September 30, 2014

one's own

Each culture has its own way of talking about the weather.
「文化によって天候の表し方はそれぞれ異なる」

 形容詞own所有格itsの後に続けてits ownとすると、itself所有格と考えられるものになるが、代わりにitself'sと言えるわけではない。
 この文の直訳は、「それぞれの文化が、『それぞれの文化それ自体の』天候についての話し方を有する」となる。

いじわる4択
I haven’t got enough money to buy a (   ).
 A. car of mine  B. car of my own  C. car of myself  D. my own car

 「買う」のは「一台の『私自身の』車」ということになるが、それはa car of my ownであって、a car of myselfではない。
 また、a my own carでは、不定冠詞a所有格myがdeterminerとして重なるので、a my car (正しくはa car of mine) と同様の誤りになる。
 そして、a car of mineは「私の数台ある車のうちの一台」だから、「売る」ことはできても「買う」ことはできない。

正解) B
(完成文)I haven’t got enough money to buy a car of my own.
     「私には、マイカーを買うだけのお金はない」


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Posted by eg_daw_jaw at 07:34 通常授業 

September 29, 2014

質問も受講料のうち

元受講生A(以下A):こんにちは。
道場主:あれっ、今日は大学は?
A:来週からです。
道場主:ずいぶんゆっくりなんだな。
A:まだ残暑が厳しいですからね。
道場主:それで今日はクラスリーダーとして来たってわけか。
A:でも今日の仕事はほとんど受講生の質問対応ですけどね。
道場主:それなんだけど、テキストや勉強法の質問でも、敢えて講師を避けてクラスリーダーにする受講生が多いよね。
A:多いですね。畏れ多い先生より僕らのほうが訊きやすいんだと思います。
道場主:本当は講師に訊かなきゃいけないんだけどな。
A:おっしゃるとおりです。僕なんか去年しつこいほど先生のところに質問に行きましたからね。
道場主:そう、ホントにしつこかったな。(笑)
A:同じクラスのBとCもそうだったんですけど、中でも天邪鬼のCなんかは質問に行く受講生が一番多いX先生のところへだけは絶対に行かないで、先生のところにばかり行ってましたよね。
道場主:そうやって3人とも僕をいい意味で利用したから無事に難関大に受かったわけだよ。
A:まったくそのとおりです。
道場主:でも、毎週のように僕をタダ家庭教師として使ってたから、君たち3人で年間受講料の1人分くらいは取り戻したんじゃないか。
A:はい、残りはバイトして取り戻します。(笑)
道場主:でも今年は、去年とは打って変わって、どの校舎も質問にくる受講生が少ないから心配してるんだ。
A:そうなんですか。去年は僕ら3人がクラスを引っ張ってる感じだったんですけど、今年はそういうのがいないんですかね。
道場主:講師に質問して答えてもらうのも受講料のうちなんだから、もっと積極的に僕を利用して払った受講料をどんどん取り戻せばいいのに、何でそれをやらないのかね。
A:ホントにもったいないですね。
道場主:講師をいい意味で利用することで、取り戻す受講料が多ければ多いほど受かる可能性が高くなるって君たち3人が証明したようなものだから、今年の受講生にもぜひ見倣ってほしいよ。
A:はい、僕もそうであってほしいと思います。


<コメント> 2014年09月29日 15:08:58 モダンタイムス

 今日の先生の記事を読んで、私が受験生時代に愛読させて頂いていた「だから英文法は嫌われる」の一文「予備校は寄席じゃない。」「講師のいい部分を一つでも二つでも吸収しなければ自分の損だ。」(微妙に内容が違っているかもしれません。申し訳ありません。)を思い出しました。

 私は「授業内容や授業の進め方が良く、人柄もいい先生」の授業は欠かさず出席していたのはもちろんですが、「内容はいいが、厳しいことを言う先生」の授業も「本来の自分の目的」を考え、欠かさず出席していました。
 また、「内容や授業の進め方はイマイチだが、人柄のいい先生」の授業も先生がおっしゃっていたように、授業中に得るべきものもあったので、出席するようにしていました。(どうしても内容に我慢できない時は、テキストの文法事項のページを開き、文法事項の内容をおぼえたりしていました。先生には申し訳なくも思いましたが。)
 なお、私の場合、幸運にも「授業内容も人柄も難あり」な先生には当たりませんでした。

 20年程前から教育業界では「授業内容や講師の人柄」を通り越して「講師の性別や年齢、挙句の果てには講師の趣味」といったことまで「生徒様の御要望にお応えします。」といった宣伝をするような所もあるようで、先生が以前「だから英文法は嫌われる」で書かれていた「講師への最低限の思いやりのない生徒が、どうやって大学で知的なことを学ぶのか。」のお言葉(これも内容が微妙に違うかもしれません。申し訳ありまん・・・)が失礼ながら虚しく響いてきてしまいます。

 とにもかくにも、今の生徒さんたちには講師や授業を「講師がなんたらといった、どうでもいいこと」ではなく「授業内容といった、中身」で選んでもらいたいものです。

 「授業内容も授業の進め方も、そしてお人柄も」優れていると推察される先生のブログ(そして、講師や授業を選ぶ眼力に優れていると推察される、このブログを読まれている優秀な生徒さんたちに対しても)にこのようなコメントをして、申し訳ありませんが・・・

 長文、失礼しました。


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Posted by eg_daw_jaw at 07:03 エッセー・雑文など(予備校編) 

September 28, 2014

some / any / none

(a) Oh, we’ve run out of tomatoes. Could you get [some] on your way home.
  「あら、トマトをきらしちゃったわ。帰りに買ってきてくれる?」
  (some tomatoesから反復にあたるtomatoesを省いてsome
(b) At the bookstore across from the station, I looked for books on Japan, but I couldn’t find [any].
  「駅の向かいの書店で、私は日本に関する本を探したが、見つけることができなかった」(any books on Japanから反復にあたるbooks on Japanを省いてany

いじわる4択
“Do you have any objections to the plan?” “(   ) at all.”
  A. No  B. None  C. No one  D. Nothing

 anyを用いて行う「objections to the planがいくつかでもあるか」という問いに、noを用いて「objections to the planがまったくない」と答えたいが、objections to the planを反復しないためにはどうするか。
 上の(a)と(b)で、それぞれsome tomatoesから反復にあたるtomatoesを省いてsome、およびany books on Japanから反復にあたるbooks on Japanを省いてanyだから、それに倣えば、ここはno objections to the planから反復にあたるobjections to the planを省いてnoだけを残せばよいことになるが、実際はそうしないで、代わりにnoneを用いる。
 他の選択肢については、no oneは「人が誰もいない」、そしてnothingは「物が何もない」であって、いずれも「objections to the planがまったくない」という意味にはあたらないので適さない。

 I bought [some (tomatoes)].→I bought [some].
 I couldn’t find [any (books on Japan)].→I couldn’t find [any].
 [No (objections to the plan)] at all→[None] at all (×[No] at all

正解) B
完成文)“Do you have any objections to the plan?” “[None] at all.”
      「その計画に対して異議はありますか」「まったくありません」


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Posted by eg_daw_jaw at 07:00 通常授業 

September 27, 2014

独立所有格

いじわる4択
Whose house is this? It’s ten times the size of (   ).
 A. me  B. mine  C. my  D. my one

 it(= this house)「この家」と比較されるのはmy house「私の家」であってme「私」ではないが、houseの反復を避けるためには、単にhouseを省いてmyだけ残すのではなく、また、houseをoneに置き換えてmy oneとするのでもなく、[my house](所有格名詞)に代わるものとして [mine](独立所有格)を用いるのが正しい。

 my house→×my / ×my one / 〇mine
 (Tom's car→〇Tom's所有格ではなく独立所有格))

 また、my oneは誤りだとしても、たとえばsmallという形容詞を伴うのであればmy small oneとするのに支障はない。

 my small house→〇my small one

 ちなみに、ten times [the size of] …はten times [as large as] …に代わる倍数構文の形。

 cf. This house is ten times as large as mine.
   「この家は、私の家の10倍の大きさがあります」

正解) B
完成文Whose house is this? It’s ten times the size of mine.
     「この家はどなたのですか。私の家の10倍の大きさがあります」


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Posted by eg_daw_jaw at 07:30 通常授業 

September 26, 2014

itとoneの使い分け

(a) I lost my camera during my trip to Florida last winter, so I must buy [one] for my next trip to Canada.
  「私は、この前の冬フロリダ旅行中にカメラを失くしたので、今度のカナダ旅行用に一台買わなくてはいけない」

 「買う」のはone(= a camera)という「不特定単数のカメラ」であって、it(= my camera, which I lost during my trip to Florida last winter)「この前の冬フロリダ旅行中に失くした、私のカメラ」という「特定単数のカメラ」ではない。
 そもそも、失くしたカメラを買うのは、蚤の市(のみのいち)か何かで偶然に見つけるような奇跡でも起こらないかぎり無理だろう。

(b) Bob has caught a fish, and we are going to eat [it].
  「ボブが魚を一匹捕えたので、私たちはそれを食べるつもりだ」

 「私たちが食べるつもり」なのは、it(= the fish (that) Bob has caught)「ボブが捕えたその魚」という「特定単数の魚」であるのは言うまでもない。

(c) She had never seen an elephant before she saw [one] at the circus.
  「彼女は、サーカスで見る前は象を見たことがなかった」

 「見たことがあった」のであれば、「サーカスで見た」のは「見たことがあったその象」という「特定単数の象」だからitを用いることになるが、ここは「見たことがなかった」と言っているのだから象は特定されることがなく、「サーカスで見た」のはone(= an elephant)「不特定単数の象」であると考えられる。

(d) “Have you ever seen a koala?” “Yes, I saw [one] in Australia last year.”
  「コアラを見たことがありますか」「はい、去年オーストラリアで見ました」

 「見たことがあるか」と尋ねるだけではコアラは特定しないので、「去年オーストラリアで見た」のはone(= a koala)「不特定単数のコアラ」にほかならない。

(e) If you need a pencil, here’s [one].
  「鉛筆が必要なら、ここにあります」

 「もし必要であれば」と言うだけでは鉛筆は特定されないので、「ここにある」のはone(= a pencil)という「不特定単数の鉛筆」のはず。

(f) If I had a bike, I would lend [it] to you.
  「もし私が自転車を持っていれば、貸してあげるんだけど」

 「私があなたに貸す」のは、仮定法過去によって「私が持っている」と仮定される「特定単数の自転車」なので、代名詞はitということになる。


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Posted by eg_daw_jaw at 09:54 通常授業 

September 25, 2014

思わぬお宝

 我が大学受験時代にお世話になった駿台高等予備校(現在の駿台予備学校)の開講日に、創始者で校長の山崎壽春先生が、ご高齢の身体を部下に支えられながら各教室を回って受験生を激励されたのは今でも懐かしく思い出すが、それは亡くなる前の年のことだった。
 あれから50年を経た先日、駿台文庫のM部長がヤフー・オークションで、その山崎壽春先生の著書である「一・二年生の急所を掴む 英文法」(駸々堂 昭和11年5月5日第1版発行)の第3版(昭和13年3月15日第3版発行)をわずか1,000円で落札することに成功し、それを入手した直後に見せてもらう幸運に浴することができたので、その一部を紹介する。

(53) 仮定法現在(Subjunctive Present)
 現在又は未来の事柄に関して不確実な条件を表はすに用ひる形で、人称及び数にかかはず常に動詞の根形(複数の現在動詞)を用ひる。即ち第三人称単数の場合でも“s”を附けないのである。

 「仮定法」の「仮」、「関して」の「関」、「不確実」の「実」、「条件」の「条」、「人称」の「称」、「複数」の「数」、「即ち」の「即」、「第三人称単数」の「単」など、実際はすべて旧漢字を用いているが、残念ながらパソコンで変換することができない。
 また、「動詞の根形(複数の現在動詞)」のカッコ内は気になるが、それはともかく、「原形」でなく「根形」としているのは、root infinitiveという英語を反映してのものだろうか。

(56) 仮定法過去完了(Subjunctive Past Perfect)
 過去の事実の反対の仮定を表はす形で、動詞は過去完了形である。之が結びの文節には“should(would, could等)+have+過去分詞”の形を用ひる。
一般の形式。
 If 〜+過去完了, 〜 should / would / could+現在完了

 助動詞の過去形の後が、初めの説明では「have過去分詞」であるのに、その後の「一般の形式」のところでは「完了形」ならぬ「現在完了」になっているのは、厳密に正しくないが、それもご愛嬌か。
 また、仮定法の帰結節で用いる助動詞は、今ならwould / might / couldだろうが、それがshould / would / couldであるところが面白い。

(57) 注意すべき仮定法の用法
 ・・・
 [D] As if … / As though+仮定法。
 as if 又は as thoughの後には仮定法を用ひ、(恰も〜かの如く)の意を表はす。
 ァHe cries as if he were a girl.
   (丸で女の子のやうに泣く)。
 ΑHe looks as if nothing had happened.
   (彼は何事もなかったかのやうな顔をしてゐる)。
 ・・・
 [E] If it were not for … / Were it not for …(〜なかりせば)。
 ・・・
 
 「恰も(あたかも)」や「なかりせば」は、もはや今では聞くことがなくなった。

例題(33)
次の文を英訳せよ。
・・・
  僕は洋行することが出来ればよいのになあ。

 「洋行」ということばは、大正元年生まれの父が生前に使うのを何度か聞いたことはあるが、今どき誰も使わないだろう。

 それにしても、旧仮名遣いの活字を見るのは何年ぶりのことだろうか。


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Posted by eg_daw_jaw at 07:08 エッセー・雑文など(予備校編) 

September 24, 2014

×a my friend / 〇the car’s engine

受講生determiner(限定詞・決定詞)は、1個の名詞に1個ですよね。
道場主:もちろん。
受講生:それで、a my friendだと、a friendのamy friendのmyで、determinerが2個になるから間違いで、a friend of mineとしなくてはいけないのはわかるんですけど、the car’s engineはどうでしょうか。
道場主:ああ、それか。
受講生:定冠詞のtheと所有格のcar’sですから、a my friendと同じタイプの間違いになりませんか。
道場主:ならないよ。
受講生:どうしてですか。
道場主:それは、theがcarを限定し、the carの所有格にあたるthe car’sがengineを限定する関係だから大丈夫。
受講生:すみません、もう一回お願いします。
道場主theはengineではなくてcarのdeterminerで、[the] carは「『その』車」。そして、the carの所有格にあたるthe car’sがengineのdeterminerで、[the car’s] engineは「『その車の』エンジン」ということだよ。
受講生:そういうことでしたか。
道場主:ほかの例で、たとえばmy father’s carなんかでも理屈は同じだよ。myがfatherを限定し、my fatherの所有格にあたるmy father’sがcarを限定して、[my father’s] carは「『私の父の』車」だからな。
受講生:そうですね。それと、もう一つあるんですけど。

 “Have you ever read any Akagawa Jiro novels?” “Yes. I read one the other day.”
 「赤川次郎の小説を読んだことがありますか」「はい、先日読みました」

 この問いの文のany Akagawa Jiro novelsについてお願いします。

道場主Akagawa Jiro’sと違って、Akagawa Jiroは所有格じゃないから大丈夫。ここは、anyがAkagawa Jiro novels「赤川次郎(の)小説」を限定する関係として正しいんだ。
受講生:やっぱりそうでしたか。ありがとうございました。


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Posted by eg_daw_jaw at 09:03 講習会・英文法道場 

September 23, 2014

断片ではなく全体で考える!

いじわる4択
In those days climbing mountains (   ) my favorite activity.
 A. are  B. is  C. was  D. were

正解) C
完成文In those days climbing mountains was my favorite activity.
     「その当時、山に登ることは私の最も好きな活動だった」

受講生:どうしてwasなのか教えて下さい。
道場主:授業で言ったとおりだよ。
受講生:すみません。もう一回お願いします。
道場主In those daysが「過去」のを表す副詞句だからだよ。
受講生:そういうことでしたか。
道場主:そんなことは、文全体を見れば直ちにわかることではないか。
受講生:そうですね。
道場主:常に断片じゃなくて全体で考えるようにしなくちゃ。
受講生:はい。それで過去だってことはわかったんですけど、どうしてwereじゃないんですか。
道場主主語climbing mountainsで、「山に登ること」という意味の動名詞句だから三人称単数なんだ。
受講生:動詞のすぐ前がmountains複数だからwereだと思いました。
道場主:ほら、また全体を見ないで空所の直前だけ見るからそういうことを言う。
受講生:はい、またやってしまいました。
道場主:この際、動詞の直前のmountainsは関係ないよ。主語climbing mountains「山に登ること」という動名詞句なんだから。
受講生:そうですよね。
道場主:じゃあ、応用問題。こんなのはどうだ。

2択
 Eating apples (   ) tastier than cooking apples.
  A. are  B. is

受講生:正解はBですね。
道場主:ブーッ。
受講生:エッ、違うんですか。
道場主:また、全体を見ないで部分だけ見る悪い癖が出た。
受講生:でも、Eating applesは「リンゴを食べること」という意味の動名詞句ですよね。
道場主:そう思うんだったら、それで和訳してみな。「リンゴを食べることは、リンゴを料理することよりも味がいい」って意味が通じるか。
受講生:通じませんね。
道場主Eating applesは「リンゴを食べること」という意味の動名詞句じゃなくて、「(生で)食べること<を目的として用いる>リンゴ」、つまり「生食用のリンゴ」なんだ。
受講生:そんなのがあるんですか。
道場主動名詞名詞を並べて、動名詞名詞の「目的用途」を表す表現があるだろ。たとえばsleeping pillsは「眠ること<を目的として用いる>錠剤」、つまり「睡眠薬」だし、a smoking roomは「喫煙すること<を目的として用いる>部屋」、つまり「喫煙室」。
受講生:知りませんでした。
道場主:知らないものはしょうがないけど、ちなみに、cooking applesは「(加熱)調理すること<を目的として用いる>リンゴ」、つまり「加熱調理用のリンゴ」なんだ。
受講生:つまり、主語のEating apples「生食用のリンゴ」は三人称複数というわけなんですね。
道場主:そういうこと。
受講生:だから動詞はareということですか。
道場主:そのとおり。

正解) A
完成文Eating apples are tastier than cooking apples.
     「生食用のリンゴは、加熱調理用のリンゴより味がいい」


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Posted by eg_daw_jaw at 07:00 通常授業 

September 22, 2014

statisticsの単複

誤文)Physics are the scientific study of matter and energy and the effect that they have on each other.

受講生:この文章のどこが間違ってるのか教えてください。
道場主:「文章」じゃなくて「」だろ。
受講生:はい、「この」でした。
道場主:授業で説明したのを聴き洩らしたってわけか。
受講生:すみません。ノートを取るのに必死でした。
道場主:文の構造を説明するために板書した the scientific study of [matter and energy] and [the effect that they have on each other]のところを写してたんだな。
受講生:そうだと思います。
道場主:じゃあ訊くけど、主語のPhysicsって何だ。
受講生:「物理学」です。
道場主:「物理学」という1個の学問は三人称複数か。
受講生:いいえ、単数です。
道場主:だったら、Physics [are] …じゃなくてPhysics [is] …だろ。
受講生:そうですね。
道場主:physicsがsで終わってるからって複数じゃないのは、「数学」のmathematicsだって「統計学」のstatisticsだって同じだろ。
受講生:はい。
道場主:もっとも、statisticsは「統計学」のときは三人称単数でも、「統計上の数字)」なら三人称複数だけど。

 cf. (i) Statistics [is] the subject I hate most.
     「統計学は、私が一番嫌いな学科です」
   (ii) Statistics [show] that the economy is continuing to grow.
     「統計は、経済が成長し続けていることを示している」(×shows)

受講生:授業でやりましたね。
道場主:そこはちゃんと聴いてたんだ。
受講生:はい。

訂正文Physics [is] the scientific study of matter and energy and the effect that they have on each other.
      「物理学は、物質とエネルギー、および、その二つが及ぼし合う現象を科学的に研究するものである」


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September 21, 2014

誤答例で復習(冬の道場のデモ授業)・その4

条件付き英作文
 彼は自尊心が強いので、そのように不当に扱われることは許せなかった。
 (didn’t allow / to accept / unfair treatment)(10語)

 His pride didn’t allow him to 〜「彼の自尊心は、彼が〜するのを許さなかった」という形を用いることに気づかないと始まらない。
 「そのように不当に扱われる」は、accept such unfair treatment「そのような不当な扱いを受け入れる」とする。

正解His pride didn’t allow him to accept such unfair treatment.

誤答例1>His pride didn’t allow [himself] to accept such unfair treatment.
 主語がheではないのに、目的語に再帰代名詞であるhimselfを用いる理由がない。
 cf. He cut himself while shaving.
   「彼は髭を剃ってるうちに切り傷をつくってしまった」

誤答例2>His pride didn’t allow him to accept [so] unfair treatment.
 soが使えるのは、so many booksやso much moneyのように数量の大小を表す形容詞の場合は別として、たとえばso good a bookのように不定冠詞a/an)を伴うとき。
 一方、suchは、such a good bookのように不定冠詞を伴うときも、such good booksのように不定冠詞を伴わないときも使える。


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Posted by eg_daw_jaw at 08:13 講習会・英文法道場