August 31, 2015

「わかりやすくて満足」な受講をしないかぎり(必要条件)!

 ついに後期が開講した現在、夏の間にやろうと思っていたのにやれなかったことについて、受験生は今さら悔やんでも仕方がない。もはや後ろを振り返ることなく、前だけを向いて進むにかぎる。
 また、授業については、「取りあえずノートに書いて帰って後でゆっくりやり直す」という「借金型」の受講ではなく、聴いてその場で理解して頭に書く「いつもニコニコ現金払い式」の受講を徹底させることが前期以上に必要になる。
 授業中に万一わからないことがあれば、積極的に質問してその日のうちに解決してしまうことが不可欠で、理解できていないことをそのまま放置するなどもってのほか。そういう不届き者はそもそも受かる資格がない。
 「こちら」は受講生が学力を上げて受かるのを後押しする、今できる最善の授業をするので、「そちら」(=受講生)も今できる最大の努力をしてそれに応えてもらわなくては困る。
 大多数の受講生が「わかりやすくて満足」している授業を、逆に「わかりにくくて不満」としか言えないような惨(みじ)めで情けない受験生にだけは間違ってもならないように。
 
 最後に、ここは「わかりやすくて満足」な受講をしないかぎり!(必要条件)であって、「わかりやすくて満足」な受講をしさえすれば!(十分条件)ではないことを断っておきたい。


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Posted by eg_daw_jaw at 16:31 勉強法・合格作戦など 

August 30, 2015

毎日投稿解除宣言!

 2005年の2月にブログを開設してから10年半を超え、そして一日も休まず毎日投稿するようになってからは明日で10年と3ヶ月になる。
 しかし、大学受験生のために書いているブログであるのに、この2〜3年は肝心の受験生が読んでいる気配があまりなく、読者の大半は同業者を含めて社会人ばかりであるとしか思えないので、しゃかりきになって一日も休まずに投稿というのは、そろそろやめにしようと思う。
 精神的に好調なときは短時間であまり苦労なく書けるからよいが、不調なときは何時間も悶々としながら一行も書けないということもあるので、それが大きな負担になっていて、「投稿が終わるまでほかの仕事が手につかない」というのが何より不自由でならない。
 しかもこの2年は、ブログに加えてフェースブックにも別の原稿をほぼ毎日書いているので、烏滸(おこ)がましい言い方をすれば、「毎日のように原稿の締め切りに追われる流行作家」のようなものと言えなくもないが、どちらも一円の銭(ぜに)にもならない仕事だから割にも合わない。
 そこで、もはや「記録のための記録」のようなものに拘(こだわ)るのはやめて楽になりたい。
 今後は、飛行機の便に喩えて言うと、そのときの調子や都合によって「毎日運航」のこともあれば、「週2便」くらいになることもあるかと思うが、ほかの仕事を犠牲にしてまで「毎日欠かさず投稿」という縛りは解除することにするので悪しからず。


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Posted by eg_daw_jaw at 21:12 エッセー・雑文など(予備校編) 

August 29, 2015

unless = if … notではないのに

I’ll be surprised if(   ) an accident. He drives too fast.
 A. if Tom doesn’t have  B. if Tom won’t have
 C. unless Tom has  D. unless Tom will have

解) A
完成文)I’ll be surprised [if Tom doesn’t have an accident]. He drives too fast.
    「トムが事故を起こさなければ驚くね。スピードの出しすぎだもの」

 「unless = ifnot」がウソであることが、1993年にセンター試験に出た文法4択問題によってすっかりバレてしまったが、今でも「夏の道場」で「unless = ifnotって教わった人!」と言って挙手を促すと、何人かの手が上がる。
 
 「unless肯定文」が「SがV・・・する場合を除いて」(= except if肯定文)という「肯定条件の除外」にあたるのに対して、「if否定文」は「SがV・・・しない場合は」という「否定条件」だから、根本的に意味が違うが、次のようにどちらも用いることができることが多いので同義であると誤解されやすい。
 
 (a) I won’t marry you [unless you change your attitude].
    「あなたが態度を改めないかぎり、私はあなたと結婚しないわ」
     (「あなたが態度を改める場合を除いて」(肯定条件の除外))
 (b) I won’t marry you [if you don’t change your attitude].
    「あなたが態度を改めないのなら、私はあなたと結婚しないわ」
     (「あなたが態度を改めない場合は」(否定条件))

 (a)では「あなたが態度を改める(場合だけは私はあなたと結婚するが、その)場合を除いて、私はあなたと結婚しない」と言って他の条件をすべて排除しているが、(b)では「あなたが態度を改めない場合は、私はあなたと結婚しない」と言っているだけで、他の条件を排除しているわけではないので、たとえば大金でも積まれたら、カネの威力に屈して結婚する可能性がある。
 
 冒頭の問題の場合は、unless Tom has an accidentでは「トムが事故を起こす(場合だけは私は驚かないが、その)場合を除いて、(どんな場合でも)私は驚くだろう」ということになって明らかにおかしい。


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Posted by eg_daw_jaw at 23:19 講習会・英文法道場 

August 28, 2015

「ever=今までに」という誤解!

 以前にも何度か書いたが、形を変えてまた書く。

(a) Have you [ever] been to Hawaii?
  「<いつであるかを問わず>今までにハワイへ行ったことはありますか」

 「いつであるかを問わず(= at any time)」にあたるeverであるのに、「everの意味は?」と問うと、反射的に「今までに」と答える受験生が少なくない、というより大概そう答える。
 (a)のような「現在までの経験」を表す現在完了形疑問文なら、確かに「今までに・・・したことがあるか」と訳すことができるが、「今までに」はeverに対する訳語ではなく、「現在までの経験」を表す現在完了形だからこそ、そう訳すことができるにすぎない。
 その証拠に、次の(b)のような「単純現在形の疑問文」や、(c)のような「未来の条件を表すif節」の中にeverが含まれていても「今までに」と訳すことはできない。

(b) Do you [ever] read mystery novels?
  「<いつであるかを問わず>ふだん推理小説を読んだりしますか」
   (✕「今までに」推理小説を読みますか)

(c) If you [ever] come to Tokyo, be sure to visit us.
  「<いつであるかを問わず>今後上京なさることがあれば、ぜひ私どもをお訪ねください」
   (✕「今までに」上京なさるのであれば・・・)


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Posted by eg_daw_jaw at 21:42 講習会・英文法道場 

August 27, 2015

自衛しなくては!

 学校では頻繁に「単語テスト」ばかりする、そして、英文法の基礎を教えることなく、「文法問題集」の自宅での反復独習を命じるという2点セットでは、英語が「読めて書ける」ようにはならないので、いつまでも英語の成績が低迷し続けるのは避けられない。
 その上、放課後は「部活」で長時間学校に縛りつけておくだけでなく「朝練」まで課して生徒から勉強する時間と体力を奪ってしまう。
 こうしてほとんど勉強らしい勉強をしないまま、高3の1学期が終わって「部活」を卒業した後、夏休みから徐(おもむろ)に受験勉強を始めても、基礎学力がない上、時間も大きく不足しているのでほとんど効果はなく、とても入試には間に合わない。
 そういう可哀想な高校生が全国に山ほどいるに違いない。
 地方の某私立高校に通う1年生の子を持つ親から話を聞いて、そう思わずにはいられなかったが、だからといって学校を責めても仕方がない。そうした犠牲者にならないよう、「効果のある健全な学習」を自ら実践して「自衛」すればよいだけのこと。高1の今なら間に合う。このまま高3まで手をこまねいている場合ではない。そう忠告した。


<コメント> 2015年08月28日 08:48:41 仁和寺の法師

 ある「進学校」の学習合宿の応援に行きました。一日に何コマか授業があり朝には小テストがあります。夜は自習の時間があって、教員が質問対応のために待機しているのですが、翌朝の小テストのために単語を覚えるのに必死で、質問対話を経たちゃんとした勉強の機会をみすみす逃しているように思えて残念に思ったことがあります。単語の丸暗記(賞味期限は3日以内?)や文法問題集の空回り(何度やっても同じところで間違える、正解の番号を覚えても理屈はさっぱり)は勉強をしている、させているアリバイ作りになっているようです。


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Posted by eg_daw_jaw at 16:53 勉強法・合格作戦など 

August 26, 2015

今さらながら✕I was stolen my passport.

受講生:I was stolen my passport.がどうして間違いなのか、わかりません。
道場主:授業でしっかり説明したはずだよ。
受講生:でも「私はパスポートを盗まれた」と訳せます。
道場主:英文として正しくないものを訳しても仕方がないよ。
受講生:それはそうなんですけど、ダメな理由がイマイチわかりません。
道場主:あれほど「ノートじゃなくてに書け」って言ったのに、もたもたノートを取るのに忙しくて、肝心の説明をちゃんと聴いてなかった口だな。
受講生:はい、そのとおりです。すみません。
道場主:Someone stole [me] my passport.という能動態でもあれば、SVO’OのO’にあたる [me] を主語として [I] was stolen my passport.という形の受動態が成り立つけど、実際はそんな能動態はないだろ。
受講生:そうですね。
道場主:実際の能動態はSomeone stole my passport.だから、そもそも目的語ではない [me] を主語とする [I] was stolen …という受動態が成り立つわけがないよ。
受講生:確かに成り立ちませんね。
道場主:だから、Iを主語にするのであれば、「have目的語過去分詞」の形でいわゆる「被害の受け身」にするしかないんだ。

 Someone [stole] my passport.(能動態)
 My passport [was stolen].(受動態)
 I [had] my passport [stolen].(被害の受け身)

道場主:どうだ、わかったか。
受講生:はい、何となく。
道場主:「何となく」じゃ困る。


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Posted by eg_daw_jaw at 17:25 講習会・英文法道場 

August 25, 2015

SVCとCVS

(a) I don’t know [who is Betty’s father].
  「誰がベティの父親なのか、私は知らない」(whoはSVCのS)
(b) I don’t know [who Betty’s father is].
  「ベティの父親が誰なのか、私は知らない」(whoはSVCのC)

受講生:この2つの文の違いについて、もう一回教えてください。
道場主:ああ、いいよ。
受講生:よろしくお願いします。
道場主:もとの疑問文はどのみち同じWho is Betty’s father?だけど、Who主語のときがWho(S) is(V) [Betty’s father](C)?であるのに対して、Whoが主語ではなく主格補語のときはWho(C) is(V) [Betty’s father](S)?だから、その場合はWhoの後がVSと倒置になってるんだ。
受講生:そうですね。
道場主:だから、この疑問文をもとにした疑問詞の節は、who主語のときはそのままwho is [Betty’s father]だけど、whoが主語ではなく主格補語のときはwhoの後のVSという倒置の語順をSVの語順に変えなくてはいけないから、who [Betty’s father] isとなるんだ。

 (a) … Who(S) is(V) [Betty’s father](C)?→who(S) is(V) [Betty’s father](C)
 (b) … Who(C) is(V) [Betty’s father](S)?→who(C) [Betty’s father](S) is(V)

受講生:なるほど、そういうことだったんですね。
道場主:だから、授業でもそう言ったんだ。
受講生:もう一回教えていただいて思い出しました。ありがとうございました。


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Posted by eg_daw_jaw at 20:56 講習会・英文法道場 

August 24, 2015

(where … from) と from (where …)

(a) The kitchen was where the nice smell seemed to be coming from.
   「そのいい匂いは、どうやら台所から漂ってきているようだった」

  (The nice smell seemed to be coming [from the kitchen]).
 →The kitchen was ([where] the nice smell seemed to be coming [from]).
   (fromの目的語はwhere

(b) On fine days you can see Mt. Fuji from where you are standing now.
   「晴れている日には、あなたが今立っておられるところから富士山が見えます」

 On fine days you can see Mt. Fuji from (where you are standing now).
  (fromの目的語はwhereではなくwhere you are standing now)

 この(b)に関して、fromの目的語がwhereであると思い込んでいるとしか思えない質問が、夏の道場・第1弾から第6弾までを通じて2〜3人の受講生からあった。

 ✕On fine days you can see Mt. Fuji ([from where] you are standing now).


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Posted by eg_daw_jaw at 16:00 講習会・英文法道場 

August 23, 2015

仮定法:帰結節のwould have p.p.

If he had taken the first train, he [would have got] here [by now].
「もし彼が始発に乗っていたら、今もうここに着いているだろうに」
 (would have got hereは、by nowが示す現在完了の結果)

受講生by nowとあるからwould get hereだと思いました。
道場主by nowとあるからこそwould have got hereでないと。
受講生:でも「過去の結果」を表すwould have got hereを、「現在」を示すby nowと一緒に使うのはまずくないですか。
道場主would have got hereは、たとえばfive minutes agoなら「5分前に着いていただろうに」って「過去の結果」になるけど、ここはby nowだから「今までにすでにここに着いているだろうに」という「現在完了の結果」になるんだ。
受講生:知りませんでした。
道場主:授業で言ったけど。

 cf. If he had taken the first train, he [would be] here [now].
   「もし彼が始発に乗っていたら、今ここにいるだろうに」
    (would be hereは、nowが示す現在の結果)


<コメント> 015年08月26日 01:16:36 shunbrighter

 by now のかわりに now であれば、帰結節は現在完了ではなくwould get here でよいということでしょうか。
 つまり、条件節は過去の事実に反する仮定、帰結節は現在の事実に反する仮定ですね。

<回答> 道場主

 残念ながらそうではない。
 nowを用いる場合は、get here「ここに着く」という「動作」ではなく、be here「ここにいる」という「状態」を表すものを用いて、上の cf. のようにIf he had taken the first train, he would be here now.とする必要がある。
 また、その場合、「条件節は過去の事実に反する仮定、帰結節は現在の事実に反する仮定」ではなく、この文全体としては、「過去の事実に反する仮定を表す仮定法過去完了if節と、その仮定のもとでのnowが示す現在の結果を表す帰結節からなる文」ということになる。


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Posted by eg_daw_jaw at 22:00 講習会・英文法道場 

August 22, 2015

that節とif/whether節

(a) She knows [that he is married].
  「彼女は、彼が既婚者であることを知っている」
(b) She doesn’t know [if he is married].
  「彼女は、彼が既婚者であるかどうかを知らない」

 「SがV・・・する」ことが「確定」していればthat SV …「SがV・・・すること」、そして「SがV・・・する」かどうかが「不確定」であればif SV … / whether SV …「SがV・・・するかどうか」(ただし、whetherでなくifが使えるのは、その節が他動詞の目的語のときが原則)。

(c) No one knows [if there is life on other planets].
  「他の惑星に生命が存在するかどうかを誰も知らない」

受講生:that節ではいけませんか。
道場主:「誰も知らない」ことが「確定」してるわけないもの。
受講生:それはそうですよね。
道場主:たとえば自分だけは知っていて、「ほかの人は誰も知らない」ということでNo one except me knows [that there is life on other planets].ということなら別だろうけど。
受講生:確かに。


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