June 30, 2007

レギュラー授業で英文法を担当しないワケ

 ふだんの授業での担当は和文英訳が大半で、英文法プロパーの授業は英文法Hを2コマと高3早慶上智大英文法高3英文法をそれぞれ1コマずつで計4コマしか担当していないが、英文法道場という看板を背負っているので、担当外ではあっても英文法のテキストに関する質問をよく受ける。しかもその頻度は担当している和文英訳に関するものよりもむしろ高く、そのたびに「どうして英文法の授業を担当しないんですか」と訊かれるが、実は担当しないのではなく、望んでも担当させてもらえないというのが厳密には正しい。
 どのテキストを担当するかについても需要供給の関係があって、英文法を教えたがる講師なら掃いて捨てるほどいるが、「和文英訳だけはお断り」という講師はいても是非教えたいという講師は決して多くない。言い換えれば英文法に関しては需要を満たす供給があまるほどあるのに対して、和文英訳では供給が不足気味になるので、その結果、和文英訳を苦にしない講師に担当が回ってくる。数年前まで英文法テキスト執筆していた時でさえも自分が作った教材を授業で教えるチャンスがなかなかもらえなかったくらいだから、テキスト作成の仕事から降りた現在ではなお状況は厳しい。
 それに、丸暗記厳禁主義の英文法講義はそれを信奉する受講生には至って評判がよいが、逆に丸暗記を願う圧倒的多数の受講生からの評価が低く、アンケート満足度で単純に比較されるとランキングがかなり下になってしまうことも、英文法を担当させてもらえない原因に違いない。
 5文型時制も、また関係詞比較も、和文英訳の授業でも扱うとはいえ、英文法の授業のように網羅的に全部というわけではないので、道場主ならではの是非知らせたい貴重な情報を多数の受講生に伝授するチャンスが与えられていないことで欲求不満がたまってしまう。そうは言っても、和文英訳も決して嫌いではなく、それどころか愛着もあるので、それをすべて降りて英文法だけの担当に回れと言われるのも寂しい。今のところ、講習会の英文法道場で爆発するしかないのかもしれない。

  

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June 29, 2007

名詞を修飾する分詞句について追加

 先日、名詞を修飾する分詞句について、*「名詞を修飾する能動態分詞句〜ing ...でも、受動態分詞句being+過去分詞 ...ではない」と最初は書いていたが、一概にそうとは言えず、本当はその時に挙げた「パーティに招待された人々」という例に限定して「the people being invited to the party でも the people having been invited to the party でもなく、the poeple invited to the party である」と説明するべきであった。
 改めて整理すると次のようになる。

 「この地域に住んでいる人々」(能動
→○the pople living in this area (= the people who live in this area

 「あのベッドで眠っている赤ん坊」(能動継続動作の途中
→○the baby sleeping in that bed(= the baby who is sleeping in that bed
 ×the baby being sleeping in that bed

 「パーティに招待された人々」(受動
→○the people invited to the party (= the people who were invited to the party
 ×the people being invited to the party
 ×the people having been invited to the party

 「いじめを受けている生徒」(受動継続動作の途中
→○the students being bullied


 同僚で生き字引walking dictionary)であるM氏(仮名)が調べてメールしてくれたものによれば、名詞を修飾する分詞句で「being+過去分詞」という形はまれとはいえ、ないわけではない。
 例えば、道場主の恩師でもある杉山忠一先生の「英文法詳解」(学研)には次の例が挙げられているとのこと。

 He was elected as president of the university being built at T.
 「彼はTに建設中大学の学長として選ばれた」
 
 the university being built at T は the university which was being built at T と同義であると考えられるが、being なしでthe university built at T では the university which was built at TTに建設された大学」と同義と解されてしまう。

 また、M氏は大修館の「英語語法大事典・第4集」(p.729)の実に的確な例も示してくれた。

 (1) watches being made in Switzerland(スイスで製作中の時計)
 (2) watches made in Switzerland(スイス製の時計,スイスで製作した時計)
 (3) watches to be made in Switzerland(スイスで製作予定の時計)

 それぞれ、関係詞を用いて言い換えれば次のようになると考えられる。

 (1) watches which are being made in Switzerland現在スイスで製作されている時計」
 (2) watches which were made in Switzerlandスイスで製作された時計」
 (3) watches which are to be made in Switzerlandスイスで製作される予定の時計」

(英文法S・第9課のオマケ話)

  
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June 28, 2007

私が言った本

 先日私が言った本を、帰りに忘れず買ってきて。駅前の本屋にあったと思うから。
⇒On your way home, don't forget to buy the book I told you about the other day. I think I saw it at the bookstore opposite the station.

 「先日私が言った本」に the book I said the other day とすることはできない。「本」は say の目的語にはならず、I(S) said(V) the book(O) the other day. という文はあり得ないので、the book を先行詞とする the book (that)(O) I(S) said(V) the other day という表現は成り立たない。
 say の代わりに mention を用いて the book I mentioned (to you) the other day とするならよい。これは I(S) mentioned(V) the book(O) (to you) the other day. → the book (that)(O) I(S) mentioned(V) (to you) the other day. と説明できる。

  ×I said the book the other day
 →×the book (that) I said the other day

  ○I mentioned the book (to you) the other day.「私は先日その本について話した」
 →○the book (that) I mentioned (to you) the other day

 また、the book I told you the other day もあり得ない。 book は the truth や news などと違って tell の目的語にはならず、I(S) told(V) you(O') the book(O) the other day. という文はあり得ないので、the book を先行詞とする the book (that)(O) I(S) told(V) you(O') the other day という表現は成り立たない。
 tell を用いるなら、I told you about(prep.) the book(o) the othe day.「私は先日あなたにその本について話した」をもとにして the book (that)(o) I told you about(prep.) the other day とする必要がある。

  ×I told you the book the other day.
 →×the book (that) I told you the other day

  ○I told you about the book the other day.
 →○the book (that) I told you about the other day

 ちなみに、say に関しては次のような間違いも犯しやすい。

 ×I was said not to play in the parking lot.
  (「私は駐車場で遊ぶなと言われた」の英訳のつもり)

 Someone said me not to play in the parking lot. という文はあり得ないので、目的語である me主語とする I was said not to play in the parking lot. という受動態は成立しない。正しくは tell を用いて次のように言う。

 ○I was told not to play in the parking lot.

 これは Someone told me not play in the parking lot. という能動態の目的語である me を主語とする受動態に当たる。

(和文英訳S・第9課のオマケ話)

  
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June 27, 2007

このリンゴを入れていくもの

 このリンゴを入れていくものを何かくれませんか。
→(   ) you give me (   )(               )?

 「このリンゴ」は these apples であって this apple ではない。1個のリンゴなら手で持つかポケットに入れれば足りるので「入れていくもの」は要らない。そもそも日本語では単数複数の区別はしないのでリンゴが5個や10個あっても「これらのリンゴ」や「これらのりんごたち」とは言わない。美空ひばりが歌う「愛燦燦(あいさんさん)」の中に出てくる「過去たち」や「未来たち」は歌詞の中だから許されること。「私たち」のような例外はあるにしても日本語ではふつうは単複の区別をしない。

 「…を入れていく」は、「ものを何か」を修飾する to不定詞句で処理するが、これは to carry ... inであって to put ... in ではない。ここは、ただ「入れる」のではなく、「<入れて>持ち運ぶ」必要がある。
 また、to carry ... in は (that) I can carry ... in という関係詞節に代わるもの。この程度のことを言うのに関係詞節を使うのは大げさすぎる。
 また、to carry ... in の代わりに in which to carry ... は会話文には相応しくない堅い表現。ちょうど in which I can carry ... が会話文に不向きであるのと同じように。
 「ものを何か」には疑問文でも anything ではなく something を用いるが、それは「くれる」かどうかの単なる問いではなく、相手がそれをくれることを期待しての肯定文同様の発言だからに他ならない。

 「くれませんか」という否定の疑問は、「くれますか」という肯定のきつい表現を和らげるためにすぎない。
 同じ和らげるのでも、英語では過去形を用いて Could you give me ...?「もしかするとあなたは…を私にくださることができるでしょうか」や Would you give me ...?「もしかするとあなたは…を私にくださるつもりがおありでしょうか」とする。

(解答例) Could you give me something to carry these apples in?

(和文英訳S・第9課のオマケ話)

  
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June 26, 2007

代不定詞 (× to do → ○ to)

 ×The trouble is that I cannot sleep as deeply as I used to do.

 「困ったことに、この頃は昔のようにぐっすり眠れない」に対する整序英作文の正解として某書に掲載されているこの文は間違っている。
 文末の to doto sleep代不定詞のつもりだと思うが、正しくは to であって to do ではない。従って、次のように訂正しなくてはいけない。

→○The trouble is that I cannot sleep as deeply as I used to.

 出典が示されていないのでどこの大学で出題されたものなのかわからないが、The troulbe is that (as / I / I / to / sleep / do / cannot / as / deeply / used).となっていて do を使うことが義務づけられているのだから、そもそも問題自体が間違っている。
 そこで、この問題は次のどちらかに訂正する必要がある。

訂正案1) The trouble is that (as / I / I / to / sleep / do / cannot / as / deeply / used).(1語除外)
訂正案2) The trouble is that (as / I / I / to / sleep / cannot / as / deeply / used).

 というより、同じなら選択肢をアルファベット順に並べる方がよい。

訂正案1の改良版) The trouble is that (as / as / cannot / deeply / do / I / I / sleep / to / used).(1語除外)
訂正案2の改良版) The trouble is that (as / as / cannot / deeply / I / I / sleep / to / used).

 それにしても、このような根本的で初歩的な誤りが何年も読者から指摘されずにきたのが不思議でならない。 
 
 ちなみに、もとが be動詞の場合の代不定詞to be、そして完了形代不定詞to have であることもついでに覚えておくとよい。

 (a) I am not rich, nor do I wish to be.
   「私は金持ちではないし、またそうなりたくもない」(to be = to be rich)
 (b) "Did you go to last night's party?" "No, but I ought to have."
   「昨夜のパーティに行きましたか」、「いいえ、でも行くべきでした」
   (to have = to have gone to last night's party)

  
Posted by eg_daw_jaw at 06:48Comments(19)TrackBack(0) 学習参考書 

June 25, 2007

名詞を修飾するto不定詞句と分詞句

 次の問題は、担当している教材のものではないが、何人もの受講生から質問を受けたので、ここに掲載して多数の読者に知らせておきたい。

It seemed to me that if there was any trouble, the police were the people (   ).
 A. being sent for  B. that were sent for  C. to send for  D. sending for

(正解) C
(質問) Bではなぜいけないのですか。

 that節過去形主節seemed時制を一致させたものにすぎないので、現在形に置き換えて説明する。

 If there is any trouble, you can send for the police.
 「何か困ったことがあれが、警察を呼びにやることができる」
→If there is any trouble, the police are the people (that) you can send for.
 「何か困ったことがあれば、警察は呼びにやることができる対象の人々である」
=If there is any trouble, the police are the people to send for.

 このように、名詞を修飾するto不定詞句は、何かの助動詞を伴う関係詞節に代わる働きをするが、同じことを受動態で言えば次のようになる。

 If there is any trouble, the police can be sent for.
→If there is any trouble, the police are the people that can be sent for.
=If there is any trouble, the police are the people to be sent for.

 一方、選択肢の(a)と(b)に関しては次のような理屈になる。

 If there is any trouble, the police are sent for.
 「何か困ったことがあれば、警察が(必ず)呼びにやられる」
→If there is any trouble, the police are the people that are sent for. (選択肢 B)
 「何か困ったことがあれば、警察は(必ず)呼びにやられる対象の人々である」
=If there is any trouble, the police are the people sent for.
 (×the people being sent for (選択肢 A))

 *名詞を修飾する分詞句については次の例を参考に。

 「この地域に住んでいる人々」(能動
→○the pople living in this area (= the people who live in this area

 「パーティに招待された人々」(受動
→○the people invited to the party (= the people who were invited to the party
 ×the people being invited to the party
 ×the people having been invited to the party

 結局、警察は、何か困ったことがある場合に呼びにやることができる対象ではあっても、何か困ったことがある場合に(必ず呼びにやる対象というわけではないので、the people to send for (= the people (that) you can send for)や the people to be sent for (= the people that can be sent for)ではあっても、the people sent for (= the people that are sent for)ではあり得ず、それは主節の seemed が示す過去時制一致させて arewere に変えても変わりがないので、the people that were sent for は正解にはなり得ないと結論することができる。

(和訳)何か困ったことがあれば、警察は呼びやることができる対象の人々であるように、私には思われた。

 この訳文で読みづらければ、次のように言い換えて訳せばよい。

 It seemed to me that if there was any trouble, you could send for the police.「もし何か困ったことがあれば、警察を呼びにやることができるのではないかと、私には思われた」

) send for ...「…を呼びに(誰かを)遣(や)る」。


追記

 *「名詞を修飾する能動態分詞句〜ing ...でも、受動態分詞句being+過去分詞 ...ではない」と最初は書いていたが、一概には言えないところもあるので上のように書き換えた。悪しからず。

(英文法S・第9課のオマケ話)

  
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June 24, 2007

宝塚記念はモグラたたきゲームの失敗例に!

レース結果

(1)  ▲ 6 アドマイヤムーン(牡4歳58岩田) +8  2分12秒4
(2)   17 メイショウサムソン(牡4歳58石橋) +2 ◆2分の1馬身
(3)    5 ポップロック(牡6歳58武豊) +8 ぁ2馬身
・・・
(6)   7 カワカミプリンセス(牝4歳56武幸四郎) +6 
・・・
(8) ◎ 2 ウオッカ(牝3歳51四位) +2 
・・・
(12) ○11 ダイワメジャー(牡6歳58安藤勝) −16 


配当

単勝  6  670円
馬単  6→17  3,180円
3連単 6→17→5  15,570円

 終わってみれば4歳牡馬ワンツーに距離適性に難のない6歳牡馬が3着に来たという至って当たり前の決着だった。
 1番人気で 8着の 2 ウオッカも 3番人気で 12着の 11 ダイワメジャーもそれぞれ前走のダービー安田記念では無印にした馬だったのに、ともに予想に反して強い勝ち方をしてしまったので手のひらを返して今回は◎と○に抜擢したが、それがそもそも間違いだった。
 モグラたたきゲームでは、頭を出した後のモグラではなく、次に頭を出すモグラを狙わなくてはいけないが、今回はまさに頭を出した後のモグラを追うのに等しい愚かな予想をして墓穴を掘ってしまった。

 これで前期G1は11戦全敗という不名誉な記録を打ち立ててしまったが、そこは3連単の威力。負け惜しみを言うわけではないが、約2年前に3連単に切り替えてマイルチャンピオンシップ(600倍超)、ジャパンカップ(150倍超)、有馬記念(300倍超)と連覇して以来、競馬専用口座は手付かずだから、11連敗くらいではビクともしない。秋は是非巻き返したいと思う。


3連単の万馬券11回連続成立!

(1) フェブラリーステークス:54,210円 (32→9番人気で決着)
(2) 高松宮記念:546,450円 (1→13→2番人気)
(3) 桜花賞:12,680円 (31→7番人気)
(4) 皐月賞:1,623,250円 (7→15→2番人気)
(5) 天皇賞:306,390円 (2→11→4番人気)
(6) NHKマイルカップ:9,739,870円 (17→1→18番人気)
(7) ヴィクトリアマイル:2,283,960円 (12→9→8番人気)
(8) オークス:57,000円 (5→1→8番人気)
(9) ダービー:2,155,760円 (3→14→4番人気)
(10) 安田記念:63,140円 (23→9番人気)
(11) 宝塚記念:15,570円 (32→4番人気)


追記

 当初 3 番人気だった 11馬体重 16 キロ減もあって 5番人気に降格し、4、5 番人気だった 65 がそれぞれ 3、4 番人気に昇格したため、結局 3→2→4 番人気馬決着になった。
 

  
Posted by eg_daw_jaw at 16:28Comments(3)TrackBack(0) エッセー・雑文など(私生活編) 

第48回・宝塚記念・天邪鬼(あまのじゃく)予想

単勝人気

(1) ◎ 2 ウオッカ(牝3歳51四位) ダービー1 2G1 (3.0倍)
(2)   17 メイショウサムソン(牡4歳58石橋) 天皇賞1 3G1 (5.0倍)
(3) ○11 ダイワメジャー(牡6歳58安藤勝) 安田記念1 4G1 (6.3倍)
(4) ▲ 6 アドマイヤムーン(牡4歳58岩田) 香港G13 1G1 (6.8倍)
(5)   5 ポップロック(牡6歳58武豊) 目黒記念1 0G1 (7.3倍)

 スイープトウショウが出走を取りやめたのは幸い。もし出ていたら天邪鬼(あまのじゃく)ゆえに同馬を馬券の軸にして買って凡走され、「やっぱり見込み違いだったか」という結果になっていた可能性は大だから、それが未然に防げたのが何よりもありがたい。
 牡馬に混じってダービーを3馬身千切って勝った 2 ウオッカがわずか51キロという裸同然の斤量で走れるのはあまりに話がうますぎてかえって気になるが、ここは素直に行きたい。
 17 メイショウサムソンは前走の天皇賞を勝ったとはいえ、7歳のアイポッパーが1番人気(僅差の4着)になるような低レベルのレースで重賞未勝利馬にハナ差の辛勝だからこの豪華メンバーでは分が悪い。
 11 ダイワメジャーは距離がやや長すぎる懸念もないわけではないが、2,000メートルがこなせて2,200メートルがダメということはない。2,500米の有馬記念でも3着を確保しているくらいだから何とかなるが、勝つまでは無理だろう。
 6 アドマイヤムーンは、1、2番人気でもおかしくないと思っていたが、4番人気に留まったのは同馬にとって幸い。過去の戦績で4着以下に落ちて馬券の対象から外れたのは皐月賞とダービーだけだから、今回もしぶとく3着までは確保するのではないか。
 5 ポップロックはG1の勝ち鞍がなく、重賞レースはG2とは名ばかりの目黒記念を僅差で2勝しているだけの実績しかないので、G1馬が揃ったここではとても勝負にならない。


馬券作戦

3連単 2→(6, 11)→(6, 11) 計2点

 1→3→4番人気と1→4→3番人気の組み合わせだから30倍でも御の字と思っていたのに、100倍近くもつくのだから嬉しいと言うほかない。10戦10敗の前期G1だったが、最終戦は是非とも勝利で締めくくりたい。


追記

3連単の万馬券続行中!

(1) フェブラリーステークス:54,210円 (3→2→9番人気で決着)
(2) 高松宮記念:546,450円 (1→13→2番人気)
(3) 桜花賞:12,680円 (3→1→7番人気)
(4) 皐月賞:1,623,250円 (7→15→2番人気)
(5) 天皇賞:306,390円 (2→11→4番人気)
(6) NHKマイルカップ:9,739,870円 (17→1→18番人気)
(7) ヴィクトリアマイル:2,283,960円 (12→9→8番人気)
(8) オークス:57,000円 (5→1→8番人気)
(9) ダービー:2,155,760円 (3→14→4番人気)
(10) 安田記念:63,140円 (2→3→9番人気)
(11) 宝塚記念:?円 (◎→○→▲の 2→11→6 は 1→3→4番人気)

  
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June 23, 2007

It is easy for me to solve the problem.≠The problem is easy for me to solve.

(a) For me, to solve the problem is easy.
(b) To solve the problem is easy for me.
(c) It is easy for me to solve the problem.
(d) The problem is easy for me to solve.

 それぞれの文構造は次の通り。

(a) For me[M], to solve the problem[S] is[V] easy[C].
(b) To solve the problem[S] is[V] easy[C] for me[M].
(c) It[S] is[V] easy[C] for me[M] to solve the problem.
(d) The problem[S] is[V] easy[C] for me[M] to solve[M'].

 さらにto不定詞とその目的語との関係もつけ加えると次のようになる。

(a) For me[M], to solve(V) the problem(O)[S] is[V] easy[C].
(b) To solve(V) the problem(O)[S] is[V] easy[C] for me[M].
(c) It[S] is[V] easy[C] for me[M] to solve(V) the problem(O).
(d) The problem(O)[S] is[V] easy[C] for me[M] to solve(V)[M'].

 最後にそれぞれを直訳すると次のようになる。

 (a) 私にとってその問題を解くことたやすい。
 (b) その問題を解くこと私にとってたやすい。
 (c) 私にとってたやすい。その問題を解くこと
 (d) その問題私にとって解きやすい。

 特に(c)の場合、for meto solve the problem の主語として「私がその問題を解くことはたやすい」と訳すのではなく、(a)や(b)と同様に「私にとって」という副詞句として処理して「私にとってその問題を解くことはたやすい」と訳すのが正しい。
 また、仮主語構文の(c)で真主語to solve(V) the problem(O) から to solve目的語に当たる the problem を抜き出してそれを主題にした文が(d)ということになるが、「その問題を解くこと」について述べる(c)と「その問題」について述べる(d)はもちろん同義ではない。
 ところが、入試では(c)と(d)が同義であるという前提で出題することがないわけではない。その場合に受験生としてどう対処するべきかというと、「この問題は間違っているが、特に咎めないでおいてやるから黙って点だけ寄越せ」と書いても通るわけがない。そういうときは相手のレベルに合わせて「同義」ということにして取り敢えず解答するしかない。

(英文法H・第8課のオマケ話)

  
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June 22, 2007

Do you mind ...? と Would you mind ...?

 「あなたの隣に座っても構いませんか」に対する標準的な英訳として次の4通りが考えられる。

 (a) Do you mind if I sit next to you?
 (b) Would you mind if I sat next to you?
 (c) Do you mind my/me sitting next to you?
 (d) Would you mind my/me sitting next to you?

 (a)が「もし私があなたの隣に座れば、あなたは嫌ですか」という意味であるのに対して、仮定法過去を用いる(b)は「<ずうずうしいことながら>もし仮に私があなたの隣に座るようなことがあるとしたら、あなたはお嫌でしょうか」と断然遠慮深くなるが、どちらも mind自動詞として用いていることに変わりはない。
 一方、mind他動詞として用いる(c)はすでに座っている人の発言として「私があなたの隣に座っていることをあなたは嫌であるか」という意味にもなり得るが、まだ座っていない人が言えば(a)と同様の意味と考えられる。また、同じく mind他動詞として用いる(d)は「もし仮に私があなたの隣に座るようなことがあるとしたら、そのことをあなたはお嫌でしょうか」で(b)と同様に遠慮深くなる。
 ところで、mind他動詞として用いる場合に目的語となる動名詞意味上の主語所有格my で示すべきか目的格me で示すべきかということに関しては、動名詞は名詞の一種であることからすると所有形容詞に当たる所有格my を用いるのが理にかなっているが、「」を意味する語が他動詞である mind の直後にくるために、その他動詞目的語と錯覚されて目的格me を用いることがいつの間にか一般化して正用法と認められるようになっただけでなく、むしろその方が主流になってしまった感がある。喩えは悪いが、いわゆる二号さんだったはずがいつの間にか正妻の座を奪って居座ってしまったようなものと言えるかもしれない。
 ところで「あなたの隣に座っても構いませんか」に対する代表的な応答は、承諾する場合は No, not at all.「いいえ、ちっとも嫌ではありません」、Of course not.「もちろん嫌ではありません」、No, go ahead.「いいえ、どうぞ(そうなさいませ)」、そして承諾しない場合は、Yes, I do.「はい、嫌です」では喧嘩腰だから、それは避けて、例えば I'd rather you didn't.「どちらかというとそうしないでいただきたいものです」あたりが妥当と考えられる。
 ちなみに、I'd rather you didn't. は I'd rather you didn't (than you did). から比較の対象となる than 以下を省いたものに当たり、「私はどちらかというと(あなたが私の隣に座るよりも)あなたが私の隣に座らない方を願うのですが」(didn't = didn't sit next to me、そして did = sat next to me)という意味と解せられる。


追記

 最初は mind に対する訳語として「気になる」を用いていたが、読み返してみて「嫌である」に変更したので悪しからず。

(和文英訳H/C・第9課のオマケ話)

  
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