April 30, 2005

予備校講師はスポーツ選手よりも芸能人に似た存在

 あんたができるのはわかる。でも、それを言ってどうなる。ここはプロ野球大相撲のような実力で決まる世界じゃないんだよ。芸能界と同じで人気で決まるんだ芸能界は歌や芝居が下手でも人気のあるやつはあるし、上手くても人気のないやつはない。予備校も同じなんだ。
 そんなにあんたができるんだったら、予備校講師なんかやらないで「力が正当に評価される」と自分が納得できる世界でやればいいじゃないか。どんなに力があろうと予備校講師に身をやつしてしまったら最後、芸能界と同じく実力より人気で評価するルールに従うしかないんだよ
 予備校では、「何を言うか」じゃない、「どう言うか」、いや、「誰が言うか」が大事なんだ。
 不人気講師がいくら独創的立派な説を披露しても、そのありがたみが受講生にはなかなかわかってもらえない。だからといって受講生を責めてもしょうがない。「わかれよ」と強要できるわけないもの。
 ところが人気講師はというと、教科書に書いてあることをそのまま通り一遍に説明するだけでも、狂信的な受講生からはそれがまるでその先生独自新説であるかのように誤解し称賛してもらえる。でも、それを「怪しからん」と言って何になる? 虚しいだけだよ。
 不人気講師が板書でうっかりミスをやっただけでも針小棒大に非難されるのに対して、のつく人気講師は間違えようが嘘を教えようが許されるどころか称賛までされる。アイドル歌手が音程をはずして「可愛い!」と言ってもてはやされるようにね。それが予備校なんだよ。
 よく見ると、超人気講師の強みは無反省破廉恥さにあると思うんだ。あの図太い神経揺るぎのない自信人気のエキスなんだよ。
 だから、テレ恥じらいがあったり、自分の非力いちいち謙虚に反省したりするような柔なの神経の持ち主では絶対にのつくような人気講師になれるわけがないね。人格破綻と言われようが、胡散臭いと言われようが、まったく動じることのない強靭な神経の持ち主だけがカリスマ人気講師になる資格があるんだ。
 あんた、そうまでして超人気講師になりたいか。人格破綻者と言われるのを厭わない覚悟があるか。胡散臭いやつと後ろ指を指されても傷つかずにいられるか。
 「いや、そこまではちょっと」という躊躇いがあるんじゃないのか。だったら、超人気講師なんかに嫉妬するのはやめて常人として気張らずに生きて行こうよ。その方が楽だぞ。  

Posted by eg_daw_jaw at 11:26Comments(1)TrackBack(0) エッセー・雑文など(予備校編) 

G1受験競争はスタートが肝心

 不合格が決まった3月から受験勉強を始めた者と予備校の授業が始まる4月半ばになってから不承不承始める者との間には約1ヶ月の差がついている。競馬ならポーンとダッシュよく飛び出した馬とゲートで躓いて大きく出遅れた馬との差のようなもの。約10ヶ月競争1ヶ月出遅れは全体の10分の1に当たり、2,000メートル競馬なら200メートルの遅れに相当するので、たとえ皐月賞を強靭な末脚で楽勝したディープインパクトでも、挽回して勝つことはできない。
 幸い受験は、1着でないと勝ったことにならない競馬と違って、何十名何百名という定員の中に入れば勝ちで、例えば5着以内の馬をすべて優勝とみなす競馬のようなものだから、1ヶ月の出遅れは決して致命的ではない。200メートルも出遅れた馬が1着になるのは無理でも、5着以内に入る可能性は十分にあるので、生憎大きく出遅れた受験生諸君も勝負を投げることなく挽回に努めてほしい。
 ただし、焦ってがむしゃらに追い上げようとすると、なし崩しに脚を使ってばてるのでかえって差が拡大してしまうもの。ここはじっくり構えて、道場主が薦める正しい勉強法を実践することによって着実に差を縮めて逆転する作戦を採るのが望ましい
 正しい勉強法については道場主による「極め付き・入試必勝法」に紹介してあるので、それをまず読んで直ちに実践に入ることを強く薦めるが、この必勝法にしても、すぐに入手して読む受験生まったく興味すら示さない受験生との間には合否を分ける差が確実に存在するし、また同じ読むのでも2週間も後になってから「読みたいんですけど」と徐に申し出る受験生積極性好奇心の点で立ち遅れていることは否めない。これに該当する諸君は意識して積極性好奇心を身につける努力をしてほしいと思う。  
Posted by eg_daw_jaw at 00:04Comments(2)TrackBack(0) 勉強法・合格作戦など 

April 29, 2005

一般人称の you は「あなた方」ではない

 You can lead a horse to water, but you can't make him drink. In the same way, you can make a child sit at his desk, but you can't make him learn anything if he doesn't have the will. の youを「あなた方」という意味の二人称複数だと思っていないか。
 何を隠そう。道場主受験生の頃はそう思っていた。
 実はこの you は「<個々の>あなた」を意味する二人称単数で「人は誰でも」という趣旨。というのも、「馬を水辺に連れていく」のは誰かが一人でやることであって、数人が共同でやることではないから。

 同じことは、In the same way, you can make a child sit at his desk, but you can't make him learn anything if he doesn't have the will.のa child についても言える。
 机に座らせたり、何かを学ばせたりする対象は個々の一人の子どもであって複数の子どもたちではないので、In the same way, you can make children sit at their desks, but you can't make them learn anything if they don't have the will.とするわけにはいかないのだ。
 もちろん、単数a child 男の子の場合と女の子の場合とがあるが、だからといって In the same way, you can make a child sit at his or her desk, but you can't make him or her learn anything if he or she doesn't have the will. のように二度目以後をいちいち he or she / his or her / him or her と言うのはわずらわしいので、「牡馬」であるa horse (「牝馬」は a mare)を he で受けたことに習って he で受けるのは仕方がない。

 ところで、ついでながら言うと、everyone という代名詞三人称単数なので二度目以後にそれを he him で受けるのが正しいはずだったが、これにいわゆる女権論者がケチをつけた(らしい)。
 「everyone he ですって? なんでって決めんのよ? 私たちを無視するわけ?」と目くじらを立てて怒った(かどうかは知らない)。
 「はいはい、わかりました。それなら he or shehim or her と言い換えましょう。すいませんでしたね」と言うと、「なんで he sheより先なのよ。ざけんじゃないわよ」とまた言いがかりをつけた(かどうかは知らない)。
 そこで、everyone は確かに三人称単数かもしれないが意味は複数みたいだし、二度目以後は思い切って複数に変えて they them と言うことにしようということになった(らしい)。ついでに anyone someone、それに no one も仲間に加えて複数they them で受けるのが今やふつうになった。
 
 さて、ここで上の a child に話を戻すと、これを he で受けるのは怪しからんと女権論者がたとえ文句をつけようとも、いくらなんでも they で受けるのは勘弁してほしい。children という複数名詞を指す they a child という単数名詞にまで流用するのは乱暴すぎるからだ。

(和文英訳S・第2課のオマケ)  
Posted by eg_daw_jaw at 08:10Comments(0)TrackBack(0) 通常授業 

April 28, 2005

無意味な発言

 「君は英語ができないのだから、日本語が通じるホテルに泊まる方がいいですよ」という忠告を英語ができないはずの相手英語でするという、無意味な発言の例を道場主が自著に掲載した恥を先日晒したが、考えてみるとその手の無意味発言は中学校で初めて英語を習うときに始まる。

 "Is this a pen?" No, it isn't. It's a book."「これはペンですか」「いいえ、それはペンではありません。それは本です」

 「ペン」と「」の区別ができないほどのバカがどこにいるというのか。見りゃわかるだろう。英語だろうと日本語だろうと「こんなことをわざわざ言っていったい何になるというのだ」と悪態をつきたくなるが、このネタ有効利用して授業で笑いを取る予備校講師もいるので、一概に無意味不必要とは言えないのかもしれない。

 "Are you a boy or a girl?" "I am a boy."

 「」か「」かくらい見りゃわかるだろう。いちいち訊かなくても。
 確かに外見だけで判別できないときに「君ってなの、なの?」「私こう見えてもなのよ。ウッフン」という場面もないわけではないが、中学校の教科書にはさすがに載りそうにない。

 そういえば、boygirlについて「少年」と「少女」という訳語にこだわって融通の利かないのがたまにいる。
 "Is the baby a boy or a girl?" "It's a boy."を、「その赤ちゃんは少年ですか、それとも少女ですか」「少年です」と訳して、その奇妙さに疑問に抱かないのだ。
 「だってboyは『少年』、girlは『少女』と習いました。どこがいけないんですか」というわけ。
 「その赤ちゃんは少年ですか、それとも少女ですか」と日本語で尋ねたら「少年です」とか「少女です」という答えが返ってくるとでも思っているのだろうか。こんな問いには「どちらでもありません。まだ赤ん坊ですから」と答えるしかないだろう。  
Posted by eg_daw_jaw at 10:42Comments(3)TrackBack(0) エッセー・雑文など(予備校編) 

April 27, 2005

a と an に関する本当にあった信じがたい話

 まずは、道場主が大学生だった頃、寮で同室だった仲間から聞かされた話。

 「オレが家庭教師で教えている中学生が aan の使い分けできないから、一度訊いてみたんだよ。『君、どういうときに an を使うかホントにわかってんの?』って。そしたら『もちろん、わかってますよ。リンゴやミカンのような果物のときは an を使うんでしょ』だって」


 次は大先輩の先生から聞いた話。

 「私の教え子で英語の教師をやっているのがいるんですが、生徒に不定冠詞を抜いた英文を10ほど問題として与えて、『(     )の中に aan を入れて文を完成させなさい』と口頭で指示したら、カタカナで「」と「アン」を書き込んだ子がいたんだそうですよ」


 続いて、某予備校で受講生の質問に答える講師のあきれた説明として同業者から聞いた話。

受講生:「先生。a little waterなんですけど、どうして a がつくんですか」
講師:「そりゃ君、water単数だからだよ」
受講生:「・・・?」

 受講生は「water不可算名詞であるにもかかわらず a がつくのはなぜか」と訊きたかったはず。この講師の説明なら、watersという複数形があって、そのときは a が取れて little watersとなるとでも言うのかな。そんなバカなと思うが、これでなかなかの人気講師だからあきれる。


 最後にもう1つ、極め付きのあきれた話。

信徒型受講生:「a Beethoven's shymphony ってどうして間違いなんですか」
教祖型カリスマ講師:「そりゃ、Beethoven's には所有感覚があるからダメなんだよ。ベートーベンが交響曲を所有していたわけがないだろ。だから間違いなんだ」
信徒型受講生:「そうだったんですか。よくわかりました。ありがとうございました」

 おい、ちょっと待てよ。「よくわかりました」だと。こんなデタラメで嘘っぱちの説明のどこが「よくわかる」というのだ。教祖狂信的な信徒との間ではこんなのまでありなのか。そのうちカリスマ講師の命令ならサリンでも撒きかねない。
 実は、a Beethoven's symphony が正しくないのは、a my friend が誤りであるのと同じ理由による。
 不定冠詞である a所有形容詞である Beethoven's限定詞determiner)といって、 symphony という名詞限定修飾するものとして二つ重ねて用いることができない。つまり、a symphonyBeethoven's symphony とは言えても a Beethoven's symphony とは言えない。
 そこで、例えば a Beethoven symphony、または a symphony of Beethoven'sa friend of mine )や one of Beethoven's symphonies (one of my friends )と直す必要があるのだ。

 ところで、a Beethoven's symphony が必ずしも間違いではないと解する超法規的裏技があることに後で気づいたのでここに紹介しておく。
 それは、a が Beethovenに対する限定詞、そして a Beethoven's が symphony に対する限定詞と解するもので、あーら不思議、「ある1人のベートーベン<という名前の無名人>の交響曲」という意味の表現として立派に生きていけるではないか。無名の人が交響曲を作曲するなんてことはまずあり得ないけど。
 これはちょうど an elephant's trunk で、an が elephant に対する限定詞、そしてan elephant's が trunkに対する限定詞となって、「1頭の象の鼻」という意味の表現になっているのと同じ仕組みであると考えることができる。  
Posted by eg_daw_jaw at 09:12Comments(7)TrackBack(0) エッセー・雑文など(予備校編) 

英語と米語

 「君の部屋は1階にあるのだから…」の「1階」は米語ではthe first floorでも英語ではthe ground floorと言うので、米語では「2階」と「3階」は数字どおりにそれぞれthe second floorthe third floorでわかりやすいが、英語ではそれぞれthe first floorthe second floorで階数より数字が1つずつ少ない。
 話し手がthe ground floorと言えば、聞き手は相手が英語式に「1階」のことを言っていると判断できるが、the first floorと言う場合は、聞き手は相手が英語式に「2階」のことを言っているのか、米語式に「1階」のことを言っているのかがわからないということにもなりかねない。同じようにthe second floor英語式に「3階」のことなのか、米語式に「2階」のことなのかわからないというもあり得る。
 だから、2人が「明日このビルのthe second floorで会いましょう」と約束しても、1人が英語式に「3階」のつもり、もう1人が米語式に「2階」のつもりでいると互いに会うことができないというトラブルが生じる可能性がある。
 尤もエレベーターに乗れば、階数の表示が英語式G, 1, 2, 3となっているか、米語式1, 2, 3, 4となっているかに応じて判断する手もあるし、二人の間で予めthe second floorが英語式米語式かを確認することもできるので、この種のトラブルが起こるというのは冗談の域を出ない。
 ちなみに、「エレベーター」は米語ではelevatorでも英語ではliftと言う。
 他にも「地下鉄」はsubway)とtube / underground)、「労働」はlabor)とlabour)、「」はcolor)とcolour)、「中心」はcenter)とcentre)、「メートル」はmeter)とmetre)、「プログラム」はprogram)とprogramme)など、英米で異なるものは多数ある。

 ところで、英語とはいっても今は発音はともかく文法や語句は米語が主流なので、入試の和文英訳英作文では階数についても米語式に「1階」はthe first floorで「2階」はthe second floor、「3階」はthe third floorとするのが望ましい。
 例えば、「兄の会社はこのビルの3階にある」の英訳は米語式にMy brother's office is on the third floor of this building.とするべきであって、奇をてらって英語式にMy brother's office is on the second floor of this building.としたら減点されないとも限らない。こんなことで意地を張るのは受験生にとって決して得策とは言えないだろう。

(和文英訳H/C・第2課のオマケ)  
Posted by eg_daw_jaw at 08:02Comments(0)TrackBack(0) 通常授業 

April 26, 2005

天に唾した道場主

 仰向けに寝て天に向かって唾を吐きかけると、万有引力によって自分の吐いた唾が落下して顔にかかる。道場主はそうした天唾をやってしまったことをここに正直に告白する。

 先日「日本では竹を食べるとききますが、こんなかたいものをどうやって食べるのですか」という英米人の英語での発言を和訳したものをまた英訳するという二度手間に茶々を入れたが、人のことは言えない。道場主自身も、自ら著した「英作文・基本300選改訂版)」の次の例文で、これと似たお粗末をやらかしている。
 
235君は英語ができないのだから、日本語が通じるホテルに泊まる方がいいですよ」⇒ Since you don't speak English, you should stay at a hotel where the staff speak Japanese.

 英語ができない君に対する忠告日本語で行うべきなので、わざわざ英訳する理由がないという基本をうっかり見落として、ついこのような例文を採用してしまったのだ。
 英語ができない君に英語で言っても、その君にはこちらの言っていることがわからないので、発言そのものが虚しい。
 だからといって、例文そのものを「君は日本語ができないのだから、英語が通じるホテルに泊まる方がいいですよ」⇒ Since you don't speak Japanese, you should stay at a hotel where the staff speak English.と変えるとかえっておかしくなる。
 なぜなら、これは「日本では竹を食べると聞きますが…」と同じく、英米人の英語での発言を和訳したものを再び英訳するという二度手間に当たるし、また、「英語が通じるホテル」などといちいち断らなくても、世界中どこへ行っても大概のホテルで英語は通じる。
 
 ちなみに、英米人から英語で話しかけられた日本人I cannot speak English.と言って逃げようとするときに、「『英語がしゃべれない』と言ってるくせに現にお前はI cannot speak English.という英語をしゃべっているではないか」というツッコミを入れるギャグは、同じ辻褄の合わない話でも愛嬌があって可愛い。


 ところで、「英作文・基本300選改訂版)」における235の「英米人が英語のできない日本人であるあなた英語で発言する」ことから生じるこうした矛盾も、次のように英語ができない第三者についてあなたに伝達するのであれば一応解消されるが、それでもなお、英米人による英語での発言和訳したものを再び英訳するという二度手間は「日本では竹を食べると聞きますが…」と同様に解決されない。
 
<修正案1>
 ご両親は英語がおできにならないのだから、日本語が通じるホテルにお泊りになった方がよろしいでしょう。⇒ Since your parents don't speak English, they should stay at a hotel where the staff speak Japanese.

<修正案2>
 あの人は英語ができないのだから、日本語が通じるホテルに泊まる方がいい。⇒ Since he doesn't speak English, he should stay at a hotel where the staff speak Japanese.

 なお、235関係副詞 where を用いる例文として結構気に入っているので当分は差し替えをしないつもり。あしからず。  
Posted by eg_daw_jaw at 21:49Comments(0)TrackBack(0) エッセー・雑文など(予備校編) 

closed「閉まっている」の反意語はopen「開いている」

 「閉まっている」という状態を表わす形容詞closed反意語として「開いている」という状態を表わすのはopenであってopenedではない。
 逆に「開いている」という状を表わす形容詞open反意語として「閉まっている」という状態を表わすのはclosedであってcloseではない。
 closedが「閉められる」という動作を表わす受動態の一部になるだけでなく「閉まっている」という状態を表わす形容詞としても用いられるのに対して、openedは「開けられる」という動作を表わす受動態の一部にはなるものの「開いている」という状態を表わす形容詞としては用いられない。状態を表わすものとしては代わりにopenというバリバリの形容詞がある。
 leavekeepを用いるSVOC型で、それぞれ「OがCである<という状態>を放置する」や「OがCである<という状態>を維持する」という意味を表わすためには、Cは「開けられる」や「閉められる」という動作を表わす過去分詞ではなく、「開いている」や「閉まっている」という状態を表わす形容詞でなくてはならない。

 (a) You shouldn't leave the window open.
   「君は窓を開けっぱなしにしておくべきではない」(openedは×)
 (b) You should keep the window closed.
   「君は窓をちゃんと閉めておくべきだ」(closed形容詞

 また、もちろんopen開いている」の反意語はclose[klous]「接近した;親密な;精密な」ではない。

 ところで、leavekeepを用いるSVOC型で、それぞれ「OがCしているのを放置する」や「OがCしているのを維持する」という意味を表わすものとしてCに〜ingを用いるものがあるが、だからといって「君は窓を開けっぱなしにしておくべきではない」という意味を表わすつもりでYou shouldn't leave the window opening.としてよいわけではない。
 〜ingを用いるのは次のような場合。

 (c) She left her husband sleeping on the sofa for a while.
  「彼女はしばらく夫をそのままソファに眠らせておいた」
 (d) She kept me waiting for an hour or so yesterday.
  「昨日彼女は私を1時間かそこら待たせたのです」

(和文英訳H/C・第2課のオマケ)  
Posted by eg_daw_jaw at 07:18Comments(0)TrackBack(0) 通常授業 

April 24, 2005

特設単科・英文法道場:特別編デモ授業(予習代わりの小テスト)

単純明快・よくわかる英文法(デモ授業)

<問題>

1. Don’t! Stop! ( ) me go!
 ア Allow  イ Force  ウ Let  エ Make

2. (1) While traveling (2) around Italy (3) last year, (4) I was stolen my passport. (5) NO ERROR
(誤り箇所指摘と訂正)

3. ( ) to Guam twice when I was a college student, but I’ve never been to Hawaii.
 ア I’ve been  イ I’ve gone  ウ I visited  エ I went

4. If he had taken the first train, he would ( ) here now.
 ア be  イ get  ウ have been  エ have got

5. Take your umbrella with you (case / in / it / should / so / that / won’t) rain.
(7語のうちの4語だけ用いて整序)

6. A (deceived / honest / I / man / me / thought / was).

7. Finland ( ) a lot of lakes.
 ア I visited last month has  イ where I visited last month has
 ウ , where I visited last month, has  エ , which I visited last month, has

8. A whale is no ( ) a fish than a horse ( ).
 ア less … is  イ less … is not  ウ more … is  エ more … is not

(配点) 2と6…各20点  1、3、4、5、7,8…各10点

解説解答⇒  続きを読む
Posted by eg_daw_jaw at 18:47Comments(0)TrackBack(0) 講習会・英文法道場 

My father lent me his car.≠My father lent his car to me.

 My father lent me his car.(SVO'O)「父は私に自分の車を貸してくれた」とMy father lent his car to me.(SVOM)「父は自分の車を私に貸してくれた」は同じではない。
 極端に言うと、前者his carを文末で新情報として強調して「父が私に貸してくれたのは自分の車である」、そして後者to meを文末で新情報として強調して「父が自分の車を貸した相手は私である」くらいの違いがある。

 "Where did you buy this car?" "I didn't buy it−my father lent it to me."「この車、どこで買ったの?」「買ったんじゃない。親父がオレに貸してくれたんだ」で、my father lent it to me.(SVOM)をmy father lent me it.(SVO'O)としないのは、itはすでに話題に登場済みのthis carを指す代名詞なので、旧情報として先に言ってしまうべきであって、文末で新情報として改めて強調するべきものではないからと考えることができる。

 以上のことは次の例にも当てはまる。

(a) My son bought me a nice jacket.(SVO'O)
 「息子は私にすてきなジャケットを買ってくれました」
(b) My son bought a nice jacket for me.(SVOM)
 「息子はすてきなジャケットを私のために買ってくれました」
(c) My son bought it for me.(SVOM)
 「息子はそれを私のために買ってくれました」

(英文法H−1・第1課と高2英作文法Sα/S・第1課のオマケ)  
Posted by eg_daw_jaw at 17:07Comments(0)TrackBack(0) 通常授業