June 30, 2015

過去問をいつやるか?

 あの林先生のおかげかせいか、何事でも「いつやるか?」には「今でしょ!」と反射的に答える癖がついてしまったが、「過去問をいつやるか」に関しては、「今でしょ」は必ずしも正解ではなく、まだ学力が大きく不足している段階で、本番さながらに時間を決めて解いてみてもあまり意味がない。
 まずは入試問題を解くための基礎学力をつけるのが先決であるのは言うまでもないが、自分が受ける大学の問題についてまったく無知のままでは効果的な受験勉強をすることは難しいので、少なくとも、志望大学を決めた時点で「過去問」には一通り目を通して、その「傾向」と「難易度」についてある程度の見当はつけておかなくてはいけない。
 そして、地道な努力が実って入試問題を解くだけの基礎学力がついてからは、「合格点」の計算を立てるためにも、正式に「過去問」を解いてみる必要があるが、それは早ければ早いに越したことはない。
 また、そのことに関しては、以前に「素人の忠告」として、「『過去問は年が明ける前は絶対にやらないように年内にやってしまうと年が開けてからやることがなくて困るから」というのを紹介したが、これほどバカげた話はない。
 年明けにやることがなくて困るほど暇な受験生がいたらぜひお目にかかってみたいが、それだけ余裕のある受験生なら合格は確実であるに違いない。
 それよりも、年が明けるまで「過去問」をやらずにいた受験生が、年が明けてから初めてやってみたものの、とても「合格点」が取れないとわかったらどうするというのか。もはや手遅れではないか。
 また、もう一つの「素人の忠告」として「『過去問はやらなくていいだって同じ問題は二度と出ないのだから」というとんでもないものもあったが、これを人づてに聞いた時にはさすがに呆(あき)れて物が言えなかったので、ここで論じる気にもならない。


<コメント> 2015?06月30日 16:05:35 見習い

 前回コメントさせていただいた宮城県在住の高校生です。またコメントさせていただいたきます。
 まず辞書についてですが、語法などについてどの程度まで目を通したら良いのでしょうか。全体を見てしまうと長文の読むときにかなり時間がかかってしまいます。また、すぐに内容を忘れてしまい身に付いていないように思われます。 辞書の記事はなるべく忘れないようにするべきなのでしょうか?
 去年の11月頃から辞書を引き、文法書や先生の英文法300を読破したのですが、あまり伸びていると感じられません。僕の勉強法に何か間違いがあるのでしょうか。
何か分かることがあったら教えください。長文失礼しました。

<回答> 道場主

 辞書を引くたびに、その単語の語法について隅から隅まですべての記事を読む必要はなく、取りあえず直接関係のあるものだけに絞るのが得策。
 また、忘れるのを恐れることはない。忘れたらまた引けばよいし、そのほうがそのたびに新しい発見があるので却ってありがたい。また、忘れないように努めるのではなく、根本からしっかり理解するようにすれば忘れるものではなく、一時的に忘れたように思えても、本当にわかっていれば、必要なときに思い出すことができる。
 ところで、「文法書と300選を読破した」と言っているが、「文法書」とは具体的に何か。また、本当に「読破した」と言えるほど学んだのかどうか。
 今後は、「英作文 基本300選・4訂版」で文法を理解しながら英短文を覚えて使えるようにすることを出発点として、単語という断片ではなく、常に文単位で考えることを習慣づけるのがよいのではないだろうか。

<コメント> 2015?07月01日 15:54:19 見習い

 visionquestという文法書を通読しました。今思えば途中からまめに辞書を引くことを怠り、また完全に理解しないで読み飛ばしてしまうことがありました。 やはり僕はもう一度文法書を読むところから始めたほうがいいのですよね?


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Posted by eg_daw_jaw at 23:00 勉強法・合格作戦など 

June 29, 2015

一人二役(ひとりふたやく)

<いじわるではない4択>

This chair is too small (   ).
 A. for me to sit  B. I cannot sit on  C. to sit on  D. to sit on it
 (選択肢をアルファベット順に変更)

 sit on a chair 「椅子に座る」では a chair は前置詞on目的語にあたるが、そのことからすると、この問題文の This chair は、文の主語であると同時に、後続のto不定詞句に含まれる前置詞onの「意味上の目的語」としても働く「一人二役(ひとりふたやく)」だから、前置詞onの後には it(= this chair) という自前(じまえ)の目的語は不要。つまり、This chair is too small [to sit on it]. とはしない。
 また、「座る」のがたとえば「<巨漢である>」に限定される話であれば、to不定詞句の先頭にfor meをつけて This chair is too small [for me to sit on]. 「この椅子はすごく小さくて<巨漢である>私には座れない」とする必要があるが、特に「誰か」に限定するのでなければ、一般人称代名詞として you を用いて [for you to sit on] とするのではなく、単に [to sit on] とすれば足りる。

正解) C
完成文This chair is too small [to sit on].
      「この椅子はすごく小さくて座れない」

受講生This chair is too small [for me to sit]. ではどうしていけないのか教えてください。
道場主sitは「座る」という意味の「自動詞」だから、for me to sitの後に、This chair を「意味上の目的語」とする前置詞onがなくてはいけないのに、それがないからだよ。
受講生:でも sit には「他動詞」の用法もありますから、This chair が他動詞sitの「意味上の目的語」と考えられませんか。
道場主:「他動詞」としての sit は、「<人が>・・・に座る」ではなく、「<人を>座らせる」という意味だから、This chair は「意味上の目的語」にはなり得ないよ。
受講生:そうですね。やっぱりダメですね。わかりました。ありがとうございました。

 cf. This chair is too small [for me to sit on].
    「この椅子はすごく小さくて私には座れない」


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Posted by eg_daw_jaw at 23:40 通常授業 

June 28, 2015

行列のできる受験相談所?

講師X:余所(よそ)の校舎で「質問」の長い行列ができる先生がいるんですけど、すごいなあと思う反面、30分も1時間も立って待ってる受講生って何なんだろうって思いますよ。
道場主:そういう受講生って、だいたい何もしないでただボウッと突っ立ってるだけだよね。
講師X:そうなんですよ。その時間を何で勉強に回さないのかって、他人事(ひとごと)ながら心配になりますよ。
道場主:本当は自分で調べたほうが早いものなんだけど、そもそも自分で調べる気がなくて、何でも教えてもらおうと思ってるから、長い時間待たされても平気なんだろうな。
講師X:そうかもしれません。
道場主:だけど、よく言うよね。受講生がする「質問」の9割以上は、自分で「辞書」を調べれば解決してしまうことだって。
講師X:仰(おっしゃ)るとおりです。
道場主:それに、列に並ぶ場合でも、待ってる間、ほかの受講生がしてる「質問」に「聴き耳」を立ててれば、自分がしようと思ってるのと同じ「質問」だったりするから、その「質問」に対する講師の説明を聴いてれば、自分の番が来る前に解決してしまうんだけどなあ。
講師X:同感ですね。僕もそう思います。


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Posted by eg_daw_jaw at 21:18 エッセー・雑文など(予備校編) 

June 27, 2015

傘を持っていても雨は降らないに越したことはない!

 「皮肉にも傘を持って出たときに限って雨が降らない」と言いたくなることがあるが、だからといって「せっかく傘を持ってきたのに雨が降らなくて損をした」とは思わない。
 それはちょうど「生命保険に加入していたのに長生きをしたために保険金がもらえなくて損をした」ということがないのと同じで、たとえ傘を携帯していても、雨は降らないに越したことはない。
 ところで、本当に「傘を持って出たときに限って雨が降らない」のであれば、「傘の携帯」には「雨が降る」のを阻止する効力があるという理屈になる。
 そうだとすれば、「『雨が降るといけないから』傘を持っていきなさい」は、Take an umbrella with you [in case it rains]. 「『雨が降る場合に備えて傘を持っていきなさい」ではなく、むしろ Take an umbrella with you [so that it won’t rain]. 「『雨が降らないようにするために傘を持っていきなさい」と言ってよいことになるが、もちろん「冗談」だから「本気」にしないように。


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Posted by eg_daw_jaw at 18:50 エッセー・雑文など(私生活編) 

June 26, 2015

forget to 〜「〜することを忘れる」とforget 〜ing「〜したことを忘れる」

受講生:「筆箱を持ってくるのを忘れた」って「過去」のことだからI forgot [bringing my pencil case].だと思ったんですけど、どうしてI forgot [to bring my pencil case].なんでしょうか。
道場主:やっぱりそう来たか。
受講生:「やっぱり」なんですか。
道場主:じゃあ訊くけど、実際、筆箱は「持ってきた」のか、「持ってこなかった」のか、いったいどっちなんだ。
受講生:持ってきてません。
道場主:だとすれば、ここは「『筆箱を持ってくる』のを忘れた」、つまりI forgot [to bring my peincil case].であって、「『筆箱を持ってきたのを忘れた」、つまりI forgot [bringing my pencil case].ではあり得ないではないか。
受講生:そうですね。
道場主:そもそも、この例に限らず、I forgot [〜ing].で「『〜したのを忘れた」なんて言った日には、「忘れた」と言っておきながら「〜した」ってことを認めてるんだから、「矛盾」も甚だしいワケだよ。(笑)
受講生:ホントですね。(笑)
道場主:だから、forget 〜ingに関しては、そういう「矛盾」が起きないように「『〜したことを忘れない」という「否定」で、それも概ねwill never forget 〜ing「『〜したのを決して忘れないだろう」の形で使うことになるんだ。
受講生:そうでしたね。授業で教わったことの意味が今やっとわかりました。ありがとうございました。


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Posted by eg_daw_jaw at 22:46 通常授業 

June 25, 2015

まさかの混同:「レンド(lend)」と「れント(rent)」

受講生:「何か書くものを貸してくれる?」を授業ではCould you lend me something to write with?とされましたけど、私はCould you borrow me something to write with?としました。
道場主:何を言ってるんだ。borrowは「借りる」であって「貸す」ではないよ。「貸す」はlendに決まってるではないか。
受講生:でも鉛筆とかペンは「お金」を取って貸すわけではないので、lendを使うのは間違いだと思いました。
道場主:おいおい、「レンド」を「れント」と混同しちゃダメだよ。
受講生:エッ、どういうことですか。
道場主:確かに「れントrent)」なら「賃貸借」を表す動詞だから、鉛筆やペンのように賃貸料なしで貸すものを目的語にするわけにはいかないけど、ここは「レンドlend)」だから、ぜんぜん問題ないわけだよ。
受講生:そうですよね。本当に恥ずかしい間違いをしてしまいました。
道場主:でも、そのおかげで二度と間違えることがなくなったから却ってよかったではないか。
受講生:はい、もう二度と間違えることはありません。やっぱり質問に来てよかったです。ありがとうございました。

 (a) borrow something from somebody「何かを誰かから借りる」
 (b)(i) lend somebody something「誰かに何かを貸す」
   (ii) lend something to somebody「何かを誰かに貸す」
 (c) rent something from somebody「何かを誰かから賃借する」
 (d)(i) rent somebody something「誰かに何か賃貸する」
   (ii) rent something to somebody「何かを誰かに賃貸する」


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Posted by eg_daw_jaw at 08:30 通常授業 

June 24, 2015

「引き分け」は「勝ち点1」なのに!

 前期も2週間弱を残すところとなって気分よく終講を迎えたいと思っていた矢先、昨夜遅くに帰宅してみると、「前期の受講アンケートの集計結果」という「不愉快極まりないもの」が届いていた。
 今年度は昨年度よりも「教授力」が格段と上がっていると自負しているので、その分、授業に対する「満足度」の数字も多少は上がっているのではないかと淡い期待を抱いたりするが、今までにそれが裏切られなかった例(ためし)はなく、現に今回もその例に漏れることはなかった。
 といっても、「満足度」に関して「やや不満」と「非常に不満」ばかりのオンパレードということはもちろんなくて、「普通」以上なら90%を軽々と超えているので、本来なら何の問題もないはずであるのに、うちの会社では「普通」は「マイナス点」だから、「プラス点」である「大変満足」と「ほぼ満足」だけで大半を占めるのでないかぎり、当局からきついお叱りを受ける心配がある。
 しかし考えてみると、サッカーの「引き分け」には「勝ち点1」がつくというのに、うちの会社に関するかぎり、「引き分け」にあたる「普通」は「勝ち点マイナス1」、つまり「負け点1」くらいの扱いになるので、「普通」の比率が高いというだけで「劣等講師」のレッテルを貼られてしまう。
 しかも、「普通」が「マイナス点」であることを受講生は知らないのだから公正ではないが、自分が何の悪気もなく「普通」を選んだことが、まさか講師に甚だしい不利益を及ぼすことになるとは思っていないのだから始末に負えない。
 
 豚も煽てりゃ木に登る!

 講師を「ヨイショ」して気分よく働かせれば、よい仕事をする可能性が高いのに、逆に「普通」が「マイナス点」という不条理によって不愉快にさせて腐らせてたり、つまらない重圧を与えて萎縮させたりすることによって、せっかくの「教授力」の発揮を減じたり妨げたりしたりしては元も子もないではないか。
 この際、「普通」という選択肢をなくすか、または、「普通」が「マイナス点」であることを事前に受講生に知らせるかしてもらいたい。いや、それよりもサッカーに倣って「普通」を「勝ち点1」くらいの扱いにしてもらえたらなおよい。
 実際、自分としては、受講生を受からせるために「現在できる最高の授業をしている」と自信を持って言えるだけでなく、自分が「劣等講師」であるとはつゆ思っていないが、それにもかかわらず、一部に「普通」の比率が高いクラスがあるというだけで咎められるのであれば、まったく立つ瀬がない。
 以前にも、一部のクラスに関して、悪い評判はどこからも聞こえて来ていないのに、「普通」の比率が高いというだけで当局から咎められたことがあるので油断がならない。それでも、これだけ言って清々(せいせい)した。


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Posted by eg_daw_jaw at 22:33 エッセー・雑文など(予備校編) 

June 23, 2015

without which it would be impossible to 〜「〜するために必要不可欠な」

The Internet provides a lifeline (   ) which it would be impossible to access various services.
 A. by  B. on  C. with  D. without  (選択肢をアルファベット順に変更)
(正解) D

受講生:この問題なんですけど、「解答・解説」の冊子についてる和訳で「〜するのに必要不可欠なライフライン」となる理由がわからないので教えてください。
道場主:書いてないんだから、わからないのも無理はないな。
受講生:はい。
道場主:ぼくの流儀で説明するとこうだな。

 The Internet provides a [lifeline]. + (It would be impossible to access various services [without it].) = The Internet provides a [lifeline] ([without which] it would be impossible to access various services).

 「インターネットは、あるライフラインを提供する」+「もし『それ(=そのライフライン)』がないとしたら(仮定法過去)、さまざまなサービスにアクセスすることは不可能であるだろう」=「インターネットは、もし『それ』がないとしたら、さまざまなサービスにアクセスすることが不可能であるだろう<と思われる>あるライフラインを提供する」

 a (lifeline [without which] it would be impossible to access various services)「もしそれがないとしたら、さまざまなサービスにアクセスすることが『不可能であるだろう<と思われる>ライフライン」とは、裏を返せば「さまざまなサービスにアクセスすることが『可能』であるためになくてはならないライフライン」、つまり「さまざまなサービスにアクセスする(ことができる)ために『必要不可欠』なライフライン」にほかならない。

受講生:なるほど、そういう理屈だったんですね。それでわかりました。ありがとうございました。


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Posted by eg_daw_jaw at 23:00 質問応答 

June 22, 2015

この授業わかりすぎる!

 「過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如(ごと)」と言うように、「過剰」はしばしば「否定」につながる。

 現に、英語で「過剰」を表すtooを用いる、いわゆる「too … to 〜構文」は「肯定文」であるのに内容は「否定」になる。
 たとえば、The water was too cold for a child to swim in.を構造通りに訳せば「その水は、子供が泳ぐには冷たすぎた」ではあっても、内容的には「その水はすごく冷たくて、子供には泳ぐことができなかった」と「否定」になるので、こうした「too … to 〜構文」は「肯定文の仮面を被った否定文」と呼んでもよいかもしれない。

 日本語でも「過剰」が「否定」を暗示する例は多く、たとえば「荷物が重すぎる」は「持ち上げることができない」、「料理が不味(まず)すぎる」は「食べることができない」、「値段が高すぎる」は「買うことができない」、「歩くのが速すぎる」は「ついて行くことができない」、「声が小さすぎる」は「聞き取ることができない」、「服のサイズが小さすぎる」は「着ることができない」など枚挙(まいきょ)に暇(いとま)がない。
 しかし、最近は「美人すぎる市議」や「このネコ可愛すぎる」などに見られるように、「否定」どころか逆に「肯定」を「強調」するために「すぎる」が使われすぎるように思う。
 「すぎる」のそうした使い方には今ではすっかり慣れてしまったが、依然として違和感があるので、自分ではそれを模倣して使おうとは思わない。
 しかし現金なもので、自分の授業について、受講生から「この授業わかりすぎる!」と言われるのであれば、それだけはぜひ歓迎したい。


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Posted by eg_daw_jaw at 23:09 エッセー・雑文など(予備校編) 

June 21, 2015

お見通しの質問

 今年度は、出講していないクラスの受講生からの質問や、出講しているクラスでも担当していないテキストの質問が少なくないが、大量のものでないかぎり、差し障りのない範囲でできるだけ答えるようにしている。

受講生:質問があるんですけど、いいでしょうか。
道場主:それは僕が担当してるテキストじゃないよね。
受講生:そうなんですけど、教わってる先生が今日はいらっしゃらないので。
道場主:それなら仕方がないな。
受講生:お願いします。この問題です。

 All the reasons (   ) he gave for wanting to change his job were quite unreasonable.
  A. for which  B. to which  C. which  D. why
     (選択肢をアルファベット順に変更)

道場主:どうしてwhyではいけないのかって質問か。
受講生:そうですけど、どうしてわかるんですか。
道場主:そんなのはお見通しだよ。僕が何年この仕事をしてると思ってるんだ。
受講生:そうですよね。
道場主:「先行詞」がreasonsだからwhyのはずだという軽率な選び方をすると、「な〜んも考えとらんアホや」ってことになるぞ。
受講生:そうですね。
道場主:ふさわしい「関係詞」は、他動詞gave目的語となるwhichthatか、またはthatを省いた形もありだけど。
受講生:はい、授業でもそう教わりました。
道場主:ついでに言うと、whyを使うのであれば、ここじゃなくて、for wanting … に代わりにだよ。

 cf. All the reasons he gave why he wanted to change his job were quite unreasonable.

受講生:はい、それも含めてもう大丈夫です。ありがとうございました。

正解) C
完成文) All the reasons which he gave for wanting to change his job were quite unreasonable.「なぜ転職をしたいか、彼が述べた理由のすべてがすごく理不尽だった」


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Posted by eg_daw_jaw at 22:20 質問応答