June 30, 2019

「よく出るから大事」なのではない!

 ある「文法問題集」で説明に窮して、言うに事欠いて「これはよく出るので覚えておくように」という、とても解説とは言えないものを見かけたことがある。
 「よく出るから大事である」と言いたいのだろうが、本当は因果関係が逆で「大事だからよく出る」ということだろう。

 どちらにせよ、「よく出る」かどうかは解説として書くべきことではないが、たとえば「almostは副詞なので名詞を修飾することができないが、everythingやnobodyのような代名詞を修飾することはできる」というような間違ったことを書かれるよりは、ましかもしれない。

 実は、almost everythingは「almostという副詞がeverythingという代名詞修飾する」のではなく「almostという副詞がeveryという形容詞修飾し、almost everyという形容詞句がthingという名詞修飾する」、そしてalmost nobodyについては「almostという副詞がnoという形容詞修飾し、almost noという形容詞句がbodyという名詞を修飾する」関係であると説明するべきだと思うがどうだろうか。


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Posted by eg_daw_jaw at 20:38 エッセー・雑文など(予備校編) 

June 29, 2019

whatは主語(SVCのS)か主格補語(SVCのC)か

"What is Awaodori?"
"It is the summer festival in Tokushima."

(a) "Who is Jack's girlfriend?"(SVC)
 "Betty is."(SVC)
 「誰がジャックの彼女なんですか」
 「ベティ(がジャックの彼女)です」

 [Who] is Jack's girlfriend?
 (問いのWhoはSVCのS)
→[Betty] is (Jack's girlfriend).
 ((  )内は省略するが、答えのBettyもSVCのS)

(b) "Who is Jack's girlfriend?"(CVS)
 "It is Betty."(SVC)
 「ジャックの彼女は誰なんですか」
 「(ジャックの彼女は)ベティです」

 [Who] is Jack's girlfriend?
 (問いのWhoはSVCのC)
→It (= Jack's girlfriend) is [Betty].
 (答えのBettyもSVCのC)

 冒頭の例は、(b)と同タイプにあたる。

"What is Awaodori?"(CVS)
"It is the summer festival in Tokushima."(SVC)
「阿波踊りって何ですか」
「徳島の夏祭りです」

 [What] is Awaodori?
 (問いのWhatはSVCのC)
→It (= Awaodori) is [the summer festival in Tokushima].
 (答えのthe summer festival in TokushimaもSVCのC)


<コメント> 2019?06月29日 23:17:44 受験生
 
 リスニングの勉強法について教えて頂けませんか?
 というのも、師のブログを拝見する前は単語帳の短文を使っていたのですが、師のブログを拝見して単語帳を使うのを辞め何をしたらいいのか分からないので。

<回答> 道場主

 読めないことは聴けない。300選にかぎらず例文集で、文法の決まり事を素直に受け入れて英短文を覚えて使えるようにする、それを土台に常に文単位で考えることを習慣づける、例文集についているCDでナレーターの発音を模倣する、など。


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Posted by eg_daw_jaw at 18:12 通常授業 

June 28, 2019

応答疑問

(a) "I am going to Canada to see Betty."
  "Oh, are you? How is she?"
 「ベティに会いにカナダへ行きます」
 「あら、そうなの? ベティどうしてる?」

 I am going to Canada to see Betty.
→Oh, are you (going to Canada to see Betty)?
 ((  )内は省略)

(b) "I like playing the piano."
  "Oh, do you? Why do you like playing the piano?"
 「私はピアノを弾くのが好きです」
 「あら、そうなの? どうしてピアノを弾くのが好きなの?」

 I like playing the piano.
→Oh, do you (like playing the piano)?
 ((  )内は省略)

(c) "I went to a rock concert yesterday."
  "Did you? How was it?"
 「昨日ロックのコンサートへ行ったんだ」
 「そうなの? どうだった?」

 I went to a rock concert yesterday.
Did you (go to a rock conert yesterday)?
 ((  )内は省略)


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Posted by eg_daw_jaw at 22:18 通常授業 

June 27, 2019

forget to 〜とforget 〜ing

I forgot [to make an important call] yesterday.
「私は昨日、大事な電話をすることを忘れた」

 forget to 〜「《(これから)〜すること》を忘れる」とforgeting「《(過去に)〜したこと》を忘れる」の違いから、「yesterdayは《過去》の時を表す副詞なので、forgotの後は《(過去に)大事な電話をしたこと》にあたるmaking an important callでなくてはいけないのではないか」という質問が出るが、その考えは間違っている。

 yesterday「昨日」が修飾するのはforgot「忘れた」であって、making an important call「大事な電話をした<こと>」ではない。

〇I forgot [to make an impotant call] yesterday.
 「私は昨日、《大事な電話をすること》を忘れた」
×I forgot [making an imporant call yesterday].
 「私は、《昨日大事な電話をしたこと》を忘れた」

 そもそも、「昨日大事な電話をした」と認めておきながら「(それを)忘れた」と言うのは矛盾も甚だしく、大嘘をついたことになってしまう。

 実は、こうした I が主語のforgetingは概ねwill neverを伴う否定文で用いる。

 cf. I'll never forget [spending a wonderful summer there with my late husband].
  「私は、亡き夫とともにそこで素晴らしい夏を過ごしたことを決して忘れません」


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Posted by eg_daw_jaw at 20:00 通常授業 

June 26, 2019

tempuraとshimbun

《N君》:「天ぷら」はローマ字では、どうしてtenpuraじゃなくてtempuraって書くんですか。
《道場主》:tenpuraだと、tenで「唇が開いた形」の後がpuraで「唇が閉じた形」だから発音しづらいけど、tempuraなら、temで「唇が閉じた形」の後が同じく「唇が閉じた形」のpuraだから発音するのに都合がいいんだ。
《N君》:そういうことですか。
《道場主》:pだけじゃなくてbについても同じだよ。「新聞」はshimbunであってshinbunではないし、「新橋演舞場」はShimbashi-EmbujoであってShinbashi-Enbujoではないもんね
《N君》:知りませんでした。
《道場主》:英語だって、impossibleであってinpossibleではないし、imbalanceであってinbalanceではないだろ。
《N君》:そうですね。
《K君》:「カボチャ」のpumpkinもありますね。
《道場主》:そう。もう一つ「竹」のbambooも。

 mp:te[mp]ura i[mp]ossible pu[mp]kin
 mb:shi[mb]un Shi[mb]ashi-E[mb]ujo i[mb]alance ba[mb]oo

 以上、N君のリクエストに応えて投稿。


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Posted by eg_daw_jaw at 22:38 通常授業 

June 25, 2019

授業は予習、模試は復習!

 学力は「授業」を受けるだけでは上がらない。
 受講する前の「予習」によって上る。

 「授業」に関するかぎり、「予習」と「復習」でどちらが大事かといえば、「予習」が大事に決まっている。
 「授業」は「予習」をするおかげでよく理解することができるが、逆に「予習」を怠れば理解することが難しく、理解できていないことは「復習」しようにもその術(すべ)がない。

 真面目に「授業」を受けているのに成績が一向に伸びないという悩みを訴える受講生がいるが、それは「授業」を理解するために不可欠な「予習」を怠っていることが最大の原因であると考えられる。

 ところで、予め何を学ぶかがわかっている「授業」と違って、何が出題されるかが事前にはわからない「模試」には、逆に「予習」ではなく「復習」が必要になる。

 学力は「模試」を受けるだけでは伸びない。
 受けた後の「復習」によって伸びる。

 「模試」を受けっぱなしにして「復習」を怠れば、受験料がカネの無駄遣いに終わってしまう。


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Posted by eg_daw_jaw at 15:50 勉強法・合格作戦など 

June 24, 2019

板書:ティーチング=守備:バッティング

 堅気の学校のA先生によれば、教師の「板書」は練習によって誰でも上達するが、一方「ティーチング」の力は天性のものなので練習によって劇的に伸びるものではないと、元上司の名物校長から言われたことがあるという。

 そういえば、野球選手について元プロ野球選手で評論家の誰かが同じようなことを言っていたのを思い出す。
 
 野球選手の「守備」は練習を積むことによって誰でも上手くなるが、一方「バッティング」の力は生まれながらの資質によるものなので練習したからといって上達するものではない。

 確かに教師にとって「板書」は野球における「守備」のようなもの、そして「ティーチング」は野球における「バッティング」のようなものかもしれないが、自分の場合は、「ティーチング」の力は今もなお伸び続けているという自負があるのに対して、「板書」のほうは自らそれを「二の次」と考えていることもあって、なかなか上達しない。


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Posted by eg_daw_jaw at 22:15 エッセー・雑文など(私生活編) 

June 23, 2019

「もらったプリントを読まない」なんて!

 授業を補充するためのプリントをもらっただけで勉強したつもりになっているということはないとしても、せっかく受け取ったプリントを読もうともしない不届き者は少なくない。

 先日も数日前に配布しておいたプリントを授業で使おうとした時に、あまり読んでいる気配が感じられなかったので、挙手をさせて確認したところ、3分の2強がまったく「読んでいない」ことがわかった。

 プリントをもらいっぱなしでまったく読まないのは、授業に出席はしても聴かずに居眠りをしているのに似ている。
 しかも、忙しい中を好意で用意した力作のプリントだというのに、それを読まないようではきっとバチが当たる!

 それをここに書くだけでは読まれるかどう怪しいので、該当者の全員に確実に伝わるように授業中にはっきり言わざるを得なかったが、はたして効果はあっただろうか。


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Posted by eg_daw_jaw at 21:16 勉強法・合格作戦など 

June 22, 2019

the Scond World Warとa third world war

English is spoken as [a second language] in this country.
「英語は、この国では第2言語として話されている」」

 a second languageであって、the second languageでないのはなぜか。

 たとえばWorld War II「第二次世界大戦」は、secondという「序数」を用いていえば、the Second World Warとなるが、「第三次世界大戦」はa third world warであって、the Third World Warではない。

 the Second World War「第二次世界大戦」
 a thrid world war「第三次世界大戦」

 「第二次世界大戦」は過去に起こった特定の戦争なので「定冠詞the)」をつけてthe Second World Warというが、「第三次世界大戦」は幸いまだ起こっていなくて「三度目の世界戦争」の候補の一つにすぎないので、「不定冠詞a)」をつけてa third world warという。

 話を戻せば、すでに特定している「母語」と違って、「第二言語」は数多くある「二つ目の言語」の候補の一つにすぎないので、「第三次世界大戦」の場合と同じく「不定冠詞(a)」を伴ってa second languageという。


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June 21, 2019

自己肯定感指数!

 気圧の変動に過敏に反応して心身に不調を来(きた)すのを「気象病」と呼ぶらしいが、元はといえば、年齢を重ねることによってエストロゲンという名のホルモンの分泌が低減または停止することが原因だという。

 振り返れば1か月ほど前、急激な「気圧の低下」と「高湿度」のダブルパンチを喰らって「気象病」に見舞われたのか、「自己肯定感」が著しく減退して思わぬ「鬱状態」を招いてしまった。

 そうなってしまうと、自分の言動のすべてが無意味で無価値に思えるため、「読書欲」も「執筆欲」も大きく後退して、何を読む気も書く気も起らなくなる。
 授業だけは空元気(からげんき)でこなすことができるが、説明がくどくなったり声が上ずったりして「自己肯定感」が高いときのように快調ではないことが自覚されるので疲労度も高い。

 そういうときは無理に逆らっても仕方がないので、「自分」のせいにするのはやめて、専ら「気象」のせいにするに限る。

 今は曲がりなりにもそのことを書いているくらいだから、少なくとも「執筆欲」がゼロということはないが、梅雨時にしては珍しく好天で快適だった昨日の「自己肯定感指数」が100だったとすれば、今日は60か70くらいだろうか。


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