので、仕方なく「昔取った杵柄(きねづか)」とはとても言えないレベルのお粗末な英語を(「使う」のではなく)教える仕事をして糊口を凌(しの)ぐほかなかった。


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November 27, 2024

「マクド」と「マック」

 フェイスブックで見つけた「関西と関東で呼び方が変わるモノ12点」という投稿を以下に編集して紹介する。
 
(01) 豚まん(関西)/ 肉まん(関東)(steamed pork bun)
(02) マクド(関西)/ マック(関東)(McDonald's)
(03) スコップ(関西)/ シャベル(関東)(片手で持つ小型のもの)
(04) シャベル(関西)/ スコップ(関東)(両手と片足を使う大型のもの)
(05) お造り(関西)/ お刺身(関東)
(06) フレッシュ(関西)/ ミルク(関東)(コーヒーに添加する白い液体)
(07) 散髪屋(関西)/ 床屋(関東)(barber's(英)/ barber shop(米))
(08) ものさし(関西)/ 定規(関東)(ruler)
(09)(蚊に)噛まれる(関西)/(蚊に)刺される」(関東)(get bitten / bet stung ... by a mosquito)
(10)(パーマを)あてる(関西)/(パーマを)かける(関東)(have one's hair permed)
(11) ハイカラうどん(関西)/ たぬきうどん(関東)(具が挙げ玉)
(12) チュウハイ(関西)/ サワー(関東)

 (05)に関連してこんなのもある。

 突き出し(関西)/ お通し(関東)

 (08)「三角定規(a set square(英)/ a triangle(米))」は関西でも「三角ものさし」とは言わないはず。

 (09)「(蚊に)喰われる」はどうか。

 (11)「たぬき」に関しては、「関西にはたぬきうどんは存在しない。そもそも揚げ玉は無料サービスであり、たぬきときつねは蕎麦、饂飩の違い」とのこと。
 また「挙げ玉」は関西では「天かす」というのではなかったか。

 天かす(関西)/ 挙げ玉(関東)

 「洋(ヨウ)の東西を問わず(whether in the East or the West / everywhere in the world / all over the world)」というが、「関(カン)の東西を問わず」ならぬ「関(カン)の東西を問う」にあたるものを一つ思い出した。

 カッターシャツ(関西)/ ワイシャツ(関東)

 実はもう一つあった。

 押しピン(関西)/ 画鋲(関東)


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November 26, 2024

「ら抜き」と「さ入れ」に不寛容!

 ✕来・れる
→〇来・られる(カ変)

 ✕見・れる
→〇見・られる(上一段)

 ✕食べ・れる
→〇食べ・られる(下一段)

 自分は「ら抜き」に不寛容とはいえ、「ら抜き」をする人に「ら抜き」をやめろと要求することまではしない。
 その代わり「ら抜き」をする側の人も、たとえそれが多数派でも、「ら抜き」をしない此方人等(こちとら)に「ら抜き」を強要しようとしないでもらいたい。

 「その代わり」といえば、567禍の頃にこんなものがあった。

 自分は「非ワク、非マスク」とはいえ、他人に「射つな、するな」とまでは言わない。その代わり「賛ワク、賛マスク」の人も此方人等(こちとら)に「射て、しろ」と強要しないでもらいたい。

 「ら抜き」に続いて次は「さ入れ」について。

 ✕行か・させていただきます
→〇行か・せていただきます(五段)

 ✕読ま・させていただきます
→〇読ま・せていただきます(五段)(拝読します)

 ✕書か・させていただきます
→〇書か・せていただきます(五段)

 ✕聴か・させていただきます
→〇聴か・せていただきます(五段)(拝聴します)

 ただし、「ら抜き」をしてはいけない「来る」、「見る」、「食べる」というカ変、上一段、下一段の動詞の場合は、逆に「さ」を抜いて「さ抜き」にしてはいけない。

 〇来・させていただきます(カ変)
←✕来・せていただきます

 〇見・させていただきます(上一段)
←✕見・せていただきます
 (「見せる」は別の動詞) / 拝見します)

 〇食べ・させていただきます(下一段)
←✕食べ・せていただきます

 「さ入れ」といえば、次に「✕〜しなさそう(→〇〜しなそう)」も仲間に加えてよいのだろうか。

 ✕雨は降らな・さそうです
→〇雨は降らな・そうです

 「降ら・ない」の「ない」は「降る」という動詞につく助動詞にあたるが、「ない」が(助動詞ではなく)形容詞の場合は、「な・さそう」であって「な・そう」ではない。

 〇雨が降る可能性は、な・さそうです
←✕雨が降る可能性は、な・そうです

 以上は、今から60年あまり前に駿台生として現代文の名物講師である池山廣先生から教わったことを忠実に守って来たまでのことだった。

 「南部光り武者」という小説が芥川賞候補になった小説家でもある池山先生は、此方人等(こちとら)が駿台講師に採用された1979年の7月、闘病後に亡くなった鈴木長十先生(英語の名物講師)の青山での葬儀に御茶ノ水から4〜5人で向かう電車の中で会話させていただいたが、その翌年に65歳の若さでご自身もお亡くなりになったので、それが最初で最後の機会になった。


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November 25, 2024

✕最寄りの駅前→〇最寄り駅の前

The post office is five minutes' walk from [the nearest station].
「郵便局は《最寄り(の)駅》から徒歩5分です」
(✕a five minutes' walk→〇five minutes' walk / 〇a five-minute walk)

 たとえば「(自宅から)最も近い駅」のことを「最寄りの駅」とも「最寄り駅」ともいうが、その駅前にある書店のことを「最寄りの駅前にあるリコー書店」と言った後で「あれ?」と思った。

 「最寄りの駅前」では、「《最寄り駅》の前」ではなく、「いくつかある《駅前》の中で最も近いもの」ということになりかねないのではないか。

 ✕「最寄りの駅前」にあるリコー書店
→〇「最寄り駅の前」にあるリコー書店

 実際には、この書店は一昨年に閉店したので、もはや「最寄り駅の前に《ある》リコー書店」ではなく「最寄り駅の前に《あった》リコー書店」ということになるが、そこには今セブンイレブンが入っている。

Where the convenience store [is] now, [there used to be] a bookstore.
「今コンビニがあるところに、以前は書店があった」
(cf. Where [there is] a will, [there is] a way.「精神一到何事か成らざらん」)


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Posted by eg_daw_jaw at 08:54 エッセー・雑文など(私生活編) 

November 24, 2024

「東南アジア」は「南東アジア」!

 「南東」という方位から吹いてくる風を「《南東》の風(the southeast wind)」というが、アジアの「南東」にある Southeast Asia(《南東》アジア)を日本語では「《東南》アジア」、そして the north-eastern region of Honshu(本州の《北東》にあたる地方)を「《東北》地方」と呼ぶ。

 つまり「方位」では「南東」や「北東」でも地方や地域の呼称では「東」が「南」や「北」の前に出て「東南」や「東北」となる。

 「南西」と「北西」についてもまたしかりで、「《西南》戦争」は日本の「南西」にあたる地方で起こり、早稲田の森がある「都(みやこ)の《西北》」は「都(ト)の《北西》」にあたる。

 ところで「東西南北」を英語では north, south, east and west(北南東西)というが、日本語の「東西」がそのままの順序で east and west(東西)であるのに対して、「南北」は順序が入れ替わって north and south(北南)となるところが不思議というか、面白いというか。

 洋の東西を問わず→whether in the East or the West
 南北問題→the North-South problem(北南問題)
 南北アメリカ→North and South America(北南アメリカ)

 ちなみに「南北戦争」は the (American) Civil War


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Posted by eg_daw_jaw at 09:18 エッセー・雑文など(私生活編) 

November 23, 2024

「他人」と書いて「ひと」と読む

 大事なのは自分と《人》を比べないこと

 これでは「(人ではない)自分(yourself)」を「人(human beings)」と比べることになりかねない。その紛(まぎ)れを避けるために、ここは「大事なのは自分と《他人》を比べないこと」と書いて「他人」を「ひと」と読ませるのがよい。

→大事なのは自分と《他人(ひと)》を比べないこと

 ちなみに、「他人事」は「タニンごと」ではなく「ひとごと」と読むが、逆に「ひとごと」は「人事」ではなく「他人事」と書く。そもそも「人事」では「ジンジ」と区別ができない。

 ついでにこんなのもある。

 Humans differ from [animals] in that they can speak.「人間は言葉を話すことができるという点で《動物》とは異なる」

 「人間(humans)」もまた「動物(animals)」であることに変わりはないので、比較の対象は「(人間を含む)動物」ではなく「他の動物(other animals)」であるべし。

→Humans differ from [other animals] in that they can speak.「人間は言葉を話すことができるという点で《他の動物》とは異なる」

 「他人」と書いて「ひと」と読ませるのに倣(なら)って、ここは「他動物」と書いて「ドウブツ」と読ませるのはどうだろうか。

→人間は言葉を話すことができるという点で《他動物(ドウブツ)》とは異なる


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Posted by eg_daw_jaw at 08:36 エッセー・雑文など(私生活編) 

November 22, 2024

過去のことではないのに「《〜した》ほうがいい」!

 You should 〜にあたる忠告は、日本語では「《〜する》ほうがいい」の代わりに、過去のことではないのに「〜した」という過去形を用いて「《〜した》ほうがいい」と言う。

 しかしYou shouldn't 〜という否定では、「《〜しない》ほうがいい」の代わりに過去形を用いて「《〜しなかった》ほうがいい」とは言わない。

 な〜んでか、な〜んでか・・・なんでかフラメンコ(堺すすむ)
 なんでだろう、なんでだろう、なんで、なんで、なんでなんでだろう(テツ and トモ)


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Posted by eg_daw_jaw at 20:12 エッセー・雑文など(私生活編) 

November 21, 2024

何処そこ《で》暮らしている / 何処そこ《に》住んでいる

 Normally my brother [lives] in Tokyo, but at present he [is living] in Osaka.
 
 ... lives in Tokyo
 ✕東京《で》住んでいる
→〇東京《に》住んでいる
 
 ... is living in Osaka
 ✕大阪《に》暮らしている
→〇大阪《で》暮らしている

 私がパリ《で》暮らしていた頃
 私がパリ《に》住んでいた頃

 私がパリ《で》勉強していた頃
 私がパリ《に》留学していた頃

 パリ《で》死ぬ
 パリ《に》死す
 「巴里に死す」(芹沢光治良)


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Posted by eg_daw_jaw at 08:30 エッセー・雑文など(私生活編) 

November 20, 2024

海豚と河豚 & 海馬と河馬

海豚(イルカ)→dolphin
河豚(フグ)→blowfish

海馬(タツノオトシゴ)→sea horse
河馬(カバ)→hippopotamus

(a) 海豚 is [no more] 豚 [than] 河豚 is.
 「海豚が豚でないのは、河豚が豚でないのと同じである」

(b) 河馬 is [not] 馬 [any more than] 海馬 is.
 「河馬が馬でないのは、海馬が馬でないのと同じである」

 「豚」つながりの「海豚(イルカ)」と「河豚(フグ)」も、また「馬」つながりの「河馬(カバ)」と「海馬(タツノオトシゴ)」も、英語に置き換えるとその面白みがない。

 A dolphin is [no more] a pig [than] a blowfish is.
 A hippopotamus is [not] a horse [any more than] a sea horse is.

(c) 海馬 is [no less] 魚 [than] 河豚 is.
 「海馬が魚であるのは、河豚が魚であるのと同じである」

 これは「馬」つながりも「豚」つながりもないので、英語のほうがむしろ、horse を名乗る sea horse(タツノオトシゴ)が、fish を名乗る blowfish(フグ)と同様に fish である、ということで有効な文になるのではないか。

 A sea horse is [no less] a fish [than] a blowfish is.


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Posted by eg_daw_jaw at 09:24 エッセー・雑文など(私生活編) 

November 19, 2024

さんま苦いか塩っぱいか

 「魚偏に春」の「鰆」が「さわら(Spanish mackerel)」なら、「魚偏に秋」は何かと問われると反射的に「さんま」と答えたくなるが、「鰍」は「かじか(miller's thumb)」であって「さんま(Pasific saury)」ではなく、また「かじか」といっても「河鹿(river frog)」という蛙(カエル)の仲間とは違う。

 確かに「さんま」も「秋」の字を用いるが、「《秋》に獲れる、形と色が《刀》のように見える《魚》」ということから「秋刀魚」と書く。

 「さんま」と呼ぶのは、「狭真魚(さまな・さのまな)」(「狭」は「細長い」、「真魚(まな)」は「イカやタコと違って本物の魚」の意)が由来で、「さまな・さのまな」や「さま」が変化して「さんま」となったらしい。

 秋刀魚(さんま)のほかに、その名称に「刀」を用いる魚には「太刀魚(たちうお)」があるが、これは英語では意外にも「帯の魚・ベルトの魚」にあたる beltfish であって、swordfish ではなく、「剣の魚」にあたるこちらは「メカジキ」のことをいう。

 最後に「さんま」といえばこれ。

<目黒の秋刀魚>

 落語。殿様が鷹狩りの途中、目黒の農家で供せられたさんまの美味が忘れられず、後日家臣に所望したところ、蒸して脂を抜いたためすこぶるまずく、「さんまは目黒にかぎる」という話。(広辞苑から引用)

<佐藤春夫・秋刀魚の歌>

 さんま さんま
 さんま苦いか塩っぽいか
 そが上に熱き涙をしたたらせて
 さんまを食ふはいづこの里のならひぞや
 あはれ
 げにそは問はまほしくをかし


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Posted by eg_daw_jaw at 08:16 エッセー・雑文など(私生活編) 

November 18, 2024

China(チャイナ・ヒーナ・シーヌ・シーナ・チナ・シナ・・・)

 チャイナ(英語)・ヒーナ(ドイツ語)・シーヌ(フランス語)、シーナ(オランダ語)、チナ(イタリア語)、チナ(スペイン語)、シーナ(ポルトガル語)、シーナ(ルーマニア語)、チナ(チェコ語)、キーナ(ギリシャ語)、チーニ(ポーランド語)、チン(トルコ語)、シーン(アラビア語)、シニスタン(ペルシャ語)、チーン(タイ語)、チーン(ラオス語)、チャン(カンボジア語)、チャイーナ(マレー語)、ツィナ(タガログ語)、ツィーナ(インドネシア語)、チン(ネパール語)・支那(日本語)。

 日本語の「支那(シナ)」は蔑称だからという理由で避ける向きがあるが、ワケがわからない。
 少なくとも、「南シナ海」を「南中国海」、「インドシナ半島」を「インド中国半島」と言い換えなくてはいけないという話は聞いたことがない。

 そういえば、四谷は「しんみち通り」で「支那そば」という看板を掲げた店が、いつからか名称を変えてしまったが、あの店は今でもあるのだろうか。

 最寄り駅のビル3階に入っているChinese restaurantを「中華料理店」の代わりに「支那(シナ)料理店」と呼ぶことにしようか、それとも「イタリア料理店」に「イタめし屋」という略称を用いるのを真似て「シナめし屋」と呼ぶのも一法かもしえない。


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Posted by eg_daw_jaw at 08:42 エッセー・雑文など(私生活編) 

November 16, 2024

want somebody to 〜 / want something p.p.

What you do not want done to yourself, do not do to others.
「己の欲せざる所は人に施すこと勿れ」

 want somebody to 〜「誰かに〜してほしい」
 want something p.p.「何かを〜されたい」

 You(S) [do not want](V) something(O) [done to yourself](C).
 「《何か》を自分にされたくない」
→what(O) you(S) [do not want](V) [done to yourself](C)
 「自分にされたくない《こと》」

 [Do not do](V) [to others](M) [what you do not want done to yourself](O).
→[What you do not want done to yourself](O), [do not do](V) [to others](M).
 「自分にされたくない《こと》は、他人にするな」

 ちなみに、次のものは「接触節(関係詞のない関係詞節)」の場合。

 cf. There seemed to be something he wanted done.
  「彼には(何か)してほしい《こと》があるようだった」

 There seemed to be [something]. + He wanted [it] done.
= There seemed to be [something] [(that) he wanted done].


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Posted by eg_daw_jaw at 12:28 エッセー・雑文など(私生活編) 

November 15, 2024

he who ... →those who ...

 Never trust he who trusts everyone.(@FB Quote by Carlos Ruiz Zafon)

 trust の目的語なのに目的格の him ではなく主格の he を用いているのは、he who ... が主格か目的格かを問わず a man who ... に代わる固有の言い方になっているからだろうか。現に Never trust [him] who trusts everyone. では、英語母語話者ではない自分にとっても何か違和感がある。

 それより、今日日(きょうび)は、男性限定の he を用いること自体、とりわけフェミニストからのお咎(とが)めを免れないので、he who ... の代わりに those who ... を用いるのが無難であるのは否めない。

→Never trust [those] who trust everyone.

 それは例の名言についてもしかり。

 He who can, does. He who cannot, teaches.(George Bernard Shaw)

→Those who can, do. Those who cannot, teach.


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Posted by eg_daw_jaw at 08:21 エッセー・雑文など(私生活編) 

November 14, 2024

勝者の証!

 You’ll never be criticized by someone who is doing more than you. You’ll always be criticized by someone doing less. Remember that.(@FB)

 以下にカッコ部分を補ってみる。

 You’ll never be criticized by someone who is doing more than you (are doing). You’ll always be criticized by someone (who is) doing less (than you are doing). Remember that.

 これに関連して、ふだん次のように考えている。

 敗者は勝者の悪口を言うが、勝者は敗者の悪口を言わない。
 誰かの悪口を言うのは自分がその人より劣っている証拠にほかならない。
 他人に悪口を言われるのはよいが、他人の悪口を言うようになってはいけない。


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Posted by eg_daw_jaw at 07:28 エッセー・雑文など(私生活編) 

November 13, 2024

明後日(あさって)の次の日は?

 10年ほど前だっただろうか、たまたま「ワンレッスンあたり95円から」という「DMM英会話」のテレビCMが流れているのを見て、可笑しくて思わず吹き出してしまったことがある。

日本人生徒(以下生徒):「明日(あした)」は?
英語母語話者教師(以下教師):トゥモロウ!
生徒:「明後日(あさって)」は?
教師:ザ・ディ・アフタ・トゥモロウ!
生徒:じゃあ「明後日(あさって)の次の日」は?
教師:シアサッテ!

 正確ではないが、確かこんな感じだった。

 「明後日(あさって)」が the day after tomorrow(明日の後の日)なら、「明明後日(しあさって)」は two days after tomorrow(明日の2日後)、または three days from today(今日から3日)にあたる。
 また、「一昨日(おととい)」が the day before yesterday(昨日の前の日)なら、「一昨昨日(さきおととい)」は three days ago(3日前)ということになる。

 それにしても、「あさって(明後日)の後の日」が「しあさって(明明後日)」なら、「おととい(一昨日)の前の日」はなぜ「しおととい(昨昨前日)」ではなく「さきおととい(一昨昨日)」なのか、また、逆に「おととい(一昨日)の前の日」が「さきおととい(一昨昨日)」なら、「あさって(明後日)の後の日」はなぜ「あとあさって(一明明日)」ではなく「しあさって(明明後日)」なのか、ふとそんなことを考えてしまう。。

 〇明日→明後日→明明後日(しあさって)
 ✕昨日→昨前日→昨昨前日(しおととい)
 
 ✕明日→一明日→一明明日(あとあさって)
 〇昨日→一昨日→一昨昨日(さきおととい)


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Posted by eg_daw_jaw at 08:48 エッセー・雑文など(私生活編) 

November 12, 2024

足と脚 / 早と速 / 時間と時刻 / 聞と聴 / 文と文章 / 暗記と暗唱

(1)「脚(legs)」のことを「足」と書く人が多いが、逆に「足(feet)」のことを「脚」と書く人はいない。

 「あしばや」は「足早」と書き、「はやあし」は「早足」とも「速足」とも書くが、意味からすると「速足」に軍配が挙がる。

 「早」と「速」といえば、get up [early] にあたる「はやおき」は「早起き」で正しいが、talk [fast] にあたる「はやくち」は「早口」ではなく本当は「速口」と書くのが筋ではないか。

(2)「時刻(what time)」のことを「時間」と言う人は多いが、逆に「時間(how long)」のことを「時刻」と言う人はいない。

(3)「聴く(listen)」のことを「聞く」と書く人は多いが、逆に「hear(聞く)」のことを「聴く」と書く人は、たとえいるとしても少ない。
 また同じ「きく」でも、「訊く(ask)」のことを大概の人は「聞く」と書くが、逆に「聞く(hear)」のことを「訊く」と書く人はいるはずがない。

(4)「文章(passage)」のことを「文」と呼ぶことはあるが、逆に「文(sentence)」のことを「文章」と呼ぶべきではない。
 たとえば「英語の文章(an English passage)」も「英語の一文(an English sentence)」も同じく「英文」と呼ぶが、だからといって「文章=文」ということにはならない。
 しかし残念なことに、英語の先生の中に sentence のことを「文章」と言う人がたまにいる。

 「英語の先生」といえば、「暗記」にあたる learn ... by heart のことを「暗唱」と言う人が少なからずいるのが気になる。


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Posted by eg_daw_jaw at 08:56 エッセー・雑文など(私生活編) 

November 11, 2024

many / few と「多い / 少ない」

 英語の many と few は通常は「修飾語」として用いるが、日本語の「多い」と「少ない」は「述語」として用いる。

 現に「修飾語」として用いるときは「多くの人」とは言うが「多い人」とは言わず、また「少ない」に関しては、「少ない人」どころか「少なくの人」とすら言わない。

 [Many] people live to be 100 years old.(修飾語)
 100歳まで生きる人は《多い》。(述語)

 ✕《多い》人が100歳まで生きる。
 〇《多くの》人が100歳まで生きる。

 [Few] people live to be 100 years old.(修飾語)
 100歳まで生きる人は《少ない》。(述語)

 ✕《少ない》人が100歳まで生きる。
 ✕《少なくの》人が100歳まで生きる。

 今の日本で100歳以上の人が約95,000人(うち女性が9割 / 今も仕事が現役の人が400人ほど)いるというが、この数は全体の中で占める率は低いとしても絶対数としては「多い」とも「少ない」とも考えることができる。


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Posted by eg_daw_jaw at 10:10 エッセー・雑文など(私生活編) 

November 10, 2024

文法は必要ないわけがない!

 6年前にフェイスブックで見つけた山下えりかさんという英語通訳の方の記事をシェアしておいたものが出てきたので以下に紹介する。

 英語のプロは口を揃えて「文法は大事」と言うのに、「英語に文法は必要ない」と言うのは大抵、英語ができない人、苦手な人、失敗した人、もしくはそういう人達を食い物にする金儲け主義者達。彼らは何の根拠があって成功者の体験談を否定するのか理解に苦しみます。

 これはプロ野球選手に向かって「キャッチボールできなくてもプロになれますよね」って言うのと同じくらい愚かなことだと一人でも多くの人に気づいてほしいです。

 引用は以上。

 まさに仰るとおり!

 「プロ野球選手」を「水泳のオリンピック選手」に置き換えても同様のことが言える。

 これは水泳のオリンピック選手に向かって「バタ足できなくてもオリンピック選手になれますよね」と言うのと同じくらい愚かなことだと一人でも多くの人に気づいてほしいです。


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Posted by eg_daw_jaw at 12:46 勉強法・合格作戦など 

November 09, 2024

「(緑色の)黒板」と「(白色の)ホワイトボード」

 blackboard を日本語では専ら「黒板(コクバン)」と言い、決して「ブラックボード」とは言わないが、 なぜか whiteboard のことは「白板(ハクバン)」ではなく概ね「ホワイトボード」と言う。

 blackboard→黒板
 whiteboard→ホワイトボード

 「黒板」といえば、今日日(きょうび)のものは、すべてではないにしても大半は「黒い板」ではなく「緑色の板」であるにもかかわらず「緑板(リョクバン)」と呼称が変わることはなく、またわざわざ「緑の黒板」と、まるで「やせたデブ」や「長身のチビ」のような矛盾した呼び方をすることもない。

 そういえば「チョーク(chalk)」のことを昔は「白墨(ハクボク)」と呼んでいたが、「白」以外のものも、たとえば「赤墨(セキボク)」や「黄墨(オウボク)」ではなく「赤い白墨」や「黄色い白墨」と言っていた記憶がある。

 ところで「緑」と「黒」といえば、「緑の黒髪」とは「艶(つや)のある美しい黒髪」のことであって、女装家で名高い予備校講師の誰かさんが「この髪色は自分が本家で、レディーガガはそれをパクった」と宣(のたま)う「黄緑色の髪」のことではない。
 

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Posted by eg_daw_jaw at 10:24 エッセー・雑文など(私生活編) 

November 08, 2024

「カネがすべて」ではないが・・・

Money is not everything, but everything needs money.(@FB)

 カネがすべてではないが、何をするのにもカネが要る。

 (「元気があれば何でもできる」を捩(もじ)って)現金があれば何でもできる、とはかぎらないが、現金がなければ何もできない。

 ついでに「が」含みの格言を追加してみる。

 「数字」はウソをつかない《が》、ウソつきは「数字」を使う。

 「努力」しても成功するとはかぎらない《が》、成功した人はみな「努力」している。

 「努力」は「宝くじ」に似ている。買っても(高額のものは)めったに当たらない《が》、買わないと絶対に当たらない。

 「宝くじ」を「馬券」に置き換えることもできる。

 「努力」は「馬券」に似ている。買ってもなかなか中(あた)らない《が》、買わないかぎり決して中(あた)らない。


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Posted by eg_daw_jaw at 08:50 エッセー・雑文など(私生活編) 

November 07, 2024

眠ったら気づかない・死んだら朝起きられない

 I fell asleep before I knew it.

 この英文に「気づいたら眠っていた」という訳文がついているのを見てふと思った。

 眠ってしまったらもはや気づくことはできないし、また眠ってから夢の中で「気づいた」と考えるのにも無理がある。

 ここは文字通り「知らないうちに眠っていた」とすればよいではないか。

 そういえばこんなのもある。

 ✕誰某(だれそれ)は朝起きてみたら死んでいた

 「朝起きてみたら」の主語が、亡くなった人と同居する家族であればよいが、亡くなった本人は朝起きることができない。

→〇誰某(だれそれ)は朝起きることなく死んでいた


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