May 31, 2017

(肯定的に)まだ8ヶ月もある!

 先週末の模試返却に続いて日曜日に受けた模試で打ちのめされるというダブルパンチのせいか、昨日の午前はどの教室も暗く沈んでいて、まるでお通夜のようだったが、こういうときは受講生に元気がない分を講師が補わなくてはいけないので、授業をする側はふだんの何倍も疲れる。

 先日も書いたように、今すぐに入試があるわけではないので、返却された模試の成績が芳しくなかったり、受けた模試が難しくてさっぱり出来なかったからといっ過度に悲観するのは得策ではない。
 落ち込んだり凹(へこ)んだりすることによって成績が上がるのであれば、大いにそうすればよいが、実際には何の効果もない以上、そういう無駄なことは一切(いっさい)しないに限る。

 言うまでもなく、今の学力のままで入試を迎えてはいけないが、実際は「まだ8ヶ月もある」ので、英語の場合、「文法」を土台に数多くの「英短文」を覚えることを通じて常に文単位で考えることを習慣づける「健全で効果的な勉強」を実践すれば、語彙力の増大とともに読めて書ける力が着々と上がって合格に必要な学力を身につけることができる。
 間違っても「もう8ヶ月しかない」などと否定的に考えて、「単語集」と「文法問題集」の2点セットによって、読み書きにつながらない断片的な知識を増やすだけという「不健全で非効果的な勉強」を続けるようなことだけは絶対にあってはいけない。


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Posted by eg_daw_jaw at 10:37 勉強法・合格作戦など 

May 30, 2017

三単現のsと複数のsに関する珍説に唖然!

 「現在形は現在を表さない。昨日もやった今日もやった明日も明後日も来年も二年後も・・・そうやって繰り返し複数回やるからHe teaches English.のteachesはesがついている。これは実は複数形なのである」と某所で誰かがドヤ顔で語っているのを傍受して呆れたというのを又聞きしたが、「・・・」の後の説明には唖然としたというより、こういうことを堂々と言える大胆さにむしろ感心した。

 主語が「三人称単数」でないかぎり「単純現在形」の動詞に(e)sがつかないが、その場合にどうやって「複数形」という説明をするのか、他人事(ひとごと)ながら心配になったので、そのことを問い質(ただ)したら、「(実は)昔は((e)sが)付いていたけどネイティブが使っているうちになくなった」と説明していたという。

 その説明に対して「そうだったんですか。知りませんでした。やっぱり先生はすごいですね」というのが教わる側の反応だったのではないかと危惧したら、実は「当たらずといえども遠からず」の反応だったとのこと。

 この話からなぜか、例の俗説:「『ニュース』は(東西南北ならぬ)北東西南(north / east / west / south)の四方から来るのでn(orth)e(ast)w(est)s(south)→newsという」を思い出した。


<コメント> 2017年05月31日 00:16:33 みちつてと

 三単現の-sについてはいろいろな神話(?)をときどき耳にします。
 
 その1)NHKラジオの英語講座を担当している某先生が学生時代英語のできない先生にあたって,ある時,He always tell a lie.のようなミスプリらしき文を見つけてその先生にtellに-sをつけなくていいのか尋ねたら「よく見ろ,alwaysの方に-sがついてるからいいんだ」という回答をもらった話。

 その2)三単現の-sがわからないと質問に来た学生に,ある先生が冗談で(冗談が通じると思って),The dog runs fast. と The dogs run fast.のような二つの文を並べて書いてみせて「ほら,主語に-sがないときは動詞に-sをつけて,主語に-sがあるときは動詞に -sをつけないんだ」と言ったら,その生徒は「なるほど!わかりました!」と喜んで帰ろうとしたので,あわてて「オイちょっと待て....」という話。


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Posted by eg_daw_jaw at 17:05 エッセー・雑文など(私生活編) 

May 29, 2017

mistake A for B「AをBと間違える」

 姉が昨日のパーティにいたはずはない。君はきっと誰かほかの人と間違えたのだろう。
→(            ) at the party yesterday. You must have mistaken (            ).

 「姉が昨日のパーティにいたはずはない」は、「姉」という聞き手にとって既知で特定している人物を文頭で言うべきなので、there is構文にする謂(いわ)れがない。

 ✕[There can’t have been] my sister at the party yesterday.
 〇My sister [can’t have been] at the party yesterday.

 「君はきっと誰かほかの人と間違えたのだろう」を字面どおりに英訳するとYou [must have mistaken] her [for] someone else.となって、たとえば「着飾っていてふだんとは見間違えるほど美しい姉」を「美人女優」か誰かと間違えたということになりかねないが、そもそも「<そこにいたはずがない>姉(her)」を「<そこにいた>誰かほかの人(someone else)」と間違えるなどということは起こり得ない。
 ここは逆に「<そこにいた>誰かほかの人(someone else)を<そこにいたはずがない>姉(her)と間違えた」と考えるほかはない。

 ✕You [must have mistaken] her [for] someone else.
 〇You [must have mistaken] someone else [for] her.

正解)My sister can’t have been / someone else for her
完成文)My sister [can’t have been] at the party yesterday.You [must have mistaken] someone else [for] her.


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Posted by eg_daw_jaw at 13:44 通常授業 

May 28, 2017

今すぐに入試があるわけではない!

 一昨日の金曜日は模試の翌日というわけでもないのに、受講生にことのほか元気がなくて反応が悪かったので、授業の進行にふだんの何倍も体力を消耗したが、それもそのはず、この日に返却された模試の結果に多くの受講生が落胆しているのが原因であることが、授業後に質問に来た何人かの受講生によってわかった。

《受講生》:質問の前にお願いがあるんですけど、いいでしょうか。
《道場主》:いいけど何?
《受講生》:実は今日返却された模試の成績がすごく悪くて、どうしたらいいか相談に乗っていただけないかと思って。
《道場主》:それなら心配することはないよ。今すぐに入試があるわけではないんだから。
《受講生》:それはそうですけど、私は特に文法問題ができていないので、何か「これは」というアドバイスをいただけないでしょうか。
《道場主》:アドバイスも何も、ふだんから僕が言ってることを焦らず徹底してやればいいだけだよ。

 「文法問題が苦手」という受講生に対して、「文法問題集をすべての答えを覚えきるまで何回も繰り返しやりなさい」などという素人みたいな忠告は絶対にしない。
 そのやり方では、英文が読めて書けるようにならないだけでなく、文法の決まり事を理解しないで断片的に答えを覚えているだけなので、その問題集に掲載されている問題でないかぎり、文法問題すら満足に解けるようにはならない。
 何度も繰り返し言ってきたように、文法を土台に数多くの英短文を覚えることを通じて、常に文単位で考えることを習慣づければ、勉強量に比例して語彙力が上がるのはもちろん、着々と英文が読めて書けるようになっていくだけでなく、そうした健全な勉強を実践していれば、文法問題ごときは余裕で全問正解できるようになるので、わざわざ文法問題の対策などする必要すらない。


<コメント> 2017年05月28日 21:39:00 ara

 [勉強の]“壺”を薦めたら、詐欺師ですね!


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Posted by eg_daw_jaw at 20:01 勉強法・合格作戦など 

May 27, 2017

「〜したはずはない」はcouldn’t 〜ではないのに!

 can’tmayの後に完了形」を続けて [can’t have p.p.] や [may have p.p.] とすることによって、それぞれ「〜したはずがない」や「〜したかもしれない」という「過去」のことについて推量する形を受け入れて例文ごと覚えて使えるようしておけばよいのに、それを怠っているからか、和文英訳のときに「〜したはずがない」を [couldn’t 〜] としたり、「〜したかもしれない」を [might 〜]としたりする誤りをしかねない。

 現に先日、和文英訳で「〜したはずがない」を [couldn’t 〜] としたノートを持参して「これでもいいですか」という質問をする受講生がいた。

(1) 姉が昨日のパーティにいたはずがない。
 →✕My sister [couldn’t be] at the party yesterday.
 →〇My sister [can’t have been] at the party yesterday.

 また、mayの過去形にあたるmightの後に原形を続けた [might 〜] が「〜したかもしれない」という過去の推量を表すわけではないことについてわかっていない受験生が意外に多い。

(2) ジムがまだ来ないんだ。途中で事故に遭ったのかもしれない。
 →✕Jim still hasn’t come. He [might have] an accident on the way.
 →〇Jim still hasn’t come. He [may have had] an accident on the way.

 よく言われるようにmightはmayの弱形だから、may …が「…かもしれない」なら、might …は「もしかすると…かもしれない」というくらいの違いがあるだろうが、He [might have] an accident on the way.では「もしかすると途中で事故に遭うかもしれない」という、「過去」ではなく「未来」の話になってしまう。

 また、ここでmayの代わりにmightを使うのは構わないが、「事故に遭った」という「過去」を表すためには、後ろに来る動詞は「原形」のhaveではなく「完了形」のhave hadでないといけない。

 cf. Jim still hasn’t come. He [might have had] an accident on the way.
   「ジムがまだ来ないんだ。もしかすると途中で事故に遭ったのかもしれない」


<コメント> 2017年05月28日 06:40:41 横尾祐子

 英作基本300選の138の説明がよくわかりません、道を歩きながら、本を読む に対する付帯状況ではなぜないんですか?

<回答> 道場主

 「歩行を(読書の一環として)しながら読書する」のではなく、「歩行しているときに読書する」。。


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Posted by eg_daw_jaw at 21:11 通常授業 

May 26, 2017

よく似た「場所の副詞節」と「時の副詞節」

(a) The book was not [where she had said it would be].
  「本は、あるだろうと彼女が言っていたところにはなかった」

   She had said it would be [on the table].
   「それは『テーブルの上に』あるだろうと彼女は言っていた」
 →[where] she had said it would be
   「(それは)あるだろうと彼女が言っていた『ところに』」

(b) He gave me a ride, so I managed to get to the station [when I had said I would].
  「彼が車で送ってくれたので、私は着くだろうと言っていた時刻にどうにか駅に着くことができた」
   (wouldwould get to the station)

   I had said I would get to the station [at five].
   「私は(私が)『5時に』駅に着くだろうと言っていた」
  →[when] I had said I would (get to the station)
    「(私が)駅に着くだろうと私が言っていた『時刻に』」


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Posted by eg_daw_jaw at 21:54 通常授業 

May 25, 2017

「大過去」の出番!

 先に起こったことを先に述べ、後で起こったことを後で述べてandやbutでつなぐときには、先に述べられていることが先に起こり、後で述べられていることが後で起こったということは記述の順序によって自明なので、二つの動詞には同じ「単純過去形」を用いれば足りる。つまり、先に起こったことだからといって「過去完了形」を用いる必要がない。

(a) My brother [graduated] from college three years ago, and this year he [married] a girl who is as old as he is.
  「兄は3年前に大学を卒業し、今年同い年の女性と結婚した」

 それに対して、「後で起こったこと」を先に述べ、逆に「先に起こっていたこと」を後で述べるときには、後で述べられていることのほうが実は先に起こっていたということを明確にするために、つまりそれが「過去のそのまた過去(=大過去)」のことであったことを示ために「過去完了形」の動詞を用いる。

(b) I [heard] a scream behind me; one of the boys [had stepped] on a snake.
  「私の背後で悲鳴が聞こえた。男子の一人がヘビを踏んだのだ」

 これでやっと、待っていた「大過去」の出番がついにやって来た。


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Posted by eg_daw_jaw at 22:02 通常授業 

May 24, 2017

夏期講習に関して

 難関大志望だというのに「夏期講習は何を取ったらいいですか」と選択を講師や担任に丸投げする受験生には合格の臭いがしない。
 そういう受験生はある特定の講座を受講するだけで志望の大学に合格させてもらうことを期待するばかりで、自力で受かるための努力をするとはとても思えない。
 そもそも夏期講習は、よい意味でそれを「利用」する受験生には大きな効果をもたらすが、「依存」する受験生には何ももたらさない。

 また、「何(なん)講座取ればいいですか」と訊く受講生がたまにいるが、予備校としては受験生に少しでも多くの講座を取らせたいのが本音であるとしても、実際は多く取れば取るほど効果があるというものではなく、自学自習する時間を犠牲にしてまで受講する講座を増やすのは得策ではないので、「できるだけたくさん、取れるだけ目一杯取りなさい」などと奨めるわけにはいかない。

 ところで、講師が自身の講座について「ワシの講座は取らんでええ」と冗談めかして言うのは構わないが、「講習は一講座たりとも取る必要はない」などと公言するのは立場上許されない。
 もし本気でそう思っているのであれば、その講師は「取る必要がない」と自ら言っている講座への出講をすべて辞退しないと筋が通らない。


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Posted by eg_daw_jaw at 23:57 講習会(英文法道場以外) 

May 23, 2017

あり得ない受動態:✕Somebody was explained that …

✕My father was explained that his illness was not at all serious.(「父は自分の病気がまったく深刻なものではないと説明された」のつもりの誤文)

 [explain] something [to] somebody「何かを誰かに説明する」という語法からすると、能動態ならたとえばThe doctor [explained] [to] my father that his illness was not at all serious.となるが、my fatherは前置詞toの目的語ではあっても他動詞explainedの目的語ではないので、My father was explained …という形の受動態は成り立たない。

 [The doctor](S) [explained](V) [to my father](M) [that …](O).

 これがexplainではなくtellなら[tell] somebody something「誰かに何かを言う」なので、The doctor [told] my father that his illness was not serious at all.で、SVO’OのO’にあたるmy fatherを主語として、My father [was told] (by the doctor) that his father was not at all serious.という受動態が可能になる。

 [The doctor](S) [told](V) [my father](O’) [that …](O).
→[My father](S) [was told](V) (by the doctor) [that …](O).

(訂正)explained→told
(訂正文)My father was told that his illness was not at all serious.

《受講生》:explainedの後にtoを補って、My father was explained [to] that …とするのはダメでしょうか。
《道場主》:laugh atのように「自動詞+前置詞」で一個の他動詞と同様に扱えるのであれば、たとえば[All of them](S) [laughed at](V) [him](O).「彼らの全員が彼を笑った」を受動態に転換すればHe [was laughed at] by all of them.「彼は彼らの全員によって笑われた」となるけど、explainedは他動詞としてthat節という目的語が元からあるのに、前置詞toと結びついてexplained toがセットでmy fatherを目的語とする他動詞になるなんてことは考えられないから、他動詞の目的語でもないMy fatherを主語とするMy father [was explained to] (by the doctor) that …などという受動態が成り立つわけがないんだよ。
《受講生》:そうですね。それで納得です。ありがとうございました。


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Posted by eg_daw_jaw at 17:23 通常授業 

May 22, 2017

関係形容詞whichの役割!

<4択>(元問の選択肢を差し替えて改作)

 The police discovered the thieves’ hide-out two days later, by (   ) time, however, the thieves had disappeared.
 A. its  B. that  C. which  D. whose

(正解) C
(完成文)The police discovered the thieves’ hide-out two days later, by which time, however, the thieves had disappeared.「それから2日後に警察は盗賊のアジトを捜し当てた。しかしながら、その時はすでに盗賊の姿はなかった」

《受講生》:先生のテキストではないんですけど、質問してもいいでしょうか。
《道場主》:ホントは担当の先生に訊くのが筋なんだけど、来週まで待てないというのであれば、差し障りのない範囲で答えてあげよう。
《受講生》:ありがとうございます。この問題なんですけど、どうしてthat(元問ではthis)ではいけないのかがわかりません。
《道場主》:ここはtimeを修飾する指示形容詞として働くと同時に文と文をつなぐ働きもする語として関係形容詞のwhichが正解というわけだろ。
《受講生》:そうです。
《道場主》:一方でthatはtimeを修飾する指示形容詞としては問題ないんだけど、文と文をつなぐ働きまではないからダメなんだ。

 cf. The police discovered the thieves’ hide-out two days later. By that time, however, the thieves had disappeared.

 こんなふうに2つの文に分かれてればthatは使えるけど、もしかしてhoweverが接続詞だと思ったのか。
《受講生》:違うんですか。
《道場主》:授業で「副詞」だって教わらなかったのか。
《受講生》:そのことには特に触れなかったと思います。
《道場主》:howeverが副詞だってことくらいはみんな知ってると思って先生はわざわざ言及しなかったんだと思うけど・・・


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Posted by eg_daw_jaw at 08:48 質問応答