July 31, 2016

夏の道場・第3弾(@横浜E−3)

 夏の道場・第3弾が無事に終了。
 ふだん出講していない横浜校だから多数の受講人数は期待できなかったが、それでも、ふだん出講しているのに「<道場のような>オリジナル講座は難しいので」と根拠なく決めつけて基幹講座への変更を促すかのような営業妨害をした某校と比べて遜色のない数の受講があっただけでなく、以下のコメントが示すとおり、思った以上に好評だったのは嬉しい。

◎昨年度のテキストを見てすぐ、この講座を取ろうと思いました。“メモは頭の中に取る”という話は本当にそれで知識が定着するのか半信半疑でしたが、初日の授業後にその定着率に気づき驚きました。また、授業内容においても知らなかった文法知識が多く、通常授業より有意義な4日間でした。ありがとうございました。
◎細かい解説とノートに取らないことで、集中して授業に取り組むことが出来ました。授業中に理解したら、復習の時に思い出すことも出来たので、良かったです。4日間ありがとうございました。
◎頭に書き込んで覚えたので、瞬間的に反応できて復習のスピードも上がりました。授業で聴いたことを思い出しながらポイントで整理して例文も覚えようと思います。
◎普段ノートを取っているとき聞き逃すことがあるけれど、それがなくしっかり理解することができました。

◎両親に道場主先生を勧められて、この講座を取りました。テキスト・授業の内容は私が英文法の中でも苦手とするポイントばかりで、予習の段階ではだいぶ苦戦しました(笑)。でも授業が終わって(復習で)再度問題に取り組んでみると、ウソみたいに分かるようになっていました!授業をちゃんと理解しながら聴くって大事ですね。この講座を全部受け終わった今、達成感に満ち溢れています。ありがとうございました!!

◎4日間で随分と頭が鍛えられた気がします。1日目に質問に行った時や、授業中に言われたことをしっかりやり、合格に向けて頑張ります。ありがとうございました。
◎4日間ありがとうございました。昨日道場でやった範囲で模試の直しをしていたら、とても進化している自分に気付けました。本当にありがとうございました。

◎文法を理解することができ、とても満足しています。具体的な勉強法や考え方もタメになるものばかりで、取って良かったです。
◎この講習を受けて、文法については自信が持てるようになりました。長い時間、質問に答えていただいてありがとうございました。これを活かして自由英作文を得点源にしたいと思います。

◎質問しなくてもいいくらいわかりやすかったです。


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Posted by eg_daw_jaw at 20:16 講習会・英文法道場 

July 30, 2016

続・冠詞を見くびるな!

 (1) a black and white dogと(2) a black and a white dogは違う。

 (1) は、andがblackとwhiteを「並列」し、black and whiteがdogを「修飾」し、aがblack and white dogを「限定」する関係で、「1匹の白黒ぶちの犬」のこと。

 a [(black and white) dog]
   「<1匹の>『白黒ぶちの』犬」

 それに対して(2) は、一つ目のaがblack (dog)を「限定」し、二つ目のaがwhite dogを「限定」し、anda black (dog)とa white dogを「並列」する関係で、「1匹の黒い犬と1匹の白い犬(の合わせて2匹)」のこと。
 ただし、一つ目のdogを省いて二つ目のdogをa blackとa whiteに共通のものとして用いる。

 (a [black (dog)]) and (a [white dog])
    「<1匹の>黒い犬と<1匹の>白い犬(の合わせて2匹)」

4択
A needle and thread (   ) found in the kitchen yesterday.
 A. are  B. is  C. was  D. were

 andがneedleとthreadを「並列」し、Aがneedle and threadを「限定」する関係で、A needle and threadは「1組の針と糸」、つまり「1組の糸を通した針」という1品で「三人称単数」なので、yesterdayが示す「過去」にふさわしいbe動詞wasにほかならない。

 A [needle and thread]「1組の糸を通した針(という1品)」

 ちなみに、A needle and a threadなら、Aがneedleを「限定」し、aがthreadを「限定」し、andA needleとa threadを「並列」する関係。
 A needle and a threadは「1本の針と1本の糸」という2品で「三人称複数」なので、yesterdayが示す過去にふさわしいbe動詞wereとなる。

 (A [needle]) and (a [thread])
   「1本の針と1本の糸(の合わせて2品)

 cf. A needle and a thread [were] found in the kitchen yesterday.
   「昨日台所で、糸と針が(1本ずつ)見つかった」

正解) C
完成文) A needle and thread [was] found in the kitchen yesterday.
       「昨日台所で、(一組の)糸を通した針が見つかった」


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Posted by eg_daw_jaw at 16:31 講習会・英文法道場 

July 29, 2016

冠詞を見くびるな!

 「冠詞を重んじる者は英語を制す」とまでは言えないとしても、逆に「冠詞を軽んじる者は英語が得意にはならない」とは少なくとも言えるのではないか。

 勉強が「英文和訳」系偏重になっていて、「和文英訳」系の勉強を怠る受験生は、概して「冠詞」を軽んじる傾向がある。
 何しろ、和訳するときに「冠詞」を訳出しないのであれば、aでもtheでも訳文に差が出ないので、つい見くびってしまうのも無理はない。

 小学校の英語では、「atheの使い分けは小学生には難しいので、冠詞を抜いて教えるように」というお達しが出たとか出ないとかというのを聞いたことがあるが、必要な「冠詞」を抜いてしまえば、それはもはや英語ではない。そういう指示が本当にあったのだとすれば、英語という言語に対する冒涜(ぼうとく)も甚だしい。

(a) You should stay at a hotel where the staff speak Japanese.
  「あなたは<どこか>日本語が通じるホテルに泊まったほうがいい」
(b) You should stay at the hotel where the staff speak Japanese.
  「あなたは<その>日本語が通じるホテルに泊まったほうがいい」

 a [hotel (where the staff speak Japanese)]
 <どこか一軒の>「『従業員が日本語を話す』ホテル」
 the [hotel (where the staff speak Japanese)]
 <その>「『従業員が日本語を話す』ホテル」


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Posted by eg_daw_jaw at 20:14 講習会・英文法道場 

July 28, 2016

「アウェーのホーム」から「ホームのアウェー」へ!

 開校以来10数年に亘って途切れることなく出講していて自分にとって「ホーム」と思っていたT沼校が、今年度は教務職員がほぼ総入れ替えになって、ほとんど知らない人だらけになったせいだけではないが、まるで「アウェー」も同然の甚だ居心地の悪いところになってしまった。
 それでも受講生との関係だけは良好なので救われているが、講師室と教務室が互いに同じフロアに入っている別の会社のようで、お世辞にも健全な状態とは言えない。

 それとは逆に、「夏の道場・第3弾」で昨日久々に来たY浜校は、ふだんは出講がなく本来は「アウェー」のはずであるのに、昨日こちらが到着するや、「よろしくお願いします」と全員が挙(こぞ)って暖かく迎えてくれただけでなく、所用で不在の校舎長に代わって副校舎長格の人が講師室まで来て、まるで何年も前に世話になった恩人にするかのように心のこもった挨拶をしてくれたので、こここそが「ホーム」ではないかと錯覚するほどだった。

 おかげで「士気」は上がりまくって、道場・受講生のおそらく全員が初対面だというのに、ノリノリで快調な授業を行うことができたのは、一種の「豚もおだてりゃ木に登る」現象と言ってよいかもしれない。

 また、授業後には積極的に質問に来る受講生が多く、他の講師が全員引き揚げた後もさらに30分ほど一人だけ居残って対応することになったが、それがすべて終わって帰る時には、エレベータのドアが閉まる前に教務室の全員が立ち上がって「ありがとうございました」と深々と頭を下げて送り出してくれるのも嬉しく、まるで一昨日(おととい)までいた「アウェーのホーム」から、昨日(きのう)は新天地である「ホームのアウェー」へ来たかのようだった。


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Posted by eg_daw_jaw at 16:08 講習会・英文法道場 

July 27, 2016

as ifと仮定法

He [talked] as [if] he [knew all] about our plans, when in fact he [knew nothing] about them.
「彼は、私たちの計画について実は何も知らないのに、まるで何もかも知っているかのような口ぶりだった」

 asの後は、he [knew nothing] about themという「過去の事実」に反する仮定にあたる「仮定法過去完了」の[if] he [had known all] about our plansというわけではない。
 ここは、he [knew nothing] about themという、主節のHe [talked]が示す過去と「時間的に同時の事実」に反する仮定なので「仮定法過去」の[if] he [knew all] about our plansを用いるのが正しい。

 では、asの後に「仮定法過去完了」のif節がくるのはどういうときかというと、ここでは次のように、主節のHe [talked]より「時間的に前の事実」に反する仮定を表すときということになる。

 cf. He [talked] as [if] he [had seen] the accident.
   「彼はまるでその事故を見たかのように話した」
    (たとえば「話した」のが昨日で、「事故を見なかった」のが一昨日)


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Posted by eg_daw_jaw at 23:04 講習会・英文法道場 

July 26, 2016

夏の道場・第2弾(@津田沼D−1)

 「<道場のような>オリジナル講座は難しいから」と根拠なく決めつけて、「まずは基幹講座を受講するように」と強く奨める当校だから、昨年度のテキストを吟味して講座の選択を決める、よほど慎重で賢い受験生でないかぎり、「道場」という「当たりくじ」を引き当てるのは決して容易ではないが、逆にそうした中で「道場」を選んだ受講生は、本当に「賢明」で「幸運」であると考えて間違いない。

◎授業はノートに書くことがたくさんあって大変そうだと思っていましたが、先生が最初から「ノートに書くのではなく、頭に書く勉強」とおっしゃっていたので、勉強に対する考え方を変えることができました。授業内容はよく色々な問題で出てくる英文法の構成が細かくわかったり、似たような言葉の違いがとてもわかり易い説明で自分でも区別できるようになったことがたくさんあって良かったです。

◎ノートではなく頭に書く。確かに、ノートをとっている間に色々聞き逃したり、頭へのインプットが疎かになってしまうことは多々あり、その場で頭に入れようとすることで理解や記憶は向上している実感はあります。ただ、やはり忘れてしまうと思うのでノートにある程度残しておきたい願望もあり、ジレンマです。この講座では他ではあまり聞けない、参考書にもあまり載っていない原理、原則が多く聞け、勉強になりました。

◎「ノートに書かない」のは忘れてしまいそうで不安でしたが、復習してみるとちゃんと覚えていて驚きました。300選でただ暗記していた文も、すっきりと分かりこれから300選も上手く使っていけそうです。

◎飯田先生の300選を学校で使っていてとても重宝しておりずっと道場を受けてみたいと思ってました。全然知らなかった文法の考え方ばかりで大変ためになりました。

◎デモ授業を受けた時から、いいなと思っていましたが、実際に受けてみると、今まで知らなかったこともあったり、本当にかしこくなっている気がして素晴らしい授業でした。4日間、ありがとうございました。

◎初日は授業のスピードがとても速く感じ、ついていくのが大変でした。でも授業の回数を重ねるにつれて、ついていくことができ、文法について知らなかったことも身につけることができました。

◎予習を始めたときは、テキストの分量に圧倒され講義についていけるか不安でしたが、道場主のテンポ感に引っ張られると講義はあっという間で、でも頭にしっかり残っている実感がありました。この講座をとってよかったです!

◎文法問題が非常に苦手だったので、この講習を受講しました。授業のペースは他の先生と比べて速めに感じたが、その分多くの文法問題に触れられることができて良かった。英文暗唱をするように授業を受けると自分の文法力と英作文力が向上したのを感じた。この講習を取って良かったです。

◎今回の講座でたくさん体験することのできる“もやもやとしたものが晴れる”という経験がすっかりくせになってしまい、もう元の暗記じみた英語には戻れないと思います。御指導ありがとうございました。

◎ただ暗記するのではなく、原則を理解し、応用させる大切さがわかりました。4日間ありがとうございました。

◎曖昧にしていた文法事項の再確認だけでなく、新しく学べる事柄も多く、とても実りある講習でした。

◎自分に足りなかった所が、今のうちに発見出来て、とても良い機会だったと思います。質問も丁寧に答えて頂き、ありがとうございました!

◎他ではあまり教わらない細かな所まで考え方から教えて頂いて、賢くなることが出来たのではないでしょうか。

◎普段あまり意識しなかった文構造という見方から授業が受けられてよかった。文法に関して少し解決策が見えてきてよかったです。

◎今まで英文法の勉強の仕方がよくわからず、ふわふわとした勉強をしていたのですが、4日間きっちりと学ぶことができてよかったです。楽しい授業でした。ありがとうございました!


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Posted by eg_daw_jaw at 13:51 講習会・英文法道場 

July 25, 2016

だから言わんこっちゃない!

 どの学科の受験勉強であるかを問わず、「基礎」ができていない限り「応用」はできないが、「基礎」ができていない受験生に限って、「基礎」を疎かにしたり、軽んじたりして、いきなり「応用」からやりたがる。

 「夏の道場」で出講した校舎で、この4日間、他の講座のテキストを持って質問に来る受講生が何人かいたが、こちらには答える義務がないだけでなく、他講師の教材に余計な口出しをしたくもないので、「担当する講師に訊いてほしい」旨を伝えたものの、その講師はしばらく出講がなくて会えないとか、または御茶ノ水まで出向いて受講したので、担当の講師とは後期も含めて会えないと言われれば、仕方なく代わりに答えざるを得ない。

 そうして質問に答えてあげた数人の受講生に共通していたことは、「基礎」がほとんどできていないのに「難度の高い講座」を受講していること、そして、「基礎」ができていないくらいだから、質問の筋が至って悪いことだった。

 「昨年度のテキスト」を見て中身を吟味すれば、受講するのが適切かどうか見当がつくはずであるのに、それを怠って軽率に「講座名」だけを見て決めたり、講座の中身についてよく知りもしない誰かに薦められるままに選択をするから、「自業自得」と言っては可哀そうではあるが、高額な受講料を溝(どぶ)に捨てるような羽目(はめ)に陥ってしまう。
 済んでしまったことを今さら言っても遅いが、「だから言わんこっちゃない」とだけは言っておきたい。


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Posted by eg_daw_jaw at 19:01 勉強法・合格作戦など 

July 24, 2016

勝手にルールで縛るな!

2択

I’ll send you some money if that (   ).
 A. helps  B. will help

 「お金を送る結果として、その後で助けになる」のであって、「助けになる結果として、その後でお金を送る」のではない。

 「that(=私があなたにいくらかのお金を送ってあげること)」が助けになるのは、私があなたにいくらかのお金を送った後にあたる「未来」のことなので、if節willを伴ってif that will helpとする必要がある。

 cf. I'll send you some money if you [need] it.
   「必要なら、いくらかお金を送ってあげます」
    (必要なら、その結果としてお金を送る)

正解) B
完成文)I’ll send you some money if that [will help].
      「それで助けになるなら、いくらかお金を送ってあげます」

 以上のように説明した後でも必ずといってよいほど、「if節ではwillは使えないんじゃないんですか」などという質問が出る。
 そもそも本質を理解しないで、闇雲(やみくも)にルールとして覚えるからいけない。


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Posted by eg_daw_jaw at 22:00 講習会・英文法道場 

July 23, 2016

まさかの質問・案の定の質問

<4択>

He died only a month before he (   ) from college.
 A. graduated  B. graduates  C. was going to graduate
 D. will graduate

 主節の動詞が単純過去形のdiedなので、 before以下は「過去の時を表す副詞節」にあたるが、卒業を前に亡くなった以上、「卒業する」という行為は成立していないので、only a month before he [graduated] from college「『卒業した』よりわずか1ヶ月前に」ではなく、only a month before he [was going to graduate] from college「『卒業する予定だった』よりわずか1ヶ月前に」でないといけない。
 ただし、beforeでなくafterの場合は、「亡くなった」のは「卒業する」という行為が成立した後のことなので、単純過去形のgraduatedを用いて表すことができるのは言うまでもない。

cf. He [died] only a month after he [graduated] from college.
  「彼は大学を卒業してわずか1ヶ月後に亡くなった」
   (「卒業した」のよりもわずか1ヶ月後)

正解) C
完成文)He died only a month before he was going to graduate from college.
     「彼は大学を卒業するわずか1ヶ月前に亡くなった」

 以上の説明をした後でも、「『未来の時を表す副詞節』なのに、beforeの後の動詞は現在形でなくていいんですか」という、「まさかの質問」、いや「案の定の質問」が出る。
 本質を理解しないでルールだけ覚えて、しかも文全体で考えないから、こういう間抜けな質問になってしまう。
 もちろん、主節の動詞が単純過去形のdiedであるのに、before以下が「未来の時を表す副詞節」であるわけがない。

 ✕ He [died] only a month before he [graduates] from college.


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Posted by eg_daw_jaw at 23:39 講習会・英文法道場 

July 22, 2016

勝手なルールを作るな!

(a) I [went] to Hawaii several times [when I was in my twenties].
  「20代の頃に私は、何度かハワイへ行ったことがある

 「〜したことがある」を「現在完了形」で表すことができるのは、それが「現在の時点)」までの経験にあたる場合のことにすぎない。
 上の例は、when I was in my twenties「私が20代だった頃」が示す過去の経験なので、「単純過去形」を用いてI [went] …とするほかはなく、「現在完了形」でI [have been] …とするわけにはいかない。

 when I was in my twenties「私が20代だった頃」にかぎらず、ten years ago「10年前に」やlast year「昨年」などのように、「過去の時を表す副詞」にあたるものを伴う文では、動詞は「過去」を表すものでなくてはならず、「現在完了形」の動詞を用いることはもちろんできないが、逆に、「過去の時を表す副詞」を伴わないからといって「現在完了形」の動詞を用いることができるわけではない。
 たとえば次の例。

(b) He [used to have] a cottage in Hakone. I [visited] him there twice.
  「以前は箱根に彼の別荘があって、私はそこに彼を二度訪ねたことがある」

 「現在との対比にあたる過去」を表すused toを用いてHe [used to have] a cottage in Hakone.と言っている以上、今ではもはや彼の別荘は箱根にはない。
 第2文は「箱根の別荘に彼を二度訪ねた」のが「いつ」のことであるかを示す「過去の時の副詞」にあたるものを伴ってはいないが、だからといってI [have visited] him there twice.と「現在完了形」で表すわけにはいかない。
 「箱根の別荘に彼を訪ねた」のは、「現在の時点)」までの経験ではなく、(今はない)彼の別荘があった「過去」のことにほかならないので、I [visited] him there twice.と「単純過去形」で表すのが正しいのは言うまでもない。

 このような場合に、「『過去の時を表す副詞』を伴っていないので、現在完了形が使えるのではありませんか」という質問を受けることがたまにある。
 「『過去の時を表す副詞』を伴うときは現在完了形の動詞を用いることができない」のは事実であるとしても、逆に、それをもとに「『過去の時を表す副詞』を伴わないときは、現在完了形の動詞を用いることができる」などと、勝手なルールを作ってはいけない。


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Posted by eg_daw_jaw at 22:58 講習会・英文法道場