January 31, 2013

it ... to 〜を用いるtakeの構文のいろいろ

(a) It takes about ten minutes to get to the station.
   「駅まではだいたい10分で行けます」
    (←駅に行きつくことは、約10分を要する
(b) It will take you about ten minutes to get to the station.
   「あなたの脚なら、駅までだいたい10分で行けるでしょう」
    (←駅に行きつくことは、あなたに約10分を要するだろう

(c)(i) It didn't take me long to see what was wrong.
    「どこが故障か、私にはすぐにわかった」
     (←何が不具合であるかがわかることは、私に長い時間を要さなかった
 (ii) It took me a long time to see what was wrong.
    「どこが故障か、私にはなかなかわからなかった」
     (←何が不具合であるかがわかることは、私に長い時間を要した

(d) It would take longer than a lifetime to read all these books.
   「この本をすべて読むのは、一生かかっても無理でしょう」
    (←仮にこれらの本のすべてを読むとしたら、一生より長い時間を要することだろう
    (to read … = if you were to read ...)

 実は、「要する」のは「時間」だけではない。

(e) That is all it takes to be a good writer.
   「優れた作家になるために必要なのはそれだけです」
    (←それは、よい作家であることが要するすべてである)

(f) He doesn't have what it takes to be a leader.
   「彼は、人の上に立つ器(うつわ)ではない」
    (←彼は、リーダー(=人の上に立つ人)であることが要するものを持っていない)


コメント> 2013年01月31日 09:44:33 ファン

 (f)は時事英語でよく見ます。中学英語で、He cannot be a leader.とも言えると思いますが、Does X have what it takes to do-? は、よく使われるとても自然な英語のようです。

コメント> 2013年01月31日 16:08:14 beat_black

 センター試験が終わってから全く勉強に集中できません・・・。私大入試がすぐそこなのに(><) どうすればいいでしょうか?

回答> 道場主

 「どうすればいいでしょうか?」なんて他人に訊いてる場合じゃない。自分で解決しなくては始まらない。


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Posted by eg_daw_jaw at 06:44 講習会・英文法道場 

January 30, 2013

比較構文:村と村をつなぐ橋

 彼が才能を無駄にしていることを考えると、私は耐えられない。
It's more than I can bear to think of his wasting his talents.

受講生:この文の構造がまだわからないので教えてください。
道場主:これが itto 〜 の仮主語構文であることはわかってるよな。
受講生:はい、それは大丈夫です。
道場主:それなら話がしやすい。
受講生:お願いします。
道場主It's という短縮形It is に変えて説明すると、この比較構文道場流ではこんなふうになるんだ。

 It(S1) is(V1) [(C1)more than(O2)] I(S2) can bear(V2)
 to think of his wasting his talents.

 more than は1番村の C地区と2番村の O地区をつなぐ橋だから、構造どおりに直訳すると「彼が自分の才能を無駄にしていることについて考えることは、私が耐えることができる程度を超えている」となって、「…を考えることは私が耐えられる程度を超えている」が「…を考えると私には耐えられない」にあたるんだ。
受講生:1番村の側が C地区なのに、2番村の側が C地区じゃなくて O地区でもいいんですか。
道場主:じゃあ、次の二つを比べてみるといいよ。

(a) You shouldn't carry more money than you need.
   「必要額を超えるお金を持ち歩かないほうがいい」
   You(S1) shouldn't carry(V1) [(O1)more money than(O2)] you(S2) need(V2).
 
(b) Even if you are ill, don't take more medicine than is necessary.
    「たとえ病気でも、必要量を超える薬を飲まないように」
   Even if you are ill,
   don't take(V1) [(O1)more medicine than(S2)] is(V2) necessary(C2).

 (a)の橋は、1番村の O地区と2番村の同じ O地区をつないでるけど、(b)の橋は、1番村の O地区と2番村の S地区をつないでるだろ。
受講生:そうですね。
道場主:つまり、橋がつなぐのは、同じ名称の地区同士じゃなくてもいいってことなんだよ。
受講生:それは知りませんでした。でも、そういうことなら納得しました。
道場主:それはよかった。
受講生:ありがとうございます。
道場主:どういたしまして。


拍手コメント> 2013年01月30日 08:35:40 シーソウ

 同一人物[私]は、職場ではヒラ教員(例えば、C)だけど、我が家では(いちおう)一家の大黒柱(例えば、S)…、下手な喩で失礼しました。

コメント> 道場主

 例えば「市川橋」は、千葉県市川東京都江戸川をつないでいる。つまり千葉側は「」で東京側は「」だから、1番村C地区2番村O地区をつないだり、1番村O地区2番村S地区をつないだりするのに似ている。


コメント> 2013年01月31日 12:22:58 昨年の受講生

 道場流に橋のイメージを例にとって説明するのもいいですが、やはり文法的に解釈するとどうなるかを確認したいので、投稿させていただきます。

 than も含めて、 as, but などは文法用語では "疑似関係代名詞" と呼ばれる位置づけで、前日の記事で書かれていた関係詞のひとつであるとすれば、 (a) は "目的格" の関係代名詞、 (b) は "主格" の関係代名詞であると考えると、 (a) も (b) も直前の先行詞に than 以下の文が修飾していて、「〜を超える(先行詞)は」と説明することはできませんでしょうか?

回答> 道場主

 それは承知の上で、「疑似関係代名詞」という大げさな名称を使うのは好みでないので、敢えて道場流を通している次第。
 それに、そもそも He is two years older than I am. の than が「接続詞」であるのに対して、He has more money than he can spend. の than が「<目的格の>関係代名詞」であると、わざわざ区別することにどれだけの意義があるだろうか。どちらも同じ than という「連結詞」であることには変わりがないのだから。


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Posted by eg_daw_jaw at 07:56 講習会・英文法道場 

January 29, 2013

関係詞の省略は、(that) SV ...を基本に

 もともと「関係詞を欠く関係詞節」というものがあって、それを「接触節」と呼ぶのだとすれば、「ある条件下では関係詞を省略することができる」と言うのは妥当ではないが、それを承知の上で、便宜上しばしば「省略することができる」という説明の仕方をする。
 ただし、「目的格の関係代名詞は省略することができる」というルール?には異を唱えないわけにはいかない。
 こういうルール?を掲げられると、それなら in whichwhichwith whomwhom前置詞の目的語となる「目的格の関係代名詞」だから省略することができるのか、あるいは、非制限用法の Kyoto, which I visited last month の which他動詞 visited目的語となる「目的格の関係代名詞」だから省略することができるのか、と絡みたくなるが、どちらの場合も関係代名詞省略することはできない。
 このように、前置詞直後目的語として並ぶ場合や、先行詞関係詞節の間にコンマの切れ目のある非制限用法の場合は、関係詞として that を用いることができないが、そういうときは、そもそも関係詞を省略することはできない。
 逆に、省略することができるためには、少なくとも関係詞として that を用いることができなくてはいけないということになるが、その条件を満たす that の中で省略することができるのは、その直後が SV、または SV に準じるものである場合であるということが、実例にあたってみれば確認できる。

(a) I don't understand a word you are saying.
   「おっしゃっていることがまったくわかりません」
    a word (that)[O] you[S] are saying[V])

(b) There seemed to be something he wanted done.
   「何か彼がやってほしいことがあるようだった」
    He[S] wanted[V] something[O] done[C].
   →something (that)[O] he[S] wanted[V] done[C]

(c) Is that all you want her to say?
   「彼女に発言してほしいのはそれだけですか」
    You(S) want(V) her(O) to say something(C).
    You want her[S] to say[V] something[O].
   →something (that)[O] you want her[S] to say[V]「あなたが彼女に言ってほしい何か
   →all (that)[O] you want her[S] to say[V]「あなたが彼女に言ってほしいすべて
     (you want は、you(S) want(V) her(O) to say ...(C) の SV にあたる)

(d) This is the telescope he observed that star with.
   「これが、彼があの星を観測するのに使った望遠鏡です」
    He observed that star with[prep.] this telescope[o].
   →This is the telescope with[prep.] which[o] he observed that star.
   →This is the telescope (that)[o] he observed that star with[prep.].
     (he observed は、he(S) observed(V) that star(O) with ...(M)の SV にあたる)

(e) She is not the cheerful woman she was before she got married.
   「彼女は、結婚する前のような陽気な女ではない」
    She[S] was[V] a cheerful woman[C] before she got married[M].
   →the cheerful woman (that)[C] she[S] was[V] before she got married[M].

(f) There is no reason for you to try to become something you are not really interested in becoming.
   「君がなることに本当に興味があるわけではないものになろうと努める理由はない」
    You(S) are(V) not really interested(C) in(prep.) becoming something(o).
    You[S] are not really interested in becoming[V] something[C].
   →something (that)[C] you[S] are not really interested in becoming[V].
     (you are は、you(S) are(V) not really interested(C) in ...(M) の SV にあたる)

(g) This is the only difference there is between them.
   「これが、それらの間にある唯一の違いである」
    There is[V] a difference[S] between them[M].
   →the only difference (that)[S] there is[V] between them[M]
     (there is は、ふつうは文頭にあって SV に準じる扱いを受ける)

(h) A man I thought was honest deceived me.
   「正直だと私が思った男が私を騙したのです」
    I(S) thought(V) (that) he was honest(O).
    I thought (that) he[S] was[V] honest[C].
   →A man who[S] I thought was[V] honest[C]
   →A man (that)[S] I thought was[V] honest[C]
     (I thought は、(that[S] was[V] honest[C])を目的語とする主節の SV にあたる)

(i) The reason he was absent was that he had a terrible headache.
   「彼が欠席した理由は、ひどい頭痛がすることだった」
    He[S] was[V] absent[C] for some reason[M].
   →the reason for which[M] he[S] was[V] absent[C]
   →the reason why[M] he[S] was[V] absent[C]
   →the reason (that)[M] he[S] was[V] absent[C]

(j) I don't like the way she speaks.
   「私は、彼女の話し方が好きではない」
    〇the way in which[M] she[S] speaks[V]
    ×the way how[M] she[S] speaks[V]
    〇the way (that)[M] she[S] speaks[V]

(k) That was the first time I had a part-time job.
   「私がアルバイトをしたのはそれが初めてだった」
    the first time (that)[M] I[S] had[V] a part-time job[O])


拍手コメント> 2013.01.29 07:09 ファン

 Perfection!

コメント> 2013年01月29日 08:05:06 テラ

 Magnificent!

コメント> 2013年01月30日 02:03:16 momo

 初めまして。
 いつも、なるほど!と思いながら読ませてもらっています。
 3月24日の「教育研究セミナー」は学生さん対象ですか?一般でもよろしいのでしょうか?

回答> 道場主

 中学校、高校の先生が対象なので・・・。

コメント> 2013年01月30日 12:21:42 momo

 幼児から高校生までを持つ塾講師なのですが、参加させてもらうことはできますか?

回答> 道場主

 S台教育研究所に問合わせてみたところ、中学校、高校の現役教員に限定とのことで、塾や予備校の講師には、S台講師を含めて受講資格がないとのことなので、悪しからず。

コメント> 2013年01月30日 13:01:53 momo

 ありがとうございます。
 いつか先生の講演が聴いてみたいです。


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Posted by eg_daw_jaw at 06:38 講習会・英文法道場 

January 28, 2013

try to 〜≠ try 〜ing

 いやしくも大学を受験しようという者が try to 〜「〜しようとする」≠trying「〜してみる」を知らないとしたら、「モグリの受験生」の誹(そし)りを免れないが、それはともかく、この2つのうちでは try to 〜のほうが使うチャンスが圧倒的に多いということが、冬の道場のテキストをざっと見ただけでもわかる。

(a) She tried to contact him three times, but his line was always busy, so she gave up.
   「彼女は3度彼に連絡を取ろうとしたが、いつも電話が話し中だったので諦めた」
(b) It may be a character flaw, but I always try to do things by myself to avoid the mistakes that others might make.
   「性格上の欠点かもしれないが、私はいつも、他の人がやりかねない間違いを避けるために物事を自分一人でやろうとする」
(c) There is no reason for you to try to become something you are not really interested in becoming.
   「自分が本当になる気があるわけではないものになろうとする理由はない」
(d) A manager should at least try to help employees get along with each other.
   「管理職は、少なくとも従業員が仲良くし合う助けをしようと努めるべきである」
(e) More important is the fact that he tried to help the others.
   「もっと重要なのは、彼が他の人を助けようとしたという事実である」
(f) Ted almost lost his life trying to save the girl.
   「テッドは、その娘を助けようとして死にそうになった」
(g) You can't just do nothing and wait for happiness to come to you. You must try to grab it.
   「手をこまねいて幸せが訪れるのを待つだけというわけにはいかない。幸せをつかみ取ろうと努めなくてはいけないのだ」
(h) He is always trying to slip out on some pretext or other.
   「彼はいつも、何かと口実をつけて逃れようとしてばかりいる」

(i) I tried writing to her, but she didn't reply.
   「私は彼女に手紙を書いてみたが、返事はもらえなかった」

 以上、(a)〜(h)が try to 〜で、(i)のみが trying だから、その頻度の比は何と8:1に及ぶ。


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Posted by eg_daw_jaw at 06:52 講習会・英文法道場 

January 27, 2013

否定の副詞と倒置

 文や節が動詞を修飾するための「否定の副詞」から始まる場合は、後続が「助動詞主語」(ただし、be動詞単純現在形単純過去形のときは「動詞主語」)という、疑問文の場合と同様に倒置の語順になる。

(a) “I don't like him.” “Neither do I.”
    「私はあの人が好きではない」「私だってそうです」
     (I don't like him, either.→Neither do I (like him).)

(b) I am not rich, nor do I wish to be.
   「私は金持ちではないし、そうなりたくもない」
    (接続詞nor否定の副詞をかねる)

(c) Never before in the history of our school have there been so many problems with bullies.
   「我が校の今までの歴史で、いじめっ子の問題がこれほど多かったことはない」
    (There have never beenNever have there been

(d) No sooner had he seen the police officer than he ran away.
   「彼は警官の姿を見るや逃走した」
    (He had no sooner seenNo sooner had he seen

 ただし、no sooner と同じく no を含んでいても、no doubt 「きっと;おそらく」は否定の副詞ではないので、倒置は起こらない。

  cf. No doubt he will e-mail us when he leaves the hospital.
     「おそらく彼は、退院時にメールをくれるだろう」

(e) Little did I dream that such a terrible thing could occur in the center of Tokyo.
   「そのような恐ろしいことが東京の中心部で起こるだろうとは私は夢にも思わなかった」
    (I little dreamed / I little dreamtLittle did I dream

 ただし、同じ little を含んでいても、little by little少しずつ」は、day by day日増しに」や step by step一歩ずつ」と同様に肯定の副詞なので、後続は倒置にならない。

  cf. Little by little I am beginning to understand mathematics.
     「少しずつ私には数学がわかり始めてきている」

(f) Hardly had he left the house when it began to rain.
   「彼が家を出るか出ないかのうちに、雨が降り出した」
    (He had hardly leftHardly had he left

 ただし、文頭の hardly動詞を修飾するのでない場合は、後続は倒置にならない。

 cf. Hardly a day goes by without there being a traffic accident of some kind on this road.
    「この道路では、ほとんど毎日のように何らかの交通事故がある」
     (Hardlya修飾し、Hardly a が day を修飾する関係)


コメント> 2013年01月27日 18:36:12 ディーソウ

 低レベルの質問で恐縮です。

 (C)で倒置を戻した文 (i) There have never been so many problems with bullies before in the history of our school.

 これは、(ii) Never have there been ... .
としても、文法的には正しいと思うのですが、たいていは、(iii) Never before in the history〜school have there been ... . の形で見ますし、Never 以外の副詞もhaveの前に出した方が、圧倒的に分かり易い気はします。
 そこで、 (i) の倒置は、(iii) が普通であるとしても、(ii) は許されるか。◆never が否定する語(句)は、あくまで述語の have been でよいか。

 入試では、昨今書き換え問題はほとんど目にしなくなりましたが、生徒に倒置の問題を練習させると、(ii) のような解答を書く場合が少なくありません。
 お手隙のときに、ご回答頂けますと幸いです。

回答> 道場主

 同じことを考えて、ずいぶん前にネイティヴ・チェックにかけたところ、有無を言わさず却下され、倒置を戻した文 も There have never been so many problems with bullies before in the history of our school. ではなく、There have never before in the history of our school been so many problems with bullies. であるべしと指摘されたことがあり・・・。

コメント> 2013年01月28日 09:48:43 ディーソウ

 早々に回答頂き、誠に有難うございます。

 "Never+副詞(句)+V+S ..." のように、「Neverの誘いを断れない、気弱な副詞(句)」ということで、今後は説明をしてみたいと思います(笑)。

コメント> 道場主

 結局、「わが校の歴史が始まってから現在にいたるまでのいつであるかを問わず・・・ない」と言いたいからこそ、never と before 以下をセットにする必要があるのではないか。

拍手コメント> 2013.01.28 16:14 ディーソウ

 確かに、そのように考えると、ネイティブが「後ろには残さない」というのが、よく分ります。有難うございました!


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Posted by eg_daw_jaw at 06:28 講習会・英文法道場 

January 26, 2013

先行詞がreasonだからといって

受講生:This is the reason why he gave for what he did. が間違ってる理由を確認しに来ました。
道場主:じゃあ言ってごらん。
受講生:はい。先行詞の reason はもともと he gave の目的語だから、関係詞は、why じゃなくて whichthat でなくちゃいけないんですよね。
道場主:そのとおり。the reason (   )(O) he(S) gave(V) ... という関係だから、目的格関係代名詞として whichthat、または省略する形もありなんだ。

 〇This is the reason which he gave for what he did.
 〇This is the reason (that) he gave for what he did.

受講生:よかった!
道場主:関係詞が苦手だって言ってたけど、ちゃんとわかってるではないか。
受講生:でもまだ不安があったから訊きに来たんです。
道場主:この間来た時は、この程度のことも怪しかったから、格段の進歩だよ。
受講生:ありがとうございます。
道場主:いや、ホントのことを言ったまでだよ。
受講生:ところで先生、逆に reason の後が why になるのはどういうときか、何か例文をお願いします。
道場主:例えば This is one of the reasons why he has left his hometown. とか。
受講生:説明をお願いします。
道場主:He has left his hometown for several reasons. + This is one of them(= the reasons). = This is one of the reasons for which he has left his hometown. で、for which関係副詞に置き換えれば why だから、This is one of the reasons why he has left his hometown. ということでどうだ。
受講生:よくわかります。訳は「これが、彼が故郷を離れた理由の一つである」ということでいいですか。
道場主:もちろん。


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Posted by eg_daw_jaw at 07:02 通常授業 

January 25, 2013

晴れてしばらくは失業者

pad

 昨日の午前中に、二次・私大演習授業の最後の担当分が終わって、今日から、いや正確には昨日の昼前から、晴れて向こう2ヶ月間にわたる失業者の身となった。
 何しろ3月24日に現役の高校の先生を迎えて行う「教育研究セミナー」の日まで教壇に立つ仕事は皆無だから、その間は授業の報酬としての収入は途絶えるとしても、自由に使える時間がこれだけあるのは願ってもないこと。
 1年の6分の1にあたる2ヶ月もの休暇など、堅気(かたぎ)の給料取りの人には叶わない夢だから、それを考えれば、ヤクザ予備校講師という身分で本当によかったとつくづく思う。
 これだけの時間が自由に使えるのであれば、旅行するもよし、充電するもよし、執筆するもよしで、今年は、1週間ほどの旅行に出かけるのを除いて、大半を執筆に費やそうと思う
 予備校講師として、話術を含めたパーフォーマンス力に長(た)けていれば、授業一本で勝負する道を選んだかもしれないが、生憎(あいにく)そうした才に恵まれていないために、授業のほかに執筆も行うという「二足の草鞋(わらじ)」を履いてきた者にとっては、この2ヶ月のありがたい休暇を有効に使わない手はない。
 そこで、入試が終わるまで当分の間は、校舎で時々訪れる受講生の質問に答えながら、原稿書きに勤(いそ)しむことにしたい。


拍手コメント> 2013.01.25 18:17 ファン

 大拍手!

コメント> 2013年01月26日 01:10:33 *むーみん*

 執筆陰ながら応援しております!
 S台にもいらして下さいね!

 今日は沢山為になるお話聞けて良かったです!
 投げやりになりかかっていた受験への気持ちを取り戻せました!
 兎に角先生にアドバイス受けたとおりに最後まで尽くしたいと思います!!

 羊羹ご馳走様でした♪
 美味しかったです^^!


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Posted by eg_daw_jaw at 06:28 エッセー・雑文など(予備校編) 

January 24, 2013

場所のwhereと時のwhen

(a) What do you want to be when you grow up?
   「おとなになったら何になりたいですか」
(b) Where there is a will, there is a way.
   「精神一到、何事か成らざらん(←意志があるところには、道がある)」

2択
Please put the magazine back (   ) you finish.
 A. when  B. where

 put … back の後には、Please put the magazine back where you found it. 「雑誌をもとあったところへ戻しておいてください」のように where節 がくるのが定番だからという理由でうかつに where を選ぶと見事に外れ。
 ここは、「終わったら、雑誌をもとに戻す」のであって、「終わるところに雑誌を戻す」のではない。
 Please put the magazine back (where you found it) when you finish. 「雑誌を(もとあったところへ)戻しておいてください、終わったら」のように where節 を補ってみるとよい。

正解) A
完成文)Please put the magazine back when you finish.
      「終わったら、雑誌を戻しておいてください」

 ちなみに、次の例は、場所where節when節 の両方を含む欲張りな文。

 cf. You should put the tools back where you found them when you have finished using them.
    「道具類を使い終わったら、もとあったところへ戻しておくように」


コメント> 2013年01月24日 12:43:03 yokotea

 when you finish と whwn you have finished で、違いはありますか?

回答> 道場主

 finish は瞬間動作なので、when you finish終わるとき」も when you have finished終わってしまうとき」も実質的にほとんど変わりはないと考えてよいのではないだろうか。

コメント> 2013年01月25日 02:08:17 yokotea

 いつも明快なご説明ありがとうございます。
 正誤問題でdepending⇒dependenceと解答が示されている問題がありました。Depending on〜can lead to... 「〜への依存は...に至る可能性がある」という文だったのですが、動名詞がなぜ不可なのか分かりません。お教えいただければ幸いです。

回答> 道場主

 動名詞を用いるのは誤りではないとしても、せっかく純然たる名詞があるのだから・・・。
 
コメント> 2013年01月25日 10:02:50 EL

 やはり文法関連なんでしょうか。個人的には"読解指南"も受けてみたいのですが。

コメント> 2013年01月25日 21:11:43 Shun

 Yokotea san,
 Depending on は文法的に間違いではないので、これを不可とするのはできないと思います。ただ次の2点のいづれかの理由で、その出題者は不可と考えたのではないでしょうか。
 1.〜への依存 という日本語に忠実な英訳はDependanceだから。(〜に依存すること であれば可?)
 2.Depending on〜は、〜次第でという意味でよく使われる表現なので、文末まで読み進めないと意味を取り違える可能性があり読み手にストレスをかける英文になりうるから、その危険を避けるためにDependance。


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January 23, 2013

場所のinと時のin

This river is dangerous to(   )in July.
 A. swim  B. swim in  C. swim in it

 It is dangerous to swim in this river in July. 「7月にこの川で泳ぐのは、危ない」という仮主語構文真主語にあたる to swim in this river in July に含まれる前置詞 in目的語である this river を主題として言い換えると、This river is dangerous to swim in in July. 「この川は、7月に泳ぐのは危ない」という文ができる。
 この場合、This river は、文の主語であると同時に、後続の to不定詞句に含まれる前置詞 in意味上の目的語をかねるので、改めて目的語として it という代名詞を必要としない。
 その結果、in in と同じ前置詞が二つ並ぶことになるが、何の支障もない。

正解) B
完成文This river is dangerous to swim in in July.
      「この川は、7月に泳ぐのは危ない」

 ところで、It is dangerous to swim in this river in July. = This river is dangerous to swim in in July. とすることには異議を唱えざるを得ない。
 そもそも It(= to swim in this river in July)「7月にこの川で泳ぐこと」を主題とする文と、This river「この川」を主題とする文の意味が同じであるわけがない。
 この理屈は、easy / hard / difficult / impossible などを用いる場合と変わらない。

 cf. (i) It is very easy to grow oregano.
      「オレガノを栽培することは、非常に容易である」
       (「オレガノを栽培すること」について述べる文)
   (ii) Oregano is very easy to grow.
      「オレガノは、非常に栽培しやすい」
       (「オレガノ」について述べる文)


コメント> 2013年01月23日 09:55:18 シーソウ

 ところで〜とすることには異議を唱えざるを得ない。
⇒このような丁寧な文法説明も、受験生は読み飛ばさないでください。


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Posted by eg_daw_jaw at 07:06 講習会・英文法道場 

January 22, 2013

二次・私大演習授業・初日

 昨日の月曜日、午後の二次・私大演習授業のために午前のうちから某校舎に顔を出した時に校舎長から聞かされたのは、「センター試験の成績が芳しくなかったことを嘆く受講生が少なくなかったので、その対応に忙しかった」という趣旨の報告だった。
 今のところ、平均点が昨年度と比べてかなり下がるだろうと予想されているので、たとえ予定していた点数が取れていなくても、あまり悲観したり、早まってむやみに志望を下げたりしないほうがよいと思うが、いずれにしても終わったものについて今さら悔いても仕方がない。
 少なくとも、センター試験の成績が振るわなかったからといって、不貞腐(ふてくさ)れて諦めてしまっては元も子もない。ここは、現実を素直に受け入れた上で、何とか盛り返してやろうというしぶとさとたくましさがぜひほしい。
 「授業に出る元気もない」などと言って逃げだすようでは見込みがないが、何とか頑張って授業に出席すれば、色々と合格につながる話が聞けて、それがキッカケで元気を取り戻せないことはなく、また、各授業で5〜6点ずつ得点力を上げれば、挽回は十分可能になる。
 そうしたことを授業の冒頭で話した時の反応は今ひとつだったが、受講人数が思った以上に多かったので、挽回可能な受講生もその分だけ多いに違いないと思うことにしたい。

受講生:昨日のセンター試験で、英語はまあまあだったんですけど、国語で大失敗をしました。
道場主:それで英語は何点だったんだ?
受講生:200点満点で186点でした。
道場主:14点もどこで落としたんだ?
受講生:実は発音アクセントが全滅で、ほかは全部正解でした。
道場主:まさか、一番取りやすいところで落とすなんて、もったいない。
受講生:最初は全部できたから満点だと思ってたんですけど、実際は全部間違ってました。
道場主:でも、国公立大志望じゃなくてよかったよ。
受講生:それより国語で時間配分を誤ったために、理系のヤツにも負けたんですから、悔しいです。
道場主:それも私大の本番じゃなくてよかったと考えればいいよ。
受講生:そうですね。これ以上の失敗はもうやらないですから。

 授業後には、こんなやりとりもあった。


コメント> 2013年01月22日 07:07:46 ファン

 国公立の二次試験まで約35日。ということは、夏休みが1つあるのに、ほぼ等しい。途中に私大の試験があるが、ここからの粘りが大事ですね。


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Posted by eg_daw_jaw at 06:26 勉強法・合格作戦など