April 30, 2017

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし!

 これは、「ノムさん」こと野村克也氏が好んで用いる言葉として知られる。

 言動が奇怪で学業成績も芳しくないために、受かる大学は皆無ではないかと誰もが危惧していた受験生が、案の定、受験した大学のすべてで不合格になるかと思いきや、最後の最後に一つだけ、そこそこの大学から合格通知が届くということが稀にある。
 
 誰もが思ったとおり、すべての大学をことごとく不合格になれば「負けに不思議の負けなし」にほかならないが、このように「番狂わせ」が起こって例外的に一つだけ合格したというのが、まさに「勝ちに不思議の勝ちあり」にあたる。

 私大の場合は、かなりの難関でも、最上位の合格者が第一志望の国立大に受かってごっそり抜ければ、補欠待機組のほぼ全員が合格するということは決して珍しくないので、「あの成績でよく受かったなあ」、「受かったのはよかったけど大学の先生は大変だろうなあ」などと周りの者が言う事態になる。

 しかし、入試は元来「間違って落ちることはあっても間違って受かることはない」ということでは、本当は逆に「負けに不思議の負けあり勝ちに不思議の勝ちなし」だから、受験生は「勝ちに不思議の勝ちあり」を期待して、勉強に手を抜くようなことは絶対にあってはいけない。


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Posted by eg_daw_jaw at 16:23 エッセー・雑文など(予備校編) 

April 29, 2017

合格を保証した日!

 4月末の今でも、講師室に質問に来る受講生と少し話してみれば、約10ヶ月後に受験する難関大の入試に合格するかどうかが、「確実に」とは言わないまでも、ほぼだいたいわかってしまう。

 同じ授業を聴いて「理路整然としていてわかりやすい」と思うか、逆に「理屈っぽくてわかりにくい」と思うかの違いもさることながら、それ以上にこちらが奨める「健全で効果的な勉強法」を素直に受け入れて実践するかどうかは、「着々と差をつける」側に立つか、それとも「どんどん差をつけられる」側に回るかの違いになるのは必至で、延いてはそれが「合否の差」になるのは避けられない。

 昨日の午後、授業後に質問に来た一人が、こちらが考える、そうした理想的な受験生であることが少し話すだけでわかったので、つい嬉しくなって衝動的に「君は必ず受かる僕が保証する」と言ってしまったが、その後で整然としっかりした字で書いたノートを見て、自分が保証したことが間違いではないと確信した。


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Posted by eg_daw_jaw at 22:28 エッセー・雑文など(予備校編) 

April 28, 2017

見ないで選ぶ報い!

《受講生》:「入学時にタダでもらえる3冊のうちの1冊に、先生の「300選英作文 基本300選・4訂版)」ではなく、ほかのを選んでしまいました。
《道場主》:選ぶ前に本のページを開いて見なかったのか。
《受講生》:見ませんでした。
《道場主》:本を開いて見比べれば「300選」がいかに得であるかは猿にでもわかるから、誰だって躊躇(ちゅうちょ)なく選ぶんだけどなあ。
《受講生》:そうですね。
《道場主》:見比べた上で「300選」を選ばなかったのだとすれば、よほど「選球眼」が悪いってことだからなおいけないけど、それにしても「商品を見ないで選ぶ」というのが僕には理解できないよ。
《受講生》:「300選」を持ってる人があんなに多いのに、私は選ばなかったので後悔してます。
《道場主》:じゃあ買えばいい。年間の授業料に比べればタダみたいなものだから。
《受講生》:そうですよね。
《道場主》:「タダでもらえるのにもらわなかったヤツには買いに来ても売ってやらない」なんてことはないから。(笑)
《受講生》:はい。(笑)

 タダでもらえる場合を含めて、「商品を見ないで選ぶ」ということはふつうの商行為ではあり得ない。
 たとえ選択を誤っても、学参ならわずか1,000円程度の損失で済むからよいが、1講座2万円の夏期講習だと損害は20倍にも及ぶので、選び間違えて後悔することがないよう、「昨年度のテキスト」をよく見比べて吟味した上で慎重に選ばなくてはいけない。


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Posted by eg_daw_jaw at 15:07 エッセー・雑文など(予備校編) 

April 27, 2017

「叙述用法」と「限定用法」の分詞形容詞

 形容詞には「主格補語(SVCのC)」や「目的格補語(SVOCのC)」として、それぞれ「主語」や「目的語」となっている名詞を説明する「叙述用法」と、「修飾語」として名詞を説明する「限定用法」がある。
 
 そして、現在分詞や過去分詞から転じた「分詞形容詞」にも、同じ形容詞として「叙述用法」と「限定用法」があるが、この1週間に「和文英訳」の授業で、この二つの用法を含む例文を扱う機会があったので、それを紹介する。

(a) My father sounded [tired] when I talked to him on the phone.
  「電話口での父の声は疲れていた」
   (「主語」のMy fatherを「主格補語」として説明する「叙述用法」)

 My fatherは、「疲れさせられる」側であって「(誰かを)疲れさせる」側ではないので、ふさわしい「分詞形容詞」はtiredであってtiringではない。

(b) My boss makes me do all the [boring] work.
  「上司はつまらない仕事をすべて私にやらせる」
   (「目的語」のworkを「修飾語」として説明する「限定用法」)

 workは、「(誰かを)退屈させる」側であって「退屈させられる」側ではないので、ふさわしい「分詞形容詞」はboringであってboredではない。

 ちなみに、同じboringでも次の文では、SVOCのO(目的語)であるthe movieをC(目的格補語)としてを説明する「叙述用法」にあたる。

 cf. I found the movie very [boring].
   「私にはその映画はすごく退屈だった」


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Posted by eg_daw_jaw at 16:52 通常授業 

April 26, 2017

「添削に丸投げ」は効果なし!

 「和文英訳」のテキストに掲載されている「模範例文」を覚えることなく、自分で書いた別解を持ってきて「これでもいいですか」と質問する受講生がたまにいるが、「それでもいい」と答えられることは残念ながらあまりない。

 まずは「模範例文」を覚えることによって自己流の悪い癖を治すのが先決であるのに、それを怠って現状の不十分な、または誤った知識を元に勝手に書いたものを見てもらっても進歩がないどころか自己流にいっそうの磨きがかかるだけになってしまう。

 それは練習問題についても同じで、「模範例文」を覚えるのを省いて、いきなり課題の和文を英訳すると、自分が書いた答案が授業で紹介される英文と似ても似つかないために、とても自力では直すことができない。

 そこで、受講後に講師に添削してもらうほかはないが、それを毎週のように繰り返していると、いかにも熱心に勉強しているように見えて実はまったく力がつくことはなく、自己流の癖がますます悪化するばかりになるのを避けることができない。


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Posted by eg_daw_jaw at 23:28 勉強法・合格作戦など 

April 25, 2017

杓子定規はまっぴら!

 昨日、第5限が終わってすぐに廊下で受講生に呼び止められたのに始まって何人かの質問に答えるのが長引いて、次の授業のチャイムが鳴る直前にやっと講師室に帰ってくると、まるでそれを待ち構えていたかのように、他の科の某講師から「講師室以外で質問を受けるのは規則違反ですよ」と言われた。

 「エッそんな規則があるの?」と訊くと、「『教授にあたられる先生方へだか何だかの冊子に書いてありますよお読みになっていないんですか」と咎めるよう口調の答えが返ってきた。

 それが厳密な規則なら従わなくてはいけないが、少なくとも学務からも校舎からも、それを口頭で言われたことは一度もない。

 この規則が必要だとすれば、それは質問が長引いて次の授業の開始に支障が出ることがあっては困るからに違いないので、答えるのに長引きそうな質問は別として、わずか数秒で答えられる質問まで、受講生にわざわざ講師室まで足を運ばせるのが適切であるとはとても思えない。

 したがって、「規則は破るためにある」とまでは言わないが、そう「杓子定規(しゃくしじょうぎ)」に考えなくてもよいと思うので、次の授業開始のチャイムが鳴る前に余裕で講師室に戻れるのであるかぎり、今後もこの規則に従うつもりはない。


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Posted by eg_daw_jaw at 15:47 エッセー・雑文など(予備校編) 

April 24, 2017

「ゴールを決めない受験勉強」などあり得ない!

 「最初はゴールを決めずに勉強して成績次第で受ける大学を決めなさい」と、誰かが受験生に忠告しているのを傍受?した時にはさすがに呆(あき)れた。

 今は定員割れしているところは言うに及ばず、大して勉強しなくても入れる大学は掃いて捨てるほどあるが、それでも一部の難関大は相変わらずの狭き門だから、漫然と勉強しているうちに「そこに入れるレベル」になったら願書を出そうなどという了見(りょうけん)では、永遠に「そこに入れるレベル」にはならない。

 そもそも人間は目標なしで頑張れるほど強いわけがなく、目標があって初めてどうにか頑張ることができるものであることを考えれば、「ゴールを決めずに勉強して・・・」という忠告がいかに無責任であるかがわかる。

 先日の繰り返しになるが、「学力に合わせて志望大学を決めるのではなく志望大学に合わせて学力を上げる」のでないかぎり難関大に入ることはできないと知るべし。


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Posted by eg_daw_jaw at 15:26 勉強法・合格作戦など 

April 23, 2017

「夏の道場」 (@広島)が実現!

 昨年、京都→津山→福山→広島→福岡と回る旅行で広島を訪れた時、千葉校、横浜校、大阪校を経て広島校に赴任たばかりのT校舎長を陣中見舞(じんちゅうみまい)して、お土産(みやげ)代わりに持参?した「英文法いじわるクイズ$ミリオネア」の特別授業が思った以上に好評だったので、「来年はぜひ『夏の道場』を広島でやらせてほしい」とダメ元で言ったのがこの夏に実現することになった。
 
 しかし、広島行きについては東京の当局からは事前に何の断りもなく、送られてきた夏期講習の日程表に、例年は「千葉」で8月中旬に入っていた2講座目の道場が「広島」に変更になっているのを見て初めて知ったのだった。

 「千葉」では2講座のうち1講座目は受講希望者が多くて毎年のように締め切り講座の栄誉に輝いていたのに、昨年は校舎の在籍人数そのものが減少したこともあって珍しく定員に満たなかったので、それなら2講座目は依頼が来ている「広島」に移そうということになったのだろう。

 事情がどうであれ、広島校に出講できるのは願ったり叶ったりだから、さっそく礼を言うために校舎長のケイタイに電話を入れると、出たのがなぜか別人だった。

《道場主》:もしもし、校舎長のケイタイでは・・・
《St・S》:校舎長のケイタイに代わりに出ております。
《道場主》:そういうあなたはどなた?
《St・S》:St・Sですよ。
《道場主》:やっぱりそうか。ところでこちらが誰だかおわかり?
《St・S》:もちろん、「300選」の先生でしょ。
《道場主》:いかにも。大アタリ!
《St・S》:では校舎長に変わります。
《道場主》:よろしく。
《校舎長》:先生、替わりました。
《道場主》:「夏の道場」を広島に呼んでもらったみたいで。
《校舎長》:はい、よろしくお願いします。
《道場主》:それにしても当局からは何の断りもなく、いきなり「広島」に行くことになってるんだもの。
《校舎長》:ご迷惑だったですか。
《道場主》:迷惑だなんてとんでもない。喜んで行かせてもらうに決まってるじゃないの。
《校舎長》:先生、その前にまた「ミリオネア」をやってくださいよ。
《道場主》:オールスター前にカープの試合を観に行くついでなら、宿代も足代もこっち持ちで行けるからぜひ。
 
 実は先日、昨年の「夏の道場」の受講アンケートを読み返していたら、わざわざ広島から上京して「道場」に来た受講生のものが見つかった。

◎私は英語が苦手で困っていた時に、教えるのが日本一だという飯田先生が授業を開くと聞き、広島から受けに来ました。少ない問題数で、解くときの考え方、予習の大切さ、基本的なことから応用まで全てを学べて、量、質ともにとても良い講座でした。また、先生の教え方も本当に上手で、「すぐに理解できてしまう」、そして「理解したら忘れない」ということにとても驚きました。今回の受講で、理解することの意味、そして大切さをすごく実感しました。これからの英語の勉強に役立てようと思います。この講習は、広島からわざわざ来て受ける価値のあるものだと思え、大満足です。

 喜ぶべし。今年の広島校生は「(広島から)わざわざ上京」しなくても、(広島に)いながらにして「夏の道場」が受けられる。乞御期待!


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Posted by eg_daw_jaw at 16:11 講習会・英文法道場 

April 22, 2017

リトマス試験紙

 昨日の授業は昼食時間を挟んで第4限と第5限という2コマだけだから、それで終われば体力と気力を持て余してしまうが、幸い授業後に質問のための受講生が入れ替わり立ち替わり講師室を訪れてくれて、18時すぎまで忙しく対応することができたので大いに救われた。

《受講生》:質問は以上です。すごくよくわかりました。
《道場主》:それはよかった。それより、今日の授業の50分でずいぶん賢くなったと思わないか。
《受講生》:思います、思います。先生の授業は本当にわかりやすいですから。
《道場主》:それは嬉しいことを言ってくれるではないか。そうやってヨイショができるのも頭のよさの証(あかし)だよ。
《受講生》:ヨイショなんかじゃなくて、本当にわかりやすいです。
《道場主》:まあ君のように僕の授業が「わかりやすい」って言える受講生はだいたい受かるんだ。逆に僕の授業が「わかりにくい」なんて言ってるようでは危(あや)ういってことになるけど。
《受講生》:先生の授業が「わかりにくい」なんて言う人がいるんですか。
《道場主》:いくらでもいるよ。
《受講生》:信じられません。
《道場主》:僕の授業が「わかりやすい」か「わかりにくい」かで合否がはっきり分かれるということでは、僕は「リトマス試験紙」みたいなものかもしれないな。


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Posted by eg_daw_jaw at 15:58 エッセー・雑文など(予備校編) 

April 21, 2017

「辞書を話す」ことはできない!

《受講生》:This is the dictionary I told you about yesterday.なんですけど、どうしてaboutが必要なのか教えてください。
《道場主》:「誰かに何かを話す」はtell somebody somethingで、「誰かに何かについて話す」はtell somebody about somethingだけど、「辞書について話す」ことはできても「辞書を話す」ことはできないから、ここはこの二つ目のほうを使うしかないよね。
《受講生》:確かに。
《道場主》:そうだとすれば、関係詞節の元になる文はI told you [about this dictionary] yesterday.「私は昨日あなたに『この辞書について』話した」であって、I told you [this dictionary] yesterday.「私は昨日あなたに『この辞書を』話した」ではないというわけだよ。
《受講生》:はい。
《道場主》:だから、関係詞を使う文はThis is the dictionary [about which] I told you yesterday.だし、前置詞のaboutを後ろに回せばThis is the the dictionary [(that)] I told you [about] yesterday.となるんだ。
《受講生》:納得です。スッキリしました。ありがとうございました。

 I told you [about this dictionary] yesterday.
→This is the dictionary [about which] I told you yesterday].
→This is the dictionary [(that)] I told you [about] yesterday].
  「これが、昨日お話しした辞書です」

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Posted by eg_daw_jaw at 17:05 質問応答